おきなわ芸能フェスティバル運営業務 概要仕様書 平成 29 年 5 月 沖縄市
1. 業務名 おきなわ芸能フェスティバル運営業務 2. 趣旨 目的本市の伝統芸能等を中心とした公演を実施し 市民に広く文化芸能に触れる機会を提供することにより 文化芸能への関心 理解を深めるきっかけとすることで 鑑賞者の育成を図る また 本市の伝統芸能の魅力を活かして 観光誘客に寄与する 3. 日時及び会場おきなわ芸能フェスティバル実施日時 : 平成 29 年 11 月 3 日 ( 金 / 祝 )10:00~19:00( 予定 ) 実施会場 : 沖縄こどもの国 ( 水とみどりの広場 その他施設内 ) 4. 委託期間 契約締結日から平成 29 年 12 月 11 日まで 5. 提案上限額本委託業務に係る提案上限額は29,343 千円以内 ( 消費税及び地方消費税を含む ) とし この範囲内で 効率的かつ効果的な業務を企画提案するものとする なお 提案上限額は 本業務の提案における提案価格の上限額であり 契約時の予定価格を示すものではない 6. 業務内容 (1) 企画 制作に関すること 1 出演者及びスタッフの手配 2 出演者及びスタッフの報酬の支払い 3 出演者及びスタッフ等との各種調整メインステージ 水とみどりの広場ステージ本市在住 ( または出身 ) の実演家を積極的に起用するとともに 以下の条件を満たし魅力的な構成とすること (10 団体以上 ) 舞台運営を統括する責任者を配置すること ( 兼務不可 ) 舞台設備 ( 音響 照明等 ) オペレーター及び他運営スタッフの手配 集客力のある著名な司会者を起用すること 琉球音楽及び琉球舞踊の演目 1 出演団体については本市が推薦する団体を優先とする 2 市内 1~2 団体 / 市外 ( 県内 )1~2 団体とする 3 提案も可
県内各地に伝わる民俗芸能団体による演目 ( 例 : 京太郎 獅子舞 長者の大主等 ) 1 出演団体については本市が推薦する団体を優先とする 2 市内 2~3 団体 / 市外 ( 県内 )2~3 団体 / 離島 1 団体とする 3 提案も可 こども文化芸能団体による演目 ( 例 : 三線 琉球舞踊 和太鼓 エイサー等 ) 1 出演団体については本市が推薦する団体を優先とする 2 市内 1~2 団体 / 市外 ( 県内 )1~2 団体とする 3 提案も可 県外伝統芸能団体の招聘 1 伝統的な民俗芸能団体の提案 2 県内の芸能団体と交流し魅力的なコラボレーション作品を発表すること フィナーレは来場者が参加できるパフォーマンス ( 踊り等 ) を含んだ演出をすること 各演目ごとの演舞時間 内容の確認を徹底し 当日の舞台運営に支障がないよう努めること 日本語の現代共通語以外の言語 ( 沖縄を含む各地の方言 外国語等 ) を使用する演目については 観客に理解の助けとなるような工夫を行うこと 他 沖縄芝居 空手 古武道 獅子舞 等 文化芸能に関する演目の提案も可 サブステージ ハイビスカス広場特設ステージ市内外の団体によるバラエティに富んだ内容で構成すること ( 例 : ヒップホップ 大道芸 サルサ サンバ フラダンス等 ) 舞台運営を統括する責任者を配置すること 舞台設備 ( 音響 照明等 ) オペレーター及び運営スタッフの手配 出演団体の提案 各演目ごとの演舞時間 内容の確認を徹底し 当日の舞台運営に支障が生じないよう努めること その他 上演時間やプログラム構成などは 会場全体とのバランスを考慮し提案すること ワークショップ ふるさと園他沖縄の伝統的な遊びや工芸文化を紹介するワークショップ及び展示等を行うスペースとすること エリアを統括する責任者を配置すること
設備 ( 音響 照明等 ) オペレーター及び運営スタッフの手配 昔遊び体験及びステージプログラムの提案 家族で楽しめるワークショップ (1 回あたり20 名程度参加可能な小物づくり等 )3 種類程度実施し 概ねフェスティバルが閉幕するまで希望者がワークショップに参加できるよう 十分な数量を用意すること その他 上演時間やプログラム構成などは 会場全体とのバランスを考慮し提案すること 組踊体験ブース ZOOスクール組踊をより多くの人に紹介し 興味を持って頂けるような構成とする ( 組踊解説 作品上演 体験 ) を1クールとし2 回程度実施する 組踊上演においてはセリフの理解の助けとなるような工夫を行う 内容 / 組踊解説 (15 分程度 ) 組踊上演(30 分 ~45 分 ) 琉装体験 楽器試奏体験 解説 上演 体験業務を担当する団体は本市が推薦する 舞台設備 ( 音響 照明等 ) オペレーターの手配 飲食 屋台ブースキッチンカーや屋台 物産展などの飲食ブースを設置し 多様な軽食メニューを提供すること また沖縄の食文化を感じることができるメニューを取り入れること 市内外の飲食 雑貨等店舗 キッチンカー等の出店 (6 店舗以上 ) その他フェスティバル全体の盛り上がりを誘う演出をすること また 来場者が各エリアを周遊し楽しめるような仕組みの提案をすること 雨天時でも開催可能な会場設営を行うこと (2) 広報に関すること 1 本フェスティバル開催に向けて機運を盛り上げる効果が期待できる広報手段の提案 2ポスター チラシ制作及び郵送 2 当日配布用パンフレット制作 / 印刷費 4テレビ / ラジオ / 新聞広告 / ウェブ広告 / ラッピングバス等で効果的な告知を実施すること 本フェスティバル独自のイメージソングを用意し広報に活用する等 開催に向けて賑わいを創出するような工夫をすること
5 公式ウェブサイト制作 ウェブサイトを作成後おきなわ芸能フェスティバル開催当日まで定期的に更新し 最新の情報を伝えるよう努めること 6 観光客誘客に効果的な県外向けPRを実施すること モニターツアー等の企画提案 7 記者会見 出席者のブッキング タイトル幕制作 開催場所 : 沖縄市庁舎 4 階市長応接室 開催時期 : 概ねフェスティバル本番の1ヵ月前 記者会見に出席するタレントの交通費は委託費に含む 8のぼりの設置 (100 枚程度 ) (3) 実施運営に関すること 1 事業計画書制作 2 統括責任者の配置 市の担当者及び業務関係者と密に連絡調整を行うこと 3 全体進行運営管理 全行程において 安全 安心を最優先に確保し 十分な危機管理体制のもと 業務運営を行うこと 進行 裏方 場内整理 場外整理 受付 看護師 出演者対応 来場者対応 ( 迷子 拾得物 クリーンスタッフ アンケート ) 等 必要なスタッフを配置し 業務を遂行すること 4 臨時駐車場及びシャトルバス発着所の確保 シャトルバス運行業務 昨年の来場者数 今年度の広報計画をもとに来場者数を予測し 十分な駐車場確保に努める事 また 近隣の住民に配慮し 違法駐車への対策及び周辺道路の渋滞発生についての対策を行うこと 渋滞対策の為 近隣道路の重要スポットに臨時駐車場及びシャトルバス発着所案内表示スタッフを配置すること 5アンケートの実施及び集計結果の提出 来場者に対しアンケート調査を行い その結果を集計し分析結果をまとめ提出すること サンプル回収数を高めるような工夫をし 集計結果に偏りが生じないように努めること また 来場者については観光客数 ( 市内 / 市外 / 県外 ) の割合を表示すること ( サンプル回収数 : 目標値 350 件以上 ) 集計結果は A4 版で提出すること 6マニュアル制作 7 雨天対策及び事故対策
8 コンプライアンス管理 9 イベント保険に加入すること (4) 音楽著作権に関すること 音楽著作権使用料は 受託者が申請 支払を行い 領収書を報告書に添付する こと (5) 業務実施報告について業務内容の記録 業務実施報告書の提出 業務実施内容を写真及び映像等で記録し 業務実施報告書とともに市に提出すること 業務実施報告書には 実施内容 評価 課題考察 イベント来場者数を名確に記載し A4 版で提出すること 電子ファイルをPDF 形式 (Adobe 社が提供する Adobe Acrobat Reader DC にて読み込めること ) にして CDまたはDVDに記録して提出すること 但し CD-RW DVD-RW 等の追記や書き換え可能な媒体 電子メールやオンラインストレージサービス等の実体を伴わない方法での提出は不可とする ) (6) 提出書類等について 1 業務着手後 ( ア ) 業務実施工程表 ( イ ) 業務着手届 ( ウ ) 現場代理人及び主任届 ( エ ) その他発注者が必要とみなした書類 2 業務完了後 ( ア ) 業務完成届 ( イ ) 収支決算書 ( ウ ) 業務実施報告書 ( エ ) 制作物を映像記録として CD 又はDVDで提出すること 但し Microsoft 社が Windows Media Player 12 でサポートするファイル形式 ( コーデック ) とする ( オ ) その他発注者が必要とみなした書類
7. 受託者の責務 1 受託者の責務において 業務関係者等に対する安全対策に万全を期し 緊急連絡網の作成 配布 避難マニュアルの作成 周知 配布等の事故防止に関する必要な措置を講ずること 2 万一 事故などが発生した場合は速やかに市に報告すること 3 関係法令等を遵守し その適用及び運用は受託者の責任において適切に行うこと 4 業務上知り得た秘密を第三者に漏らしてはならない 契約の解除及び期間満了後においても同様とする 5 本契約にかかる経費を適正に支出していることを明らかにする帳簿及び領収書等の証拠書類を整理し 事業を実施した翌年度から 5 年間保管すること 8. 目標数値 入場者数 :15,000 人 9. その他 1 業務成果の帰属等 ( ア ) 取得財産について本業務で取得した全ての財産は 本市へ帰属するものとする ( イ ) 著作権の帰属原則として 本件業務の実施により生じた著作物に関する全ての著作権 ( 著作権法第 27 条及び第 28 条に規定する権利を含む ) は 本市へ譲渡するものとする 但し 著作者が沖縄市への譲渡を望まない場合 受託者は沖縄市の了承を得たうえで個別に覚書を交わすこと また 覚書を交わす際には 一般に著作財産権と解される項目においては 沖縄市が無償で使用できるようにすること 契約期間終了時までに覚書を取り交わしていない著作物については 沖縄市に著作権を譲渡したものとする ( ウ ) 著作権の処理本件業務の実施による成果物は 著作権上の権利関係を済ませたうえで納入すること また それらに関する紛争が生じた場合は 受託事業者の責任において対応するものとし 本市は責任を負わない 2 本業務の実施について 社会一般に通常実施される業務項目は 本仕様書に記 載のない事項であっても業務の範囲とする 受託事業者は 当該項目について 疑義があるときは本市と協議することができる