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第 2 条ガイアは 関係法令等及びこれに基づく告示 命令によるほか業務要領に従い 公正 中立の立場で厳正かつ適正に 適合審査業務を行わなければならない 2 ガイアは 引受承諾書に定められた期日までに住宅性能証明書又は増改築等工事証明書 ( 以下 証明書等 という ) を交付し 又は証明書等を交付でき

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道路運送車両法第四条、第三十四条第一項、第三十六条の二第四項、第六十条第一項、第六十二条第二項(第六十三条第三項及び第六

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(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

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5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

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世帯に付き10,000 円以内とする 2 助成金の交付の対象となる空気調和機器の稼働期間 ( 以下 交付対象期間 という ) は 7 月から10 月までとする 3 助成金の交付の申請をした者 ( 以下 申請者 という ) が 交付対象期間の一部について第 6 条に規定する資格に適合しない場合は 助成

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( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

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無線局の定期検査制度の見直し ~ 登録検査等事業者制度の導入 ~ 平成 23 年 6 月 総務省総合通信基盤局電波環境課

平成14年8月  日

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2. 登録講習を実施している機関一般社団法人マンション管理業協会登録年月日平成 13 年 8 月 10 日所在地東京都港区虎ノ門 連絡先 株式会社プライシングジャパン 登録年月日 平成 26 年 10 月 3 日 所在地 埼玉県三郷市上口 連絡先

しなければならない 2. 乙は プライバシーマーク付与の更新を受けようとするときは プライバシーマーク付与契約 ( 以下 付与契約 という ) 満了の8ヶ月前の日から付与契約満了の4 ヶ月前の日までに 申請書等を甲に提出しなければならない ただし 付与契約満了の4ヶ月前の日までにプライバシーマーク付

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第 4 章中第 34 条の次に次の 1 条を加える ( 行政指導の中止等の求め ) 第 34 条の 2 法令又は条例等に違反する行為の是正を求める行政指導 ( その根拠 となる規定が法律又は条例 ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項又は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 55 条

2 政府は 必要があると認めるときは 予算で定める金額の範囲内において 機構に追加して出資することができる 3 機構は 前項の規定による政府の出資があったときは その出資額により資本金を増加するものとする 第二章役員及び職員 ( 役員 ) 第六条機構に 役員として その長である理事長及び監事二人を置

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

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メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

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前項に規定する事項のうち当該被験薬の治験薬概要書から予測できないもの に改め 同項を同条第三項とし 同条第一項の次に次の一項を加える 2治験依頼者は 被験薬について法第八十条の二第六項に規定する事項を知ったときは その発現症例一覧等を当該被験薬ごとに 当該被験薬について初めて治験の計画を届け出た日等

弁理士試験短答 逐条読込 演習講座 ( 読込編 ) 平成 29 年 6 月第 1 回 目次 平成 29 年度短答本試験問題 関連条文 論文対策 出題傾向分析 特実法 編集後記 受講生のみなさん こんにちは 弁理士の桐生です 6 月となりましたね 平成 29 年度の短答試験は先月終了しました 気持ちも

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事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

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贈与税の非課税措置にかかわる証明書等の発行業務約款


消防法 ( 抄 ) ( 昭和 23 年 7 月 24 日法律第 186 号 ) 最終改正 : 平成 27 年 9 月 11 日法律第 66 号 第 17 条 ( 消防用設備等の設置 維持と特殊消防用設備等の適用除外 ) 学校 病院 工場 事業場 興行場 百貨店 旅館 飲食店 地下街 複合用途防火対象

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

として採用するものとする 第 2 条の3 前条に定めるほか 職員就業規則第 11 条第 1 項により退職 ( 以下 定年退職という ) した者であって 退職後引き続き研究所以外の機関 ( 以下 再就職先 という ) において勤務する者 ( 定年退職後 任期付職員就業規則または契約職員就業規則の適用を

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は 法令の規定によるほか 別途定める確認調査事務規程により行うものとする ( 試験 調査 研究及び開発の実施 ) 第 6 条機構法第 12 条第 4 号に規定する業務は 次の各号に掲げる方法により行うものとする (1) 試験 調査 研究及び開発 ( 以下 研究等 という ) を行おうとするときは 当

豊中市ブロック塀等撤去補助金交付要綱 平成 30 年 8 月 10 日実施 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 本市の区域内に存する道路に面するブロック塀等の撤去を実施する者に対し 豊中市ブロック塀等撤去補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付することについて必要な事項を定め もって地震等により

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第 2 章 個人情報の取得 ( 個人情報の取得の原則 ) 第 4 条個人情報の取得は コンソーシアムが行う事業の範囲内で 利用目的を明確に定め その目的の達成のために必要な範囲においてのみ行う 2 個人情報の取得は 適法かつ公正な方法により行う ( 特定の個人情報の取得の禁止 ) 第 5 条本条各号

⑴ 申請書 ( 様式第 1 号 ) ⑵ 位置図 ( 1 / 1 0, ~1/ 5 0, 程度 ) ⑶ 平面図 ( 1 / ~1/ 1,0 0 0 程度で設備の配置等が分かるもの ) ⑷ 地番図, 土地の権利関係書類 ( 自社用地 : 公図及び登記簿の写し, 借地

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

等により明示するように努めるものとする ( 就業規則の作成の手続 ) 第 7 条事業主は 短時間労働者に係る事項について就業規則を作成し 又は変更しようとするときは 当該事業所において雇用する短時間労働者の過半数を代表すると認められるものの意見を聴くように努めるものとする ( 短時間労働者の待遇の原

基づく事業協同組合並びにこれらに準ずる団体 ⑶ 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者 ( 以下 指定管理者 という ) ⑷ 地方自治法第 260 条の2 第 1 項に規定する地縁による団体及び町会 自治会その他これらに準ずる団体 ⑸

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日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁とカンボジア王国労働職業訓練省との間の在留資格 特定技能 を有する外国人に係る制度の適正な運用のための情報連携の基本的枠組みに関する協力覚書 ( 仮訳 ) 日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁 ( 以下 日本の省庁 と総称する ) 並びにカンボジア王国

自動車メーカー等の不祥事に対応した道路運送車両法の改正

6-3 本市の違反宅地開発の状況 本市における違反宅地開発には 次のようなケースがありました ケース 1( 無許可工事 ) ケース 2( 許可後の無断変更工事 ) ロー経緯書 顛末書提出 建築相談 開発 宅造許可 現場調査 工事着手 無断造成発見 許可内容の変更相談 来課要請 変更内容 1 予定建築

(3) 始業 終業時刻が労働者に委ねられることの明確化裁量労働制において 使用者が具体的な指示をしない時間配分の決定に始業及び終業の時刻の決定が含まれることを明確化する (4) 専門業務型裁量労働制の対象労働者への事前通知の法定化専門業務型裁量労働制の導入に当たり 事前に 対象労働者に対して 1 専

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資料 1 協会員に対する処分及び勧告について 平成 30 年 4 月 18 日 日本証券業協会 本協会は 本日 下記のとおり 法令等違反の事実が認められた協会員に対し 定款第 28 条第 1 項の規定に基づく処分及び同第 29 条の規定に基づく勧告を行いました 記 岩井コスモ証券株式会社 公表前のア

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

金融商品取引法の改正 ~ インサイダー取引規制に係る見直しについて 1. はじめに 2013 年 4 月 16 日に 金融商品取引法等の一部を改正する法律案 が第 183 回国会に提出され 同年 6 月 12 日に成立 同月 19 日に公布されました ( 平成 25 年法律第 45 号 以下 改正法

員長及び医薬品医療機器等法登録認証機関協議会代表幹事宛て送付するこ ととしていることを申し添えます 記 1. 基本要件基準第 13 条第 5 項及び第 6 項への適合性確認の基本的な考え方について (1)2023 年 ( 平成 35 年 )2 月 28 日 ( 以下 経過措置期間終了日 という )

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

時効特例給付制度の概要 制度の概要 厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付に係る時効の特例等に関する法律 ( 平成 19 年 7 月 6 日施行 ) に基づき 年金記録の訂正がなされた上で年金が裁定された場合には 5 年で時効消滅する部分について 時効特例給付として給付を行うこととされた 法施行前

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平成 26 年 3 月 6 日千葉医療センター 地域医療連携ネットワーク運用管理規定 (Ver.8) 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク運用管理規定 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この運用管理規定は 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク ( 以下 千葉医療ネットワーク ) に参加

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( 検査 ) 第 8 条甲は 乙の業務にかかる契約履行状況について 作業完了後 10 日以内に検査を 行うものとする ( 発生した著作権等の帰属 ) 第 9 条業務によって甲が乙に委託して制作した成果物及び成果物制作のために作成された著作物の著作権及び所有権等は 著作権法第 21 条ないし第 28

宇都宮市サイクリングターミナル条例 宇都宮市サイクリングターミナル条例昭和 58 年 3 月 23 日条例第 17 号改正昭和 62 年 3 月第 21 号平成 3 年 12 月第 41 号平成 4 年 3 月第 29 号平成 7 年 12 月第 36 号平成 8 年 3 月第 24 号平成 9 年

千葉市プレーパーク開催支援要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条本要綱は 本市における市民によるプレーパークを支援するために必要な事項を定めるものとする ( 用語の定義 ) 第 2 条本要綱において 次の各号に掲げる用語の意義は それぞれ当該各号に定めるところによる (1) プレーパーク子どもたちの健全な育

( 登録の審査及び登録 ) 第 7 条市長は, 前条の規定による申請を受けたときは, 第 5 条に規定する登録の要件を満たしていることを確認の上, 届出のあった情報を登録するものとする ( 登録情報の利用 ) 第 8 条市長は, 次に掲げる事由に該当するときは, 市民等の生涯学習活動を促進し, 又は

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

財団法人日本体育協会個人情報保護規程

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議案第4号

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個人情報管理規程

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自動車環境基準の審査 平成 28 年 11 月 10 日 行政改革推進本部事務局 説明資料

近年の自動車メーカーを巡る問題 1 1. タカタによるリコール問題 2013 年 4 月 各自動車メーカーがタカタ社製エアバッグをリコールし その後も追加リコールが発生 2015 年 11 月 米運輸省が最大 2 億ドルの民事制裁金を科すと発表 2.VW による排出ガス不正問題 2015 年 9 月 18 日 VW のディーゼル車が米国で不正なソフトウェアを用いて排出ガスを米国販売基準以下に見せていたことが判明 2016 年 10 月 25 日カリフォルニア州地裁にて米国の集団訴訟への和解金 (147 億ドル ) が最終承認 3. 三菱自動車による燃費不正問題 2016 年 4 月 20 日国が定めた試験方法 ( 惰行法 ) と異なる方法で走行抵抗値を測定し 走行抵抗値を根拠なく改ざんしていたことが判明 4 月 28 日 自動車の型式指定審査におけるメーカーの不正行為を防止するためのタスクフォース を設置 8 月 30 日国交省が確認試験結果を公表 9 月 15 日不正発覚後の燃費値の再測定においても 走行抵抗値の測定方法で不正が発覚 4. スズキによる燃費不正問題 2016 年 5 月 18 日国交省が三菱自動車以外のメーカーの不正行為の有無に係る実態調査結果を公表し スズキにおいても国が定めた試験方法 ( 惰行法 ) と異なる方法で走行抵抗値を測定していたことが判明

型式指定審査のプロセス 自動車メーカーによ自動車の販売国土交通省 型式指定審査 : 自動車については 様々な基準について個別に審査を受けないと原則として販売できないが 画一的な大量生産を行う自動車については型式審査を受けることで 新規検査における現車提示が省略できる 独立行政法人自動車技術総合機構自動車認証審査部 安全 環境基準への適合性の審査 自動車メーカー 側面衝突時の乗員保護の試験 型式申請 審査依頼 自動車排出ガス試験燃料消費率試験 審査結果の通知 型式指定 る完成検ブレーキ試験 査 完成検査 : 自動車メーカーが自動車を完成させた際に 自動車の品質に問題がないか 1 台ずつ確認を行う検査 2

型式指定審査に係る法的枠組 型式指定は 道路運送車両法に基づき 独立行政法人自動車技術総合機構に審査を行わせるものとしている ( 道路運送車両法第 75 条の 5) 型式指定に関する省令に違反した場合に 30 万円以下の罰金が科される規定は既存 ( 道路運送車両法第 110 条 ) 道路運送車両法 ( 第 75 条の5 第 76 条及び第 110 条第 6 項 ) ( 型式についての指定に係る独立行政法人自動車技術総合機構の審査 ) 第 75 条の5 国土交通大臣は ( 中略 ) 自動車の型式についての指定 ( 中略 ) に関する事務のうち 当該自動車及び当該特定共通構造部の構造 装置及び性能並びに当該特定装置が保安基準に適合するかどうかの審査を機構に行わせるものとする 2 機構は 前項の審査を行つたときは 遅滞なく 当該審査の結果を国土交通省令で定めるところにより国土交通大臣に通知しなければならない ( 国土交通省令への委任 ) 第 76 条 ( 中略 ) 指定の手続 ( 中略 ) 検査の基準 ( 中略 ) その他この章に規定する道路運送車両の検査の実施細目は 国土交通省令で定める 第 110 条次の各号のいずれかに該当する者は 30 万円以下の罰金に処する 6 ( 中略 ) 第 76 条 ( 中略 ) の規定に基づく命令の規定に違反した者 法令上 独法自身が審査を行うことになっている 今回の問題を受けて 自動車型式指定規則に下記の規定を追加 タスクフォースによる最終とりまとめ後の主な改正内容 ( 平成 28 年 9 月 16 日施行 ) 自動車型式指定規則 ( 第 4 条の2 及び第 12 条 )( いずれも新設 ) ( 指定の効力の停止 ) 第 4 条の2 国土交通大臣は 次の各号のいずれかに該当すると認めるときは 期間を定めて指定自動車の型式についての指定の効力を停止することができる この場合において 国土交通大臣は 停止の日までに製作された指定自動車について停止の効力の及ぶ範囲を限定することができる 一申請者が第十二条の規定に違反したとき ( 申請書等の記載事項の制限 ) 第 12 条この省令の規定により申請書その他の書面を国土交通大臣又は機構に提出しようとする者は 当該申請書その他の書面には 国土交通大臣が定めるところにより適切に実施した試験の結果に基づく記載その他の正確な記載をしなければならず 虚偽の記載をしてはならない 3

独立行政法人自動車技術総合機構 ( 概要 ) 1. 人員 組織 役員数 8 名 職員数 980 名 2. 自動車の型式認証に係る予算 人員数 平成 28 年度予算 ( 百万円 ) 機構全体 うち 自動車の型式認証に係る予算 人員 収入運営費交付金 3,173 580 施設整備補助金 3,841 141 審査手数料収入 9,104 400 その他 522 0 合計 16,640 1,121 人員 組織 980 名 42 名 平成 27 年度審査実績 1,953 件 4

平成 28 年 4 月以降三菱自動車工業及びスズキによる燃費 排出ガス試験における不正行為が相次いで発覚し さらに 平成 28 年 8 月には三菱自動車工業の試験法の趣旨に反した不正な取扱いが発覚したところ これらを踏まえ 自動車の型式指定審査におけるメーカーの不正行為の抑止と再発防止を図るため 4 月 28 日から 6 回にわたって議論を行い 外部有識者の意見等を踏まえつつ 具体的な措置をとりまとめた 以下は現在行っているものに新たに追加する事項 メーカーの不正行為を防止するための審査方法の見直し 自動車の型式指定審査におけるメーカーの不正行為を防止するためのタスクフォース最終とりまとめ概要 型式指定審査の一環として メーカーが提出するデータの測定時に 機構が抜き打ちでの立ち会い等によるチェックを行い 問題がある場合には 機構が不正の有無について技術的検証を実施する 不正行為が発覚したときは 当該申請の却下 法令上の不利益処分 罰則の適用等の厳しい制裁措置をとるとともに 不正を行ったメーカーに対し 一定期間機構が立ち会う審査を増やす等 以後の型式指定審査を厳格化する 国が行う型式指定に係る監査において 型式指定後も不正の有無や法令遵守に関する体制 制度が機能しているか等を確認する 本最終とりまとめを受けて実施される対策の実施効果等を検証しつつ 更なる不正行為の抑止対策として 型式指定に関する罰金額の見直しや課徴金制度の導入等について検討する 1. メーカー提出データに関するチェック 2. 不正の有無の検証 3. 不正を行ったメーカーに対する制裁措置 4. 不正を行ったメーカーに対するその後の審査の厳格化 5. 型式指定取得後の監査 調査 6. 不正を行ったメーカーに対する不利益処分 罰則の適用 その他メーカーの不正行為を防止するために必要な措置 一定の頻度で抜き打ちでの試験への立ち会い等によるチェックの実施 機構における技術的検証の実施 疑義に関係する当該メーカーの他車種の審査の一時停止 不正の公表 当該型式指定申請の却下 当該メーカーの他車種の審査の一時停止 不正のあったデータに関係する試験について 原則 機構施設で全数試験を実施 機構が立ち会う審査の増加 標準処理期間にかかわらず厳格な審査を実施 生産ラインからの実車抜き取り確認 メーカーの型式指定申請プロセス 社内規定等のチェック 使用過程車に対する抜き取りでの路上試験による排出ガスの確認 虚偽の申請に対する不利益処分 ( 型式の指定の効力の停止 ) 虚偽の申請に対する罰則 燃費 排出ガス試験法の国際調和の推進 ばらつきを抑える趣旨がより明確な走行抵抗測定方法の導入前倒し 燃費表示方法の改善 相互承認に関する国際的な協調 不正行為の通報窓口の設置 赤字は ( 独 ) 自動車技術総合機構が関連する事項 実施目途 : 法令改正が必要な措置 (6.) は 平成 28 年 9 月 16 日公布 施行 その他の項目は 可能なものから速やかに実施済 5

論点 6 三菱自動車及びスズキにおける燃費 排出ガス不正問題が起きた背景は何か 本独法が 自動車メーカーの不正行為を抑止できなかったのはなぜか 三菱自動車及びスズキにおける不正問題を受けた 審査体制の強化や制裁の強化を含む政府の再発防止策は妥当か 独法の審査体制の強化について 誰がコストを負担すべきか 本独法は 旧自動車検査独立行政法人と旧独立行政法人交通安全環境研究所の統合によるシナジー効果を実現しているか