1. 投資におけるリスクとリターンって何? 2. リスクってどうやって計算するの? 3. 指数値のリターンとリスクの算出方法は? 4. リスクとリターンにはどのような関係があるの? 5. 主要な資産のリスクやリターンはどの程度あるの?
ターンリターンリ今日から使える リスクとリターン 投資におけるリスクとリターンって何? 投資におけるリターンとは 投資を行うことで得られる損益のことを指します 一方 リスクとは 収益であるリターンにどの程度ばらつきがあるかという尺度を示します ファンド Aのリターンの推移平均リターンからのばらつきこれがリスク~平均 ( 例 ) ファンド A 平均リターン 5% リスク ( 振れ幅 ) ±10% ファンド A のリターンは 平均リターン 5% から ±10% の範囲で推移する傾向があることを意味します 5%(5% 10%) +15%(5%+10%) 時間 上記は一般的な事項を説明するものであり すべてを説明しているものではありません 1
リスクってどうやって計算するの? リスクは標準偏差とも呼ばれており これを算出することでリスク度合いが確認できます エクセルで標準偏差 ( リスク ) を算出するケース 1 A B C D データ 平均からの差 平均からの乖離の2 乗 2 1-2.5 6.25 3 2-1.5 2.25 4 3-0.5 0.25 5 4 0.5 0.25 6 5 1.5 2.25 7 6 2.5 6.25 8 平均 分散 標準偏差 ( リスク ) 9 3.5 2.916667 1.707825 EXCEL 関数 =AVERAGE(A2:A7) =A7-A9 =B7*B7 =AVERAGE(C2:C7) =C9^(1/2) または STDEVP(A2:A7) 平均値 平均からの差 平均からの差の 2 乗 平均からの差の 2 乗の平均値 ( 分散 ) 2 乗すると分散になる値 ( 標準偏差 = リスク ) 上記は一般的な事項を説明するものであり すべてを説明しているものではありません 2
指数値のリターンとリスクの算出方法は? 下記でエクセルを使って日経平均株価のリスクとリターンを算出してみましょう 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 A 2015 年 3 月 2015 年 4 月 2015 年 5 月 2015 年 6 月 2015 年 7 月 2015 年 8 月 2015 年 9 月 2015 年 10 月 2015 年 11 月 2015 年 12 月 2016 年 1 月 2016 年 2 月 2016 年 3 月 2016 年 4 月 2016 年 5 月 2016 年 6 月 2016 年 7 月 2016 年 8 月 2016 年 9 月 2016 年 10 月 2016 年 11 月 2016 年 12 月 2017 年 1 月 2017 年 2 月 2017 年 3 月 B 日経平均株価 19,207 19,520 20,563 20,236 20,585 18,890 17,388 19,083 19,747 19,034 17,518 16,027 16,759 16,666 17,235 15,576 16,569 16,887 16,450 17,425 18,308 19,114 19,041 19,119 18,909 C 月間騰落率 1.6% 5.3% -1.6% 1.7% -8.2% -8.0% 9.7% 3.5% -3.6% -8.0% -8.5% 4.6% -0.6% 3.4% -9.6% 6.4% 1.9% -2.6% 5.9% 5.1% 4.4% -0.4% 0.4% -1.1% 年率リターン = (B26/B2)^(12/24)-1 = 0.8% 24 ヵ月間のリターンを年率換算 (12 ヵ月分 ) するために ^(12/24) で調整 年率リスク = STDEVP(C3:C26)*SQRT(12) = 18.5% STDEVP(C3:C26) で全期間の月次ベースの標準偏差を算出し さらに SQRT(12) を掛けることで年率のデータに調整 期間 :2015 年 3 月末 ~2017 年 3 月末 ( 月次 ) 出所 : ブルームバーグのデータをもとにアセットマネジメント One 作成 上記は過去の実績を示したものであり 将来の動向を示唆あるいは保証するものではありません またすべてを説明しているものではなく その実現性を保証するものではありません 3
リスクとリターンにはどのような関係があるの? 期待リターンがい資産ほどリスクがくなる傾向があり 期待リターンが低い資産ほどリスクが低くなる傾向がみられます リスクとリターンの関係 ( イメージ図 ) いリターンを目指す商品はリスクもくなる傾向があります 株式 ファンド A とファンド B の投資効率の比較 ファンド A ファンド B 1 平均リターンインカムリターン 2% 8% 2リスク 4% 10% ターン低低リ預貯金 債券 投資信託 リスク 3 投資効率 (1 2) 0.5 0.8 ファンド B の方がリスク ( 値動き ) 水準に対するリターンの値がいので 投資効率が良いということがいえます 上記は一般的な事項を説明するものであり すべてを説明しているものではありません 4
主要な資産のリスクやリターンはどの程度あるの? 主要な資産のリスクとリターンは右下の図の通りです リスク リターン分布図の見方 資産別リスク リターンの分布図 リスク リターン分布図を 4 つに分類した際には ローリスク ハイリターンの左上のゾーンが一番投資効率が良いといえます 20% ローリスクハイリターン ハイリスクハイリターン ターンローリスクハイリターン ハイリスクハイターン ローリスクハイリスクローリターンローリターン低低リスク世界 :MSCI ワールドインデックス 世界債券 : シティ世界国債インデックス新興国債券 :JPMorgan GBI-EM Global Diversified Composite 米国株式 :S&P500 種株価指数 日本株式 : 東証株価指数 (TOPIX) 米国債券 : シティ世界国債インデックス ( アメリカ ) 日本債券 :NOMURA-BPI 総合 グローバル REIT:S&P グローバルREIT 世界株式 世界債券 新興国債券 米国株式 米国債券は米ドルベース 日本株式 日本債券は円ベース リ率リターン日本債券年低 15% 10% 5% 世界株式 ローリスク新興国債券ハイリスクローリターン新興国株式ローリターン米国債券 0% 0% 5% 10% 15% 20% 低 年率リスク 米国株式 グローバル REIT 日本株式 期間 :2012 年 3 月末 ~2017 年 3 月末 ( 月次 ) 年率リスクは月次リターンの標準偏差を年率換算したものであり 平均的なリターンからどの程度値動きがかい離するか 値動きの振れ幅の度合いを示しています 年率リターンは月次リターンを年率換算したものです 出所 : ブルームバーグのデータをもとにアセットマネジメント One 作成 上記は過去の実績を示したものであり 将来の動向を示唆あるいは保証するものではありません またすべてを説明しているものではなく その実現性を保証するものではありません 5
MEMO
投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項 投資信託に係るリスクについて 投資信託は 株式 債券および不動産投資信託証券 ( リート ) などの値動きのある有価証券等 ( 外貨建資産には為替リスクもあります ) に投資をしますので 市場環境 組入有価証券の発行者に係る信用状況等の変化により基準価額は変動します このため 投資者の皆さまの投資元本は保証されているものではなく 基準価額の下落により 損失を被り 投資元本を割り込むことがあります ファンドの運用による損益はすべて投資者の皆さまに帰属します また 投資信託は預貯金とは異なります 投資信託に係る費用について [ ご投資いただくお客さまには以下の費用をご負担いただきます ] お客さまが直接的に負担する費用購入時手数料 : 上限 4.104%( 税込 ) 換金時手数料 : 換金の価額の水準等により変動する場合があるため あらかじめ上限の料率等を示すことができません 信託財産留保額 : 上限 0.5% お客さまが信託財産で間接的に負担する費用運用管理費用 ( 信託報酬 ): 上限年率 2.6824%( 税込 ) 上記は基本的な料率の状況を示したものであり 成功報酬制を採用するファンドについては 成功報酬額の加算によってご負担いただく費用が上記の上限を超過する場合があります 成功報酬額は基準価額の水準等により変動するため あらかじめ上限の額等を示すことができません その他費用 手数料 : 上記以外に保有期間等に応じてご負担いただく費用があります 投資信託説明書 ( 交付目論見書 ) 等でご確認ください その他費用 手数料については定期的に見直されるものや売買条件等により異なるため あらかじめ当該費用 ( 上限額等を含む ) を表示することはできません 手数料等の合計額については 購入金額や保有期間等に応じて異なりますので あらかじめ表示することはできません 上記に記載しているリスクや費用項目につきましては 一般的な投資信託を想定しております 費用の料率につきましては アセットマネジメントOne 株式会社が運用するすべての投資信託のうち 徴収するそれぞれの費用における最の料率を記載しております 投資信託は 個別の投資信託ごとに投資対象資産の種類や投資制限 取引市場 投資対象国が異なることから リスクの内容や性質 費用が異なります 投資信託をお申し込みの際は 販売会社から投資信託説明書 ( 交付目論見書 ) をあらかじめ または同時にお渡ししますので 必ずお受け取りになり 内容をよくお読みいただきご確認のうえ お客さまご自身が投資に関してご判断ください 税法が改正された場合等には 税込手数料等が変更となることがあります (2017 年 3 月末現在 ) 商号等 : アセットマネジメントOne 株式会社金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 324 号加入協会 : 一般社団法人投資信託協会一般社団法人日本投資顧問業協会 ご注意事項 当資料は アセットマネジメント One 株式会社が作成したものです 当資料は 情報提供を目的とするものであり 投資家に対する投資勧誘を目的とするものではありません 当資料は アセットマネジメント One 株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しておりますが その内容の完全性 正確性について 同社が保証するものではありません また掲載データは過去の実績であり 将来の運用成果を保証するものではありません 当資料における内容は作成時点のものであり 今後予告なく変更される場合があります 投資信託は 1. 預金等や保険契約ではありません また 預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象ではありません 加えて 証券会社を通して購入していない場合には投資者保護基金の対象ではありません 2. 購入金額について元本保証および利回り保証のいずれもありません 3. 投資した資産の価値が減少して購入金額を下回る場合がありますが これによる損失は購入者が負担することとなります 照会先 アセットマネジメント One 株式会社 コールセンター 0120-104-694 ( 受付時間 : 営業日の午前 9 時 ~ 午後 5 時 ) ホームページアドレス http://www.am-one.co.jp/ 170428JSFⅡ1