資料 1 競輪 オートレースを巡る 最近の状況について 平成 28 年 4 月 25 日経済産業省製造産業局車両室
1. 競輪の売上高 本場入場者数の推移 競輪の 27 年度の売上高は 26 年度に続き 2 年連続の増加 増加の主な要因は ミッドナイト競輪の開催日数の増加等によるネット販売の増加 本場入場者数は 減少傾向にあるものの 26 年度から 27 年度は横ばい 単位 : 億円 9, 8,5 8, 7,5 括弧内は対前年度比 2,779 (93.4%) 2,658 (95.6%) 2,516 (94.7%) 2,382 (94.7%) 車券売上金額本場入場者数 (1 日あたり ) 2,137 (89.7%) 1,993 (93.3%) 1,871 (93.9%) 1,735 (92.8%) 1,672 (96.3%) 1,676 (1.3%) 単位 : 人 3,5 3, 2,5 2, 7, 6,5 8,611 (98.1%) 8,41 (97.6%) 7,913 (94.2%) 7,276 (91.9%) 1,5 1, 6, 5,5 6,35 (87.3%) 6,229 (98.1%) 6,91 (97.8%) 6,63 (99.5%) 6,159 (11.6%) 6,38 (12.4%) 18 19 2 21 22 23 24 25 26 27 年度 5 1
( 参考 ) ミッドナイト競輪について 21 時から 23 時頃までに無観客で開催される ミッドナイト競輪 は 22 年度から開始 当初 1 施行者 年 6 日で開始したが 開催時間帯に競合が存在せず 7 車立てで分かりやすいレースだったことから他公営競技ファン等の新規顧客獲得に繋がり 年々売上が増加 また ネット販売限定のため開催経費が抑えられたことから 収益性も高い その結果 年々開催施行者数 日数が増加し 27 年度は 16 施行者が年 225 日開催 さらに 今年度は 18 施行者が年 333 日開催する予定 単位 : 千万円 3, 2,5 2, 1,5 1, 5 7.92 民間ポータル オフィシャル 1オフィシャル (1 日当たり ) 2 民間ポータル (1 日当たり ) 1+2 合計 (1 日当たり ) 8.21 6.92 6.39 6.44 5.36.29.53 1.8 7.65 5.6 19 297 8.99 5.77 428 2.5 3.22 767 11.44 1,129 6.42 5.2 1,446 22 23 24 25 26 27 単位 : 千万円 年度 14 12 1 8 6 4 2 2
2. 競輪の売上高の販路別構成の推移 本場 場間場外の売上高は減少の一途を辿る一方 ネット投票の売上高が大幅増加 主な増加要因は ミッドナイト競輪の開催増加 しかしながら ミッドナイト競輪の開催日数が飽和状態に近づく中 今後 安定的に売上を向上させ続けていくためには 新たなネット販売策や本場 場間場外での売上減少の歯止め策が必要ではないか 単位 : 億円 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 括弧内は対前年度比 1,251 (16.4%) 1,368 (19.3%) 1,413 (13.3%) 1,79 (12.6%) 1,846 (13.1%) 3,885 (12.%) 3,71 (95.3%) 3,389 (91.6%) 3,78 (9.8%) 2,632 (85.5%) 1,684 (82.3%) 1,486 (88.2%) 1,894 (12.6%) 1,218 (81.9%) 1,48 (99.7%) 1,789 (94.4%) 1, (82.1%) 1,346 (95.6%) 1,584 (88.5%) 788 (78.8%) インターネット投票 ( 電話投票を含む ) 専用場外車券売場 場間場外 ( 他の競輪場で開催される競輪の競輪場での販売 ) 本場 ( 当該競輪場で開催される競輪の当該競輪場での販売 ) 1,447 (17.5%) 1,548 (97.7%) 2,55 (96.9%) 685 (86.9%) 1,455 (1.5%) 1,591 (12.8%) 2,447 (96.%) 599 (87.4%) 1,552 (16.7%) 1,61 (11.2%) 2,382 (97.3%) 519 (86.6%) 1,744 (112.3%) 1,612 (1.1%) 2,367 (99.3%) 437 (84.2%) 2,66 (118.5%) 1,587 (98.4%) 2,28 (96.3%) 375 (86.%) 18 19 2 21 22 23 24 25 26 27 年度 構成割合 32.8% 25.2% 36.1% 5.9% 3
3. 競輪のグレード別売上高構成の推移 グレード開催 (GⅠ~GⅢ) の売上高は減少傾向 普通開催 (FⅠ 及び FⅡ) は増加傾向 FⅠ の増加は スポーツ紙への開催広告の掲載増加に伴い 購入地域が拡大したことが主要因 FⅡ の増加は 1 ミッドナイト競輪の開催日数増加 ( 昼間からの振り替えを含む ) と 2 ナイター開催の売上げ増加が主要因 これまで 売れない ために赤字開催となることが常態化していた普通開催も売り方の工夫次第で売上増加 開催収支改善を図ることができるのではないか 単位 : 億円 1, 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 括弧内は対前年度比 1,34 (98.2%) 655 (77.9%) 3,572 (112.%) 2,131 2,83 1,987 (99.6%) (97.7%) (95.4%) 1,768 1,769 1,946 2,17 2,244 (88.9%) (1.1%) (11.%) (13.7%) (111.3%) 24 23 41 12 257 1,25 1,18 5 1,119 (477.5%) (98.5%) (175.%) (294.7%) (215.4%) (99.7%) (97.9%) (94.8%) 969 924 865 83 76 71 (86.6%) (95.3%) (93.6%) (92.8%) (88.%) (1.6%) 18 19 2 21 22 23 24 25 26 27 年度 2,141 (95.2%) 1,29 (83.8%) 986 (95.4%) 89 592 (9.2%) 874 (9.4%) 572 (98.2%) (96.7%) 323 (56.5%) 3,485 (97.6%) 3,187 (91.4%) 2,972 (93.3%) 83 (91.9%) 292 (9.4%) 2,513 (84.5%) GⅠ GⅡ GⅢ FⅠ FⅡ( ミッドナイト ) FⅡ( ミッドナイト除く ) 76 (94.6%) 25 (85.6%) 2,52 (99.6%) 677 (89.1%) 128 (51.1%) 2,452 (98.%) 648 (95.7%) 12 (93.9%) 2,435 (99.3%) 631 (97.4%) 124 (13.5%) 2,333 (95.8%) 621 (98.4%) 13 (14.3%) 2,296 (98.4%) 2,294 (12.2%) 4
( 参考 ) 競輪のレースのグレードについて 競輪のすべてのレースは GP から FⅡ の 6 つのグレードに格付けされており その区分は以下のとおり 26 年度においては グレード開催 (GⅠ~GⅢ) の収益率は 5% 前後となっているが 普通開催 (FⅠ FⅡ) は 4% 程度となっている KEIRINグランプリ毎年 12 月 3 日に行われる競輪界最高峰のレース GP その年に活躍した選手 9 名がチャンピオンを決める一発勝負 GⅠレース 26 年度収益率 :4.66% S 級上位選手が参加 優勝者はGP 出場権を得る GⅠ (27 日 ) GⅡ (6 日 ) GⅢ (148 日 ) FⅠ FⅡ (2,127 日 ) GⅡレース 26 年度収益率 :4.9% S 級選手のみが参加 成績上位者はGⅠ GⅡへの優先出走権を得ることができる KEIRINグランプリ215 GⅢレース 26 年度収益率 :6.76% S 級選手のみが参加 各競輪場の開設などを記念して開催される競輪 ( 各競輪場が原則年 1 回開催 ) 普通開催 26 年度収益率 : 4.35% S 級選手とA 班 1 2 班で開催されるFⅠレースと 各地のA 級選手のみで行われるFⅡレースがある KEIRIN グランプリは 経理処理上 FⅠ として整理 また FI FⅡ においては 経理処理上まとめて報告があるため 区分せず 5
4. 競輪の開催日数推移 近年の選手数の減少に伴い 開催日数は減少傾向 特に ミッドナイトを除く FⅡ 開催日数の減少が著しい これは 施行者収支改善の観点から 昼間の FⅡ 開催を減らし 収益性の高いミッドナイト開催を増加させたことも要因 単位 : 日 括弧内は対前年度比 3,5 3, 2,5 2, 1,5 1, 5 196 (11.6%) 1,128 (96.2%) 1,778 (92.3%) 25 (14.6%) 1,86 (96.3%) 1,772 (99.7%) 199 (97.1%) 947 (87.2%) 1,616 (91.2%) 199 (1%) 926 (97.8%) 859 (92.8%) 1,595 (98.7%) 187 (94%) 6 34 (566.7%) 1,457 (91.3%) 195 (14.3%) 849 (98.8%) 1,414 (97%) 185 (94.9%) 858 (11.1%) 36 (15.9%) 1,462 (13.4%) 185 (1%) 181 867 (11%) 843 53 (147.2%) 1,387 (94.9%) 1,151 (83%) G レース FⅠ FⅡ( ミッドナイト ) FⅡ( ミッドナイト除く ) (97.8%) 185 (12.2%) (97.2%) 8 (94.9%) 133 (25.9%) 225 (169.2%) 986 (85.7%) 185 (1%) 88 (11%) 333 (148%) 947 (96%) 18 19 2 21 22 23 24 25 26 27 28 年度 6
( 参考 ) 競輪選手数の推移 23 年の 競輪事業のあり方検討小委員会報告書 に基づき 選手数を約 1, 名削減することを業界決定し 選手数の削減を行ってきた 27 年 7 月以降については 選手数 2,3 名程度の水準を維持するために 成績不良による登録削除者数をこれまで約 12 名だったところを 6 名程度に縮小し 29 年 5 月に選手登録となる第 111 期以降の募集人数を 5 名から 7 名に拡大 単位 : 人 4, 3,5 3,598 3,574 3,556 3,531 3,381 3,173 女子 S 級 A 級 3, 2,5 2, 1,5 876 853 851 849 2,722 2,721 2,75 2,682 845 2,536 819 2,354 2,855 33 689 2,133 2,647 51 669 1,927 2,536 69 685 1,782 2,38 83 676 1,621 1, 18 19 2 21 22 23 24 25 26 27 年 7
5. 競輪施行者の営業活動収支 26 年度は 45 施行者のうち 赤字は 1 施行者 (25 年度は赤字は 4 施行者 ) ここ数年 赤字施行者数は減少傾向 赤字施行者の減少要因は 競輪選手数の削減に伴う昼間の FⅡ 開催 ( 赤字が常態化 ) の日数削減とミッドナイト競輪の日数増加等 競輪選手数の削減が終了し ミッドナイト競輪開催の飽和状態が近づく中 今後 継続的に収益を改善していくためには 増収増益の今こそ既存顧客の満足度向上 新規顧客獲得のための 攻めの施策 が必要ではないか 単位 : 億円 12. 1. 8. 6. 4. 2.. 2. 4. 函3.58 26 年度営業活動収支実績 神奈川県競輪組合 藤沢市は 26 年度で競輪事業から撤退 館森市青3.8 市い8.11 わ彦き市弥.69 橋村前7.6 市宇2.48 都城宮市茨4.78 県取.25 手玉市埼.92 2.23 川県立市十 1.52 一戸市組合松3.8 3.54 3.64 市千葉崎市川市神2.51 奈川県組合6.85 平塚沢市藤.1 市小4.9 田東原市伊2.94 3.56 市静岡橋市豊4.12 市名2.31 3.8 1.47 古阜屋組合岐垣市大市四5.5 日阪市市松2.1 2.78.71 1.62 市富山井市福市京都良府奈1.73 県和3.73 県岸歌山7.25 和野田市玉1.25.11.83 1.27 市広島府市防松市高市小2.38 松山島市松6.65 知市高2.69 市北1.46 九州市久6.27 留雄米市武2.65 1.97 市佐黒字 世府保市別5.12 赤字 市熊2.6 本市8
6. オートレースの売上高 本場入場者数の推移 オートレースの 27 年度の売上は 1 年振りに増加 増加の主な要因は ネット投票の売上増加及び専用場外車券売場の増加 本場入場者数は 減少傾向 27 年度末をもって船橋オートレース場が廃場となったことに伴い 今後さらに減少の可能性 単位 : 億円 1,4 1,2 括弧内は対前年度比 4782 (94.6%) 4721 (98.7%) 4596 (97.4%) 4398 (95.7%) 4118 (93.6%) 車券売上金額 3976 (96.6%) 3856 (97.%) 本場入場者数 3787 (98.2%) 363 (95.8%) 3571 (98.4%) 単位 : 人 4, 1, 8 6 4 1,99 (97.1%) 1,92 (99.4%) 1,49 (96.1%) 973 (92.7%) 861 (88.6%) 844 (98.%) 756 (89.5%) 688 (91.%) 668 (97.2%) 678 (11.5%) 2, 2 18 19 2 21 22 23 24 25 26 27 年度 9
( 参考 ) 専用場外車券売場数の推移 オートレースの専用場外車券売場は 24 年度のオートレース川辺を皮切りに各地に専用場外を設置 オートレース場の近隣地域のみではなく 北海道 東北 近畿などオートレース空白地域に展開し 27 年度末までに 14 施設を設置 また 本年 3 月の船橋場廃場に伴い 専用場外 オートレース船橋 が 4 月に開設 引き続き地元顧客とオートレースをつなぐ結節点となっている 単位 : 億円 2 18 16 14 12 1 8 6 4 2 2 19.2 専用場外施設数専用場外売上額 12.8 14 4.2 8 1.4 5 24 25 26 27 年度 単位 : ヶ所 2 18 16 14 12 1 8 6 4 2 1
7. オートレースの売上高の販路別構成の推移 本場 場間場外の売上高が減少傾向にある一方 専用場外 ネット投票の売上高は増加傾向 船橋場の廃場に伴い 28 年度は再び売上減少となる可能性が高いものの 減少幅を抑えるためには 競輪で既に実績のある専用場外車券売場数の拡大やミッドナイト開催といった取組を中心に売上向上を図るべきではないか 単位 : 億円 1,4 1,2 1, 8 6 4 2 括弧内は対前年度比 15 (115.1%) 476 (98.7%) 488 (12.4%) 464 (95.%) 42 (9.6%) 368 472 (91.%) 183 (121.8%) 211 (115.3%) 421 (89.2%) 374 (88.9%) 23 (18.9%) 322 (86.2%) インターネット投票 ( 電話投票を含む ) 専用場外車券売場 場間場外 ( 他の競走場で開催されるオートレースの競走場での販売 ) 本場 ( 当該競走場で開催されるオートレースの当該競走場での販売 ) 222 (96.5%) 1 87.5% 351 (95.4%) 3 271 (84.3%) 251 (113.1%) 233 (92.8%) 232 242 (89.1%) (292.4%) (85.6%) 263 (87.4%) 221 (91.4%) (99.7%) 4 189 (85.3%) 238 (12.5%) 13 (34%) 249 (94.9%) 168 (89.1%) 263 (11.6%) 19 (15%) 236 (94.8%) 16 (95.1%) 18 19 2 21 22 23 24 25 26 27 38.8% 34.8% 23.6% 年度 構成割合 2.8% 11
( 参考 ) 飯塚場でのミッドナイト開催について 本年度から飯塚場においてミッドナイトオートレースの本格実施 ( 年 27 日 ) を予定 競輪同様 ネット販売限定 ( 無観客開催 ) 昨年度 3 日間の試行開催を行ったところ 照明や消音マフラーを用いたエンジン音等に対する周辺住民の苦情等は一切無かった また 売上面では 3 日間で約 1.9 億円 (1 日当たり約.6 億円 ) であり 6 レース制 ( 通常は 1~12 レース制 ) であったにもかかわらず 27 年度の普通開催の 1 日当たりネット売上額 ( 約.4 億円 ) を大幅に上回った < 消音マフラー装着 > < 消音マフラー拡大図 > 12
8. オートレースのグレード別売上高構成の推移 27 年度のグレード開催 (SG~GⅡ) の売上高は概ね横ばいであるが GⅠ は減少傾向 普通開催は この 2 年間は微増 これもネット投票の売上増加及び専用場外車券売場の増加に起因 単位 : 億円 1,2 括弧内は対前年度比 1, 8 6 4 2 129 (92.%) 263 (93.2%) 124 (94.6%) 582 (1.7%) 131 (11.7%) 138 (15.6%) 265 (1.7%) 256 (96.6%) 231 (9.4%) 122 (98.4%) 117 (95.6%) 112 (95.9%) 95 573 (98.5%) 538 (93.8%) 123 (88.6%) 56 (94.2%) 16 (86.%) 195 (84.4%) (84.3%) 37 (38.7%) 466 (92.% 13 (97.6%) SG GⅠ GⅡ 普通 23 (14.1%) 175 (86.3%) 161 51 (17.5%) 392 (78.3%) 92 (89.7%) 85 (92.%) (91.9%) 96 (261.6%) 86 (9.3%) 355 (9.5%) 85 (1.3%) 148 (91.8%) 76 (88.4%) 359 (11.%) 86 (11.2%) 145 (97.9%) 81 (15.5%) 367 (12.3%) 18 19 2 21 22 23 24 25 26 27 年度 13
9. オートレースの開催日数推移 近年の開催日数は概ね横ばい 27 年度末で船橋場が廃場になったことにより 28 年度は開催日数が 21 日減少 ( グレード開催 2 日 普通開催 1 日 ) 他方 28 年度には 売上増加の期待ができる川口場のナイター競走の開催日数の増加 (27 年度 :8 日 28 年度 :26 日 ) や飯塚場でミッドナイト競走の本格実施 ( 年 27 日 ) を予定 単位 : 日 6 括弧内は対前年度比 G レース 普通 ( ミッドナイト ) 5 普通 4 144 (1%) 142 (98.6%) 142 (1.%) 144 (11.4%) 134 (93.1%) 11 (82.1%) 14 (127.3%) 14 (1%) 14 (1%) 14 (1%) 12 (85.7%) 3 3 27 (9%) 2 1 36 (1.6%) 336 (93.3%) 341 (11.5%) 336 (98.5%) 325 (96.7%) 327 (1.6%) 325 (99.4%) 324 (99.7%) 324 (1.%) 321 (99.1%) 296 (92.2%) 18 19 2 21 22 23 24 25 26 27 28 年度 14
( 参考 ) 川口場でのナイター開催について 昨年 9 月 川口場で 都市部では初となるナイターレースを実施 ( 普通開催 合計 8 日間 ) 開催中は 最大で 1 日約 1.3 万人の来場があり 27 年度の普通開催の 1 日平均入場者数 ( 約 5,5 人 ) を大きく上回った 売上面では 8 日間で約 14 億円 (1 日当たり約 1.8 億円 ) であり 27 年度の普通開催の 1 日当たり売上額 ( 約 1.4 億円 ) を大幅に上回った 15
1. オートレース施行者の営業活動収支 7 施行者のうち 赤字が 2 施行者 (25 年度は赤字は 1 施行者 ) このうち 千葉県及び船橋市は 27 年度末をもってオートレース事業から撤退 大幅赤字の飯塚市は 27 年度から民間企業と収益保証型の包括委託契約を締結したことから 黒字に転じる見通し 5 施行者中 3 施行者は民間企業と収益保証型の包括委託契約を締結 民間企業に依存する形の事業運営 収益確保という状況を踏まえ 事業に重大な影響力を有する民間企業の位置づけについて 検討が必要ではないか 単位 : 億円 4. 3. 2. 1.. 1. 2. 3. 4. 5. 平成 26 年度営業活動収支実績 3.6 3..6.16.1.55 3.88 伊勢崎市千葉県船橋市川口市浜松市飯塚市山陽小野田市 16
( 参考 ) 競輪 オートレース事業における包括委託契約一覧 施行者として競輪事業又はオートレース事業を実施する中で 事務のスリム化やコスト削減を目的に民間企業等へ開催運営を包括委託しているケースは以下のとおり 区分施行者委託先区分施行者委託先 函館市日本トーター ( 株 ) 奈良県日本トーター ( 株 ) 青森市日本トーター ( 株 ) 岸和田市日本トーター ( 株 ) 競埼玉県 ( 大宮 西武園 ) 日本トーター ( 株 ) 広島市日本写真判定 ( 株 ) 競 輪 松戸市 ( 株 ) 松戸公産 輪 高知市 日本トーター ( 株 ) 千葉市 日本写真判定 ( 株 ) 北九州市 ( 公財 )JKA 静岡市 日本トーター ( 株 ) 佐世保市 日本トーター ( 株 ) 豊橋市 日本トーター ( 株 ) 区分 施行者 委託先 富山市 日本写真判定 ( 株 ) オ 浜松市 日本トーター ( 株 ) 松阪市 日本写真判定 ( 株 ) 山陽小野田市 日本写真判定 ( 株 ) ト 四日市市 日本トーター ( 株 ) 飯塚市 日本トーター ( 株 ) 17
11. 公営 5 競技の売上高の推移 近年 各公営競技は 売上が下げ止まり 増加傾向 売上反転から 4 年間の年平均伸び率が 6.9% の地方競馬を筆頭に 競艇 (5 年間の年平均伸び率 4.4%) 中央競馬 (4 年間の年平均伸び率 3.%) が高い伸びとなっている 競輪やオートレースについても 攻めの施策 を講ずることで 伸び率を高めていく余地があるのではないか 単位 : 兆円 3 2 1 競輪オートレース中央競馬地方競馬競艇 8,435 億円 2 兆 2,991 億円 3,314 億円 6,63 億円 668 億円 18 19 2 21 22 23 24 25 26 27 年度 中央競馬については暦年 27 年度の地方競馬売上高は速報値 中央競馬 :2 兆 5,834 億円 ( 前年比 :13.6%) 競艇 :1 兆,423 億円 ( 前年度比 :14.7%) 競輪 :6,38 億円 ( 前年度比 :12.4%) 地方競馬 :4,31 億円 ( 前年度比 :111.1%) オートレース :678 億円 ( 前年度比 :11.5%) 種別 競輪 (25 年度 27 年度 ) オートレース (26 年度 27 年度 ) 中央競馬 (23 年 27 年 ) 地方競馬 (23 年度 27 年度 ) 競艇 (22 年度 27 年度 ) 伸び率 4.% 1.5% 12.4% 3.1% 23.6% 伸び率 下げ止まり年度と 27 年度売上高までの伸び率 18