調査結果 対象 : 障害者 331 名調査期間 :2018 年 2 月 2 日 ~2018 年 2 月 8 日調査方法 : インターネット調査 避難時 避難所での生活において 過半数が 障害による支障がある と回答 震災が発生したと仮定し あなたが避難する際 障害による支障はあると思いますか? 19

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障害者 ( 児 ) 防災アンケートの主旨 アンケートの概要 Ⅰ 避難に関すること Ⅱ 情報伝達に関すること Ⅲ 避難所及びその環境に関すること Ⅳ 日頃の備えに関すること 障害者 ( 児 ) 防災アンケート < 配布用 >

2017 年 2 月 27 日株式会社カカクコム 価格.com 生命保険 に関する調査結果を発表加入率は約 8 割 若年層ほど低い傾向 加入中の生命保険は終身タイプがトップ将来への不安?20 代の加入目的 老後保障 貯蓄 が他世代よりも高い結果に補償内容への理解度 十分理解できていない加入者が 53

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4 回答者属性 (1) 性別 人数割合 (%) 男性 女性 49.4% 0.4% 男性 5 女性 % 2 0.4% (2) 年代別 人数割合 (%) 20 代 % 30 代 % 40 代 % 50 代 % 60~6

38 災害緊急時における聴覚障害者の情報伝達保障支援の状況分析 表2 生の協力のおかげで遂行することができた 避難訓練の年間実施回数 回 回 2回 3回 4回 5回以上 4 6 35 9 図 避難所担当者との連携 図2 避難訓練の年間実施回数 Ⅳ 調査研究の経過および結果 なかでも年2 3回実施して

変化による動揺が大きく見られる場合がある [ 精神障がい者 ] 災害発生時には 精神的動揺が激しくなる場合がある 自分で危険を判断し 行動することができない場合がある 普段から服用している薬を携帯する必要がある [ 高次脳機能障がい者 ] 同時にいくつものことができない場合がある 複数の指示が出ると

問 3 あなたの家族構成は ひとり暮らし世帯 7.5% 夫婦のみの世帯 29.3% 2 世代同居世帯 48.3% 3 世代同居世帯 13.3% 1.0% 0.6% 家族構成は 2 世代同居世帯 が 48.3% と最も比率が高く 以下 夫婦のみの世帯

目次 発刊のことば 事業の概要 () 事業名 () 事業の目的 () 事業の期間 聴覚障害者災害対策アンケート調査の概要 ~ () アンケート調査の目的 () 調査の内容 () 調査方法 () 調査期間 () 対象者とアンケートの回収 () 集計 分析方法 県内聴覚障害者の生活と災害対策の実態 ~ア

< 調査結果 > 現在 単身赴任をしていますか? 単身赴任者 43.3% 非単身赴任者 56.7% Q. 現在 単身赴任をしていますか?( 対象 :598 名 有効回答 :598 名 ) 56.7% 43.3% 転勤先へは単身赴任かどうか聞いたところ と回答したのは 43.3% でした 家族も一緒に

バレンタインデーのプレゼントにかける予算は増加傾向 中でも 女性の友人 への予算の平均は 33 円増加バレンタインデーのプレゼントにかける予算について プレゼントを渡す相手別に見たところ パートナー 思いを寄せている相手 への予算は 2 が最も多い一方 配偶者以外の家族 会社 取引先や男性の友人など

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6 割近くが知らない わからない かかりつけ薬剤師 の存在 6 割近くの人は かかりつけ薬剤師 とは何かを 知らない / わからない (57.8%) と認知の低さがわかった 性年代別で 知らない / わからない が最も多いのは男性 40 代で 66.0% 一方 女性 50 代は半数以上の 55.0%

                                   

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5 防災の日を知っている方は約 8 割 防災の日については知っている 聞いたことがあると答えた方が 8 割以上を占めました 9 月 1 日が防災の日 であることまでご存知の方は全体のうち 57.5% でした (Q10 参照 ) アンケート概要 アンケートタイトル地震防災に関するアンケート リサーチ実

Ⅰ 障害福祉計画の策定にあたって

() 港南区の防災 箇条 港南区の防災 箇条は平成 年に定められましたが 初めて言葉を聞いた が% と最も多く 認知度は低くなっています 内容を知っており 箇条をもとに災害時の備えを実施している は% にとどまっています [ 性年代別防災五箇条認知度 ] 高齢者の方が認知度が高くなる傾向にあり 男女

地震や防災に関する情報の取得源はテレビが最も多い 地震や防災に関する知識をどこで得ているかをたずねたところ テレビ と回答をする方が 66.6% と多数を占め の イ ンターネット (45.3%) 新聞 (30.7%) といった回答を大きく引き離した結果となりました テレビは昨年 一昨年に続き最も多

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今回の調査では 主に次のような結果が得られました 花粉症の現状と生活に及ぼす影響の実態 スギ花粉症を初めて発症してから 10 年以上経つ人が 66.8% と 長年花粉症に悩まされている人が多いという結果に 10 年以上経つ人の割合が多い地域としては静岡県 栃木県 群馬県 山梨県等が上位に 今までにス

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2. 意見の概要と市の考え方寄せられた意見の概要及び意見に対する市の考え方は次のとおりです 意見書の内容意見に対する市の考え方 前文 に条例の基である 言語 の位置づけを明確に示し 前文 に手話は言語として位置づけられている旨の記載条例の策定趣旨を理解しやすくしてください を追加しました また 前文

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4 災害時における他機関 他施設との協定の締結状況災害時に他機関 他施設との協定を結んでいる施設は 97 施設で 1 か所と締結している施設が多くありました 締結先は 地元自治会 町内会 病院 近隣施設 社会福祉施設 物流会社 福祉ネットワーク 市町村等でした 図 2 災害時における他機関 他施設と

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ますが ほとんどのコメントが になっています が分かります と事実が書いてありますが 何か意図はありますでしょうか 事務局本来であれば 客観的な事実のみを記載するものでありますが 特に災害時については 災害時要援護者に対する周知の方法が必要であると判断し 記載させていただきました ご指摘の部分は 計

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Press Release 報道関係者各位 2018 年 3 月 5 日 株式会社ゼネラルパートナーズ ~ 来たる震災に向けて 障害者の防災意識調査 ~ 避難時に懸念あり 55% 避難所での生活に懸念あり 64% 障害者の就労支援を中心にソーシャルビジネスを展開する株式会社ゼネラルパートナーズ ( 本社 : 東京都中央区 代表取締役社長 : 進藤均 ) は 今年で東日本大震災から 7 年 熊本地震から 2 年を迎えるにあたり 障害者約 300 人を対象に 防災に関するアンケ ート調査 を実施しました 震災時には迅速な避難が求められ 場合によっては避難所での長期間にわたる生活が必要になります しかし 障害者にとっては こうした避難や避難所での生活が大きな課題になることも少なくありません 実際 今回の調査でも 過半数が避難時や避難所で の生活において 障害による支障があると思う と回答しました < 調査結果サマリー > [1] 避難時 避難所での生活において 過半数が 障害による支障がある と回答 [2] 障害に関係する防災対策を行っている人は 3 割 [3] 災害時に 自治体や周囲の人に支援してほしいことがある人は 4 割

調査結果 対象 : 障害者 331 名調査期間 :2018 年 2 月 2 日 ~2018 年 2 月 8 日調査方法 : インターネット調査 避難時 避難所での生活において 過半数が 障害による支障がある と回答 震災が発生したと仮定し あなたが避難する際 障害による支障はあると思いますか? 19% あると思う 26% 55% ないと思う 震災が発生したと仮定し あなたが避難所で生活する際 障害による支障はあると思いますか? 19% あると思う 17% 64% ないと思う

障害に関係する防災対策を行っている人は 3 割 あなたが現在行っている防災対策のうち ご自身の障害に対する備えはありますか? 26% ある ない 74% フリーワード あると答えた方より抜粋 筆談用具や補聴器の電池を用意している( 女性 /40 代 / 聴覚障害 ) 障害により体温調節が難しいため 保温のためのエマージェンシーブランケットを用意している その他に常用している薬 1 週間分 ヘルプカード パンツ式紙おむつなども常備している ( 女性 /50 代 / 上下肢機能障害 ) 携帯の酸素ボンベを避難所に持っていけるように用意している( 女性 /50 代 / 心臓機能障害 ) ストマの装具など一式を用意している( 女性 /30 代 / ぼうこう 直腸機能障害 ) 個人用簡易トイレや 衣服 予備の白杖などを準備しており リュックにはヘルプマークを装着しています( 男性 /30 代 / 視覚障害 ) 義足使用者なのでライナーの予備をいつも持ち歩いている また 義足に小さなライトをつけている( 女性 /50 代 / 下肢機能障害 ) 災害で薬がもらえないと困るので 少し多めに備蓄しています また 東北大震災で家に帰れなかったとき 薬がなくなって困ったので いつも数日分の水と一緒に持ち歩いています ( 女性 /30 代 / 統合失調症 ) ヘルプカードの携帯 ヘルプマークをリュックに掛ける 災害用の薬を多めにストックしている( 男性 /40 代 / 躁うつ ) 会社に 1 週間分の薬を常備するとともに 普段から 1 週間分の薬を持ち歩いている ( 女性 /40 代 / 躁うつ ) お薬手帳と障害者手帳は 常に身に付けるか取りやすいところに置いている 2 日分の薬は持ち歩いている ( 男性 /40 代 / うつ ) イヤーマフや精神安定のために使い慣れたブランケットを持っていけるように用意している( 女性 /20 代 / 発達障害 ) お薬手帳は紙ベースとスマホアプリの両方を使い スマホアプリでは薬剤情報を夫婦で定期的に共有している( 男性 /30 代 / 発達障害 ) 貴重品と 1 ヶ月分の薬 ミネラルウォーターの小ペットボトル 1 つを避難袋に入れています ( 女性 /50 代 / うつ ) 日頃から歩行能力向上を目指してリハビリトレーニングを実施したり 近所の指定福祉避難所を確認しシミュレーションをしています ( 男性 /40 代 / 上下肢機能障害 ) 病院で災害対策のマニュアルをもらったり 伝言ダイヤルや避難所の確認をしている( 女性 /40 代 / 腎臓機能障害 ) 日頃から災害情報に注意を傾け 災害に遭った障害者がどのように災害と向き合ったかを知るようにしている( 女性 /50 代 / 聴覚障害 ) 職場近くの病院に緊急時の協力依頼をしている( 男性 /30 代 / 腎臓機能障害 )

災害時に 自治体や周囲の人に支援してほしいことがある人は 4 割 災害時に 自治体や周囲の人に支援してほしいことはありますか? 40% 40% ある ない 20% フリーワード あると答えた方より抜粋 音声だけでなく目に見えるようなアナウンスや 非常事態の際には声かけをお願いしたい( 女性 /40 代 / 聴覚障害 ) 筆談に協力してほしい( 女性 /40 代 / 聴覚障害 ) 回覧板や声掛けを積極的に行ってほしい 手話通訳者やボランティアによる要約筆記の人を紹介してもらいたい( 女性 /50 代 / 聴覚障害 ) 避難所までの手引き 避難所内部の様子を教えてほしい 紙などで情報が配布された場合の代読をお願いしたい( 男性 /30 代 / 視覚障害 ) 安全確実に避難できるように誘導支援してほしい( 男性 /40 代 / 上下肢機能障害 ) 避難施設は免震可能なため ストマ装具を保管してほしい( 男性 /30 代 / ぼうこう 直腸機能障害 ) 腎移植をしている場合 免疫抑制剤を飲んでおり 震災時に手元の薬が不足する可能性がある また水分の補給 身体を冷やさない 感染リスクの予防が必要となる こうしたことを事前に周知理解してほしい ( 男性 /40 代 / 腎臓機能障害 ) 大規模な災害で 透析施設に自力では行けない場合 透析施設までの搬送をしてほしい( 女性 /30 代 / 腎臓機能障害 ) 薬がなくなった場合の病院 調剤薬局への優先権がほしいです( 女性 /40 代 / 心臓機能障害 ) 薬の手配や調達の手助けをしてほしいのと 大勢の人の中には居ることができないことを理解してもらいたい( 男性 /50 代 / うつ ) 薬を手配していただきたい 障害により独り言などの症状が出ることを許してほしい( 男性 /20 代 / 発達障害 ) 不安により パニックになる可能性があるので 専門家によるアドバイスをしていただきたい( 男性 /40 代 / うつ ) 災害時はパニックになってしまうので 恐怖や不安を感じやすいということを分かってほしい( 女性 /30 代 / 統合失調症 ) ヘルプマーク ヘルプカードに記載している内容についての支援をしてほしい 重複障害があるため 精神障害に対してはパニック時の対応や服薬 見守り 難病に対しては個室の確保など ( 男性 /40 代 / 躁うつ ) 避難所に心理カウンセラーや精神科医を置くなど 心のケアもしてほしい( 男性 /40 代 / うつ ) それぞれの障害で不便に思うことも違うので できれば災害時の対策について考えるときに障害者の意見を聞き災害対策マニュアルに盛り込んでほしい ( 女性 /50 代 / 下肢機能障害 ) 地域の障害者を把握してもらうこと( 男性 /30 代 / 下肢機能障害 ) ケースワーカーや民生委員による声掛けを日頃から行ってほしい それにより 地域の関係者と日頃から人間関係を築ける( 男性 /30 代 / 発達障害 )

< アンケート回答者の概要 > 障害区分年代性別 43% 1% 56% 身体障害 精神障害 知的障害 29% 8% 8% 39% 16% 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代以上 28% 72% 男性 女性 < 障がい者総合研究所所長中山伸大からのコメント > 障がい者総合研究所では東日本大震災から 7 年 熊本地震から 2 年を迎えるにあたり 障害者が大震災に対して どのような不安があり どのような対策や支援を求めているのかを調査しました 震災が発生した場合に 自身の障害による支障があるかを聞いたところ 55% が 避難時に支障があると思う 64% が 避難所での生活に支障があると思う と回答しました また 自身の障害に関する防災対策を行っている人は 26% に留まり 支障があると回答した人の割合から考えると 個人が取り組める対策に限界があることが伺えます 災害時に 自治体や周囲の人に支援してほしいことがあると回答した人は 40% であり 具体的に求める支援内容として 聴覚障害や視覚障害の人は情報保障 上下肢障害の人は避難誘導の支援 内部障害の人は病状に応じた対応などを求めています 精神障害者は 避難所などで大勢の人と生活することの困難さへの理解や パニック時の対応など心のケアを求める声がありました また 障害の種別を問わず 薬の調達への要望が見られました 一方 災害時に自治体や周囲の人に支援してほしいことがあるか と回答した人が 40% を占めることも注目に値します 障害者の大震災に対する不安や困り事に対して 周囲が取り組めることを障害者と共に考え 災害に備えることが必要だと言えます 本調査結果の引用の際は 株式会社ゼネラルパートナーズ障がい者総合研究所調べ とクレジットを明記ください 株式会社ゼネラルパートナーズについて 障害者専門の人材紹介会社として 2003 年 4 月に創業 その後 就職 転職サイト 障害別の教育 研修事業 就労困難な障害者による農業生産事業 など 幅広い事業を展開している これまで就職や転職を実現した障害者の数は 5,000 人以上 誰もが自分らしくワクワクする人生 というビジョンのもと 今後は障害者に限らず 不登校 ひきこもり LGBT など様々な不自由を抱える方々のサポートへ ビジネスの領域を広げていく 会社名 : 株式会社ゼネラルパートナーズ本社所在地 : 104-0031 東京都中央区京橋 2-4-12 京橋第一生命ビル 3F 代表者 : 代表取締役社長進藤均業務内容 : 障害者専門の人材紹介事業 求人情報事業 教育 研修事業 URL :http://www.generalpartners.co.jp/ 農業生産事業 調査 研究機関など 本プレスリリースに関するお問い合わせ先 株式会社ゼネラルパートナーズ 広報担当 : 田島 TEL:03-3270-5573 FAX:03-3270-6600 Mail:media-pr@generalpartners.co.jp