IT 003 003 3.11 IT
目次 グーグルの72 時間 10 1 初動 ヤフーの災害プロジェクト 38 ツイッターの動きと今後の課題 50 アマゾンの ほしい物リスト 59 最先端クラウド企業アマゾンの挑戦 64
MITメディアラボ所長 伊藤穣一が創発するS セーフキャストafecast 75 動画サイトとテレビメディアの相互補完 82 Ustream 2 ツールあるいはメディアとしてのITネットに浮かぶ壮大な支援プロジェクト 106 その時 検証屋はどう動いたか 127 震災後の地域メディアをITはエンパワーできるか 141 地域社会とウェブ コミュニティ@浦安 154
U ユーストリームstream とニコニコ生放送から考えるライブメディアの役割 165 東日本大震災 安否情報システムの展開とその課題 173 海外メディア報道と日本の情報公開 184 原発事故はどう伝えられたか 210 SPEEDIを公開してもパニックは起きない 218 SPEEDIのオペレーション現場 25 226 世界一のスパコン 京けい で災害をシミュレートする 234
3 複合震災とITの可能性日本は再生できるのか? 244 ソーシャルメディアの真価はこれから問われる 260 3 11 以後のジャーナリズム 276 自然エネルギーによる共同体再生へ 304 核と環境とITメディア 332 市民として 引き受けて考える社会へ 362
10 グーグルの72 時間 2 3 11 14 46 26 34 26
グーグルの 72 時間 11 38 26
12 30 災害発生時の活動方針 3 10 9 46 2008 5 16 2010 1
グーグルの 72 時間 13 htp:/www.google.org/crisisresponse/about.html IT 1 1 時間46 分でパーソンファインダーを公開 60 26
14 90 16 32 1 46 1 GeoEye 9 23 50 図 1 パーソンファインダーは消息情報を検索 登録するためのツール 上記は 比較的初期の画面
グーグルの 72 時間 15 六本木コアチームの形成 6 7 24 24
16 3 11 12 3 30 1 海外からの緊急救助隊に地図情報を提供 37 2 18 12 3 140
グーグルの 72 時間 17 13 被災者情報をパーソンファインダーに統合 3000 Picasa
18 14 2 7 Google
グーグルの 72 時間 19 Google Picasa Picasa URL goo.gl/ganbare Google URL goo.gl/sagas 14 5 136 2415 36 9881
20 ボランティアに協力を求める OCR OCR 200 1000 200 40
グーグルの 72 時間 21 3 17 SNS 3 40 90 5000 2011 4 67 14 1 200 5000 20 外部メディアからの情報が合流する3 13 14
22 NHK NHK NHK 14 2 16 NHK NHK PF NHK 2011 6 NTT NHK 16 NHK NHK 14 17 22 24 30
グーグルの 72 時間 23 22 8 3000 パーソンファインダーの課題 67 7 7000 5 5000 IT IT IT
24 5000 IT IT 4 PC 個人情報保護と緊急時の要請 67 3 22 40
グーグルの 72 時間 25 3 14 震災特設サイトに掲載すべき情報 2 1 24
26 A4 1 2 24 72 1 図 2 初期の震災特設サイト ( 一部のみ )
グーグルの 72 時間 表 1 グーグルが地震発生後 72 時間のうちにリリースしたツール プロジェクトなど 1.3 月 11 日午後 4 時頃 発災後 2 時間弱でパーソンファインダーを提供 同日午後 11 時 50 分頃には携帯電話に対応 詳細は本文 14 ページ参照 2.3 月 11 日午後 5 時頃 発災後 3 時間弱で 震災特設サイト 開設 ( グーグル クライシスレスポンス ) 3.3 月 11 日午後 10 時頃 YouTube で TBS が放映するニュースをリアルタイムで世界中に配信 日 米 欧のエ ンジニアが対応 はじめての試みのため TBS 側でもエンジニアが張りつく 18 日に は被災者の動画メッセージを集めた YouTube 消息情報チャンネル を開始 最終的に 650 名以上の安否情報を含む動画 350 本以上を公開 4.3 月 12 日午前 1 時 30 分頃 避難所情報公開 発災直後よりグーグルは率先して 自治体ホームページなどから あ らかじめ行政によって定められている避難所情報を収集 テキスト情報の抽出が困難 な場合は 地図や表の画像などから目視して避難所名などをテキスト化 グーグルマッ プ上に展開して公開 (17 日 毎日新聞社提供によるデータを統合 ) 5.3 月 12 日午後 8 時 15 分頃原発関連情報として 震災特設サイトに 原子力安全 保安院ホームページへのリンク / 福島第一原発避難範囲 ( 地図に追加 )/ 原発 発電所 に関連したニュース リアルタイム検索の結果も表示 6.3 月 13 日正午頃 被災地の衛星写真公開 画像提供で提携している GeoEye 社の人工衛星 GeoEye-1 が撮 影した最新の被災地の衛星写真を公開した 後日更新 7.3 月 13 日午後 5 時頃 募金受付の開始 8.3 月 14 日午前 2 時頃 避難所名簿共有サービス開始 避難所に名簿写真の送信を呼びかける 名簿情報は 目視してパーソンファインダーに入力 詳細は本文 17ページ以降参照 9.3 月 14 日午後 4 時頃自動車 通行実績情報マップ提供 ( 図 3) 本田技研工業 パイオニアからの情報提供にもとづき グーグルマップ上に展開 前日の通行実績のある道路を ホンダが 24 時間ごとに更新し その情報をもとにグーグル側でも更新 28 日 トヨタ 日産からの情報提供も受け 表示地域を拡大し精度も向上した 27
28 1 30 1 2 URL 11
グーグルの 72 時間 図 3 自動車 通行実績情報マップ 上記は初期の画面 ホンダとパイオニアから提供を受けた交通情報データをマップ上に読み込むことは 技術的には難しい仕事だった ふだんのグーグルのやり方にはこだわらずに エンジニアたちは開発時間の短縮を最優先に考え 寝ずにシステムを作り上げた 3 月 28 日以降はトヨタ 日産からも情報提供を受けて より広範囲な通行実績を表示できるようになり 4 月 27 日には渋滞情報も加わった 29
30
グーグルの 72 時間 31 救援物資マッチングシステムを見送る 3 14 14
32 3 3 17 なぜ 決断できたのか
グーグルの 72 時間 33 72 2010 2 5
34 2010 7 1 90 5 83 2011 9 NetApplications 1998 2 2010 2 3457 6804 1 80 13 4560 2011 5 FTSE 1 80
グーグルの 72 時間 35 注 1 htp:/www.google.org/crisisresponse/about.html IT 2 3 SNS SocialNetworkingService Google+ 4 2011 34 35
36 5 2010 12 2 ITpro htp:/itpro.nikkeibp.co.jp/article/news/20101202/354822/ 2010 12 2 Yahoo!JAPAN 51 47 98 Web 2010 10