還付 徴収方法の設定 で 年末調整計算済 と表示される場合について 還付 徴収方法の設定 を選択すると 以下のメッセージが表示されることがあります このメッセージは 年末調整計算を行った社員がいる場合に 還付 徴収方法の設定 を開くと表示されます 社員の年末調整の設定を確認の上 行いたい作業に合わせた操作方法をご案内いたします 操作手順 年末調整計算を実施済みの社員の確認方法 1 年末調整 - 年末調整控除項目入力 を起動します 2 社員の一覧が表示されますので [ 計算 ] の欄が になっている社員を確認します [ 計算 ] の欄が [ ] になっている社員が年末調整計算を実施済みの社員になります 1
3 2 で年末調整計算を実施済みの社員を確認し 以下をお読みになり 必要な手順にお進みください (1) になっている社員の [ 年末調整 ] 区分が誤って [ する ] になっている場合 4~10 (2) になっている社員の還付 徴収方法を変更したい場合 11~13 例 1:12 月給与ではなく 12 月賞与で還付 徴収を行ってしまった 例 2: 年末調整の計算を行った覚えがないのに になっている (3) 既に還付 徴収を行った社員の年末調整計算をやり直す場合 14~ 42 例 1: 一度還付 徴収を行ったが 年末調整情報の修正があり 年末調整をやり直す (1) になっている社員の [ 年末調整 ] 区分が誤って [ する ] になっている場合 年末調整を行わない社員の [ 年末調整 ] 区分が [ する ] になっている場合は 年末調整 -[ 年末調整 控除項目入力 ] にて [ 年末調整 ] 区分の設定を変更します 注意 操作を行う前に必ずバックアップを実行してください バックアップせずに操作を誤ると データが元に戻らないことがありますのでご注意ください バックアップは ファイル - データ領域のバックアップ で取ることができます 4 ファイル - データの保守 を起動し [ 設定 ]-[ 年末調整フラグのクリア ] を選択します 2
5 [ クリア対象 ] で [ 年末調整計算 ] を選択し 必要に応じて対象の社員を指定して [ 実行 ] ボタンを クリックします ( 指定しない場合は社員全員が対象になります ) ( 画面例 : 社員 1 人を指定して [ 年末調整計算 ] を実行する場合 ) [ 社員 ][ 部門 ][ 設定 ] ボタンから 修正したい社員や対象社員の範囲を指定してください 6 確認画面が表示されますので よろしければ [ はい ] をクリックします バックアップを取っていない場合は [ いいえ ] をクリックしてバックアップを取ってください 7 正常に終了したとメッセージが出ましたら [OK] ボタンを押して データの保守 を終了します 3
8 年末調整 - 年末調整控除項目入力 を起動します 9 [ 年末調整 ] 区分が誤って [ する ] になっている社員を選択します 修正する社員を選択し 個別の入力画面を開きます 10 [ 年末調整 ] 区分を [ しない ] に変更後 登録時に自動的に年末調整計算を実行する にチェック マークを付けて登録します 修正が必要な全社員分の作業を行います 4
(2) になっている社員の還付 徴収方法を変更したい場合 年末調整計算を実行後 還付 徴収を行う前に還付 徴収方法を変更したい場合の操作内容です 注意 操作を行う前に必ずバックアップを実行してください バックアップせずに操作を誤ると データが元に戻らないことがありますのでご注意ください バックアップは ファイル - データ領域のバックアップ で取ることができます 11 4~7 の手順で ファイル - データの保守 で [ 年末調整フラグのクリア ] を実行してくださ い 12 年末調整 - 還付 徴収方法の設定 を起動します 13 [ 還付 徴収方法 ] を変更します 年末調整計算済です 設定変更の場合は~ のメッセージが表示されたら[OK] ボタンをクリックしてメッセージを閉じ 1~2の手順で計算済みの社員を確認します ( 画面例 : 社員を指定して変更する場合 ) 必要に応じて範囲を設定します 設定を変更します この後 年末調整 - 年末調整計算 を行ってください また 再計算後は 年末調整 - 源泉徴収簿 にて正しく修正されているか確認をしてください 5
(3) 既に還付 徴収を行った社員の年末調整計算をやり直す場合一度還付 徴収を行った後に 年末調整情報の修正があり年末調整をやり直す場合は まず所轄税務署などへ修正処理方法をご相談ください 還付 徴収方法 によって対応が異なりますので 相談の結果行うことになった修正処理方法を下記より選択し 該当の操作を行ってください 修正処理方法 ( ア ) 12 回目 (13 回目 ) 給与 12 月賞与 で処理した年末調整をやり直して 翌年に清算する場合 14~25 ( イ ) 12 回目 (13 回目 ) 給与 12 月賞与 で処理した年末調整をやり直して 年度内に清算する場合 26~37 ( ウ ) 別途現金 で処理した年末調整をやり直す場合 38~42 注意 操作を行う前に必ずバックアップを実行してください バックアップせずに操作を誤ると データが元に戻らないことがありますのでご注意ください バックアップは ファイル - データ領域のバックアップ で取ることができます ( ア ) 12 回目 (13 回目 ) 給与 12 月賞与 で処理した年末調整をやり直して 翌年に清算する場合 14 年末調整 - 還付 徴収方法の設定 を起動し 表示されるメッセージを [OK] ボタンをクリ ックして閉じます 15 必要に応じて 還付 徴収方法を変更する対象の社員を指定します 全社員分を変更する場合は [ 全社員で同じ設定 ] を選択 一部の社員のみ変更する場合は [ 社員ごとに設定 ] を選択します 一部の社員を絞込表示させたい場合は [ 社員 ][ 部門 ][ 設定 ] ボタンから修正したい社員の範囲を指定してください ( 画面例では部門を指定していますが 例えば [ 社員 ] ボタンで特定の社員のみを指定することも可能です ) 6
16 指定した範囲が正しいことを確認し [ 入力開始 ] ボタンをクリックします 17 修正を行う社員のみ 還付 徴収方法を 別途現金 に変更し [ 登録 ] ボタンで登録します 18 年末調整 - 年末調整控除項目入力 を起動し 修正が必要な社員を選択します 修正する社員を選択し 個別の入力画面を開きます 7
19 内容を修正後 登録時に自動的に年末調整計算を実行する にチェックマークを付けて登録します 修正が必要な社員全員分の作業を行います 修正が必要な項目を入力しなおします 20 年末調整 - 年末調整一覧表 または 源泉徴収簿 で還付 徴収額を確認します 印刷等で内容を保存してください ( 画面例 : 年末調整一覧表 で確認 ) 8
21 ファイル - 年次更新 にて年次更新を行います 22 給与体系 - 支給控除項目の登録 を起動します 23控除項目に項目 ( 例 : 還付徴収差額など ) を作成します 既に登録済みの場合は24へ進みます ( 支給項目に項目を作成する場合は 雇用保険などを全て 対象外 にして作成してください ) 空き項目を使用し 項目名の他 必要な設定を入力します 24 給与 - 給与明細書入力 で 20で印刷した帳票結果を作成した控除項目に入力します ( 還付の時はマイナス 徴収の時はプラスで金額を入力します 支給項目を利用する場合は 還付の時はプラス 徴収の時はマイナスで金額を入力します ) 注意 控除項目 所得税 税調整 欄は使用しないでください 入力した場合 入力した年の年末調整計算が正しく行われなくなります 25内容を確認し 登録ボタンをクリックします 9
( イ ) 12 回目 (13 回目 ) 給与 12 月賞与 で処理した年末調整をやり直して 年度内に清算する場合 26 前準備 - 会社基本情報の登録 を起動します 27 計算設定 タブを選択し 一時払いの使用区分を 使用する に変更して登録します 28 前準備 - 支給日の登録 を起動し 一時払いに支給日を設定し [ 登録 ] します 10
29 年末調整 - 還付 徴収方法の設定 を起動し 表示されるメッセージを [OK] ボタンをクリ ックして閉じます 30必要に応じて 還付 徴収方法を変更する対象の社員を指定します 全社員分を変更する場合は [ 全社員で同じ設定 ] を選択 一部の社員のみ変更する場合は [ 社員ごとに設定 ] を選択します 一部の社員を絞込表示させたい場合は [ 社員 ][ 部門 ][ 設定 ] ボタンから修正したい社員の範囲を指定してください ( 画面例では部門を指定していますが 例えば [ 社員 ] ボタンで特定の社員のみを指定することも可能です ) 31指定した範囲が正しいことを確認し [ 入力開始 ] ボタンをクリックします 32修正を行う社員のみ 還付 徴収方法を一時払いに変更し [ 登録 ] ボタンで登録します 11
33 年末調整 - 年末調整控除項目入力 を起動し 修正が必要な社員を選択します 修正する社員を選択し 個別の入力画面を開きます 34内容を修正後 登録時に自動的に年末調整計算を実行する にチェックマークを付けて登録しま す 修正が必要な社員全員分で作業を行います 修正が必要な項目を入力しなおします 12
35登録確認画面後 再計算の続行確認画面が表示されますので [ はい ] をクリックします 36 年末調整 - 年末調整一覧表 または 源泉徴収簿 で還付 徴収額を確認します ( 画面例 : 年末調整一覧表 で確認 ) 37 給与 - 給与明細書 で 一時払いを指定すると 差額の明細書が印刷できます 13
( ウ ) 別途現金 で処理した年末調整をやり直す場合 38何も修正を行っていない状態で 年末調整 - 年末調整一覧表 または 源泉徴収簿 を起動し 修正を行う必要がある社員分のみ 印刷します 39 年末調整 - 年末調整控除項目入力 を起動し 修正が必要な社員を選択します 修正する社員を選択し 個別の入力画面を開きます 14
40内容を修正後 登録時に自動的に年末調整計算を実行する にチェックマークを付けて登録します 修正が必要な社員全員分で作業を行います 修正が必要な項目を入力しなおします 41 年末調整 - 年末調整一覧表 または 源泉徴収簿 を起動し 修正した社員のみ印刷を行い 38で印刷した資料と還付 徴収額を比較 確認します 4238と41を比較した結果が差額になります その金額を現金で還付 または徴収してください ( 例 : 38と41の差額は 400 円で 還付することになります ) 15