平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_登録免許税の特例措置編

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平成30年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_登録免許税の特例措置編

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平成30年 住宅リフォーム税制の手引き 本編 不動産取得税の特例措編

2. 実施した工事の内容 3. 実施した工事の費用の額 (1) 特定の増改築等に要した費用の総額 第 1 号工事 ~ 第 7 号工事に要した費用の総額 (2) 特定の増改築等のうち 第 1 号工事 ~ 第 6 号工事に要した費用の額 第 1 号工事 ~ 第 6 号工事に要した費用の額 (3) 特定の

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_贈与税の非課税措置編

住宅リフォームの減税制度の概要 リフォームの減税制度 一定の要件を満たすリフォームを行った場合に受けられる減税制度は 5 種類あります 各制度の概要と主な要件は以下の通りです 詳細は本編をご覧ください 減税制度の種類 1. 所得税の控除 1 投資型減税 2 ローン型減税 3 住宅ローン減税 2. 固



2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月


Microsoft Word - No.23_住宅財形の払出し要件.doc

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1. 概要 所得税 贈与税 1 ー 1. 増改築等の減税制度 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置には 次の制度があります ❶ 所得税額の控除増改築等のリフォームを対象とした所得税額の控除には 住宅ローン控除制度 があります ❷ 贈与税の非課税措

所得税確定申告セミナー

住宅の省エネエネ改修改修に伴う固定資産税固定資産税の減額制度減額制度について 平成 20 年 1 月 1 日以前に建てられた住宅 ( 賃貸住宅を除く ) について 平成 20 年 4 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日までの間に 一定の要件を満たす省エネ改修工事を行った場合 120 m2

平成28年 住宅リフォーム税制の手引き 本編

平成 31 年度住宅関連税制改正の概要 ( 一社 ) 住宅生産団体連合会 平成 31 年 3 月 (1) 住宅ローン減税の拡充 ( 所得税 個人住民税 ) 消費税率 10% が適用される住宅取得等をして 2019 年 10 月 1 日から 2020 年 12 月 31 日までの間にその者の居住の用に

契約をするとき 契約書に貼る印紙税不動産取引で取り交わす契約書は 印紙税の対象となります 具体的には 不動産の売買契約書や建物の建築請負契約書 土地賃貸借契約書 ローン借入時の金銭消費貸借契約書等がこれに当たります 印紙税の額は 契約書に記載された金額によって決定されます 原則として 収入印紙を課税

上記工事が行われ 認定長期優良宅に該当することとなった場合長期優良宅建築等計画の認定主体長期優良宅建築等計画の認定番号 第 号 長期優良宅建築等計画の認定年月日 平成 年 月 日 上記の工事が租税特別措置法若しくは租税特別措置法施行令に規定する工事に該当すること又は上記の工事が地方税法若しくは地方税

第 7 章 間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 52ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期

間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 53ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期間 5 年間

新設 拡充又は延長を必要とする理由(1) 政策目的 消費者のニーズに応じた住宅を選択できる環境を整備する観点や低炭素化 循環型の持続可能な社会の実現の観点から 中古住宅取得や増改築等工事の適用要件の合理化や増改築等工事の対象を拡充することにより 中古住宅の流通促進 住宅ストックの循環利用に資する (

1

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

事務連絡 平成 31 年 2 月 28 日 ( 一社 ) 住宅リフォーム推進協議会ご担当者様 国土交通省住宅局住宅政策課 住宅企画官付 住宅生産課 建築指導課 税制特例に係る証明書における建築士等の個人の住所欄の削除について 平素より住宅行政の推進にご協力をいただき 誠に有難うございます 先般 パブ

1 リフォームの減税制度所得税の控除 ( 投資型減税 ) 3. 所得税の控除 ⑴ 投資型減税リフォームのための借入金の有無にかかわらずご利用できます マンション共用部分の改修工事を行う場合は 全体工事費用のうち申請者が負担した費用の額も控除対象となります A. 耐震リフォームの投資型減税 耐震改修促

住宅借入金等特別控除の入力編

○不動産を売買した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁)

b c.( 略 ) 2 不動産取得税の軽減に係るの発行信託会社等の地方税法附則第 11 条第 12 項に基づく不動産取得税の軽減のための同法施行令附則第 7 条第 12 項に規定するの発行等については 以下のとおり取り扱うものとする イ ロ.( 略 ) 載があること c d.( 略 ) 2 不動産取

別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措

旧なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であるこ用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であることに留意するものとする

Taro-町耐震改修助成要綱 j

住宅借入金等特別控除の入力編

神戸市 2018/4/1 認定長期優良住宅に対する固定資産税の減額措置 通常の住宅と比べて特に長期にわたり良好な状態で使用できる構造や設備を備えている として市の認定を受けた住宅 ( 認定長期優良住宅 ) について 必要書類を添付して住宅所 在地の各区の市税事務所へ申告すれば 固定資産税が減額されま

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Microsoft Word - 所有者周知用(全体).doc

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2. 省エネ改修工事 耐震改修工事をした場合の所得税額の特別控除に係る工事範囲の拡充 (1) 改正の趣旨 背景 新築の長期優良住宅の認定基準制度に加え 平成 28 年 2 月 増改築による長期優良住宅の認定基準が制定された 長期優良住宅であると認定されることで 税制上様々な優遇措置を受けることができ

左記に該当しない方 ボタンを選択した場合 ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 住宅借入金等特別控除の入力画面が表示されます 所得 所得控除等入力 画面で ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 3 ページ

図表 2 住宅ローン減税の拡充 消費税率が 5% の場合 消費税率が 8% または 10% の 場合 適用期間 ~2014 年 3 月 2014 年 4 月 ~2017 年末 最大控除額 (10 年間合計 ) 200 万円 (20 万円 10 年間 ) 400 万円 (40 万円 10 年間 ) 控

内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一

○不動産を贈与した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁)

補助の対象者 ( 申請者 ) 市内に自らが所有し 居住する住宅を改修する方 現在はまだ居住していないけれど 市内に所有している住宅を改修して居住する方 市税の滞納がない方に限ります 補助の対象となる住宅 バリアフリー改修工事の場合 一戸建ての住宅 併用住宅 ( 住宅部分 ) 長屋 共同住宅 ( 専有

1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのものであること (2) 所有者自らが居住していること (3)

#210★祝7500【H30税法対策】「登録免許税ほか」優先暗記30【宅建動画の渋谷会】佐伯竜PDF

○不動産を贈与した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁)

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受贈者ごとの非課税限度額 ( 注 1) 1 下記 2 以外の場合住宅用の家屋の種類 住宅用の家屋の新築等に係る契約の締結日 ( 注 3) 省エネ等住宅 ( 注 4) 左記以外の住宅 平成 27 年 12 月 31 日まで 1,500 万円 1,000 万円 平成 28 年 1 月 1 日から平成 2

住宅税制の概要 1 住宅の取得に係る税制 ( 注 ) を付した部分は 平成 22 年度税制改正により改正されたもの ( 1) 所得税 住宅ローン減税 ( 租 41) ( 国税 ) 住宅の新築 取得又は増改築等をした場合 10 年間 住宅ローン等の年末残 個人住民税 高の1.0%( 長期優良住宅につい

やさしい税金教室

控除の種類判定 次の表に従い 対象となる控除を判定します 区分対象となる控除該当ページ 一般住宅の新築等 A 一般住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 3 ページ 認定住宅の新築等 A2 認定住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 4 ページ 中古住宅の購入 A3 中古住宅の購入に係る住宅借入金等

平成28年 住宅リフォーム税制の手引き 本編

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国住政第 4 号国住生第 2 2 号国住指第 3 0 号平成 29 年 4 月 7 日 各都道府県建築主務部長 各政令指定都市建築主務部長 殿 殿 国土交通省住宅局住宅企画官 住宅生産課長 建築指導課長 租税特別措置法第 41 条の 19 の 2 第 1 項の規定に基づく地方公共団体の長の国土交通大

所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 ⑵ 震災税特法の制度 ( 適用期間の特例 ) の概要東日本大震災によって被害を受けたことにより 住宅ローン税額控除の適用を受けていた家屋 ( 以下 従前家屋等 といいます ) を居住の用に供することができなくなった居住者については その居住の用に供す

1 も と しく りたい の リフォームの の の み わせ 1 リフォームの の 2 の み わせ 住宅 行 要件 満 場合 税 優遇 受 優遇 受 税 種類 次 の ~ 覧 所得税 月 日 月 日 年間 生 個人 所得 課税 税金 ( 国税 ) 要件 満 行 場合 所得税額 控除 受 住宅 所得

受贈者ごとの非課税限度額 ( 注 1) 1 下記 2 以外の場合住宅用の家屋の種類 住宅用の家屋の新築等に係る契約の締結日 ( 注 3) 省エネ等住宅 ( 注 4) 左記以外の住宅 平成 27 年 12 月 31 日まで 1,500 万円 1,000 万円 平成 28 年 1 月 1 日から平成 3

4 住宅購入 名称住宅購入に対する各種税金と給付金に関する支援 担当部課 概要新築または中古の住宅を取得するとかかる税金があります また 所得税控除や給付金が支払われる制度もあります 1. 不動産取得税 ( 県税 ) 土地や家屋などの不動産の取得時に 県が課税する税金です お問い合わせ先 神奈川県藤

相続税計算 例 不動産等の評価財産の課税評価額が 4 億 8 千万円 生命保険金の受取額が 2 千万円 現金 預金等が 4 千万円 ローン等の債務及び葬式費用等が 3 千万円である場合の相続税を計算します 相続人は妻と 2 人の子供の 3 人です ( 評価額を計算するには専門知識を要します 必ず概算

(2) 被災代替住宅用地の特例について 特例の概要 被災住宅用地の所有者等が当該被災住宅用地の代替土地を平成 33 年 3 月 31 日までの間に取得した場合 当該代替土地のうち被災住宅用地相当分について 取得後 3 年度分 当該土地を住宅用地とみなし 住宅用地の価格 ( 課税標準 ) の特例を適用

住宅性能証明等業務案内( )

熱損失防止改修工事証書の交付業務について

○所有者等の住所に変更があった場合の申請書の様式・記載例(オ

1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告

税金のいろいろ所得税の計算の税金サラリーマン20 生活の税金株式の税金事業の税金不動産の税金贈与の税金相続の税金(2) 適用を受けるための主な要件 取得又は増改築等をした日から6か月以内に居住すること 住宅の床面積が50m 2 以上で取得又は増改築後の家屋の床面積の1/2 以上が居住用であること 中

○所有者等の住所に変更があった場合の申請書の様式・記載例(オ

投資型減得税E 長期優良住宅化 ローン型減J 住宅ローン減税 固定資産税制の組み合わせ 所得税投資型減税ローン型減税 J A B C D E F G H I 住宅長期優良長期優良ローン耐震バリアフリー省エネ同居対応住宅化バリアフリー省エネ同居対応住宅化減税 A 耐震 Bバリアフリー C 省エネ 税D

平成 30 年度版 階上町安全安心住宅リフォーム促進支援事業 住宅リフォーム補助制度のご案内 ~ 目次 ~ 1. 階上町住宅リフォーム促進支援事業 補助率と補助金上限額 補助対象となる費用 補助金額の算出方法 申請から補助金の支払いまで

表 1: フラット35 S( 金利 Bプラン ) の基準省エネルギー性 1 断熱等性能等級 4の住宅 2 一次エネルギー消費量等級 4 以上の住宅 すまい給付金の申請については 従前の省エネルギー対策等級 4により H までに申請した証明書で申請可能です 耐久性 可変性 3 劣化対策等

2. 申請を受けた者が指定確認検査機関の場合 申請を受けた指 名 称 印 定確認検査機 住 関 指定年月日及び 指定番号 指定をした者 申請受理日 平成 年 月 日 3. 申請を受けた者が登録住宅性能評価機関の場合 申請を受けた登 名 称 印 録住宅性能評価 住 機関 登録年月日及び 登録番号 登録

財団法人 神奈川県建築安全協会

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送付状新屋敷登記・管理.pages

SBIAQ確認検査業務手数料規定

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

木造住宅耐震診断費の補助 申込み期限 1 月 3 1 日 1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのもの

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財団法人新潟県建築住宅センター

所得税の控除 ( 投資型減税 ) 3. 所得税の控除 ⑴ 投資型減税リフォームのためのローンの借入れの有無にかかわらずご利用できます マンション共用部分の改修工事を行う場合は 全体工事費用のうち申請者が負担した費用の額も控除対象となります A. 耐震リフォームの投資型減税 耐震改修促進税制 1. 現

各年の住宅ローン控除額の算出 所得税から控除しきれない額は住民税からも控除 当該年分の住宅ローン控除額から当該年分の所得税額 ( 住宅ローン控除の適用がないものとした場合の所得税額 ) を控除した際に 残額がある場合については 翌年度分の個人住民税において 当該残額に相当する額が 以下の控除限度額の

必要な書類 市町村 住民票の写し 原本 居住開始年月日を記載するため 法務局 原本 登記簿に記載した内容を確認するため 請負契約書 写 売買契約書 写 ⑨ 家屋 土地等の取得価額を記載するため 住宅取得資金に係る 借入金の年末残高等証明書 原本 二面 一面⑨から転記,,, 借入金残高の確認 家屋の取

富士見市都市計画税条例 ( 昭和 46 年条例第 40 号 ) 新旧対照表 ( 第 1 条による改正 )( 専決 ) 新 旧 附則 附則 ( 改修実演芸術公演施設に対する都市計画税の減額の規定の適用を受けようとする者がすべき申告 ) 6 法附則第 15 条の11 第 1 項の改修実演芸術公演施設につ

贈与税非課税枠証明書業務要領

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この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

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美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱

住宅性能等の新規追加項について ( 解説資料 ) 種 別 耐震基準適合証明書耐震基準適合証明書が存在する 建物が現行の耐震基準を満たしていることを証明する書類であり 建築士事務所登録を行っている事務所に所属する建築士 又は指定性能評価機関が発行する 耐震基準適合証明書 が存在する場合はチェックを入れ

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_住宅ローン減税編

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第2 質疑応答

※ 住民票の除票に記載された住所は,被相続人の登記記録上の住所と一致している必要があります。被相続人の最後の住所が,登記

3. 証明者が登録宅性能評価機関の場合 証明を行った登録宅性能評価機関 調査を行った建築士又は建築基準適合判定資格者検定合格者 登録年月日及び 登録番号 登録をした者 氏建築士の場合 一級建築士 二級建築士又は木造建築士の別 建築基準適合判定資格者検定合格者の場合 4. 証明者が宅瑕疵担保責任保険法

札幌市総合設計制度許可取扱要綱

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Ⅷ. 登録免許税の特例措置編 1. 概要 1-1. 増改築等の減税制度 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置 P.266 1-2. 対象となるリフォームとは 1) 対象となるリフォームの種類 P.266 2) 減税制度の告示 通達 P.267 1-3. 減税額の計算 登録免許税の納付税額 P.267 1-4. 手続きの流れ 登録免許税の特例措置の要件と手続き P.268 2. 建築士の証明手続き 2-1. 必要となる証明書 登録免許税の特例措置の証明書の種類と発行の流れ P.270 2-2. 証明書の発行 増改築等工事証明書記載例 P.272 3. その他 3-1. 既存住宅の取得時に必要となる証明書 1) 証明書の種類と発行の流れ P.276 2) 耐震基準適合証明書記載例 P.277 265

租税特別措置法施行令第 42 条 2 の 2 第 2 項他 (増改築等)第1号工事る大規模の模様替え(増改築等)第2号工事第3号工事増改築等)1. 概要 登録免許税 1 ー 1. 増改築等の減税制度 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置には 次の制度があります 登録免許税の特例措置家屋の所有権の移転登記に対する登録免許税の軽減があります 個人が宅地建物取引業者により一定の質の向上を図るための特定の増改築等が行われた既存住宅を取得した場合に 所有権移転登記に係る登録免許税の税率を一般住宅特例より軽減 (0.1%( 一般住宅特例 0.3% 本則 2%)) を受けることが出来る制度です 制度の概要 制度期間 登録免許税の特例措置 家屋の所有権の移転登記に対する登録免許税の軽減 平成 26 年 4 月 1 日 ~ 平成 30 年 3 月 31 日 対象となるリフォーム 一定の住宅リフォーム 対象となる住宅 工事等の詳細は P.266 267 へ 軽減措置の税率 0.1%( 上記期間内 )( 一般住宅 0.3%) 税額の計算方法は P.267 へ 軽減措置の対象期間 家屋の所有権の移転登記時 申告の窓口法務局 ( 取得後 1 年以内 ) 手続きの流れは P.271 へ 1. 概要 1 ー 2. 対象となるリフォームとは 登録免許税 1) 対象となるリフォームの種類 登録免許税の軽減の対象となるリフォームは次の通りです 通達編 登録免許税移転登記 参照のこと 対象となるリフォームの種類 増築 改築 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) 第 2 条第 14 号に規定する大規模の修繕又は同条第 15 号に規定す マンション等の区分所有する部分について行う次に掲げるいずれかの一定の修繕又は模様替え 1 主要構造部である床の過半について行う修繕又は模様替え 2 主要構造部である階段の過半について行う修繕又は模様替え 3 間仕切壁の室内に面する部分の過半について行う修繕又は模様替え ( その間仕切壁の一部について位置の変更を伴うものに限る ) 4 主要構造部である壁の室内に面する部分の過半について行う修繕又は模様替え ( 遮音又は熱の損失の防止のための性能を向上させるものに限る ) (家屋のうち居室 調理室 浴室 便所その他の室で国土交通大臣が財務大臣と協議して定めるものの一室の床又は壁の全部について行う修繕又は模様替え 266

耐震リフォーム省エネリフォーム同居対応リフォーム長期優良住宅化リフォーム住宅ローン減税贈与税の非課税措置登録免許税の特例措置不動産取得税の特例措置第4号工事(耐震)める地震に対する安全性に係る基準に適合させるための修繕又は模様替え(バリアフリー)7 出入口の戸の改良 8 床材の取替(ム267 第5号工事第6号工事省エネ)使用の合理化に相当程度資する修繕又は模様替え給排水管雨水の侵入防建築基準法施行令 ( 昭和 25 年政令第 338 号 ) 第 3 章及び第 5 章の 4 の規定又は国土交通大臣が財務大臣と協議して定 国土交通大臣が財務大臣と協議して定める高齢者等が自立した日常生活を営むのに必要な構造及び設備の基準に適合させるための修繕又は模様替え 1 通路又は出入口の拡幅 2 階段の勾配の緩和 3 浴室の改良 4 便所の改良 5 手すりの取り付け 6 床の段差の解消 国土交通大臣が財務大臣と協議して定めるエネルギーの使用の合理化に著しく資する修繕 模様替え 又はエネルギーの 第7号給排水管又は雨水の浸入を防止する部分に係る修繕又は模様替え ( 既存住宅売買瑕疵担保責任保険契約が締結された工事止ものに限る ) )当該改修工事が行われる構造又は設備と一体となって効用を果たす設備の取替え又は取り付けに係る改修工事を含みます 登録免許税(2) 減税制度の告示 通達 登録免許税の特例措置 ババリリアアフフリーーリリフフォォーーム編告示等 通達 第 3 号工事の対象となる室平成 26 年国土交通省告示第 432 号 耐震改修工事 ( 第 4 号工事 ) 平成 26 年国土交通省告示第 433 号 バリアフリー改修工事 ( 第 5 号工事 ) 平成 26 年国土交通省告示第 434 号 省エネ改修工事 ( 第 6 号工事 ) 平成 26 年国土交通省告示第 435 号 保証保険契約平成 26 年国土交通省告示第 436 号 住宅用家屋証明申請書 ( 別添 1 2) 耐震基準適合証明書 ( 別添 4) 増改築等工事証明書 ( 特定の増改築等がされた住宅用家屋の所有権の移転登記の税率の軽減の特例及び改修工事がされた住宅の不動産取得税の軽減の特例用 )( 別添 5) 移転登記 についての通達 (H29.4.1 付 ) 増改築等工事証明書 ( 特定の増改築等がされた住宅用家屋の所有権の移転登記の税率の軽減の特例及び改修工事がされた住宅の不動産取得税の軽減の特例用 ) について国住政第 167 号 住宅用家屋証明書 についての通達 (H29.4.1 付 ) 建設省住民発 32 号別途 1 2 4 5 6 については告示編参照のこと 1. 概要 1 ー 3. 減税額の計算 登録免許税 税額の計算 登録免許税の納付税額 課税標準額 円 税率 0.1% = 登録免許税額 比較 ; 一般住宅特例 0.3%( 平成 29 年 3 月 31 日まで ) 本則 2% 市区町村役場で管理している固定資産課税台帳の価格がある場合は その価格です 市区町村役場で証明書を発行しています 固定資産課税台帳の価格がない場合は 登記所が認定した価額です 不動産を管轄する登記所の登記官にお問合せください 1,000 円未満の端数は切り捨てます 価格が 1,000 円未満である場合は 1,000 円になります

宅の要件 取得の時において 新築された日から起算して 10 年を経過した家屋であること住適用要件を確認する事の要件部分の瑕疵を担保する既存住宅売買瑕疵担保責任保険に加入すること工の他の要よって証明されることそ1. 概要 登録免許税11 ー 4. 手続きの流れ 登録免許税の特例措置の要件と手続き 登録免許税の特例措置適用要件と 必要となる手続きを確認しましょう 以下の全てに該当すること 当該個人の居住の用に供される床面積 50m² 以上の家屋であること 耐震性に関して 以下のいずれかに該当する家屋であること 築後 25 年以内 ( 耐火建築物以外は 20 年以内 ) の家屋 一定の耐震基準を満たしていることが次のいずれかの書類により証明されたもの 1 建築士 指定確認検査機関 登録住宅性能評価機関又は住宅瑕疵担保責任保険法人が証する書類 ( 耐震基準適合証明書 ) 2 住宅性能評価書の写し ( 耐震等級が1 2 又は3であるものに限る ) 3 既存住宅売買瑕疵担保責任保険に加入していることを証する書類 ( 保険付保証明書 ) 宅地建物取引業者から当該家屋を取得したこと 宅地建物取引業者が住宅を取得してから リフォーム工事を行って再販売するまでの期間が2 年以内であること対象工事の詳細は P.266 267 へ以下の全てに該当すること 建物価格に占めるリフォーム工事の総額 ( 第 1 号 第 7 号工事に要した費用の総額 ) の割合が20% ( リフォーム工事の総額が300 万円を超える場合には300 万円 ) 以上であること 当該家屋について 以下のいずれかに該当するリフォーム工事が行われたこと 第 1 号 第 6 号工事を行い 工事の合計額が100 万円を超えること 50 万円を超える 第 4 号 第 5 号 第 6 号工事のいずれかを行うこと 50 万円を超える 第 7 号工事を行い 給水管 排水管又は雨水の浸入を防止する証明書については P.272 へ以下の全てに該当すること 住宅の要件 工事の要件に該当する家屋であることについての市町村長等の証明書 ( 住宅用家屋証明書 ) を登記の申請書に添付すること件登録免許税の特例措置について消費者に紹介する場合は 以下の要件を満たしているかどうかを確認します 適用の対象となるリフォームであることが 工事完了後に増改築等工事証明書に 他の税の優遇制度と併用になる場合などでは 以上の要件を満たしていても 当該制度の適用を受けられない場合があります 詳しくは税務署などにお問い合わせください 268

耐震リフォーム同居対応リフォーム告までに必長期優良住宅化リフォーム要な書類住宅ローン減税贈与税の非課税措置登録免許税の特例措置不動産取得税の特例措置登記申請時申告に必要な書類を準備します ❶ 工事実施時 宅地建物取引業者が 増改築等工事証明書 ( 特定の増改築等がされた住宅用家屋の所有権の移転登記の税率の軽減の特例及び改修工事がされた住宅の不動産取得税の軽減の特例用 ) の発行を建築士等 に申請する 建築士等 : 建築士事務所に登録された事務所に属する建築士 証明書発行に必要な書類 指定確認検査機関 登録住宅性能評価機関 住宅瑕疵担保責任保険法人 については P.270 へ 2❷ 工事完了後 宅地建物取引業者が 増改築等工事証明書 ( 特定の増改築等がされた住宅用家屋の所ム有権の移転登記の税率の軽減の特例及び改修工事がされた住宅の不動産取得税の軽減の特例用 ) を建築士等から入手する * 発行者の建築士の免許証の写し又は免許証明書の写しを添付 既存住宅売買瑕疵担保責任保険の保険証券及び保険付保証明書 ( 第 7 号工事が行われた場合 宅地建物取引業者が 既存住宅売買瑕疵担保責任保険に加入し入手する ) 証明書の発行手続き申❸ 宅地建物取引業者が買主に既存住宅を売却する契約時については P.270 へ 買主が 宅地建物取引業者から増改築等工事証明書を入手する 買主が 既存住宅売買瑕疵担保責任保険の保険付保証明書を宅地建物取引業者から入手する ( 第 7 号工事に該当する工事が行われた場合 ) 3 269 住宅用家屋証明書の発行を受けるために必要な書類 住宅用家屋証明申請書に 以下 (1) (7) の書類 ( 又はその写し ) を添付して市町村長等に提出する必要があります (1) 当該家屋の登記事項証明書 (2) 当該家屋の売買契約書 売渡証書等 (3) 住民票の写し ( 申請者が当該家屋の所在地への住民票の転入手続を済ませている場合 ) 又は入居 ( 予定 ) 年月日等を記載した当該申請者の申立書 ( まだ住民票の転入手続を済ませていない場合 ) (4) 耐震基準適合証明書 築後 25 年超 ( 当該家屋が耐火建築物である場合 ) 又は20 年超 ( 耐火建築物以外の家屋である場合 ) の家屋について証明を受けようとする場合のみ (5) 確認済証及び検査済証 設計図書 建築士の証明書等 当該家屋が耐火建築物又は準耐火建築物に該当する区分建物であることを明らかにする書類 耐火建築物又は準耐火建築物に該当する区分建物について証明を受けようとする場合のみ ( 当該家屋の登記事項証明書でこれらの建築物に該当することが明らかであるものを除く ) (6) 増改築等工事証明書 ( 特定の増改築等がされた住宅用家屋の所有権の移転登記の税率の軽減の特例及び改修工事がされた住宅の不動産取得税の軽減の特例用 ) (7) 既存住宅売買瑕疵担保責任保険契約が締結されていることを証する書類 ( 保険付保証明書 ) ババリリアアフフリーーリリフフォォーーム編省エネリフォーム買主が法務局へ下記書類を揃えて提出します 登記申請書 住宅用家屋証明書 ( 当該住宅用家屋の所在地の市町村長等の証明書 )

明書の発行者明書の発行前に確認する書類等の例2. 建築士の証明手続き 登録免許税 2 ー 1. 必要となる証明書 登録免許税の特例措置の証明書の種類と発行の流れ 登録免許税の特例措置 1 増改築等工事証明書 ( 特定の増改築等がされた住宅用家屋の所有権の移転登記の税率の軽減の特例及び改修工事がされた住宅の不動産取得税の軽減の特例用 ) 平成 29 年国土交通省通達において その様式が定められています 1 増築 改築 建築基準法に規定する大規模の修繕又は大規模の模様替えのうち 建築確認を伴うリフォームの場合は 増改築等工事証明書に代えて申告の際に 確認済証 の写し又は 検査済証 の写しを提出すれば 増改築等工事証明書 は不要です 証以下 1~4 のいずれかとなります 1 建築士事務所登録をしている事務所に属する建築士 * リフォーム事業者が建築士事務所登録をしていない場合は 建築士事務所に依頼して証明書を発行してもらうか 2 4 の機関に発行を依頼する必要があります (2 4は証明書の発行業務を行っているかどうかの事前確認が必要です ) 2 指定確認検査機関 3 登録住宅性能評価機関 増改築等を行った家屋の登記事項証明書等家屋の家屋番号及び所在地 居住者が所有者であること 家屋の床面積の要件を満たしていることを確認 4 住宅瑕疵担保責任保険法人証 工事請負契約書の写し ( 左記書類がない場合は 領収書及び工事前後の写真で確認 ) 改修年月日 改修事実を確認 工事費用内訳書等建物価格に占めるリフォーム工事の総額の割合が 20% ( リフォーム工事の総額が 300 万円を超える場合には 300 万円 ) 以上であること 当該家屋について 以下のいずれかに該当するリフォーム工事が行われたこと 第 1 号 第 6 号工事を行い 工事の合計額が 100 万円を超えること 50 万円を超える 第 4 号 第 5 号 第 6 号工事のいずれかを行うこと 50 万円を超える 第 7 号工事を行い 給水管 排水管又は雨水の浸入を防止する部分の瑕疵を担保する 既存住宅売買瑕疵担保責任保険に加入すること 設計図書その他設計に関する書類第 6 号工事以外の工事を行った場合は 当該書類がある場合に限る 既存住宅売買瑕疵担保責任保険の保険付保証明書第 7 号工事が行われた場合 270

耐震リフォームム271 省エネリフォーム同居対応リフォーム長期優良住宅化リフォーム住宅ローン減税贈与税の非課税措置登録免許税の特例措置不動産取得税の特例措置登録免許税の特例措置の手続きの流れ 以下のような流れで証明書を発行します 宅地建物取引業者 建築士等へ証明書発行の依頼 宅地建物取引業者が特定の増改築工事を行う住宅に対して建築士等に証明書の発行を依頼します 建築士等 リフォーム前 : 現地事前調査等 必要に応じて 対象となる改修部位と工事前の状況を確認します また住宅等の要件を満たしているかどうかも確認します 住宅や工事などの要件については P.268 へ 建築士等 リフォーム工事完了後工事内容等を確認工事費用の内訳を確認 減税の対象となる工事の費用の額を確認します リフォーム後 要件を満たしている工事であるかどうかを設計図書や改修後の写真で確認します 工事請負契約書の写し及び工事前後の写真がない場合は 必ず現地調査を行って確認してください 建築士等 証明書の作成 発行 証明書を発行する際は 併せて発行者の建築士の免許証の写し又は免許証明書を添えてください 証明に関する留意事項は別冊の通達編へ 宅地建物取引業者 証明書の入手 宅地建物取引業者が 建築士等から増改築等工事証明書 ( 特定の増改築等がされた住宅用家屋の所有権の移転登記の税率の軽減の特例及び改修工事がされた住宅の不動産取得税の軽減の特例用 ) を入手してください 第 7 号工事が行われた場合は 宅地建物取引業者が 既存住宅売買瑕疵担保責任保険に加入し 既存住宅売買瑕疵担保責任保険の保険証券及び保険付保証明書を入手してください 買 主 宅地建物取引業者が買主に既存住宅を売却する契約時 買主が 宅地建物取引業者から増改築等工事証明書 ( 特定の増改築等がされた住宅用家屋の所有権の移転登記の税率の軽減の特例及び改修工事がされた住宅の不動産取得税の軽減の特例用 ) を入手してください 第 7 号工事が行われた場合は 買主が宅地建物取引業者から既存住宅売買瑕疵担保責任保険の保険付保証明書を入手してください 買 主 お住まいの市区町村へ増改築等工事証明書を提出 市区町村長の証明書 ( 住宅用家屋証明書 ) を買主が入手してください 住宅用家屋証明書の発行を受けるために必要な書類については P.269 へ 買 主 登記申請時に住宅用家屋証明書を法務局へ提出 住宅取得後 1 年以内に登記申請してください 証明に関する留意事項は別冊の通達編へ 証明書の書式は 別冊の告示編に掲載しています また 当協議会又は国土交通省ホームページからダウンロードできます 住宅リフォーム推進協議会リフォームの減税制度検索 国土交通省各税制の概要検索 ババリリアアフフリーーリリフフォォーーム編

2. 建築士の証明手続き 登録免許税 2 ー 2. 証明書の発行 増改築等工事証明書記載例 証明書記入にあたっての詳細は 別冊告示編の証明書の備考を参照のこと 登録免許税の軽減の増改築等工事を行った場合 工事内容 : 1 マンションのスケルトンリフォーム 第 2 号工事 2 トイレ 浴室に手すりを取り付ける工事 第 5 号工事 3 全居室の全ての窓に内窓を設置 第 6 号工事 4 給排水管の取替 第 7 号工事 5 解体 仮設 養生等の付帯工事工事費用 :3,500,000 円 ( 税 経費込 ) 工事を行った住所の建物登記簿に記載された家屋番号と所在地を記載します 272

耐震リフォームバリアフリーリフォーム編不動産取得税の特例措置登録免許税の特例措置贈与税の非課税措置住宅ローン減税長期優良住宅化リフォーム同居対応リフォーム省エネリフォームバリアフリーリフォーム273 税込

証明を行った方の情報を記載してください ( 以下の (1) (4) のいずれかの選択制 ) 押印は認印でも構いません 274

耐震リフォームバリアフリーリフォーム編不動産取得税の特例措置登録免許税の特例措置贈与税の非課税措置住宅ローン減税長期優良住宅化リフォーム同居対応リフォーム省エネリフォームバリアフリーリフォーム275

証明書証明書の発行者* 証明業務を行っていない機関等もあります 書類等の例発行前に確認する3. その他 登録免許税 3 ー 1. 既存住宅の取得時に必要となる証明書 1) 証明書の種類と発行の流れ 証明書の発行手続き登録免許税の軽減の適用を受けるにあたり 住宅用家屋証明書 を登記の申請書に添付する必要があります 耐震性に関して築後 25 年以内 ( 耐火建築物以外は 20 年以内 ) の家屋でない場合 以下のいずれかの証明書が必要となります 耐震基準適合証明書 登録免許税の特例措置 住宅性能証明書又は建設住宅性能評価書の写し 保険付保 以下 1~4 のいずれか 住宅性能証明書 : 以下 2~4 のいずれか建設住宅性能評価書 : 以下 3 注 : 建築士による当該証明書の発行はできません 1 建築士事務所登録をしている事務所に属する建築士 2 指定確認検査機関 3 登録住宅性能評価機関 4 住宅瑕疵担保責任保険法人 以下 4 家屋の登記事項証明書 設計図書その他設計に関する書類等 過去に行われた耐震診断又は耐震改修に関する書類がある場合は当該書類 建築確認済証がある場合は当該書類 証明書の書式は 別冊の告示編に掲載しています また 当協議会又は国土交通省ホームページからダウンロードできます 住宅リフォーム推進協議会リフォームの減税制度検索国土交通省各税制の概要検索 276

耐震リフォームム277 省エネリフォーム同居対応リフォーム長期優良住宅化リフォーム住宅ローン減税贈与税の非課税措置登録免許税の特例措置不動産取得税の特例措置3. その他 登録免許税 3 ー 1. 既存住宅の取得時に必要となる証明書 2) 耐震基準適合証明書記載例 登録免許税の特例措置用 証明書記入にあたっての詳細は 別冊告示編の証明書の備考を参照のこと 証明書の発行依頼者 ( 売主 ) の住所と氏名について 作成する日の現状により記載してください 家屋番号と所在地は調査を行った住宅の建物登記簿に記載されたものとなります ババリリアアフフリーーリリフフォォーーム編1. 建築基準法施行令の耐震基準に適合するもの 2. 建築物の耐震改修の促進に関する法律の耐震基準に適合するもの のいずれか適合する番号に を記載してください 証明を行った方の情報を記載してください ( 以下の 1 4 のいずれかの選択制 ) 押印は認印でも構いません

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