によるイベントなど 年間約 200 回以上の演奏活動を通じて防火 防災への備えと協力を呼びかけ 世界一安全安心な都市 東京 を目指し 思いやりのある心温まる社会の実現に貢献しています また カラーガーズ隊は 昭和 61 年 4 月に発足し昨年 30 周年を迎えました 当庁に勤務する女性職員で編成され

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川越地区消防局 消防署組織図 消防局長 消防局 ( 代 ) 総務課 総務担当 消防団担当 財務担当職員担当 管理担当 予防課 予防担当 査察指導担当 保安担当 警防課 警防担当 装備担当 救急課 0

第 5-1 表 防火防災訓練実施状況 ( 対象別 防災館を除く )( 平成 28 年度中 ) 町会 自治会防災市民組織女性防火組織その他の団体合 計 防災訓練 実施件数 9,403 件 1,128 件 227 件 9,812 件 17,779 件 参加人員 612,576 人 31,761 人 4,

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第2編 旅客営業 第4章 乗車券類の効力

問 32-2 うちエコ診断 を受けない理由 ( 問 32 で うちエコ診断は知っている ( 聞いたことがある ) が 受けたことはない と答えた方に ) あなたが うちエコ診断 を受けない理由として 次の中からいくつでも選んで番号を で囲んでください ( 回答者数 =73 人 )( 複数回答 ) (



地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

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報道関係者各位 NEWS RELEASE 2018 年 10 月 9 日ジョンソン エンド ジョンソン株式会社ビジョンケアカンパニー 10 月 10 日は 目の愛護デー 小 中 高校の養護教諭 288 名へのアンケート結果を発表 目を取り巻く環境が悪化!? 子どもたちの視力低下が浮き彫りに 6 割の

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

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評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

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多くの大学においては 新入生のオリエンテーション時やサークルの代表者に 未成年者の飲酒の防止と イッキ飲み 等過剰飲酒の禁止に関する指導や啓発が行われています また 平成 27 年度からは 県保健所 精神保健福祉センター等が中心となり 大学生向けのアルコール健康障害や適正飲酒の知識に関する出前講座を

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火災発生件数の推移 件 年 昭和 平成 2 消防団の活動京都市の消防団は, 各行政区に設けられ, 消防局との力強い連携により, 火災, 震災その他の非常災害時における警戒防御活動を行うとともに, 市民の皆様の防火 防災意識と災害対応力を高めるため昼夜を分かたず活動しています ⑴ 消防団の現状 ( 平

送信日 番組開始番組終了 題名発信者備考 12/3 内部統制制度に関する説明会 (11/20) 12/4 平成 30 年度防災啓発中央研修会 (7/5-6) 12/5 ファイアーファイティングスピリッツ -もうひとつの生き方 見つけた - 12/5 15:19 全国市長会創立 120 周年記念市長フ

すぐ連絡! すぐ実施! 杉並消防署からのお知らせ 自衛消防訓練を実施しましょう 自衛消防訓練は 火災が発生した場合に消防隊が現場に到着するまで 自衛消防 活動により 迅速 的確に人命の保護と災害の拡大防止の措置をとれるようにする ことを目的としています 訓練の種別 自主的に訓練することが必要です!

2. 意見の概要と市の考え方寄せられた意見の概要及び意見に対する市の考え方は次のとおりです 意見書の内容意見に対する市の考え方 前文 に条例の基である 言語 の位置づけを明確に示し 前文 に手話は言語として位置づけられている旨の記載条例の策定趣旨を理解しやすくしてください を追加しました また 前文

1 火災から尊い生命を守ろう  平成13年春の火災予防運動

5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

もくじ 火災の概要 第 表 火災発生状況 ( 過去 5 年間 ) 第 表 市町別火災発生状況 4 第 3 表 月別火災発生状況 6 第 4 表 出火原因別火災発生状況 7 第 5 表 覚知状況 7 救急の概要 8 救助の概要 8 第 6 表 救急発生状況 ( 過去 年間 ) 9 第 7 表 市町別救

予防課関係の要綱,通達改正案

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地震や防災に関する情報の取得源はテレビが最も多い 地震や防災に関する知識をどこで得ているかをたずねたところ テレビ と回答をする方が 66.6% と多数を占め の イ ンターネット (45.3%) 新聞 (30.7%) といった回答を大きく引き離した結果となりました テレビは昨年 一昨年に続き最も多

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アイヌ政策に関する世論調査 の概要 平成 3 0 年 8 月内閣府政府広報室 調査対象 全国 18 歳以上の日本国籍を有する者 3,000 人 有効回収数 1,710 人 ( 回収率 57.0%) 調査時期平成 30 年 6 月 28 日 ~7 月 8 日 ( 調査員による個別面接聴取 ) 調査目的

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マニュアルの見方 マニュアルの見方 マニュアルの見方について説明します 操作の前提条件です ある場合のみ記載しています 操作の前に確認してほしい重要事項です ある場合のみ記載しています 1 操作手順に対応した操作画面上の操作 箇所です 関連ページがある場合は 参照先の ページ番号を記載しています 操

2-1 出場体制等 1 出場体制東京消防庁における出場体制は 火災 救助 救急及び危険排除等の災害区分に応じて 普通出場 特別出場 特命出場により対応しています ⑴ 火災普通出場 市街地の一般火災及び大規模又は特殊な対象物の火災が発生した場合 火災の規模に応じて第 1 出場から第 4 出場に区分して

( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

1. 一般財団法人日本防火 危機管理促進協会の重点的取組住宅防火対策推進協議会の事務局として 広く住警器の普及啓発等を実施 2. 平成 27 年度実施中事業事業名平成 27 年度実施中事業 ( 実績を含む ) 住宅防火防災推進シンポジウムの開催 別添 住宅用防災機器等展示会出展事業 別添 CATVに

38 災害緊急時における聴覚障害者の情報伝達保障支援の状況分析 表2 生の協力のおかげで遂行することができた 避難訓練の年間実施回数 回 回 2回 3回 4回 5回以上 4 6 35 9 図 避難所担当者との連携 図2 避難訓練の年間実施回数 Ⅳ 調査研究の経過および結果 なかでも年2 3回実施して

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3 歯科医療 ( 救護 ) 対策 管内の歯科医療機関の所在地等のリスト整理 緊急連絡網整備 管内の災害拠点病院 救護病院等の緊急時連絡先の確認 歯科関連医薬品の整備 ( 含そう剤等 ) 自治会 住民への情報伝達方法の確認 病院及び歯科診療所での災害準備の周知広報 - 2 -

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消防局の組織及び装備について

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第 1 部 施策編 4

1 埼玉東部消防組合の現況を緻密に把握し 課題を抽出するとともに 財政状況及び人口等の将来推計を見極め 将来の目標及び目標達成に向けた取り組み方針を策定する 2 消防行政の推進に当たり 健全な財政運営の視点に立ち 消防署所や消防車両等の消防施設の整備を図り もって消防 救急 救助体制の強化を図る 3

ウ暗号化通信必要に応じて,SSLによる暗号化通信を行うこと ⑶ 運用保守サイトを安定的に運営するため, ソフトウェアやサーバ等の保守を行うこと ⑷ マニュアル等の作成サイトの運用管理に関するマニュアルを作成すること なお, 運用管理に関するマニュアルの作成に当たっては, 専門的な知識を持つ者でなくと

危険物施設簡易タンク移動タンク給油取扱所屋内貯蔵所屋外タンク屋内タンク屋外貯蔵所地下タンク販売取扱所一般取扱所合小小造計計計所 第 Ⅱ 編一般災害予防計画 第 3 章第 7 節二次災害の防止体制整備計画 4) 車両火災の予防 5) 危険物施設における自主防災組織の育成 現況 本市における危険物 高圧

験をいかし 地域防災力充実強化計画のような形で 地方公共団体や関係団体の事業まで含む関連施策を網羅した総合計画を作成し 関係者がその実施状況を点検しながら 状況に応じて必要な修正を加えつつ 粘り強く全体を着実に実行するという いわば施策実行のシステムを確立して 地域防災力充実強化の実をあげるようにす

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領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

Transcription:

5-2 消防広報 広聴 1 広報活動消防広報は 消防の実態や各種施策を正しく都民に伝え 理解と協力を得るとともに 都民の要望 意見等を消防行政に反映するための活動です そのために 広報紙 ポスター パンフレット等を作成しているほか ホームページやソーシャルメディアを活用し 災害や防火防災に関する消防情報を提供しています また 新聞 ラジオ テレビなどの報道機関に対し 社会のニーズを捉えたタイムリーな情報提供 広報協力を積極的に行うとともに 各種イベント 展示会 キャンペーン 火災予防運動等を通じた防火防災思想の普及など 積極的な広報活動を展開しています 特に 東京消防庁では 消防行政に関わる各種施策を実現するために 都民の意識や行動に働き掛ける政策広報を組織が一体となって 強力に推進しています 写真 75 春の火災予防運動ポスター 写真 76 秋の火災予防運動ポスター 2 消防音楽隊及びカラーガーズ隊による広報活動東京消防庁音楽隊は 昭和 24 年 7 月 16 日に日本初の消防音楽隊として発足し 今年で創立 68 年を迎えます 平成 2 年から開催している定期演奏会 都民と消防のふれあいコンサート や昨年 900 回目を迎えた日比谷公園小音楽堂での 金曜コンサート をはじめ 当庁の行事やコンサート 地域からの要請

によるイベントなど 年間約 200 回以上の演奏活動を通じて防火 防災への備えと協力を呼びかけ 世界一安全安心な都市 東京 を目指し 思いやりのある心温まる社会の実現に貢献しています また カラーガーズ隊は 昭和 61 年 4 月に発足し昨年 30 周年を迎えました 当庁に勤務する女性職員で編成され 音楽隊とともに消防出初式や各種イベント等に参加し規律ある爽やかなフラッグ演技を披露し 多くの都民の皆様に親しまれています 第 5-4 表 消防音楽隊の演奏活動 ( 平成 28 年中 ) 区 分庁内関係 庁外関係都関係官公庁関係一般 合 計 演奏回数 116 回 35 回 35 回 71 回 257 回 聴衆人員 41,505 人 39,430 人 33,750 人 354,500 人 469,185 人 3 消防博物館を通した広報活動東京消防庁消防防災資料センター ( 通称 消防博物館 ) では 消防に関する歴史的資料の展示等を通じた防火防災教育により あらゆる年代の都民の防火防災への興味を喚起し 消防への理解を深め 防火防災知識及び防災行動力の向上を図っています 平成 28 年に世界最大の旅行口コミサイト トリップアドバイザー のエクセレンス認証 2016 を 2 年連続で受賞し 28 年度来館者数は 平成 4 年 12 月の開館以来過去最高の 212,932 人を記録し そのうち外国人は初めて 1 万人を超えました 4 消防施設等における体験学習東京都の わく (Work) わく (Work) Week Tokyo( 中学生の職場体験 ) 事業や こころの東京革命行動プラン 事業の一環として 消防署等の施設見学や 体験学習を通して 社会奉仕や命の尊さを伝え 児童 生徒の心の育成を図るとともに 併せて防火防災思想の普及啓発 防災行動力の向上 消防への理解浸透を図っています 5 防火 防災及び救急に関する主な行事 ⑴ 防災とボランティアの日と防災とボランティア週間平成 7 年 1 月 17 日に発生した阪神 淡路大震災では 全国から駆けつけた多くのボランティアが被災者の支援に重要な役割を果たしました 1 月 17 日の 防災とボランティアの日 1 月 15 日から 21 日までの 防災とボランティア週間 には 各消防署で行事等が行われ 都民に対し災害時におけるボランティア活動への理解と災害への備えの充実強化を図っています

⑵ Tokyo 消防団の日広く都民に対して消防団の存在や活動を紹介し 併せて 消防団員の確保による各消防団の組織力や活動体制の充実強化を図るため 1 月 15 日を Tokyo 消防団の日 と定めています ⑶ 文化財防火デー 1 月 26 日の 文化財防火デー を中心として 先人の残した貴重な文化遺産を火災等の災害から守るため 文化財等の消防用設備等の点検や消防演習などを実施しています これは 昭和 24 年 1 月 26 日の法隆寺金堂火災を教訓として始められたもので 関係者や周辺地域住民に対して文化財を守るための防火防災体制の充実強化や文化財に対する防火意識の高揚を図っています ⑷ 火災予防運動毎年 春は車両 船舶等の乗物火災 山火事及び建物火災の予防を目的として 3 月 1 日から3 月 7 日までの一週間 秋は建物火災の多発期を前に火災への警戒を呼びかけるため 11 月 9 日から11 月 15 日までの一週間 それぞれ火災予防運動を実施しています この運動は 各消防署がそれぞれの地域で防火防災講演会や消防訓練 演習などを展開し 都民の防火防災意識の高揚と防災行動力の向上を図るもので 平成 28 年中は延べ281 万人の都民が参加しました ⑸ はたらく消防の写生会毎年 4 月から5 月末にかけて 東京消防庁管内の小中学校の児童 生徒を対 象に消防車両等の写生会を実施しています これは 消防隊員や消防車両などの写生画 火災予防や地震対策などを表現するポスター及び未来の消防イメージ図画を描くことにより 消防の仕事への関心を高め 防火防災意識の育成 向上を図るために行っているものです また 作品の展示を通して 広く防火防災思想の普及を図っています ⑹ 水の消防ページェント 5 月中旬に東京港の開港を記念して行われる 東京みなと祭 に併せ 水の消防ページェント を開催しています 船舶の火災予防や水難事故の防止を呼びかけ消防艇と消防ヘリコプター等による船舶火災の消火や水難救助の消防演技などを実施し 東京港の安全を守る消防の仕事や消防装備を広く紹介しています ⑺ 危険物安全週間平成 2 年度から 毎年 6 月の第 2 週を 危険物安全週間 としています 危険物関係事業所における自主保安体制を確立し 危険物に係る火災や流出事故などを未然に防ぐことを目的に 期間中関係事業所の自衛消防訓練 危険物保安監督者等に対する講習 危険物災害を想定した消防演習などを行っています また 都民に対し身の回りの危険物品の性状や正しい取扱いなどをお知らせしています

⑻ 防災の日と防災週間大正 12 年に関東大震災が発生した9 月 1 日 防災の日 を中心として 8 月 30 日から9 月 5 日までの 防災週間 においては 関係機関の協力や多くの都民の参加を得て 防災行動力の向上を図るための総合的な防災訓練や防災イベント等を実施しています ⑼ 救急の日と救急医療週間 9 月 9 日の 救急の日 及びこの日を含む一週間を 救急医療週間 とし 都民の方々に 救急医療及び救急業務に対する理解と認識を深めていただくため 応急手当や救急車の適正な利用などについての講習会や講演会を開催しています ⑽ 119 番の日昭和 62 年から11 月 9 日を 119 番の日 と定め 秋の火災予防運動に併せ 消防業務への正しい理解と携帯電話を含めた適切な119 番通報要領の普及を図っています ⑾ 東京消防庁防火防災標語の公募都民とともに防火防災を推進していくことを目的として 東京が抱える消防行政上の課題をテーマに 毎年度都民から標語を募集しています 平成 27 年度は 家族や地域を災害から守る防災標語 危険物災害の防止に関する危険物安全標語 平成 28 年度は 住宅からの火災を防ぐ防火標語 大切な命を救う救急標語 の公募を行いました 6 広聴活動 ⑴ 都民相談窓口当庁では 都民の意見や要望等を広く消防行政に取り入れるため 広報課のほか 各消防署 分署 出張所に都民相談窓口を設けています 平成 28 年中の広聴件数は7,502 件 ( 前年に比べ636 件減 ) で 感謝 が 2,793 件と最も多く 広聴件数全体の37.2% を占めています また 種別ごとの広聴件数は 感謝 に次いで多い順に 問合せ 1,257 件 ( 全体の16.8%) 要望 1,109 件 (14.8%) 相談 817 件 (10.9%) 苦情 759 件 (10.1%) 意見 363 件 (4.8%) 情報 205 件 (2.7%) その他 199 件 (2.7%) です 平成 28 年 10 月受付分から 当庁ホームページ ( 情報公開ポータルサイト ) において 件数及び対応事例を毎月公表しています ⑵ 消防に関する世論調査 インターネット調査都民の消防行政や防災に関する認識 防災に関する平素の備えの実態及び消防行政に関する意見や要望を把握し 消防行政へ反映するため 平成元年から当庁管内在住の男女を対象に毎年 1 回世論調査を 平成 16 年からは年 5 回程度インターネットモニターに対するアンケート調査を実施しています 調査項目は 地震に関すること 火災予防に関すること 自主防災に関すること 救急に関すること 災害時に支援が必

要な方に関すること等です ⑶ イベント会場におけるアンケート出初式をはじめとする各種イベント等の来場者から感想や意見などを伺い より多くの都民に親しまれる催しとするための基礎資料として活用しています ⑷ 東京消防庁ホームページ当庁では 消防への理解と協力を求めるため 東京消防庁ホームページアドレス (http://www.tfd.metro.tokyo.jp) を設け 各種施策をはじめ 優良防火対象物の認定一覧 災害情報 生活安心情報 行事案内 採用案内 救急病院案内 電子図書館 電子学習室 キッズコーナーなど 消防行政に関する様々な情報を都民に提供しています また インターネットメールで 消防に対する意見や要望等を幅広く受け付けています 平成 28 年中には 東京都の公式ホー ムページ作成に関する統一基準に基づき ホームページのデザイン統一を図りました また 都民が求める情報の内容と量の拡大 都民目線での使いやすさ 使い勝手の良さを考慮し トップページの更新及び情報公開ポータルを開設しました 平成 28 年中における東京消防庁ホームページへのアクセス延べ件数は 52,263,767 件となっており 今後も都民のニーズに合わせた情報発信を行ってまいります 写真 77 火災予防運動の演習

トピックス 5 東京消防庁ソーシャルメディア 当庁における行政広報の更なる推進を図るため 即時性があり 都民に対してより広い情報伝達が期待できるソーシャルメディアを活用した情報提供として Twitter ( ツイッター ) や Facebook( フェイスブック ) ページを運用しています ツイッター http://twitter.com/tokyo_fire_d アカウント名 Tokyo_Fire_D (Tokyo と Fire と D の間はアンダーバー ) 米国ツイッター社の認証済みアカウントマークを取得済み ユーザー名東京消防庁 フェイスブックページ http://www.facebook.com/tokyofiredepartment アカウント名東京消防庁 事例紹介 28 年中 反響が大きかった投稿記事! 時節に応じた情報や イベント情報などを発信していましたが 中でも救助 ( 救命 ) 協力者の捜索や救急機動部隊発隊式の様子に多くの いいね! が集まりました ツイッターでは 災害の速報が注目され フェイスブックではイベントの案内に人気が集まりました 今後も より都民の皆さまに寄り添い 理解を深めていただくための広報活動を推進してまいります