別添 治験副作用等症例の定期報告に関する質疑応答集 (Q&A) について < 半年ごとの定期報告の受け付け> Q1 平成 26 年 6 月 30 日までの間は 治験依頼者 ( 自ら治験を実施する者を除く ) が提出する副作用等症例の定期報告は なお従前の例によることができる とあるが 平成 26 年

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医薬品たるコンビネーション製品の不具合報告等に関する Q&A [ 用いた略語 ] 法 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 145 号 ) 施行規則 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則 ( 昭和 36 年

本日の内容 1. 未承認対照薬等の取り扱い別添の 4.(3) ウ.( ア ) 2. 対象疾患の悪化等を評価項目にする試験別添の 7.(3) イ.( ア ) 3. 承認取得者以外の治験国内管理人が治験 依頼者となる場合別添の7.(3) オ. 4. 医師主導治験との情報共有別添の7.(3) カ. 5.

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薬食発第 号平成 21 年 3 月 4 日 各都道府県知事殿 厚生労働省医薬食品局長 バイオ後続品の承認申請について 医薬品の製造販売の承認申請の取扱いについては 平成 17 年 3 月 31 日付け薬食発第 号医薬食品局長通知 医薬品の承認申請について ( 以下 局

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ICH Q4B Annex12

し 自ら治験を実施する者が実施した治験において発生した副作用等については 規制当局へ報告する必要があることに留意すること なお この注意事項は 被験薬に係る副作用等情報を実施医療機関の長に通知するよう 自ら治験を実施する者に義務付けている医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令 ( 平成 9 年厚生

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改正薬事法の施行に伴う製造販売の承認を要しない医薬品等の取扱い等について

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通知(一括更新手続き)

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医薬品の基礎研究から承認審査 市販後までの主なプロセス 基礎研究 非臨床試験 動物試験等 品質の評価安全性の評価有効性の評価 候補物質の合成方法等を確立 最適な剤型の設計 一定の品質を確保するための規格及び試験方法などの確立 有効期間等の設定 ( 長期安定性試験など ) 医薬品候補物質のスクリーニン

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

薬食機発 0131 第 1 号平成 25 年 1 月 31 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬食品局審査管理課医療機器審査管理室長 薬事法に基づく登録認証機関の基準改正に伴う留意事項について ( その 2) 薬事法 ( 昭和 35 年法律第 145 号 以下 法 という )

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薬食審査発第 号

管下関係業者に周知いただくとともに 適切な指導を行い その実施に遺漏な きようお願いいたします 記 第 1 体外診断用医薬品の製造販売業又は製造業を行う旨の届出等について 1. 届出対象者旧薬事法に基づき 体外診断用医薬品を取り扱う以下の者 (1) 旧薬事法第 12 条第 1 項の第二種医薬品製造販

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記 第 1 再審査資料の構成及び作成上の注意事項再審査資料の構成及び作成上の注意事項は次のとおりとすること また 再審査申請書の写し及び平成 10 年 12 月 1 日付け医薬審第 1058 号厚生省医薬安全局審査管理課長通知 新医薬品等の申請資料の信頼性の基準の遵守について により添付することとし

一太郎 11/10/9/8 文書

る として 平成 20 年 12 月に公表された 規制改革推進のための第 3 次答申 において 医療機器開発の円滑化の観点から 薬事法の適用範囲の明確化を図るためのガイドラインを作成すべきであると提言したところである 今般 薬事法の適用に関する判断の透明性 予見可能性の向上を図るため 臨床研究におい

本手順書で使用する用語の定義 用語電子的記録書面電子的記録利用システム実務担当者原データ治験関連文書サイボウズサイボウズメッセージ 定義人の知覚では認識できない, 電子式等の方法で記録され, コンピュータで処理される記録紙媒体による資料治験依頼者, 実施医療機関の長, 治験責任医師並びに治験審査委員

事務連絡 平成 28 年 3 月 29 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 薬務主管課御中 厚生労働省医薬 生活衛生局審査管理課 厚生労働省医薬 生活衛生局監視指導 麻薬対策課 医薬品等の製造業許可 外国製造業者認定等に関する質疑応答集 (Q&A) について 今般 標記 Q&A を別添のとおりとり

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00 事務連絡案

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前項に規定する事項のうち当該被験薬の治験薬概要書から予測できないもの に改め 同項を同条第三項とし 同条第一項の次に次の一項を加える 2治験依頼者は 被験薬について法第八十条の二第六項に規定する事項を知ったときは その発現症例一覧等を当該被験薬ごとに 当該被験薬について初めて治験の計画を届け出た日等

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受付後 持参又は郵送等の報告方法によらず 医薬品医療機器総合機構 ( 以下 機構 という ) 審査マネジメント部審査企画課から別紙 1 不具合等報告送付整理票 により郵送にて連絡される また 第二報以降については 機構が付与した識別番号を記載して報告すること イ平成 26 年 6 月 30 日以前に

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【最終版】2課長通知一部改正鑑(日付入り)

を追加する (2) 実施要領通知の報告様式別紙 1 医薬品安全性情報報告書 及び同報告様式別紙 2 医療機器安全性情報報告書 を別添のとおり変更する

事務連絡 平成 30 年 1 月 17 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 御中 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬安全対策課 厚生労働省医薬 生活衛生局監視指導 麻薬対策課 医薬品の製造販売業者における三役の適切な業務実施についての Q&A 医薬品の製造販売業者における三役の適切な業務実施について

3. 実施時期平成 29 年 4 月 3 日より本件改修後のQMS 調査申請書の作成及び機構受付が可能となります 4. その他 本改修により承認申請書とQMS 調査申請書の同時申請が可能となるのは 両申請書をDW APで作成した場合に限ります (FD 申請ソフトによる申請の場合は同時申請できません

事務連絡

2 有効成分名 添付文書及び審査報告書に基づき記載する 3 品目名 ( 後発医薬品 ) 添付文書及び審査報告書のほか薬価基準収載品目リストにより記載する 複数の品目がある場合は 個別医薬品コード (YJ コード ) 順に番号を振り 記載する ( 複数規格があっても 全規格まとめて YJ コード順とす

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審査報告 (1) 別紙 平成 29 年 4 月 3 日 本申請において 申請者が提出した資料及び医薬品医療機器総合機構における審査の概略等は 以下 のとおりである 申請品目 [ 販売名 ] ジャドニュ顆粒分包 90 mg 同顆粒分包 360 mg [ 一般名 ] デフェラシロクス [ 申請者 ] ノ

ともに 申請者が承認審査のスケジュールに沿って法令上求められる製造体制を整備することや承認後円滑に医療現場に提供するための対応が十分になされることで 更なる迅速な実用化を促すものである この制度では 原則として新規原理 新規作用機序等により 生命に重大な影響がある重篤な疾患等に対して 極めて高い有効

別紙 1 販売名 医療機器保険適用希望書 ( 決定区分 A1( 包括 )) 整理番号 : 空欄で提出 薬事法承認又は認証された販売名を記載 製品名 製品コード 製品名 製品コード JAN コードの場合必ず 13 桁 薬事法承認書又は認証書上 薬事法承認書又は認証書上記載 記載された類別を記載 された

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本日の内容 1. 医薬品の再審査に係る関連法規 2. 医薬品の再審査申請資料の適合性調査 2.1. GPSP 実地調査における調査の視点 2.2. 適合性書面調査における調査の視点 2.3. ( 参考 ) 医薬品再審査適合性調査相談の現況 3. 適合性調査の効率化に向けて 3.1. 安全性情報管理シ

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「配偶者からの暴力を受けた被扶養者の取扱い等について」の一部改正について

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(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

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タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

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査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

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別紙 副作用等報告に関する Q&A 目次 用いた略語 副作用報告及び感染症報告... 3 (1) 報告対象... 3 (2) 報告期限等... 6 (3) 予測性... 7 (4) 重篤性の判断基準... 9 (5) 記載要領...12 (6)J 項目...13 (7)ICSR 項目

老発第    第 号

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はじめに 本手引きは 企業治験 製造販売後臨床試験において統一書式を利用した文書作成をするにあたり 書式だけではなく利用方法を含めた統一化を目的に治験促進センターが厚生労働省医政局研究開発振興課並びに医薬食品局審査管理課及び PMDA 信頼性保証部にご意見をいただき作成したものです 組織内の研修 治

Transcription:

事務連絡 平成 25 年 7 月 1 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 薬務主管課御中 厚生労働省医薬食品局審査管理課 治験副作用等症例の定期報告に関する質疑応答集 (Q&A) について 薬事法施行規則 ( 昭和 36 年厚生省令第 1 号 ) 第 273 条第 3 項に基づく治験副作用等定期報告については 薬事法施行規則等の一部を改正する省令の施行に関する留意事項について ( 平成 24 年 12 月 28 日付け薬食審査発 1228 第 11 号厚生労働省医薬食品局審査管理課長通知 ) により その取扱いを示しているところです 今般 治験副作用等症例の定期報告に関する質疑応答集 (Q&A) を別添のとおりとりまとめましたので 貴管下関係業者 医療機関等に対し御周知いただくようお願いします

別添 治験副作用等症例の定期報告に関する質疑応答集 (Q&A) について < 半年ごとの定期報告の受け付け> Q1 平成 26 年 6 月 30 日までの間は 治験依頼者 ( 自ら治験を実施する者を除く ) が提出する副作用等症例の定期報告は なお従前の例によることができる とあるが 平成 26 年 6 月 30 日までを調査期間とし 期間満了後 2ヶ月以内に報告をすることでよいか A1 よい < 半年ごとの定期報告から年次報告への切替え> Q2 半年ごとの定期報告から年次報告に切り替える場合に 調査期間が重複してもよいか A2 よい ただし 初回年次報告の別紙様式 1の備考欄に 半年ごとの定期報告から年次報告に切り替えた旨及び重複した期間がわかるように記載すること < 半年ごとの定期報告から年次報告への移行 > Q3 半年ごとの定期報告の起算日と開発国際誕生日が異なる場合 最終の半年ごとの定期報告における調査単位期間は1 年を超えなければ6ヵ月を超えてもよいか A3 よい < 半年ごとの定期報告から年次報告への移行 > Q4 半年ごとの定期報告の起算日と開発国際誕生日が異なる場合 年次報告の起算日を開発国際誕生日とするための起算日の変更願を提出する必要はあるか

A4 不要である < 年次報告の起算日 > Q5 年次報告の起算日を初回治験届出日 開発国際誕生日又は国際誕生日以外に設定したい場合 審査マネジメント部審査企画課に相談するとあるが 具体的にはどのようにすればよいか A5 年次報告の起算日を変更する前に 報告起算日の変更願 ( 案 ) を審査マネジメント部審査企画課に提出すること 報告起算日の変更願 ( 案 ) ( 自由形式 ) には 治験成分記号 元の起算日 新しい起算日 起算日を変更する理由 次回の予定調査単位期間 を記載する また 起算日を初回治験届出日 開発国際誕生日又は国際誕生日以外の日に変更した場合は 別紙様式 1の備考欄にその旨を記載しておくこと < 年次報告の再開 > Q6 承認後 効能追加等の開発で当該有効成分の治験をあらためて始めることに伴い年次報告を再開する際の起算日はどのように考えればよいか A6 原則として 再開前の年次報告の起算日から起算して1 年の整数倍を経過した日のうち 開発の再開となる治験計画届を提出する日の直前の日を起算日として年次報告を行う なお 再開時の起算日を再開前の起算日以外の日に設定する場合は Q5を参照すること < 年次報告の再開 > Q7 承認後 効能追加等の開発で当該有効成分の治験をあらためて始めることに伴い年次報告を再開する場合 別紙様式 1の報告回数はどのように数えればよいか A7 直近の報告回数に引き続き数えること

< 国内重篤副作用等症例の発現状況一覧について> Q8 別紙様式 2の国内重篤副作用等症例の発現状況一覧の累計件数は いつ時点からのものとすればよいか A8 原則として 我が国において初めて当該被験薬の治験の計画の届出がなされた日以降に 国内で実施された治験から報告された重篤な副作用等症例を記載する 自ら行った治験以外の治験 ( 医師主導治験を含む ) から報告された重篤な副作用等症例の情報を入手した場合には それも含めて記載すること 有効成分が同一である複数の被験薬について一の年次報告により報告する場合には そのうち最も早く治験の計画の届出がなされた当該被験薬に係る症例からの累積件数とすること また 被験薬別 剤型別 投与経路別等に分けて集計してもよいが この場合は別紙様式 2の備考欄にその旨を記載すること < 年次報告の実施医療期間への通知 > Q9 規制当局への報告について 開鍵情報をもって国内重篤副作用等症例の発現状況一覧 ( 別紙様式 2) を作成した場合であっても 国内治験における盲検性を維持する必要があるときは 未開鍵情報により当該別紙様式 2を作成し 治験実施医療機関への通知に使用してもよいか A9 よい <MedDRAバージョン> Q10 国内重篤副作用等症例の発現状況一覧 ( 別紙様式 2) に用いるICH 国際医薬用語集日本語版 ( 以下 MedDRA/J という ) のバージョンについては 当該調査単位期間中は同一のバージョンを使用することとされているが 他の調査単位期間においては別のバージョンを使用することは可能か A10 6ヵ月定期報告の場合と同様に可能であるが 使用したMedDRA/Jの

バージョンがわかるように記載すること < 治験と製造販売後臨床試験の両方を実施している場合の年次報告 > Q11 DSURに製造販売後臨床試験から得られた情報を含める場合にはどのように記載すればよいか A11 DSURを作成する場合 製造販売後臨床試験から得られた情報もDSUR に含めることとなる ( 治験安全性最新報告について ( 平成 24 年 12 月 28 日付薬食審査発 1228 第 1 号厚生労働省医薬食品局審査管理課長通知 ) を参照 ) この場合 製造販売後臨床試験からのデータと重要な安全性所見を該当する各項に記載する また 重要な安全性情報がある場合には 年次報告の別紙様式 1 にも記載する なお 年次報告の別紙様式 2には 治験から報告された重篤な副作用を記載すればよいため 製造販売後臨床試験から得られた情報は含めなくてよい < 製販後臨床試験実施医療機関への通知 > Q12 国内既承認医薬品の効能 効果等の一部変更を目的とした治験が行われている期間内に 製造販売後臨床試験を実施している場合 製造販売後臨床試験を実施している医療機関へ年次報告を通知する際の様式はどうすればよいか A12 当該製造販売後臨床試験からの重篤副作用を別添様式 2の形式で作成して 試験実施医療機関へ通知する < 年次報告の治験実施医療機関への通知 > Q13 1 年の調査期間中に国内治験で集計対象の重篤副作用症例がない場合においても 年次報告の別紙様式 1を治験実施医療機関へ通知する必要があるか A13 治験実施期間中は 開発期間中に入手できる全ての情報源 ( 非臨床 文献 市販後等 ) からの情報を元に治験薬安全性情報を検討し DSURが作成される 少なくとも被験者が治験に参加中である期間内は 重篤副作用症例発生の

有無に関わらず DSUR の概要である年次報告の別紙様式 1 を治験実施医療 機関に通知する必要がある < 年次報告が不要となる場合 > Q14 後発医薬品の開発のための試験において 各試験の実施期間が1 年未満の場合には年次報告の提出が不要とされたが 年次報告が不要となる試験は何か A14 医薬品の承認申請について ( 平成 21 年 3 月 4 日付け薬食発第 0304004 号厚生労働省医薬食品局長通知 以下 局長通知 という ) における医療用医薬品の申請区分のうち 以下の申請を目的として生物学的同等性試験のみを行う場合を対象とする ( なお この場合の 生物学的同等性試験 とは バイオアベイラビリティを比較することで同等性を証明する試験に加え 薬理効果を指標に治療学的同等を証明する薬力学的試験を含むこと ) (8) 剤形追加に係る医薬品 ( 再審査期間中のもの ) (8の2) 剤形追加に係る医薬品 ( 再審査期間中でないもの ) (10) その他の医薬品 ( 再審査期間中のもの ) (10の2) その他の医薬品 ((10) の場合であって 生物製剤等の製造方法の変更に係るもの ) (10の3) その他の医薬品 ( 再審査期間中でないもの ) (10の4) その他の医薬品 ((10の3) の場合であって 生物製剤等の製造方法の変更に係るもの ) また 一般用医薬品については 局長通知における一般用医薬品の申請区分のうち 申請区分 (1) 新有効成分含有医薬品の申請を目的とする試験以外は年次報告の提出は不要とする 年次報告が不要となる場合には 治験安全性最新報告概要 国内重篤副作用等症例の発現状況一覧及び治験安全性最新報告のいずれの提出も不要である < 年次報告が不要となる場合 > Q15 後発医薬品の開発のための試験において 各試験の実施期間が1 年未満の場合には年次報告が不要とされたが 平成 24 年 12 月 28 日から平成 26 年 6 月 30 日までの定期報告はどのように取扱えばよいか A15

平成 24 年 12 月 27 日までは半年ごとの定期報告の対象期間となる 当該被験薬について 平成 24 年 12 月 27 日までにすでに半年ごとの定期報告を行っている場合にあっては 平成 24 年 12 月 27 日まで又は平成 24 年 12 月 28 日以降平成 26 年 6 月 30 日までの間の任意の調査単位期間の終了日まで 半年ごとの定期報告を行うこと なお 前者の場合は報告対象期間が半年未満でも差し支えない また 当該定期報告が最終報告となる旨を明記すること それ以外の場合にあっては 半年ごとの定期報告及び年次報告の提出は不要である < 医師主導治験における年次報告 > Q16 医師主導治験においても試験期間が1 年以上の場合 ( ただし 既に製造販売の承認を与えられている医薬品に係る治験を行った場合又は既に当該被験薬について治験依頼者が治験を行っている場合を除く ) には 年次報告を提出する必要があるが 年次報告の提出対象となる治験はどのようなものか A16 試験期間が1 年以上であり かつ平成 26 年 7 月 1 日以降が試験期間終了日となる医師主導治験が年次報告の提出対象となる