イノベーティブ アジア (Innovative Asia) 事業 外務省 2018 年 7 月 アジア途上国の優秀な人材が, 日本のイノベーションに貢献するとともに, 母国に戻って自国の産業発展に貢献できるよう, 政府開発援助 (ODA) 等を活用して次のような取組を行う 政府は, 日本再興戦略 2

Similar documents
高度外国人材の受け入れについて

< 理工学研究科 > 博士課程前期課程 : 以下の (1)~(3) の条件を満たす者 (1) 外国籍を有し 貴大学で学士の学位と同等以上の学位を取得した者 および入学までにその学位を取得する見込みの者 (2) 日本語での授業を受けるに足る高い日本語能力を有している者 (3) 出願までに 本学の希望指

Microsoft Word - 文書 1

履修できる授業科目は 原則として全授業科目としますが 実験 実習 外書講読 演習等は 履修できないことがあります 履修科目詳細は学務課にお問い合わせください なお 許可を受けて追加することができます ( 科目等履修生履修科目追加願 ( 別記様式第 4 号 ) 使用 ) 合格通知を受けた者は 4 月入

日本女子大学食物学科 / 食物 栄養学専攻グュエン ヴァン チュエン先生記念奨学金 日本とベトナムの架け橋となられた故家政学部食物学科教授グュエン ヴァン チュエン先生のご遺志を引き継ぎ創設された奨学金です 対象 :2019 年 4 月に家政学部食物学科もしくは家政学研究科食物 栄養学専攻 ( 修士

2) 言語能力 SPACE J では JLPT N2 以上が求められます 大学院生の場合は 佐賀大学国際交流推進センターへ事前にお問い合わせください * 日本語能力試験 (JLPT) が受けられない場合は 日本留学試験 (EJU) の日本語セクションの結果を考慮します EJU の結果を語学力証明とし

資料5 大学院教育の現状を示す基本的なデータ

l. 職業以外の幅広い知識 教養を身につけたいから m. 転職したいから n. 国際的な研究をしたかったから o. その他 ( 具体的に : ) 6.( 修士課程の学生への設問 ) 修士課程進学を決めた時期はいつですか a. 大学入学前 b. 学部 1 年 c. 学部 2 年 d. 学部 3 年 e

課題「シラバス分析」に関する講評

平成 20 年度 福島県立医科大学大学院医学研究科 修士課程医科学専攻 ( 申請中 ) 入試概要 1 募集人員 ( 予定 ) 専攻入学定員募集人員 医科学専攻 10 人 10 人 2 出願資格 次の各号のいずれかに該当する者とする (1) 大学を卒業した者及び平成 20 年 3 月までに卒業見込みの

修士課程・博士課程の関係について

○関西学院大学大学院支給奨学金規程

日系留学生奨学資金助成(案)について

<81798DC58F4994C5817A AEE91628E9197BF8F B95D2816A5F >

03 奨学金 ( 無利子 ) 返還支援額 Example of scholarship support 年間で 45 万円の奨学金 4 年間で 180 万の奨学金 (120 万タイプもございます ) 国家 1 級自動車整備士コース奨学金には早期資格取得優遇制度があります 国家 1 級自動車整備士コー

<4D F736F F D2095BD90AC E937889A1956C8D9197A791E58A7791E58A FC8A778ED B282C982A882AF82E995CF8D5882C982C282A282C42E646F6378>

Microsoft PowerPoint 修正「外国人留学生の受け入れ・進路状況と日本語教育に関する調査」結果

Microsoft PowerPoint - 【結果レポート】「大学におけるビジネス日本語教育の実施状況に関する調査」

賞 最優秀賞 1 件 賞金 15 万円 副賞 : ハノイ貿易大学での交流のための渡航費用 ( 上限 3 名 ) 優秀賞 2 件 賞金 5 万円 スケジュール スケジュール内容 日程 応募申請書と企画書の提出 5 月 1 日 ~ 6 月 30 日 一次審査結果通知 7 月 23 日 一次審査通過プラン

PowerPoint プレゼンテーション

推薦試験 ( 公募制 ) 募 集 人 員 296 名 出 願 資 格 高等学校若しくは中等教育学校を平成 31 年 3 月に卒業見込みの者で 次の 1~6の条件のいずれかを満たし かつ 学校長の推薦を受けたもの 1 全体の評定平均値が3.3 以上の者 2 皆勤の者 3 課外活動 ( 文化活動 体育活

(2) 大学院学生の研究成果の学会発表としての海外医学活動推進奨学金 ( 一つの年度において 総額 50 万円を上限とする ) 自ら ( 自分たち ) の研究成果を口頭発表する場合 ( 海外での活動期間を問わない 同一学会で 2 件を上限 ) 応募多数の場合は 研究の評価の高いものを選考する 5 万

第 10 回一橋大学学生ビジネスプランコンテストについて 開催概要 このコンテストは 新しいアイディアでビジネスにチャレンジしようと考えている一橋大学生を応援する企画で 株式会社 JOUJU(*1) のご支援を得て行われます 一次審査 ( 書類審査 ) 二次審査( プレゼンテーション ) を経て決定

別紙様式7

Microsoft Word - 医療学科AP(0613修正マスタ).docx

Microsoft Word - 123 26 第2章 単位と卒業要件 docx

MBA PROGRAM Kyushu University Business School 九州大学ビジネス スクール MBA プログラム 専門職学位課程

早稲田大学外国人学生数集計 2017 年 11 月 01 日現在 ( 概況 1) 区分 合計 国際教養 1 年 プログラム 私費 国費 交換 総計

Ⅴ. 応募方法 手順応募は オンラインシステム上で行います トビタテ! 留学 JAPAN 公式 HP よりオンラインシステムへアクセスしてください ( トビタテ! 公式 HP 1 応募には キーコード が必要です 応募を希望する場合は

42

Microsoft PowerPoint - 九州大学IRデータ集(5.入学状況)_

2204_2 大谷大学大学院 Ⅲ 大学院生 < 修士課程 > 学部名学科名項目 2014 年度 2015 年度 2016 年度 2017 年度 2018 年度 真宗学専攻 仏教学専攻 哲学専文攻学研究科(社会修学士専課攻程)仏教文化専攻 国際文化専攻 教育専 攻心理学 研究科合計 志願者数 20 3


学生の中途退学や休学等の状況について

共同事業体協定書ひな形 ( 名称 ) 第 1 条この機関は 共同事業体 ( 以下 機関 という ) と称する ここでいう 機関 は 応募要領の参加資格に示した共同事業体のことであるが 協定書等において必ず 共同事業体 という名称を用いなければならない ということはない ( 目的 ) 第 2 条機関は

京都大学サンディエゴオンサイトラボラトリー

今日の予定 1. 英語学科長期留学制度と選考試験英語圏 フランス語圏 ドイツ語圏 2. 留学帰国者の体験談 3. 国際交流センター派遣留学の案内 4. 質問 個別相談会 2

L21_WBS_パンフ_

奨学生出願のしおり (2017 年度 ) 公益財団法人三菱 UFJ 信託奨学財団 The Mitsubishi UFJ oundation Trust Scholar

Transcription:

イノベーティブ アジア 2019 年度事業概要 2018 年 7 月 26 日 ( 木 ) 外務省国際協力局政策課 独立行政法人 (JICA) 国内事業部大学連携課 1

イノベーティブ アジア (Innovative Asia) 事業 外務省 2018 年 7 月 アジア途上国の優秀な人材が, 日本のイノベーションに貢献するとともに, 母国に戻って自国の産業発展に貢献できるよう, 政府開発援助 (ODA) 等を活用して次のような取組を行う 政府は, 日本再興戦略 2016 ( 平成 28 年 6 月 2 日閣議決定 ) において本事業の新規実施を決定 未来投資戦略 2017 にも記載あり 中 1. アジア途上国のトップレベル大学を パートナー校 として指定し, 学部卒業見込みの者又は既卒者に対し, 日本の大学院での理系分野の ( 特に情報技術,IoT, 人工知能等に関連する ) 研究のための留学や, 日本企業等でのインターンシップの機会を提供する (ODAの技術協力事業) 平成 29 年度から平成 33 年度までの5 年間で約 1,000 人の受入れを目標とする 平成 29 年度対象国 (12か国): インド, インドネシア, カンボジア, スリランカ, タイ, パキスタン, バングラデシュ, フィリピン, ベトナム, マーレシア, ミャンマー, ラオス 平成 29 年度の来日人数 :152 名 2. 本事業で一定の研修を了した参加者等が, 日本で就職する際には, 在留資格取得上の優遇措置 ( 高度人材ポイント制 の特別加算等 ) がとられる 3. 在外においては, 在外公館が, 関係機関等と有機的に連携して, 日本企業での就職に関心を持つ者を対象にしたジョブフェア等の開催や情報提供サービスを実施する 日本での研修, 就職を経て高度人材が日本とアジア各国との間で環流 長期的には, 我が国と各国との外交関係を強化 2

イノベーティブ アジア 事業の対象と特別プログラムへの申請方法 イノベーティブ アジア事業の対象対象分野 : 情報技術 IoT 人工知能などの科学技術分野及び工学分野 及びそれらを用いた分野 特別プログラムへの申請方法 国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム 公募要領 ( 大学院 )2(1)1 成長戦略分野として申請 対象国 : アジア地域の 12 か国 ( インド インドネシア カンボジア スリランカ パキスタン タイ バングラデシュ フィリピン ベトナム マレーシア ミャンマー ラオス ) 対象者 : パートナー校 の学位を取得している人物 ( 優先配置期間中の各年度のプログラム開始前までに卒業 ( 修了 ) 見込みの者含む 申請書 4. プログラムの詳細 (1) プログラムの目的 教育 研究内容に 12 か国のいずれかが対象となる旨記載 申請書 4. プログラムの詳細 (1) プログラムの目的 教育 研究内容にパートナー校から留学生を受け入れる旨記載 学術交流協定 : パートナー校 のいずれかの大学毎 研究科毎の学術交流協定が必須 申請書 4. プログラムの詳細 (2) 留学生の受入れ及び在学中を通した学習 研究の質の確保において学術交流協定の状況等を記載 3

イノベーティブ アジア 1 インド インド工科大学グワハティ校 2 インド工科大学デリー校 3 インド工科大学ハイデラバード校 4 インド工科大学ムンバイ校 5 インド工科大学カラグプール校 6 インド工科大学カンプール校 7 インド工科大学マドラス校 ( アンナ大学 ) 8 インド工科大学ルールキー校 9 インド情報技術大学ジャバルプル校 10 インドネシアインドネシア大学 11 ガジャマダ大学 12 スラバヤ工科大学 13 ダルマプルサダ大学 14 ハサヌディン大学 15 バンドン工科大学 16 ボゴール農業大学 17 カンボジアカンボジア工科大学 18 王立プノンペン大学 19 スリランカ コロンボ大学 20 ペラデニヤ大学 21 タイ アジア工科大学 22 カセサート大学 23 コンケン大学 24 泰日工業大学 25 タマサート大学シリントーン国際工科院 26 チュラロンコン大学 27 チェンマイ大学 28 ブラパー大学 29 プリンスオブソンクラー大学 30 マヒドン大学 パートナー校 31 モンクット王工科大学トンブリ校 32 モンクット王工科大学モンクット校 33 パキスタン NED 工科大学カラチ校 34 パキスタン国立科学技術大学 35 ラホール工科大学 36 バングラデシュ ダッカ大学 37 イスラム バングラデシュ工科大学 38 フィリピン アテネオ デ マニラ大学 39 デラサール大学 40 フィリピン大学ディリマン校 41 ミンダナオ国立大学イリガン工科校 42 ベトナム 日越大学 43 ハノイ工科大学 44 ハノイ工業大学 45 ホーチミン市工科大学 46 ホーチミン工業大学 47 マレーシア マネジメント サイエンス大学 48 マラヤ大学 49 マレーシア科学大学 50 マレーシア工科大学 51 マレーシア国民大学 52 マレーシア サバ大学 53 マレーシア トゥン フセイン オン大学 54 マレーシア プトラ大学 55 ペトロナス工科大学 56 マレーシア マラ工科大学 57 ミャンマー マンダレー工科大学 58 ヤンゴン工科大学 59 ヤンゴン大学 60 ラオス ラオス国立大学 4

イノベーティブ アジア 必須要件 ( 必須 ) 教育課程 Ⅰ. 修士課程 ( 最大 2 年間 ) Ⅱ. 専門職学位過程 Ⅲ. 博士後期課程又は博士課程 ( 最大 3 年間 ) 注 国費プログラムのうち, 次は対象外 Ⅳ. 修士課程 ( 博士前期課程 ) 及び博士後期課程 Ⅴ. 博士課程 (5 年一貫制 ) 英語によるプログラム 秋入学のプログラム JICA 研修員受入に係る覚書 の締結 ( 後述の参考参照 ) 5

イノベーティブ アジア 望ましい要件 インターンシップ機会の提供 注 インターンシップは, 原則, 就学期間中に実施することとします 学業や就職等の都合で就学期間中に実施できない学生や, 企業からの要望があった場合には, 卒業後, 最長 6 か月間を上限として実施可能です ( 但し, 卒業後の実施要否及びその実施期間の妥当性については, 外務省 JICA で調整させていただきます ) インターンシップの受入先が見付からない場合に JICA が事業で連携してきた企業の中から 途上国からの留学受入に関心があり, かつイノベーティブ アジア事業の分野に合致した分野の企業を紹介するなど, 情報提供等を通じて支援します 6

イノベーティブ アジア 待遇 留学生に支給される経費及び支給額については 下表のとおり 本待遇の支給額等は 2017 年度の実績に基づくものであり 2019 年度については予算の成立が前提 経費の種類支給額支給方法 学生納付金 ( 検定料 入学金 文部科学省国費外国人留学授業料等 ) 生制度の通り 文部科学省国費外国人留学生制度の通り 奨学金 同上 同上 ( ただし 卒業後インターンを実施する場 合 卒業後の本邦滞在費はJICA 規程に準じ JICAより研修員本人に支給 ) 渡日旅費 帰国旅費 同上 同上 ( ただし 卒業後インターンを実施する場 合 帰国旅費はJICAが負担 ) 住居支度料 インターン実施にかかる内国旅費 164,000~224,000 円 ( 地域による ) JICA 国内旅費規程に準ずる JICA のガイドラインに基づき 民間賃貸住宅等に入居する場合に 受入期間中 1 回のみ支給 遠方での実施の場合 交通費および宿泊費は ( 企業等の協力が得られる場合を除き ) JICA が現物支給 少額交通費はインターン実施後 JICA より留学生本人に対して支給 7

イノベーティブ アジア 待遇留学生の学位課程在学中 JICA と受入大学との 研修員受入委託契約 に基づき JICA 研修員同様以下の経費を JICA が負担 本待遇の支給額等は 2017 年度の実績に基づくものであり 2019 年度については予算の成立が前提 経費の種類上限額及び支出対象支給方法 教育研究費 30,000 円 ( 単価上限 ) に当該年度の研修員受入月数及び人数を乗じた金額 教育研究に必要な図書 資料購入 学会及び研究費用 製本 印刷等 JICA との研修員受入委託契約に基づく ( 概算請求可能 ) 研修員受入委託契約は年度毎に締結することとし 履行期間終了時に精算を行う 就学支援費 40,000 円 ( 単価上限 ) に当該年度の研修員受入月数及び人数を乗じた金額 チューターの雇用 ( 大学の規定等に基づくもの ) 教育 研究に必要な各種保険加入費用 等 間接費 上記執行金額の 30% 8

問い合わせ先 外務省国際協力局政策課中路 E-mail junko.nakaji@mofa.go.jp Tel 03-5501-8357 JICA 国内事業部大学連携課都竹 佐々木 佐藤 E-mail tatuc_university@jica.go.jp Tel 03-5226-8734 9

参考 : 留学生事業に関する業務等説明会 ( 2018 年 1 月 26 日開催 ) での JICA 発表資料からの抜粋 10

4. 研修員 ( 留学生 ) 受入の共通制度 新留学生プログラム (1) 受入の2 類型 1 一般コース ( 本邦に滞在して就学 ) 2 国際社会人 Drコース ( 母国で在職のまま就学 現地 本邦で教員が指導 ) (2) 大学の役割を明確化 1 研修員応募に必要な大学 受入専攻科の情報提供 2 学生選考 ( 入試 ) 3 教育研究指導 4 厚生補導 / 就学管理にかかる経費管理 ( 大学との委託契約の導入 ) 5 既存の教育研究指導以外の特別指導 ( 特別プログラム ) の計画 実施 ( 下記 4.(5) 参照 ) 11

4. 研修員 ( 留学生 ) 受入の共通制度 新留学生プログラム ( その 2) (3) 大学との就学管理にかかる委託契約により 教育 研究費 と 就学支援費 の執行を大学に委託 1 教育研究費 : 学会出席旅費 論文投稿料 学生研究 費など 指導教員の判断にて執行 : 当該研究室等で学 生個人が負担することとされている経費に限る 2 就学支援費 : 厚生補導 チューター雇用 特任事務員 雇用 (1 大学で研究科 ( 学府 ) 毎ではなく全学包括 1 契約とする場合に限る ) 等 (4) 大学による科研費に準拠した経費執行 管理 ( 管理費 30%) 12

5. 実施手順 体制 (1)1 英語による就学が可能な課程の有無 就学管理 資金管理体制等の外的要件を確認 ( 資料 1) 2 大学と JICA とで 覚書 締結 ( 資料 2) (2)( 入学者 在籍者がある年度において ) 研修員受 入委託契約 を締結 ( 資料 3) (3) JICA と大学との契約管理窓口の一元化 (JICA 国 内事業部大学連携課 ) (4) JICA の課題担当部による研修員の本邦就学満 足度向上への積極関与 ( 特別プログラム形成等 ) (5) 在外での大学による学生選考 ( 入試 ) を支援 帰国留学 生対策の強化など 13