Microsoft Word _Ⅱ編-3.液状化 doc

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福岡 福岡市早良区 福岡市 土砂災害警戒区域告示年月日うち土砂災害特別警戒区域 早良区 西区へ跨る H 早良区 佐賀県へ跨る H 早良区 H 早良区 H 早良区

Microsoft Word Ⅲ編-3人的被害 doc

要介護 ( 要支援 ) 認定者 (ⅰ) 要支援 1 ( 各月末日の数 ) 福岡県 43,104 43,023 43,237 43,251 43,318 43,170 43,360 43,331 43,170 42,996 42,742 42,782 福岡県 6,210 6,129 6,188 6,1

資 _ 図表 40-1 人口動態 二次医療圏市区町村人口 人口密度 2025 年総人口 2040 年総人口 年総人口増減率 年総人口増減率 2015 年 人口 2025 年 人口 2040 年 人口 年 人口増減率 年 人口増

宮若市 123 サン フレッシュサービス 3 嘉穂 鞍手 宮若市 平成 28 年 3 月 30 日 平成 31 年 4 月 8 日 飯塚市 124 深田環境開発工業 3 嘉穂 鞍手 飯塚市 嘉麻市

月報 xdw

FREINS Satei Sheet

スライド 1

FREINS Satei Sheet

液状化判定計算(道示編)V20-正規版.xls

4. 保険給付 給付に必要な費用を全額市町村に対して支払 市町村が行った保険給付の点検 保険給付の決定 個々の事情に応じた窓口負担減免等の実施 5. 保健事業 市町村に対し 必要な助言 支援 被保険者の特性に応じたきめ細 かい保健事業を実施 ( データヘルス事業等 ) 3. 都道府県単位化による主な

スライド 1

イ各地の降水量 ( 福岡県の雨量観測所の降水量 / 単位 :mm) 平成 26 年 7 月 6 日 ~7 月 8 日 日最大 1 時間降水量 6 日 7 日 8 日計観測地点日時間降水量 福岡 久留米 柳川 85 23

福岡県大牟田市 大牟田市リサイクルラザ ,501 福岡県大牟田市 大牟田市リサイクルラザ 西日本発泡スロールリサイクル株式 13 1 福岡県久留米市 福岡県久留米市 空カン 空ビンストックヤード 空カン 空ビンストックヤード 福岡工場 800 2,350 福岡工場 610 2,850 福

第 7 号様式 平成 27 年 4 月 2 日議会議員一般選挙 2ページ 北九州市八幡西区 八幡西区 定数 4 人 自由民主党 民主党 日本共産党 無所属 公明党 自由民主党 開票率あがた善彦岩元かずよしいとう淳一うのやすお松下まさはるまつお統章小計 00.00,97 2,67

那珂川町 宇美町

Microsoft Word Ⅲ編-1-1建物被被害 doc

(Microsoft Word - \221\346\202Q\211\361\216\221\227\277-\202P-2.doc)

P000_P000_市町村の優遇制度

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_20

国語社会算数理科英語 =============== 採択地区 =============== 国語地理歴史公民数学理科英語光村日文啓林館大日本 * 採択中 * 久留米市光村帝国日文教出啓林館大日本開隆堂 光村教出日文大日本 * 採択中 * 小郡市三省堂東書日文教出啓林館大日本東書 光村教出日文大日

は非公表もしくは公表終了 倍率の 無 には受験者はいたが最終合格者がなっかた分も含む 県職員 ( 九州 山口 ) 特別区 警視庁 東京消防庁等 行政 Ⅰ 月 16 日 ( 月 ) ~ 5 月 7 日 ( 金 ) 6 月

2. 名簿届出状況に関する調 名簿届出順位 名簿届出年月日平成 28 年 6 月 22 日平成 28 年 6 月 22 日平成 28 年 6 月 22 日平成 28 年 6 月 22 日平成 28 年 6 月 22 日平成 28 年 6 月 22 日 政党その他の政治団体の名称 しゃかいみんしゅとう

第4部

震央分布図 断面図 時空間分布図 (2016 年 4 月 14 日 21 時 ~2016 年 12 月 31 日 ) 領域 a A はねやま 別府 - 万年山断層帯 布田川断層帯 B 日奈久断層帯 図 1 震央分布図 (2016 年 4 月 14 日 21 時 ~2016 年 12 月 31 日 深

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177 箇所名 那珂市 -1 都道府県茨城県 市区町村那珂市 地区 瓜連, 鹿島 2/6 発生面積 中 地形分類自然堤防 氾濫平野 液状化発生履歴 なし 土地改変履歴 大正 4 年測量の地形図では 那珂川右岸の支流が直線化された以外は ほぼ現在の地形となっている 被害概要 瓜連では気象庁震度 6 強

エコテックその他火災 ( 産業廃棄物 ) 概要 平成 29 年 6 月 14 日 ( 水 )17 時 00 分飯塚地区消防本部 下線部は 前回からの変更点 1 出火場所嘉麻市大隈 ( 有 ) エコテック代表者氏名代表取締役社長高山和仁 2 出火日時覚知平成 29 年 5 月 28 日 (

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直轄事業 ( 平成 30 年度当初予算 ) 林野公共事業 番号 実施都道府県名 関係市町村名 事 業 名 地 区 名 全体 主要工事計画 6 朝倉市直轄治山事業朝倉 7,435 渓間工 153 基 山腹工 87.8 ha 事業着手 7 朝倉市復旧治山事業上山田 44 航空実播工 6

福岡市 接種地の料金 ( 自己負担なしの料金 ) 4,200 接種地の料金 接種地の接種料金 ( 接種地の市町村負担金 + 接種地の自己負担金 ) から福岡市設定の自己負担金 4,200 円を控除した金額を福岡市に請求 ただし 自己負担免除者の場合は接種地の料金 ( 接種地の市町村負担金 + 接種地

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Microsoft Word 第2回エクセル1.doc

(2) 本市と周辺都市の将来人口推計 本市の将来人口は 2040 年に 87.5 ポイントと今後 1 割以上の人口減少が予測されていま す また 本予測では少子高齢化の傾向が強まり 生産年齢人口の割合は 53.8% にまで減少す ると予測されています 総数 2010 年 2015 年 2020 年

ちょっと気になるってどんなこと? お子さんは いろいろな能力を身につけながら 成長していきます その成長は 一人ひとり違うのがあたりまえで その違いは 大きくなるにつれ 目立たなくなっていくものです だけど 子育ての途中では ちょっと気になることは たくさんありますよね 乳幼児期は 落ち着きがない

9 箇所名 江戸川区 -1 都道府県東京都 市区町村江戸川区 地区 清新町, 臨海町 2/6 発生面積 中 地形分類 盛土地 液状化発生履歴 近傍では1855 安政江戸地震 1894 東京湾北部地震 1923 大正関東地震の際に履歴あり 土地改変履歴 国道 367 号より北側は昭和 46~5 年 南

木もれ日 福岡市 福岡 20 人 216 人 870,275 円 4,029 円 ベーカリー & キッチン FLAP 福岡市 福岡 10 人 95 人 1,818,836 円 19,146 円 障害福祉サービス事業所菜の花 福岡市 福

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事例 1 心と体をきたえようプロジェクトをきたえようプロジェクト 芦屋町立芦屋小学校 〇対象学年 :6 年〇ねらい : 体力を高める活動を通して を高める 〇取組概要 : 自己の目標 ( めあて を明確にして学校行事 ( 鍛錬ウォーク等 を実施するとともに 学校行事と関連した業間体育を実施する 〇学

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Microsoft Word - 1.地震概況.doc

Microsoft Word - 報告書2012(笠間)

16 いちじく 17 糸島かき糸島市 18 糸島天然真鯛糸島市 19 糸島豚糸島市 20 うきはの茶うきは市 21 うなぎ柳川市 22 うに岡垣町 北九州市 23 梅八女市 北九州市 直方市 飯塚市 田川市 行橋市 宗像市 宮若市 嘉麻市 岡垣町 遠賀町 小竹町 鞍手町 桂川町 香春町 添田町 糸田

平成 30 年度福岡県地価調査の概要 目次 本編 1. 概要 2. 基準地の設定 3. 対前年平均変動率 4. 市町村別対前年平均変動率 5. 上昇 横ばい 下落地点数 6. 特徴的な動き 頁 資料編 対前年平均変動率推移表 (3 種類 ) 市町村 用途別対前年平均変動率一覧

マンホール浮き上がり検討例

40 【福岡県】登録様式


福岡県 居住支援法人一覧 ( 五十音順 ) H31.1 ( 注意 ) 利用条件や受付状況 最新の情報については各法人にお問い合わせください 法人名称 1. 基本情報支援業務を行う事務所の所在地主な業務地域連絡先ホームページ 福岡市城南区飯倉 福岡県内全域 ht

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宅地建物取引業免許申請書 新規 免許換え新規 免許申請書記入例

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Microsoft Word - CPTカタログ.doc

目次 1 個住民税の特別徴収制度 1 2 給与支払報告書の提出 2 給与支払報告書 ( 個別明細書 ) の記載例 給与支払報告書 ( 総括表 ) の記載例 普通徴収申請書の記載例 3 特別徴収税額決定通知書の送付 5 4 納期と納入方法 5 納期の特例 5 退職者や休職者等の徴収方法 6 6 異動届

Microsoft Word - 概要版(案)_ docx

資料 2[ 各校種別の集計ソフトのダウンロード方法 ] 新体力テストの提出ガイド を PDF 形式でダウンロードできます ココをクリック 各校種の集計ソフトをダウンロードし 体力テストの結果 児童生徒質問紙調査 学校質問紙調査の結果を入力してください ココをクリック 小学校の場合 小学校用ダウンロー

概要(HP用)-2.xdw

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筑紫野市人口ビジョン

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Microsoft Word - 222Ⅱ編-1想定地震と予測手法.doc

Microsoft PowerPoint kiban_web.pptx

九州・沖縄地区のメーンバンク調査

65 歳未満で発症する認知症を 若年性認知症 といいます いわゆる 現役世代 で発症する若年性認知症では 就労の問題や経済的な問題 子どもの教育の問題など 高齢者の認知症とは異なる本人や家族への影響があります このため 福岡県では 若年性認知症の方が早い段階から適切な治療やケアを受けることができるよ

Taro-H22年度最終報告書巻末資料

第 14 節西日本鉄道 1, 事業の概要西日本鉄道 ( 以下 西鉄 ) は早期から事業の多角化を推進しており 中でも流通業と物流業への進出が目立つ 流通業では佐賀県と福岡県を中心に にしてつストア や レガネット 等の小売店舗を展開している 物流業では海運とロジティクスの積極的な販売を行っており 成

目 次 1. 想定する巨大地震 強震断層モデルと震度分布... 2 (1) 推計の考え方... 2 (2) 震度分布の推計結果 津波断層モデルと津波高 浸水域等... 8 (1) 推計の考え方... 8 (2) 津波高等の推計結果 時間差を持って地震が

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15 小郡市 13.9% 13.5% 比較する財政の規模 ( 分母 ) の内訳について 計算式 : 標準財政規模 (c) - 算入公債費等の額 (b) 標準財政規模 (c) の内訳 ( 単位 : 千円 %) H22 決算 H23 決算 H24 決算 H25 決算 標準税収入額等 7,265,856

スライド 1

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15 小郡市 将来負担比率の状況と推移 将来負担比率 平成 21 年度 118.0% 平成 22 年度 102.9% 平成 23 年度 平成 24 年度 81.4% 92.7% 81.4% 平成 25 年度 76.4% 将来負担比率は 地方公社や損失補償を行っている出資法人等に係るものも含め その地

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Microsoft Word - 公開資料_1129_2.doc

6. 現況堤防の安全性に関する検討方法および条件 6.1 浸透問題に関する検討方法および条件 検討方法 現況堤防の安全性に関する検討は 河川堤防の構造検討の手引き( 平成 14 年 7 月 ): 財団法人国土技術研究センター に準拠して実施する 安全性の照査 1) 堤防のモデル化 (1)

第 5 章液状化の想定液状化とは 地震により地盤が揺すられ それまでしっかりしていた地盤が泥水のように軟らかくなり 場合によっては横に動くことのある現象である 液状化可能性の想定手法については 5.1 節に 物性値については 5.2 節に示した これらを踏まえ 相対的な液状化のしやすさについて 5.

地震動推計の考え方 最新の科学的知見や過去の被害地震を踏まえ 5 つの想定地震を設定し 検証 首都圏に甚大な被害が想定される東京湾北部地震について 震源深さが従来の想定より浅いという最新の知見を反映した再検証の実施 1703 年に発生した巨大地震 ( 元禄型関東地震 ) を想定し 本県への影響を新た

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医療的ケア児等コーディネーター配置状況 124 施設 141 人 ( 平成 30 年 9 月 21 日現在 ) 圏域施設名人数住所電話番号 1 福岡市立東部療育センター 1 福岡市東区青葉 4 丁目 1 番 1 号 わたつみの里相談支援事業所 1 福岡市東区志賀島 17

土層強度検査棒 計測データ例 kn/ m2 45 滑り面の可能性ありとした箇所の条件 : 地下水に飽和していること 及び SS 試験で 100kg 以下で自沈する箇所であること 土層強度検査棒による地盤強度計測結果グラフ 粘着力 計測値 30 T2 O5 25 M4 M3 20 滑り面

平成 29 年度福岡県市町村普通会計決算及び健全化判断比率等の概要 ( 速報 ) ( 政令市以外の県内 58 市町村 ) 1 ポイント 平成 29 年度における普通会計決算 歳入 歳出は ともに平成 27 年度以来 2 年ぶりに増加し 過去最大 経常収支比率は 平成 28 年度に引き続き 2 年連続


内容. 液状化判定法の検証 2. 細粒分を含む砂の液状化強度評価式の見直し 3. 埋立地で発生した液状化に関する分析 4. 造成年代 ( 液状化履歴 ) に係る遠心模型実験 2


4. 粘土の圧密 4.1 圧密試験 沈下量 問 1 以下の問いに答えよ 1) 図中の括弧内に入る適切な語句を答えよ 2) C v( 圧密係数 ) を 圧密試験の結果から求める方法には 圧密度 U=90% の時間 t 90 から求める ( 5 ) 法と 一次圧密理論曲線を描いて作成される ( 6 )

資料 1[ 各校種別の集計ソフトのダウンロード方法 ] 新体力テストの提出ガイド 福岡県では 新体力テストを全学年全種目で行うようにしています データの結果については 次の手順に沿って結果を入力し 7 月 26 日 ( 金 ) までにメールにて送信してください 目次 各校種別の集計ソフトのダウンロー

表 -1 地層の層序と物性値 深さ γ Vs 地層名 (m) (t/m 3 N 値 ) (m/s) -2. 埋土 Fc 埋土 Fc 細砂 As 細砂 As 細砂 As1-3

29 那珂川町 実質公債費比率の状況と推移 4.6% 4.0% 実質公債費比率 平成 23 年度 5.6% 平成 24 年度 5.1% 平成 25 年度 4.6% 平成 26 年度 4.0% 平成 27 年度 3.6% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等の額を その

01宅地液状化沈下(161008)

目的 2 汚染水処理対策委員会のサブグループ 1 地下水 雨水等の挙動等の把握 可視化 が実施している地下水流動解析モデルの妥当性を確認すること ( 汚染水処理対策委員会事務局からの依頼事項 )

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公立小・中学校における土曜授業等に関する調査の結果について(別添1)(平成25年9月17日)

地盤情報DBの利用と活用方法

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3.7.2 試験ため池の既存堤体は施工方法が不明であることが多く 締固め不足の状態も想定される 締固め不足が原因で大規模地震時にすべり破壊が発生する可能性があるため 現況を適切に把握することが重要である (1) 土質試験 (a) 土質試験項目レベル2 地震動に対する耐震性能の照査に必要な土質試験は

2

2

5. 被害の概要札幌市東区東 15 丁目 ( 屯田通り ) では約 3.0km にわたって道路陥没が発生し, 交通障害が生じた. 加えて, 札幌市北区の西 4 丁目北 34 条 ~37 条においても道路陥没が発生した. 札幌市清田区里塚 1 条では宅地造成地盤の液状化が生じ, 道路や家屋に著しい沈下

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3.1 液状化の予測手法 3.1.1 液状化の予測の流れ液状化の危険度評価の流れは 図 3.1-1 のとおりである 地盤分類 ボーリング柱状図 地下水位 液状化用地盤 加速度レベル 地盤分類のボーリング資料による加速度と P L 値の関係算定 メッシュ加速度 メッシュの加速度における P L 値計算 液状化危険度分布図 ( メッシュ ) 作成 図 3.1-1 液状化の危険度評価 液状化現象とは 地下水を豊富に含んだ砂質地盤が 地震動によって高くなった地下水圧により 砂の粒子間の結合と摩擦力が低下し 液体のように緩んで動くことであり 流動化現象とも呼ばれる このため 水 砂 泥を高く吹き上げる噴砂 噴泥によって地盤が盛り上がったり 不同沈下 陥没を生じたりするので建物や土木構造物の転倒 沈下 傾斜につながる 液状化現象により次のような被害が生じる 1 地中のガス管 上下水道管 地下埋設物等 軽量構造物の浮上 2 杭等の深い基礎で支えていない建物 橋梁等の重量構造物の沈下 傾斜 3 堤防等 盛土の基礎地盤の液状化に伴う構造物沈下やすべり破壊の発生 4 護岸や擁壁の側方流動 押し出し 5 その他 -117-

3.1.2 液状化危険度評価用の地盤モデルの作成地震動解析を行った地盤分類より 20m までが共通である地盤モデルを整理し 液状化危険度評価用の地盤モデルを作成した 3.1.3 ボーリング地点の PL 値の算定社団法人地盤工学会九州支部 ( 九州地盤情報システム協議会 ) では 九州地盤情報共有データベースとして ボーリングデータのデータベース化を行っている このデータベースには九州全域で 30,630 本のボーリングデータが登録されており そのうち福岡県は 7,754 本が登録されている 本調査では このうちから N 値が登録されている 7,213 本を用いて PL 値を計算した なお PL 値は日本道路協会 (1996) による液状化に対する安全率 F L 値の算定手法を用いるものとした この手法は 平成 7 年兵庫県南部地震による液状化の発生状況を踏まえて改訂されており 対象とする地層は次の3つの条件にすべて該当するものとしている 1 地下水位が現地盤面から 10m 以内にあり かつ現地盤面から 20m 以内の深さに存在する飽和土層 2 細粒分含有率 FC が 35% 以下の土層 または FC が 35% をこえても塑性指数 Ip が 15 以下の土層 3 平均 (50%) 粒径 D 50 が 10mm 以下で かつ 10% 粒径 D 10 が1mm 以下である土層地盤内の各深度における液状化に対する安全率 F L 値は 地層が有する動的せん断強度比 Rと作用する地震時せん断応力比 Lによって定義し この値が 1.0 以下の土層については液状化するものとみなす F L =R/L 地震時せん断応力比 Lは 地表最大加速度から次式で表される L=(α/g) (σ v /σ v ) γ d ここに α : 地表最大加速度 (gal) g : 重力加速度 (=980gal) σ v : 全上載圧 (kgf/cm 2 ) σ v : 有効上載圧 (kgf/cm 2 ) γ d : 低減係数 (=1.0-0.015z z: 地表面からの深さ (m)) 地層が有する動的せん断強度比 Rは 地盤の繰返し三軸強度比 R L を用いて以下の補正式により求める R=C w R L 地震動特性による補正係数 C w は以下のように定められている ( プレート境界型の大地震の場合 ) C w =1.0 ( 内陸直下型地震の場合 ) 1.0 (R L 0.1) C w = 3.3R L +0.67 (0.1<R L 0.4) 2.0 (0.4<R L ) 繰返し三軸強度比 R L は 以下の式により算出する 0.0882 (N a /1.7) (N a <14) R L = 0.0882 (N a /1.7)+1.6 10-6 (N a -14) 4.5 (N a 14) -118-

粒度の影響を考慮した補正 N 値 (N a ) は 次のように求める ( 砂質土の場合 ) N a =C 1 N 1 +C 2 N 1 =1.7 N/(σ v +0.7) 1.0 ( 0% FC<10%) C 1 = (FC+40)/50 (10% FC<60%) FC/20-1 (60% FC) 0 ( 0% FC<10%) C 2 = (FC-10)/18 (10% FC) ( 礫質土の場合 ) N a ={1-0.36 log 10 (D 50 /2)} N 1 ここに N : 標準貫入試験から得られるN 値 N 1 : 有効上載圧 1kgf/cm 2 相当に換算したN 値 C 1 C 2 : 細粒分含有率によるN 値の補正係数 上記の液状化安全率 (F L ) は ある深度における液状化の発生の可能性を評価するものであり 地盤全体を評価する指標として液状化指数 P L を次のように求めた 20 P L = 0 (1-F L ) (10-0.5z)dz (F L 1.0 の場合 F L =1 とする ) 液状化の検討を行う地盤は 第三系が地表に現れているモデル以外すべてとした また 地下水位は 安全側を考慮して全域で一律 GL-1m と設定した 単位体積重量 (γ t ) 50% 粒径 (D 50 ) 細粒分含有率(FC) は 前回調査および得られた土質試験結果を参考に 表 3.1-1 に示す値を用いることにした 表 3.1-1 PL 値算出用の物性値 記号 γ t D 50 (m) FC(%) As1 1.7 0.25 26 As2 1.8 0.60 19 As3 1.9 0.80 14 Ag1 1.9 2.00 23 Ag2 2.0 2.00 21 Ds1 1.8 0.31 28 Ds2 1.9 0.22 37 Dg1 2.0 2.00 24 Dg2 2.1 2.00 21 地震動特性による補正は 内陸直下型地震のタイプとした 3.1.4 PL 値と加速度の関係の算出ボーリング地点の存在するメッシュの液状化用地盤モデル毎に ボーリング地点単位で加速度レベル毎に算出した PL 値の平均値とり PL 値と加速度の関係を求めた また ボーリングが1 本も存在しない液状化用地盤モデルおよび地震調査研究推進本部による博 -119-

多周辺の区域 (20km 四方 ) では 液状化用地盤モデルそのものをボーリングと同等として扱った 3.1.5 メッシュ PL 値の算出前項で求めた液状化用地盤モデル毎の PL 値と加速度の関係およびメッシュの想定地震における加速度を用いて メッシュの PL 値を算出した 3.1.6 液状化危険度 前項までで算出されたP L 値を用いて 液状化危険度を次の4 段階に区分した 15<P L 液状化の危険度がかなり高い 5<P L 15 液状化の危険度が高い 0<P L 5 液状化の危険度は低い P L =0 液状化の危険度はかなり低い 3.2 液状化の予測結果 (1) 液状化の予測結果各想定地震の液状化危険度の予測結果は 以下のとおりである 1) 小倉東断層北東部 破壊開始南西下部中央下部北東下部 摘要極めて高いと判定された地域は 北九州市の門司区 小倉南区 小倉北区 苅田町の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の門司区 若松区 小倉北区 小倉南区 八幡西区 行橋市 みやま市 岡垣町 苅田町 みやこ町の一部に分布している 極めて高いと判定された地域は 北九州市の門司区 小倉南区 苅田町の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の門司区 若松区 小倉北区 小倉南区 八幡西区 直方市 飯塚市 田川市 行橋市 中間市 福津市 宮若市 みやま市 芦屋町 水巻町 岡垣町 遠賀町 小竹町 香春町 福智町 苅田町 みやこ町の一部に分布している 極めて高いと判定された地域は 北九州市の小倉南区 行橋市 苅田町の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の門司区 小倉北区 小倉南区 八幡西区 直方市 飯塚市 田川市 行橋市 福津市 宮若市 みやま市 岡垣町 遠賀町 小竹町 香春町 福智町 苅田町 みやこ町の一部に分布している -120-

2) 西山断層 ( 南東部 ) 破壊開始 南東下部 中央下部 北西下部 摘要 極めて高いと判定された地域は 北九州市の小倉南区 東区 中央区 宗像市 古賀市 福津市 宮若市 久山町 芦屋町 岡垣町の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の門司区 若松区 小倉北区 小倉南区 八幡西区 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 大牟田市 直方市 飯塚市 中間市 筑紫野市 春日市 大野城市 宗像市 太宰府市 古賀市 福津市 宮若市 みやま市 糸島市 那珂川町 宇美町 志免町 須恵町 新宮町 久山町 粕屋町 芦屋町 水巻町 岡垣町 遠賀町 小竹町 鞍手町 苅田町の一部に分布している 極めて高いと判定された地域は 北九州市の小倉南区 東区 博多区 中央区 南区 西区 早良区 直方市 飯塚市 大野城市 宗像市 古賀市 福津市 宮若市 宇美町 志免町 須恵町 久山町 芦屋町 岡垣町 小竹町の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の門司区 若松区 小倉北区 小倉南区 八幡西区 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 大牟田市 久留米市 直方市 飯塚市 田川市 柳川市 大川市 行橋市 中間市 小郡市 筑紫野市 春日市 大野城市 宗像市 太宰府市 古賀市 福津市 宮若市 嘉麻市 朝倉市 みやま市 糸島市 那珂川町 宇美町 志免町 須恵町 新宮町 久山町 粕屋町 芦屋町 水巻町 岡垣町 遠賀町 小竹町 鞍手町 桂川町 筑前町 香春町 糸田町 福智町 苅田町 みやこ町の一部に分布している 極めて高いと判定された地域は 九州市の小倉南区 東区 博多区 中央区 直方市 飯塚市 大野城市 宗像市 古賀市 福津市 宮若市 みやま市 宇美町 志免町 須恵町 久山町 小竹町 筑前町の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の門司区 若松区 小倉北区 小倉南区 八幡西区 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 大牟田市 久留米市 直方市 飯塚市 田川市 柳川市 大川市 行橋市 豊前市 中間市 小郡市 筑紫野市 春日市 大野城市 宗像市 太宰府市 古賀市 福津市 うきは市 宮若市 嘉麻市 朝倉市 みやま市 那珂川町 宇美町 志免町 須恵町 新宮町 久山町 粕屋町 芦屋町 水巻町 岡垣町 遠賀町 小竹町 鞍手町 桂川町 筑前町 大刀洗町 大木町 香春町 糸田町 川崎町 福智町 苅田町 みやこ町の一部に分布している -121-

3) 西山断層 ( 延長 ) 破壊開始摘要極めて高いと判定された地域は 北九州市の小倉南区 東区 宗像市 古賀市 福津市の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の門司区 若松区 小倉南区 東区 南東下部博多区 中央区 西区 早良区 大牟田市 飯塚市 大野城市 宗像市 古賀市 福津市 宮若市 みやま市 宇美町 志免町 新宮町 久山町 芦屋町 水巻町 岡垣町 遠賀町 小竹町の一部に分布している 極めて高いと判定された地域は 北九州市の小倉南区 東区 博多区 中央区 南区 西区 早良区 直方市 飯塚市 大野城市 宗像市 古賀市 福津市 宮若市 みやま市 宇美町 志免町 久山町 芦屋町 岡垣町 小竹町の一部に分布している 次中央下部いで 高いと判定された地域は 北九州市の小倉南区 東区 博多区 中央区 南区 西区 早良区 直方市 飯塚市 大野城市 宗像市 古賀市 福津市 宮若市 みやま市 宇美町 志免町 久山町 芦屋町 岡垣町 小竹町の一部に分布している 極めて高いと判定された地域は 北九州市の小倉南区 東区 博多区 中央区 南区 西区 早良区 直方市 飯塚市 大野城市 宗像市 古賀市 福津市 宮若市 みやま市 宇美町 志免町 須恵町 久山町 芦屋町 岡垣町 小竹町 筑前町の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の門司区 若松区 小倉北区 小倉南区 八幡西区 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 大牟田市 久留米市 直北西下部方市 飯塚市 田川市 柳川市 筑後市 大川市 行橋市 豊前市 中間市 小郡市 筑紫野市 春日市 大野城市 宗像市 太宰府市 古賀市 福津市 うきは市 宮若市 嘉麻市 朝倉市 みやま市 糸島市 那珂川町 宇美町 志免町 須恵町 新宮町 粕屋町 芦屋町 水巻町 岡垣町 遠賀町 小竹町 鞍手町 桂川町 筑前町 大刀洗町 大木町 香春町 糸田町 川崎町 福智町 苅田町 みやこ町の一部に分布している -122-

4) 警固断層 ( 南東部 ) 破壊開始 南東下部 中央下部 北西下部 摘要 極めて高いと判定された地域は 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 春日市 大野城市 古賀市 福津市 宇美町 志免町 須恵町 久山町の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の門司区 小倉南区 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 大牟田市 久留米市 飯塚市 柳川市 小郡市 筑紫野市 春日市 大野城市 宗像市 太宰府市 古賀市 福津市 宮若市 みやま市 糸島市 那珂川町 宇美町 志免町 須恵町 新宮町 久山町 粕屋町 岡垣町 筑前町の一部に分布している 極めて高いと判定された地域は 北九州市の小倉南区 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 小郡市 筑紫野市 春日市 大野城市 太宰府市 古賀市 福津市 みやま市 那珂川町 宇美町 志免町 須恵町 久山町 粕屋町の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の門司区 小倉南区 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 大牟田市 久留米市 直方市 飯塚市 柳川市 筑後市 大川市 小郡市 筑紫野市 春日市 大野城市 宗像市 太宰府市 古賀市 福津市 宮若市 朝倉市 みやま市 糸島市 那珂川町 宇美町 志免町 須恵町 新宮町 久山町 粕屋町 岡垣町 遠賀町 小竹町 桂川町 筑前町 大刀洗町 大木町 苅田町の一部に分布している 極めて高いと判定された地域は 北九州市の小倉南区 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 久留米市 小郡市 筑紫野市 春日市 大野城市 太宰府市 福津市 みやま市 宇美町 志免町 須恵町 粕屋町 筑前町の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の門司区 小倉南区 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 大牟田市 久留米市 飯塚市 柳川市 筑後市 大川市 行橋市 小郡市 筑紫野市 春日市 大野城市 宗像市 太宰府市 古賀市 福津市 うきは市 宮若市 朝倉市 みやま市 糸島市 那珂川町 宇美町 志免町 須恵町 新宮町 久山町 粕屋町 岡垣町 小竹町 桂川町 筑前町 大刀洗町 大木町 苅田町 みやこ町の一部に分布している -123-

5) 警固断層 ( 北西部 ) 破壊開始 南東下部 中央下部 北西下部 摘要 第 Ⅱ 編想定地震と被害予測手法 極めて高いと判定された地域はなく 高いと判定された地域が 北九州市の小倉南区 東区 博多区 中央区 西区 早良区 大牟田市 福津市 みやま市 糸島市の一部に分布している 極めて高いと判定された地域は 東区 中央区 西区 早良区 古賀市 福津市の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の小倉南区 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 大牟田市 柳川市 春日市 大野城市 宗像市 古賀市 福津市 みやま市 糸島市 那珂川町 宇美町 志免町 新宮町 岡垣町の一部に分布している 極めて高いと判定された地域は 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 大野城市 古賀市 福津市 宇美町 志免町の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 大野城市 古賀市 福津市 宇美町 志免町の一部に分布している 6) 水縄断層破壊開始北東下部中央下部南西下部 摘要極めて高いと判定された地域は 博多区 大牟田市 久留米市 筑後市 大川市 小郡市 大野城市 みやま市 筑前町 大刀洗町 大木町の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の小倉南区 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 大牟田市 久留米市 柳川市 八女市 筑後市 大川市 小郡市 筑紫野市 春日市 大野城市 太宰府市 福津市 うきは市 朝倉市 みやま市 糸島市 那珂川町 宇美町 志免町 須恵町 筑前町 大刀洗町 大木町 広川町の一部に分布している 極めて高いと判定された地域は 北九州市の小倉南区 大牟田市 久留米市 筑後市 小郡市 朝倉市 みやま市 筑前町 大刀洗町の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の小倉南区 大牟田市 久留米市 筑後市 小郡市 朝倉市 みやま市 筑前町 大刀洗町の一部に分布している 極めて高いと判定された地域は 北九州市の小倉南区 久留米市 みやま市 筑前町 大刀洗町 の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の門司区 小倉南区 東区 博多区 大牟田市 久留米市 飯塚市 柳川市 八女市 筑後市 大川市 行橋市 小郡市 筑紫野市 大野城市 太宰府市 うきは市 朝倉市 みやま市 宇美町 志免町 筑前町 東峰村 大刀洗町 大木町 苅田町 みやこ町の一部に分布している -124-

7) 福智山断層破壊開始摘要極めて高いと判定された地域は 北九州市の若松区 小倉南区 八幡西区 直方市 芦屋町 水巻町 岡垣町 遠賀町の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の門司区 若南東下部松区 小倉北区 小倉南区 八幡東区 八幡西区 東区 直方市 飯塚市 田川市 行橋市 中間市 宗像市 古賀市 福津市 宮若市 みやま市 芦屋町 水巻町 岡垣町 遠賀町 小竹町 鞍手町 香春町 福智町 苅田町 みやこ町の一部に分布している 極めて高いと判定された地域は 北九州市の小倉南区 八幡西区 直方市 飯塚市 福津市 宮若市 小竹町 鞍手町 苅田の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の門司区 若松区 小倉北区 小倉南区 八幡東区 八幡西区 東区 博中央下部多区 中央区 大牟田市 直方市 飯塚市 田川市 行橋市 中間市 大野城市 宗像市 古賀市 福津市 宮若市 みやま市 久山町 芦屋町 水巻町 岡垣町 遠賀町 小竹町 鞍手町 香春町 糸田町 福智町 苅田町 みやこ町の一部に分布している 極めて高いと判定された地域は 北九州市の小倉南区 直方市 飯塚市 宮若市 小竹町の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の門司区 小倉北区 小倉南区 八幡西北西下部区 東区 博多区 中央区 大牟田市 直方市 飯塚市 田川市 行橋市 中間市 大野城市 福津市 宮若市 みやま市 宇美町 志免町 岡垣町 遠賀町 小竹町 鞍手町 筑前町 香春町 糸田町 川崎町 福智町 苅田町 みやこ町の一部に分布している 8) 宇美断層 破壊開始 南東下部 摘要極めて高いと判定された地域は 東区 博多区 中央区 南区 西区 早良区 大野城市 古賀市 福津市 宇美町 志免町 須恵町 久山町 粕屋町の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の小倉南区 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 大牟田市 飯塚市 筑紫野市 春日市 大野城市 宗像市 太宰府市 古賀市 福津市 宮若市 みやま市 糸島市 那珂川町 宇美町 志免町 須恵町 新宮町 久山町 粕屋町 岡垣町の一部に分布している -125-

破壊開始 中央下部 北西下部 摘要極めて高いと判定された地域は 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 春日市 大野城市 古賀市 福津市 宇美町 志免町 須恵町 久山町 粕屋町の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の小倉南区 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 大牟田市 飯塚市 柳川市 小郡市 筑紫野市 春日市 大野城市 宗像市 太宰府市 古賀市 福津市 宮若市 朝倉市 みやま市 糸島市 那珂川町 宇美町 志免町 須恵町 新宮町 久山町 粕屋町 岡垣町 小竹町 桂川町 筑前町の一部に分布している 極めて高いと判定された地域は 東区 博多区 中央区 筑紫野市 春日市 大野城市 宇美町 志免町 須恵町 粕屋町の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の小倉南区 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 大牟田市 久留米市 飯塚市 柳川市 大川市 小郡市 筑紫野市 春日市 大野城市 太宰府市 宮若市 朝倉市 みやま市 那珂川町 宇美町 志免町 須恵町 久山町 粕屋町 桂川町 筑前町 大刀洗町 大木町の一部に分布している 9) 糸島半島の地震 破壊開始 摘要 北西下部 極めて高いと判定された地域はなく 高いと判定された地域が 西区 糸島市の一部に分布している 中央下部 極めて高いと判定された地域はなく 高いと判定された地域が 西区 糸島市の一部に分布している 南東下部 極めて高いと判定された地域はなく 高いと判定された地域が 西区 糸島市の一部に分布している -126-

10) 基盤一定 破壊開始 基盤一定 摘要 極めて高いと判定された地域は 北九州市の若松区 小倉南区 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 大牟田市 久留米市 直方市 飯塚市 柳川市 筑後市 大川市 行橋市 豊前市 小郡市 大野城市 宗像市 古賀市 福津市 宮若市 みやま市 宇美町 志免町 久山町 芦屋町 水巻町 岡垣町 遠賀町 小竹町 筑前町 苅田町 みやこ町 築上町の一部に分布している 次いで 高いと判定された地域は 北九州市の門司区 若松区 小倉北区 小倉南区 八幡東区 八幡西区 東区 博多区 中央区 南区 西区 城南区 早良区 大牟田市 久留米市 直方市 飯塚市 田川市 柳川市 八女市 筑後市 大川市 行橋市 豊前市 中間市 小郡市 筑紫野市 春日市 大野城市 宗像市 太宰府市 古賀市 福津市 うきは市 宮若市 嘉麻市 朝倉市 みやま市 糸島市 那珂川町 宇美町 志免町 須恵町 新宮町 久山町 粕屋町 芦屋町 水巻町 岡垣町 遠賀町 小竹町 鞍手町 桂川町 筑前町 大刀洗町 大木町 香春町 糸田町 川崎町 福智町 苅田町 みやこ町 吉富町 上毛町 築上町の一部に分布している (2) 液状化の予測結果図各想定地震の液状化危険度分布図結果を図 3.2-1 に示す -127-

図 3.2-1(1) 液状化危険度分布図 小倉東断層 ( 破壊開始 : 南西下部 ) -128-

図 3.2-1(2) 液状化危険度分布図 小倉東断層 ( 破壊開始 : 中央下部 ) -129-

図 3.2-1(3) 液状化危険度分布図 小倉東断層 ( 破壊開始 : 北東下部 ) -130-

図 3.2-1(4) 液状化危険度分布図 西山断層 ( 破壊開始 : 南東下部 ) -131-

図 3.2-1(5) 液状化危険度分布図 西山断層 ( 破壊開始 : 中央下部 ) -132-

図 3.2-1(6) 液状化危険度分布図 西山断層 ( 破壊開始 : 北西下部 ) -133-

図 3.2-1(7) 液状化危険度分布図 西山断層 ( 延長 )( 破壊開始 : 南東下部 ) -134-

図 3.2-1(8) 液状化危険度分布図 西山断層 ( 延長 )( 破壊開始 : 中央下部 ) -135-

図 3.2-1(9) 液状化危険度分布図 西山断層 ( 延長 )( 破壊開始 : 北西下部 ) -136-

図 3.2-1(10) 液状化危険度分布図 警固断層 ( 南東部 )( 破壊開始 : 南東下部 ) -137-

図 3.2-1(11) 液状化危険度分布図 警固断層 ( 南東部 )( 破壊開始 : 中央下部 ) -138-

図 3.2-1(12) 液状化危険度分布図 警固断層 ( 南東部 )( 破壊開始 : 北西下部 ) -139-

図 3.2-1(13) 液状化危険度分布図 警固断層 ( 北西部 )( 破壊開始 : 南東下部 ) -140-

図 3.2-1(14) 液状化危険度分布図 警固断層 ( 北西部 )( 破壊開始 : 中央下部 ) -141-

図 3.2-1(15) 液状化危険度分布図 警固断層 ( 北西部 )( 破壊開始 : 北西下部 ) -142-

図 3.2-1(16) 液状化危険度分布図 水縄断層 ( 破壊開始 : 北東下部 ) -143-

図 3.2-1(17) 液状化危険度分布図 水縄断層 ( 破壊開始 : 中央下部 ) -144-

図 3.2-1(18) 液状化危険度分布図 水縄断層 ( 破壊開始 : 南西下部 ) -145-

図 3.2-1(19) 液状化危険度分布図 福知山断層 ( 破壊開始 : 南東下部 ) -146-

図 3.2-1(20) 液状化危険度分布図 福知山断層 ( 破壊開始 : 中央下部 ) -147-

図 3.2-1(21) 液状化危険度分布図 福知山断層 ( 破壊開始 : 北西下部 ) -148-

図 3.2-1(22) 液状化危険度分布図 宇美断層 ( 破壊開始 : 南東下部 ) -149-

図 3.2-1(23) 液状化危険度分布図 宇美断層 ( 破壊開始 : 中央下部 ) -150-

図 3.2-1(24) 液状化危険度分布図 宇美断層 ( 破壊開始 : 北西下部 ) -151-

図 3.2-1(25) 液状化危険度分布図 糸島半島の地震 ( 破壊開始 : 北西下部 ) -152-

図 3.2-1(26) 液状化危険度分布図 糸島半島の地震 ( 破壊開始 : 中央下部 ) -153-

図 3.2-1(27) 液状化危険度分布図 糸島半島の地震 ( 破壊開始 : 南東下部 ) -154-

図 3.2-1(28) 液状化危険度分布図 基盤一定 M6.9 深さ 10km ( 注 ) 全県で一度にこのような危険度となることはありません 本図は 各市町村毎の危険度を見るためのもので 現実に県内一様に基盤地震動が発生することはありません -155-