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現物取引と信用取引 現物取引 最初の取引 買いから入る( 売りから ) ナンピンなどはできるが 下げ相場で利益機会がない 最大損失 投資金額 ( + 手数料等諸経費 ) 信用取引 最初の取引 買いからも売りからも入れる 下げ相場でも利益の機会あり つなぎ売りやペアトレードなどリスクヘッジも 最大損失 ( マルサントレードの場合 ) 投資金額以上の損失の可能性 買いの場合は投資金額の2.5 倍売りの場合は無限 ( + 手数料等諸経費 ) リスク管理が重要 Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 1
信用取引 ( 信用リスク ) との付き合い方 1 1 基本的に 信用取引は短期取引 と割り切る 買いの場合 上がるまで待つなら最初から現物で買った方が良い 6カ月という期限があり 日々経費がかかる 100 万円の買い建玉を6ヶ月保有した場合 金利 ( 日歩 ) だけで約 13,000 円かかる 株式投資で 業績を重視する ことは大切だが 信用取引では 値動き ( チャートなど ) の方が重要 状況次第では追証が発生 大きな損失の可能性も Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 2
6 ヶ月 局部的にリバウンドしている場面はあるが 6 ヶ月保有し続けた場合は株価が半分以下になってしまった事例 Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 3
信用取引との付き合い方 2 2 失敗に気付いたら損切りする ( 追証を発生させない ) 追証が出てしまったら取り返すのは極めて難しい 安易にナンピンしない ( 経験則上 かなり危険 ) 明確な損切りラインを定めておく 25 日移動平均線 (25 日線 ) を使うのがおすすめ ( 買い建玉の場合 ) 株価が 25 日線を下回ったら損切り 利益を伸ばす効果も期待できる % 下がったら損切りは 使い方次第で損切りばかりに Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 4
買い建玉の場合の損切りライン ( ポイント ) 損切り後に上がることもあるが気にしない 長期間の下落を未然に防ぐことの方が重要 また 25 日線を下回らない限り決済しなくても良いので 利益を伸ばす効果も Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 5
売り建玉の場合の損切りライン ( ポイント ) 売り建玉は 25 日線を上回ったら損切り 余談だが 株価が 25 日線を上回っている銘柄は 踏み上げ の可能性があり 売るリスクが高い Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 6
信用取引との付き合い方 3 3 常に余裕をもって取引する 信用維持率をチェック ( 常に50% は確保したい ) 追証回避のほか 何かあった時に建玉できるように トレード画面 資産状況 Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 7
信用取引の活用 ( 手法 テクニック ) (1) つなぎ売り 防御的 ( リスク回避型 ) な手法保有している現物株を信用取引で売る (2) ペアトレード 防御的な手法似たような動きをする 2 つの銘柄 を探し 一方を買い 一方を売る (3) 売り買いドテン 攻撃的な手法逆転の発想 失敗の反対は成功と考え 売り買い逆転 Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 8
つなぎ売り つなぎ売り 現物保有している銘柄を信用取引で売ること 空売り ( からうり ) 自身が保有していない銘柄を信用取引で売ること つなぎ売りは 現渡 で決済できる分 空売りよりもリスクが低減する ( 空売りでも途中で現物を買えば現渡できるが 現実的ではない ) つなぎ売りを使うシチュエーション 保有株が含み益 持ち続けたいが目先は下がると予想するとき ( 含み益を守る ) Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 9
上昇トレンド継続も 25 日移動平均乖離が大きい場合などにつなぎ売り ( ロウソク足の組み合わせ 上ヒゲなどで判断しても良い ) Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 10
予想通りに下がった場合 売り建玉を決済 予想に反し上がった場合 現渡で決済 Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 11
ペアトレード 似たような動きをする 2 つの銘柄 を探し 一方を買い 一方を売ること 似た動きであっても 騰落率まで完全一致することはないため 同時に建てた買い建玉と売り建玉には差が発生する 差が出た時に同時に決済し 差益を狙う ( サヤ取り ) 一方が利益 一方が損失になりやすいため 通常の取引よりもリスクは低減される ただし リターンも減る 2 銘柄の株価を割り算した 倍率 を用いるのが有効 Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 12
ペアトレード 3 つのポイント 1 似た動きをする銘柄を選択する 同業種でも全く異なる動きの銘柄もある 日経平均と TOPIX の ETF を用いるのが楽 比較的似た動きの業種 建設 銀行 証券など ( すべて大手 ) 似た動きをしにくい業種 食品 電機機器 サービスなど 2 新規建て時 2 つの建玉金額は ほぼ同金額 に調整する また 2 つの建玉の新規建て 決済は 必ず同時 に行う 3 一方に銘柄固有の材料が出た場合 損益に関わらず手仕舞う ( 株価の相関性が失われる可能性が高いため ) Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 13
似た動きをしやすい スーパーゼネコン 大成建設 (1801) 大林組 (1802) 清水建設 (1803) 鹿島建設 (1812) Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 14
似た動きをしやすい メガバンク 三菱 UFJ(8306) 三井住友 (8316) みずほ (8411) Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 15
似た動きをしやすい 大和証券 (8601) 大手証券 野村證券 (8604) Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 16
NT 倍率と ETF を使ったペアトレード 13.00 12.75 NT 倍率 日経平均 TOPIX で算出 12.50 12.25 12.00 11.75 2013 年末以降 12~12.75のボックスで動いている 11.50 2012 年 12 月 2013 年 12 月 2014 年 12 月 2015 年 12 月 2016 年 12 月 2017 年 12 月 NT 倍率上昇 相対的に日経平均有利 倍率上昇を予測 日経平均買い TOPIX 売り NT 倍率下落 相対的にTOPIX 有利 倍率下落を予測 TOPIX 買い 日経平均売り Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 17
高値 12.7 倍をつけた 11 月 17 日にポジションを持った場合 日経平均は 225 投信 (1321) TOPIX は TOPIX 投信 (1306) を利用 手数料等は考慮せず NT 倍率の下落を予想 (TOPIX 買い 日経平均売り ) 建玉時信用買い信用売り約定代金損益 11 月 17 日 TOPIX 投信 900 株 1,831 円 ( 始値 ) 225 投信 70 株 23,230 円 ( 始値 ) 1,647,900-1,626,100 - 現在建玉株価 (12/22 終値 ) 建玉時価損益 12 月 22 日 TOPIX 投信 900 株 1,881 1,692,900 +45,000 225 投信 70 株 23,480 1,643,600 17,500 計 +27,500 Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 18
売り買いドテン 失敗の反対は成功 失敗に気付いた時点で売り買いを逆転 買い建玉 決済 新規売り 売り建玉 決済 新規買い リスク高い 下手をすると損失が増えるだけ 建玉をするポイント ドテンするポイントが重要 ドテンする建玉金額は 失敗した建玉と同額が基本だが 決まりはない リスクが取れるのであれば増やすのも可 Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 19
なぜ 売り買いドテン が有効か? 個人投資家は 逆張り を好むのが一番の理由 逆張り 下がった銘柄を買う 上がったら売る 順張り 上がってきた銘柄を買う 下がってきたら売る 逆張りを否定することはできないが 逆張りは 下降トレンドの銘柄を買う 上昇トレンドの銘柄を売る という行動に繋がるため 短期的には逆に行くことが多い Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 20
個人投資家が買いたい気持ちになるチャートパターンの一例 Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 21
個人投資家が売りたい気持ちになるチャートパターンの一例 Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 22
ドテン ( 買い 売り ) のポイント 買い 株価が 25 日線を上回ったとき ( 乖離が大きいときは見送り ) ドテン売り 株価が 25 日線を下回ったとき Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 23
ドテン ( 売り 買い ) のポイント 売り 株価が 25 日線を下回ったとき ( 乖離が大きいときは見送り ) ドテン買い 株価が 25 日線を上回ったとき Copyright(C)MARUSAN-SEC.All rights reserved 24
金融商品取引法に基づく重要な注意事項 当社の概要 商号等会 : 丸三証券株式会社金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 167 号加入協会 : 日本証券業協会 手数料等の概要 上場有価証券等に関する手数料等の概要 一日コース による株式の売買取引には 売買代金に対し最大税込 0.0864%(30 万円以下の場合は 259 円 ) の委託手数料をいただきます 銘柄コース による株式の売買取引には 売買代金に対し最大税込 0.108%(20 万円以下の場合は 216 円 ) の委託手数料をいただきます 一日コース 又は 銘柄コース 選択の場合でも コールセンターにて株式注文を発注された場合 および信用取引でマルサントレードの返済期日までに返済されなかった強制返済注文については 売買代金に対し最大税込 0.6210%(43 万 4783 円以下の場合は 2700 円 ) の委託手数料をいただきます 単元未満株 による株式の売買取引には 売買代金に対し最大税込 0.864%(1 万 2500 円以下の場合は 108 円 ) の委託手数料をいただきます 株式を募集 売出し等により取得する場合は 購入対価のみのお支払となります 信用取引により株式等を売買する場合は 上記委託手数料とは別に 委託保証金として売買代金の 40% 以上かつ 30 万円以上の預託が必要となります その他に信用取引口座管理料及び信用権利処理等手数料をいただきます また新規買付の場合 買付代金に対する金利を 新規売付の場合 売付株式等に対する貸株料及び品貸料をいただきます 上記のほか 信用取引の売付けの場合 1 株当たりの配当金から源泉徴収税額相当分を控除した額 ( 配当相当額 ) をお支払いただく場合があります この配当相当額は決済後に発生する場合がありますので 注意してください 投資信託に関する手数料等の概要 投資信託の購入等にあたりお客様にご負担いただく費用として 申込手数料 ( 申込時に直接ご負担いただく費用 ) 信託財産留保金 ( 換金時に直接ご負担いただく費用 ) 信託報酬 ( 保有期間中に間接的にご負担いただく費用 ) などがあります これらの費用は商品毎に異なりますので 詳細は各商品の目論見書又は当社ホームページの各商品ページをご確認ください リスクについて 上場有価証券等に関するリスク 株価の変動等により損失が生じる恐れがあります 外国株式は 為替相場の変動等により損失が生じる恐れがあります 信用取引では委託保証金の額に対して最大 2.5 倍の投資が可能です したがって信用取引においては損失の額が預託した委託保証金の額を上回る可能性があり 投資元本以上の損失が生じる恐れがあります 投資信託に関するリスク 主な投資対象が国内株式である投資信託の基準価額は 組み入れた株式の値動きにより上下しますので これにより投資元本を割り込む恐れがあります 主な投資対象が円建て公社債である投資信託の基準価額は 金利の変動等による組み入れ債券の値動きにより上下しますので これにより元本を割り込む恐れがあります 主な投資対象が株式 一般債にわたっており 且つ 円建 外貨建の両方にわたっている投資信託の基準価額は 組み入れた株式や債券の値動き 為替相場の変動等の影響により上下しますので これにより投資元本を割り込む恐れがあります これらのリスクは商品毎に異なりますので 詳細は各商品の目論見書又は当社ホームページの各商品ページをご覧ください 契約締結前交付書面等について 各商品等のご購入のお申込にあたりましては 当社より所定の契約締結前交付書面 ( 投資信託においては目論見書及び目論見書補完書面 ) を交付いたします 書面をよくお読みいただき内容を十分にご理解いただいたうえでお申込いただきますようお願いいたします 本資料は投資判断の参考となる情報提供を目的とし 信頼できると思われる各種データに基づき作成したものですが 正確性 完全性を保証するものではありません 本資料に記載された意見 予測等は 作成時点における当社判断に基づくもので 今後 予告なしに変更されることがあります 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください 丸三証券およびその関連会社 役職員が 本資料に記載されている証券もしくは金融商品について 自己売買または委託売買取引を行うことがあります この資料のいかなる部分も一切の権利は丸三証券株式会社に帰属しており 電子的又は機械的な方法を問わず 無断で複製又は転送等を行うことを禁じます