表1

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平成30年度事業計画概要

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

施策吊

第3節 重点的な取り組み

OB140418大森法人ニュースVol 月_PDF納品用

Taro Q&A(第2版).jtd

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

Microsoft Word - 02_福利厚生会260910

平成30年度事業計画書(みだし:HP用)

平成12年度事業計画書

子ども・子育て支援事業計画策定業務委託 仕様書(案)

資料3

区(支部)社協会費関係相談記録

Microsoft PowerPoint - 経営方針説明資料(抜出)

加賀市農業委員会農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 30 年 1 月 26 日制定 加賀市農業委員会 第 1 指針の目的 農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) の一部改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地等

一般社団法人送電線建設技術研究会関西支部社会保険等の加入促進計画 1. はじめに 平成 27 年 4 月 24 日制定 建設産業においては 健康保険 厚生年金保険及び雇用保険 ( 以下 社会保険等 という ) の 1 法定福利費を適正に負担しない企業が存在し 技能労働者の医療 年金など いざというと

金融円滑化に対する当金庫の取組状況 平成 27 年 11 月 13 日 高岡信用金庫

ANNUAL REPORT

ページ設定後の書式例

区(支部)社協会費関係相談記録

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第3章 指導・監査等の実施

PowerPoint プレゼンテーション

01表紙案②

三鷹市耐震改修促進計画(改定素案)

自治会における 個人情報取扱いの手引き 霧島市市民環境部市民活動推進課

基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

2. 意見の概要と市の考え方寄せられた意見の概要及び意見に対する市の考え方は次のとおりです 意見書の内容意見に対する市の考え方 前文 に条例の基である 言語 の位置づけを明確に示し 前文 に手話は言語として位置づけられている旨の記載条例の策定趣旨を理解しやすくしてください を追加しました また 前文

1 救護活動 救護活動は赤十字の最も重要な使命の一つです 災害発生直後の医療救護をはじめとする応急対応はもちろんのこと 復旧 復興から減災 防災まで活動の幅を広げていきます そのために 医療救護体制の強化をはじめ平成 29 年度から展開している防災教育事業を一層充実させ 地域コミュニティにおける防災


市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査


ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

資 料 1

p81-96_マンション管理ガイド_1703.indd

平成29年度事業報告

事業計画書

ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提

1. 趣旨この基本方針は 市がネーミングライツの付与に関する事業 ( 以下 ネーミングライツ事業 という ) を実施するにあたり 郡山市広告事業実施要綱 ( 平成 27 年 4 月 1 日制定 )( 以下 実施要綱 という ) 第 19 条 ネーミングライツ スポンサーの募集 に基づき ネーミングラ

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平成22 年 11月 15日

平成23年度の具体的な行動計画(アクションプラン)策定調書

< 基本方針 > 一般社団法人移住 交流推進機構 ( 以下 JOIN という ) は 地方に新しい生活や人生の可能性を求めて移住 交流を希望する方々への情報発信や そのニーズに応じた地域サービスを提供するシステムを普及することにより 都市から地方への移住 交流を推進し 人口減少社会における地方の振興

(1) ほのぼのネット事業 目的事業内容経過方法と時期 担当係: 地域係 地域でサポートを必要としている人の発見 見守り 交流活動を 地域で暮らす住民自らが主体となって取り組む ほのぼのネット活動 の推進を通じて 住民の手による 福祉のまちづくり を展開します 1 ほのぼのネット班 28 班による見

スライド 1

【日証協】マイナンバー利活用推進小委員会提出資料

平成21年度 指定管理業務評価シート(様式)

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律第 7 条第 1 項に規定する説明書類 奄美信用組合 奄美信用組合は 奄美地区における金融の円滑化への取り組みをこれまで以上に強化するとともに その取り組み姿勢をお客様にご理解していただき 借入の条件変更等に関する ご要望 ご相談に迅速

3 歯科医療 ( 救護 ) 対策 管内の歯科医療機関の所在地等のリスト整理 緊急連絡網整備 管内の災害拠点病院 救護病院等の緊急時連絡先の確認 歯科関連医薬品の整備 ( 含そう剤等 ) 自治会 住民への情報伝達方法の確認 病院及び歯科診療所での災害準備の周知広報 - 2 -

平成30年3月期のアクションプラン、KPIについて


Microsoft Word - 文書 1

第三者評価結果表 施設名救護施設下関梅花園 評価対象 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 評価項目 a b c Na 判断の理由 1 理念 基本方針 (1) 理念 基本方針が確立されている 1 理念が明文化されている 理念は明文化され 法人の中長期計画や事業団ホームページ上にも記 載されており その内

- 2 - 引き起こす可能性がある このような状況の中で 我が国における国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与するためには 管理組合によるマンションの適正な管理が行われることが重要である この指針は このような認識の下に 管理組合によるマンションの管理の適正化を推進するため 必要な事項を定め

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

平成 26 年 3 月 6 日千葉医療センター 地域医療連携ネットワーク運用管理規定 (Ver.8) 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク運用管理規定 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この運用管理規定は 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク ( 以下 千葉医療ネットワーク ) に参加

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

taxjustice4_ニュースレター_最終 2.ai

平成27年国勢調査の5つのポイントと12の新たな取り組み

スライド 1

静岡県動物愛護管理推進計画(2014)案の概要

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律

平成20年度春の家居宅介護支援事業所事業計画

Microsoft Word 自主行動計画.docx

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第1

基本方針に関する取組状況

5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

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制定 : 平成 24 年 5 月 30 日平成 23 年度第 4 回理事会決議施行 : 平成 24 年 6 月 1 日 個人情報管理規程 ( 定款第 65 条第 2 項 ) 制定平成 24 年 5 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 定款第 66 条第 2 項の規定に基づき 公益社団法

【最終】平成28年度活動状況調査結果

〔社団法人 小野市シルバー人材センターの設立にかかる事前協議資料〕

自治会における個人情報保護 名簿などにより会員の状況等を把握しておくことは 自治会でのコミュニケーションのため大切なことですが プライバシー保護の意識の高まりにより個人情報の提供を拒む方もいらっしゃるようです ここでは名簿の作成や利用など 個人情報の取り扱いについて記載しています 個人情報保護法と自

24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区

PowerPoint プレゼンテーション

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平成 29 年度国 情報学研究所実務研修報告書 提出 : 平成 30 年 2 16 所属 : 橋 学附属図書館 名 : 記 次 1 研修 的 2 研修先および研修期間 3 研修 程 4 研修成果 5 受 体制 研修環境 6 研修を終えて 1 研修 的 JUSTICE 事務局において, 出版社交渉や運

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

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7 8 O KAYAKU spirit I O K T C % E C O M T O K T T M T I O O T C C C O I T O O M O O

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

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2. 組織運営 (1) 日本キンボールスポーツ連盟の次世代へつなぐ運営体制づくりのため 普及 強化 基盤整備を柱として 当連盟運営組織の充実拡大を図り 最前線で指導的立場にある人材を登用することによって 新たな意見を運営に活かしていく (2) 総会 理事会で決定した事項の実施についての詳細は運営事務

地域金融円滑化のための基本方針 川之江信用金庫は 地域金融機関として 中小企業の健全な発展と一般大衆の豊かな生活実現に努め 地域社会に貢献するため 以下の方針に基づき 地域金融の円滑化に全力を傾注して取り組んでまいります また 金融円滑化に関する相談 申込 苦情等への適切かつ迅速な対応 お客様の経営

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目次 1. 目的と適用範囲 定義 原則 使用機器 審査資料交付システム タブレット端末 管理運用体制 電磁的記録管理運用責任者の役割 電磁的記録管理運用担当者の役割

150226PC研修会テキスト(契約書式2回目)

1

Taro-大震災を振り返って.jtd

2

投資信託口座取引規程

Microsoft Word - 01 変更計画書

とうきょうの赤十字

一般社団法人全国銀行資金決済ネットワーク 振込の 24 時間 365 日対応について 日本商工会議所中小企業委員会 全国銀行資金決済ネットワーク 事務局 平成 30 年 4 月 19 日 1

1_【鑑】「生活困窮者自立支援法の施行に伴う多重債務者対策担当分野との連携について(通知)」の一部改正について

防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン

スライド 1

Transcription:

第 7 赤十字社員 ( 会員 ) 活動資金 ( 社資 ) 募集活動 赤十字活動の財源は 明治 10 年 (1877 年 ) の博愛社 ( 日本赤十字社の前身 ) の設立当時から 社員制度に基づき個人 法人等のご協力による赤十字活動資金 ( 社資 ) [ 社費 ( 会費 ) 及び寄付金の合計 ]( 以下活動資金という ) により 長年確保されてきた これは 187の国と地域が加盟している国際赤十字 赤新月社連盟の一員として 人道的かつ世界的な規模の活動を行っている日本赤十字社に対する国民からの信頼と期待によるものである 平成 23 年度に発生した東日本大震災においては 赤十字の第一義的活動である医療救護活動や救援物資の配分等を関係者の協力のもとに取り組んできたが 今後起こりうる大規模災害への対応についても その活動基盤となる活動資金が不可欠である 従って 今後さらに赤十字事業を推進するためには 組織の根幹である赤十字社員 ( 会員 ) の増強と活動資金の安定的確保を図っていくことが極めて重要である しかし 近年 町会 自治会組織の組織率の減尐やオートロック式マンション等の増加により戸別訪問による活動資金の募集が困難な地域が増え また 景気動向等により活動資金募集実績額が減尐傾向にある そのため 活動資金協力者とのコミュニケーションを密にするとともに 社会状況に則した活動資金の募集方法を導入するなど 活動資金協力の万策に工夫を図り 拡大につなげていくことが必要である さらに 企業等との協力関係を強化し 企業等が社会貢献の一環として取り組める魅力ある活動の推進を図っていく必要がある 平成 24 年度については 活動資金募集目標額を11 億 8 千万円とし 地区及び関係機関の理解と協力を得ながら 赤十字社員 ( 会員 ) の募集を積極的に展開する (1) 平成 24 年度活動資金募集目標額 ( 単位 : 千円 ) 区分平成 24 年度目標額平成 23 年度目標額増 ( ) 減 地区扱支部扱 区 部 445,593 445,593 0 市 部 164,761 164,761 0 町村部 5,596 5,596 0 計 615,950 615,950 0 個 人 314,050 314,050 0 法 人 250,000 250,000 0 計 564,050 564,050 0 合計 1,180,000 1,180,000 0-28-

(2) 地域における協議会 説明会の開催地域における赤十字運動の一層の普及並びに赤十字社員 ( 会員 ) の増強を図るため 支部及び各地区において協賛委員協議会 説明会等を実施し 赤十字活動資金募集の重要性についての理解を得て 募集への協力を依頼する 区 分 実施時期 実施回数 東京都赤十字協賛委員支部協議会 4 月上旬 1 回 赤十字活動資金募集説明会 ( 地区担当者対象 ) 4 月上旬 5 回 東京都赤十字協賛委員地区協議会 4 月 ~5 月 適宜 (3) 活動資金の募集方法アダイレクトメールの活用都民 法人等の皆様に赤十字の事業について効果的にPRをし より広くご協力をお願いする ダイレクトメールには 減災と救護の充実 についての取り組み等を掲載し 事業所等での 赤十字減災セミナー の実施を働きかけるとともに 活動資金協力への理解を促進する また ご支援いただいている個人及び法人への定期的な情報提供を行い 継続的な協力を依頼する ( ア ) 支部扱い個人向け募集 都内の個人協力者を対象にダイレクトメールによる活動資金の募集を実施する 区 分 発送時期 対 象 第 1 回 4 月 約 53,000 人 第 2 回 11 月 約 30,000 人 延 約 83,000 人 ( イ ) 法人向け募集都内の法人を対象に 幅広くダイレクトメールによる活動資金の募集を実施する 協力実績がない法人に対しては 直接訪問等を通じて協力を依頼する また 創立の記念周年を迎える法人を対象に協力を依頼する -29-

区 分 発送時期 対 象 第 1 回 6 月 約 180,000 社 第 2 回 9 月 約 30,000 社 第 3 回 11 月 約 65,000 社 第 4 回 3 月 約 35,000 社 延 約 310,000 社 イ 地区 分区における活動の推進 都内各地で広く赤十字活動を展開し 地域のニーズに応えていくため 東京都支部では 23 区と26 市 西多摩福祉事務所及び大島 三宅 八丈 小笠原各支庁に地区を設置している (54 地区 ) また 13 町村に分区を設置している (13 分区 ) これらの地区 分区において 各自治体と地域ボランティアの理解と協力を得て 赤十字社員 ( 会員 ) の募集や奉仕団活動 救急法等の講習 セミナーなど地域のニーズにあった様々な赤十字活動を展開する また 地区 分区の担当職員に対して 赤十字の組織や事業等の説明会を実施し 理解と協力が得られるように努める 平成 24 年度については 平成 23 年度に引き続き 減災と救護の充実 に関する情報提供や各種赤十字事業の実施を通じて活動資金への協力を得られるよう 地区 分区と連携を強化して取り組む 区分実施時期内容 赤十字業務説明会 事業報告 事業計画説明会 7 月 3 月 赤十字業務 事業内容の説明対象 : 地区 分区新任担当者当該年度事業報告 次年度事業計画の説明対象 : 地区 分区担当者 また 次の方策を推進し 活動資金募集の強化を図る ( ア ) 口座振替等による活動資金募集方式の普及各地区における活動資金の募集については 各地区事務局をはじめ協賛委員や赤十字奉仕団等の関係者の協力を得ながら 町会 自治会組織を通じ戸別訪問による募集方式を中心として展開されているが マンションなど集合住宅の増加や町会 自治会組織率の減尐等により戸別訪問による活動資金の募集が困難な地域が増えてきている このような情勢を踏まえ 平成 24 年度においても これまでの戸別訪問による活動資金募集に加え 地域赤十字奉仕団と東京都支部の連携により 口座自動引落し等を利用した方法に取り組む地区を支援するとともに広報活動を行う -30-

( イ ) チャリティーボックスによる活動資金の募集東京都支部では ホテルや店舗等の協力によりチャリティーボックスを設置していただき 活動資金の確保に努めている 平成 20 年度からは各地区において 設置場所の紹介から回収までを赤十字奉仕団活動の一環として推進し それにより得られた協力額をその地区の募集実績とすることでチャリティーボックスの増設を図っている 盗難防止装置付チャリティーボックスの希望が増えていることから 平成 24 年度は 50 個作製し 希望のあった赤十字奉仕団をはじめ個人 法人等に設置を依頼する < 平成 24 年度 > 50か所増設予定 ( ウ ) 地区事業の展開 活動資金及び地区交付金の取り扱いに関する意見交換の実施各地区を訪問して各地区の現状を把握するとともに 赤十字事業の展開について意見交換を行い 活動資金及び地区交付金の適正な取り扱いについて依頼し 確認を行う < 平成 24 年度 > 10 地区訪問予定 ウ香典返し 財産相続 整理 遺言信託等に関係した募集の推進平成 22 年度に香典返しに代える寄付についてのパンフレットを作成し 都内各葬祭業協同組合等に配布協力の依頼を行った 平成 24 年度は 各組合等に加盟する葬儀社等にさらなる配布協力の依頼を進める また 平成 22 年度に遺贈パンフレットの配布を東京税理士会日本橋支部に依頼したが 平成 24 年度は内容を更新した分かりやすいパンフレットを新たに作成し 同会他支部に配布するなど 更なる協力依頼を行う エ企業 団体との協力 ( パートナーシップ ) の積極的な推進企業 団体等が社会貢献活動の一環として赤十字事業に協力できるようなプログラムの提供や提案を行い 企業 団体等に赤十字との連携 協力を積極的に働きかける 平成 24 年度は 減災 に関連した企画や協働を引き続き進め 企業 団体に 赤十字減災セミナー の実施を案内するとともに 赤十字マークの活用や東京都支部ホームページ等での紹介などを通じて 協力企業 団体が赤十字への協力を社会に分かりやすくPRできる方策を講じる また 商工会議所等 経済界における有力団体から 活動資金募集への後援等を得ることで より効果的で安定的な活動資金募集を展開する -31-

オ多様な活動資金協力方法の定着 拡大 多様な協力方法について積極的に広報し 活動資金を広く募集する また 新たな協 力方法を開発し 協力方法の選択肢を増やす 活動資金への協力方法事例 インターネットを経由した協力インターネット募金サイト イーココロ! 赤十字寄付金付自動販売機 の設置 物品販売による協力 赤十字ペーパー を使用した印刷物の作成 収益または売上金の一部を寄付 企業の特徴を生かした協力 ソフトバンク チャリティダイヤル ジャスマック チャリティーウェディング カ支部創立 125 周年記念活動資金募集の実施 < 新規 > 東京都日赤紺綬有功会会員を対象に 支部創立 125 周年記念活動資金募集への協力 を依頼する (4) 協力者とのコミュニケーションの強化 法人等の協力者に対し 赤十字活動の最新情報を訪問や文書により積極的に提供し 対話の機会を増やすことによって 寄付者とのコミュニケーションの強化を図る (5) 赤十字社員 ( 会員 ) 情報の管理赤十字社員 ( 会員 ) の情報は 社員管理システムにより厳重に管理するほか 個人情報の保護に関する法律 を遵守するため 日本赤十字社の保有する個人情報保護規程 ( 平成 15 年 11 月 14 日施行 ) に基づき適切な管理を徹底する -32-