す息の入ったふくろ ( ア ) と, まわりにある吸う空気を入れたふく せつかいすいろ ( イ ) それぞれに, 石灰水を入れ, よくふりまぜました 結果 せつかいすい はいた息を入れたほうの石灰水は白く にごった す 吸う空気を入れたほうは, あまりにご らなかった この実験から, 次のことがいえます そはく空気には二酸化炭素が多くふくまれ ている - 1/29 -
実験からわかったことは次の通りです ここでしっかりおぼえておきましよう す人のはく空気には, 吸う空気に比べて, 二 そ酸化炭素が多くふくまれている - 2/29 -
口や鼻から入った空気は, どのようになるのだろうか ロや鼻から入った空気は, 気管を 通って, はい肺 の中の細かく枝分かれし た管の先のふくろに送りこまれる この小さいふくろのまわりを, 毛細血管がとりまいている - 3/29 -
ふくろに送りこまれた空気は, どうなるのでしょうか すはい 吸った空気は気管を通って肺の そ小さなふくろに送りこまれ, 酸素 はふくろのまわりをとりまいてい る血液に取り入れられる そ 反対に, 血液中の二酸化炭素が だふくろの中に出されて, はき出す だ空気に混じってからだの外に出さ れる - 4/29 -
はい肺の内側の表面積について考えよう はいもし,1つの肺が1つのふくろからできて はいいたら, 肺の内側の表面積は, 図 1の水色の はい大きさになります しかし, 実際の肺には, 左右合わせると約 7 億個ものふくろがあり, その表面積は, 70~100m2, だいたいテニ スコートー面分にもなるといわれています 小さなふくろの表面は毛細血管でとりまか そそれていて, そこで酸素と二酸化炭素を交かん しています したがって, ふくろの表面積が そ広ければ広いほど, たくさんの酸素と二酸化 そ炭素の交かんができることになります - 5/29 -
下の絵のように, ウサギを飼育かごごとポリエチレンのふくろに 入れ, ロをとじました その5 分後, 気体採取器と気体検知管を使っ そそて中の空気を取り, 酸素と二酸化炭素の量を調べ, 外の空気と比べま した 結果 ウサギを入れたあとの空気は, 酸 そそ素の量が滅って, 二酸化炭素の量が 増えていた この実験から, ウサギは人間と同 そじように, 酸素を取り入れて, 二酸 そだ化炭素をはき出していることがわか る - 6/29 -
こきゆうウサギの呼吸についての実験から, 次のようにいえます しっかりおぼえましよう こきゆうウサギをはじめ, ほかの動物たちも人間と同じように呼吸をして そそだこきゆういる 酸素を取り入れ, 二酸化炭素をはき出しているという呼吸の しくみも, 人間とほとんど同じである - 7/29 -
こきゆう水中で生活する動物は, どのように呼吸をしているのだろう キンギョやメダカの口やえらぶたの 動きを観察してみましょう キンギョが口をパクパクしているの は, どうしてだろう エアポンプは何のためにあるのだろ う こきゆう 魚はからだのどの部分で呼吸をして いるのだろう - 8/29 -
と魚は, えらを使って水中に溶けている そ酸素を取り入れ, からだの中の二酸化炭 そだ素を水中に出している - 9/29 -
こきゆう水中で生活する動物の呼吸についてまとめました こきゆう魚は, えらで呼吸をしています え らは, くしのように分かれていて, 中にはたくさんの毛細血管が通って います 魚は, 口から入れた水がえらを通 そるときに, 水中にとけている酸素を そ取り入れ, からだの中の二酸化炭素 だを水中にはき出します - 10/29 -
こきゆう 人間やウサギ, 魚といった動物は, 呼吸によってそそ空気中や水中から酸素を取り入れ, 二酸化炭素をはき出している はいこきゆう 人間やウサギなどは肺で, 魚はえらで呼吸をする - 11/29 -
ごはんの中のでんぷんが, だ液によって変わるでしょうか ごはんをよくすりつぶして, 左の 図のように, アにだ液と水, イに水 だけを加えて, よく混ぜ合わせまし た そして,2 つとも約 40 度のお湯 に入れてしばらくあたためてから, それぞれにヨウ素液を入れました ヨウ素液を入れてから色が変わっ たのは, イの試験管である このこ とから, アではだ液がでんぷんをほ かのものに変えたことがわかる - 12/29 -
だ液は, ロの中でごはんなどにふくまれているでんぷんを, ほ かのものに変えるはたらきがある きゆうしゆう これは, でんぷんをからだの中に吸収しやすいものにするため である - 13/29 -
食物は, 図のようにからだの中を通り. 消化されます. だ液のように, 食物をからだに吸 おさむ収されやすいものに変えるはたらき を, 消化という 消化は, 胃や小腸でも行われる 口から出るだ液, 胃から出る胃液, 腸から出る腸液などを消化液という 食物の通り道は, 口からこう門ま でひと続きの管になっている これ を消化管という - 14/29 -
胃や小腸などの名前や食物が消化管を通る順番をおぼえよう 食物の通る順番 口 食道 胃 小腸 大腸 こう門 - 15/29 -
きゆうしゆう養分はどこで吸収されそのあとどうなるのだろう 小腸の内部のようす 小腸の中はひだになっていて, そのひだにはたくさんのとっきがついている 消化された食物の養分は, おもにこのとっきの中の毛細血管から血液に取り入れられ, 全身に運ばれる きゆうしゆう水分は大腸で吸収される - 16/29 -
でんぷんは, だ液によってに変わります そのため, ヨウ素液を入れても反応しなくなります とう糖 - 17/29 -
魚も人と同じように胃や腸があるのだろうか フナのかいぼうのしかた フナのからだを切るときは, ま ずこう門に, はさみの先のとがっ たほうを入れて, 小さく切りこむ 次に, はさみの先のまるいほう をからだの中に入れ, 左の図のよ うに, ア一イ一ウの順に切り開く 中のようすを観察する - 18/29 -
魚の消化管は, ロから腸を通って こう門まで 1 本の続く管になってい る 口からこう門までつながっている のは, 人間と同じである 腸を切り開いて観察すると, こう 門近くになっていくにつれて, 中が どろどろしてくる これは, 食物が消化管の中を進む につれ, 消化液によって消化され, きゆうしゆう養分が吸収されていくためである - 19/29 -
きゆうしゆう だ液には, でんぷんをからだに吸収されやすいものとう ( 糖 ) に変えるはたらきがある このようなはたらきを消化といい, 食物が口, 食道, 胃, 小腸などを通る間に, このようなはたらきをするただめに出す液を消化液という また, ロからこう門までの通り道をまとめて消化管という - 20/29 -
しんぞう血液と心臓のはたらきについておぼえよう はい 血液は, 肺で取り入れた酸素や, 小腸かきゅうしゅうら吸収された養分を全身に運び, 二酸化炭 そだはい 素をからだから出すため, 肺に運ぶ 血液の通り道を血管という しんぞうだ 心臓は, 血液を全身に送り出すポンプの ようなはたらきをしている そ - 21/29 -
自分のからだの血液の流れを調べました (1) 脈はくをよく感じることのできる 部分は, アの絵の のところです (2) うでをおさえると, イの絵のよう に血管が見えてきます - 22/29 -
こきゅう運動したときの, 呼吸, 脈のグラフはそれぞれ下のようになります - 23/29 -
からだの中を血液がどう流れているかおぽえましょう 下の図は, 血液の流れをかんたんに表したものです 血液の流れ方 1 2 そ しんぞう 養分や酸素をふくんだ血液が, 心臓から 太い血管を通って全身に運ばれる 全身に運ばれた血液は, 養分や酸素を二 そ 酸化炭素などと入れかえる そ 3 二酸化炭素をふくんだ血液は, ふたたびしんぞうはい心臓にもどり, 肺に運ばれる 4 はいそそ しんぞう 肺で二酸化炭素と酸素を入れかえて, 心臓にもどる そ - 24/29 -
しんぞう 心臓から出る血液が通る血管 を動脈といい 心臓にもどる血 液が通る血管を ゃく ) という しんぞう じょうみゃく静脈 ( じょうみ 動脈は, しだいに枝分かれし て細くなり, 毛細血管になる そこで血液は, 運んできた養 そ 分や酸素をまわりにあたえ, 二そ酸化炭素などを受け取っている - 25/29 -
しんぞう心臓のつくり しんぞう心臓は, ふつう, むねのまん中 よりも少し左側にある 大きさは にぎりこぶしぐらいで, きん肉で できている 4 つの部屋に分かれ ていて, 部屋の間や血管とのさか いめには, 血液が逆流しないよう にべんがある - 26/29 -
しんぞう心臓はどのように動いて, 血液を送り出しているのでしょうか - 27/29 -
メダカを左の図のようにスライドガラスの上にのせて, けんび鏡 で観察しました メダカの上にはしめったガーゼ をかぶせる これは, メダカが呼 吸できるようにするためである アのところには液体が流れてい るのが見える これは血液である - 28/29 -
そ 血液は, 全身に養分や酸素を運び, 二酸化炭素を全身から運び出 している 血液の通り道を血管という また, 心臓から血液が出ていく血管 しんぞう しんぞう じょうみゃく を動脈, 心臓へ血液が入ってくる血管を静脈という しんぞうしんぞうはいしんぞう 血液の通る順番は, 心臓一全身一心臓一肺一心臓である そ - 29/29 -