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施工システム RC-104 モルタルプール装仕様書新設プールコートマイルド 大同料株式会社 1. 装工程 工 程 品名 ( 配合比 ) 希釈剤希釈率 (%) 回数 ( 回 ) 付量 (kg/ m2 / 回 ) 装方法 装間隔 (20 ) 素地調整 下 中 上 コースライン 含水率は デジタル式水分計による測定で 5% 以下 更にポリエチレンフィルムを床面に敷き 周囲をテープで密封して翌日 (16 時間後 ) 開封する手順で行い 床面が黒っぽく濡れたりフィルムが結露していないことを装条件とします モルタル表面のレイタンスはディスクサンダーやポリッシャーなどの動力工具を用いて除去し 掃除機清浄にします プールコートマイルドモルタル用プライマー ( 主剤 : 硬化剤 =1:1) ポルトランドセメント プールコートマイルドスペシャル プールコートマイルド AU プールコートマイルド AU 0~10 5~10 1 0.10~0.13 0.10~0.13 1 0.14~0.16 2 0.12~0.14 1~2 気温 10 10 日 装後注水までの最低養生日数 20 7 日 30 5 日 0.12~0.14 コテヘラ 10 時間以上 4 日以内 10 時間以上 7 日以内 防滑 ( ノンスリップ ) 仕上げの場合は 中り又は上り 1 回目装後 直ちに 6~7 号硅砂を散布 (0.1~0.2 kg / m2 ) し 乾燥 後余分の砂を除去してさらに上り (1~2 回 ) を装します 1/2 0904-1

施工システム RC-104 2. 注意事項 ( プール装の重要なポイントとなりますので 施工前に必ずお読み下さい ) (1) 水分計は ケット科学研究所製造品を指しています 説明書に従って測定して下さい 下地の水分が多い場合は膜の膨れや剥離の原因となります (2) レイタンスの除去不足はモルタル表面からの膨れや剥離の原因となりますので ディスクサンダーやポリッシャーなどで入念に除去して下さい (3) 表面のジャンカや目違いの面修正は必ずダイドーレジモル又はプールセメント Wを使用して下さい 他のセメントフィラー ( カチオンフィラー等 ) を使用しますと 剥離や膨れなど不具合の原因となります (4) 表面が緻密で吸い込みのない面はダイヤモンドサンダー掛け ブラスト処理又はユカクリートエッチング剤によるエッチング処理を行って下さい エッチング処理した場合は十分な水洗が必要です 吸い込みのない面は付着性が悪くなりますので 吸い込みやすくなったかどうか水を落として確認して下さい (5) 下りは プールコートマイルドモルタル用プライマーに 等量 ( 質量 ) のポルトランドセメントを混入し 電動撹拌機を使って混ぜて下さい 吸い込みにくいモルタルの場合はマイルドシンナーで 10% 以内で希釈し コテ ヘラなどでしごきりして下さい 壁面はローラーで料を配ってからコテ, ヘラでしごいて下さい ポルトランドセメントはモルタル表面のピンホールを埋める目的で混入します (6) プールコートマイルドモルタル用プライマーを装した後に降雪雨があった場合や 4 日以上経過した場合は必ず表面をはでシンナー拭きしてから中りして下さい (7) 小さな破損部や凹部は下後 プールコートパテ速乾型 N 又はハイボンド #3000で処理して下さい ポリエステルパテ ( ポリパテ ) 等他のパテ材を使用しますと剥離しますので使わないで下さい 又プールコートパテ速乾型 N 及びハイボンド #3000 に直接プールコートマイルド AUは付着しません プールコートマイルドスペシャルを入れてからマイルド AUを装して下さい (8) 装面に砂や異物を巻き込みますと突起となり プール使用時に足の裏等を怪我する場合があります 砂や異物の巻き込みに注意し 最終装時には事前に全面をチェックして サンドペーパーやスクレパーなどで突起物を除去してから丁寧に装して下さい (9) 最終装の際 新しいローラーは使用しないで下さい 毛が抜けて突起の原因となります 止むを得ず新しいローラーを使用する場合は 事前にガムテープを使って抜けるだけの毛を抜き取ってから使用して下さい ( 毛の抜け難いローラーも市販されています ) (10) 各装前は結露や夜露 霜などにより表面が濡れていないかチェックし 濡れている時は十分乾燥させてから装を始めて下さい 又水分により膜が白化した場合は シンナー拭きや研磨により白化部分を除去して下さい (11) 屋内プールを装する場合は送風器を設置し 施工中 施工後にプール内の換気を十分に行って下さい (12) 装後注水までの養生日数が不足しますと膜の膨れや剥離並びに早期チョーキングや退色の原因となりますので最低養生日数は厳守して下さい 3. 下記のような場合 装は原則として避けて下さい (1) 気温 5 以下の時や 湿度が非常に高い時 (2) 降雪雨時 あるいは料の乾燥する前にその恐れのある時 (3) 強風下 塵埃の多い時 (4) 炎天下 素材表面の温度が高く 膜に泡を生ずる恐れのある時 2/2 0904-1

施工システム RC-204 モルタルプール装仕様書替プールコートマイルド 大同料株式会社 1. 装工程 工 程 品名 ( 配合比 ) 希釈剤希釈率 (%) 回数 ( 回 ) 付量 (kg/ m2 / 回 ) 装方法 装間隔 (20 ) 素地調整 水洗後 旧膜のふくれや不安定な膜はディスクサンダーなどの動力工具を使用して入念に除去し 素地まで出します 同時に活膜部も全面もれなくディスクサンダーなどで粗面にします シンナー拭きを行います 下 中 上 コースライン プールコートマイルド替用プライマー プールコートマイルドスペシャル プールコートマイルド AU プールコートマイルド AU 1 0.12~0.14 1 0.14~0.16 2 0.12~0.14 1~2 気温 10 10 日 装後注水までの最低養生日数 20 7 日 30 5 日 0.12~0.14 8 時間以上 7 日以内 10 時間以上 7 日以内 防滑 ( ノンスリップ ) 仕上げの場合は 中り又は上り 1 回目装後 直ちに 6~7 号硅砂を散布 (0.1~0.2 kg / m2 ) し 乾燥 後余分の砂を除去してさらに上り (1~2 回 ) を装します 1/3 0904-1

施工システム RC-204 2. 注意事項 (1) モルタル素地の強度が不足 ( シュミットハンマー N 型 20N/mm 2 (200kgf/c m2 ) 以下 またはスクレパーで簡単に削れる ) している場合は モルタル素地の脆弱層に起因する膜の膨れや剥離が発生します モルタルは打直してから装して下さい (2) 排水直後 藻 水垢 チョーキング粉などの汚れを入念に除去して下さい 藻や水垢 チョーキング粉を残しますとそこから膨れや剥離が発生します プールコート清浄剤を付してから高圧水洗 (10N/mm 2 (100kgf/c m2 ) 程度 ) を行なうと比較的容易に除去できます (3) モルタル素地に背面水が存在して ( 山の傾斜地や地下水位の高い場所など ) 水分や水蒸気が出てくる場合は膜が膨れやすくなります プールコート NSや樹脂モルタル工法をご検討下さい ( 弊社にご相談下さい ) (4) 旧膜 ( エポキシ樹脂 ウレタン樹脂 ) の劣化 膨れ 剥離が著しい場合は 全て除去して下さい また旧膜がアクリル 塩化ビニル樹脂の場合も 全て膜を除去して下さい 但し 剥離剤を使用して除去した場合はそれが残ると密着不良の原因となります 水洗やケレンを入念に行い 完全に除去して下さい また 水洗不要タイプの剥離剤は完全に除去しづらいため使用しないで下さい (5) 活膜と共に旧膜の膨れの激しい場所がある場合は その部分の旧膜を全て除去して下さい 表面をサンディングするだけでは膨れ部分のみ除去されてクレーター状の仕上りになったり 基本的に付着力の弱い膜を残す事になりますので 新たな膨れが発生します (6) 旧膜を半分以上除去しなければならないようなプールは 旧膜を全て除去し施工システム RC-304に準じて下さい (7) 旧膜の活膜表面はディスクサンダーに P40~80 のペーパーを取り付けて 十分に目荒しして下さい また旧膜の活膜表面のシンナー拭きはウエス又はモップにマイルドシンナーを付け 膜を入念に拭き油汚れ ( 煤煙 人からの油など ) を除去します ウエス等が汚れたら直ちに交換して下さい これらが不十分ですと密着不良による膨れや剥離の原因となります (8) クラックやコーナーなどの水分が湧出してくる箇所は装しても付着しません そこを少しハツリ 急結セメント等で完全に水を止めてから装して下さい 急結セメントでもなかなか止まらない場合はプールコート施工ガイドを参照して下さい (9) クラックの処理は下記のようにして下さい 1 1mm 未満の場合下後 プールコートパテ速乾型 N 又はハイボンド #3000 によるパテ付けを行います 2 1mm 以上の場合 Uカット後 下し可とう性エポキシにて処理します 但し クラックが動く場合は膜の割れの原因となる場合があります (10) モルタルに浮きがある場合はハイボンド #100 による樹脂注入又はアンカーピンニング注入を行ない 素地を補強して下さい また 激しい浮きの場合はハツリ取り フィールド GRC-L やダイドーレジモルなどで面修正して下さい (11) 目地部のシーリング材が劣化している場合は撤去し 十分乾燥させてからシリコン系で打直します シリコン系は耐久性が一番ありますが 料は付着しませんので必ず後打ちして下さい シーリング材を装する場合は変性シリコン系ですが 爪で押すと膜は割れます (12) 下り料はフレーク顔料が入っていますので 表面が多少ざらざらした仕上りになります ローラーりの場合はローラーネット等でよくしごきながら装し 缶の中も時々撹拌して下さい (13) 小さな破損部や凹部は下後 プールコートパテ速乾型 N 又はハイボンド #3000 で処理して下さい ポリエステルパテ ( ポリパテ ) 等他のパテ材を使用しますと剥離しますので使わないで下さい 又プールコートパテ速乾型 N 及びハイボンド #3000 に直接プールコートマイルド AUは付着しません プールコートマイルドスペシャルを入れてからマイルド AUを装して下さい 2/3 0904-1

施工システム RC-204 (14) 装面に砂や異物を巻き込みますと突起となり プール使用時に足の裏等を怪我する場合があります 砂や異物の巻き込みに注意し 最終装時には事前に全面をチェックして サンドペーパーやスクレパーなどで突起物を除去してから丁寧に装して下さい (15) 最終装の際 新しいローラーは使用しないで下さい 毛が抜けて突起の原因となります 止むを得ず新しいローラーを使用する場合は 事前にガムテープを使って抜けるだけの毛を抜き取ってから使用して下さい ( 毛の抜け難いローラーも市販されています ) (16) 各装前は結露や夜露 霜などにより表面が濡れていないかチェックし 濡れている時は十分乾燥させてから装を始めて下さい 又水分により膜が白化した場合は シンナー拭きや研磨により白化部分を除去して下さい (17) 屋内プールを装する場合は送風器を設置し 施工中 施工後にプール内の換気を十分に行って下さい (18) 装後注水までの養生日数が不足しますと 膜の膨れや剥離並びに早期チョーキングや退色の原因となりますので最低養生日数は厳守して下さい 3. 下記のような場合 装は原則として避けて下さい (1) 気温 5 以下の時や 湿度が非常に高い時 (2) 降雪雨時 あるいは料の乾燥する前にその恐れのある時 (3) 強風下 塵埃の多い時 (4) 炎天下 素材表面の温度が高く 膜に泡を生ずる恐れのある時 3/3 0904-1