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所沢市民文化センター改修事業 客観的評価結果 平成 30 年 4 月 13 日 所沢市

所沢市 ( 以下 市 という ) は 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律 ( 平成 11 年法律第 117 号 )( 以下 PFI 法 という ) 第 8 条第 1 項の規定により 所沢市民文化センター改修事業 ( 以下 本事業 という ) を実施する民間事業者を選定したので同法第 11 条第 1 項の規定により客観的な評価の結果をここに公表する 平成 30 年 4 月 13 日 所沢市長藤本正人

目次 第 1 事業の概要... 1 1 事業名称... 1 2 公共施設等の管理者... 1 3 事業目的... 1 4 事業内容... 1 5 事業方式... 2 6 事業期間... 3 7 事業者選定までの経緯... 3 第 2 選定委員会の設置及び開催経過... 4 1 所沢市民間資金等活用事業選定委員会 ( 所沢市民文化センター改修事業 )... 4 2 最優提案者の選定方法... 4 3 審査の方法... 4 4 審査の基準... 5 5 選定委員会の開催経過... 5 第 3 優先交渉権者の決定... 5 第 4 提案価格... 6 第 5 財政負担額の削減効果... 6 第 6 PFI 方式により実施することの定性的評価... 6 1 施設面 サービス面の利便性の向上... 6 2 適切なリスク移転及び適正な役割分担による効率的な事業運営... 6 3 財政支出の平準化... 6

第 1 事業の概要 1 事業名称 所沢市民文化センター改修事業 2 公共施設等の管理者 所沢市長藤本正人 3 事業目的所沢市民文化センターは開設から築 23 年が経過しており 建築の全般的な老朽化や課題となっているバリアフリー化 既存不適格事項の解消 ( 特に特定天井の耐震化 ) に対応するため 改修工事の必要性が指摘されている 改修工事の実施に当たり 民間活力を導入することで 民間の創意工夫により支出そのものを縮減し かつ工事費を延べ払いにすることにより 支出の平準化を図ることが求められている このような状況の中 市は平成 28 年 12 月に 所沢市民文化センター改修調査委託報告書 において リニューアルにあたっての方針や基本的な改修計画や事業化方策等についてまとめたところである 本事業は 民間活力やノウハウを活用することで 大規模改修及びリニューアル後の維持管理を効果的 効率的に実施するとともに ソフト ハードの両面においてさらなる魅力の向上を図ることを目的として PFI 方式により実施するものである 4 事業内容 ⑴ 施設概要事業用地 : 埼玉県所沢市並木一丁目 9 番地の1 敷地面積 : 22,199.05 m2建築面積 : 10,505.53 m2延床面積 : 29,000.59 m2構造 :RC 造 ( 一部 SRC 造 S 造 ) 地上 6 階 地下 1 階建竣工 : 平成 5 年 10 月 (1993 年 ) ⑵ 事業の範囲事業者が行う主な業務は 次のとおりとする ア統括管理業務 ( ア ) 統括マネジメント ( イ ) 総務 経理 ( ウ ) 事業評価 1

イ設計 建設に関する業務 ( ア ) 事前調査業務及びその関連業務 ( イ ) 実施設計業務及びその関連業務に伴う各種許認可手続き等の業務なお 大ホールの天井改修については 既存天井の補強によることを想定している この場合 市において基本設計を行うとともに 大臣認定を取得することを想定している ( ウ ) 改修工事及びその関連業務に伴う各種申請等の業務 ( エ ) 工事監理業務 ( オ ) 什器 備品等の調達業務 ( カ ) 仮設事務所設置及び解体業務 ウ開館準備に関する業務 ( ア ) 開館に向けた試運転等の支援業務 ( イ ) 開館準備期間における維持管理業務 ( ウ ) その他調整業務 エ維持管理に関する業務 ( ア ) 建築物保守管理業務 ( イ ) 設備運転保守管理業務 ( ウ ) 清掃業務 ( エ ) 警備保安管理業務 ( オ ) 建築物環境衛生管理業務 ( カ ) 樹木管理業務 ( キ ) 舞台機構保守点検業務 ( ク ) 舞台照明設備保守点検業務 ( ケ ) 舞台音響設備保守点検業務 ( コ ) 劇場用椅子保守点検業務 5 事業方式 本事業は PFI 法に基づき 事業者が施設の設計及び改修を行い 維持管理を行う方式 (RO: Rehabilitate Operate) により実施する 2

6 事業期間 本事業の事業期間は 事業契約締結日から平成 42 年 3 月 31 日までとする 事業スケジュー ルは概ね以下を予定している 事業契約の締結 平成 30 年 6 月 ( 予定 ) 休館期間 平成 30 年 12 月 10 日 ~ 平成 32 年 3 月 31 日 市民文化センターの引渡し 平成 32 年 2 月 1 日 リニューアルオープン ( 供用開始 ) 平成 32 年 4 月 1 日 事業期間 事業契約締結日 ~ 平成 42 年 3 月 31 日 設計 建設期間 ( 約 1 年 7 か月 ) 事業契約締結日 ~ 平成 32 年 1 月 開館準備期間 ( 約 2 か月 ) 平成 32 年 2 月 ~ 平成 32 年 3 月 維持管理期間 ( 約 10 年 ) 平成 32 年 4 月 ~ 平成 42 年 3 月 31 日 7 事業者選定までの経緯 日程 内容 平成 29 年 10 月 31 日公募公告 募集要項等の公表 11 月 20 日募集要項等に関する第 1 回質問の受付締切 11 月 30 日募集要項等に関する第 1 回質問に対する回答 12 月 8 日参加表明書 参加資格審査書類の受付締切 12 月 15 日参加資格審査結果の通知 平成 30 年 1 月 9 日募集要項等に関する第 2 回質問の受付締切 1 月 15 日官民対話の実施 1 月 22 日募集要項等に関する第 2 回質問に対する回答 ( 官民対話を踏まえた回答 ) 3 月 9 日提案審査書類等の受付締切 3 月 19 日ヒアリング 3 月 26 日優先交渉権者の決定 公表 3

第 2 選定委員会の設置及び開催経過 1 所沢市民間資金等活用事業選定委員会 ( 所沢市民文化センター改修事業 ) 市は 本事業の実施にあたり 応募者からの提案内容の審査に関して 専門的かつ客観的な視点からの検討等を行うため 学識経験者及び市職員等で構成される所沢市民間資金等活用事業選定委員会 ( 所沢市民文化センター改修事業 )( 以下 選定委員会 という ) を設置した 市が設置した選定委員会の委員は次のとおりである 選定委員会委員 ( 平成 30 年 3 月 19 日時点 ) 区分委員名 ( 敬称略 ) 所属 役職等 委員長安登利幸亜細亜大学経営学部経営学科教授 委員上野佳奈子明治大学理工学部建築学科教授 副委員長真鍋雅史嘉悦大学ビジネス創造研究科准教授 委員伊早坂昭夫中小企業診断士 委員鈴木哲也所沢市経営企画部経営企画担当参事 委員加藤孝之所沢市財務部次長 委員川上一人所沢市市民部次長 2 最優提案者の選定方法事業者の募集及び選定の方法は 競争性 透明性及び公平性の確保に配慮した上で 公募型プロポーザル方式により行うものとする 事業者の選定に当たっては 提案価格 設計 建設 維持管理に関する技術及び事業遂行能力等を総合的に評価し最優秀提案者を選定した 3 審査の方法審査は 第一次審査として参加資格の有無を判断する 資格審査 第二次審査として提案内容を評価する 提案審査 により実施した 提案審査 は 見積価格や要求水準書に示す内容を満足しているか否かを確認する 基礎審査 と 提案内容の水準を様々な視点から評価する 内容審査 の 2 段階にて実施した 4

4 審査の基準 審査の基準については 所沢市民文化センター改修事業事業者選定基準 のとおりとした 5 選定委員会の開催経過 選定委員会の開催経過は以下のとおりである 選定委員会の開催日及び審議等の事項 選定委員会開催日審議等の内容 第 1 回 第 2 回 第 3 回 平成 29 年 9 月 8 日 平成 29 年 12 月 27 日 平成 30 年 3 月 19 日 委員長 副委員長の選任特定事業の選定及び事業者選定基準等公募書類について参加者の資格確認事業提案書審査実務要領について提案内容に係る審議プレゼンテーション ヒアリング審査の実施提案最終審査最優秀提案者の選定 第 3 優先交渉権者の決定 選定委員会は 事業者選定基準に基づき 提案内容等の審査を行い 最優秀提案者を選定し た 市は 審査結果を踏まえた上で 優先交渉権者を決定した 優先交渉権者八千代エンジニヤリング株式会社関東センターグループ 応募グループの構成 応募グループ名代表企業構成企業 八千代エンジニヤリ ング株式会社関東 センターグループ 八千代エンジニヤリ ング株式会社関東 センター 株式会社安藤 間埼玉営業所 西武建設株式会社 株式会社 NTT ファシリティーズ 5

第 4 提案価格優先交渉権者として決定した八千代エンジニヤリング株式会社関東センターグループの見積価格については下記のとおりである 7,767,853,921 円 ( 消費税及び地方消費税込み ) 第 5 財政負担額の削減効果優先交渉権者の見積価格に基づき 本事業を PFI 事業で実施する場合の市の財政支出について 市が従来どおりの手法で実施する場合の財政支出と比較したところ 事業期間中の財政負担額 ( 現在価値換算後 ) が約 11% 削減されるものと見込まれます 第 6 PFI 方式により実施することの定性的評価 本事業を PFI 方式により実施する場合 上記のような定量的効果に加え 以下のような定 性的な効果が期待できる 1 施設面 サービス面の利便性の向上 PFI 方式として設計 建設から維持管理までを一体的に行うことでライフサイクルを通じ 一貫して民間事業者による創意工夫を発揮した取組及び体制の採用が図られ その結果 施設の利用のしやすさや機能性が向上し 利用者の利便性を高めることが期待できる 2 適切なリスク移転及び適正な役割分担による効率的な事業運営 本事業において想定されるリスクを明確にし かつ 適切なリスク移転及び官民の役割分担をすることにより 事業全体におけるリスクの最適化が図られ リスクの発生抑制 事業の効率化 合理化等の効果が期待できる 3 財政支出の平準化 改修費等の事業費を 事業期間にわたりサービス対価として支払うこととなるため 従来手法により実施した場合に 短期間に初期投資費用を支出することになることに対し 厳しい財政状況の中 市の財政支出を長期にわたって平準化することができる 6