CHAPTER 8 全機能を備えたシステムの場合 電話 Outlook の受信トレイ および Cisco Unity Inbox を使用して メッセージを確認できます 一度新規のボイスメッセージを聞き取るか開くと そのメッセージは削除するまで保存されます Cisco Unity のデフォルト設定では 一定の経過時間に達した場合にメッセージを自動的に削除することはありません Cisco Unity がメッセージ保存ポリシーを強制的に実行するように設定されている場合は Cisco Unity の管理者に Cisco Unity からメッセージが完全に削除されるまでの期間を確認してください Cisco Unity は メッセージ保存ポリシーが強制的に実行されることを通知しません また このポリシーを実行した結果 メッセージが完全に削除されることも警告しません この章では 次の項について説明します 電話によるメッセージ確認 (P.8-2) Outlook の受信トレイからのメッセージ確認 (P.8-7) Cisco Unity Inbox からのメッセージ確認 (P.8-10) 8-1
電話によるメッセージ確認 第 8 章 電話によるメッセージ確認 Cisco Unity を使用して 新しいメッセージおよび開封済みメッセージを電話で確認できます また Cisco Unity の設定状況によりますが 電話で削除されたメッセージの再生と復元を行うことができます 社内の電話に対する Cisco Unity の設定状況によっては 新しいメッセージを受信すると 電話機のメッセージウェイティングインジケータが点灯するか レシーバを取り上げたときに固有のダイヤルトーンが再生されます また Cisco Unity Assistant を使用して ポケットベルや携帯電話などの追加デバイスに対してメッセージ通知を設定できます この項では 2 つの手順を示しています Cisco Unity が標準カンバセーションを再生するように設定されている場合にメッセージを確認するには 1 番目の手順 電話でメッセージを確認する ( 標準カンバセーションのスタイル ) を実行してください Cisco Unity がオプションカンバセーション 1 を再生するように設定されている場合は 2 番目の手順 電話でメッセージを確認する ( オプションカンバセーション 1 のスタイル ) を実行してください その他のカンバセーションスタイルのキーパッドマッピングについては Cisco Unity 電話メニューとショートカット の章を参照してください どのカンバセーションスタイルを使うよう設定されているかについては Cisco Unity の管理者に問い合せてください 電話でメッセージを確認する ( 標準カンバセーションのスタイル ) ステップ 1 ステップ 2 Cisco Unity にログオンします ( メールボックスのサイズが割り当て分を超えたことが Cisco Unity によって通知された場合 詳細については メールボックスのサイズの管理 の章を参照してください ) 新しいメッセージを聞くには 1 を押します または 開封済みメッセージを聞くには 31 を押します 8-2
第 8 章 電話によるメッセージ確認 ステップ 3 聞きたいメッセージのタイプを選択するには 次のキーを使用します (Cisco Unity Assistant でメッセージタイプメニューが使用不能な場合は このメニューは再生されません ) キータスク 1 ボイスメッセージ 2 電子メール 1 3 ファックス 2 4 受信確認 3 # すべてのメッセージ 1. メッセージタイプメニューでは電子メールのキーを使用できますが Cisco Unity は テキスト / スピーチオプションも持つユニファイドメッセージユーザにだけ電子メールを再生します 2. メッセージタイプメニューではファックスのキーを使用できますが Cisco Unity はシステムがファックスオプションを使用している場合だけファックスを再生します ファックスメッセージの場合 メッセージプロパティ ( たとえば 送信者や日時 ) だけが再生されることに注意してください 3. 社内の Cisco Unity の設定状態によっては 一部のメッセージタイプで受信確認を受け取ることができない場合があります ステップ 4 メッセージの聞き取り中に再生を制御するには 次のキーを使用します キー タスク キー タスク 1 最初からメッセージを再生 8 一時停止 / 再生 2 保存 9 早送り 3 削除 # 最後まで早送り 4 低速再生 ## メッセージをスキップして そ 5 音量の変更 1 のまま保存 * キャンセルまたはひとつ戻る 6 高速再生 0 ヘルプ 7 メッセージの巻き戻し 1. 一部のシステムでは使用不可 8-3
電話によるメッセージ確認 第 8 章 ステップ 5 メッセージの聞き取り後にメッセージを管理するには 次のキーを使用します キータスクキータスク 1 再度メッセージを再生 6 新規メッセージとして保存 ( 電話機のメッセージウェイティングインジケータが点灯する または点灯したままになる場合があります ) 2 保存 7 メッセージの巻き戻し 3 削除 8 ファックス機への電子メール 1 またはファックスの送信 4 返信 (NDR に返信する場合は元のメッセージを再送信 ) (NDR を管理している場合は元のメッセージを再生 ) 9 メッセージプロパティの再生 42 全員へ返信 # そのまま保存 44 メッセージ送信者の呼び出し 1 * キャンセルまたはひとつ戻る 5 メッセージの転送 0 ヘルプ 1. 一部のシステムでは使用不可 電話でメッセージを確認する ( オプションカンバセーション 1 のスタイル ) ステップ 1 ステップ 2 Cisco Unity にログオンします ( メールボックスのサイズが割り当て分を超えたことが Cisco Unity によって通知された場合 詳細については メールボックスのサイズの管理 の章を参照してください ) 新しいメッセージを聞くには 1 を押します または 開封済みメッセージを聞くには 31 を押します 8-4
第 8 章 電話によるメッセージ確認 ステップ 3 聞きたいメッセージのタイプを選択するには 次のキーを使用します (Cisco Unity Assistant でメッセージタイプメニューが使用不能な場合は このメニューは再生されません ) キータスク 1 ボイスメッセージ 2 電子メール 1 3 ファックス 2 4 受信確認 3 # すべてのメッセージ 1. メッセージタイプメニューでは電子メールのキーを使用できますが Cisco Unity は テキスト / スピーチオプションも持つユニファイドメッセージユーザにだけ電子メールを再生します 2. メッセージタイプメニューではファックスのキーを使用できますが Cisco Unity はシステムがファックスオプションを使用している場合だけファックスを再生します ファックスメッセージの場合 メッセージプロパティ ( たとえば 送信者や日時 ) だけが再生されることに注意してください 3. 社内の Cisco Unity の設定状態によっては 一部のメッセージタイプで受信確認を受け取ることができない場合があります ステップ 4 メッセージの聞き取り中に再生を制御するには 次のキーを使用します キー タスク キー タスク 1 メッセージの巻き戻し 66 より高速で再生 2 一時停止 / 再生 7 音量を下げる 1 3 早送り 8 音量のリセット 1 33 最後まで早送り 9 音量を上げる 1 4 低速再生 # メッセージをスキップして そ のまま保存 8-5
電話によるメッセージ確認 第 8 章 キータスクキータスク 44 より低速で再生 ## メッセージをスキップして 新規として保存 ( 電話機のメッセージウェイティングインジケータが点灯する または点灯したままになる場合があります ) 5 メッセージプロパティの再生 * キャンセルまたはひとつ戻る 6 高速再生 0 ヘルプ 1. 一部のシステムでは使用不可 ステップ 5 メッセージの聞き取り後にメッセージを管理するには 次のキーを使用します キータスクキータスク 1 スキップバック 82 全員へ返信 2 ファックス機への電子メール 1 またはファックスの送信 88 メッセージ送信者の呼び出し 1 (NDR を管理している場合は元のメッセージを再生 ) 4 再度メッセージを再生 9 保存 5 メッセージプロパティの再生 # そのまま保存 6 メッセージの転送 ## 新規メッセージとして保存 7 削除 * キャンセルまたはひとつ戻る 8 返信 (NDR に返信する場合は元のメッセージを再送信 ) 0 ヘルプ 1. 一部のシステムでは使用不可 8-6
第 8 章 Outlook の受信トレイからのメッセージ確認 関連項目 メッセージの送信および返信 (P.12-1) メッセージの削除 (P.11-1) 電話による受信確認の管理 (P.9-2) 電話によるメッセージ検索 (P.10-1) メッセージ確認時の接続案内 (P.19-2) メッセージの到着通知設定の変更 (P.20-1) Outlook の受信トレイからのメッセージ確認 ユニファイドメッセージユーザは Outlook の受信トレイから ボイスメッセージ ファックス ( ファックスオプションを使用している場合 ) 受信確認 および電子メールメッセージを確認できます 受信トレイでは ボイスメッセージおよびファックスメッセージは次のアイコンでマークが付けられます ボイスメッセージ ファックスメッセージ Outlook は 新規電子メールメッセージを通知する場合と同じように新規ボイスメッセージとファックスメッセージを通知します Cisco Unity Assistant を使用して追加デバイスのメッセージ通知を設定することもできます ヒント ボイスメッセージとファックスメッセージを電子メールからすばやく区別するには メッセージアイコンを使用して Outlook の受信トレイを並び替えます あるいは Outlook に個人用フォルダを作成し ボイスメッセージとファックスメッセージをその他のメッセージとは別に格納します 受信トレイの並び替えとフォルダの設定の詳細については Outlook のヘルプを参照してください 8-7
Outlook の受信トレイからのメッセージ確認 第 8 章 [ 差出人 ] フィールドの情報で 送信者を識別できます このフィールドには Cisco Unity のユーザ名または Unity メッセージシステム のどちらかが表示されます 後者は Cisco Unity ユーザ以外 またはメッセージを残す前に Cisco Unity にログオンしていないユーザによってメッセージが残された場合に表示されます 発信者の電話番号がわかる場合は [ 件名 ] フィールドに番号が表示されます Outlook の受信トレイからボイスメッセージとファックスメッセージを確認する ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 Outlook の受信トレイを開きます ボイスメッセージまたはファックスメッセージをダブルクリックして開きます (Outlook のプレビューペインでボイスメッセージとファックスメッセージを確認することはできません ) 開いたボイスメッセージで Media Master コントロールバーの [ 再生 ] をクリックして メッセージを再生します または 開いたファックスメッセージの添付ファイルをダブルクリックして コンピュータのファックスビューアプログラムを起動します 4 3 55428 8-8
第 8 章 Outlook の受信トレイからのメッセージ確認 4 4 3 55429 ステップ 4 ボイスメッセージまたはファックスメッセージで [ 標準 ] ツールバーのボタンを使用すると 電子メールメッセージの処理と同様にメッセージを管理できます 関連項目 メッセージの送信および返信 (P.12-1) メッセージの削除 (P.11-1) ViewMail を使用した新しいボイスメッセージの通知サウンドの変更 (P.16-2) ボイスメッセージの自動再生の設定 (P.16-4) メッセージの到着通知設定の変更 (P.20-1) 8-9
Cisco Unity Inbox からのメッセージ確認 第 8 章 Cisco Unity Inbox からのメッセージ確認 Cisco Unity Inbox からボイスメッセージとファックスメッセージ ( ファックスオプションがある場合 ) を確認できます ( 電子メールメッセージは Cisco Unity Inbox では利用できません ) Cisco Unity Inbox では表示の自動更新は行われません [ メッセージリストの更新 ] アイコンを定期的にクリックして新規メッセージを確認する必要があります Cisco Unity Assistant を使用して追加デバイスのメッセージ通知を設定することもできます [ 差出人 ] フィールドの情報で 送信者を識別できます このフィールドには Cisco Unity のユーザ名または Unity メッセージシステム のどちらかが表示されます 後者は Cisco Unity ユーザ以外 またはメッセージを残す前に Cisco Unity にログオンしていないユーザによってメッセージが残された場合に表示されます 発信者の電話番号がわかる場合は [ 件名 ] フィールドに番号が表示されます 新規メッセージを定期的に確認するには [ メッセージリストの更新 ] アイコンをクリックして Cisco Unity Inbox を更新します 新しいメッセージを聞いた後または表示した後に再び更新すると 新しいメッセージのアイコンが消えていることが確認できます ヒント メールボックスのサイズが割り当て分を超えた場合の対処方法については メールボックスのサイズの管理 を参照してください Cisco Unity Inbox からボイスメッセージとファックスメッセージを確認する ステップ 1 Cisco Unity Inbox からボイスメッセージを確認するには メッセージの隣にあるスピーカのアイコンをクリックします ( 再生を停止するには もう一度このアイコンをクリックします ) または ボイスメッセージを開いて再生できます a. Cisco Unity Inbox で 送信者名をクリックし 新しいウィンドウでメッセージを開きます 8-10
第 8 章 Cisco Unity Inbox からのメッセージ確認 b. Media Master コントロールバーで [ 再生 ] をクリックします ファックスメッセージの場合 添付されたファックスのリンクをクリックして コンピュータのファックスビューアプログラムを起動します ステップ 2 ボイスメッセージやファックスメッセージを管理するには 次のアイコンとメッセージメニューオプションを使用します 前のメッセージ 次のメッセージ 返信 (NDR に返信する場合は元のメッセージを再送信 ) 全員へ返信 前のメッセージを開きます 次のメッセージを開きます 送信者にボイスメッセージで返信します ( 他の Cisco Unity ユーザからのメッセージに対してのみ使用可能 ) メッセージを受信したすべての Cisco Unity ユーザにボイスメッセージで返信します 転送別のユーザまたは同報リスト ( あるいはその両方 ) にメッセージを送信します ( プライベートのマークが付いているメッセージは転送できないことに注意してください ) 削除 保存 未開封マークを付ける ( ファックスと NDR の場合は未読マークを付ける ) 閉じる メッセージを削除します メッセージと すべての変更 ( メッセージに新規のマークを付けた 件名を変更したなど ) を保存し Cisco Unity Inbox に戻ります メッセージを新規メッセージとして保存する場合は このチェックボックスをオンにします ( この結果 電話機の MWI が点灯します ) 変更を保存せずにメッセージを閉じ Cisco Unity Inbox に戻ります 8-11
Cisco Unity Inbox からのメッセージ確認 第 8 章 関連項目 メッセージの送信および返信 (P.12-1) メッセージの削除 (P.11-1) 受信確認の管理 (P.9-1) メッセージの到着通知設定の変更 (P.20-1) 8-12