Page 1 of 7 2004/11/10 公開 コンセプト 資金的にも設置場所的にも 鉄道模型レイアウトを複数ポンポン作れる方というのはおそらく稀と思われます 大袈裟な言い方をしますと 鉄道模型レイアウト作りは自宅購入同様に 一生に一度の大仕事 という認識の方もおられるでしょう 今回ご紹介するレイアウトプランはそんなあなたにお奨めな欲張りプラン 600 x 900mm の世界を大胆にニ分割し 二つの異なる風景を取り込んでしまおうという趣向です 基本的な考え方はレイアウトボードを中央の仕切り板で 300x900mm の二つの長方形に分割して異なる風景を作り込み 仕切り板には適当な背景を描いて目隠しとする と言うものです 特に今回の例では 二つの世界の差異を強調するべく 拙作第二期レイアウト (*1) の工法を応用して無勾配でありながら半面を高架構成にしてみました 最急部 R243mm 総延長約 2800mm ( ループ部 2280mm) 配偶者の意向を激しく気にせねばならん点も自宅購入と似ています ちょっと無理矢理
Page 2 of 7 < 俯瞰図 > 蛇足ながら 設置に当たってはレイアウトの向きを気分次第で 180 度展開できるだけの周辺スペースが必要です でないと 両面 にする意味がありませんので ポイント 駅の有効長を少しでも確保するため R243 オーバルエンドレスをベースに対して約 10 度傾けています これにより 約 380mm の直線部を捻出しています スクリーンショットでは 313 系 2 輌編成を配置してみましたが 18m 級の 3 両編成くらいまでは受け入れ可能と思われます 本文では触れていませんが 給電位置に注意してください どちらを正面にむけてもフィーダーが手前に引き出せるよう 左右どちらかの頂点に設置することをお奨めします 地方私鉄の電車なんかが似合うんではないか と勝手に思ってます 都市側のポイントは二つ < 都市側全景 > 第一に 地方都市の高架駅っぽさを演出する手段として複線ガーダー橋を敢えて流用すること これの手前側ジョイントを HC243-45 に接続し 奥側の空いた空間に対向式プラットフ 正直なところ この高架駅のプランの実現性はちょっと自信ないです やってみようという方は自己責任 現物合わせ覚悟で部材調達されたし
Page 3 of 7 ォームを設置します VRM 上でシミュレートした感じでは ガーダー端の切り継ぎ加工さえすれば TOMIX 対向式ホームであれば中央部 1 つと両端が丁度いい具合にはまり ホーム出口のクリアランスも確保できそうな感じがします 第二に 高架下建物セットで敢えて駅下の空間の一部を隠すこと これはプラットホームだけあって駅本屋が無いことを誤魔化すためでもあるのですが それ以上に 駅中央の隙間だけを残すことで 300mm しかない奥行きを強調する効果を狙っています 個人的な好みに過ぎないやも知れませんが 高架下の チラリズム は意外に萌えます 田舎側は逆にあっさりと < 田舎側全景 > VRM3 の仕様上の制限と言いますか 単に ghost の腕がショボいのか 上掲載スクリーンショットでは背景がいささか悲惨なことになっていますが ここに適当な風景写真でも貼ってやりさえすればそれなりに見れるものになるような気がします 使用部材例 メーカー 部品名 数量 TOMIX C243-45(F) 3 TOMIX HC243-45(F) 5 TOMIX C541-15(F) 1 TOMIX S70(F) 1 TOMIX S72.5(F) 1 TOMIX S99(F) 2 TOMIX S140(F) 3 TOMIX エンドレールE(F) 1 TOMIX N-PL541-15(F) 1 TOMIX 複線ガーダー橋 ( 緑 ) 3( 1) TOMIX 対向式ホーム 1 TOMIX 対向式ローカルホーム 1 TOMIX 複線 PC 橋脚 4 TOMIX PC 勾配橋脚 (55mm 高 ) 5 TOMIX わらぶき農家 1 TOMIX 複 / 単線架線柱鉄骨型 6 TOMIX 単線架線柱近代型 8 左記数量は一部の例外を除いて部品の実点数です パッケージ数ではないことにご注意ください ポイントは非電動推奨 今回のようなプランではポイント無しというのもアリかとは思いますが 情景の一部と割り切って組み込んでみました そういう意味で電動ポイントは無駄と思われます
Page 4 of 7 TOMIX 総合ビル 1 TOMIX ガソリンスタンド 1 TOMIX コンビニエンスストア 1 TOMIX ラウンドビル 1( 2) TOMIX スクエアビル 1( 2) TOMIX 商業ビルA~C 各 1 TOMIX ガード下建物 2 TOMIX 自転車 TOMIX 柵 看板セット KATO 地上駅舎 1( 3) KATO 信号 方向板 1( 4) KATO シナリーペーパー砂目 ( 5) GM 踏切セット 1 GM 電柱 12 GM 三燈式信号機 3 自動車ストラクチャ各種 30mm 厚発泡スチロール板 1mm 厚ベニヤ板 ( 5) 設計図 3mm 厚ベニヤ板 5mm 厚ベニヤ板 ( 6) パウダー フォーリッジ ライケン 床材用人工芝生 ( 7) 樹木完成品 1 切り継ぎ要 うち 1 つを 99mm に切断し合わせることを想定 2 上 2 階 下 3 階に分割しての利用を想定 3 改造要 本プランとはプラットホームへのアプローチの向きが異なる 4 パッケージ数を表記 一度買えば一生モノ とは言わないが 当面信号と方向板には困らない 5 あぜ道 道路表現に使用 6 レイアウト中央部仕切り板としての利用を想定 7 水田表現に使用
Page 5 of 7 < トラックプラン > 完成予想図 <VRM3 レイアウター図 > 前述の チラリズム に通じますが
Page 6 of 7 レイアウトを作るに当たって 運転ポジションから全体を見渡せるような実装にするのは それはそれで 1 つのスタイルと思いますが 敢えて運転ポジションからは何かの陰になって見えない部分を用意した上でそこに作り込みをおこない 後から覗き込む楽しみ ってのも一興と思うわけで 変態っぽいですか? < 高架駅を裏側から覗いてみる > エンドレスループをベースに対して傾ける副次的な効果がコレ デスクトップレイアウトにオーバルループをその直線部がボードと平行になるように作ると どうしてもベースの外延部に沿って走るトラックプランとなるため レールの手前には何もストラクチャがない状態になります が 高架線であれば やはり列車の左右両側にビルのある光景を たとえほんの一部でも用意してみたいワケで < ビルの間を抜けて出発 > 正直なところ このプランの田舎側はやや手抜きです < まったりとした踏切からの眺め > 都市側ではループ線を斜めに配したことによって生まれた空間にビルを配してみましたが 田舎側では待避線を敷いてみました これは列車を走行させるためというよりは やはり本線を走行する列車の手前に何かを配置して視線の一部を遮り 空間の奥行きを表現する点を狙っています こういう場合 留置貨車が調達も安価で良いと思うんですが
Page 7 of 7 < 待避線には留置貨車等を配置して > 今回のプランは このプラン自体がどうこう と言うよりは 600x900mm を中央の仕切り板で分割してみる というアイデアのサンプルとしてやってみました レイアウトは作ってみたいがアレもコレもやってみたくてまとまらない でも複数作ると置き場が と悶々としておられる方には こういう割り切り方もありではないか というお話でした *1 http://www.nodus.ne.jp/ghost/vrm-n/log2.html 例によって水増しコンテンツですな すんません ghost は ここに紹介したレイアウトプランについて その施工実現性をいかなる場合においても保証いたしかねます ご承知おきください Webmaster: ghost@nodus.ne.jp