大和証券グループ中期経営計画 Passion for the Best 年 4 月 3 日 大和証券グループ本社

Similar documents
大和証券グループ中期経営計画 Passion for the Best 年 4 月 6 日大和証券グループ本社

社是 経営理念 長期ビジョン Ⅱ. 新中期経営計画 innovate on 2019 just move on! の概要 社是 人の和と創意で社会に貢献 経営理念 1. 最高の品質創りを重点に社業の発展を図り社会に奉仕する 2. 全員の創意を発揮し顧客のニーズに対応した特色ある技術を開発する 3.

CHIBA KOGYO BANK REPORT Contents Profile 01 CHIBA KOGYO BANK REPORT 2016

<4D F736F F D AFA8C6F89638C7689E68DF492E882CC82A8926D82E782B92E646F63>

各 位 平成 27 年 5 月 11 日 会社名株式会社みちのく銀行代表者名取締役頭取髙田邦洋 ( コード番号 8350 東証第一部 ) 問合せ先経営企画部長須藤慎治 ( ) 第四次中期経営計画の策定について 株式会社みちのく銀行 ( 頭取髙田邦洋 ) は 平成 27 年 4

2014 中期経営計画総括 (2012 年度 ~2014 年度 )

2015 年度 ~2017 年度中期経営経営計画 14 中計 1. 当社が目指すもの企業理念と Vision E 2.11 中計 中計 (2nd STAGE / 2012~ 年度 ) の成果 - Vision E における 11 中計の位置づけと成果 - 1

JIPs_010_nyuko

2.MUFG フィデューシャリー デューティー基本方針 MUFG フィデューシャリー デューティー基本方針の策定 公表 MUFG は お客さま本位の取組みの徹底を図るため グループ共通の指針となる MUFG フィデューシャリー デューティー基本方針 を策定 公表します 本方針の下 グループ各社がお客

中期経営計画

untitled

<4D F736F F D AFA8C6F89638C7689E F94AD955C95B688C48251>

預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

. 次世代決済プラットフォームの構築 ネット決済 No. の GMO ペイメントゲートウェイ株式会社と 三井住友カード株式会社を中心としてリアル決済 No. のSMBCグループが 次世代決済プラットフォームの構築に向けた協議を開始 SMBCグループとしては新たな領域への参入となり 事業者にトータルな

2017 中期経営計画総括 (2015 年度 2017 年度 )

今年度の情報セキュリティ対策 の進め方について

2. 資産運用分野における MUFG フィデューシャリー デューティー基本方針 行動規範 1-1 誠実な行動私たちは 常にお客さま本位で考え 公正 透明な企業活動を誠実に行います 私たちは お客さまの資産を適切に取り扱い お客さまの利益が不当に損なわれることがないよう適切に対応します (1) お客さ

ソフォス ケイマン トラスト Ⅱ 米ドル建モルガン スタンレーグローバル プレミアム株式オープンケイマン諸島籍契約型外国投資信託 / 追加型 米ドル建米ドルヘッジクラス受益証券 / 米ドル建為替ヘッジなしクラス受益証券 販売用資料 お申込みの際には 必ず契約締結前交付書面 ( 投資信託

中期経営目標 経営目標数値 ( 連結ベース ) 2016 年度 (2017 年 3 月期 ) 実績 2017 年度 (2018 年 3 月期 ) 予想 2020 年度 (2021 年 3 月期 ) 目標 売上高 447 億円 470 億円 550 億円 経常利益 10 億円 11 億円 20 億円

2017年度 決算説明会資料

cover_a

本資料には 将来の業績に関する記述が含まれています こうした記述は 将来の業績を保証するものではなく リスクや不確実性を内包するものです 将来の業績は 経営環境の変化などにより 目標対比異なる可能性があることにご留意ください なお 本資料に掲載されている情報は情報提供を目的とするものであり 有価証券

アニュアルレポート2016

JIPs_038_nyuko_6

目次 Review グループ経営方針 グループ経営方針 2016 の目指す方向性... 4 経営目標 新たなポートフォリオマネジメントの導入... 8 プロジェクト遂行体制の強化 グループ共通機能の強化 事業領域の目指す方向性... 13

お客様への約束 1. 安全の確保を最優先とします - 安全確保を最優先に 全てにおいて万全のコンディションでお客様をお迎えします 2. お客様の時間を大切にします - 欠航 遅延は最小限にします - やむを得ない場合は代替の移動手段の確保に努め お客様にご迷惑をおかけしないよう全力を尽くします -

挨拶 日本経済団体連合会副会長 木村 康

PowerPoint プレゼンテーション

untitled

企画書タイトル - 企画書サブタイトル -

様式第一六(第12条関係)

以下が 対話の方針全文です 平成 26 年 6 月 23 日制定 平成 27 年 12 月 21 日改正 投資先企業との建設的な対話の方針 大和証券投資信託委託株式会社当社は 投資先企業の状況の的確な把握と認識の共有に努めます 特に以下の観点について 重点的に対話を深めてまいります 経営方針 財務戦

0-1表紙

untitled

PowerPoint プレゼンテーション

平成30年全国証券大会における挨拶

ピクテ・インカム・コレクション・ファンド(毎月分配型)

金融行政の動向について

Microsoft PowerPoint 年3月期決算発表0510用(最終版).pptx

知創の杜 2016 vol.10

Microsoft Word - 中計の提出 ver0516


平成30年3月期のアクションプラン、KPIについて

アジェンダ 1-1. 当社の概要 1-2. 当社の特長 2-1. 個人株式市場の概観 2-2. アベノミクスから NISA ( 少額投資非課税制度 ) へ 3-1. 当社の取組事例 1 IT 教育の推進 3-2. 当社の取組事例 2 ITコミュニケーション例 (1) 3-3. 当社の取組事例 3 I

挨拶 本協会会長 稲野和利

20 21 The Hachijuni Bank, LTD.

( 本資料は ロンドンにて 2017 年 2 月 24 日付で発表された資料の日本語参考訳 ( 抜粋 ) で すべてにおいて英語版が優先します ) 2017 年 2 月 24 日 スタンダードチャータード PLC 2016 年度業績ハイライト ハイライトスタンダードチャータード PLC ( 以下 当

損益概要 ( 連結 ) 単位 : 億円 下段は利益率または増減率 (%) 通 期 前期当期 (2016 年度 ) 増減 受注高 4, , % 売上高 3, , % 売上総利益 (17.3

ための手段を 指名 報酬委員会の設置に限定する必要はない 仮に 現状では 独立社外取締役の適切な関与 助言 が得られてないという指摘があるのならば まず 委員会を設置していない会社において 独立社外取締役の適切な関与 助言 が十分得られていないのか 事実を検証すべきである (2) また 東証一部上場

目次 要旨 1 Ⅰ. 通信 放送業界 3 1. 放送業界の歩み (1) 年表 3 (2) これまでの主なケーブルテレビの制度に関する改正状況 4 2. 通信 放送業界における環境変化とケーブルテレビの位置づけ (1) コンテンツ視聴環境の多様化 5 (2) 通信 放送業界の業績動向 6 (3) 国民

<4D F736F F D F C F91E A8E91904D91F582CC817582C282DD82BD82C44E CE8FDB8FA C789C182CC82A8926D82E782B92E646F63>

金融行政方針概要

中期経営計画の前提となる環境認識 1 日本経済の予測 年初からの円高や株安の進行により 消費マインドは伸び悩み 景気動向は停滞している 今後は 消費税増税による駆け込み需要の発生とその反動減による景気縮小が予想される 中長期的には成熟社会として 多様な価値観とともに これまでとは異なる市場が生まれる


22222

第10次3カ年計画および2019年度事業計画

運用商品一覧 作成日 :2019 年 10 月 8 日 規約名 フジ アスティ企業型確定拠出年金 運営管理機関名 第一生命保険株式会社 < 商品ラインアップの選定 > 選定理由 複数の資産に分散投資を行うバランス型投資信託と 基本 4 資産 ( 国内外の株式 債券 ) を投資対象とする単一資産型投資

PowerPoint プレゼンテーション

ガバナンス戦略 IT

各資産のリスク 相関の検証 分析に使用した期間 現行のポートフォリオ策定時 :1973 年 ~2003 年 (31 年間 ) 今回 :1973 年 ~2006 年 (34 年間 ) 使用データ 短期資産 : コールレート ( 有担保翌日 ) 年次リターン 国内債券 : NOMURA-BPI 総合指数

トップ成長戦略収益 事業 ループ 戦略 ー ル 業 への ル ップ成長戦略に する Q&A 成長戦略 成長 飛躍 創造 の 3 つの戦略軸により 事業規模の拡大を図ります 事業 の成長戦略 機器事業 ジャンルトップ戦略を推進し 成長領域での売上拡大を実現します プト事業 TACフィルムの収益基盤に加

RGB color schemes

第7次中期経営計画

経営理念

<4D F736F F F696E74202D F193B994AD955C8E9197BF817A E338C8E8AFA8C888E5A82CC8A E518D6C8E9197BF815E C7694B C5816A2E >

スキル領域 職種 : マーケティング スキル領域と MK 経済産業省, 独立行政法人情報処理推進機構

店舗戦略現在 当行は神奈川県内に 34 ヶ店を展開しておりますが より一層お客さまが利用しやすい店舗とするために 店舗のリニューアルや提携 ATMの利用促進による既存店舗の機能強化や 各種専門チームの活用による効率的な販売チャネルの構築 強化などへの取り組みを行います 人財 組織戦略当行では 当行の

~ 価値創造のための戦略コンサルティンググループを目指してビュー2016 統合報告書ディスクロージャー誌 27 オペレーショナルエクセレンス ( 卓越した業務遂行力 ) One MIZUHO 戦略の実行力である オペレーショ の技術革新や新発想の取り込みを推進し オペレーション ン を向上させ オペ

2016 年 10 月 31 日 各位 社名 代表者名 問合せ先 株式会社村田製作所代表取締役社長村田恒夫 ( コード :6981 東証第 1 部 ) 広報室長生嶌匠 (TEL ) ソニー株式会社からの電池事業の取得に関するお知らせ 株式会社村田製作所 ( 以下 当社 といい

5. 政治経済学部 ( 政治行政学科 経済経営学科 ) (1) 学部学科の特色政治経済学部は 政治 経済の各分野を広く俯瞰し 各分野における豊かな専門的知識 理論に裏打ちされた実学的 実践的視点を育成する ことを教育の目標としており 政治 経済の各分野を広く見渡す視点 そして 実践につながる知識理論

東京センチュリー株式会社統合レポート2018

確定拠出年金(DC)における継続投資教育の効果

1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

はじめに は 日本中の中小企業が今よりもっと容易に海外進出を果たす為の仕組みづくりとして 海外進出コンソーシアムを結成します このコンソーシアムは 当社と大手貿易支援企業のパートナー関係を中核とし 貿易に関して得意分野を持つ企業とのコラボレーションにより構成されます Copyright(C) 201

基本方針に関する取組状況

ート 課題の洗い出しや分析などが考えられる 2 11B 日本版メイヤー ( 仮称 ) を設置し 海外向けプロモーション活動を積極化するとともに 情報の発信 交換 共有の場を設ける 国際金融センターとしての地位を向上させていくためには 海外の金融関連 業者の呼び込みを積極的に行うプロモーション活動が必

両観音出力用.indd

3 4

具体的には 1 取引先数の増加 に徹底的にこだわる営業推進 2 人材育成 登用の強化等による 成長を支える活力ある組織 づくり 3 対取引先 と 対地元地域 という2 本柱による 地域活性化への貢献 の実現に取り組んでまいります 上記のテーマに基づき以下の主要戦略を策定し 当行の目指す銀行像の実現に

PrimoPDF, Job 20

PowerPoint プレゼンテーション

CO-CEO 4/1 4/1 4/1 IR 2

説明会

<4D F736F F F696E74202D A F95BD90AC E31308C8E8AFA5F8C888E5A90E096BE89EF81408DC58F4994C530362E70707


別紙 2 様式第十八 ( 第 13 条関係 ) 認定事業再編計画の内容の公表 1. 認定をした年月日平成 27 年 7 月 6 日 2. 認定事業者名 WAKUWAKU JAPAN 株式会社 3. 認定事業再編計画の目標 (1) 事業再編に係る事業の目標スカパー JSAT グループ ( 以下 スカパ

受益者の皆様へ 平成 28 年 2 月 15 日 弊社投資信託の基準価額の下落について 平素より弊社投資信託をご愛顧賜り 厚くお礼申しあげます さて 先週末 2 月 12 日 ( 金 ) 以下のファンドの基準価額が 前営業日の基準価額に対して 5% 以上下落しており その要因につきましてご報告いたし

に異なることもありますのでご留意願います 3.3 ヶ年の収益展望 ( 連結 ) の達成条件について 当社は下記 3 ヶ年の収益展望 ( 連結 ) における目標値を達成するため 以下の達成条件を今後のアクションプ ランとして実行してまいります 現状の事業ドメインにおける達成条件 自社製品の拡販 自社製

Microsoft PowerPoint - Exp Mid-T Mgmt Plan_ pptx

IR 活動の実施状況 IR 活動を実施している企業は 96.6% 全回答企業 1,029 社のうち IR 活動を 実施している と回答した企業は 994 社 ( 全体の 96.6%) であり 4 年連続で実施比率は 95% を超えた IR 活動の体制 IR 専任者がいる企業は約 76% 専任者数は平

Microsoft PowerPoint - M1001_1_ ppt [互換モード]

両観音出力用.indd

JIPs_019_nyuko_3

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F F696E74202D A A F193B994AD955C28834B838A836F815B29817A837C E E >

2 引受能力の向上等による保険機能の拡大 -これまで以上に多くのお客様が保険にご加入できるよう 国立大学法人大阪大学等と様々な疾病 治療に関する研究を通じ 最新の医療動向を踏まえた引受基準の見直しや保障範囲の拡大を目指してまいります 3お客様 病院 当社の保険関係事務負担軽減 - 保険ご加入時や支払

ハッピーエイジング 30 損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント バランス資産配分固定型信託報酬 ( 年率 税込 ) % 国内外の株式 ( 新興国含む ) 債券に分散投資 / 外貨建資産の為替ヘッジ 国内外の株式比率は 70% を基本とします 合成ベンチマークを上回る運用成果を目指しま

フィデューシャリー デューティーに関する取組状況 めぶきフィナンシャルグループは 商品 サービスのさらなる向上に向けた取組みをはじめ お客さま本位の取組状況を定期的に公表するとともに随時見直ししてまいります <お客さま本位の取組みの実践を客観的に確認 評価する指標 (KPI) の設定プロセス > め

日通グループ経営計画 2018 新 世界日通

大和証券グループ会社説明会 目次 Ⅰ. 大和証券グループについて P 3 Ⅱ. 業績の状況 P 8 Ⅲ. 企業理念に基づく大和証券グループの取り組み P 信頼の構築 事業戦略 お客様のベストパートナーへ 2. 人材の重視 人事戦略 業界トップのクオリティを追求 3. 社会への貢献 金融

Transcription:

各 位 平成 27 年 4 月 3 日 株式会社大和証券グループ本社 大和証券グループ中期経営計画 Passion for the Best 2017 大和証券グループは この度 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) から 2017 年度 ( 平成 29 年度 ) までの 3 ヵ年計画であるグループ中期経営計画 Passion for the Best 2017 を策定いたしましたので お知らせいたします 詳細につきましては 添付の資料をご参照下さい 以 上

大和証券グループ中期経営計画 Passion for the Best 2017 2015 年 4 月 3 日 大和証券グループ本社

2020 年に向けた経営ビジョン 経営ビジョン 日本及びアジアの資本市場の発展をリードし お客様に最も選ばれる総合証券グループ 経営基本方針 業界 No.1 のクオリティを梃子に顧客基盤を飛躍的に拡大 日本とアジアの成長を結ぶことで持続的成長を実現 資本市場を通じて社会及び経済の発展に貢献 1

貯蓄から投資 と 企業価値向上 の好循環中期経営計画 ( Passion for the Best 2017) の骨子 本格化する 貯蓄から投資の時代 の中で 業界トップのクオリティによりお客様を惹き付け ベストパートナーとなる 2015 年度 2016 年度 2017 年度 貯蓄から投資の時代 をリードする投資サービスの提供基本方針 1: クオリティ No.1 の追求 幅広い投資家層のニーズに対応する商品 サービスプラットフォームの構築 資産運用力の強化 高度な専門性を有する人材プールの拡大基本方針 2: 顧客基盤 収益の飛躍的飛躍的拡大 商品 サービスプラットフォームを梃子に幅広い投資家層へのアプローチを強化 増大する投資ニーズを捉え 顧客資産する投資ニーズを捉え 顧客資産 収益 収益を飛躍的に拡大企業価値向上に資するソリューションの提供基本方針 3: 新規産業の育成と企業の持続的成長に対する支援 次世代成長企業の発掘 育成と成長資金の供給 企業のグローバル化 M&A ニーズへのソリューション提供環数値目標 1 ROE: 10% 以上 2 固定費カバー率 : 最終年度 75% 以上 貯蓄から投資 と 企業価値向上 の好循環2

想定されるビジネスチャンスの拡大と基本方針 中期的に想定されるビジネスチャンス : 貯蓄から投資の時代 本番入り デフレ脱却 成功体験の広がり 政策 制度の後押し 企業の稼ぐ力の向上 物価上昇に伴う預金の実質金利低下 資産防衛に対する意識の高まり 株式 投資信託等の価格上昇による投資の成功体験の広がり NISA 投資枠拡大 ジュニア NISA 新設 確定拠出年金の拠出限度額引上げ及び加入対象者拡大等の制度拡充 GPIF の基本ポートフォリオ ガバナンス体制の見直し 日本再興戦略における政策目標の中核に 産業の新陳代謝とベンチャーの加速 成長資金の供給促進 コーポレートガバナンス コード導入等により資本効率 (ROE) 重視の経営姿勢が強まる 想定されるニーズの高まり 全ての国民 家計における証券投資ニーズの高まり 成長企業の資金需要の高まり ROE 向上に向けた M&A 等 コーポレートアクション増加 貯蓄から投資 と 企業価値向上 の好循環実現に向けた基本方針 貯蓄から投資の時代 をリードする投資サービスの提供顧客基盤 収益のクオリティ No.1 の追求飛躍的拡大 企業価値向上に資するソリューションの提供 新規産業の育成と企業の持続的成長に対する支援 3

基本方針個別戦略基本方針及び個別戦略 貯蓄から投資の時代 をリードする 企業価値向上に資する 投資サービスの提供 ソリューションの提供 クオリティ No.1 投資サービスの提供個顧客基盤 収益のの追求飛躍的拡大 新規産業の育成と企業の持続的成長に対する支援 幅広い投資家層のニーズに対応する商品 サービスプラットフォームの構築 次世代成長企業の発掘 育成と成長資金の供給 企業のグローバル化 M&A ニーズへの資産運用力の強化ソリューション提供グループ基本戦略基アジアを中心とした積極的なアライアンス戦略の推進 財務 リスクマネジメント 人事 IT 4

持続的な企業価値向上に向けた資本政策 財務健全性の堅持 資本効率の向上 株主還元の強化 の最適バランスを図り 持続的な企業価値向上を目指す 財務健全性の堅持 資本効率の向上 国際金融規制強化に対応できる 資本 流動性を確保 格付の維持 向上に向けた財務 基盤を確立 いかなる環境下においても機動的 な成長投資を可能とする財務の 柔軟性を確保 厳格なリスクコントロールを継続 持続的企業価値向上 資本効率 (ROE ( ROE) ) を重視し し 国内外 の成長性 収益性の高い事業領域 へ適切適切に経営資源経営資源を投入 事業ポートフォリオの拡充を通じて リスク分散を図り 資本コスト低減 を目指す 自己資本のイメージ 株主還元の強化 持続的に収益力を高めていくことで安定 した増配基調を目指す 自己株取得については 経営環境 財務 状況 規制動向 株価水準等を総合的に 勘案し 検討 FY2014 利益積上げ FY2015~ 株主還元の強化成長領域への投資 5

成長投資の考え方 基本スタンス コア事業である国内証券ビジネスの顧客基盤 収益力の飛躍的拡大に向けた投資 安定収益の拡大及びコア事業補完を目的とした証券ビジネスと親和性のある周辺領域への取り組み 中長期での収益力強化を目指した海外ビジネスの推進 : オーガニック : インオーガニック 国内 : オーガニック & インオーガニック 海外 リテール ホールセール 幅広い投資家層のニーズに対応する基盤の整備顧客ニーズを的確に捉える商品提供能力の向上 ウェルスマネジメントビジネスの強化 海外金融機関とのアライアンス戦略の推進 アセット マネジメント その他 運用力の強化 運用対象資産の拡大 不動産アセット マネジメント ビジネスの拡大 安定収益拡大に向けた周辺ビジネスの拡大 6

ご参考 平成 27 年度大和証券グループ経営方針 ~Passion for the Best~ 大和証券グループ本社執行役社長日比野隆司 前中期経営計画の 3 ヵ年において 当社グループは 高水準の利益 固定費カバー率の改善 信用格付の向上等 所期の成果を残すことができた これは アベノミクスにより市場が活性化する中 強靭な経営基盤の確立に向けて ビジネスの多様化及び安定収益の拡大に取り組んだ結果である 強靭な経営基盤の確立に向けて ビジネスの多様化及び安定収益の拡大に取り組んだ結果である 当社を取り巻く環境に目を向けると 貯蓄から投資の時代 が本番入りを迎えるための 4 つの条件 即ち 1 デフレ脱却 2 投資の成功体験の広がり 3 政策 制度の後押し 4 企業の稼ぐ力の向上 は全て充たされつつある そのような中 平成 29 年度までを対象期間とする新グループ中期経営計画 ~ Passion ~ for the Best 2017~ ~を策定した 本格化する 貯蓄から投資の時代 の中で 業界トップのクオリティによりお客様に選ばれ ベストパートナーとなることを基本方針に据え 成長戦略を実施していく グループの総力をに選ばれ ベストパートナーとなることを基本方針に据え 成長戦略を実施していく グループの総力を結集し 貯蓄から投資の時代をリードする投資サービスの提供 及び 企業価値向上に資するソリューションの提供 に取り組むことで わが国において 貯蓄から投資と企業価値向上の好循環 を実現し 資本市場の発展をリードする 新グループ中期経営計画の初年度である平成 27 年度は 幅広い投資家層のニーズに対応する商品 サービスプラットフォームの構築 資産運用力の強化 次世代成長企業の発掘 育成と成長資金の供給 企業のグローバル化 M&A ニーズへのソリューション提供 を重点テーマに掲げ アクションプランを着実に実行していく 資本市場のパイオニアとして 貯蓄から投資の時代 を切り拓き 日本の成長戦略に貢献していく リテール部門 1. 質 量両面での営業力の拡充 2. インバウンドを中心とした新しいしい顧客層の拡大 3. AI ビッグデータの活用による営業効率向上及び提案サポート機能の強化 4. フィーベース型商品 サービスの拡充 5. 証銀連携ビジネスモデルの進化 アセット マネジメント部門 1. 運用体制の強化 パフォーマンス追求 2. 証券 銀行窓販の両チャネルにおける主力ファンドの構築 拡充 3. 投資家のすそ野拡大および長期資産形成に適する商品の開発 4. タイムリーな情報発信 販売サポート体制の更なる強化 5. 不動産アセット マネジメント事業の一層の強化 その他 ( 大和総研グループ ) 1. 経済 金融 環境を柱とした積極的な情報発信 2. 国内 アジアにおけるコンサルティング力の強化 3. 国内金融機関で最高水準の IT 環境を整備 各事業部門のアクションプラン ホールセール部門 1. 顧客ニーズを的確に捉える商品提供能力の向上 2. アジアを中心としたグローバル戦略の推進 3. 次世代成長企業の発掘 育成と成長資金の供給 4. 企業のグローバル化 M&A ニーズへのソリューション提供 投資部門 1. 投資運用力の強化によるリターン確保 2. プリンシパル資金の活用によるグループビジネスと連携した投資の実行 3. 成長資金の供給等による企業の持続的成長及び新規産業育成支援 その他 ( 大和ネクスト銀行 ) 1. 新規顧客層の拡大 2. 証銀連携強化による顧客取引促進 3. ALM 運営の強化 4. 各種管理態勢態勢の強化