第28回原子力委員会 資料第3号

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第 2 日 放射性廃棄物処分と環境 A21 A22 A23 A24 A25 A26 放射性廃棄物処分と環境 A27 A28 A29 A30 バックエンド部会 第 38 回全体会議 休 憩 放射性廃棄物処分と環境 A31 A32 A33 A34 放射性廃棄物処分と環境 A35 A36 A37 A38

A23 A24 A25 A26 A27 A28 A38 A39 燃料再処理 A40 A41 A42 A43 第 3 日 休 憩 総合講演 報告 3 日本型性能保証システム 燃料再処理 A29 A30 A31 A32 A33 A34 A35 燃料再処理 A36 A37 燃料再処理 A44 A45 A4


2. 各社の取り組み 各社においては 六ヶ所再処理工場の竣工に向けた取り組み等に加え これまで使用済燃料の発生量見通し等に応じて 使用済燃料貯蔵設備のリラッキングによる増容量 敷地内乾式貯蔵施設の設置 敷地外中間貯蔵施設の設置等の必要な貯蔵対策に取り組んできている ( 添付資料 1 参照 ) 今後も

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42 青森県核燃料物質等取扱税条例 ( 課税の根拠 ) 第 1 条地方税法 ( 昭和 25 年法律第 226 号 以下 法 という ) 第 4 条第 3 項の規定に基づき この条例の定めるところにより 核燃料物質等取扱税を課する ( 用語の意義 ) 第 2 条この条例において 次の各号に掲げる用語の

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高速炉技術に対する評価のまとめ 2

平成 28 年度 事業報告書 平成 28 年 10 月 3 日から平成 29 年 3 月 31 日まで 使用済燃料再処理機構

日程表 mcd

新旧対照表

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原子炉の原理と構造

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2. 核燃料サイクルとは核燃料サイクルとは 天然に存在するウランやトリウム資源を核燃料として利用し 原子炉から取り出した使用済みの燃料を廃棄物として処理し処分するまでの全過程を指す 核燃料サイクルの概要を第 2 図に示す 濃縮ウランを燃料とする軽水炉の核燃料サイクルを例とすると 次の過程に分類される

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研究炉に関わる研究環境と課題

開催日時 平成25年11月14日 木 9:3 17: 会場 東海大学高輪キャンパス1号館 第2会議室 講師 東海大学工学部原子力工学科 教授 大江 俊昭 氏 講義 課題1 放射性廃棄物処分の安全評価解析の基礎 Ⅰ 浅地中ピット処分の事例分析 Ⅱ 地層処分の事例分析 課題2 放射性廃棄物処分の安全評価

Monitoring of Radioactive Gaseous and Liquid Wastes at Rokkasho Reprocessing Plant

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項番 場所 コメント 確認事項等 ご説明 / 確認事項 ご説明日面談を踏まえた対応方針案 主 -5 対応方針案 貯槽に貯留されている廃液の核種 数量及びその処理など 廃止措置段階における各種の明確化のための見直しを行う 放射性廃液の処理工程が明確でない ( コメント150,151,152,153,1

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使用済み燃料の処理 処分の観点からの核燃料サイクルにおける高速炉の意義と 高速炉使用済み燃料再処理の 技術動向と課題 資料 2 鈴木達也 長岡技術科学大学 1

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放射性廃棄物の発生 Q 放射性廃棄物 ってなに? 放射性廃棄物の発生場所 使用済燃料のリサイクルに伴って発生する廃棄物 放射性廃棄物 は 原子力発電や 使用済燃料のリサイクルなどに伴って発生する ( 放射線を出す ) 放射性物質を含む廃棄物 です 原子力発電所の運転に伴って発生する放射性廃棄物 ラン

世界の原子力発電所の平均設備利用率の推移

試験研究炉の状況について

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目次 使用済燃料問題の解決に向けた取組や核燃料サイクル政策等に係る検討項目 使用済燃料問題の解決に向けた取組と核燃料サイクル政策の推進 1) 中間貯蔵施設や乾式貯蔵施設等の建設 活用等 使用済燃料の貯蔵能力の拡大を促進するため どのような施策を講じていくか 2) 核燃料サイクル政策を推進する基本方針

2018 年 5 月 22 日 中部電力株式会社 浜岡原子力発電所低レベル放射性廃棄物底面塗装剥がれおよび水滴付着の確認に伴い 廃棄物埋設確認申請を取り下げる廃棄体の原子炉施設保安規定上の扱いについて 1 経緯および目的 2018 年 3 月 19,20 日に中部電力 ( 株 ) 浜岡原子力発電所か

平成 29 年 12 月 27 日中部電力株式会社 浜岡原子力発電所原子炉施設保安規定の変更について 1. はじめに平成 28 年 4 月より導入したカンパニー制の自律的な事業運営をこれまで以上に促進するため, 各カンパニーへのさらなる機能移管をはじめ, 本店組織について, 戦略機能の強化と共通サー

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1 海水 (1) 平成 30 年 2 月の放射性セシウム 海水の放射性セシウム濃度 (Cs )(BqL) 平成 30 年 平成 29 年 4 月 ~ 平成 30 年 1 月 平成 25 ~28 年度 ~0.073 ~ ~0.

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別添 4 レファレンスアプローチと部門別アプローチの比較とエネルギー収支 A4.2. CO 2 排出量の差異について 1990~2012 年度における CO 2 排出量の差異の変動幅は -1.92%(2002 年度 )~1.96%(2008 年度 ) となっている なお エネルギーとして利用された廃


会場 F 会場 (40 人 ) 日時北九州国際会議場 31 会議室 10:00 中性子源, 中性子工学 9 月27 日( 木 ) 12:00 13:00 14:30 17:00 F01~08 医療用原子炉 加速器 / 中性子源, 中性子工学 F09~13 中性子源, 中性子工学 F14~17 ~16

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182 No. 61 RDF m 13 RDF RDF 中国の石油精製工場で爆発 m 中国の染料用化学製品工場で爆発 t km

もんじゅ研究計画

原子炉物理学 第一週

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免責事項 本ハンドブックは 国際 SSAC 研修コースの補助教材として JAEA の ISCN スタッフにより作成された 本ハンドブックは 研修の参考資料として利用し 配布は禁じる ISCN は本ハンドブックに記載される内容 情報又は意見について必ずしも保証を行わない 1

研究開発の位置づけ エネルギー基本計画 ( 平成 26 年 4 月閣議決定 ) 高レベル放射性廃棄物の最終処分に向けた取り組みの抜本強化のための方策として 地層処分の技術的信頼性について最新の科学的知見を定期的かつ継続的に評価 反映するとともに 幅広い選択肢を確保する観点から 直接処分など代替処分オ

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事業概要 事業概要 確認日 1. 事業概要の把握 従業員数 操業日数 操業時間 約 名 約 日 午前 時 ~ 午後 時 製造銘柄数 製造数量( 単位をそれぞれ選択 ) 約 銘柄 月産 kg 日産 約 トン 組織図 工場全体図 設備リスト 帳簿書類リスト 製品リスト 別添 1 組織 体制図のとおり別添


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2 号機及び 3 号機 PCV - 分析内容 原子炉格納容器 (PCV) 内部調査 (2 号機平成 25 年 8 月 3 号機平成 27 年 10 月 ) にて採取された (LI-2RB5-1~2 LI-3RB5-1~2) を試料として 以下の核種を分析した 3 H, Co, 90 Sr, 94 N

2. 軽水炉用燃料の製造濃縮されたガス状の六フッ化ウラン (UF 6 ) は 化学処理されて粉末状の二酸化ウラン (UO 2 ) に再転換される 再転換法には湿式法と乾式法があり 湿式法には重ウラン酸アンモニウム (Ammonium Diuranate: ADU) 法と炭酸ウラニルアンモニウム (A

別 添 実用発電用原子炉に対する保安検査結果等について ( 平成 24 年度第 1 四半期 ) 平成 2 4 年 9 月 3 日経済産業省原子力安全 保安院 核原料物質 核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律 ( 以下 原子炉等規制法 という ) 第 72 条の 3 第 2 項の規定に基づき 16

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平成 21 年度資源エネルギー関連概算要求について 21 年度概算要求の考え方 1. 資源 エネルギー政策の重要性の加速度的高まり 2. 歳出 歳入一体改革の推進 予算の効率化と重点化の徹底 エネルギー安全保障の強化 資源の安定供給確保 低炭素社会の実現 Cool Earth -1-

安全防災特別シンポ「原子力発電所の新規制基準と背景」r1

原子力損害の賠償に関する法律及び原子力損害賠償補償契約に関する法律の一部を改正する法律案(新旧対照表)

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第 6 回最終処分関係閣僚会議資料 科学的特性マップの提示と今後の取組について 平成 29 年 7 月 28 日経済産業省

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新規な金属抽出剤

高レベル放射性物質研究施設視察報告 2008 年 4 月 16 日 13 時 30 分 ~17 時視察参加者 :10 名 視察の記録 2008 年 1 月 16 日視察実行委員会 3 月 10 日事前説明会 4 月 16 日視察 ホットセル施設 分析室 実験室地下施設 6 月 5 日視察レポート提出

( 案 ) 別添 1 原子力規制委員会の取組の概要 主な内容 ( この 1 年間のトピックス ) ( 対象期間 : 平成 28 年 3 月 11 日 ~ 平成 29 年 3 月 10 日 ) 平成 28 年 3 月 11 日から平成 29 年 3 月 10 日までの 1 年間における原子力規制委員会

高速炉開発会議第 13 回戦略 WG 資料 1 82O-OG-0058 高速炉の新たな可能性について 2018 年 10 月 17 日 株式会社日立製作所原子力ビジネスユニット日立 GE ニュークリア エナジー株式会社 Hitachi Ltd All rights reserved.



国立研究開発法人の保有する研究施設 : 1-1 日本原子力研究開発機構 大熊分析 研究センター 施設名 - 運転開始年月施設概要及び目的 福島県大熊町 平成 29 年度内の運用開始を目指し検討中 1F の廃止措置に伴って発生する放射性廃棄物の

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資料 1-4 廃棄物対策に関わる対応状況について 資料 福島第一原子力発電所固体廃棄物の保管管理計画 ~2018 年度改訂について~ 2018 年 8 月 23 日 東京電力ホールディングス株式会社

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クリアランス国プロ 住民説明会

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PowerPoint プレゼンテーション

中深度処分を必要とする放射性廃棄物の処分に関する法制度の現状について

我が国における放射性廃棄物処分に係る規制動向Ⅲ 文部科学省における取組について

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Transcription:

我が国のプルトニウム管理状況 平成 27 年 7 月 21 日内閣府原子力政策担当室 1. 概要 (1) プルトニウム管理状況報告我が国は 核不拡散条約 (NPT) の下 全ての原子力物質 活動を国際原子力機関 (IAE A) 保障措置の下に置いており 特にプルトニウムに関しては 平和利用を大前提に 利用目的のないプルトニウムは持たない原則を堅持している そのため プルトニウム利用の透明性の向上を図り 国内外の理解を得ることが重要であることから IAEA プルトニウム管理に関する指針 に則り 国内外において使用及び保管しているプルトニウムの管理状況を 平成 6 年以降 毎年公表するとともに IAEAに対して報告を行っている (2) 分離プルトニウムの管理状況概要 平成 26 年末時点で国内外において管理されている我が国の分離プルトニウム総量は約 4 7.8トンであった うち 約 1.8トンが国内保管分で 約 37.トンが海外保管分である 海外保管分は 我が国の電気事業者が 国内の原子力発電所から発生した使用済燃料を 英国及び仏国の再処理施設において再処理を行ったことによるものである 1 仏国に委託した使用済燃料の再処理は既に完了し 平成 26 年末時点で約 16.3トンの分離プルトニウムを保管中である 2 英国においては 平成 26 年中に分離され 在庫として計上された約.7トンを含む約 2.7トンの分離プルトニウムが保管中であり 英国に再処理を委託した使用済燃料に含まれる 残り約 1トンのプルトニウムについては 英 再処理工場が操業を終了する218 年頃までに分離 計上される予定である 分離プルトニウムの管理状況 平成 25 年末時点 平成 26 年末時点 総量 ( 国内 + 海外 ) 約 47.1トン 約 47.8トン 国内 約 1.8トン 約 1.8トン 内 ( 総量 ) 約 36.3トン約 37.トン海訳内英国約 2.トン約 2.7トン外訳仏国約 16.3トン約 16.3トン (3) 平成 26 年保障措置結論本年 6 月に開催されたIAEA 理事会において IAEAが214 年に実施した保障措置活動に基づき 日本は 申告された核物質について平和的な原子力活動からの転用の兆候は見られない 未申告の核物質又は活動の兆候も見られない ( 拡大結論 ) と結論付けられている 1

2. プルトニウム管理状況平成 26 年末時点における我が国の分離プルトニウムの管理状況の詳細は 別紙のとおりである 特に付記のない限り プルトニウム重量を kg 単位で示している 各欄の数字に続くカッコ内には昨年の同欄における公表値を記載している 3. 公表データについて 国内に保管中の分離プルトニウム ( 別紙 1.(1)) とは 再処理施設で分離されてから原子炉に装荷されるまでの状態のプルトニウムを指し 次のものが含まれる 1 再処理施設 : 分離 精製工程中の硝酸プルトニウム 混合転換工程中や貯蔵容器に貯蔵されている酸化プルトニウム 2 燃料加工施設 : 原料として貯蔵されている酸化プルトニウム 試験及び加工段階にあるプルトニウム 新燃料製品 3 原子炉施設等 : 常陽 もんじゅ及び実用発電炉において新燃料として保管されているもの ( 未照射のまま原子炉内から取り出された MOX 燃料を含む ) 大学 研究機関の研究開発施設において研究用に保管されているプルトニウム及び臨界実験装置用燃料 海外に保管中の分離プルトニウム ( 別紙 1.(2)) とは 我が国の電気事業者が英仏に再処理を委託し 既に分離されてはいるが まだ我が国に返還されていないものを指す これらは原則として 海外で混合酸化物 (MOX) 燃料に加工され 我が国の軽水炉で利用されることになっている 分離プルトニウムの使用状況等 ( 別紙 2.(1)~(3)) とは 再処理施設における酸化プルトニウムの回収量 燃料加工施設における加工工程への正味のプルトニウム払い出し量 原子炉施設への MOX 燃料の装荷量であり プルトニウムの管理状況をより明確にするために示すものである 参考資料 参考 1 参考 2 参考 3 参考 4 参考 5 原子炉施設等における保管プルトニウム 装荷プルトニウムの内訳平成 26 年における国内に保管中の分離プルトニウムの期首 期末在庫量と増減内訳平成 26 年における我が国の分離プルトニウムの施設内移動量 増減量及び施設間移動量プルトニウム管理に関する指針に基づき IAEA を通じて公表する平成 26 年末における我が国のプルトニウム保有量プルトニウム管理に関する指針に基づき IAEA から公表されている平成 25 年末における各国の自国内のプルトニウム保有量を合計した値 2

別紙 平成 26 年末における我が国の分離プルトニウム管理状況 1. 分離プルトニウムの保管状況 ( ) 内は平成 25 年末の報告値を示す (1) 国内に保管中の分離プルトニウム量 単位:kgPu 再 施設名 日本原子力研究開発機構再処理施設 日本原燃株式会社再処理施設 合計 処 理 内訳 硝酸プルトニウム等 ( 溶解されてから 酸化プルトニウムと して貯蔵容器に貯蔵される前の工程までのプルトニウム ) 577 (664) 284 (283) 862 (947) 施 設 ( 注 1) 酸化プルトニウム ( 酸化プルトニウムとして貯蔵容器に貯蔵されているもの ) 合計 131 (84) 3,329 (3,329) 3,46 (3,412) 79 (748) 3,613 (3,611) 4,322 (4,359) うち 核分裂性プルトニウム量 467 (496) 2,348 (2,347) 2,815 (2,843) 燃料加工施設 内訳 ( 注 2) 施設名酸化プルトニウム ( 酸化プルトニウム貯蔵容器に貯蔵されているもの ) 日本原子力研究開発機構プルトニウム燃料加工施設 1,974 (1,937) 試験及び加工段階にあるプルトニウム 983 (981) 新燃料製品等 ( 燃料体の完成品として保管されているもの等 ) 合計 446 (446) 3,44 (3,364) うち 核分裂性プルトニウム量 2,361 (2,333) 原 原子炉名等常陽もんじゅ実用発電炉研究開発施設 子炉施設等 原子炉施設に保管されている新燃料製品等 134 31 2,51 (134) (31) (2,51) 3,19 (3,19) 合計うち 核分裂性プルトニウム量 2,133 (2,133) ( 注 3) 444 (444) 合計 1,835 (1,833) うち 核分裂性プルトニウム量 7,31 (7,39) ( 注 1) 硝酸プルトニウムから酸化プルトニウムへの転換のほかに 分析試料の採取 査察等のために行われる区域間の酸化プルトニウムの移動により前年末の数値から変化する場合がある ( 注 2) 新燃料の加工等のための酸化プルトニウムの原料貯蔵区域からの払出しのほかに 分析試料の採取 査察 再利用等のために行われる区域間の酸化プルトニウムの移動により前年末の数値から変化する場合がある ( 注 3) 研究開発施設 とは臨界実験装置等を指す 3

(2) 海外に保管中の分離プルトニウム量 ( 注 4) 海外で保管されている分離プルトニウムは プルサーマルに使用されるものについては 海外で MOX 燃料に加工された上で我が国に持ち込まれることとなる そのため その利用について平和利用の面から懸念が示されることはないと考えられるが 透明性の一層の向上の観点から 燃料加工される段階における分離プルトニウムについて 国内の分離プルトニウムに準じて 以下のとおり管理状況を示す 単位:kgPu 保管国 分離プルトニウム量 うち 核分裂性プルトニウム量 英国での回収分 2,696 (2,2) 13,939 (13,526) 仏国での回収分 16,278 (16,31) 1,572 (1,64) 合計 36,974 (36,312) 24,511 (24,13) ( 注 4) 海外に保管中の分離プルトニウム量のうち再処理施設内に保管されているプルトニウム量については 回収等に加え 核的損耗 ( 参考 2( 注 2) 参照 ) を考慮している 4

2. 分離プルトニウムの使用状況等 ( 平成 26 年 1 月 ~12 月 ) (1) 酸化プルトニウムの回収量 単位 :kgpu ( ) 内は平成 25 年 1 月 ~12 月の報告値を示す 回収 日本原子力研究開発機構再処理施設 日本原燃株式会社再処理施設 合計 量 86 86 ( 注 5) () () () (2) 燃料加工工程での使用量 単位 :kgpu 使用量 ( 注 6) もんじゅ 常陽等 () (3) 原子炉施設装荷量 単位 :kgpu 装荷量 ( 注 7) 原子炉施設 () ( 注 5) 回収量 とは 再処理施設において 硝酸プルトニウムとして分離し 転換後に酸化プルトニウムとして回収された量と定義している ( 注 6) 使用量 とは 燃料加工施設において 新燃料の加工等のため原料貯蔵区域から加工工程区域へ移動した酸化プルトニウムの正味の払出し量と定義している ( 注 7) 装荷量 とは 原子炉施設において保管していた新燃料のうち 炉内に装荷された量と定義している ( 注 8) 数値は 四捨五入の関係により 合計が合わない場合がある 5

原子炉施設等における保管プルトニウム 装荷プルトニウムの内訳 参考 1 日本原子力研究開発機構 東京電力 ( 株 ) 原子炉名等 (kgpu) 保管プルトニウム ( 注 1) 装荷プルトニウム ( 注 2) ( 参考 ) 炉内挿入済みの分離プルトニウム - 炉 分離プルトニウム量うち 核分裂性プルトニウム量 (kgpuf) (kgpu) 分離プルトニウム量うち 核分裂性プルトニウム量 (kgpuf) 外取出済みの照射済みプルトニウム ( 注 3) (kgpu) うち 核分裂性プルトニウム量 (kgpuf) 常陽 134 98 - - 261 184 もんじゅ 31 21 - - 1,533 1,69 福島第一原子力発電所 3 号機 - - - - 21 143 柏崎刈羽原子力発電所 3 号機 25 138 - - - - 中部電力 ( 株 ) 浜岡原子力発電所 4 号炉 213 145 - - - - 関西電力 ( 株 ) 高浜発電所 3 号炉 91 585 - - 368 221 高浜発電所 4 号炉 184 11 - - - - 四国電力 ( 株 ) 伊方発電所 3 号機 198 136 - - 633 436 九州電力 ( 株 ) 玄海原子力発電所 3 号機 81 516 - - 677 468 日本原子力研究開発機構 東海研究開発センター原子力科学研究所 高速炉臨界実験装置 331 293 研究開発施設 日本原子力研究開発機構 大洗研究開発センター重水臨界実験装置 87 72 日本原子力研究開発機構 東海研究開発センター原子力科学研究所 定常臨界実験装置及び過渡臨界実験装置 15 11 その他の研究開発施設 11 9 ( 注 1) 平成 26 年末の量 ( 注 2) 平成 26 年 1 月 ~12 月に新たに装荷された量 ( 注 3)MOX 燃料について 平成 26 年末までに炉内に挿入した分離プルトニウムの総量から炉外へ取出した照射済みプルトニウムの総量を差し引いたもの 平成 26 年末時点で 炉内に挿入中の MOX 燃料の新燃料時点でのプルトニウム重量に相当 定期検査のため 炉外に一時移動し保管されている場合もある 参考データ ( 平成 26 年末 ) 原子炉施設等に貯蔵されている使用済燃料等に含まれるプルトニウム 134,425kgPu 再処理施設に貯蔵されている使用済燃料に含まれるプルトニウム 26,65kgPu 放射性廃棄物に微量含まれるプルトニウム等 当面回収できないと認められているプルトニウム 148kgPu 6

参考 2 平成 26 年における国内に保管中の分離プルトニウムの期首 期末在庫量と増減内訳 単位 :kgpu < 合計 > ( 注 1) 再処理施設における分離総量 原子炉への装荷総量 各施設内工程での増減量 2 原子炉施設等における輸入総量 原子炉からの未照射 MOX 燃料の取出による増量 増減 2 日本原子力研究開発機構再処理施設 再処理の分離 精製工程から混合転換の原料貯蔵庫まで ( 注 1) 平成 26 年 1 月 1 日 ( 平成 25 年末 ) 現在の在庫量 748 分離による増量 ( 平成 26 年一年間の分離量 ) 払出による減量 ( 平成 26 年一年間の搬出量 ) 39 再処理施設内工程での増減量 ( 注 2) 増減 保管廃棄.1 内訳保管廃棄再生. 詳細核的損耗 1.1 内訳測定済廃棄. 在庫差 1.2 平成 26 年 12 月末現在の在庫量 79 日本原子力研究開発機構プルトニウム燃料加工施設 混合酸化物 (MOX) の粉末原料から燃料集合体に仕上げるまで ( 注 1) 平成 26 年 1 月 1 日 ( 平成 25 年末 ) 現在の在庫量 3,364 受入による増量 ( 平成 26 年一年間の搬入量 ) 39 払出による減量 ( 平成 26 年一年間の搬出量 ) 燃料加工施設内工程での増減量 ( 注 2) 1 増減 受払間差異. 内訳保管廃棄. 詳細保管廃棄再生. 内訳核的損耗.6 在庫差 1.4 平成 26 年 12 月末現在の在庫量 3,44 原子炉施設等 常陽 もんじゅ 実用発電炉 及び 研究開発施設 ( 注 1) 平成 26 年 1 月 1 日 ( 平成 25 年末 ) 現在の在庫量 3,19 受入による増量 ( 平成 26 年一年間の搬入量 : プルサーマル用の燃料輸入分を含む ) 増減内訳 装荷による減量 ( 平成 26 年一年間の装荷量 ) 払出による減量 ( 平成 26 年一年間の搬出量 ) 未照射 MOX 燃料の取出による増量 ( 平成 26 年一年間の取り出し量 ) 平成 26 年 12 月末現在の在庫量 3,19 7

日本原燃株式会社再処理施設 再処理の分離 精製工程から混合転換の原料貯蔵庫まで ( 注 1) 平成 26 年 1 月 1 日 ( 平成 25 年末 ) 現在の在庫量 3,611 分離による増量 ( 平成 26 年一年間の分離量 ) 払出による減量 ( 平成 26 年一年間の搬出量 ) 再処理施設内工程での増減量 ( 注 2) 2 保管廃棄. 増減保管廃棄再生. 内訳詳細核的損耗.9 内訳 測定済廃棄. 国内受入 ( 分析試料 ).1 在庫差 2.5 平成 26 年 12 月末現在の在庫量 3,613 ( 注 1) 数値は 四捨五入の関係により合計が合わない場合がある は 減量を示す ( 注 2) 各施設内工程での増減量の内訳には 施設への受入れ 施設からの払出し以外の計量管理上の在庫変動 ( 受払間差異 保管廃棄 保管廃棄再生 核的損耗 測定済廃棄等 ) 及び在庫差がある これらの定義は以下のとおりであり 計量管理上国際的にも認められている概念である なお この表中では プルトニウムの増減をわかりやすく示す観点から 在庫量が減少する場合には負 ( ) 増加する場合には正 ( 符号なし ) の量として示している そのため 計量管理上の表記と異なる場合があるので注意されたい 受払間差異 : 異なる施設間で核燃料物質の受渡しが行われた際の 受入側の測定値から払出し側が通知した値を引いた値 保管廃棄 : 使用済燃料溶解液から核燃料物質を回収する過程で発生する高放射性廃液や低放射性廃液等に含まれるプルトニウムなど 当面回収できない形態と認められる核燃料物質を保管する場合に 帳簿上の在庫から除外された量 保管廃棄再生 : 保管廃棄された核燃料物質のうち 再び帳簿上の在庫に戻された量 核的損耗 : 核燃料物質の自然崩壊により損耗 ( 減少 ) した量 測定済廃棄 : 測定され又は測定に基づいて推定され かつ その後の原子力利用に適さないような態様 ( ガラス固化体等 ) で廃棄された量 在庫差 : 実在庫確認時に実際の測定により確定される 実在庫量 から 帳簿上の在庫量 を引いた値 測定誤差やプルトニウムを粉末や液体で扱う施設においては 機器等への付着等のため 発生する 8

- 平成 26 年における我が国の分離プルトニウムの施設内移動量 増減量及び施設間移動量 - 参考 3 海外に保管中の分離 Pu 量 海外合計 36,974 海外からの移転量 保管量 新燃料及び研究開発用 3,19 原子炉施設等 ( 施設内移動量及び増減量 ) 装荷総量 原子炉へ装荷した量 未照射 MOX 燃料の取出による増量 単位 :kgpu 使用済燃料 ( 施設内移動量及び増減量 ) 使用量 燃料加工のために使用した酸化 Pu の量 施設内工程での増減量 1 払出総量 国内合計 1,835 ( 施設内移動量及び増減量 ) 分離総量 使用済燃料を再処理に供した量 回収量 硝酸 Pu から酸化 Pu に転換した量 86 施設内工程での増減量 2 燃料加工施設 保管量 酸化 Pu 1,974 試験及び加工段階 Pu 983 新燃料製品等 446 合計 3,44 払出総量 39 再処理施設 保管量 硝酸 Pu 等 862 酸化 Pu 3,46 合計 4,322 ( 注 1) 保管量 は平成 26 年末の値 ( 注 2) 施設内移動量及び増減量 は平成 26 年 1 年間の値 ( 注 3) は 減量を示す 9

参考 4 プルトニウム管理に関する指針に基づき IAEA を通じて公表する平成 26 年末における我が国のプルトニウム保有量 ( ) 内は平成 25 年末の公表値を示す *1 民生未照射プルトニウム年次保有量 ( 単位 :tpu) 1. 再処理工場製品貯蔵庫中の未照射分離プルトニウム 2. 燃料加工又はその他製造工場又はその他の場所での製造又は加工中未照射分離プルトニウム及び未照射半加工又は未完成製品に含まれるプルトニウム 3. 原子炉又はその他の場所での未照射 MOX 燃料又はその他加工製品に含まれるプルトニウム 4. その他の場所で保管される未照射分離プルトニウム 4.3 3. 3.1.4 (4.4) (2.9) (3.1) (.4) [ 上記 1-4 の合計値 ] *2 [ 1.8 (1.8)] (ⅰ) 上記 1-4 のプルトニウムのうち所有権が他国であるもの (ⅱ) 上記 1-4 のいずれかの形態のプルトニウムであって他国に存在し 上記 1-4 には含まれないもの (ⅲ) 上記 1-4 のいずれかの形態のプルトニウムであって 国際輸送中で受領国へ到着前のものであり 上記 1-4 には含まれないもの 37. *3 () (36.3 *3 ) () *4 使用済民生原子炉燃料に含まれるプルトニウム推定量 1. 民生原子炉施設における使用済燃料に含まれるプルトニウム 2. 再処理工場における使用済燃料に含まれるプルトニウム 3. その他の場所で保有される使用済燃料に含まれるプルトニウム ( 単位 :tpu) 134 (134) 27 (27) <.5 (<.5) [ 上記 1-3 の合計値 ] *5 [ 161 (16)] ( 定義 ) 1: 民生原子炉施設から取り出された燃料に含まれるプルトニウムの推定量 2: 再処理工場で受け入れた燃料のうち 未だ再処理されていない燃料に含まれているプルトニウムの推定量 *1;1kg 単位で四捨五入した値 *2,*5; 合計値はいずれも便宜上算出したものであり 公表対象外 *3; 再処理施設に保管されているプルトニウムについては Pu241の核的損耗を考慮した値 *4;1kg 単位で四捨五入した値 1

参考 5 プルトニウム管理に関する指針に基づき IAEA から公表されている平成 25 年末における各国の自国内のプルトニウム保有量 ( 注 1) を合計した値 ( 単位 :tpu) 未照射プルトニウム *1 使用済燃料中のプルトニウム *2 米国 49. 617 ロシア 51.9 14. 英国 123. 31 仏国 78.1 268.9 中国 *3 13.8kg - 日本 1.8 161 ドイツ 3. 19.5 ベルギー 1.4 38 スイス 5kg 未満 18 ( 注 1) 民生プルトニウム及び防衛目的としては不要となったプルトニウム *1 :1kg 単位で四捨五入した値 ただし 5kg 未満の報告がなされている項目は合計しない *2 :1kg 単位で四捨五入した値 ただし 5kg 未満の報告がなされている項目は合計しない *3 : 中国は 未照射プルトニウム量についてのみ公表する旨表明しており 平成 24 年末の保有量として報告した値 プルトニウム管理に関する指針 について 平成 6 年 2 月 : プルトニウム利用の透明性向上のための国際的枠組みの構築について 関係 9 ヶ国 ( 米 露 英 仏 中 日 独 ベルギー及びスイス ) による検討を開始 平成 9 年 12 月 : プルトニウム利用に係る基本的原則とともに プルトニウム保有量の公表等を定めた指針を 9 ヶ国が採用を決定 平成 1 年 3 月 : 指針に基づき IAEA に報告された各国のプルトニウム保有量及びプルトニウム管理に関する政策ステートメントについて IAEA が公表 11