別添 保発 0204 第 2 号 平成 28 年 2 月 4 日 都道府県知事殿 厚生労働省保険局長 公印省略 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令等の公布について ( 通知 ) 持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律 ( 平成 27 年法律第 31 号 以下

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( 別記 ) 公益社団法人日本医師会会長公益社団法人日本歯科医師会会長公益社団法人日本薬剤師会会長一般社団法人日本病院会会長公益社団法人全日本病院協会会長公益社団法人日本精神科病院協会会長一般社団法人日本医療法人協会会長一般社団法人日本社会医療法人協議会会長公益社団法人全国自治体病院協議会会長一般社

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日医発第 621 号 ( 保 110) 平成 29 年 9 月 22 日 都道府県医師会長殿 日本医師会長 横倉義武 入院時生活療養費等の見直しについて 現在 65 歳以上の者が保険医療機関の療養病床に入院したときに必要となる食費と居住費の一部について 入院時生活療養費が支給されており 食費 光熱水

議案第49号-医療福祉費支給に関する条例の一部改正【確定】

(頭紙)公布通知

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別紙 ( 国内における臓器等移植について ) Q1 一般の移送費の支給と同様に 国内での臓器移植を受ける患者が 療養の給付を受けるため 病院又は診療所に移送されたときは 移送費の支給を行うこととなるのか 平成 6 年 9 月 9 日付け通知の 健康保険の移送費の支給の取扱いについて ( 保険発第 1

別添 保発 1216 第 4 号平成 28 年 12 月 16 日 全国健康保険協会理事長殿 厚生労働省保険局長 ( 公印省略 ) 出産育児一時金等の支給申請及び支払方法について の一部改正について 出産育児一時金及び家族出産育児一時金 ( 以下 出産育児一時金等 という ) の直接支払制度の取扱い

保発 第 9 号 平成 28 年 12 月 16 日 国民健康保険中央会長殿 厚生労働省保険局長 ( 公印省略 ) 出産育児一時金等の支給申請及び支払方法について の一部改正について 標記については 別添のとおり 全国健康保険協会理事長 健康保険組合理事長及 び都道府県知事あて通知し

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(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

入院時生活療養費の見直し内容について(厚生労働省保険局保険課:H29.4.7)

粕屋町重度障害者医療費の支給に関する条例

( 条例第 4 条第 1 項に規定する額 ) 第 4 条条例第 4 条第 1 項に規定する額は 病院若しくは診療所等 ( 保険薬局を除く ) の診療報酬明細書 ( 訪問看護診療費明細書を含む ) 又は医療保険各法に定める療養費支給申請書ごとに 次の各号に掲げる区分に対し定める額とする なお 医療に関

香川県後期高齢者医療広域連合職員の勤務時間、休暇等に関する

( 助成対象者 ) 第 3 条助成の対象となる者 ( 以下 助成対象者 という ) は 医療保険各法の規定による被保険者又は被扶養者であり かつ 柏崎市内に住所を有する妊産婦 ( 以下 対象妊産婦 という ) 又は子ども ( 以下 対象児童 という ) の保護者とする ただし 次の各号のいずれかに該

< 現行 > 対象者医療区分 Ⅰ(Ⅱ Ⅲ 以外の者 ) 1 * 医療の必要性の低い者医療区分 Ⅱ Ⅲ 1 2 * 医療の必要性の高い者 ( 指定難病患者を除く ) 3 指定難病患者 2 生活療養標準負担額のうちにかかる部分 1 日につき32 1 日につき 1 日につき < 見直し後 > 対象者医療区

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

日の属する月の初日から65 歳の誕生日の前日までの期間 (2) 条例第 2 条第 2 項第 2 号に掲げる重度心身障害者等である受給者受給資格の登録をした日の属する月の初日から70 歳の誕生日の属する月の末日 ( その誕生日が月の初日であるときはその日の属する月の前月の末日 ) までの期間 (3)

170214_【社労士会】事務連絡(期間短縮省令)

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

01 鑑文

今後の検討事項

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

(2) 身体障害者福祉法 ( 昭和 24 年法律第 283 号 ) 第 15 条第 4 項の規定により身体障害者手帳の交付を受けた者で その障害の程度が身体障害者福祉法施行規則 ( 昭和 25 年厚生省令第 15 号 ) 別表第 5 号に定める身体障害者障害程度等級表の1 級又は2 級に該当するもの

記 第 1 参議院合同選挙区選挙の執行に関する事項 1 合同選挙区都道府県 ( 法第 5 条の6 第 1 項に規定する合同選挙区都道府県をいう 以下同じ ) の選挙管理委員会は 法第 22 条第 2 項の規定による選挙人名簿の登録が行われた日現在において選挙人名簿に登録されている選挙人の数 ( 参議

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

Microsoft Word - 【発送版】製造所の登録通知

○岩国市重度心身障害者医療費助成要綱

区分に応じ 当該各号に掲げる書類に必要な事項を記載して交付しなければならない (1) 条例第 2 条第 2 項第 1 号に掲げる重度心身障害者等である受給者重度心身障害者等医療費受給資格証 ( 様式第 3 号 ) 及び福祉医療費請求書 ( 様式第 6 号 ) 又は重度心身障害者等医療費 ( 療養費払

⑵ 外来年間合算の支給額計算の基礎となる合算対象額は 基準日において 同一保険者の同一世帯に属しているか否かにより判断されます ( 例 ) 下記の事例の場合 基準日において 甲と乙が同一世帯であれば 3 と 4 は合算できるが 甲と乙が別世帯であれば 3 と 4 は合算できない 基準日保険者である

Microsoft Word - (発番)医療機器の製造販売承認申請について

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4-2砺波市重度心身障害者等医療費の助成に関する条例施行規則

資料2-1(国保条例)

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

年管発 0331 第 1 号 平成 29 年 3 月 31 日 日本年金機構理事長殿 厚生労働省大臣官房年金管理審議官 ( 公印省略 ) 国民年金の保険料を追納する場合に納付すべき額を定める件等について 国民年金の保険料を追納する場合に納付すべき額を定める件 ( 平成 29 年厚生労働省告示第 12

第 5 条市長は 前条に規定する申請書等に基づいて健康管理費を受けることができる者であることを確認したときは 当該資格を認定する 2 市長は 前項により資格を認定した者 ( 以下 受給者 という ) に対し 重障老人健康管理事業対象者証 ( 以下 対象者証 という ) を交付する ( 不認定の通知

260401【厚生局宛て】施行通知

Taro 【セット版】施行

( 別添 2) ( 別添 2) 平成 14 年 9 月 27 日保発第 号の別添 2 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 ( 準則 ) 第 1 健康保険法 ( 以下 法 という ) 第 34 条第 1 項の規定による厚生労働大臣の承認 ( 以下 一括適

                       

足利市妊産婦医療費助成条例 昭和 48 年 3 月 23 日条例第 2 号改正昭和 49 年 6 月 11 日条例第 38 号昭和 59 年 12 月 20 日条例第 32 号昭和 62 年 3 月 23 日条例第 7 号平成 6 年 12 月 21 日条例第 35 号平成 10 年 3 月 24

Microsoft Word - (修正後)◆1-1_記載要領通知(肝がん・肝硬変)通知.rtf


152 号 ) (6) 保険医療機関等健康保険法第 63 条第 3 項第 1 号に規定する保険医療機関若しくは保険薬局又は同法第 88 条第 1 項に規定する指定訪問看護事業者 ( 平 6 条例 30 平 8 条例 29 平 9 条例 16 平 10 条例 2 平 11 条例 15 平 14 条例

寝屋川市母子家庭等自立支援教育訓練給付金事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 雇用の安定及び就職の促進を図るために必要な教育訓練に係る講座 ( 以下 講座 という ) を受講する母子家庭の母 又は父子家庭の父に対し 母子及び父子並びに寡婦福祉法 ( 昭和 39 年法律第 129 号 以下

羽村市乳幼児の医療費の助成に関する条例施行規則 平成 5 年 9 月 24 日規則第 21 号 改正 平成 6 年 3 月 16 日規則第 6 号平成 7 年 10 月 1 日規則第 31 号平成 8 年 10 月 1 日規則第 27 号平成 9 年 6 月 5 日規則第 20 号平成 10 年 3

社会保障に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案《概要》

第 3 条この条例において 医療費の助成の対象となる者 ( 以下 対象者 という ) は 中島村に住所を有する子どもの保護者とする ただし 生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) の規定により保護を受けている者は この限りではない 2 医療保険各法に規定する医療保険に加入していること

「肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業について」の一部改正について(厚生労働省健康局長:H )

と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

第 50 号 2016 年 10 月 4 日 企業年金業務室 短時間労働者に対する厚生年金の適用拡大及び厚生年金の標準報酬月額の下限拡大に伴う厚生年金基金への影響について 平成 28 年 9 月 30 日付で厚生労働省年金局から発出された通知 公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能

第 2 条条例第 2 条第 1 項に規定する社会保険各法 ( 以下 社会保険各法 という ) は 次の各号に掲げる法律をいう (1) 健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) (2) 船員保険法 ( 昭和 14 年法律第 73 号 ) (3) 私立学校教職員共済法 ( 昭和 28 年法律第

Microsoft Word ①概要(整備令)

第 3 条海陽町は 海陽町の区域内に居住地を有する重度心身障害者等の疾病又は負傷について医療保険各法又は高齢者の医療の確保に関する法律の規定による医療に関する給付 ( 前条第 1 項第 3 号に該当する者 ( 以下 ひとり親家庭の父母等 という ) のうち母子家庭の母又は父子家庭の父にに係るものにあ

<4D F736F F D2095F18D9091E682518D E7390EC8E E738C7689E690C58FF097E182CC88EA959482F089FC90B382B782E98FF097E EA8C88816A B8C91CE8FC6955C E646F6378>

Microsoft Word - 【施行】180406無低介護医療院事業の税制通知

2 前項第 1 号の制限額は, 次表のとおりとする 対象者制限額乳幼児等を養育している者扶養親族等及び児童がないときは,53 2 万円とし, 扶養親族等及び児童があるときは,532 万円に当該扶養親族等及び児童 1 人につき38 万円 ( 当該扶養親族等が所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号

Microsoft Word _正当理由通知(薬局医薬品) (反映)

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伊丹市市民福祉金条例の一部を改正する条例(平成12年  伊丹市条例第  号)

「診療報酬請求書等の記載要領等について」の一部改正について

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厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律

Microsoft Word - 細則本文(H25.6.1~)

に該当する者に支給されるものに限る ) 移転費及び 3の求職活動支援費の支給対象とすることとされた ( 第 56 条の3 第 1 項第 2 号及び同条第 2 項関係 ) 3 高年齢被保険者 ( 教育訓練を開始した日が高年齢被保険者でなくなった日から1 年以内にある者を含む ) について 教育訓練給付

<4D F736F F D CD8F6F5F8DAA8B928B4B94CD817A31325F90E797748CA791B E735F315F362E646F63>

(2) 福島県療育手帳制度要綱 ( 昭和 49 年児第 15 号福島県厚生部長通知 ) の規定により交付を受けた療育手帳に知的障害者として記載されている者 ( 第 4 号及び第 5 条第 4 項において 知的障害者 という ) で当該手帳に記載されている障害の程度の表示がAのもの (3) 精神保健及

老発第    第 号

(2) 父又は母が死亡した児童 (3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次の各号のいずれかに該当する児童と同居して これを監護し かつ その生

当該年度の四月一日から同年度の十二月三十一日までの当該会員市町村の前期高齢被保険者に係る拠出対象額 当該年度の当該会員市町村の前期高齢被保険者に係るアに掲げる額並びに後期高齢者支援金及び病床転換支援金の納付に要した費用の額との合計額の十二分の九 Ⅱ 当該年度の前年度の前期高 齢者交付金の額 ( 三ヶ

事務連絡(平成30年大阪府北部を震源とする地震)

平成 26 年 4 月 1 日以降の 70 歳から 74 歳までの被保険者等に係る一部負担金の割合は 以下のとおりとする ⑴ 平成 26 年 4 月 1 日以降 70 歳に達する被保険者等 1 について 70 歳に達する日の属する月の翌月以後の診療分から 療養 ( 医療保険各法に規定する食事療養及び

により 次の各号に定める者に対して届書の提出を求めるものとする ただし 第 1 号に該当する場合で 届出すべき事項を公簿等によって確認することができるときは 当該届出を省略させることができる (1) 世帯に属するすべての被保険者が老人保健法 ( 昭和 57 年法律第 80 号 ) の規定による医療又

(3) 母子家庭の母又は父子家庭の父の前年 (1 月から9 月までに医療の給付を受けた場合にあっては 前々年をいう 以下同じ ) の所得 ( 規則で定める所得の範囲及び所得の額の計算方法により算出した額をいう 以下同じ ) が その者の所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号 ) に規定する控除

指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 20 号 ) 介護保険法第 46 条第 2 項及び第 58 条第 2 項の規定に基づき 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準を次のように定め 平成 12 年 4 月 1 日から適用する 一指定居宅介護支

あっせん文(国民健康保険における限度額適用・標準負担額減額認定証 の申請に係る被保険者の負担軽減)

その額に老人扶養親族 1 人につき ( 当該老人扶養親族のほかに扶養親族等がないときは 当該老人扶養親族のうち1 人を除いた老人扶養親族 1 人につき ) 60,000 円を加算した額 ) (3) 条例第 3 条第 2 項第 4 号に規定する心身障害者に 扶養親族等がないときは 3,604,000

号様式 ) によるものとする 2 受給資格者証の有効期間は 子どもが出生した日又は本市へ転入した日から18 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までとする ( 助成の請求等 ) 第 4 条条例第 8 条第 1 項の規定により保険医療機関等が支払を受けようとするときは 診療報酬の例により社会保険診

るところによる ( 昭 53 条例 31 昭 55 条例 19 昭 57 条例 6 昭 59 条例 14 昭 59 条例 39 平 6 条例 26 平 10 条例 5 平 12 条例 14 平 18 条例 13 平 19 条例 44 改 ) (1) 児童 18 歳未満の者 (18 歳に達した日の属す

2/3 八代市こども医療費の助成に関する条例 2 前項の申請は 保険医療機関等において診療を受けた日 ( ただし 養育医療費については自己負担金を納入した日 ) の属する月の翌月から起算して 1 年を経過した日以後においてはすることができない ( 保険医療機関等への支払 ) 第 6 条市長は 健康保

取手市ぬくもり医療支援事業に関する条例施行規則 取手市ぬくもり医療支援事業に関する条例施行規則 平成 17 年 10 月 24 日規則第 230 号改正平成 20 年 3 月 21 日規則第 4 号平成 21 年 6 月 17 日規則第 34 号平成 22 年 9 月 15 日規則第 43 号平成

なお この通知については 財務省主計局給与共済課 総務省自治行政局福利課及 び文部科学省高等教育局私学部私学行政課と協議済みであることを申し添えます 記 1 関連する条文等について船員保険法 ( 昭和 14 年法律第 73 号 ) 第 73 条第 1 項及び第 2 項 国家公務員共済組合法 ( 昭和

する配偶者又は民法 ( 明治 29 年法律第 89 号 ) に定める扶養義務者がいるときは これらの者で主としてその者の生計を維持するものの前年の所得 (1 月から7 月までの受療に係る医療費については 前々年の所得とする 以下同じ ) が児童扶養手当法施行令 ( 昭和 36 年政令第 405 号

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

< F2D819B955C8EA692CA926D DC58F4994AD8F6F>

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上田市介護予防 日常生活支援総合事業実施要綱 平成 30 年 5 月 31 日 告示第 131 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 115 条の45 第 1 項に規定する介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業

者となった日から翌年の 6 月 30 日 ( 当該受給者となった日が 1 月から 6 月までに属する場合は 当該受給者となった日の属する年の 6 月 30 日 ) までの期間とする (2) 条例第 2 条第 2 項第 2 号に掲げる重度心身障害者等である受給者毎年 8 月 1 日から翌年の 7 月

( 受給資格証の再交付 ) 第 5 条条例第 6 条の規定により交付を受けた受給資格証を破損し 又は亡失したことにより受給資格証の再交付を受けようとするときは 重度心身障害者等医療費受給資格証再交付申請書 ( 様式第 4) を市長に提出しなければならない ( 受給資格の確認 ) 第 6 条条例第 6

法第二十六条において準用する場合及び法第五十三条第一項の規定に基づく政令によって適用される場合を含む ) 及び法第四十六条第二項の規定により入院の措置を行うとき 又は行ったときは 別記第五号様式により通知しなければならない ( 平一六規則二三 平二四規則五 一部改正 ) ( 入院の延長勧告書 ) 第

3 電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付費等の請求を行うこと ( 以下 レセプト電子請求 という ) が義務付けられた保険医療機関 ( 正当な理由を有する400 床未満の病院及び診療所を除く なお 400 床未満の病院にあっては 平成 27 年度末までに限る

Taro-施行通知

京都市ひとり親家庭等医療費支給条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は, 母子家庭の児童及び母, 父子家庭の児童及び父等に対し, 医療費の一部を支給することにより, これらの者の保健の向上を図り, もってひとり親家庭 ( 母子家庭及び父子家庭をいう ) 等の福祉の増進に寄与することを目的とする (

沖縄市こども医療費助成要綱

Transcription:

保発 0204 第 6 号 平成 28 年 2 月 4 日 国民健康保険中央会長殿 厚生労働省保険局長 公印省略 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令等の公布について ( 通知 ) 標記については 別添のとおり 都道府県知事 全国健康保険協会理事長及び 健康保険組合理事長あて通知したので よろしくお取り計らい願いたい

別添 保発 0204 第 2 号 平成 28 年 2 月 4 日 都道府県知事殿 厚生労働省保険局長 公印省略 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令等の公布について ( 通知 ) 持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律 ( 平成 27 年法律第 31 号 以下 改正法 という ) の一部の施行に伴い 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令 ( 平成 28 年厚生労働省令第 13 号 以下 改正省令 という ) 及び 健康保険の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額及び後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額の一部を改正する告示 ( 平成 28 年厚生労働省告示第 23 号 以下 改正告示 という ) が本日公布され 一部の規定を除き平成 28 年 4 月 1 日から施行することとされたところである これらの改正の趣旨及び主な内容は下記のとおりであるので 貴都道府県内の市町村 ( 特別区を含む ) 国民健康保険組合及び後期高齢者医療広域連合へ周知等を図るとともに その運用に当たっては十分に留意の上 遺漏なきを期されたい 記 第 1 改正の趣旨改正法第 5 条の規定による改正後の健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) 等における改正事項のうち 傷病手当金及び出産手当金の額の算定に関する事項 食事療養標準負担額 生活療養標準負担額及びこれらの額の減額の対象者に関する事項並びに保険者から社会保険診療報酬支払基金又は国民健康保険団体連合会 ( 以下 支払基金等 という ) への事務の委託に関する事項を定めるもの また 上記の内容のほか 医療保険制度改革に関する社会保障審議会医療保険部会における議論の結果を踏まえ 海外療養費及び特定健康保険組合の見直しに係る所要の改正を行うもの

第 2 改正省令の主な内容 1 健康保険法施行規則 ( 大正 15 年内務省令第 36 号 以下 健保則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 1 条関係 ) ⑴ 食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額の減額の対象者に関する事項ア食事療養標準負担額の減額の対象者に 児童福祉法 ( 昭和 22 年法律第 164 号 ) 第 19 条の2 第 1 項に規定する指定小児慢性特定疾病医療支援を受ける同法第 6 条の2 第 2 項に規定する小児慢性特定疾病児童等 ( 以下 小児慢性特定疾病児童等 という ) 難病の患者に対する医療等に関する法律 ( 平成 26 年法律第 50 号 ) 第 5 条第 1 項に規定する指定特定医療を受ける同項に規定する指定難病の患者 ( 以下 指定難病患者 という ) を追加すること ( 健保則第 58 条関係 ) イ生活療養標準負担額の減額の対象者に 指定難病患者を追加すること ( 健保則第 62 条の3 関係 ) ⑵ 海外療養費に関する事項海外療養費の支給申請に当たって 旅券 航空券その他の海外に渡航した事実が確認できる書類の写し 保険者が海外療養の内容について当該海外療養を担当した者に照会することに関する当該海外療養を受けた者の同意書を添付書類として求めること ( 健保則第 66 条関係 ) ⑶ 傷病手当金及び出産手当金に関する事項ア傷病手当金の支給申請に当たって 傷病手当金の支給を始める日の属する月以前の直近の継続した 12 月以内の期間において 当該傷病手当金の支給を受けようとする被保険者に適用事業所の変更があった場合 ( 同一保険者内の変更に限る ) 又は健康保険組合 ( 以下 組合 という ) に合併 分割若しくは解散があった場合の届出を 添付書類として求めること ( 健保則第 84 条第 7 項関係 ) イ健康保険法第 104 条の規定により 被保険者 ( 任意継続被保険者を除く ) であった者がその資格を喪失した日以後に傷病手当金の支給を始める場合においては その資格を喪失した日の前日において当該被保険者であった者が属していた保険者等 ( 同法第 39 条第 1 項に規定する保険者等をいう 以下同じ ) により定められた標準報酬月額を平均の算定に用いること ( 健保則第 84 条の2 第 1 項関係 )

ウ組合の合併 分割又は解散により権利義務を承継した組合又は全国健康保険協会 ( 以下 協会 という ) は 当該合併 分割又は解散がある前の組合において定められた標準報酬月額についても平均の算定に用いること ( 健保則第 84 条の2 第 2 項から第 4 項まで関係 ) エ傷病手当金の支給を始める日の属する月以前の直近の継続した 12 月以内の期間において 任意継続被保険者期間が含まれるときは 当該期間の標準報酬月額についても平均の算定に用いること ( 健保則第 84 条の2 第 5 項関係 ) オ同一の保険者等において 同一の月に2 以上の標準報酬月額が定められた月があるときは 当該月において最後に定められた標準報酬月額を平均の算定に用いること ( 健保則第 84 条の2 第 6 項関係 ) カ傷病手当金の支給を受けている期間に別の疾病又は負傷及びこれにより発した疾病 ( 以下 疾病等 という ) につき傷病手当金の支給を受けることができるときは それぞれの疾病等に係る傷病手当金のいずれか多い額を支給すること ( 健保則第 84 条の2 第 7 項関係 ) キ出産手当金の支給申請及び支給額の算定方法について 上記アからオまでの規定を準用すること ( 健保則第 87 条第 3 項及び第 87 条の2 関係 ) ⑷ 保険者から支払基金等への事務の委託に関する事項ア保険者は 社会保険診療報酬支払基金に対して 保険給付のうち 療養費 出産育児一時金等の支給に関する事務を委託することができること ( 健保則第 159 条の7 関係 ) イ保険者が社会保障 税番号制度に基づき実施する事務のうち 支払基金等に対して委託できることができる事務の範囲を定めること ( 健保則第 159 条の8 及び第 159 条の9 関係 ) ⑸ 特定健康保険組合に関する事項特定健康保険組合の要件のうち 特例退職被保険者が将来にわたり相当数見込まれること 特例退職被保険者であるべき者の範囲を著しく制限しないことを削除し 特定健康保険組合の規約変更により特例退職被保険者の新規加入の制限を行えるようにすること ( 健保則第 163 条関係 ) 2 船員保険法施行規則 ( 昭和 15 年厚生省令第 5 号 以下 船保則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 2 条関係 ) ⑴ 海外療養費に関する事項上記 1の⑵と同様の改正を行うこと ( 船保則第 58 条関係 )

⑵ 傷病手当金及び出産手当金に関する事項ア傷病手当金の支給申請に当たって 傷病手当金の支給を始める日の属する月以前の直近の継続した 12 月以内の期間において 当該傷病手当金の支給を受けようとする被保険者に適用事業所の変更があった場合の届出を 添付書類として求めること ( 船保則第 69 条第 7 項関係 ) イ被保険者であった者がその資格を喪失した日以後に傷病手当金の支給を始める場合であって その資格を喪失した日が月の初日であるときは その資格を喪失した日の前日の属する月以前に定められた標準報酬月額を平均の算定に用いること ( 船保則第 69 条の2 第 1 項関係 ) ウ上記 1の⑶のエ オ及びカと同様の改正を行うこと ( 船保則第 69 条の 2 第 2 項から第 4 項まで関係 ) エ出産手当金に関して 疾病任意継続被保険者又は被保険者であった者が出産手当金の支給を受ける場合は 被保険者 ( 疾病任意継続被保険者を除く ) の資格を喪失した日の前日の属する月以前に定められた標準報酬月額を平均の算定に用いること このほか 出産手当金の支給申請及び支給額の算定方法については 上記 2の⑵のア及びウ (1の⑶のカに係る部分を除く ) の規定を準用すること ( 船保則第 79 条第 5 項及び第 79 条の2 関係 ) ⑶ 協会から支払基金等への事務の委託に関する事項上記 1の⑷と同様の改正を行うこと ( 船保則第 222 条から第 224 条まで関係 ) 3 国民健康保険法施行規則 ( 昭和 33 年厚生省令第 53 号 以下 国保則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 3 条関係 ) ⑴ 海外療養費に関する事項上記 1の⑵と同様の改正を行うこと ( 国保則第 27 条関係 ) ⑵ 保険者から支払基金等への事務の委託に関する事項上記 1の⑷のイと同様の改正を行うこと ( 国保則第 44 条の2 及び第 44 条の3 関係 ) ⑶ その他所要の規定の整理に関する事項 ( 国保則第 28 条の2 関係 ) 療養費支給申請書において 申請人の個人番号を選択的記載事項としたこと その他所要の規定の整理を行ったこと 4 高齢者の医療の確保に関する法律施行規則 ( 平成 19 年厚生労働省令第 129 号 以下 高確則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 4 条関係 ) ⑴ 食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額に関する事項

食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額の減額の対象者に 指定難病患者を追加すること ( 高確則第 35 条及び第 40 条関係 ) ⑵ 海外療養費に関する事項上記 1の⑵と同様の改正を行うこと ( 高確則第 47 条関係 ) ⑶ 後期高齢者医療広域連合から支払基金等への事務の委託に関する事項上記 1の⑷のイと同様の改正を行うこと ( 高確則第 120 条及び第 121 条関係 ) 第 3 改正告示の主な内容 1 健康保険の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額 ( 平成 8 年厚生省告示第 203 号 ) の一部改正 ( 改正告示第 1 条関係 ) ⑴ 食事療養標準負担額について 下表のとおりとしたこと D のいずれにも該当しない者 D のいずれにも該当しない小児慢性特定疾病児童等又は指定難病患者 食事療養標準負担額 1 食につき 460 円 ( ただし 平成 28 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日までの間においては 1 食につき 360 円 ) 1 食につき 260 円 D 低所得者 Ⅱ( 健康保険法施行令 ( 大過去 1 年間の入院期間が 90 日以内正 15 年勅令第 243 号 ) 第 42 条第 1 項第 5 号 同条第 3 項第 3 号又は同条第 4 項第 3 号に掲げる者に該当過去 1 年間の入院期間が 90 日超していることにつき保険者の認定を受けている者をいう 1の⑵において同じ ) 低所得者 Ⅰ( 健康保険法施行令第 42 条第 3 項第 4 号又は同条第 4 項第 4 号に掲げる者に該当していることにつき保険者の認定を受けている者をいう 1の⑵において同じ ) 1 食につき 210 円 1 食につき 160 円 1 食につき 100 円 ⑵ 生活療養標準負担額について 下表のとおりとしたこと なお 健保則第 62 条の3 第 4 号の規定による 病状の程度が重篤な者又は常時の若しくは集中的な医学的処置 手術その他の治療を要する者として厚生労働大臣が定める者 ( 以下 厚生労働大臣が定める者 という ) 及び指定難病患者以外の患者の生活療養標準負担額については 今回の改正告示による改正はないこと

< 指定難病患者又は厚生労働大臣が定める者の生活療養標準負担額 > 生活療養標準負担額 のいずれにも該当しない者厚生労働大臣が定める者 ( ) 1 日につき 0 円と 1 食につき 460 ( ただし 平成 28 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日までの間においては 1 日につ き 0 円と 1 食につき 360 円との合 計額 ) 指定難病患者 1 日につき 0 円と 1 食につき 260 低所得者 Ⅱ 過去 1 年間の入院期間が 90 日以内 1 日につき 0 円と 1 食につき 210 過去 1 年間の入院期間が 90 日超 1 日につき 0 円と 1 食につき 160 低所得者 Ⅰ 1 日につき 0 円と1 食につき 100 ( ) 厚生労働大臣が定める者については 健康保険法施行規則第六十二条の三第四号の規定に基づき厚生労働大臣が定める者 ( 平成 18 年厚生労働省告示第 488 号 ) に具体的な対象者が列記されており 現行では指定難病患者が含まれている 今回の改正省令により指定難病患者が健保則上に規定されたことに伴い 当該告示から指定難病患者を除く必要があるが 同告示の改正内容については 追って通知する 2 後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額 ( 平成 19 年厚生労働省告示第 395 号 ) の一部改正 ( 改正告示第 2 条関係 ) ⑴ 食事療養標準負担額について 下表のとおりとしたこと D Dのいずれにも該当しない者 Dのいずれにも該当しない指定難病患者低所得者 Ⅱ( 高齢者の医療の確保に過去 1 年間の入院期間が 90 日以内関する法律施行令 ( 平成 19 年政令第 318 号 以下 高確令 という ) 第 15 条第 1 項第 3 号又は同条第 2 項第 3 号に掲げる者に該当してい過去 1 年間の入院期間が 90 日超ることにつき後期高齢者医療広域連合の認定を受けている者をいう 2の⑵において同じ ) 低所得者 Ⅰ( 高確令第 15 条第 1 項第 4 号若しくは同条第 2 項第 4 号又は第 14 条第 7 項に掲げる者に該当していることにつき後期高齢者医療広域連合の認定を受けている者をいう 2の⑵において同じ ) 食事療養標準負担額 1 食につき 460 円 ( ただし 平成 28 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日までの間においては 1 食につき 360 円 ) 1 食につき 260 円 1 食につき 210 円 1 食につき 160 円 1 食につき 100 円

⑵ 生活療養標準負担額について 下表のとおりとしたこと なお 厚生労働大臣が定める者及び指定難病患者以外の患者の生活療養標準負担額については 今回の改正告示による改正はないこと < 指定難病患者又は厚生労働大臣が定める者の生活療養標準負担額 > 生活療養標準負担額 のいずれにも該当しない者厚生労働大臣が定める者 1 日につき 0 円と 1 食につき 460 ( ただし 平成 28 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日までの間においては 1 日につ き 0 円と1 食につき 360 円との合 計額 ) 指定難病患者 1 日につき 0 円と1 食につき 260 低所得者 Ⅱ 過去 1 年間の入院期間が 90 日以内 1 日につき 0 円と1 食につき 210 過去 1 年間の入院期間が 90 日超 1 日につき 0 円と1 食につき 160 低所得者 Ⅰ 1 日につき 0 円と1 食につき 100 3 経過措置 ( 改正告示附則第 3 項関係 ) 平成 28 年 3 月 31 日において 1 年以上継続して精神病床 ( 医療法 ( 昭和 23 年法律第 205 号 ) 第 7 条第 2 項第 1 号に規定する精神病床をいう ) に入院していた者であって 平成 28 年 4 月 1 日以後も引き続き医療機関に入院 ( 当該者が一の医療機関を退院した日において他の医療機関に入院する場合を含む ) する者については 当分の間 改正告示による改正前の告示の規定を適用すること 第 4 施行期日 平成 28 年 4 月 1 日から施行すること ただし 第 2 の 3 の ⑶ の改正は 公 布の日から施行すること

保発 0204 第 3 号 平成 28 年 2 月 4 日 全国健康保険協会理事長殿 厚生労働省保険局長 公印省略 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令等の公布について ( 通知 ) 持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律 ( 平成 27 年法律第 31 号 以下 改正法 という ) の一部の施行に伴い 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令 ( 平成 28 年厚生労働省令第 13 号 以下 改正省令 という ) 及び 健康保険の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額及び後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額の一部を改正する告示 ( 平成 28 年厚生労働省告示第 23 号 以下 改正告示 という ) が本日公布され 一部の規定を除き平成 28 年 4 月 1 日から施行することとされたところである これらの改正の趣旨及び主な内容は下記のとおりであるので その運用に当たっては十分に留意の上 遺漏なきを期されたい 記 第 1 改正の趣旨改正法第 5 条の規定による改正後の健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) 等における改正事項のうち 傷病手当金及び出産手当金の額の算定に関する事項 食事療養標準負担額 生活療養標準負担額及びこれらの額の減額の対象者に関する事項並びに保険者から社会保険診療報酬支払基金又は国民健康保険団体連合会 ( 以下 支払基金等 という ) への事務の委託に関する事項を定めるもの また 上記の内容のほか 医療保険制度改革に関する社会保障審議会医療保険部会における議論の結果を踏まえ 海外療養費及び特定健康保険組合の見直しに係る所要の改正を行うもの

第 2 改正省令の主な内容 1 健康保険法施行規則 ( 大正 15 年内務省令第 36 号 以下 健保則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 1 条関係 ) ⑴ 食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額の減額の対象者に関する事項ア食事療養標準負担額の減額の対象者に 児童福祉法 ( 昭和 22 年法律第 164 号 ) 第 19 条の2 第 1 項に規定する指定小児慢性特定疾病医療支援を受ける同法第 6 条の2 第 2 項に規定する小児慢性特定疾病児童等 ( 以下 小児慢性特定疾病児童等 という ) 難病の患者に対する医療等に関する法律 ( 平成 26 年法律第 50 号 ) 第 5 条第 1 項に規定する指定特定医療を受ける同項に規定する指定難病の患者 ( 以下 指定難病患者 という ) を追加すること ( 健保則第 58 条関係 ) イ生活療養標準負担額の減額の対象者に 指定難病患者を追加すること ( 健保則第 62 条の3 関係 ) ⑵ 海外療養費に関する事項海外療養費の支給申請に当たって 旅券 航空券その他の海外に渡航した事実が確認できる書類の写し 保険者が海外療養の内容について当該海外療養を担当した者に照会することに関する当該海外療養を受けた者の同意書を添付書類として求めること ( 健保則第 66 条関係 ) ⑶ 傷病手当金及び出産手当金に関する事項ア傷病手当金の支給申請に当たって 傷病手当金の支給を始める日の属する月以前の直近の継続した 12 月以内の期間において 当該傷病手当金の支給を受けようとする被保険者に適用事業所の変更があった場合 ( 同一保険者内の変更に限る ) 又は健康保険組合 ( 以下 組合 という ) に合併 分割若しくは解散があった場合の届出を 添付書類として求めること ( 健保則第 84 条第 7 項関係 ) イ健康保険法第 104 条の規定により 被保険者 ( 任意継続被保険者を除く ) であった者がその資格を喪失した日以後に傷病手当金の支給を始める場合においては その資格を喪失した日の前日において当該被保険者であった者が属していた保険者等 ( 同法第 39 条第 1 項に規定する保険者等をいう 以下同じ ) により定められた標準報酬月額を平均の算定に用いること ( 健保則第 84 条の2 第 1 項関係 )

ウ組合の合併 分割又は解散により権利義務を承継した組合又は全国健康保険協会 ( 以下 協会 という ) は 当該合併 分割又は解散がある前の組合において定められた標準報酬月額についても平均の算定に用いること ( 健保則第 84 条の2 第 2 項から第 4 項まで関係 ) エ傷病手当金の支給を始める日の属する月以前の直近の継続した 12 月以内の期間において 任意継続被保険者期間が含まれるときは 当該期間の標準報酬月額についても平均の算定に用いること ( 健保則第 84 条の2 第 5 項関係 ) オ同一の保険者等において 同一の月に2 以上の標準報酬月額が定められた月があるときは 当該月において最後に定められた標準報酬月額を平均の算定に用いること ( 健保則第 84 条の2 第 6 項関係 ) カ傷病手当金の支給を受けている期間に別の疾病又は負傷及びこれにより発した疾病 ( 以下 疾病等 という ) につき傷病手当金の支給を受けることができるときは それぞれの疾病等に係る傷病手当金のいずれか多い額を支給すること ( 健保則第 84 条の2 第 7 項関係 ) キ出産手当金の支給申請及び支給額の算定方法について 上記アからオまでの規定を準用すること ( 健保則第 87 条第 3 項及び第 87 条の2 関係 ) ⑷ 保険者から支払基金等への事務の委託に関する事項ア保険者は 社会保険診療報酬支払基金に対して 保険給付のうち 療養費 出産育児一時金等の支給に関する事務を委託することができること ( 健保則第 159 条の7 関係 ) イ保険者が社会保障 税番号制度に基づき実施する事務のうち 支払基金等に対して委託できることができる事務の範囲を定めること ( 健保則第 159 条の8 及び第 159 条の9 関係 ) ⑸ 特定健康保険組合に関する事項特定健康保険組合の要件のうち 特例退職被保険者が将来にわたり相当数見込まれること 特例退職被保険者であるべき者の範囲を著しく制限しないことを削除し 特定健康保険組合の規約変更により特例退職被保険者の新規加入の制限を行えるようにすること ( 健保則第 163 条関係 ) 2 船員保険法施行規則 ( 昭和 15 年厚生省令第 5 号 以下 船保則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 2 条関係 ) ⑴ 海外療養費に関する事項上記 1の⑵と同様の改正を行うこと ( 船保則第 58 条関係 )

⑵ 傷病手当金及び出産手当金に関する事項ア傷病手当金の支給申請に当たって 傷病手当金の支給を始める日の属する月以前の直近の継続した 12 月以内の期間において 当該傷病手当金の支給を受けようとする被保険者に適用事業所の変更があった場合の届出を 添付書類として求めること ( 船保則第 69 条第 7 項関係 ) イ被保険者であった者がその資格を喪失した日以後に傷病手当金の支給を始める場合であって その資格を喪失した日が月の初日であるときは その資格を喪失した日の前日の属する月以前に定められた標準報酬月額を平均の算定に用いること ( 船保則第 69 条の2 第 1 項関係 ) ウ上記 1の⑶のエ オ及びカと同様の改正を行うこと ( 船保則第 69 条の 2 第 2 項から第 4 項まで関係 ) エ出産手当金に関して 疾病任意継続被保険者又は被保険者であった者が出産手当金の支給を受ける場合は 被保険者 ( 疾病任意継続被保険者を除く ) の資格を喪失した日の前日の属する月以前に定められた標準報酬月額を平均の算定に用いること このほか 出産手当金の支給申請及び支給額の算定方法については 上記 2の⑵のア及びウ (1の⑶のカに係る部分を除く ) の規定を準用すること ( 船保則第 79 条第 5 項及び第 79 条の2 関係 ) ⑶ 協会から支払基金等への事務の委託に関する事項上記 1の⑷と同様の改正を行うこと ( 船保則第 222 条から第 224 条まで関係 ) 3 国民健康保険法施行規則 ( 昭和 33 年厚生省令第 53 号 以下 国保則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 3 条関係 ) ⑴ 海外療養費に関する事項上記 1の⑵と同様の改正を行うこと ( 国保則第 27 条関係 ) ⑵ 保険者から支払基金等への事務の委託に関する事項上記 1の⑷のイと同様の改正を行うこと ( 国保則第 44 条の2 及び第 44 条の3 関係 ) ⑶ その他所要の規定の整理に関する事項 ( 国保則第 28 条の2 関係 ) 療養費支給申請書において 申請人の個人番号を選択的記載事項としたこと その他所要の規定の整理を行ったこと 4 高齢者の医療の確保に関する法律施行規則 ( 平成 19 年厚生労働省令第 129 号 以下 高確則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 4 条関係 ) ⑴ 食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額に関する事項

食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額の減額の対象者に 指定難病患者を追加すること ( 高確則第 35 条及び第 40 条関係 ) ⑵ 海外療養費に関する事項上記 1の⑵と同様の改正を行うこと ( 高確則第 47 条関係 ) ⑶ 後期高齢者医療広域連合から支払基金等への事務の委託に関する事項上記 1の⑷のイと同様の改正を行うこと ( 高確則第 120 条及び第 121 条関係 ) 第 3 改正告示の主な内容 1 健康保険の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額 ( 平成 8 年厚生省告示第 203 号 ) の一部改正 ( 改正告示第 1 条関係 ) ⑴ 食事療養標準負担額について 下表のとおりとしたこと D のいずれにも該当しない者 D のいずれにも該当しない小児慢性特定疾病児童等又は指定難病患者 食事療養標準負担額 1 食につき 460 円 ( ただし 平成 28 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日までの間においては 1 食につき 360 円 ) 1 食につき 260 円 D 低所得者 Ⅱ( 健康保険法施行令 ( 大過去 1 年間の入院期間が 90 日以内正 15 年勅令第 243 号 ) 第 42 条第 1 項第 5 号 同条第 3 項第 3 号又は同条第 4 項第 3 号に掲げる者に該当過去 1 年間の入院期間が 90 日超していることにつき保険者の認定を受けている者をいう 1の⑵において同じ ) 低所得者 Ⅰ( 健康保険法施行令第 42 条第 3 項第 4 号又は同条第 4 項第 4 号に掲げる者に該当していることにつき保険者の認定を受けている者をいう 1の⑵において同じ ) 1 食につき 210 円 1 食につき 160 円 1 食につき 100 円 ⑵ 生活療養標準負担額について 下表のとおりとしたこと なお 健保則第 62 条の3 第 4 号の規定による 病状の程度が重篤な者又は常時の若しくは集中的な医学的処置 手術その他の治療を要する者として厚生労働大臣が定める者 ( 以下 厚生労働大臣が定める者 という ) 及び指定難病患者以外の患者の生活療養標準負担額については 今回の改正告示による改正はないこと

< 指定難病患者又は厚生労働大臣が定める者の生活療養標準負担額 > 生活療養標準負担額 のいずれにも該当しない者厚生労働大臣が定める者 ( ) 1 日につき 0 円と 1 食につき 460 ( ただし 平成 28 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日までの間においては 1 日につ き 0 円と 1 食につき 360 円との合 計額 ) 指定難病患者 1 日につき 0 円と 1 食につき 260 低所得者 Ⅱ 過去 1 年間の入院期間が 90 日以内 1 日につき 0 円と 1 食につき 210 過去 1 年間の入院期間が 90 日超 1 日につき 0 円と 1 食につき 160 低所得者 Ⅰ 1 日につき 0 円と1 食につき 100 ( ) 厚生労働大臣が定める者については 健康保険法施行規則第六十二条の三第四号の規定に基づき厚生労働大臣が定める者 ( 平成 18 年厚生労働省告示第 488 号 ) に具体的な対象者が列記されており 現行では指定難病患者が含まれている 今回の改正省令により指定難病患者が健保則上に規定されたことに伴い 当該告示から指定難病患者を除く必要があるが 同告示の改正内容については 追って通知する 2 後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額 ( 平成 19 年厚生労働省告示第 395 号 ) の一部改正 ( 改正告示第 2 条関係 ) ⑴ 食事療養標準負担額について 下表のとおりとしたこと D Dのいずれにも該当しない者 Dのいずれにも該当しない指定難病患者低所得者 Ⅱ( 高齢者の医療の確保に過去 1 年間の入院期間が 90 日以内関する法律施行令 ( 平成 19 年政令第 318 号 以下 高確令 という ) 第 15 条第 1 項第 3 号又は同条第 2 項第 3 号に掲げる者に該当してい過去 1 年間の入院期間が 90 日超ることにつき後期高齢者医療広域連合の認定を受けている者をいう 2の⑵において同じ ) 低所得者 Ⅰ( 高確令第 15 条第 1 項第 4 号若しくは同条第 2 項第 4 号又は第 14 条第 7 項に掲げる者に該当していることにつき後期高齢者医療広域連合の認定を受けている者をいう 2の⑵において同じ ) 食事療養標準負担額 1 食につき 460 円 ( ただし 平成 28 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日までの間においては 1 食につき 360 円 ) 1 食につき 260 円 1 食につき 210 円 1 食につき 160 円 1 食につき 100 円

⑵ 生活療養標準負担額について 下表のとおりとしたこと なお 厚生労働大臣が定める者及び指定難病患者以外の患者の生活療養標準負担額については 今回の改正告示による改正はないこと < 指定難病患者又は厚生労働大臣が定める者の生活療養標準負担額 > 生活療養標準負担額 のいずれにも該当しない者厚生労働大臣が定める者 1 日につき 0 円と 1 食につき 460 ( ただし 平成 28 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日までの間においては 1 日につ き 0 円と1 食につき 360 円との合 計額 ) 指定難病患者 1 日につき 0 円と1 食につき 260 低所得者 Ⅱ 過去 1 年間の入院期間が 90 日以内 1 日につき 0 円と1 食につき 210 過去 1 年間の入院期間が 90 日超 1 日につき 0 円と1 食につき 160 低所得者 Ⅰ 1 日につき 0 円と1 食につき 100 3 経過措置 ( 改正告示附則第 3 項関係 ) 平成 28 年 3 月 31 日において 1 年以上継続して精神病床 ( 医療法 ( 昭和 23 年法律第 205 号 ) 第 7 条第 2 項第 1 号に規定する精神病床をいう ) に入院していた者であって 平成 28 年 4 月 1 日以後も引き続き医療機関に入院 ( 当該者が一の医療機関を退院した日において他の医療機関に入院する場合を含む ) する者については 当分の間 改正告示による改正前の告示の規定を適用すること 第 4 施行期日 平成 28 年 4 月 1 日から施行すること ただし 第 2 の 3 の ⑶ の改正は 公 布の日から施行すること

保発 0204 第 4 号 平成 28 年 2 月 4 日 健康保険組合理事長殿 厚生労働省保険局長 公印省略 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令等の公布について ( 通知 ) 持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律 ( 平成 27 年法律第 31 号 以下 改正法 という ) の一部の施行に伴い 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令 ( 平成 28 年厚生労働省令第 13 号 以下 改正省令 という ) 及び 健康保険の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額及び後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額の一部を改正する告示 ( 平成 28 年厚生労働省告示第 23 号 以下 改正告示 という ) が本日公布され 一部の規定を除き平成 28 年 4 月 1 日から施行することとされたところである これらの改正の趣旨及び主な内容は下記のとおりであるので その運用に当たっては十分に留意の上 遺漏なきを期されたい 記 第 1 改正の趣旨改正法第 5 条の規定による改正後の健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) 等における改正事項のうち 傷病手当金及び出産手当金の額の算定に関する事項 食事療養標準負担額 生活療養標準負担額及びこれらの額の減額の対象者に関する事項並びに保険者から社会保険診療報酬支払基金又は国民健康保険団体連合会 ( 以下 支払基金等 という ) への事務の委託に関する事項を定めるもの また 上記の内容のほか 医療保険制度改革に関する社会保障審議会医療保険部会における議論の結果を踏まえ 海外療養費及び特定健康保険組合の見直しに係る所要の改正を行うもの

第 2 改正省令の主な内容 1 健康保険法施行規則 ( 大正 15 年内務省令第 36 号 以下 健保則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 1 条関係 ) ⑴ 食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額の減額の対象者に関する事項ア食事療養標準負担額の減額の対象者に 児童福祉法 ( 昭和 22 年法律第 164 号 ) 第 19 条の2 第 1 項に規定する指定小児慢性特定疾病医療支援を受ける同法第 6 条の2 第 2 項に規定する小児慢性特定疾病児童等 ( 以下 小児慢性特定疾病児童等 という ) 難病の患者に対する医療等に関する法律 ( 平成 26 年法律第 50 号 ) 第 5 条第 1 項に規定する指定特定医療を受ける同項に規定する指定難病の患者 ( 以下 指定難病患者 という ) を追加すること ( 健保則第 58 条関係 ) イ生活療養標準負担額の減額の対象者に 指定難病患者を追加すること ( 健保則第 62 条の3 関係 ) ⑵ 海外療養費に関する事項海外療養費の支給申請に当たって 旅券 航空券その他の海外に渡航した事実が確認できる書類の写し 保険者が海外療養の内容について当該海外療養を担当した者に照会することに関する当該海外療養を受けた者の同意書を添付書類として求めること ( 健保則第 66 条関係 ) ⑶ 傷病手当金及び出産手当金に関する事項ア傷病手当金の支給申請に当たって 傷病手当金の支給を始める日の属する月以前の直近の継続した 12 月以内の期間において 当該傷病手当金の支給を受けようとする被保険者に適用事業所の変更があった場合 ( 同一保険者内の変更に限る ) 又は健康保険組合 ( 以下 組合 という ) に合併 分割若しくは解散があった場合の届出を 添付書類として求めること ( 健保則第 84 条第 7 項関係 ) イ健康保険法第 104 条の規定により 被保険者 ( 任意継続被保険者を除く ) であった者がその資格を喪失した日以後に傷病手当金の支給を始める場合においては その資格を喪失した日の前日において当該被保険者であった者が属していた保険者等 ( 同法第 39 条第 1 項に規定する保険者等をいう 以下同じ ) により定められた標準報酬月額を平均の算定に用いること ( 健保則第 84 条の2 第 1 項関係 )

ウ組合の合併 分割又は解散により権利義務を承継した組合又は全国健康保険協会 ( 以下 協会 という ) は 当該合併 分割又は解散がある前の組合において定められた標準報酬月額についても平均の算定に用いること ( 健保則第 84 条の2 第 2 項から第 4 項まで関係 ) エ傷病手当金の支給を始める日の属する月以前の直近の継続した 12 月以内の期間において 任意継続被保険者期間が含まれるときは 当該期間の標準報酬月額についても平均の算定に用いること ( 健保則第 84 条の2 第 5 項関係 ) オ同一の保険者等において 同一の月に2 以上の標準報酬月額が定められた月があるときは 当該月において最後に定められた標準報酬月額を平均の算定に用いること ( 健保則第 84 条の2 第 6 項関係 ) カ傷病手当金の支給を受けている期間に別の疾病又は負傷及びこれにより発した疾病 ( 以下 疾病等 という ) につき傷病手当金の支給を受けることができるときは それぞれの疾病等に係る傷病手当金のいずれか多い額を支給すること ( 健保則第 84 条の2 第 7 項関係 ) キ出産手当金の支給申請及び支給額の算定方法について 上記アからオまでの規定を準用すること ( 健保則第 87 条第 3 項及び第 87 条の2 関係 ) ⑷ 保険者から支払基金等への事務の委託に関する事項ア保険者は 社会保険診療報酬支払基金に対して 保険給付のうち 療養費 出産育児一時金等の支給に関する事務を委託することができること ( 健保則第 159 条の7 関係 ) イ保険者が社会保障 税番号制度に基づき実施する事務のうち 支払基金等に対して委託できることができる事務の範囲を定めること ( 健保則第 159 条の8 及び第 159 条の9 関係 ) ⑸ 特定健康保険組合に関する事項特定健康保険組合の要件のうち 特例退職被保険者が将来にわたり相当数見込まれること 特例退職被保険者であるべき者の範囲を著しく制限しないことを削除し 特定健康保険組合の規約変更により特例退職被保険者の新規加入の制限を行えるようにすること ( 健保則第 163 条関係 ) 2 船員保険法施行規則 ( 昭和 15 年厚生省令第 5 号 以下 船保則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 2 条関係 ) ⑴ 海外療養費に関する事項上記 1の⑵と同様の改正を行うこと ( 船保則第 58 条関係 )

⑵ 傷病手当金及び出産手当金に関する事項ア傷病手当金の支給申請に当たって 傷病手当金の支給を始める日の属する月以前の直近の継続した 12 月以内の期間において 当該傷病手当金の支給を受けようとする被保険者に適用事業所の変更があった場合の届出を 添付書類として求めること ( 船保則第 69 条第 7 項関係 ) イ被保険者であった者がその資格を喪失した日以後に傷病手当金の支給を始める場合であって その資格を喪失した日が月の初日であるときは その資格を喪失した日の前日の属する月以前に定められた標準報酬月額を平均の算定に用いること ( 船保則第 69 条の2 第 1 項関係 ) ウ上記 1の⑶のエ オ及びカと同様の改正を行うこと ( 船保則第 69 条の 2 第 2 項から第 4 項まで関係 ) エ出産手当金に関して 疾病任意継続被保険者又は被保険者であった者が出産手当金の支給を受ける場合は 被保険者 ( 疾病任意継続被保険者を除く ) の資格を喪失した日の前日の属する月以前に定められた標準報酬月額を平均の算定に用いること このほか 出産手当金の支給申請及び支給額の算定方法については 上記 2の⑵のア及びウ (1の⑶のカに係る部分を除く ) の規定を準用すること ( 船保則第 79 条第 5 項及び第 79 条の2 関係 ) ⑶ 協会から支払基金等への事務の委託に関する事項上記 1の⑷と同様の改正を行うこと ( 船保則第 222 条から第 224 条まで関係 ) 3 国民健康保険法施行規則 ( 昭和 33 年厚生省令第 53 号 以下 国保則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 3 条関係 ) ⑴ 海外療養費に関する事項上記 1の⑵と同様の改正を行うこと ( 国保則第 27 条関係 ) ⑵ 保険者から支払基金等への事務の委託に関する事項上記 1の⑷のイと同様の改正を行うこと ( 国保則第 44 条の2 及び第 44 条の3 関係 ) ⑶ その他所要の規定の整理に関する事項 ( 国保則第 28 条の2 関係 ) 療養費支給申請書において 申請人の個人番号を選択的記載事項としたこと その他所要の規定の整理を行ったこと 4 高齢者の医療の確保に関する法律施行規則 ( 平成 19 年厚生労働省令第 129 号 以下 高確則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 4 条関係 ) ⑴ 食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額に関する事項

食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額の減額の対象者に 指定難病患者を追加すること ( 高確則第 35 条及び第 40 条関係 ) ⑵ 海外療養費に関する事項上記 1の⑵と同様の改正を行うこと ( 高確則第 47 条関係 ) ⑶ 後期高齢者医療広域連合から支払基金等への事務の委託に関する事項上記 1の⑷のイと同様の改正を行うこと ( 高確則第 120 条及び第 121 条関係 ) 第 3 改正告示の主な内容 1 健康保険の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額 ( 平成 8 年厚生省告示第 203 号 ) の一部改正 ( 改正告示第 1 条関係 ) ⑴ 食事療養標準負担額について 下表のとおりとしたこと D のいずれにも該当しない者 D のいずれにも該当しない小児慢性特定疾病児童等又は指定難病患者 食事療養標準負担額 1 食につき 460 円 ( ただし 平成 28 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日までの間においては 1 食につき 360 円 ) 1 食につき 260 円 D 低所得者 Ⅱ( 健康保険法施行令 ( 大過去 1 年間の入院期間が 90 日以内正 15 年勅令第 243 号 ) 第 42 条第 1 項第 5 号 同条第 3 項第 3 号又は同条第 4 項第 3 号に掲げる者に該当過去 1 年間の入院期間が 90 日超していることにつき保険者の認定を受けている者をいう 1の⑵において同じ ) 低所得者 Ⅰ( 健康保険法施行令第 42 条第 3 項第 4 号又は同条第 4 項第 4 号に掲げる者に該当していることにつき保険者の認定を受けている者をいう 1の⑵において同じ ) 1 食につき 210 円 1 食につき 160 円 1 食につき 100 円 ⑵ 生活療養標準負担額について 下表のとおりとしたこと なお 健保則第 62 条の3 第 4 号の規定による 病状の程度が重篤な者又は常時の若しくは集中的な医学的処置 手術その他の治療を要する者として厚生労働大臣が定める者 ( 以下 厚生労働大臣が定める者 という ) 及び指定難病患者以外の患者の生活療養標準負担額については 今回の改正告示による改正はないこと

< 指定難病患者又は厚生労働大臣が定める者の生活療養標準負担額 > 生活療養標準負担額 のいずれにも該当しない者厚生労働大臣が定める者 ( ) 1 日につき 0 円と 1 食につき 460 ( ただし 平成 28 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日までの間においては 1 日につ き 0 円と 1 食につき 360 円との合 計額 ) 指定難病患者 1 日につき 0 円と 1 食につき 260 低所得者 Ⅱ 過去 1 年間の入院期間が 90 日以内 1 日につき 0 円と 1 食につき 210 過去 1 年間の入院期間が 90 日超 1 日につき 0 円と 1 食につき 160 低所得者 Ⅰ 1 日につき 0 円と1 食につき 100 ( ) 厚生労働大臣が定める者については 健康保険法施行規則第六十二条の三第四号の規定に基づき厚生労働大臣が定める者 ( 平成 18 年厚生労働省告示第 488 号 ) に具体的な対象者が列記されており 現行では指定難病患者が含まれている 今回の改正省令により指定難病患者が健保則上に規定されたことに伴い 当該告示から指定難病患者を除く必要があるが 同告示の改正内容については 追って通知する 2 後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額 ( 平成 19 年厚生労働省告示第 395 号 ) の一部改正 ( 改正告示第 2 条関係 ) ⑴ 食事療養標準負担額について 下表のとおりとしたこと D Dのいずれにも該当しない者 Dのいずれにも該当しない指定難病患者低所得者 Ⅱ( 高齢者の医療の確保に過去 1 年間の入院期間が 90 日以内関する法律施行令 ( 平成 19 年政令第 318 号 以下 高確令 という ) 第 15 条第 1 項第 3 号又は同条第 2 項第 3 号に掲げる者に該当してい過去 1 年間の入院期間が 90 日超ることにつき後期高齢者医療広域連合の認定を受けている者をいう 2の⑵において同じ ) 低所得者 Ⅰ( 高確令第 15 条第 1 項第 4 号若しくは同条第 2 項第 4 号又は第 14 条第 7 項に掲げる者に該当していることにつき後期高齢者医療広域連合の認定を受けている者をいう 2の⑵において同じ ) 食事療養標準負担額 1 食につき 460 円 ( ただし 平成 28 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日までの間においては 1 食につき 360 円 ) 1 食につき 260 円 1 食につき 210 円 1 食につき 160 円 1 食につき 100 円

⑵ 生活療養標準負担額について 下表のとおりとしたこと なお 厚生労働大臣が定める者及び指定難病患者以外の患者の生活療養標準負担額については 今回の改正告示による改正はないこと < 指定難病患者又は厚生労働大臣が定める者の生活療養標準負担額 > 生活療養標準負担額 のいずれにも該当しない者厚生労働大臣が定める者 1 日につき 0 円と 1 食につき 460 ( ただし 平成 28 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日までの間においては 1 日につ き 0 円と1 食につき 360 円との合 計額 ) 指定難病患者 1 日につき 0 円と1 食につき 260 低所得者 Ⅱ 過去 1 年間の入院期間が 90 日以内 1 日につき 0 円と1 食につき 210 過去 1 年間の入院期間が 90 日超 1 日につき 0 円と1 食につき 160 低所得者 Ⅰ 1 日につき 0 円と1 食につき 100 3 経過措置 ( 改正告示附則第 3 項関係 ) 平成 28 年 3 月 31 日において 1 年以上継続して精神病床 ( 医療法 ( 昭和 23 年法律第 205 号 ) 第 7 条第 2 項第 1 号に規定する精神病床をいう ) に入院していた者であって 平成 28 年 4 月 1 日以後も引き続き医療機関に入院 ( 当該者が一の医療機関を退院した日において他の医療機関に入院する場合を含む ) する者については 当分の間 改正告示による改正前の告示の規定を適用すること 第 4 施行期日 平成 28 年 4 月 1 日から施行すること ただし 第 2 の 3 の ⑶ の改正は 公 布の日から施行すること