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4 チェック項目 意見 事業所評価 子どもと保護者のニーズや課題が客観的に分析さ れた上で 放課後等デイサービス計画 i が作成されているか ご意見はなく の回答数が全員でした 今後もよい支援を行えるよう努めていきたいと思いますのでご協力よろしくお願いします チェック項目意見 事

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Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 平成 28 年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から 発射された弾道ミサイルは 約 10

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油漏洩 防油堤内 にて火災発生 9:17 火災発見 計器室に連絡 ( 発見 者 計器室 ) 発見後 速やかに計 器室に連絡してい る 出火箇所 火災の状況及び負傷者の発生状況等を確実に伝え 所内緊急通報の実施 火災発見の連絡を受 けて速やかに所内 緊急通報を実施し 水利の確保 ( 防災セ ンター 動

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(溶け込み)大阪事務所BCP【実施要領】

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( 横浜市解釈 ) 事業者向け放課後等デイサービス自己評価表 及び 保護者等向け放課後等デイサービス評価表 について 別添 評価表の内容を他事業所と競うことを想定したものではなく あくまで 研鑚のツールとして有効活 すること さらに質の い 援を提供していける事業所が増えていくことを期待しています

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保育計画成果報告書 法人名施設名報告者住所 連絡先 社会福祉法人小鳩会はとぽっぽ保育園斎藤順子 園長 愛知県名古屋市中川区服部 4 丁目 902 番地 052-462-1723 E mail hatopopo.@apricot.ocn.ne.jp タイトル ( 保育計画 ) 災害から子どもを守る 主な助成備品 避難車 ( お散歩カート )2 台 避難車用カバー 1. 実施した保育計画策定の目的 はとぽっぽ保育園 は産休明け児から3 歳児クラスまでの準乳専の保育園です 名古屋市の南西に位置し まだ田園風景も残すのどかな地域ですが 待機児童は多く 定員 4 0 名のところ平成 27 年度は47 名のお子さんをお預かりしています この地域は海抜 0.1メートルと低く 津波避難指定地域に指定されています 東海 東南海 南海トラフなどの災害が懸念される中 地震 津波等の災害に対しての避難訓練は毎月行っているものの 広域避難場所まで1.5kmほどと遠く 避難をするまでに時間がかかることや 低年齢児が多いため 歩行での避難が難しいことがあります 緊急時に いかにして子ども達を迅速に安全な場所に避難させられるかが一番の目標です 園内でも 防災会議 を何度も行い 防災マニュアルづくりや名古屋市中川消防署の予防係の方から当園に合った防災研修等を行っていただきました 又 園内研修として 避難訓練の方法を検討したり 反省を踏まえて 問題点などを出し合い 防災に対して 職員の意識改革に努めているところです 乳児をより早く安全な場所へと避難させるために 低年齢児ではやはり大型のカートが欠かせません 日頃から 下記のような避難訓練はもちろん お散歩等にも利用し 子ども達が避難車 ( カート ) に慣れておくことにより 突然の災害の際の不安を少しでも少なくできるようにと活用していきたいと思っています

2. 具体的な実施内容 平成 27 年度 避難訓練実施計画 実施災害の想定 実施時間 4 月 想定 ( 地震 ) 子ども達に 地震とは何かを分かりやすく知らせ 地震の時の身の守り方を知らせる 保育士の動きの確認 5 月 想定 ( 火災 初期消火 ) 厨房からの出火を想定し 園庭に避難する その後近くの公園に移動避難 消防署への通報訓練 事前申請 訓練目的 具体的な内容と動き 地震発生時の避難の方法を学ぶ子ども 地震の怖さなどを紙芝居などを通して知らせ 実際に机の下などに避難する方法を知らせる 2 3 歳クラスは非常階段を使用し 園庭に避難する 保育士 *1 地震時のクラスの安全な避難場所を検討しておく 子どもの安全確保 人数確認 報告 避難口確保 情報収集 火災発生時の避難の方法を学ぶ 消火器の設置場所の確認 使い方を学ぶ消火器トレーナーで消火器の作動訓練 消防署への通報訓練子ども *1 2 階クラスは非常用すべり台を使用して降りる ( 上靴 帽子の着用 ) 1 階クラスはテラスから園庭に避難する 保育士 *2 消防署への通報訓練火災通報装置の使い方を学ぶ 子どもの安全確保 ( 人数確認 報告 ) 避難車 ベビーカー おんぶ紐などの準備 園庭に出たら 再度人数確認 報告 1 次初期消火 ( 調理員 ) 調理員は火災の状況を園長に報告 初期消火にあたる 子どもの安全確認ができたら 保育に必要な人数を残し初期消火に加わる 保育室などの窓を閉める

確認事項 公園での保育体制 方法 保育園との情報連絡方法の確認 地域への協力依頼 6 月 想定 ( 地震 津波 ) クラスで遊んでいる時に地震発生 その後津波の情報が入ったため 広域の避難場所に避難する 情報収集 伝達 避難場所までの経路確認 備蓄品の準備 搬送 地震発生から津波に対しての一連の避難方法を学ぶ子ども *2 保育士の声かけによって安全な場所に避難する ( 室内外の避難場所を決めておく ) 保育士の指示によって園庭に避難 2 階クラスは非常用すべり台を使用して園庭に避難 ( 上靴 帽子の着用 ) 1 階クラスはテラスから園庭に避難 津波情報を受け 広域避難場所へと避難する 保育士 *3 子どもを避難させ安全確認 報告 津波の情報を受けて 子どもを園庭に避難させる ( 人数確認 報告 ) 1 階クラスはテラスから園庭に避難する ( 避難車 ベビーカー 靴 帽子の着用 ) 広域避難場所へと避難する 安全確保 人数確認 報告 避難経路を確認 検討 7 月 想定 ( 火災 初期消火 広域避難 ) 保育園厨房から火災発生その後近くの公園に避難する 火災発生時の避難の方法を学ぶ二次避難が必要な場合子ども *1 保育士 *2 火災の状況 風向き等で判断し近くの公園に避難する 保護者への連絡方法 避難場所の掲示 備蓄品の準備 運搬

8 月 想定 ( 地震 火災 初期消火広域避難 )15:00~ 地震の後 厨房から火災発生 子どもたちを園庭に避難させるとともに 厨房の初期消火にあたる 9 月 想定 ( 防災訓練 ) 9:20~ 東海 東南海地震の情報が入ったため 安全な場所で保護者のお迎えを待つ準備をする 状況に応じて広域避難 避難車準備 10 月 想定 ( 火災 初期消火 広域避難 ) 8:00~ 早朝体制の中 隣の民家から出火したため近くの公園に避難する 11 月 想定 ( 地震 津波 ) 16:00~ 夕刻保育時の地震発生の避難と二次避難での役割などの確認 12 月 想定 ( 火災 初期消火 広域避難 ) 18:00~ 1 月 想定 ( 地震 津波 ) 時間の設定なし 午睡後 地震と火災発生が重なった場合の避難を考える 子ども *2 保育士 *1 2 情報を全体に周知 指示 慌てず子ども達を避難させる 地震 火災の際の避難方法を再度考える 広域避難先への経路の確認 ( 道路状況等 ) 避難室の整備をする 子ども達を安全に保護者に渡す 避難保育室の設定高い所に置いてある物は下ろし 転倒など危険がない部屋を整備し お迎えを待つ 園児引き渡し簿の準備 保護者への連絡 状況に応じて 広域避難場所に避難をする 保護者へ避難場所の掲示をする 備蓄品の準備 運搬 早朝保育の職員が少ない体制の時の避難の方法や職員の役割分担を考える 園長 ( 主任 ) に状況を報告し 指示を受ける 子どもを安全な場所に避難させる ( 風向きなどを考慮して避難先を判断する ) 保護者に避難場所を掲示 夕刻保育の時間帯の地震発生の対応について 夕刻保育中なので 園内での情報の共有と臨機応変に大人の役割を確認する 保育士 *5 子ども *4 延長保育時の火災発生から広域避難の方法を確認する 8 月の避難訓練に同じ 子ども *2 保育士 *1 2 訓練の時間を知らせず実施 臨機応変に判断をし 子どもを避難させる 6 月の避難訓練に同じ子ども *2 保育士 *3

2 月 想定 ( 火災 初期消火 広域避難 ) 時間の設定なし 3 月 想定 ( 地震 津波 広域避難 ) 時間の設定なし 訓練の時間を知らせず 火災時の保育士や子どもの動きを確認する 7 月の避難訓練に同じ子ども *1 保育士 *2 防火映画を見て火事の怖さを知らせる 訓練の時間を知らせず 臨機応変に避難する 6 月の避難訓練に同じ子ども *2 保育士 *3 注 )* 印は同じ動きを示す 3. その成果と評価 1 常日頃 避難訓練や日常の散歩に避難車を利用することにより 非常時も安心して乗ることができる 2 避難車を利用することにより 避難場所までの時間が大幅に短縮できる 3 子ども達が避難車に乗ることで 保育士が他のクラスの応援ができる 4 避難車を非常用の備蓄品等の運搬に利用できる 5 2 3 歳児も自分で乗れる避難車で利用しやすい 6 少し遠い公園までの移動ができるようになり 散歩や公園で遊ぶ機会が増えた 7 年度後半になると それぞれのクラスが成長し 0 歳児クラスの子ども達もつかまり立ちや歩行ができるようになったり 2 歳児クラスの子ども達はしっかりと歩いての移動ができるようになったので 非常時の避難車の有効な使い方を子ども達の発達の様子を見ながら 職員全体で考えて使用する 8 常日頃 地域との交流を大切にし 情報の入手方法について確認しながら地域とともに協力体制を具体的にしていく 4. 今後の課題と展望 災害から子どもを守るために これからも 防災マニュアルの見直しと問題点などの検討を定期的に行っていく 毎月 避難訓練後の反省をし 問題点を出しながら 次回には改善できるようにしてきたが 今後もいろいろな場面や時間帯の設定をし避難訓練を重ねる 地域との交流を大切にし 情報交換をしたり 災害の際の協力体制を作っていく