イノベーティブ アジア 2019 年度事業概要 2018 年 7 月 26 日 ( 木 ) 外務省国際協力局政策課 独立行政法人 (JICA) 国内事業部大学連携課 1
イノベーティブ アジア (Innovative Asia) 事業 外務省 2018 年 7 月 アジア途上国の優秀な人材が, 日本のイノベーションに貢献するとともに, 母国に戻って自国の産業発展に貢献できるよう, 政府開発援助 (ODA) 等を活用して次のような取組を行う 政府は, 日本再興戦略 2016 ( 平成 28 年 6 月 2 日閣議決定 ) において本事業の新規実施を決定 未来投資戦略 2017 にも記載あり 中 1. アジア途上国のトップレベル大学を パートナー校 として指定し, 学部卒業見込みの者又は既卒者に対し, 日本の大学院での理系分野の ( 特に情報技術,IoT, 人工知能等に関連する ) 研究のための留学や, 日本企業等でのインターンシップの機会を提供する (ODAの技術協力事業) 平成 29 年度から平成 33 年度までの5 年間で約 1,000 人の受入れを目標とする 平成 29 年度対象国 (12か国): インド, インドネシア, カンボジア, スリランカ, タイ, パキスタン, バングラデシュ, フィリピン, ベトナム, マーレシア, ミャンマー, ラオス 平成 29 年度の来日人数 :152 名 2. 本事業で一定の研修を了した参加者等が, 日本で就職する際には, 在留資格取得上の優遇措置 ( 高度人材ポイント制 の特別加算等 ) がとられる 3. 在外においては, 在外公館が, 関係機関等と有機的に連携して, 日本企業での就職に関心を持つ者を対象にしたジョブフェア等の開催や情報提供サービスを実施する 日本での研修, 就職を経て高度人材が日本とアジア各国との間で環流 長期的には, 我が国と各国との外交関係を強化 2
イノベーティブ アジア 事業の対象と特別プログラムへの申請方法 イノベーティブ アジア事業の対象対象分野 : 情報技術 IoT 人工知能などの科学技術分野及び工学分野 及びそれらを用いた分野 特別プログラムへの申請方法 国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム 公募要領 ( 大学院 )2(1)1 成長戦略分野として申請 対象国 : アジア地域の 12 か国 ( インド インドネシア カンボジア スリランカ パキスタン タイ バングラデシュ フィリピン ベトナム マレーシア ミャンマー ラオス ) 対象者 : パートナー校 の学位を取得している人物 ( 優先配置期間中の各年度のプログラム開始前までに卒業 ( 修了 ) 見込みの者含む 申請書 4. プログラムの詳細 (1) プログラムの目的 教育 研究内容に 12 か国のいずれかが対象となる旨記載 申請書 4. プログラムの詳細 (1) プログラムの目的 教育 研究内容にパートナー校から留学生を受け入れる旨記載 学術交流協定 : パートナー校 のいずれかの大学毎 研究科毎の学術交流協定が必須 申請書 4. プログラムの詳細 (2) 留学生の受入れ及び在学中を通した学習 研究の質の確保において学術交流協定の状況等を記載 3
イノベーティブ アジア 1 インド インド工科大学グワハティ校 2 インド工科大学デリー校 3 インド工科大学ハイデラバード校 4 インド工科大学ムンバイ校 5 インド工科大学カラグプール校 6 インド工科大学カンプール校 7 インド工科大学マドラス校 ( アンナ大学 ) 8 インド工科大学ルールキー校 9 インド情報技術大学ジャバルプル校 10 インドネシアインドネシア大学 11 ガジャマダ大学 12 スラバヤ工科大学 13 ダルマプルサダ大学 14 ハサヌディン大学 15 バンドン工科大学 16 ボゴール農業大学 17 カンボジアカンボジア工科大学 18 王立プノンペン大学 19 スリランカ コロンボ大学 20 ペラデニヤ大学 21 タイ アジア工科大学 22 カセサート大学 23 コンケン大学 24 泰日工業大学 25 タマサート大学シリントーン国際工科院 26 チュラロンコン大学 27 チェンマイ大学 28 ブラパー大学 29 プリンスオブソンクラー大学 30 マヒドン大学 パートナー校 31 モンクット王工科大学トンブリ校 32 モンクット王工科大学モンクット校 33 パキスタン NED 工科大学カラチ校 34 パキスタン国立科学技術大学 35 ラホール工科大学 36 バングラデシュ ダッカ大学 37 イスラム バングラデシュ工科大学 38 フィリピン アテネオ デ マニラ大学 39 デラサール大学 40 フィリピン大学ディリマン校 41 ミンダナオ国立大学イリガン工科校 42 ベトナム 日越大学 43 ハノイ工科大学 44 ハノイ工業大学 45 ホーチミン市工科大学 46 ホーチミン工業大学 47 マレーシア マネジメント サイエンス大学 48 マラヤ大学 49 マレーシア科学大学 50 マレーシア工科大学 51 マレーシア国民大学 52 マレーシア サバ大学 53 マレーシア トゥン フセイン オン大学 54 マレーシア プトラ大学 55 ペトロナス工科大学 56 マレーシア マラ工科大学 57 ミャンマー マンダレー工科大学 58 ヤンゴン工科大学 59 ヤンゴン大学 60 ラオス ラオス国立大学 4
イノベーティブ アジア 必須要件 ( 必須 ) 教育課程 Ⅰ. 修士課程 ( 最大 2 年間 ) Ⅱ. 専門職学位過程 Ⅲ. 博士後期課程又は博士課程 ( 最大 3 年間 ) 注 国費プログラムのうち, 次は対象外 Ⅳ. 修士課程 ( 博士前期課程 ) 及び博士後期課程 Ⅴ. 博士課程 (5 年一貫制 ) 英語によるプログラム 秋入学のプログラム JICA 研修員受入に係る覚書 の締結 ( 後述の参考参照 ) 5
イノベーティブ アジア 望ましい要件 インターンシップ機会の提供 注 インターンシップは, 原則, 就学期間中に実施することとします 学業や就職等の都合で就学期間中に実施できない学生や, 企業からの要望があった場合には, 卒業後, 最長 6 か月間を上限として実施可能です ( 但し, 卒業後の実施要否及びその実施期間の妥当性については, 外務省 JICA で調整させていただきます ) インターンシップの受入先が見付からない場合に JICA が事業で連携してきた企業の中から 途上国からの留学受入に関心があり, かつイノベーティブ アジア事業の分野に合致した分野の企業を紹介するなど, 情報提供等を通じて支援します 6
イノベーティブ アジア 待遇 留学生に支給される経費及び支給額については 下表のとおり 本待遇の支給額等は 2017 年度の実績に基づくものであり 2019 年度については予算の成立が前提 経費の種類支給額支給方法 学生納付金 ( 検定料 入学金 文部科学省国費外国人留学授業料等 ) 生制度の通り 文部科学省国費外国人留学生制度の通り 奨学金 同上 同上 ( ただし 卒業後インターンを実施する場 合 卒業後の本邦滞在費はJICA 規程に準じ JICAより研修員本人に支給 ) 渡日旅費 帰国旅費 同上 同上 ( ただし 卒業後インターンを実施する場 合 帰国旅費はJICAが負担 ) 住居支度料 インターン実施にかかる内国旅費 164,000~224,000 円 ( 地域による ) JICA 国内旅費規程に準ずる JICA のガイドラインに基づき 民間賃貸住宅等に入居する場合に 受入期間中 1 回のみ支給 遠方での実施の場合 交通費および宿泊費は ( 企業等の協力が得られる場合を除き ) JICA が現物支給 少額交通費はインターン実施後 JICA より留学生本人に対して支給 7
イノベーティブ アジア 待遇留学生の学位課程在学中 JICA と受入大学との 研修員受入委託契約 に基づき JICA 研修員同様以下の経費を JICA が負担 本待遇の支給額等は 2017 年度の実績に基づくものであり 2019 年度については予算の成立が前提 経費の種類上限額及び支出対象支給方法 教育研究費 30,000 円 ( 単価上限 ) に当該年度の研修員受入月数及び人数を乗じた金額 教育研究に必要な図書 資料購入 学会及び研究費用 製本 印刷等 JICA との研修員受入委託契約に基づく ( 概算請求可能 ) 研修員受入委託契約は年度毎に締結することとし 履行期間終了時に精算を行う 就学支援費 40,000 円 ( 単価上限 ) に当該年度の研修員受入月数及び人数を乗じた金額 チューターの雇用 ( 大学の規定等に基づくもの ) 教育 研究に必要な各種保険加入費用 等 間接費 上記執行金額の 30% 8
問い合わせ先 外務省国際協力局政策課中路 E-mail junko.nakaji@mofa.go.jp Tel 03-5501-8357 JICA 国内事業部大学連携課都竹 佐々木 佐藤 E-mail tatuc_university@jica.go.jp Tel 03-5226-8734 9
参考 : 留学生事業に関する業務等説明会 ( 2018 年 1 月 26 日開催 ) での JICA 発表資料からの抜粋 10
4. 研修員 ( 留学生 ) 受入の共通制度 新留学生プログラム (1) 受入の2 類型 1 一般コース ( 本邦に滞在して就学 ) 2 国際社会人 Drコース ( 母国で在職のまま就学 現地 本邦で教員が指導 ) (2) 大学の役割を明確化 1 研修員応募に必要な大学 受入専攻科の情報提供 2 学生選考 ( 入試 ) 3 教育研究指導 4 厚生補導 / 就学管理にかかる経費管理 ( 大学との委託契約の導入 ) 5 既存の教育研究指導以外の特別指導 ( 特別プログラム ) の計画 実施 ( 下記 4.(5) 参照 ) 11
4. 研修員 ( 留学生 ) 受入の共通制度 新留学生プログラム ( その 2) (3) 大学との就学管理にかかる委託契約により 教育 研究費 と 就学支援費 の執行を大学に委託 1 教育研究費 : 学会出席旅費 論文投稿料 学生研究 費など 指導教員の判断にて執行 : 当該研究室等で学 生個人が負担することとされている経費に限る 2 就学支援費 : 厚生補導 チューター雇用 特任事務員 雇用 (1 大学で研究科 ( 学府 ) 毎ではなく全学包括 1 契約とする場合に限る ) 等 (4) 大学による科研費に準拠した経費執行 管理 ( 管理費 30%) 12
5. 実施手順 体制 (1)1 英語による就学が可能な課程の有無 就学管理 資金管理体制等の外的要件を確認 ( 資料 1) 2 大学と JICA とで 覚書 締結 ( 資料 2) (2)( 入学者 在籍者がある年度において ) 研修員受 入委託契約 を締結 ( 資料 3) (3) JICA と大学との契約管理窓口の一元化 (JICA 国 内事業部大学連携課 ) (4) JICA の課題担当部による研修員の本邦就学満 足度向上への積極関与 ( 特別プログラム形成等 ) (5) 在外での大学による学生選考 ( 入試 ) を支援 帰国留学 生対策の強化など 13