早めに始めた方が有利! 早期学習開始のすすめ 1. 本試験には2 種類の問題が存在する本試験には 2 種類の問題が存在します 1 理解力 法的思考力を問うもの 2 数字等の暗記もちろん前提として 本試験に出題される重要論点は暗記しなければなりませんが 事例問題のように 暗記しただけではなく 理解をしなければ解けない問題 と 単に知っているか 知らないかを問う問題 とがあります 各科目の出題の傾向等を把握して それに適した勉強方法が必要となります <マン管 管理業の主な出題科目 > 民法 区分所有法 標準管理規約 建築法令 税会計 適正化法 事例や判例といった 条文の知識だけでなく 理解力が問われる 数字等の暗記ですぐに答えが出せる 2. 2 種類の 早く始める メリット 理解力が求められる科目 慣れるまでに時間が必要 ある程度の知識の 土台がないと 問題を解くことができない 早く始めることで 事例問題等にも対応する時間的余裕を作れる 暗記科目 一度暗記しても 人はまた忘れてしまう なかなか暗記できない項目もある 早く始めることで 繰り返し重要数字等を覚える時間を確保する 1
3. インプットとアウトプットを繰り返す時間が取れる インプット アウトプット 基礎期 法令等の趣旨や基本的なイメージをインプット 簡単な過去問一問一答のような簡単な問題 応用期 細かい要件まで覚える 難しい過去問事例問題等 実践期 答練等で間違った論点の再インプット 苦手な論点の過去問や答練等 学習の進度に合わせて 適切なインプットとアウトプットを繰り返せる 理解力が求められる問題マン管 問 3 Aは その所有する甲マンションの2 階 202 号室について 上階の排水管から発生した水漏れによって被害を受けたことを理由に 損害賠償を請求することにした この場合に関する次の記述のうち 区分所有法及び民法 ( 明治 29 年法律第 89 号 ) の規定によれば 誤っているものはどれか 1 漏水の原因が甲マンションの3 階部分にある排水管の設置又は保存の瑕疵によるものであることが立証された場合には Aは 排水管が共用部分に属するものであることを立証しなくても 管理組合に対して損害賠償を請求することができる 2 漏水による損害賠償の責任を管理組合が負う場合には 管理組合は 敷地及び共用部分等の管理に要する経費に充てるために納入された管理費等を 賠償金に充当することを集会で決議することができる 3 Aが受けた水漏れの損害については 3 階部分の排水管の設置又は保存に瑕疵があることによって生じたものであることが区分所有法上推定される 4 漏水の原因が 202 号室の直上階にある3 階 302 号室の専有部分内に存する排水管の設置又は保存の瑕疵による場合において 302 号室を賃借し居住しているCが損害の発生を防止するのに必要な注意をしたときは 同室の所有者 Bが損害賠償の義務を負う 正解 :3 2
管理業 問 4 Aは 所有するマンションの一住戸甲 ( 以下 本問において 甲 という ) をBに売却しようと考え Cとの間で 甲の売却についてCを代理人とする委任契約を締結した この場合に関する次の記述のうち 民法の規定及び判例によれば 誤っているものはどれか 1 AB 間の売買契約の成立後に 甲についてAからBへの所有権移転登記手続を行う場合 Cは AとBの双方を代理することができる 2 甲の売却について Cが Aの許諾を得てDを復代理人に選任した場合 Cは代理権を失わず CとDの両者がAの代理人となる 3 AC 間の委任契約が解除されCの代理権が消滅した後に CがAの代理人と称してB に対して甲を売却した場合 売買契約締結の際にCに代理権がないことをBが知っていたときは Cは Bに対し無権代理人の責任を負わない 4 AC 間の委任契約が解除されCの代理権が消滅した後に CがAの代理人と称してB に対して甲を売却した場合 売買契約締結の際にCに代理権がないことをBが知っていたときは Bは Aに対し相当期間内に当該行為を追認するかどうかの催告をすることができない 正解 :4 このように 事例で出題された場合 各肢の論点を自分で探し出さなければならず こ れをできるようにするためには ある程度の時間が必要となります 3
暗記科目マン管 問 22 貯水槽水道に関する次の記述のうち 水道法 ( 昭和 32 年法律第 177 号 ) の規定によれば 誤っているものはどれか 1 貯水槽水道とは 水道事業の用に供する水道及び専用水道以外の水道であって 水道事業の用に供する水道から供給を受ける水のみを水源とするものをいう 2 水道事業者は その供給規程において 貯水槽水道の設置者の責任に関する事項を適正かつ明確に定めなければならない 3 全ての貯水槽水道の設置者は 厚生労働省令で定める基準に従い その水道を管理しなければならない 4 貯水槽水道のうち 水槽の有効容量の合計が 10 m3を超えるものの設置者は 水槽の掃除を1 年以内ごとに1 回 定期に 行うこととされている 正解 :3 管理業 問 17 建築物の階数等に関する次の記述のうち 建築基準法によれば 誤っている ものはどれか 1 建築物の敷地が斜面又は段地である場合で 建築物の部分によって階数を異にする場合においては これらの階数のうち最大のものが その建築物の階数となる 2 昇降機塔 装飾塔 物見塔その他これらに類する建築物の屋上部分の水平投影面積の合計が 当該建築物の建築面積の8 分の1 以下のものは階数に算入しない 3 地階の倉庫 機械室その他これらに類する部分の水平投影面積の合計が 当該建築物の建築面積の8 分の1 以下のものは階数に算入しない 4 地階とは 床が地盤面下にある階で 床面から地盤面までの高さがその階の天井の高さの2 分の1 以上のものをいう 正解 :4 こちらは 繰り返し同じ数字や条文の文言そのものが問われます 細かい数字等は覚え るのが大変ですが 早い段階から暗記を始めることで 本試験までに十分覚えることがで きます 4
補足資料 平成 29 年度マンション管理士試験 問 1 区分所有法第 3 条に規定する区分所有者の団体 ( この問いにおいて 3 条の団体 とい う ) に関する次の記述のうち 区分所有法の規定及び判例によれば 正しいものはどれか 1 一棟の建物に二以上の区分所有者が存する場合には 管理者が定められず かつ 規約が設 定されていなくても 3 条の団体が成立し 権利能力のない社団が存在する 2 3 条の団体は 区分所有権を有する者がその構成員となる団体であり 区分所有権を有さず にマンションに居住している者は 集会の決議及び規約に拘束されることはない 3 特定の区分所有者が 建物の管理又は使用に関し区分所有者の共同の利益に反する行為を行 い その行為による共同生活上の障害が著しい場合には その区分所有者について 区分所有 権を保持させたままで 3 条の団体の構成員の資格を失わせることができる 4 一部の区分所有者のみの共用に供されるべきことが明らかな共用部分 ( この問いにおいて 一部共用部分 という ) があっても 区分所有者全員の利害に関係する一部共用部分の管理のすべてを区分所有者全員で行う場合には 一部の区分所有者のみで構成される3 条の団体は存在しない 問 2 甲マンション 101 号室の所有権が A から B に移転した場合に関する次の記述のうち 区分 所有法の規定及び標準管理規約によれば 正しいものはどれか 1 A が管理費を滞納していた場合 AB 間の合意があれば B は A の滞納管理費を承継しない ことができ 管理組合から請求があっても支払を拒否することができる 2 B は 仲介業者から A に管理費の滞納があると聞いていたので 滞納管理費の支払には応じ るが 甲マンションの規約に定める遅延損害金については 責任は A にあるとして支払を拒否 することができる 3 A がその所有時に甲マンションの規約で定めた義務に違反する行為を行い 規約に定める違 約金としての弁護士費用の支払を怠っていた場合 B はその弁護士費用を支払う義務がある 4 B が 101 号室の抵当権の実行による競売において同室を買受け A から B への所有権の移 転が行われた場合 A が滞納していた管理費は B に承継されない - 11 -
問 3 Aは その所有する甲マンションの2 階 202 号室について 上階の排水管から発生した水漏れによって被害を受けたことを理由に 損害賠償を請求することにした この場合に関する次の記述のうち 区分所有法及び民法 ( 明治 29 年法律第 89 号 ) の規定によれば 誤っているものはどれか 1 漏水の原因が甲マンションの 3 階部分にある排水管の設置又は保存の瑕疵によるものである ことが立証された場合には A は 排水管が共用部分に属するものであることを立証しなくて も 管理組合に対して損害賠償を請求することができる 2 漏水による損害賠償の責任を管理組合が負う場合には 管理組合は 敷地及び共用部分等の 管理に要する経費に充てるために納入された管理費等を 賠償金に充当することを集会で決議 することができる 3 A が受けた水漏れの損害については 3 階部分の排水管の設置又は保存に瑕疵があることに よって生じたものであることが区分所有法上推定される 4 漏水の原因が 202 号室の直上階にある 3 階 302 号室の専有部分内に存する排水管の設置又は保 存の瑕疵による場合において 302 号室を賃借し居住している C が損害の発生を防止するのに 必要な注意をしたときは 同室の所有者 B が損害賠償の義務を負う 問 4 管理者の職務に関する次の記述のうち 区分所有法及び民法の規定によれば 誤っている ものはどれか 1 管理者の職務に関する代理権に加えた制限は 善意の第三者に対抗することができない 2 管理者は 規約の定めや集会の決議によらなくても 当然にその職務に関して区分所有者の ために原告又は被告となることができる 3 管理者が職務を行うに当たって費用を要するときは 管理者は 委任の規定に従い 前払で その費用を請求することができる 4 管理者がその職務を行うため自己の過失なくして損害を受けたときは 管理者は 委任の規 定に従い その賠償を請求することができる - 12 -
問 5 集会の招集に関する次の記述のうち 区分所有法の規定によれば 正しいものの組合せは どれか ア集会の招集の通知をする場合において 会議の目的たる事項が規約の変更の決議であるとき は その議案の要領をも通知しなければならない イ管理者がないときは 裁判所は 区分所有者の請求により 集会を招集する者を選任して その者に集会を招集させることができる ウ区分所有者の 5 分の 1 以上で議決権の 5 分の 1 以上を有するものは 管理者に対し 会議の 目的たる事項を示して 集会の招集を請求することができるが この定数は 規約で増減する ことができる エ集会の招集の通知は 会日より少なくとも 1 週間前に 会議の目的たる事項を示して 各区 分所有者に発しなければならないが この期間は 規約で伸縮することができる 1 アとイ 2 イとウ 3 ウとエ 4 エとア - 13 -