図表 43 男性大卒労働者の所定内給与額 賃金は 勤続年数とともに上昇している ただし 近年はそのカーブが緩やかになっている ( 万円 ) 年 2009 年 1999 年 ( 資料出所 ) 厚生労働省

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目次 1 高齢化率 ( 山形県 ) 1 2 高齢化率 ( 全国 ) 2 3 将来の高齢化率 ( 山形県 ) 3 4 将来の高齢化率 ( 全国 ) 4 5 人口ピラミッド ( 山形県 ) 5 6 平均寿命の推移 6 7 出生数 出生率の推移 7 8 高齢者のいる世帯 ( 山形県 ) 8 9 高齢者のい

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(3) 最大較差 平成 17 年国調口平成 22 年国調口 H24.9 選挙名簿 在外選挙名簿 H25.9 選挙名簿 在外選挙名簿 最大 : 千葉 4 569,835 東京 ,677 最大 : 千葉 4 497,350 北海道 1 487,678 最小 : 高知 3 258,681 鳥取

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2. 改正の趣旨 背景税制面では 配偶者のパート収入が103 万円を超えても世帯の手取りが逆転しないよう控除額を段階的に減少させる 配偶者特別控除 の導入により 103 万円の壁 は解消されている 他方 企業の配偶者手当の支給基準の援用や心理的な壁として 103 万円の壁 が作用し パート収入を10

Transcription:

図表 41 年齢階級別勤続年数の推移 20~44 歳までは勤続年数が減少傾向にあるが 55 歳以上は増加傾向にある ( 年 ) 25 20 1989 年 1999 年 2009 年 15 10 5 0 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 45~49 50~54 55~59 60~64 ( 資料出所 ) 厚生労働省 賃金構造基本統計調査 ( 注 ) 全労働者 ( パート労働者も含む ) を対象としている ( 歳 ) 図表 42 学卒後同一企業に継続勤務する労働者の割合 近年若年層では低下しているが 45 歳以上では上昇している 45% 40% 35% 30% 1999 年 25% 20% 2009 年 15% 1989 年 5% 0% 25 29 歳 30 34 35 39 40 44 45 49 50 54 55 59 歳 ( 資料出所 ) 厚生労働省 賃金構造基本統計調査 ( 注 ) 標準労働者 / 一般労働者 一般労働者とは 常用労働者のうちパートタイム労働者でない者を指す 者を指す標準労働者とは 学校卒業後直ちに企業に就職し 同一企業に継続勤務しているとみなされる労働者のうち次の条件に該当する者とする 中学卒 : 年齢から勤続年数を差し引いた数 15 高校卒 : 年齢から勤続年数を差し引いた数 18 高専 短大卒 : 年齢から勤続年数を差し引いた数 20 大学卒 : 年齢から勤続年数を差し引いた数 22,23-72-

図表 43 男性大卒労働者の所定内給与額 賃金は 勤続年数とともに上昇している ただし 近年はそのカーブが緩やかになっている ( 万円 ) 650 600 550 500 1989 年 2009 年 1999 年 450 400 350 300 250 200 150 ( 資料出所 ) 厚生労働省 賃金構造基本統計調査 総務省 消費者物価指数 ( 注 )1.1989 年は 旧大 新大卒 2009 年は 大卒 大学院卒 の数値 2. 数値は 消費者物価指数で除したもの 図表 44 転職率の推移 近年 各年齢層で転職率は上昇している (%) 14 12 10 2007 年 8 1997 年 6 4 1987 年 2 0 15~19 歳 20~24 歳 25~29 歳 30~34 歳 35~39 歳 40~44 歳 45~49 歳 50~54 歳 55~59 歳 60~64 歳 65 歳以上 ( 資料出所 ) 総務省 就業構造基本調査 ( 注 ) 転職率は 有業者 ( ふだん収入を得ることを目的として仕事をしており 調査日以降もしていくことになっている者及び仕事は持っているが現在は休んでいる者 ) に転職者 (1 年前の勤め先 ( 企業 ) と現在の勤め先が異なる者 ) が占める割合 -73-

北海道兵庫県東京都石川県岐阜県愛知県秋田県群馬県京都府鳥取県島根県愛媛県佐賀県沖縄県( 資料出所 ) 総務省 就業構造基本統計調査 (2007) 福井県福島県栃木県徳島県福岡県鹿児島県山梨県長野県山形県大阪府和歌山県山口県長崎岩手県宮城県埼玉県滋賀県大分神奈川県新潟県富山県静岡県青森県茨城県奈良県広島県香川県高知県熊本宮崎千葉県岡山県三重県国図表 45 他の就業形態に変わりたいとする者の割合 ( 性別 雇用形態別 ) 性別では 男性で他の就業形態に変わりたいとする者の割合が高い 雇用形態別では 契約社員 派遣労働者で他の就業形態に変わりたいとする者の割合が高く 男女の差も小さいが 女性のパートタイム労働者では低い 60% 50% 40% 30% 30.6% (90.9%) 39.5% (93.0%) 26.0% (89.3%) 52.4% 51.6% 52.6% 50.2% (92.0%) (94.8%) 50.7% (91.9%) (93.2%) 47.8% (89.2%) (94.6%) 36.1% (75.8%) 39.3% (78.0%) 33.0% (73.2%) 22.6% (92.5%) 39.7% (94.2%) 43.1% (88.4%) 45.3% (94.8%) 男女計 男 女 41.4% (83.0%) 20% 17.9% (91.5%) 0% 計契約社員臨時的雇 者パートタイム労働者派遣労働者その他臨時的雇用者 ( 資料出所 ) 厚生労働省 就業形態の多様化に関する総合実態調査 (2007) ( 注 )( ) は他の就業形態に変わりたいとする者のうち 正社員になりたい者の割合 図表 46 都道府県別全産業における医療 福祉業の占める有業者の割合 医療 福祉業の占める有業者の割合は約 7~14% と 都道府県で見てばらつきがある 16.0% 全産業における医療, 福祉業の占める有業者の割合 14.0% 12.0% 10.0% 8.0% 6.0% 4.0% 2.0% 0.0% 全県県県県( 注 ) 人口 80 万人以上 ( 平成 17 年国勢調査 ) の政令指定都市が所在している道府県と東京都を桃色で表している -74-

図表 47 NPO 法人の雇用の状況 NPO 法人 1 事業体あたりの平均人数は約 37.3 人となっており そのうち有給職員は約 7.0 人 ボランティアは約 21.5 人となっている 正規職員のうち年間収入 300 万円未満の者は 全体の約 7 割を占めている 現在及び団体設立時の人員規模と構成全体 (n=1393) 介護型 (n=345) 事業型 (n=323) 中間型 (n=369) ( 平均人数 : 人 ) アドボカシー型 (n=330) 現在 設立時 現在 設立時 現在 設立時 現在 設立時 現在 設立時 役員 無給役員 8.0 7.5 5.5 5.5 8.3 8.1 8.7 8.1 9.5 8.4 有給役員 0.8 0.5 1.6 1.0 0.8 0.5 0.6 0.4 0.2 0.4 有給職員 正規職員 2.3 0.9 5.1 1.8 1.8 0.6 1.5 0.6 0.7 0.4 非正規職員 4.6 1.5 11.8 3.6 3.7 1.1 2.1 0.7 0.8 0.4 出向職員 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.0 0.1 ティボ有償ボランティア 66 6.6 47 4.7 2.5 16 1.6 8.7 42 4.2 13.0 11.3 2.22 12 1.2 ラアン無償ボランティア 14.9 11.5 4.6 4.5 12.9 10.0 19.7 16.1 23.4 15.8 全体 37.3 26.7 31.2 18.1 36.2 24.6 45.7 37.3 36.8 26.6 正規職員の年間収入水準 0% 20% 40% 60% 80% 100% タイプ別 全体 (n=595) 介護型 (n=266) 2.3 17.7 事業型 (n=125) 中間型 (n=123) アドボカシー型 (n=65) 5.4 20.2 27.2 6.4 6.5 24.0 19.5 18.3 16.1 0.8 6.2 3.5 2.2 29.3 21.4 15.8 7.5 3.0 0.4 26 2.6 25.6 13.6 12.8 1.6 10.4 3.2 2.4 4.1 25.2 22.0 18.7 3.3 0.8 9.2 26.2 24.6 10.8 16.9 6.2 3.1 3.1 注 )NPO 法人の事業形態によって 以下の4タイプを想定 ここで 事業型においては 介護収入を財源とするNPOの特徴の有無を確認するために 介護型を事業型から分離し別タイプとしている 介護型: 事業の形態が 事業型 ( 有料 有償で社会的サービスを提供するNPO) に近い のうち 主な活動分野が 保健 医療又は福祉の増進を図る活動 の団体 事業型: 事業の形態が 事業型 ( 有料 有償で社会的サービスを提供するNPO) に近い のうち 主な活動分野が 保健 医療又は福祉の増進を図る活動以外の活動 の団体 中間型 : 事業の形態が 事業型 アドボカシー型のどちらとも言えない の団体 アドボカシー型: 事業の形態が アドボカシー型 ( 寄付やボランティアを中心に 政策提言や主義主張型の活動を主とするNPO) の団体 中間型については 事業型とアドボカシー型の特徴を把握する際に参照するにとどめている 100 万円未満 100~200 万円未満 200~250 万円未満 250~300 万円未満 300~350 万円未満 350~400 万円未満 400~450 万円未満 450~500 万円未満 500 万円以上 ( 資料出所 ) 三菱 UFJ リサーチ & コンサルティング 非営利法人の雇用の在り方に関する調査 (2010) 図表 48 雇用を評価したパフォーマンス 均等推進企業表彰銘柄の対 TOPIX 超過累積リターン 40% 30% 20% 0% - -20% -30% -60 ヵ月 -54 ヵ月 -48 ヵ月 -42 ヵ月 -36 ヵ月 -30 ヵ月 -24 ヵ月 -18 ヵ月 -12 ヵ月 -6 ヵ月 0 ヵ月 6 ヵ月 12 ヵ月 18 ヵ月 24 ヵ月 30 ヵ月 36 ヵ月 42 ヵ月 48 ヵ月 54 ヵ月 60 ヵ月 ( 資料出所 ) 厚生労働省 東証のデータをもとに大和総研作成 吉野貴晶 (2008) CSR を評価する株式市場 19 を参照 ( 注 ) 受賞時点 =0 ヶ月 99-07 年の受賞企業 120 社 -75-

図表 49 被扶養者の税 社会保障制度 被扶養者は年収 103 万円 130 万円を区切りとして 税や社会保障制度の対象となる 被扶養者のパート収入と税 ( 一例 ) 被扶養者の厚生年金 健康保険適用の有無 夫の税金 妻の税金 所定労働時間 日数 適用の有無 妻のパート収入配偶者控除配偶者特別控除通常労働者の 3/4 以上被保険者として適用対象住民税所得税 ( 所得割 ) 所得税 住民税 所得税 住民税 通常労働者 年収 130 万円以上 適用対象外 100 万円以 の3/4 未満 ( 国民年金 国民健康保険に 103 万円以下 かからない下はかからない 加入 ) 103 万円超 141 万円未満 かかる かかる 年収 130 万円未満 被扶養者として適用対象 141 万円以上 記号の説明 : 受けられる : 収入に応じて減少 : 受けられない 納税者本人の受ける控除額 38 万円 36 31 26 21 16 11 6 3 配偶者控除 配偶者特別控除 ( 所得税 ) について 1 配偶者控除 38 万円 ( 給与収入 103 万円以下の配偶者を対象 ) ( 配偶者の給与収入 ) (105 万円未満 ) (110) 最高 38 万円 (115) (120) (125) (130) 2 配偶者特別控除 (135) (140) (141 万円未満 ) 税 社会保障制度が世帯所得に与える影響 0 103 万円 141 万円 配偶者の給与収入 出典 : 日韓非正規労働フォーラム 2009 報告論文 ( 主催 : 日 韓非正規労働フォーラム 2009 組織委員会 ) 夫の年収を 500 万円に固定し 妻が労働時間を増やし 夫婦合算の税引後の手取り所得の変化 図表 50 在職老齢年金制度 60~64 歳の在職老齢年金制度 賃金 ( ボーナス込み月収 ) と年金の合計額が28 万円を上回る場合は 賃金の増加 2に対し 年金額 1を停止 賃金 ( ボーナス込み月収 ) が47 万円を超える場合は 賃金が増加した分だけ年金を停止 65 歳以上の在職老齢年金制度 基礎年金は全額支給する 賃金 ( ボーナス込み月収 ) と厚生年金 ( 報酬比例部分 ) の合計額が47 万円を上回る場合には 賃金の増加 2に対し 年金額 ( 報酬比例部分 )1を停止 賃金と年金月額の合計額 年金 27 万円の方の賃金と年金の合計額 賃金が 47 万円を超えたら 賃金の増加分だけ年金をカット 賃金 ( ボーナス込み月収 ) と年金月額 ( 報酬比例部分 ) の合計 賃金と年金月額の合計が4 7 万円を超えたら 年金を一部カット 賃金と年金月額の合計が28 万円を超えたら 年金を一部カット 47 万円 28 万円 左図の報酬比例部分の他 基礎年金は全額支給 10 万円 年金 10 万円の方の賃金と年金の合計額 10 万円 年金 ( 報酬比例部分 ) 10 万円の方の年金と賃金の合計額 0 賃金賃金 18 万 47 万円 37 万円 ( ボーナス込み月収 ) ( ボーナス込み月収 ) 円 -76-

図表 51 企業の福利厚生費の現状と方向性 法定福利費は年々増加傾向にあり 法定外福利費は減少傾向にある また 法定外福利費についてはこれまでの現物給付から 人 ( 従業員 ) への施策へと変化してきている (%) 16% 14% 12% 法定福利費と法定外福利費の推移企業の法定外福利費の動向 ( 対現金給与費 %) 現物給付施策 ハコもの 13.2 法定福利費法定外福利費 例 ) 社宅 独身寮 娯楽施設等特色 : 初期投資が高いうえ 固定的なランニングコスト負 退職費用 担 何より地価の長期的な下落により含み益への期待もの期待も 11.5 もてなくなった 8% 6% 4% 4.8 人への施策ヒトもの 例 ) 人間ドッグ メンタルヘルス 長期休暇 資格取得支援等 2% 63 68 73 78 83 88 93 98 03 08 ( 年 ) ( 資料出所 ) 日本経団連 2008 年度福利厚生費調査結果 ( 第 53 回 ) 特色 : 比較的短期的に労働生産性などの経営的効果が期待できるものや 人材の定着性に直結する問題への対応 ( 資料出所 ) 明治安田生活福祉研究所 人口減少社会における企業の福利厚生制度のあり方研究会定量調査 (2007) より分析 図表 52 新成長戦略 (2010 年 6 月 18 日閣議決定 ) に掲載された 雇用 人材戦略 の 2020 年までの目標 項目 現在値 ( 直近の値 ) 2020 年までの目標値 120~64 歳の就業率 74.6%(2009 年 ) 80% 215 歳以上の就業率 56.9%(2009 年 ) 57% 320 歳 ~34 歳の就業率 73.6%(2009 年 ) 77% 4フリーター数の約半減 ( ピーク時比 ) ピーク時 217 万人 (2003 年 ) 約 178 万人 (2009 年 ) 124 万人 5ニートの縮減 サポステによるニートの就職等進路決定者数 :10 万人 現在のニート数 63 万人 (2009 年 ) 2011 年度 ~2020 年度の 10 年間の総計 625 歳 ~44 歳までの女性就業率 66%(2009 年 ) 73% 7 第 1 子出産前後の女性の継続就業率 38%(2005 年 ) 55% 8 男性の育児休業取得率 1.23%(2008 年 ) 13% 9 高齢者の就業率の向上 60 歳 ~64 歳 :57.0%(2009 年 ) 60 歳 ~64 歳 :63% 10 障がい者の実雇用率 1.63%(56 人以上規模企業 )(2009 年 6 月 1 日現在 ) 1.8% 11 国における障がい者就労施設等への発注拡大 2.9 億円 (2008 年度 ) 8 億円 12 職業分野ごとに求められる能力等に対応した教育システム ( 学習しやすい教育プログラム 質の保証 ) の構築 13ジョブ カード取得者 22.4 万人 (2008 年度 ~2009 年度 ) 300 万人 14 公共職業訓練受講者の就職率 施設内訓練 :73.7%(2008 年度 ) 施設内訓練 :80% 委託訓練 :63.2%(2008 年度 ) 委託訓練 :65% 15 自己啓発を行っている労働者の割合 正社員 :42.1%(2008 年度 ) 正社員 :70% 非正社員 :20.0%(2008 年度 ) 非正社員 :50% 16 専修学校における社会人の受入れ総数 5.1 万人 (2006 年 ) 注 1) 15 万人 (2006 年 3 倍 ) 注 1) 17 大学への社会人入学者数 4.5 万人注 2) 9.0 万人注 2) 18インターンシップ等を実施している大学の実施率 67.7%( 平成 20 年度 ) 100% 注 3) 713 円 ( 全国加重平均 )(2009 年 ) 最低賃金引上げ 791 円 ( 全国最高 )( 東京都 2009 年 ) 全国最低 800 円 629 円 ( 全国最低 )( 佐賀県 長崎県 全国平均 1000 円 宮崎県 沖縄県 2009 年 ) 19 年次有給休暇取得率 47.4%(20084%(2008 年 ) 70% 注 4) 20 週労働時間 60 時間以上の雇用者の割合 (2008 年 ) 5 割減 21. 労働災害発生件数 119,291 件 (2008 年 ) 3 割減 22. メンタルヘルスに関する措置を受けられる職場の割合 33.6%(2007 年 ) 100% 23. 受動喫煙のない職場 46%(2007 年 ) 注 5) 実現 ( 資料出所 ) 内閣府 雇用戦略対話 第 4 回 (2010 年 6 月 3 日 ) 配付資料を基に作成 注 1) 委託訓練などの短期プログラムへの参加を含む 注 2) 短期の教育プログラム ( 履修証明プログラム受講者や科目等履修生 ) への参加を含む 注 3) 医療系 教員養成系など 実習を伴う資格の取得を目的とした大学は除く 注 4) 希望する労働者が年次有給休暇を取得できる社会を目指す 注 5) 全面禁煙 喫煙室を設けそれ以外を禁煙 のいずれかの措置を講じている事業所の割合 -77-

図表 53 就業率の目標設定の考え方 現状 2009 年就業率 56.9% (15 歳以上 ) 年齢別の就業率が 現在のまま推移した場合 2020 年就業率 53.4% (15 歳以上 ) 国立社会保障 人口問題研究所による性別 年齢別の将来推計人口 (2020 年 ) に 2009 年の各層の就業率を乗じ 2020 年の就業者数を試算 試算した就業者数の合計を2020 年の 15 歳以上人口で割ることにより 2020 年の就業率を算出 就業率の 2020 年目標 < 設定されている新成長戦略の目標 > 2020 年度までの平均で 名目 3% 実質 2% を上回る成長を目指す 新成長戦略 を通じた雇用創造等により 完全失業率はできる限り早期に3% 台への低下を目指す 現在の就業率 56.9%(15 歳以上 ) を維持することを目標とする 新成長戦略 に盛込まれた各施策を実施し 2020 年就業率 80% (20~64 歳 ) の達成を目標とする 若者 (20~34 歳男女 ) 77% (2009 年 :73.6%) 女性 (25~44 歳女性 ) 73% (2009 年 :66.0%) 1フリーター約半減を目標と 1 非労働力人口のうち 家 し フリーターのうち非就業フ 事 育児 や 勤務時間 を理由 リーター ( 失業者 + 非労働力 として就業していない女性と 人口の一部 ) の約半数が就業 知識 能力 面で不安を持つ するとする す 女性の就業希望を実現するこ とにより就業者数が増加 2 失業率の低下 (2009 年 5.8~ 9.0% 2020 年 4.1~7.0%) によ 2 失業率の低下 (2009 年 4.6~ り就業者が増加 6.3% 2020 年 3.2~5.1%) ) によ り就業者が増加 高齢者 (60~64 歳男女 ) 63% (2009 年 :57.0%) 2000 年から施行されている65 歳までの段階的な高年齢者雇用確保措置の努力義務 2013 年度からの公的年金支給開始年齢 ( 報酬比例部分 ) の65 歳への引上げ などの効果により 就業率上昇トレンドが 2020 年まで継続することを目標とする その他の年齢層 2020 年の就業率 (15 歳以上 ) が 2009 年の就業率 (15 歳以上 ) と同じ56.9% となるために必要な全体の目標就業者数 (6,232 万人 ) に達するよう 性別 年齢別の各層の現在の失業者及び非労働力人口中の就業希望者の多寡に応じ 就業者数を配分 図表 54 新成長戦略の就業率目標 85% 80% 20~64 歳男女 74.6% 80% 75% 70% 若者 (20~34 歳男女 ) 73.6% 77% 女性 (25~44 歳女性 ) 65% 66.0% 73% 60% 55% 50% 高齢者 (60~64 歳男女 ) 57.0% 63% 15 歳以上男女 56.9% 56.9% 労働市場への参加が進まないケース 56.9% 53.4% 90 95 00 05 09 20 ( 実績 ) ( 推計値 ) ( 参考資料 ) 実績値は総務省 労働力調査 による 目標値は ( 独 ) 国立社会保障 人口問題研究所 将来推計人口 を用いて試算 ( 注 ) 就業率の目標は 新成長戦略において 2020 年度までの平均で名目 3% 実質 2% を上回る成長 失業率についてできる限り早期に 3% 台に低下すること 等の目標が 各々達成されることが前提であり 経済情勢の変化等に応じて 変更することがあり得る -78-