NEZZUGU 山形宣伝部 は根強い山形愛を持ったメンバー 6 人で結成されました 情報発信があまり得意でないという山形県の課題を踏まえ 自分たちで山形をもっと全国に発信していこう とこのグループ名にしました 本研修は 5 カ月間という長期間にわたる研修で 当初の想定以上にハードな面もありましたが

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(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

第3節 重点的な取り組み

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

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農山性化1 農山漁村の 6 次産業化の考え方 雇用と所得を確保し 若者や子供も集落に定住できる社会を構築するため 農林漁業生産と加工 販売の一体化や 地域資源を活用した新たな産業の創出を促進するなど 農山漁村の 6 次産業化を推進 現 状 農山漁村に由来する様々な地域資源 マーケットの拡大を図りつつ

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

2

別紙 1 大阪商品計画 ( 抜粋 ) ( 詳細は をご参照ください ) 主旨新商品の開発から 東京ギフトショー 出展まで

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

検定 2 級又は 3 級の課題を基に 熟練技能者をインストラクターとした実技指導を行います 実施時期 : 平成 31 年 6 月から平成 32 年 2 月まで 実施 ( 予定 ) 職種 : 園芸装飾 フラワー装飾など (3) 熟練技能者の派遣によるものづくり体験教室の実施ものづくりマイスターの対象に

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地域産業活性化コース 厚生労働省採択事業 (H28 ~ 30 年度 ) 平成 29 年度 三重県地域活性化 雇用創造プロジェクト事業 地域産業 活性化コース 対象業種 食料品製造業 情報サービス業飲料 たばこ 飼料製造業 木材 木製品製造業 パルプ 紙 紙加工品製造業 印刷 同関連業 なめし革 同製

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様式 重点項目 産業を担う人材確保対策の推進 雇用情勢の改善を背景に 就職相談者の減少が見込まれる中にあっても 本県産業の持続的な発展を図るため 優れた人材を確保していく必要があることから 県内外の学生や若年者をはじめとした幅広い世代 UI ターン希望者に対するきめ細かな支援により 人材確保を図りま

平成 26 年度若年技能者人材育成支援等事業推進計画書 I 事業の目的 内容 1 目的 若者のものづくり離れ 技能離れが見られる中 若者が進んで技能者を目指す環境 整備を図るため ものづくりマイスター制度 を活用し 技能競技大会の競技課題 等を活用しながら 広く若年技能者への実技指導を行い 効果的な

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ニュースリリース 平成 26 年 10 月 24 日中日信用金庫株式会社日本政策金融公庫 日本公庫 地方公共団体 地域金融機関 中間支援組織と連携し ソーシャルビジネス支援ネットワークを設立 このたび 中日信用金庫 ( 理事長 : 山田功 ) 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公庫 ) は 地域の

================================================================== さかい起業チャレンジポートメールマガジン 第 13 号 =======================================================

ニュースリリース 農業景況調査 : 設備投資 平成 2 9 年 3 月 24 日 株式会社日本政策金融公庫 農業者の設備投資意欲が過去最高 ~ 生産効率関連の農業機械投資が最多 後継者確保に課題も ~ < 平成 28 年下半期農業景況調査関連 > ( 注 1) 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公

併せて 先進事例を統一的なフォーマットでデータベース化する また 意欲ある地域が先進的な取組みを行った人材に 目的に応じて容易に相談できるよう 内閣官房において 各省の人材システムを再点検し 総合的なコンシェルジュ機能を強化する 各種の既存施策に加え 当面 今通常国会に提出を予定している 都市再生法

6 学校給食での地場産物活用に当たっての課題 学校給食における市町村産食材等の利用に関する調査 において 市町村に対し 学校給食で地場産物の活用を促進する上での課題について 市町村産食材と道産食材について それぞれ伺ったところ 次のような結果となりました 学校給食への地場産食材利用促進上の課題 関係

図 12 HACCP の導入状況 ( 販売金額規模別 ) < 食品販売金額規模別 > 5,000 万円未満 ,000 万円 ~1 億円未満 億円 ~3 億円未満

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数値目標 H29 年 3 月末 H30 年 3 月末 H31 年 3 月末 観光客入込客数 ( 単位 : 千人 ) 大鰐温泉もやし生産者数 ( 単位 : 人 ) 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は大鰐温泉もやし増産プロジェ

規制 制度改革に関する閣議決定事項に係るフォローアップ調査の結果 ( 抜粋 ) 規制 制度改革に係る追加方針 ( 抜粋 ) 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 番号 規制 制度改革に係る追加方針 ( 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 ) における決定内容 規制 制度改革事項 規制 制度

施策吊

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平成29年度     地域経済動向調査      調査報告書

一般会計 1 総括表 平成 28 年 2 月定例会議案説明会 < 商工労働観光部所管の 2 月補正予算の概要 > 商工労働観光部 ( 単位 : 千円 ) 2 歳出予算 平成 27 年度現計予算 2 月補正 2 月補正後 85,595,702 26,022,891 59,572,811 (1) 政府の

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

資料 3 ー 1 環境貢献型商品開発 販売促進支援事業 環境省市場メカニズム室


の差については確認できないが 一般的に定温で流通している弁当の管理方法等についてアンケートにより調査した その結果 大部分の事業者が管理温度の設定理由として JAS 規格と同様に食味等の品質の低下及び微生物の繁殖を抑えることを挙げ 許容差は JAS 規格と同様に ±2 としていた また 温度の測定方

外国人労働者の雇用実態に関するアンケート調査結果 速報版 平成 30 年 12 月 山形県商工労働部 1. 調査目的 県内における外国人労働者の実態等について調査を実施し 今後の外 国人材の活用施策の検討材料とする 2. 調査期間 平成 30 年 10 月中旬 ~11 月中旬 3. 調査対象 方法

中小企業海外展開支援大綱の改正について

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資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

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【H 制定】災害高機能型推進事業実施要領

第 3 次 山形県総合発展計画 短期アクションプラン ( 平成 25 年度 ~28 年度 ) 平成 2 5 年 3 月 山形県

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地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

市町村による創業支援 (手引き)

1 概 況

社会通信教育に関する実態調査 報告書

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

平成 22 年 4 月 9 日新しい公共円卓会議資料 平成 2 2 年 4 月 9 日第 5 回 新しい公共 円卓会議谷口委員提出資料 ソーシャルビジネスの振興について 1. 新しい公共とソーシャルビジネスの関係 2. ソーシャルビジネスの課題とこれまでの取り組み 3. 事業者及び支援者が集う 場

主な論点 資料 4 1. ワーク ライフ バランスの推進 生産性向上等の観点から 働き方とともに休み方を見直すことの必要性 重要性 (1) 有給休暇取得状況と長時間労働の国際比較 (2) 休暇取得と生産性との関係 (3) 仕事と仕事以外の生活の充実 2. 秋の連休の大型化等を実現する上での課題 (1

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都道府県の食品ロス削減の取組状況 1 47 都道府県全てから回答があった 平成 8 年度に食品ロス削減に関する取組を 行っている と回答したのは 4 自治体で 食品ロス削減施策に関する予算が ある と回答したのは 5 自治体であった 平成 7 年度の調査結果と比較するといずれも増加している 食品ロス

み状 (3) お取引先への専門家派遣必要に応じて お取引先へ税理士や中小企業診断士などの専門家を直接派遣する 外部専門家派遣制度 を活用し 経営支援機能の強化を図っています 19 況中小企業の経営の改善及び活性化のための取組み状況 中小企業の経営の改善及び活性化のための取組 3. 中小企業の経営支援

農業指導情報 第 1 号能代市農業総合指導センター環境産業部農業振興課 発行平成 26 年 4 月 25 日二ツ井地域局環境産業課 確かな農産物で もうかる 農業!! 農家の皆さんを支援します!! 農家支援チームにご相談ください! 今年度 農業技術センター内に農家支援

平成30年度県政世論調査

地域雇用活性化コース 厚生労働省採択事業 (H28 ~ 30 年度 ) 平成 29 年度 三重県地域活性化 雇用創造プロジェクト事業 地域雇用 活性化コース 対象業種 飲食料品小売業 宿泊業 飲食店電気業 鉄道業 道路旅客運送業 道路貨物運送業 倉庫業 運輸に附帯するサービス業 各種商品小売業 織物

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福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律 について <1. 特定復興再生拠点区域の復興及び再生を推進するための計画制度の創設 > 従来 帰還困難区域は 将来にわたって居住を制限することを原則とした区域 として設定 平成 29 年 5 月復興庁 地元からの要望や与党からの提言を踏まえ 1 帰還困難区

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

アジェンダ (1) 実践的 IT 人材育成の取り組み背景について (2) 当取り組みにおける 実践的 地域活性化に向けた産学連携プログラムについて 育成スケジュール カリキュラム概要 カリキュラム詳細 (3) H23 H24 年度カリキュラム成果紹介 郡山駅前活性化に資する活動について 特定業種に向

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企業の人材確保支援 中小企業人材支援センターによる採用 定着支援や 障がい者の雇用促進 企業の成長を担うプロ人材の採用支援等により 大阪産業を支える中小企業の人材確保を支援する 大阪働き方改革支援センターの人材確保支援の機能を強化し 大阪人材確保推進会議と協働して製造 運輸 建設の 3 分野を中心に

本文  横 組版規則 複数_OF/表紙

連携 共同実施市区町村 所沢市 所沢商工会議所 本市においては 新規創業ビジネスプランコンペや所沢商工会議所と連携した創業支援セミナー等を実施してきたが 本計画により この取組を強化 体制整備し 平成 26 年 ~28 年度にかけて 150 件の創業者を輩出する 具体的には 所沢市による 新規創業ビ

平成 28 年度 事業計画書

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CSR(企業の社会的責任)に関するアンケート調査結果《概要版》

様式 2 作成年度 平成 28 年度 森林整備加速化 林業再生基金変更事業計画書 区分 : 強い林業 木材産業構築緊急対策 区分 : 林業成長産業化総合対策 福井県

農林水産省より 2015 年農林業センサス結果の概要 ( 確定値 ) が公表されましたので 富山県の概要について 次のとおりお知らせいたします 2015 年農林業センサス結果の概要 ( 確定値 ) について ( 農林業経営体調査 富山県分 ) - 農業経営体数が減少する一方 法人化や経営規模の拡大が

第 6 節農業の高付加価値化等の推進 表 農業生産関連事業の年間総販売金額の推移 平成 22 年度 (2010) 23 (2011) 年間総販売金額 計 農産物の加工 農業経営体 農協等 計 農産物直売所 農業経営体 農協等 観光農園 ( 単位 : 億円 %) 農家レストラン等 16,5

資料 2-2 成長戦略改訂に向けた地域活性化の取組みについて ( 案 ) 内閣官房地域活性化統合事務局 成長戦略の改訂に向け これまでの施策の成果が実感できない地方において 新たな活力ある地域づくりと地域産業の成長のためのビジョンを提供しその具体化を図る 超高齢化 人口減少社会における持続可能な都市

ふくしま・地域産業6次化戦略

2. 各学区のまちづくりの方向性と将来ビジョン 第 3 章で整理した各学区の現状 課題等を踏まえ 学区ごとにまちづくりの方向性 ( 基本方針の 3 つの柱の何に該当するのか ) を整理します 方向性を踏まえ 施策の柱ごとに具体的なビジョンを検討します (1) 常盤学区 1 まちづくりの方向性 1-1

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スライド 1

まず ひと の暮らしを豊かにするために ものづくりとサービス デザインを組み合わせて新たな製品やサービスを創出するなど 地域の産業集積の強みを活かした中小企業によるイノベーションを促進することである また 環境 エネルギー 健康 医療 福祉 航空宇宙 ロボット等の分野において 異業種連携や新事業展開

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2014 年度事業計画書 2014 年 3 月 25 日 一般社団法人日本テレワーク協会 1

Ⅱ 取組み強化のためのアンケート調査等の実施 (1) 建設技能労働者の賃金水準の実態調査国土交通省から依頼を受けて都道府県建設業協会 ( 被災 3 県及びその周辺の7 県を除く ) に対し調査を四半期ごとに実施 (2) 適切な賃金水準の確保等の取組み状況のアンケート調査国は 平成 25 年度公共工事

発行 第 4 号まで各 2,000 部発行 NPO 団体 コミュニティとの交流 連携 スタッフ研修 中間支援団体の設立支援などを実施している 25 年度からは とめ市民活動プラザ を市に移管し とめ市民活動フォーラム を NPO 法人化した上で 市が NPO 法人とめ市民活動フォーラム に運営管理を

商品特性と取引条件 商品名 (1) 展示会 商談会シート 記入日 : 最もおいしい時期 (2) 賞味期限 消費期限 (3) 主原料産地 ( 漁獲場所等 )(4) JAN コード (5) 内容量 (6) 希望小売価格 ( 税込 )(7) 1ケースあたり入数 (8) 保存温度帯 (9) 発注リードタイム

資料 1-4 放送コンテンツの海外展開 平成 2 6 年 8 月総務省情報流通行政局

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(CANACINTRA) 等と連携を図りつつ設置する案を有しており 国家中小企業コンサルタント養成 認定制度を具現化するためにいかにして事業を進めていくかが課題となっている (2) 相手国政府国家政策上の位置づけカルデロン大統領は 近代的かつ競争力のある経済の強化及び雇用の創出 を 治安 貧困撲滅

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オリンピック パラリンピック東京大会におけるホストシティ タウン構想に係る自治体における国際交流の取組についてのアンケート 1. 調査概要配布先 : 都道府県 市区町村時期 : 平成 26 年 9 月 30 日 ~10 月 30 日 ( 年内にとりまとめ ) 調査趣旨 : 2020 年オリンピック

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1 食に関する志向 健康志向が調査開始以来最高 特に7 歳代の上昇顕著 消費者の健康志向は46.3% で 食に対する健康意識の高まりを示す結果となった 前回調査で反転上昇した食費を節約する経済性志向は 依然厳しい雇用環境等を背景に 今回調査でも39.3% と前回調査並みの高い水準となった 年代別にみ

起業家を総合的に支援する 起業支援センターながおか と連携することで 高い事業 効果を実現するものである 数値目標 未来の起業家応援事業若者提案プロジェクト事業支援事業年月 KPI 支援による年間起業 起業に結びついた若者 10~39 歳の転出超過 創業件数 プロジェクト数 の抑制 申請時 0 件

( 参考様式 1) ( 新 ) 事業計画書 1 事業名 : 2 補助事業者名 : 3 事業実施主体名 : Ⅰ 事業計画 1 事業計画期間 : 年 月 ~ 年 月 記載要領 事業計画期間とは 補助事業の開始から事業計画で掲げる目標を達成するまでに要する期間とし その期限は事業実施年 度の翌年度から 3

各 位 平成 27 年 5 月 11 日 会社名株式会社みちのく銀行代表者名取締役頭取髙田邦洋 ( コード番号 8350 東証第一部 ) 問合せ先経営企画部長須藤慎治 ( ) 第四次中期経営計画の策定について 株式会社みちのく銀行 ( 頭取髙田邦洋 ) は 平成 27 年 4

施策の体系 本目標3 地域力と行政の連携がつくる人と地球に優しいまち179

25 埼玉ベルエポック製菓専門学校

Transcription:

~ 新山形ブランド戦略 ~ スイーツが山形を変える NEZZUGU 山形宣伝部 高橋義人 ( 山形銀行 ) 藤川美香 ( 山形市 ) 佐藤聖武 ( 荘内銀行 ) 鈴木常彦 ( ハイメカ ) 高橋優太 ( 山形県 ) 佐久間一徳 ( 山形県 ) H23 官民共同ワークショップ NEZZUGU 山形宣伝部 1-1 -

NEZZUGU 山形宣伝部 は根強い山形愛を持ったメンバー 6 人で結成されました 情報発信があまり得意でないという山形県の課題を踏まえ 自分たちで山形をもっと全国に発信していこう とこのグループ名にしました 本研修は 5 カ月間という長期間にわたる研修で 当初の想定以上にハードな面もありましたが 得られたものはそれ以上に多かったと振り返ります 業種も立場も年齢も異なるメンバーとの協働作業は非常にいい刺激になりました 自身の視野の狭さに気づかされることもあり 物事を多様な視点でみることの重要性を再認識させられました また なんといってもグループメンバーとの人的ネットワークが構築できたことは大変有意義に感じています この人的ネットワークは それぞれの財産となり 今後の各々の業務の中できっと活きてくるものと思います 今後もこの研修で学び得たことをフルに活用していきたいと思います ひとつ残念だったのが 最高のオリジナルスイーツ を作れなかったことです いつかこのメンバーでその野望を成し遂げたいと思います! 最後にこの研修でサポートしてくださった講師の川北先生 職員育成センターの方々 関係者の方々 また何よりグループのメンバーに深く感謝します - 2 -

NEZZUGU 山形宣伝部 からの提案 ( 概要版 ) 研究タイトル 新山形ブランド戦略 ~ スイーツが山形を変える ~ 1. テーマ選定の背景 (1) グループメンバーの願い 1 大好きな山形をもっと元気にしたい 2 全国の中での存在感を高めていきたい (2) そのためには山形県の基幹産業である農業を活かして元気な山形をつくりたい (3) 山形の現状 1 山形は全国に誇れる農産物 ( 特に果物 ) が豊富であり スイーツ文化が根付く土壌がある 2 東北の中でも高いものづくりの土壌がある 提案概要 2. 提案 (1) スイーツで山形を盛り上げる山形でスイーツの祭典 YGG(Yamagata Gateau Collection) を開催して 山形 =スイーツ のイメージづくりを行う (2) スイーツ文化発展 普及のための専門組織をつくる山形のスイーツ文化を発信していく組織 YSA(Yamagata Sweets Association= 山形スイーツ協会 ) を発足させる YSAは 情報発信のほかに 6 次産業化の支援を積極的に行うほか 菓子製造業者や農業者への研修など人材育成事業も手掛けていく (3) 新ブランドとしての商品づくり山形のものづくりの土壌を活かして 山形産のフルーツホールやピューレの製造を強化し国内でのシェア 1 位を目指していく 3. そして 2020 年の山形は (1) スイーツ文化が根付く (NEZZUGU)! (2) スイーツを通して 6 次産業化が進み 関連産業全体が元気になる! (3) 山形の魅力が向上することで来県者数が増え 全国の存在感が高まっていく! その他 特記すべき事項 - 3 -

山形を元気にするために 山形の基幹産業を活かし元気にする 山形は豊富な自然と水 大地の恵み 農業立国山形 として認知 農産物販売金額 1 位の部門別構成比が 稲作 59.3% 次いで果樹 25.3% 知名度高い果物を加工し山形に新しい魅力を! 山形にスイーツ文化を! 宣伝部より新ブランド戦略としての提案 1 果物を活かしたスイーツで山形を盛り上げる Yamagata Gateau Collection [YGC] 山形スイーツ祭りを開催 初夏 ( サクランボ ) と秋 ( ラフランス ) の季節に山形で収穫できる特産果物を使ったスイーツの祭典 県内外のパティシエによる新スイーツの創作と品評 優秀作品は山形新ブランドと認定し各メディアや雑誌での PR と県内外での販売 2 スイーツ文化の発展 普及とスイーツの生産 加工 販売の架け橋となる組織 やまがたスイーツ協会 [YSA] を発足し新産業の創出と振興を図る 一次産業 : 果樹農家 二次産業 : 加工業者 三次産業 : 販売流通をサポート 果物の安定生産 基盤整備 祭典の企画 新商品開発に関する提案 企画 戦略 3 新ブランドの製造販売 Yamagata Canned Fruit [YCF] 山形産フルーツホール & ヒ ューレの製造販売 山形産の果物を加工品製造 : スイーツづくり材料として販売 高品質 安定供給で国内シェア 1 位 H23 官民共同ワークショップ NEZZUGU 山形宣伝部 2 提案 1 YGC スイーツ祭り in 山形 Yamagata Gateau Collection の開催 山形産果物を使ったスイーツの競技会を開催する スイーツの美味しさや出来栄え及びパティシエの技量を競う 既存のスイーツ又は新創作品を品評 コレクション結果は地元新聞やテレビで紹介する 企画内容 :B1 グランプリの成功事例を目標として企画 第 1 回 2012 年秋場所 : 山形市内ホテル参加 : 県内の有名菓子店来場 :1.7 万人目標テーマ ラフランス ぶどう他 10 店舗 売上 1,600 万 第 10 回 2022 年場所 : ビッグウイング参加 : 全国規模 ( 予選会 ) 来場 :100 万人以上テーマ サクランホ と?? 50 店舗 売上 1 億円 H23 官民共同ワークショップ NEZZUGU 山形宣伝部 3-4 -

提案 1 YGC 開催概要 Yamagata Gateau Collection 10 年計画 開催内容 : コレクション計画 年次 参加店数 来場者数 ( 万人 ) 経済効果 ( 万円 ) 施策 1 年 10 1.7 4,000 山形県内の有力菓子店市町村対抗? 3 年 25 10.0 29,000 隣県の菓子店からも参加全国でも話題 ( 朝 TV 紹介 ) 5 年 50 30.0 120,000 全国 世界レベルのパティシエ参加 10 年 全国開催本戦 50 120.0 570,000 YGC の定着 スイーツ協会 発足 H23 官民共同ワークショップ NEZZUGU 山形宣伝部 4 提案 1 YGC 展開の戦略 YGC の知名度向上 YGCスイーツ親善大使奥田シェフ YGC 相談役 スイーツ創作 品評 新ブランドのPR もしぇの 奥田シェフ : 鶴岡市出身 アル ケッチァーノオーナーシェフ 純フランス菓子やイタリアンシ ェラートも修行 料理マスタース 受賞 世界料理人 1000 人の一人 太田シェフ : 神奈川県出身 レストラン欅の元総調理長 酒田調理師専門学校講師 庄内浜文化伝道師マイスター 山形県商工観光功労者受賞 広報 PR 方法太田シェフ広報手段 : 地元マスコミ ( 新聞 TV) 公共交通機関での広報 県アンテナショッフ タレント : 寒河江出身 佐藤唯 さん 米沢出身 あき竹城 さんを広報大臣 スイーツの品評と商品化 出展スイーツの品評審査委員長 : 山形県知事 審査員 :YGC スイーツ親善大使と一般消費者 ( 公募 ) 既存や新規創作のスイーツに光をあてる祭典 県内スイーツ文化の再認識を図る 山形県産果物を使ったスイーツの品評とグランプリを選出 商品化プラングランプリ作品を商品化しコンビニやアンテナショップ及び物産館で販売 全国規模で展開 H23 官民共同ワークショップ NEZZUGU 山形宣伝部 5-5 -

提案 2 YSA 山形のスイーツ文化 Yamagata Sweets Association 発足 山形で盛上ったスイーツ文化の振興と発展 ( 全国へ発信 ) 品質高い美味しスイーツの開発と加工手法の工夫 創造 スイーツ産業の担い手の育成と技術 技能 技量の向上 1 次 2 次 3 次産業従事者を育成例 : パティシエ技能検定 スイーツソムリエ資格 霞城セントラル 23F( 支援センター隣 ) に YSA 事務所 スイーツ協会 スイーツ文化の振興発展事業 関連産業のサポート事業 人材育成 ( アカデミック ) 事業 関連機関との連携強化国 県 市町村 ( 行政 ) 大学との教育機関 JA 農業協同組合全国菓子工業組合連合全日本菓子協会 山形県工業会他 H23 官民共同ワークショップ NEZZUGU 山形宣伝部 6 提案 2 YSA の 3 事業 スイーツ文化の振興発展事業 振興発展の取組み YGC 運営 : 全国規模の企画 調整 主催スイーツ情報誌 : 山形 ( 東北 ) スイーツマッフ 新作スイーツ観光との連携 : スイーツ食べ歩きツアー 製作体験ツアー 市場調査及び情報の提供業界調査 : 他県のスイーツ 新品種 関連産業情報発信 : 専門誌発刊 ( 産業従事者向け ) 関連産業のサポート事業 製造に関する取組み情報交流 : 生産者 - 消費者 隣県産業界就業者支援 : 若手の就業 事業紹介 説明会創業支援 : 菓子店 果樹農家 他 創業支援生産設備開発 : 攪拌 充填等の設備開発 リース ボランティア活動高齢農家支援 : 作業応援 後継及び委託者紹介災害支援 : 災害普及ホ ランティア活動 基金 人材育成 ( アカデミック ) 事業 各種研修 セミナー開催農業従事者向け : 新品種開発 果樹生産のhow to 生育講座 農業体験( 収穫祭 ) 農業生活 菓子製造者向け : ハ ティシエ養成講座 資格取得講座 ( 食品衛生責任者 製菓衛生師 ( 国家資格 ) 菓子製造技能士) 資格認定制度菓子製造認定 : ハ ティシエ技能検定 (1 級ハ ティシエ認定 ) スイーツソムリエ講座( マスター ト クター ) その他 H23 官民共同ワークショップ NEZZUGU 山形宣伝部 7-6 -

提案 3 新ブランドの製造販売 Yamagata Canned Fruit の製造販売 山形産果物を活用し山形の 2 次産業を発展させる スイーツの材料は 冷凍フルーツホールやヒ ューレを使用し製作している 国内 ( 県内 ) で製造している業者がほとんど無い ほぼ海外 ( フランス ) の輸入品を購入し使用している現状 県産果物 ( 規格外品 ) を集め 加工 ( 製造 ) し販売する 山形産フルーツホール & ピューレ 山形新ブランド YCF の製造 販売冷凍フルーツハ ック ( 缶 ): サクランホ ラフランス ぶどう りんご メロン ヘ リー の冷凍フルーツホールとヒ ューレ開発 YCFブランドとして製造し市場へ販売 収穫時期に大量加工し冷凍保存 市場へ安定供給 新事業展開の方策県内 2 次産業を基盤として展開 原材料供給確保から製造ノウハウ提供を産学官で連携し軌道に乗せる 果樹王国山形産果物の使用をアヒ ール ( 安全 低価格 ) YGCスイーツ親善大使よりYCFブランドを紹介 H23 官民共同ワークショップ NEZZUGU 山形宣伝部 8 山形に新産業の創造 スイーツで山形の産業を連携 もの創り 3 次産業 : サービス 価値 もの作り 1 次産業 : 果樹生産農家 県内地場産業との連携で 6 次産業の創造 もの造り 2 次産業 : 製造業 ( 企業 ) H23 官民共同ワークショップ NEZZUGU 山形宣伝部 9-7 -

山形県の現状と今後の見通し 1 収穫できるフルーツの種類と量が多い! さくらんぼ 全国第 1 位 西洋なし 同第 1 位 ぶどう 3 位 りんご 4 位 メロン 4 位 すもも 4 位 もも 5 位 かき 8 位 ( 農林水産省収穫量ランキングH22より ) アピール出来る素材が豊富 山形県民は果物とお菓子好き果物 :47,651 円 (2 位 ) 菓子類 :86,698 円 (9 位 ) お菓子は山形県民に身近ケーキ :8,852 円 (3 位 ) チョコレート :5,177 円 (10 位 ) アイスクリーム :8,062 円 (11 位 ) スイーツの土壌がある H23 官民共同ワークショップ NEZZUGU 山形宣伝部 10 山形県の現状と今後の見通し 2 製造業の高い技術力元気なモノ作り中小企業 300 社 実数及び人口 10 万人当たりの企業数ともに東北一位 二次産業の割合が全国より高い水準 ものづくりの土壌がある 農業従事者の減少と高齢化担い手不足 農業所得低下 ( 産出額 328.4 万円 ) 不安定な労働環境従事者の平均年齢 =65.2 歳 山形の農業を守れるのか!! H23 官民共同ワークショップ NEZZUGU 山形宣伝部 11-8 -

新ブランド ( スイーツ ) を推進するには 事業の推進工程と費用 YGC イベントの開催 実行委員会 ( 官民共同 ) にて初回 ~ 開催 予算 :500 万 出展費無料 10 年後の開催は YSA にて企画運営 予算 :5,000 万 出展費 2 万 YSA の発足 YGC3 年目に 活動母体として発足 ( 社団法人 ) スイーツ文化の振興発展事業 関連産業のサポート事業 人材育成 ( アカデミック ) 事業を展開 スイーツ関連事業の拡充 県産果物を使ったヒ ューレ等加工品を製造 販売する事業等について支援を行う 実施する事業者に対して YSA が事業支援として補助金を拠出 第 1 次 第 2 次 第 3 次産業ともに 総合的に振興が図られる 官民への協力依頼 山形県 : 国や県から開催補助金 融資制度を設け活用する YSAを社団法人とし資金及び人材提供 民間企業 :YSA 会員として資金援助 ( 一口 10,000 円 ) PRツール製作及び管理運営 H23 官民共同ワークショップ NEZZUGU 山形宣伝部 12 2022 年の山形 ( 成果として ) 山形にスイーツ文化が根付く (NEZZUGU)! スイーツを通して 6 次産業化が進む 1 次産業 : 農作物に付加価値が付き 所得 UP( 農業の魅力向上!) 2 次産業 : スイーツ関連加工事業の開拓 3 次産業 : スイーツ関連サービス業の発展と拡充で雇用の創出スイーツ関連の新商品開発と新規事業が展開される スイーツ特区認定で新産業モデルが構築 若者が集まり活気ある街となる 山形の魅力と知名度の向上で来県者数が増加 H23 官民共同ワークショップ NEZZUGU 山形宣伝部 13-9 -

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