(審40)資料3 原子力損害賠償のお支払い状況等

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中間指針第四次追補に関するQ&A集

年 1 1 月 2 9 日東京電力ホールテ ィンク ス株式会社福島復興本社 福島復興本社における賠償 除染 復興推進に関する取り組み状況 ~ 福島復興への責任を果たすために ~ トピックス福島県産品購入促進に関する取り組み 1 原子力損害賠償の進捗状況 2 ~ 4 除染等推進活動状況

(審35)資料1-2 宅地・建物賠償について

の詳細な分類 前ページで解説したとにつきまして 時間の経過に伴い 家財の価値が低減する家財を 経年減価する家財 価値が低減しない家財を 経年減価しない家財 に分類しています さらに 経年減価する家財のうち 長期間にわたって使用する家財を 耐久財 短期間で買い替える消耗品などの家財を 非耐久財 に分類

(審36)参考1 モデル世帯における原子力損害に係る損害賠償額

トピックス 福島復興本社 5 年の軌跡 福島復興本社は 原子力事故で被災された方々への賠償 除染 復興などを 迅速かつ一元的に意思決定し 福島県の皆さまのニーズにきめ細やかに対応するため 2013 年 1 月に双葉郡の J ヴィレッジに設立いたしました 2016 年 3 月には 地域に一層寄り添った

1. 避難指示区域の考え方 ( ア ) 固定資産税評価額に補正係数をかけて事故前価値を算定する方法 1. 当該不動産が新築であると仮定した場合の時価相当額を算定する 2. A) まず 事故前の固定資産税評価額を元に経年減点補正率 ( 減価償却分 ) を割り戻して 当該建物の新築時点での固定資産税評価

特別事業計画の変更の認定について

福島広報部

「東京電力株式会社福島第一、第二原子力発電所事故による原子力損害の範囲の判定等に関する中間指針第二次追補(政府による避難区域等の見直し等に係る損害について)」

(審27)参考4 避難指示区域の見直しに伴う賠償の実施について(避難指示区域内)

年 7 月 2 6 日東京電力ホールテ ィンク ス株式会社福島復興本社 福島復興本社における賠償 除染 復興推進等に関する取り組み状況 ~ 福島復興への責任を果たすために ~ 〇原子力損害賠償の進捗状況 1 ~ 3 除染等推進活動状況 4 ~ 5 復興推進活動状況 6 ~ 8 流通促

平成 30 年 3 月 6 日 大熊町住民意向調査調査結果 ( 速報版 ) 復興庁 福島県 大熊町 調査の概要 1. 調査対象 : 世帯の代表者 (5,218 世帯 ) 2. 調査時期 : 平成 30 年 1 月 4 日 ~1 月 18 日 3. 調査方法 : 郵送配布 郵送回収 4. 回答者数 :

発鳥共第  号

だ証明書の様式になっております 建物所在証明書 の様式は, 当ホームページからダウンロードすることができます Q3 警戒区域設定指示等の対象区域 特定避難勧奨地点に所在する建物の被災代替建物を取得する場合, 震災特例法の免税措置が受けられますか 特定避難勧奨地点 は, 警戒区域設定指示等の対象区域に

(2) 被災代替住宅用地の特例について 特例の概要 被災住宅用地の所有者等が当該被災住宅用地の代替土地を平成 33 年 3 月 31 日までの間に取得した場合 当該代替土地のうち被災住宅用地相当分について 取得後 3 年度分 当該土地を住宅用地とみなし 住宅用地の価格 ( 課税標準 ) の特例を適用

新しい賠償基準について

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

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相続財産の評価P64~75

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

新しい賠償基準について

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N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

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1 トピックス 1 福島復興本社新復興推進体制のご紹介 2018 年 4 月 1 日より 福島復興本社の陣容が新しくなりました 復興が進み ひとりでも多くの皆さまにご帰還いただけるよう より一層地域の皆さまに寄り添った活動を加速させてまいります 福島への責任を果たす ことが我々の使命であり 原点であ

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スライド 1

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様式 2-2 平成 27 年度耐震対策緊急促進事業補助金交付 申請 決定 額表 事業主体名 ( 単位 : 千 ) 都道府県名 市町村名 耐震診断 補強設計 耐震改修対象建築物の名称 補助金額 摘要 ( 備考 ) 1 本表は別に 2 部作成し 提出すること 2 本表は 事業ごとに作成すること

土地建物等の譲渡(一般の譲渡)編

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補助 Q: A: Q: A: Q: A: Q: A: Q: A: や助対象と : 既に三世 : 新たに三で 補助 : 現在 夫場合 補 : 新たに三で 補助 : 現在 近となりま : 新たに三で 補助 : 現在 夫合 補助 : 新たに三で 補助 : 現在 賃して近居 : 新たに三で 補助やまぐとなる

住宅の省エネエネ改修改修に伴う固定資産税固定資産税の減額制度減額制度について 平成 20 年 1 月 1 日以前に建てられた住宅 ( 賃貸住宅を除く ) について 平成 20 年 4 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日までの間に 一定の要件を満たす省エネ改修工事を行った場合 120 m2

1. 固定資産税 都市計画税について 固定資産税は 毎年 1 月 1 日 ( 賦課期日 といいます ) 現在に土地 家屋 償却資産 ( こ れらを総称して 固定資産 といいます ) を所有している人が その固定資産の所在する 市町村に納める税金です 都市計画税は 下水道 街路 公園などの都市計画事業

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別紙 14 Q A Q A

補償の流れ 1 説明会 関係者の皆様に事業の目的 計画の概要などの説明をします 2 境界確認 用地測量土地所有者や隣接地権者の方に立会いをいただき 土地の境界を確認していただき 取得する土地の面積を確定するための測量を行います 通常 秩父市では専門の測量会社に委託して実施します 3 建物などの調査移

表紙

相続税計算 例 不動産等の評価財産の課税評価額が 4 億 8 千万円 生命保険金の受取額が 2 千万円 現金 預金等が 4 千万円 ローン等の債務及び葬式費用等が 3 千万円である場合の相続税を計算します 相続人は妻と 2 人の子供の 3 人です ( 評価額を計算するには専門知識を要します 必ず概算

必要な書類 市町村 住民票の写し 原本 居住開始年月日を記載するため 法務局 原本 登記簿に記載した内容を確認するため 請負契約書 写 売買契約書 写 ⑨ 家屋 土地等の取得価額を記載するため 住宅取得資金に係る 借入金の年末残高等証明書 原本 二面 一面⑨から転記,,, 借入金残高の確認 家屋の取

第1号様式(第9条第1項関係)

第1章 開発許可制度の概要

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名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

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所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 ⑵ 震災税特法の制度 ( 適用期間の特例 ) の概要東日本大震災によって被害を受けたことにより 住宅ローン税額控除の適用を受けていた家屋 ( 以下 従前家屋等 といいます ) を居住の用に供することができなくなった居住者については その居住の用に供す

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第 1 章 不動産の売却を検討されるお客様へ いらっしゃいませ! 初めての方も安心して お任せください 初めてだから 不安だわ PROFILE 夫 60 歳妻 65 歳 戸建てからマンションに買い換え検討中 子供も独立したし 広すぎるこの家は 売却しようか 売却までの流れ 物件調査 価格査定 媒介契

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知識を定着 重要チェック問題 問 題 ❶ 理解度を 重要チェック問題 で確認してみよう 宅建業者A 消費税課税事業者 が売主B 消費税課税事業者 からB所有の 土地付建物の媒介依頼を受け 買主Cとの間で売買契約を成立させた場合 Aが Bから受領できる報酬の限度額 消費税を含む は いくらか なお 土

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目的とする建物や 老朽 損傷等が著しい建物 大規模な修繕が必要と認められる建物は除きます 物件登録に当たっては 書類による確認のほか 所有者立会いのもと 市の職員が現地調査を行い 登録可能かどうかの確認をさせていただきます その結果により 空き家の物件登録ができない場合もありますので あらかじめご了

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15. 返済試算額の入手方法 平成 27 年 10 月 21 日現在 融資窓口にお申し出いただくか 当行ホームページのシミュレーション画面で試算できます 最寄りの道銀までお問い合わせください 16. 事務手数料 27,000 円 ( 消費税込み ) の手数料をお支払いただきます 17. その他全額繰

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1 市川市耐震改修助成制度 の概要 この制度は 市民の皆さんが所有し かつ居住する木造戸建住宅について 市の助成を受けて行っ た耐震診断の結果 耐震性が低いことから市に登録した木造住宅耐震診断士による耐震改修を実施した場合に 耐震改修設計費 耐震改修工事 工事監理費及び耐震改修に伴うリフォーム工事費

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(3) 評価替え土地と家屋については, 原則として, 基準年度 (3 年ごと ) に評価替えを行い, 賦課期日 (1 月 1 日 ) 現在の価格を固定資産課税台帳に登録します 第 2 年度と第 3 年度は, 新たな評価を行わないで, 基準年度の価格をそのまま据え置きます ( 平成 30 年度が基準年

Transcription:

原子力損害賠償のお支払い状況等 ( 審 40) 資料 3 平成 27 年 1 月 28 日東京電力株式会社 < 賠償のご請求 お支払い等実績 > 個人 個人 ( 自主的避難等に係る損害 ) 法人 個人事業主など ご請求について ご請求書受付件数 ( 延べ件数 ) 約 702,000 件約 1,301,000 件約 302,000 件 本賠償の状況について 本賠償の件数 ( 延べ件数 ) 本賠償の金額 * これまでのお支払い金額について本賠償の金額 * 1 仮払補償金 2 お支払い総額 1+2 約 620,000 件 約 1,288,000 件 約 263,000 件 約 2 兆 161 億円 約 3,531 億円 約 2 兆 459 億円約 4 兆 4,150 億円約 1,506 億円約 4 兆 5,657 億円 * 仮払補償金から本賠償に充当された金額は含まない < 賠償お支払い額の推移 > ( 兆 ) 5 4 3 2.52 3.30 4.03 4.57 0.35 2.05 2 1 0 1.66 0.99 0.28 0.06 2.02 0.15 H23.6 H23.12 H24.6 H24.12 H25.6 H25.12 H26.6 H26.12 本賠償のお支払開始 :H23.10 仮払補償金個人 ( 自主的避難を除く ) 法人 個人事業主など自主的避難 1

< 迅速な原子力損害賠償に向けた組織体制 > 損害賠償の迅速かつ適切な実施のための方策 3 つの誓い を踏まえ 被害を受けられた方々に早期に生活再建の第一歩を踏み出していただくため 約 1 万人体制で賠償を実施 全体体制 福島復興本社 ( 平成 27 年 1 月 1 日時点 ) 福島原子力補償相談室 ( 約 1 万人の体制 ) 補償相談ユニット : 約 2,500 人 補償相談センター : 約 1,900 人 説明会 相談窓口 個別訪問補償相談コールセンター : 約 600 人 電話での受付 ご説明補償推進ユニット : 約 7,500 人 請求書類等の発送 受領 確認 支払手続き 全体の支援 管理 : 約 300 人 参考 補償相談センターの概要 設置数 体制 14 カ所 ( 福島県内 :4 カ所 県外 :10 カ所 ) 約 1,900 人 ( 福島県内 : 約 1,400 人 ) 実績 * 窓口受付対応 説明会開催 個別訪問 : 約 392,000 件 : 約 1,000 件 ( ご来訪者 : 約 22,500 人 ) : 約 51,000 件 福島県内にある相談窓口 :15 カ所 相談窓口 外観 個別相談ブース * 福島復興本社設立 ( 平成 25 年 1 月 ) 後の実績 平成 26 年における主な取り組み 個別のご事情をこれまで以上に丁寧に伺うため 平成 26 年 7 月に経験豊富なベテラン管理職を福島へ専任配置するとともに 福島県内の自治体ごとに責任担当者を割り当てる等 現地の対応力を強化 2

< 平成 26 年の賠償の実施状況 > 平成 25 年 12 月 26 日 中間指針第四次追補が公表され 避難指示の長期化等に係る損害について新たな指針が示された 指針に示された損害を含め 順次受付を開始 中間指針第四次追補関連 案内開始 手続き 平成 26 年 4 月 原則 当社までご連絡をいただき請求書類を発送 請求書類には 対象となるご世帯の方全員のお名前を印字し ご請求者さまにて請求書類にチェックをいただいたうえで 当社にてこれまでのお支払状況等にもとづき賠償金額を算定 住居確保に係る損害の賠償 ( 具体的な算定方法等は別紙参照 ) 案内開始 平成 26 年 7 月 持ち家にお住まいであった方 宅地 建物 借地権 の賠償に合意いただいた方に対し 当社事故時点における居住状況を当社にて確認したうえで 請求書類を発送 請求できる費用や賠償可能金額についてご確認いただき 移住先住居の再取得費用 帰還先住居の建替え 修繕費用をご請求いただく 手続き 売買契約書等をもとに概算で賠償金をお支払いし 後日領収書等に基づき精算を行う 概算賠償 の選択も可能 借家にお住まいであった方 原則 当社までご連絡をいただき請求書類を発送 ご請求者さまにて 新たな生活の本拠の所在についてご申告いただいたうえで 当社にて賠償金額を算定 賠償項目 請求書発送数請求書受領数合意件数 ( 金額 ) 約 11,900 件 約 11,000 件 約 10,700 件 ( 約 1,640 億円 ) 住居確保に係る損害 持ち家 借家 約 18,400 件 約 500 件 約 3,000 件 約 500 件 約 1,900 件 ( 約 290 億円 ) 約 400 件 ( 約 11 億円 ) 3

その他 平成 26 年に開始した主な賠償項目 平成 26 年に開始した主な賠償項目 案内開始 合意件数 合意金額 精神的損害 ( 要介護者さま等への増額 ) 1 月 約 12,400 件 約 54 億円 個人 平成 26 年 3 月以降の就労不能損害 平成 26 年 4 月以降の家賃賠償 2 月 2 月 約 11,600 件約 3,400 件 約 93 億円約 32 億円 早期帰還賠償 3 月 約 20 件 約 1 億円 個人法人 自主的除染に係る費用の賠償 9 月 約 2,500 件 約 10 億円 仏壇に対する賠償 3 月 約 10,600 件 約 67 億円 財物 墓石の修理に対する賠償 7 月 約 2,200 件 約 2 億円 宅地 田畑以外の土地および立木に対する賠償 9 月 約 5,400 件 約 166 億円 * ADR や裁判で和解したものは含まない 4

< 個人の方に対する賠償の合意状況 > 単身世帯 個人賠償 家財 宅地 建物 田畑 山林等 住居確保 ( 持家 ) 合計 避難指示解除準備区域 968 万円 (5,023) 308 万円 (2,950) 2,470 万円 (911) 417 万円 (473) 2,429 万円 (36) 6,593 万円 居住制限区域 980 万円 (4,480) 306 万円 (2,805) 2,939 万円 (768) 579 万円 (335) 1,732 万円 (41) 6,536 万円 帰還困難区域 1,168 万円 (4,649) 706 万円 (4,090) 410 万円 (2,803) 3,352 万円 (828) 847 万円 (414) 1,635 万円 (60) 8,118 万円 2 人世帯 個人賠償 家財 宅地 建物 田畑 山林等 住居確保 ( 持家 ) 合計 避難指示解除準備区域 1,863 万円 (3,298) 484 万円 (2,952) 3,005 万円 (1,803) 493 万円 (1,094) 1,884 万円 (114) 7,730 万円 居住制限区域 1,972 万円 (2,387) 516 万円 (2,139) 3,237 万円 (1,426) 791 万円 (787) 1,802 万円 (169) 8,317 万円 帰還困難区域 2,330 万円 (2,574) 1,396 万円 (2,414) 664 万円 (2,280) 4,170 万円 (1,379) 965 万円 (748) 1,535 万円 (197) 11,059 万円 4 人世帯 個人賠償 家財 宅地 建物 田畑 山林等 住居確保 ( 持家 ) 合計 避難指示解除準備区域 3,737 万円 (1,641) 561 万円 (1,412) 3,425 万円 (730) 587 万円 (470) 2,041 万円 (57) 10,351 万円 居住制限区域 3,803 万円 (1,146) 585 万円 (1,019) 3,435 万円 (557) 922 万円 (317) 1,759 万円 (68) 10,503 万円 帰還困難区域 4,503 万円 (1,171) 2,794 万円 (1,072) 753 万円 (1,033) 4,348 万円 (525) 1,127 万円 (243) 1,792 万円 (70) 15,318 万円 *1 平成 24 年 10 月に受付を開始した包括請求方式について合意済みの方を集計 借地権の合意額は含まない *2 世帯構成は包括請求時の世帯構成 *3 避難指示解除見込時期が未決定の区域を含む *4 合計は 各項目のを合算したもの < 原子力損害賠償請求訴訟等の状況 > 送達件数うち係属中うち終了 245 件 145 件 100 件 5

1 (1). 住居確保費用の賠償 ( 持ち家 ) 別紙 対象となる方 当社事故発生時点において 避難指示区域内に自身が所有する持ち家に居住していた方帰還 : 移住を余儀なくされた区域以外に居住していた方で住居の建替えおよび修繕が必要な方移住 : 移住を余儀なくされた区域に居住していた方 その他の移住が合理的な方 対象となる費用 住宅の取得 修繕 建替え費用 宅地の取得費用 ( 移住のみ ) その他諸費用等の住居確保にかかる費用のうち 実際に発生した費用を賠償 住宅の取得 修繕費用 + 宅地の取得費用 + 諸費用 解体費用の取扱い 帰還して住居を建て替える場合 建替えに要した解体費用は 上記の費用とは別にお支払い 概算賠償の取扱い 売買契約書等をもとに概算で賠償金をお支払いし 後日 領収書等に基づき精算 当社事故発生時点の同一世帯内で行動が異なる場合など 複数の住居の費用が発生する場合についても 賠償可能金額の範囲内で柔軟にお支払い 1

庫1 (2). 住居確保費用の賠償 ( 持ち家 ) 対象となる資産 < 算定対象資産 > 住所に所在する非居住用建築物は250m2以下を居住部分とみなして算定対象当社事故発生時点の居住住所に所在する 同一地番内の建築物 構築物 庭木および宅地倉庫当社事故発生時点の居住 当社事故発生時点の居住住所に所在する居住用建築物は全て算定対象 母屋木離れ宅地倉当社事故発生時点の居住住所に所在する構築物 庭木は全て算定対象 庭塀 門 塀 当社事故発生時点の居住住所に所在する資産ごとに算定し 各算定額を合算して賠償可能金額を設定 2

1 (3). 住居確保費用の賠償 ( 持ち家 ) モデルケースによる試算 モデルケース ( 帰還困難区域 ) 従前の住居木造築 36 年 床面積 147.54 m2 従前宅地価格 12,755 円 / m2 従前宅地面積 410.03 m2時価相当額 : 建築物 937 万円 構築物 庭木 211 万円 宅地 523 万円想定新築価格 ( 現在物価 ) : 建築物 2,343 万円 構築物 庭木 351 万円 1 宅地 建物 借地権の賠償金額 = 1,671 万円 2 住居確保費用の賠償可能金額 = 2,403 万円 住宅 宅地 2 諸費用 ( 従前の住居の想定新築価格 - 従前の住居の時価相当額 ) 75% +( 従前の住宅の時価相当額 - 従前の住宅の既賠償金額 ) ( 従前の宅地面積 3 38,000 円 / m2 ) -( 従前の宅地面積 4 従前の宅地単価 ) 2 移住を余儀なくされた区域以外に居住されていた方で移住が合理的な場合は 75% を乗じる 3 250 m2を上限 4 400 m2を上限 諸税 登記費用等に係る合理的な費用 =1,160 万円 =440 万円 =803 万円 上記モデルケースの場合 住居確保にかかる実費が 1の1,658 万円 超過分を 2の2,403 万円の範囲内でお支払い を超過した場合に 従前宅地面積は410.03m2 ( 時価相当額 523 万円 ) であるが 上限 400m2 ( 時価相当額 510 万円 ) にて宅地分を再算定 3

2. 住居確保費用の賠償 ( 借家 ) 対象となる方 当社事故発生時点において 避難指示区域内の借家に居住していた方 対象となる費用 帰還 移住先での新たな住居を確保するための費用 新たな借家に入居するための礼金等の一時金相当額新たな借家と当社事故発生時点にお住まいであった借家との家賃差額相当額 (8 年分 ) 賠償金額 ご申告いただいた帰還 移住先の住所にもとづき 当社事故発生時点の世帯人数に応じて定額の賠償 1 避難指示区域内を新たな生活の本拠とする場合一人世帯の場合 :10 万円 ( 世帯人数が一人増える毎に 1 万円を加算 ) 2 避難指示区域外を新たな生活の本拠とする場合一人世帯の場合 162 万円 ( 世帯人数が一人増えるごとに 61 万円を加算 ) 4