Microsoft Word 事業報告書 H28

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2018 年度 ( 平成 30 年度 ) 事業計画 目次 総論 1 各論 Ⅰ 公益目的事業第 1 章相談 助言 2 1 海外の送出機関 本邦の監理団体 実習実施者及びその他関係機関への相談 助言 (1) 海外の送出機関等との相談等の実施 (2) 監理団体 実習実施者に対する相談等の支援 (3) 不適

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特定監理団体認定申請前の事前準備について 監理団体が特定監理団体の認定申請を行うにあたり 監理団体の状況に応じ 以下の手続等も行う必要がある場合がありますので ご留意ください 1 団体の定款への事業の位置付け外国人建設就労者受入事業は技能実習制度とは別の制度であり 監理団体が本事業を活用する場合 定

外国人建設就労者受入事業の運用状況について

外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律案に対する附帯決議

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(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁とカンボジア王国労働職業訓練省との間の在留資格 特定技能 を有する外国人に係る制度の適正な運用のための情報連携の基本的枠組みに関する協力覚書 ( 仮訳 ) 日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁 ( 以下 日本の省庁 と総称する ) 並びにカンボジア王国

(2) 航空分野技能評価試験 ( 仮称 )( 航空機整備 ) ( 運用方針 3(1) イの試験区分 ) ア技能水準及び評価方法 ( 技能水準 ) 当該試験は 整備の基本技術を有し 国家資格整備士等の指導 監督の下 機体や装備品等の整備業務のうち基礎的な作業 ( 簡単な点検や交換作業等 ) ができるレ

スライド 1

課題「シラバス分析」に関する講評

技能実習生の支援 保護 1 1. 技能実習生への相談対応 母国語相談 として 曜日を決めて主要な言語により 電話 メール等で相談対応を実施 また 地方事務所 支所においても 電話又は来所による相談対応を実施 ( 平日 9:00~17:00) 地方事務所 支所の担当区域及び所在地等は P32 参照 母

経済連携協定に基づく外国人看護師候補者・介護福祉士候補者の受入れ

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日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁とフィリピン共和国労働雇用省との間の在留資格 特定技能 を有する外国人に係る制度の適正な運用のための基本的連携枠組みに関する協力覚書 ( 仮訳 ) 日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁 ( 以下 日本の省庁 と総称する ) 並びにフィリピン共和国労働雇

外国人技能実習制度とは 技能実習制度は 国際貢献のため 開発途上国の外国人を日本で一定期間 ( 最長 3 年間 ) に限り受入れ OJT を通じて技能を移転する制度です ( 平成 5 年に制度創設 ) 技能実習生の帰国後の産業の発展への貢献だけでなく 我が国の実習実施機関等にとっては 外国企業との関

企業と外国人留学生を結び付ける 出会いと理解 推進事業 外国人採用に関するアンケート調査報告書 平成 25 年 6 月 特定非営利活動法人人材育成センター

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2018 年度事業計画書 Ⅰ 基本方針 1. 健康関連分野を取り巻く環境と直近の動向 健康医療分野が政府の日本再興戦略の重点分野に位置づけられ 健康 医療戦略が策定されるなど 予防や健康管理 生活支援サービスの充実 医療 介護技術の進化などにより 成長分野としてマーケットは大きく拡大することが期待さ

(2) 特定機関からの報告の受理及び聴取に関すること (3) 特定機関に対する監査に関すること (4) 外国人家事支援人材の保護に関すること (5) 特定機関において外国人家事支援人材の雇用の継続が不可能となった場合の措置に関すること (6) その他 本事業の適正かつ確実な実施のために必要なこと 3

第三者評価結果表 施設名救護施設下関梅花園 評価対象 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 評価項目 a b c Na 判断の理由 1 理念 基本方針 (1) 理念 基本方針が確立されている 1 理念が明文化されている 理念は明文化され 法人の中長期計画や事業団ホームページ上にも記 載されており その内

新たな外国人材受入れ制度の検討経緯及び概要 平成 30 年 7 月 12 日 経済産業省 製造産業局 今年 2 月 20 日の経済財政諮問会議において 総理から以下の指示 安倍政権として いわゆる移民政策をとる考えはありません この点は堅持します 他方で 5 年間のアベノミクスによって 有効求人倍率

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外国人建設就労者受入事業 適正監理計画の作成時の留意事項について 国土交通省 土地 建設産業局建設市場整備課

財団法人国際研修協力機構 2011年度(平成23年度)事業計画

4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

平成18年度標準調査票

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱


Ⅲ コース等で区分した雇用管理を行うに当たって留意すべき事項 ( 指針 3) コース別雇用管理 とは?? 雇用する労働者について 労働者の職種 資格等に基づき複数のコースを設定し コースごとに異なる配置 昇進 教育訓練等の雇用管理を行うシステムをいいます ( 例 ) 総合職や一般職等のコースを設定し

「外国人技能実習制度の御案内」

官・総クリア版

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自己点検・評価表

一般社団法人送電線建設技術研究会関西支部社会保険等の加入促進計画 1. はじめに 平成 27 年 4 月 24 日制定 建設産業においては 健康保険 厚生年金保険及び雇用保険 ( 以下 社会保険等 という ) の 1 法定福利費を適正に負担しない企業が存在し 技能労働者の医療 年金など いざというと

目 次 はじめに 1 技能実習生 研修生の入国 在留者数 (1) 新規入国者数 1 (2) 在留者数 2 2 技能実習生の行方不明者数等 (1) 不法在留者数 3 (2) 技能実習 2 号の行方不明者数 4 3 行方不明者の発生を防止するために (1) 送出し機関の選定と信頼関係の構築 5 (2)

Copyright 2019 Pasona Inc. All Right Reserved. 国際化促進インターンシップ事業と 高度外国人材 ( 国内留学生 ) の日本での就職について 2019 年 2 月 28 日 株式会社パソナ官公庁事業部国際化促進インターンシップ事業プロジェクト長岡田崇

イ -3 ( 法令等へ抵触するおそれが高い分野の法令遵守 ) サービスの態様に応じて 抵触のおそれが高い法令 ( 業法 税法 著作権法等 ) を特に明示して遵守させること イ -4 ( 公序良俗違反行為の禁止 ) 公序良俗に反する行為を禁止すること イ利用規約等 利用規約 / 契約書 イ -5 (

平成27年度事業計画書

Ⅲ 第 43 期監査報告書等 監査報告書 私たち監事は 平成 27 年 9 月 1 日から平成 28 年 8 月 31 日までの第 43 期事業年度にお ける理事の職務の執行を監査いたしました その方法及び結果につき以下のとおり報告い たします 1. 監査の方法及びその内容私たち監事は 理事及び使用

個人情報保護規定

チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

02-1大使館説明資料JP(特定技能説明会)

( 別紙 ) 施工体制台帳に係る書類の提出に関する実施要領 1 目的公共の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 平成 12 年法律第 127 号 ) 及び建設業法 ( 昭和 24 年法律第 100 号 ) に基づく適正な施工体制の確保等を図るため 発注者から直接建設を請け負った建設業者は 施工

て 労働者派遣契約書に休業手当等の支払いに要する費用を確保するための費用負担等に関する事項を記載していないもの (1 派遣元事業所 ) ウ派遣料金額の明示派遣労働者に対して 書面の交付 ファクシミリを利用してする送信又は電子メールの送信の方法により労働者派遣に関する料金の額を明示していないもの (5

分野における高度な知識 技術に触れながら実務能力を高めることは 課題解決 探求能力 実行力といった 社会人基礎力 や 基礎的 汎用的能力 などの社会人として必要な能力を高め 自主的に考え行動できる人材の育成にもつながる また 企業等の現場において独創的な技術やノウハウ等がもたらすダイナミズムを目の当

第3章 指導・監査等の実施

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共通事項 1 キャリアアップ 管理者情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 印 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 奨励金対象労働者数 ( 全労働者数 ) 9 企業規模 ( 該当

平成22 年 11月 15日

特定の分野に係る特定技能外国人受入れに関する運用要領 - 宿泊分野の基準について - 平成 31 年 3 月 法務省 国土交通省編 ( 制定履歴 ) 平成 31 年 3 月 20 日公表 法務大臣は, 出入国管理及び難民認定法 ( 昭和 26 年政令第 319 号 以下 法 という ) 第 2 条の

OB140418大森法人ニュースVol 月_PDF納品用

広報資料 平成 29 年 3 月 入国管理局 平成 28 年の 不正行為 について 入国管理局においては, 研修 技能実習に関して不適正な行為を行った機関に対し, 不正行為 を行ったと認められる旨を通知し, 当該 不正行為 が研修 技能実習の適正な実施を妨げるものであった機関について, 不正行為 が

平成 29 年度定期監査 ( 第 1 回 ) の結果報告に基づき講じた措置内容等 墨田区長 監査委員意見について 監 査 結 果 の 内 容 措 置 内 容 (1) 事務処理の適正化について今回の監査では指摘事項に該当する事例はなかったものの 指導 注意事項の事例については これまでの重ねての指摘に

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

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平成 31 年度予算案 の概要について 平成 30 年 12 月 人材開発統括官

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特定個人情報の取扱いの対応について

検定 2 級又は 3 級の課題を基に 熟練技能者をインストラクターとした実技指導を行います 実施時期 : 平成 31 年 6 月から平成 32 年 2 月まで 実施 ( 予定 ) 職種 : 園芸装飾 フラワー装飾など (3) 熟練技能者の派遣によるものづくり体験教室の実施ものづくりマイスターの対象に

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

安全管理規程

基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

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制定 : 平成 24 年 5 月 30 日平成 23 年度第 4 回理事会決議施行 : 平成 24 年 6 月 1 日 個人情報管理規程 ( 定款第 65 条第 2 項 ) 制定平成 24 年 5 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 定款第 66 条第 2 項の規定に基づき 公益社団法

働き方改革推進の基本方針 平成 29 年 9 月 22 日 一般社団法人日本建設業連合会 政府は 平成 29 年 3 月 28 日に 働き方改革実行計画 を策定した 本計画では 同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善 賃金引上げと労働生産性向上 罰則付き時間外労働の上限規制の導入など長時間労働の是

岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

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また 営業秘密の取扱いについても 社内の規程を整備することが秘密情報の流出時に法的保護を受ける上で重要であることから 今回の職務発明規程の整備に併せて 同期間 IN PITでは 営業秘密管理規程を含む企業の秘密情報管理体制の構築に関する情報提供や周知活動も積極的に行っていきます ( 本発表資料のお問

調査結果のポイント 従業員採用状況について 平成 28 年度 (H28.4 ~ H29.3) は 計画どおり もしくは計画より多く採用した と回答した企業が69% 採用計画について 29 年度 (H29.4 ~ H30.3) は 28 年度実績と比較し 増やす と回答した企業と 減らす と回答した企

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【日証協】マイナンバー利活用推進小委員会提出資料

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啓発事業推進 会員サービス関係事業 1. 高年齢者雇用優良事業所 障害者雇用優良事業所 永年勤続障害者の表彰を行う 10 月 2. 推進委員会を開催し 協会事業の企画運営に関する検討 協議を行うとともに 委員相互の交流研鑽を図り 協会の円滑な運営に努める 7 月 10 月 3. 会員企業の雇用の安定

MR通信H22年1月号

いる 〇また 障害者の権利に関する条約 においては 障害に基づくあらゆる差別を禁止するものとされている 〇一方 成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度 ( いわゆる欠格条項 ) については いわゆるノーマライゼーションやソーシャルインクルージョン ( 社会的包摂 ) を基本理念とする成年

プレゼンテーションタイトル

Microsoft Word - 平成27年度 自己評価委員会報告書

広報資料 平成 30 年 2 月 入国管理局 平成 29 年の 不正行為 について 入国管理局においては, 研修 技能実習に関して不適正な行為を行った機関に対し, 不正行為 を行ったと認められる旨を通知し, 当該 不正行為 が研修 技能実習の適正な実施を妨げるものであった機関について, 不正行為 が

審査の品質管理において取り組むべき事項 ( 平成 27 年度 ) 平成 27 年 4 月 28 日 特許庁 特許 Ⅰ. 質の高い審査を実現するための方針 手続 体制の整備 審査の質を向上させるためには 審査体制の充実が欠かせません そこで 審査の効率性を考慮しつつ 主要国と遜色のない審査実施体制の確

劇場演出空間技術協会 個人情報保護規程

第3節 重点的な取り組み

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2016年度 事業計画書(第一次補正)

504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における

特定個人情報の取扱いの対応について

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

. 実施方法 公表学校関係者評価の実施については 平成 8 年度に行われた 自己点検評価 を学校関係者評価委員の皆さまにご確認いただき 自己点検評価の各項目に対するご意見と評価を取りまとめました また 評価結果については 今後の各校における教育活動や学生指導等 学校運営の改善に活かすとともに教育水準

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

入国管理及び難民認定法 ( 昭和 26 年政令第 319 号 以下 入管法 という ) 別表第 1の5の表の下欄の規定に基づき指定した活動であって 当該指定において特定された受入機関との契約に基づき かつ 特定された事業所において調理に関する技能を要する日本料理の調理に係る業務に従事するものをいう

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利用目的と共同利用

Transcription:

事業報告 ( 平成 28 年 4 月 1 日 ~ 平成 29 年 3 月 31 日 ) 公益財団法人国際労務管理財団は 平成 5 年 (1993 年 ) の事業開始以来 20 年余を経過し 国際交流を図る為 人材交流 文化交流等 広い分野にも 財団の国際協力 国際貢献に関し着実に実績を積み重ねてきている 一方 外国人技能実習生受入れに関する監理活動については 技能実習生への不利益な取扱いが行われることの無いよう 制度の趣旨に沿った適切な対応に努めた また 建設分野の技能実習修了者が 技能実習の後 再入国又は在留資格変更を行い 受入れ企業との雇用関係の下で建設業務に従事する建設就労者受入事業についても 特定監理団体としての活動を積極的に実施した 財団の体制の整備については 昨年度に引き続き 組織 運営の見直しを行うとともに 一層の合理化 適正化に努め 財団の機能の活性化に努めた 1. 国際交流等事業 ( 公益目的事業 1) (1) 海外における労働事情 企業の海外進出 経済動向等に関する調査研究 1 中華人民共和国 中国内陸部への企業の海外進出時の問題点等の把握を行った 2 ベトナム社会主義共和国 平成 28 年 9 月 6 日から9 月 10 日 及び11 月 22 日から11 月 26 日に ベトナム首都ハノイを訪れ ベトナムの経済 労働事情について 企業関係者と意見交換をし 最新の状況把握に努めた 特に 所得水準及び物価水準の動向の状況 地域的な産業分野の変化の状況 勤労者の勤労観の変化等について現地調査を行った ( 参加者 5 名 ) 企業の要望に応じ 企業のベトナム進出に関して現地の雇用 教育等に関する調査を行い ホームページその他で適宜情報を提供した 3 その他の地域 モンゴルについては 送出し機関との意見交換を通し 直近の経済情勢等の把握を行った 平成 28 年 7 月 5 日から7 月 9 日にインドネシア共和国 平成 28 年 8 月 14 日から 19 日にミャンマーを訪問し 政府及びに企業関係者と意見交換 情報収集を行い 最新の経済状況等について現地調査を行った (2) セミナーの開催中小企業をはじめとする国内企業の海外進出等の国際化を支援するため 調査研究事業等で得た情報をもとに 海外進出企業及び進出を希望する企業等を対象に 平成 28 年 4 月より 同年 9 月まで あいおいニッセイ同和損保との共催で 神奈川県厚木市を皮切りに 東北 北信越 中部 四国 九州等全国 12カ所でセミナーを開催し 総計 157 社 285 名の参加を得た

(3) 人材交流事業 1 日本とベトナムとの広範な戦略的パートナーシップの強化の一環として 平成 28 年 4 月 28 日 ベトナムハノイに於いて日越教育 スポーツ 育成交流会を 平成 28 年 4 月 29 日 ベトナムダナンに於いて日越スポーツ交流会を開催した スポーツ健康づくり 教育 人事育成の分野で ベトナムの青少年やスポーツ関係との交流を深めた 2 代々木公園で開催されたベトナムフェスティバル2016に出展を実施した 3ベトナムハティン省キーアイン郡キフ小中学校に浄水装置一機を寄贈した 2. 外国人技能実習生受入れ事業 ( 公益目的事業 2) JITCOの支援を受けつつ 技能 技術の修得を目的とする外国人技能実習生の受入れを積極的かつ適正に実施した (1) 新技能実習制度への対応新制度への移行は次年度となったが 関係政省令が公布されたことを受け 新技能実習制度説明会の機会を利用し 監理団体許可 技能実習計画認定優良団体の取扱等 制度の詳細把握に努めた (2) 監理 指導の強化 JITCO 国際部との連携を図り 関係国送出し機関についての情報収集に当たるとともに 同財団の出入国部及び能力開発部との情報交換を行い 関係法令 技能実習 移行職種の作業内容等の知識を深め 技能実習の趣旨に即した適正な技能実習計画の策定及び監理 指導の強化を図った (3) 送出し国関連情報の収集ベトナムについて 各種調査の機会を利用して 送出し機関の送出し業務に係る各種情報の収集を行った 中国についても 煙台市政府関係者との情報交換時に 内陸部の送出し機関等の情報把握に努めた モンゴル インドネシア タイ フィリピン及びカンボジアについても 送出し機関等の情報収集に努めた (4) 事前講習及び講習の強化技能実習制度の趣旨に沿った適切な入国直後の講習の実施の確保に努めるとともに 日本語教育についても教材を当財団独自で開発して使用するなど 効果的な教育に努めた また 実習実施機関における技能実習生の実習状況を送出し国及び六甲山研修センターにフィードバックし 入国前講習及び日本での集合講習に適切に反映されるように配慮した 具体的には 実習実施機関で発生したトラブル及び好事例を迅速に送出し機関 及び六甲山研修センターに伝達して 配属前に技能実習生にトラブル防止等の注意喚起をするとともに 技能実習生の技能修得への意欲を高めるため現実的な成

功例を示した 更に 入国前講習機関教師と六甲山研修センター教師との間にて技能実習生の学習上の問題等情報の交換を密にし きめ細かな対応を実施した より日本語能力を必要とする職種等 実習実施機関の要望を踏まえて 日本語教育特別プログラムを送出し機関へ提案し 具体化に努めた (5) 送出し機関との協力体制強化 送出し機関との協力 交流を次のとおり実施した < 中国送出し機関 > ア. 威海方正国際合作有限公司平成 28 年 12 月 同社総経理等が来日し 受け入れ企業視察及び財団との業務打ち合わせを行った 平成 28 年 7 月 平成 29 年 3 月 同社駐日代表と共に 実習実施機関を訪問し 現状確認を行った イ. 煙台国際経済技術合作集団有限公司 平成 28 年 6 月 平成 29 年 3 月同社会長等が来日し 財団との業務打ち合わ せを行った ウ. 煙台華天 た 平成 29 年 2 月 同社職員と共に 実習実施機関を訪問し 現状確認を行っ エ. 威海立派 平成 28 年 11 月 同社社長以下 3 名と共に 実習実施機関を訪問し 現状 確認を行った < ベトナム送出し機関 > ア.TMS 平成 28 年 6 月 同社会長等が来日し 財団との業務打ち合わせを行った イ.IIG 平成年 10 月 同社副社長が来日し 財団との業務打ち合わせを行った ウ.JVNET 平成 28 年 11 月 同社副社長等が来日し 財団との業務打ち合わせを行った エ.EMICO 平成 28 年 6 月 同社社員と共に 実習実施機関を訪問し 現状確認を行いまた財

団との業務打ち合わせを行った オ. SAOVIET 平成 28 年 11 月 同社職員等が来日し 財団との業務打ち合わせを行った 平成 29 年 3 月 同社日本所長と共に 実習実施機関を訪問し 現状確認を行った カ. TTLC 平成 28 年 5 月 6 月 平成 29 年 2 月 同社会長と社員等が来日し 財団との業務打ち合わせを行った キ. VIETCOM 平成 28 年 5 月 同社副社長 職員等が来日し 財団との業務打ち合わせを行った ク.SOVILACO 平成 28 年 9 月 平成 29 年 2 月 同社会長 社長等が来日し 財団との業務打ち 合わせを行った <ミャンマー送出し機関 > ア.ARIMA TECH 平成 28 年 10 月 同社社長等が来日し 財団との業務打ち合わせを行った < モンゴル送出し機関 > ア.T&DC 平成 29 年 1 月 同社社長等が来日し 財団との業務打ち合わせを行った 平成 28 年 10 月本部会議室に於いて ベトナム送出し機関駐在員会議を開催した 同会議には 7 機関の駐在員の出席があり 日本での監理上の問題及び技能実習生の 送り出しに係る業務上の留意点について意見交換を行った 財団役職員の渡航時における送出し機関との打ち合わせを随時実施し 送出し機関 との関係を強化した (6) 実習実施機関に対する監査の強化役職員による監査を 適正に実施するとともに 技能実習の実施に関し 労働基準法 労働安全衛生法等 法令の違反などがないよう実習実施機関の理解と協力を促した 特に 時間外労働の適正化及び定期健康診断の実施について重点的に指導した (7) 技能実習中の技術や言語の修得状況の把握及び技能実習修了者の帰国後就業状況等の 調査 技能実習中における技術や言語の修得状況を定期的に調査 把握して 実習効果の

向上を図った また 技能実習修了者の帰国後就業状況等について 就業情報等の調査など技術 技能が円滑に活用されているか確認するなどのフォローアップに努めるとともに 今後の技能実習制度への活用に努めた (8) 技能実習生の日本語能力の向上技能実習の円滑な実施には 日本語による意思の疎通が重要であることから 入国後の講習後も日本語教育の充実を図るため 引き続き日本語の通信教育を実施するとともに 継続的な日本語能力試験の受験支援を行った 平成 28 年 5 月にIPM 作文コンクールを開催し 応募作品の中から最優秀賞 優秀賞 IPM 賞を選考し 4 名を表彰した 平成 28 年は7 月及び12 月実施の日本語能力試験において N2 合格者が8 名 N3 合格者 34 名 N4 合格者 7 名であった (9) 適切な技能実習候補生の選抜等 送出し機関による適切な技能実習候補生の選抜を確保するとともに 事前教育にお ける日本語教育の強化及び日本の法律等についての指導の徹底を図った (10) 技能実習生の失踪防止対策技能実習生の失踪防止対策については 日頃の監査等に際して 実習状況の把握に努めるとともに 受入れ企業及び送出し機関の理解と協力を得て 実習生の失踪が生じないよう指導した 本年度は17 名の失踪者が発生したことを受け 関連の各送出し機関に訪問指導の強化を依頼するとともに 問題点の把握及び迅速な対応に努めた (11) 送出し国の多様化フィリピン インドネシア タイ等の東南アジア地域各国を中心に JITCOと連携して 送出し国の多様化のために必要とされる基本情報 送出し機関情報の把握に努めた (12) 技能実習制度の普及の強化 外国人技能実習制度の趣旨の徹底 介護業務に関する中間とりまとめの周知及びこ れに係る当財団の活動等について 普及活動に注力した 1 企業等への文書及び訪問による普及活動を実施した このため必要とされるホームページ パンフレット等の普及ツールについて刷新を行うとともにホームページでの情報発信を行った 2 普及活動の手法を研究し 改善を図るとともに 役職員の普及活動能力の一層の 改善 向上に努めた

3 外国人技能実習生受入れについての説明会 セミナー等を開催し 外国人技能実 習制度の普及を推進した 4 広報誌 I.P.M. ニュース 発行等の広報活動事業を通じて 外国人技能実習制 度の普及を図った 3. 建設就労者受入事業の実施建設分野技能実習修了者が 受入建設企業との雇用契約に基づき建設特定活動に従事する建設就労者の受入れに係る特定監理団体としての監理業務を実施した (1) 受入建設企業に対する監査の実施受入建設企業に対する定期の監査を確実に実施し 必要に応じ受入建設企業への訪問や外国人建設就労者に対する面談等を実施し 適切な管理を行った 特に 雇入れ時の健康診断の実施について重点的に指導した (2) 定期的な就労状況の確認 1 か月に少なくとも 1 回 必ず受入建設企業を訪問し 外国人建設就労者の就労状 況の確認を行った (3) 相談体制の構築 外国人建設就労者の母国語での相談に対応できる職員を配置し 外国人建設就労者から の相談に対応する措置を講じた (4) 調査等への協力 国土交通省の委託を受けた一般財団法人国際建設技能振興機構 (FITS) による特定監理団 体及び受入予定及び受入れ中の建設企業に対する巡回指導に協力した 4. 職業紹介事業の実施 無料職業紹介事業の充実を図るとともに 公正な採用選考を行うため採用企業に現地での 採用面接に参加を促すなど協力を求めた 5. 管理部門 (1) 広報活動 1 当財団の事業に関する 広報誌 I.P.M. ニュース を4 回発行した 本年度は 当財団と企業に双方向性のある情報 外国人の採用に係る情報も加え 賛助会員や広く一般に対して有益な情報誌となるよう質の向上に努めた また ホームページを活用し 情報を迅速に提供した 2 当財団の刊行物を活用し 賛助会員や広く一般に対して 外国人との付き合い方に ついての情報を提供した

(2) 技能実習制度の変更等に係る職員研修の実施 外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律 による外国人技能実習制度の大幅改正 及びその後の関係政省令の制定 外国人建設就労者受入事業の実施等 技能実習生等の生活意識の変化等に適切に対応して往くため コンプライアンス 情報セキュリティ 等も含め計画的に職員研修等を実施し 財団職員の知識 能力の向上に努めた (3) 組織体制の強化 各事務所の適正な職員配置に向けた対応を行い 体制整備を図った

(2) 事業報告の附属明細書 特に 記すべきことはありません