G空間情報センターの取組みについて

Similar documents
報道発表資料(新宿駅屋内地図オープンデータ)

屋内 3 次元 測位 + 地図 総合技術開発 現状 屋内 3 次元測位統一的な測位手法 情報交換手順がなく 共通の位置情報基盤が効率的に整備されない 技術開発 屋内外のシームレス測位の実用化 (1) 都市部での衛星測位の適用範囲拡大 (2) パブリックタグ 屋内測位の標準仕様策定 効果 3 次元屋内

Microsoft PowerPoint - 参考資料 各種情報掲載HPの情報共有

L アラート ( 災害情報共有システム ) の概要 1 情報発信 情報伝達 地域住民 市町村 災害時の避難勧告 指示 お知らせ等 収集 フォーマット変換 配信 テレビ事業者 システム接続 ケーブル地上波 デジタル TV データ放送など ( テキストで表示 ) 情報閲覧 入力 防災情報 お知らせ等 都

ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

高精度測位社会プロジェクトの進捗について

スライド 1

id5-通信局.indd

取組みの背景 これまでの流れ 平成 27 年 6 月 日本再興戦略 改訂 2015 の閣議決定 ( 訪日外国人からの 日本の Wi-Fi サービスは使い難い との声を受け ) 戦略市場創造プラン における新たに講ずべき具体的施策として 事業者の垣根を越えた認証手続きの簡素化 が盛り込まれる 平成 2

統計GIS機能の強化-統計におけるオープンデータの高度化-

AI 人物検索サービス Takumi Eyes 監視カメラ映像から特定の人物をリアルタイムに追跡 ~ 2018 年 10 月 4 日 NTTコミュニケーションズ株式会社 アプリケーション & コンテンツサービス部 AI 推進室 宮原拓磨 Copyright NTT Communications Co

浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待


居場所わかるくん CMX 連携設定 操作ガイド 2019 年 4 月

G 空間情報センター ( 仮称 ) とは G 空間情報センター 整備 提供主体 地理空間情報ライブラリー 各省庁 独法 地方自治体 データ管理代行機能 データ流通プラットフォーム機能 メタデータ群 検索 配信 ダウンロード 技術標準 運用ルールの整備 維持 * データ整備 更新支援機能 * データ利

<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

<4D F736F F F696E74202D C668DDA A B CFC82AF8E9197BF5F B93C782DD8EE682E890EA97705D205B8CDD8AB B83685D>

2 クラウド連携版デバイス WebAPI Symphony を開発しました Symphony は開発コードネームです

デジタルカメラ EXILIM を使ったプラグイン開発と商用展開について カシオ計算機株式会社コンシューマ開発本部開発統轄部第一開発部 11 開発室山田卓也 PAGE 1

目次. ご利用上の注意. アプリをインストールする. アプリを起動する. アプリの初期設定を行う. アプリのログインパスワードを変更する 6. アプリのメニューを操作する 7. ステータスを送信する 8. 定期位置通知間隔を変更する 9. 随時検索をする 0. メッセージ連絡をする. メッセージの連

ArcPad の代替となる現地調査ソリューションについて

が実現することにより 利用希望者は認証連携でひもづけられた無料 Wi-Fi スポットについて複数回の利用登録手続が不要となり 利用者の負担軽減と利便性の向上が図られる 出典 : ICT 懇談会幹事会 ( 第 4 回 )( 平成 27(2015) 年 4 月 24 日 ) 2. 現状 日本政府観光局

緊急通報の現状 ( 回線保留機能等の仕組み ) 1 メタル電話は NTT 東日本 西日本の PSTN により 回線保留 及び 逆信 が可能 1 1 回線保留 とは が受話器を下ろしても指令台側が切断しない限り接続状態を維持すること 逆信 とは 回線保留状態でが受話器を下ろしている時に側から着信音を鳴

2 目次 1. 実証事業の全体概要 1.1 Androidスマートフォンへの利用者証明機能ダウンロード ( 仕組み ) 1.2 iosスマートフォンへの利用者証明機能ダウンロード ( 仕組み ) 1.3 システム検証と安全性対策検討 2. 利用者証明機能ダウンロードに関するシステム検証 2.1 An

GPS仰角15度

<4D F736F F D B4C8ED294AD955C8E9197BF E894A8AFA8B7982D191E495978AFA82C982A882AF82E996688DD091D490A882CC8BAD89BB82C982C282A282C4816A48502E646F63>

Microsoft PowerPoint - サイバートラストデバイスID F5 BIG-IP Edge Client連携のご紹介.ppt [互換モード]

移動通信の将来像と ドコモのネットワーク戦略

RFIDとGISの連携による道路施設管理支援システムの提案

オフラインファイルを開く 同期 情報確認

<4D F736F F F696E74202D DC58F4994C5817A D C90BC C835B83938E9197BF2E >

10_細川直史.indd

あんしんフィルターfor au(Android)設定ガイド

safetyaccess.pdf

1.4. ローカル ( オフラインファイル ) オフラインファイルを開く 同期 情報確認

広報さっぽろ 2016年8月号 清田区

NOSiDEパンフレット

目次 1 降雨時に土砂災害の危険性を知りたい 土砂災害危険度メッシュ図を見る 5 スネークライン図を見る 6 土砂災害危険度判定図を見る 7 雨量解析値を見る 8 土砂災害警戒情報の発表状況を見る 9 2 土砂災害のおそれが高い地域 ( 土砂災害危険箇所 ) を調べたい 土砂災害危険箇所情報を見る

重ねるハザードマップ 大雨が降ったときに危険な場所を知る 浸水のおそれがある場所 土砂災害の危険がある場所 通行止めになるおそれがある道路 が 1 つの地図上で 分かります 土石流による道路寸断のイメージ 事前通行規制区間のイメージ 道路冠水想定箇所のイメージ 浸水のイメージ 洪水時に浸水のおそれが

00-総合カタログ表紙

目次. ご利用上の注意. アプリをインストールする. アプリを起動する. アプリの初期設定を行う. アプリのログインパスワードを変更する. アプリのメニューを操作する 7. ステータスを送信する 8. 定期位置通知間隔を変更する 9. 随時検索をする 0. メッセージ連絡をする. メッセージの連絡応

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション

Transcription:

G 空間防災システムと L アラートの連携推進事業 G 空間地下街防災システムの高度化 実証と普及 展開 西尾信彦 ( 実施地域 : 大阪 東京 名古屋 ) コンソーシアム構成員 : 立命館大学 クウジット株式会社 メタプロトコル株式会社 株式会社メディアプラットフォームラボ 中央復建コンサルタンツ株式会社 西日本電信電話株式会社 特定非営利活動法人位置情報サービス研究機構 株式会社日建設計総合研究所 ( 大阪市 大阪地下街株式会社 ) 実証概要 実証成果 課題 成果 雨量計 IP カメラ 浸水対策行動タイムラインを組込み 地下街浸水対策時に活用可能なシステムを構築した 複数の接続した地下街施設間で G 空間防災情報を適切に共有し連携できる機構を開発した 開発されたシステムの普及 展開事業を東京駅周辺地区 名古屋駅周辺地区で実施した課題 発災時の緊急性に対応できるような対話システム (UI/UX) として音声やウェアラブル等の活用が必要 L アラート情報の施設内防災センターへの配信のため FMMC の情報発信者規約を発展させる必要がある B2C アプリ以外に普及展開のため 既に普及しているスマホアプリ等との連携をはかる 実証終了以降の取組内容 大阪駅周辺地区での浸水対策システムとして事業継続 東京 名古屋地区での普及 展開作業を継続 B2G への発展として消防活動 消防施設への組込み /IT 化をはかる G 空間地下街防災システムの高度化とその実証 - 実証実績のある地下空間防災システムをベース - L アラート活用 G 空間プラットフォーム連携を追加開発 - 大阪駅 梅田駅周辺地下街で可能な限りの施設管理会社が連携して地下空間浸水対策システムを実事業化 同システムの普及と展開 - 東京地区 国交省高精度測位社会プロジェクト検討会と連携 - 名古屋地区 名古屋駅周辺街づくり協議会 名古屋地区地下街連合会と連携 - その他地区 改修更新時期をむかえる地下街

平成 26 年度補正予算 G 空間防災システムと L アラートの連携推進事業 G 空間地下街防災システムの 高度化 実証と普及 展開 2

本事業提案の概要 G 空間地下街防災システムの高度化とその実証 実証実績のある地下空間防災システムをベース L アラート活用 G 空間プラットフォーム連携を追加開発 大阪駅 梅田駅周辺地下街で可能な限りの施設管理会社が連携して地下空間浸水対策システムを実事業化 同システムの普及と展開 東京地区 国交省高精度測位社会プロジェクト検討会と連携 名古屋地区 名古屋駅周辺街づくり協議会 名古屋地区地下街連合会と連携 その他地区 改修更新時期をむかえる地下街

ベースとした昨年度実績 G 空間シティ構築事業でのシステム開発 防災センター B2BアプリとB2Cアプリ クラウドベースの災害情報サーバ 屋内空間での現在地測位と人流センシング 防災管理サーバ 災害モード移行後災害情報閲覧可能 Android + ios 防災センタータブレット 同システムの東京 大阪 名古屋での実証実績 職員専用 B2B アプリ 一般公開 B2C アプリ 防災プラットフォーム対応 名古屋地区栄セントラルパーク東京地区東京メトロ二重橋前駅大阪地区ホワイティうめだ

3 種類のアプリと防災管理サーバ 防災管理サーバ 災害モード移行後災害情報閲覧可能 防災センタータブレット 昨年度の資料より 職員専用 BtoB アプリ 一般公開 BtoC アプリ 防災プラットフォーム対応 5

本事業の到達目標 (1) 高度化と実証 G 空間地下街防災システムの改善 提供地図 メッセージシステムおよびセンサー機器への多様性確保 屋内測位性能の向上 ( 省電力 インフラ依存性 ) L アラートと本システムの統合 各種アプリ提供者 ( 鉄道系等 ) とも連携 G 空間プラットフォームの活用 複数防災センター連携 他地域への情報展開 大阪地区で浸水対策支援のための情報提供を実施 浸水時の行動タイムラインにに沿った情報提供 昨年度に市の協議会が策定 地域全体で実事業化を目標

本事業の到達目標 (2) 普及と展開 東京地区 ( 東京駅周辺地下街をフィールド対象とする ) 国土交通省 東京駅プロジェクト と連携 同プロジェクトでは施設管理会社を含む会議体を構成 JR 東日本 JR 東海 東京メトロ 三菱地所等を含む 施設管理会社調整の他 施設内地図 屋内測位インフラ提供を受け 本コンソでは鉄道会館が管理するエキナカ グランスタ での人流解析を実施 名古屋地区 ( 名古屋駅周辺地下街 栄駅周辺地下街をフィールド対象とする ) セントラルパーク サカエチカ エスカ 名古屋駅地区街づくり協議会と連携 本年度成果の評価と広報を実施 その他地区 更新を迎える地下街と連携 中央復建コンサルタンツ 実証事業 実証フィールド : 大阪駅地下街 大阪エリア 大阪市地下空間浸水対策協議会と連携して遂行 NPO LISRA NTT 西名古屋支店 名古屋駅地区街づくり協議会等と連携 仕様 公開アプリ ガイドライン radiko 実証実験プラットフォーム 普及展開事業 2 実証フィールド : 名古屋駅 栄地区地下街 名古屋エリア 立命館大学クウジットメタプロトコル G 空間プラットフォーム G 空間防災システム IP ラジオ配信プラットフォーム 人流情報雨量計情報 IP カメラ L アラート ( 災害情報共有システム ) 普及展開事業その他エリア ( 全国 ) 普及展開事業 1 実証フィールド : 東京駅周辺地下街 東京エリア 日建設計総合研究所 日建設計総合研究所 東京駅周辺高精度測位社会プロジェクト検討会と連携

高度化 実証事業 :2015 年度新機能 L アラート連携 タイムラインに表示 雨量計連携 防災センターアプリの拡張 IP カメラ連携 防災センターアプリの拡張 柔軟な地図 メッセンジャー連携 Google Maps フロアマップ画像対応 防災センター間連携 災害情報の通知 8

システム構成要素 防災センタータブレットアプリ メッセージやりとり 衛星シミュレータ 誘導灯測位ボックス 災害情報 人流情報 防災管理サーバ立命館 各種情報取得登録 防災センターで利用 Android BtoB アプリ メッセージングシステムサーバ IMES SM 避難誘員利用 Android BtoC アプリ IMES SM L アラート 雨量計 IP カメラ 一般ユーザが利用商業施設と連携 Android BtoB BtoC アプリ 今年度の拡張 9

出典 : 総務省ホームページ 10

L アラート連携 L アラート情報をタイムラインに表示 L アラートノードと防災管理サーバが連携 11

雨量計連携 (1/2) 防災センタータブレットアプリで雨量計の状態を確認 雨量による警戒レベルの確認 現在の警戒レベルを表示 12

雨量計連携 (2/2) 雨量計より算出する警戒レベルに応じてタイムラインに浸水対策のため指示を通知 止水板設置など 警戒レベル変化時に指示を通知 道路冠水が生じている付近の出入口は直ちに止水板設置作業が必要です 13

IP カメラ連携 マップ経由の導線 一覧の導線 浸水危険エリアを監視 14

防災センター連携 親階層における横連携 ( 接続した地下街 ) サブエリア内の配信縦連携 ( 地下街と接続ビル ) 2 階層連携モデル

フロアマップ組み込み 16

被災マップ 止水板設置アイコンを追加 従来の通行止めアイコン 従来の火災アイコン 17

現場写真つきメッセンジャー機能 18

東京地区 : 普及 展開事業 12/3-6 東京駅グランスタにて本事業システムを検証 人流センシング性能評価 12/13 国交省高精度測位社会プロジェクト検討会 東京駅周辺の魅力向上サービス創造アイデアソンに参加 本事業構想を披露 12/21 本事業システムのデモ説明会 L アラート情報配信をデモ 鉄道系アプリ連携の検討 1/23-24 国交省東京駅周辺屋内外シームレス測位サービス実証実験ハッカソンに参加 本事業成果を披露 19

名古屋地区 : 普及 展開事業 12 月 8 日エスカ地下街にて実証実験 L アラート連携地下街防災システムの機能評価 エスカ地下街 名古屋駅周辺街づくり協議会 名古屋地区地下街連合会 本省 関東局 東海局 近畿局 参加 12 月 16 日 NTT 西日本名古屋支店にて本事業内容の説明会 東京 大阪の実証成果を踏まえて本事業の説明 名古屋駅周辺街づくり協議会 名古屋地区地下街連合会 1 月中サカエチカにて本事業システムの性能検証 人流センシング実証を予定 20

大阪地区 : 高度化実証 12 月 2 日ホワイティうめだにて新機能の性能実証および B2C( 商業 ) 担当者向け説明会 12 月 22 日ホワイティうめだにて新機能の B2B( 施設防災 ) 担当者向け説明会 3 月来年度事業継続に向けて現 うめちかナビ 協議会の発展的拡大のための総会 21

本事業に関する問合せ 連絡先 立命館大学ユビキタス環境研究室西尾信彦 ( 教授 ) 電話番号 :077-561-2741 メールアドレス :nishio@cs.ritsumei.ac.jp 22