一般の贈与 ( 暦年課税 ) がある場合の申告書作成の操作手順を説明します
1 贈与税の申告書の作成を開始する前に 01 2 作成開始 02 3 提出方法の選択等 03 4 取得財産の入力 04 5 一般の贈与がある方の入力 ( 贈与者情報の入力 ) 05 6 一般の贈与がある方の入力 ( 取得財産の入力 ) 06 ⑴ 財産を取得した日 種類等の入力 06 ⑵ 贈与により取得した財産が不動産 株式等の場合の入力 08 ⑶ 財産の価額の入力 09 7 取得財産の入力結果 ( 一般の贈与 ) 010 8 取得財産の入力結果 011 9 贈与税額計算結果表示 013 10 過去の贈与税の申告状況の入力 015 11 住所 氏名等の入力 016
確定申告書等作成コーナー ( トップ画面 ) から贈与税の申告書作成コーナーの 贈与税の申告書の作成を開始する前に 画面までの流れについては 確定申告書等作成コーナー ( 共通 ) の e-tax で送信するための準備編 又は 書面提出 ( 印刷して提出 ) するための準備編 をご確認ください 1 贈与税の申告書の作成を開始する前に 1 贈与税の申告書作成開始 ( 贈与税の申告書作成コーナーへ ) ボタンをクリックしま す 贈与税の申告書作成コーナー では 贈与を受けた財産の評価を済ませた後に申告書の作成を開始してください なお 贈与を受けた財産が路線価方式により評価を行う土地 ( 地目が宅地 ) で 一定の場合に該当するときは 土地等の評価明細書作成コーナー を利用して土地等の評価を行うことができます 土地等の評価明細書作成コーナー をご利用になる場合は 贈与税の申告書の作成を開始する前に 画面の 土地等の評価明細書作成開始 ( 土地等の評価明細書作成コーナーへ ) ボタンをクリックしてください 1
2 作成開始 1 確定申告書等作成コーナーの よくある質問 及び 入力例 へのリンクが表示されます また 検索窓へキーワードを入力し 検索 ボタンをクリックすると よくある質問 の検索結果が表示されます 2 作成の進行状況が表示されます 上段 : 確定申告書等作成コーナーでの申告書等の主な作成の流れを表します 下段の文字リンク : 上段の詳細を表します 3 ご利用ガイド に各リンクがメニュー形式で表示されます ご利用になる際の注意事項等が記載されたページへのリンクですので 作成を行う前に必ずお読みください 4 過去に贈与税申告書形式入力コーナーで作成した保存データを読み込む方は 贈与税申告書形式入力コーナー保存データ読込 のリンクをクリックしてください 5 贈与税申告書作成開始( 非課税の適用を受けない場合 ) ボタンをクリックすると贈与税の申告書の作成を開始します 2
3 提出方法の選択等 1 作成する申告書等を e-tax により提出するか 印刷して税務署に郵送等で提出するかを選択します 2 あなた ( 財産を取得した方 ) の生年月日を入力します ( 西暦での入力もできます ) 1 及び2について これまでの画面で選択 ( 又は入力 ) している場合には 選択 ( 又は入力 ) された状態で表示されます 3 入力した内容に誤りがなければ 入力終了 ( 次へ )> ボタンをクリックしてください 次のいずれかに該当する場合は e-tax により申告を行うことができませんので 1で 印刷して税務署に提出する を選択してください 相続時精算課税の適用を受ける場合で 過去の相続時精算課税分の贈与税の申告状況が5 以上あるとき 受益者等が存しない信託等に係る贈与税の申告をする場合 人格のない社団又は財団が贈与税の申告をする場合 3
4 取得財産の入力 1 一般の贈与 ( 暦年課税 ) の場合は 一般の贈与 ( 基礎控除額 110 万円 ) ボタンをクリックします 3 提出方法の選択等 画面で入力したあなた ( 財産を取得した方 ) の生年月日によって 表示されるボタンの数が変わります 4
5 一般の贈与がある方の入力 ( 贈与者情報の入力 ) 1 贈与者 ( 財産をあげた方 ) の氏名 あなた ( 財産を取得した方 ) からみた贈与者の続柄 生年月日等を入力します 2 入力した内容に誤りがなければ 入力終了 ( 次へ )> ボタンをクリックしてください 参考 贈与者の続柄 について その他 を選択した場合には 続柄の入力 欄及び あなたは 贈与を受けた時において贈与者の子 孫 ( 直系卑属 ) ですか 欄が表示されますので続柄を入力し はい 又は いいえ を選択してください 5
6 一般の贈与がある方の入力 ( 取得財産の入力 ) ⑴ 財産を取得した日 種類等の入力 1 入力中の贈与により取得した財産に適用される財産区分が表示されます あなた ( 財産を取得した方 ) の年齢が 20 歳以上で かつ 贈与者 ( 財産をあげた方 ) の続柄が直系尊属 ( 父母や祖父母など ) である場合は 特例贈与財産 と表示され 特例税率 が適用されます なお あなた ( 財産を取得した方 ) の年齢が 20 歳未満である場合や贈与者 ( 財産をあげた方 ) の続柄が直系尊属 ( 父母や祖父母など ) 以外である場合は 一般贈与財産 と表示され 一般税率 が適用されます 2 入力中の贈与により取得した財産の件数が表示されます 特例贈与財産及び一般贈与財産をそれぞれ 15 件ずつ合計 30 件まで入力可能です 3 贈与により取得した財産について入力します 取得した日を入力し 取得した財産の種類 細目及び利用区分を順にプルダウンメニューから選択してください また 財産の所在地には 各財産の所在場所等を入力します この場合 次に掲げる財産については それぞれ次の事項を入力してください なお 財産の所在地が国外の場合には 財産の所在地が国外である場合のチェックボックスにチェックを入れてください イ売掛金 相手方の住所又は所在地及び氏名又は名称ロ船舶 自動車 登録機関の名称と登録番号ハ有価証券 発行法人の所在地及び名称なお 公債及び上場有価証券で保護預り 保証金の代用 担保などとして提供されているものについては その提供先証券会社などの所在地及び名称ニ預貯金等 預金 貯金 金銭信託については預入先店舗などの所在地及び 6
名称ホ生命保険金 支払保険会社の所在地及び名称へその他の債権 債務者の住所又は所在地及び氏名又は名称 事例のように贈与により取得した財産が 現金 の場合は 財産 の所在地 欄に贈与者 ( 財産をあげた方 ) の住所を入力します 7
⑵ 贈与により取得した財産が不動産 株式等の場合の入力 4 財産の数量 欄には 面積 株数等を入力します 持分がある場合には はい を選択後 持分割合を入力します 財産の単価 欄は 5の入力を行う場合 ( 固定資産税評価額を基として評価する場合 ( 倍率方式 ) の土地及び家屋 ) については 入力の必要はありません 計算 ボタンをクリックすると 6の 財産の価額 欄に自動的に計算結果が表示されます 5 固定資産税評価額 欄には 固定資産税評価額を基として評価する土地及び家屋の固定資産税評価額を入力します 持分がある場合には はい を選択後 持分割合を入力します 固定資産税評価額に掛ける倍数 欄には 固定資産税評価額を基として評価する土地及び家屋について 固定資産税評価額に掛ける一定の倍率を入力します 計算 ボタンをクリックすると 6の 財産の価額 欄に自動的に計算結果が表示されます 8
⑶ 財産の価額の入力 6 取得した財産の価額を入力します なお 4 又は5において 計算 ボタンをクリックして既に金額が表示されている場合でも 金額を訂正入力することができます 金額を訂正入力しても 先に入力された財産の数量 単価等の数値は変わりません また 貸家や貸宅地などについては その家屋の固定資産税評価額に借家権割合と賃貸割合を乗じた価額をその家屋の固定資産税評価額から控除した金額 ( 貸家の場合 ) や自用地としての価額から自用地としての価額に借地権割合を乗じた価額を控除した金額 ( 貸宅地の場合 ) などにより評価することとされていますが 4 又は5の 計算 ボタンではこれらの計算を行うことができませんので 貸家や貸宅地などについては その評価額を6の 財産の価額 欄に直接入力してください 7 同じ贈与者 ( 財産をあげた方 ) から他の財産を贈与により取得している場合は 財産の追加 ボタンをクリックすると6ページの 6 一般の贈与がある方の入力 ( 取得財産の入力 ) 画面が表示されますので 同様の操作で2 件目以降の入力をしてください 8 入力した内容に誤りがなければ 入力終了 ( 次へ )> ボタンをクリックしてください 9
7 取得財産の入力結果 ( 一般の贈与 ) 入力した内容に誤りがないか確認します 修正を行う場合は 修正 ボタンを 削除を行う場合は 削除 ボタンをクリックしてください 1 同じ贈与者 ( 財産をあげた方 ) から他の財産を贈与により取得している場合は 一般の贈与 ( 暦年課税 ) の財産を追加する ボタンをクリックすると6ページの 6 一般の贈与がある方の入力 ( 取得財産の入力 ) 画面が表示されますので 同様の操作で2 件目以降の入力をしてください 2 入力した内容に誤りがなければ 入力終了 ( 次へ )> ボタンをクリックしてください 10
8 取得財産の入力結果 1 他の贈与者 ( 財産をあげた方 ) から贈与により財産を取得している場合は 贈与者を追加する ボタンをクリックすると5ページの 5 一般の贈与がある方の入力 ( 贈与者情報の入力 ) 画面が表示されますので 同様の操作で入力をしてください なお 入力できる贈与者 ( 財産をあげた方 ) は 特例贈与財産又は一般贈与財産に係る贈与者をそれぞれ6 人ずつ合計 12 人までです 一般の贈与以外の入力を行う場合は 該当するそれぞれのボタンをクリックして画面の案内に従い入力をしてください なお 配偶者控除の特例の適用を受ける財産を入力する場合は 操作の手引き 2. 配偶者控除の特例の適用を受ける場合 ( 暦年課税 ) 編 を 相続時精算課税の適用を受ける財産を入力する場合は 操作の手引き 3. 相続時精算課税の適用を受ける場 11
合編 をご確認ください 2 入力した内容に誤りがなければ 入力終了 ( 次へ )> ボタンをクリックしてください 12
9 贈与税額計算結果表示贈与税額等を確認します 修正を行う場合は < 戻る ボタンをクリックしてください 13
1 (7) 欄の (6) に対する税額 の計算方法等を確認する場合には 計算結果の確認 ボタンをクリックしてください 2 外国税額の控除額がある方又は医療法人持分税額控除の特例の適用を受ける方は 控除額の入力 ボタンをクリックして 控除額を入力してください 3 特例税率の適用を受ける財産を3 件以上入力した場合 3 件目以降の財産は贈与税額計算結果表示画面に表示されません 3 件目以降の財産の入力内容を確認する場合は 特例贈与財産分の入力内容を確認する ボタンをクリックしてください 特例税率の適用を受ける財産が3 件未満の場合は 特例贈与財産分の入力内容を確認する ボタンは表示されません 4 一般税率の適用を受ける財産を3 件以上入力した場合 3 件目以降の財産は贈与税額計算結果表示画面に表示されません 3 件目以降の財産の入力内容を確認する場合は 一般贈与財産分の入力内容を確認する ボタンをクリックしてください 一般税率の適用を受ける財産が3 件未満の場合は 一般贈与財産分の入力内容を確認する ボタンは表示されません 5 農地等の納税猶予の特例 株式等の納税猶予の特例又は医療法人持分納税猶予の特例の適用を受ける方は 対応する欄の 猶予税額の入力 ボタンをクリックして 納税猶予税額を入力してください 6 特例税率 の適用を受ける場合で (6) 欄の (5) の控除後の課税価格 が 300 万円を超えるときは 贈与税の申告書のほかに 受贈者 ( 財産を取得した方 ) の戸籍の謄本又は抄本その他の書類で 受贈者の氏名 生年月日及び受贈者が贈与者の直系卑属に該当することを証する書類 を提出する必要がありますので ご注意ください なお 過去に特例税率の適用を受けるためにあなた ( 財産を取得した方 ) とその贈与者 ( 財産をあげた方 ) との続柄を明らかにする戸籍の謄本などの書類を提出している場合には 過去の贈与税の申告状況の入力 ボタンをクリックして 15 ページの 10 過去の贈与税の申告状況の入力 画面に進みます 戸籍の謄本などの書類を提出する必要がない場合は 過去の贈与税の申告状況の入力 ボタンは表示されません 7 入力した内容に誤りがなければ 入力終了 ( 次へ )> ボタンをクリックしてください 14
10 過去の贈与税の申告状況の入力過去に特例税率の適用を受けるためにあなた ( 財産を取得した方 ) とその贈与者 ( 財産をあげた方 ) との続柄を明らかにする戸籍の謄本などの書類を提出している場合には 過去の申告状況を入力します 1 入力した贈与者 ( 財産をあげた方 ) からの贈与について 過去にその贈与者との続柄を明らかにする書類を提出した年分 提出した税務署名を入力してください 住宅取得等資金の非課税の適用を受ける場合は 特例適用のために別途 贈与者との続柄を明らかにする書類の提出が必要となるため 提出した年分 欄及び 提出した税務署名 欄が入力できない状態で表示されます 2 入力した内容に誤りがなければ 入力終了 ( 次へ )> ボタンをクリックしてください 15
11 住所 氏名等の入力 1 あなた ( 財産を取得した方 ) の住所や氏名等を入力します 2 マイナンバーの入力値を表示する にチェックを付けると 1で入力したマイナンバーが表示されます 3 入力した内容に誤りがなければ 申告書等作成終了次へ> ボタンをクリックしてください 住所検索 ボタンを使用すると 郵便番号の入力内容から検索した住所及び税務署情報 ( 都道府県 税務署名 ) を 画面上の対応する入力項目へ自動的に表示することができます 郵便番号で検索できなかった方は 市区町村選択 ボタンをクリックして都道府県市区町村を選択してください 16