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目次 改正の趣旨 1 改正の概要 1 申請に当たっての留意点 3 具体的な事例に基づく記載例 事例 1 定時株主総会の招集時期を特定の月とする場合 4 事例 2 定時株主総会の招集時期を議決権の基準日から3 月以内とする場合 6 略 語 法 所得税法等の一部を改正する等の法律 ( 平成 29 年法律

Microsoft Word - 最新版租特法.docx

租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) 第十条の二 第四十二条の五 第六十八条の十 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) ( 高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除 ) 第十条の二青色申告書を提出する個人が 平成三十年四月一日 ( 第二号及

< F2D93C192E894F A8893AE91A E7B8D7397DF>

て 次に掲げる要件が定められているものに限る 以下この条において 特定新株予約権等 という ) を当該契約に従つて行使することにより当該特定新株予約権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下この項及

●租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案

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資料2-1(国保条例)

に限る ) は その追徴すべき不足税額 ( 当該減額更正前に賦課した税額から当該減額更正に基因して変更した税額を控除した金額 ( 還付金の額に相当する税額を含む ) に達するまでの部分に相当する税額に限る 以下この項において同じ ) については 次に掲げる期間 ( 令第 4 8 条の9の9 第 4

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調査規則の改正 別紙案1・2

議案用 12P

間の初日以後 3 年を経過する日の属する課税期間までの各課税期間 6 高額特定資産を取得した場合の納税義務の免除の特例事業者 ( 免税事業者を除く ) が簡易課税制度の適用を受けない課税期間中に国内における高額特定資産の課税仕入れ又は高額特定資産に該当する課税貨物の保税地域からの引取り ( 以下 高

に掲げる税額ロ給与等の支給期が毎半月と定められている場合別表第一の乙欄に掲げる税額の二分の一に相当する税額ハ給与等の支給期が毎旬と定められている場合別表第一の乙欄に掲げる税額の三分の一に相当する税額ニ給与等の支給期が月の整数倍の期間ごとと定められている場合別表第一の乙欄に掲げる税額に当該倍数を乗じて

き一 修正申告 1 から同 ( 四 ) まで又は同 2 から同 ( 四 ) までの事由が生じた場合には 当該居住者 ( その相続人を含む ) は それぞれ次の 及び に定める日から4 月以内に 当該譲渡の日の属する年分の所得税についての修正申告書を提出し かつ 当該期限内に当該申告書の提出により納付

第68回税理士試験 消費税法 模範解答(理論)

186C008地方法人税法案

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げる期間 ( 令第 48 条の9の9 第 4 項各号に掲げる市民税にあつては 第 1 号に掲げる期間に限る ) を延滞金の計算の基礎となる期間から控除する 第 40 条の各納期限の翌日から当該減額更正に基因して変更した税額に係る納税通知書が発せられた日までの期間当該減額更正に基因して変更した税額に係

1 繰越控除適用事業年度の申告書提出の時点で判定して 連続して 提出していることが要件である その時点で提出されていない事業年度があれば事後的に提出しても要件は満たさない 2 確定申告書を提出 とは白色申告でも可 4. 欠損金の繰越控除期間に誤りはないか青色欠損金の繰越期間は 最近でも図表 1 のよ

Q1 法人事業税の負担変動の軽減措置とは どのような制度ですか? A. 平成 27 年度税制改正により導入された 外形標準課税の拡大 ( 所得割の税率引き下げ及び付加価値割 資本割の税率引き上げ ) によって生じる税負担の変動の影響を緩和する措置で 付加価値額が一定以下の法人を対象に税負担の増加につ

中央教育審議会(第119回)配付資料

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●自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案

02_(案の2①)概要資料(不均一)

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

松戸市市税条例等の一部を改正する条例 ( 松戸市市税条例の一部改正 ) 第 1 条松戸市市税条例 ( 平成 27 年松戸市条例第 12 号 ) の一部を次のように改正する 第 11 条中 及び第 2 号 を 第 2 号及び第 5 号 に それぞれ当該各号 を 第 1 号から第 4 号まで に改め 掲

平成30年3月決算における税務上の留意事項

Microsoft Word - zeisyou9記載の手引.doc

収益事業開始届出 ( 法人税法第 150 条第 1 項 第 2 項 第 3 項 ) 1 収益事業の概要を記載した書類 2 収益事業開始の日又は国内源泉所得のうち収益事業から生ずるものを有することとなった時における収益事業についての貸借対照表 3 定款 寄附行為 規則若しくは規約又はこれらに準ずるもの

二頁第十一条の五中 掲げる者 を 定める者 に 次条及び第十一条の七 を 及び次条 に改める 第十一条の七中 その親族 を 生計を一にする親族 に 同族会社( を 被支配会社(当該納税者を判定の基礎となる株主又は社員として選定した場合に法人税法第六十七条第二項に規定する会社に該当する会社をいい に改

[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分

目 次 問 1 法人税法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 1 問 2 租税特別措置法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 3 問 3 法人税法における当初申告要件 ( 所得税額控除の例 ) 5 問 4 法人税法における適用額の制限 ( 所得税額控除の例 ) 6

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た後に その賦課した税額が増加したときに限る ) は その追徴すべき不足税額 ( 当該減額更正前に賦課した税額から当該減額更正に基因して変更した税額を控除した金額 ( 還付金の額に相当する税額を含む ) に達するまでの部分に相当する税額に限る 以下この項において同じ ) については 次に掲げる期間

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

国税通則法施行令新旧対照表

2 政府は 必要があると認めるときは 予算で定める金額の範囲内において 機構に追加して出資することができる 3 機構は 前項の規定による政府の出資があったときは その出資額により資本金を増加するものとする 第二章役員及び職員 ( 役員 ) 第六条機構に 役員として その長である理事長及び監事二人を置

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律

税額控除限度額の計算この制度による税額控除限度額は 次の算式により計算します ( 措法 42 の 112) 税額控除限度額 = 特定機械装置等の取得価額 税額控除割合 ( 当期の法人税額の 20% 相当額を限度 ) 上記算式の税額控除割合は 次に掲げる区分に応じ それぞれ次の割合となります 特定機械

( 相続時精算課税適用者の死亡後に特定贈与者が死亡した場合 ) (6) 相続時精算課税適用者 ( 相続税法第 21 条の9 第 5 項に規定する 相続時精算課税適用者 をいう 以下 (6) において同じ ) の死亡後に当該相続時精算課税適用者に係る特定贈与者 ( 同条第 5 項に規定する 特定贈与者

Microsoft Word - メルマガQ&A(23.8.1問2)利益剰余金の資本組入(父確認中)

災害弔慰金の支給等に関する法律施行令(昭和四十八年十二月二十六日政令第三百七十四号)内閣は 災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律(昭和四十八年法律第八十二号)第三条第一項 第五条 第八条第一項から第三項まで 第九条第二項 第十条第二項 第十一条第一項 第十二条及び第十三条の規定に基づ

承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

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2 前項第一号に該当する自動車に係る自動車税の減免すべき税額は 災害の発生した日 の属する年度の自動車税額に次の表の上欄に掲げる当該自動車に係る修繕費の区分に応 じ それぞれ当該下欄に掲げる率を乗じて得た額に相当する額とする 修繕費 軽減率 自動車の取得価額の十分の三以上十分の四未満 自動車の取得価

Microsoft Word - zeisyou6記載の手引.doc

9 試験研究費の額に係る法人税額の特別控除額 2 10 還付法人税額等の控除額 3 11 退職年金等積立金に係る法人税額 4 12 課税標準となる法人税額又は個別帰属法人税額及びその法人税割額 の5の欄 ) リース特別控除取戻税額( 別表 1(2) の5の欄又は別表 1(3)

- 2 - り 又は知り得る状態であったと認められる場合には この限りでない 2~7 略 (保険料を控除した事実に係る判断)第一条の二前条第一項に規定する機関は 厚生年金保険制度及び国民年金制度により生活の安定が図られる国民の立場に立って同項に規定する事実がある者が不利益を被ることがないようにする観

●生活保護法等の一部を改正する法律案

事前確定届出給与に関する届出書

「図解 外形標準課税」(仮称)基本構想

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住友電気工業株式会社株式取扱規則

第 6 号様式記載の手引 H この申告書の用途等 (1) この申告書は 仮決算に基づく中間申告 ( 連結法人以外の法人が行う中間申告に限ります ) 確定した決算に基づく確定申告及びこれらに係る修正申告をする場合に使用します なお 事業税及び地方法人特別税に係る仮決算に基づく中間

( 二 ) その年中に支払った社会保険料 ( 給与等から控除されるものを除く ) の金額 小規模企業共済等掛金 ( 給与等から控除されるものを除く ) の額及び次に掲げる事項イその年中に支払った種類別の社会保険料の金額 ( 給与等から控除されるものを除く ) 及びその支払の相手方の名称ロ社会保険料の

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○H30条例19-1

-2- 経済産業大臣茂木敏充国土交通大臣太田昭宏環境大臣石原伸晃防衛大臣小野寺五典(認定申請書の提出)第一条研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律(平成二十年法律第六十三号)第二条第七項に規定する試験研究機関等(以下 試験研究機関等 という )

富士見市都市計画税条例 ( 昭和 46 年条例第 40 号 ) 新旧対照表 ( 第 1 条による改正 )( 専決 ) 新 旧 附則 附則 ( 改修実演芸術公演施設に対する都市計画税の減額の規定の適用を受けようとする者がすべき申告 ) 6 法附則第 15 条の11 第 1 項の改修実演芸術公演施設につ

第一問 -50 点 - 問 1 (25 点 ) (1) について (15 点 ) 概要 次の規定の適用を受ける場合には 納税義務が課されることとなる 1. 課税事業者の選択 2. 特定期間における課税売上高による納税義務の免除の特例 3. 新設法人の納税義務の免除の特例 4. 特定新規設立法人の納税

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

平成20年2月

七生活用動産の小半損 ( 生活用動産の損害額が当該生活用動産の時価の百分の三十以上百分の六十未満である損害をいう ) 保険金額の百分の三十に相当する金額八生活用動産の一部損 ( 生活用動産の損害額が当該生活用動産の時価の百分の十以上百分の三十未満である損害をいう ) 保険金額の百分の五に相当する金額

○補助金等交付規則

二法人税法施行規則第六十一条の三第一号ロ及びハ並びに第二号ロ及びハ並びに第六十一条の五第一号ハ及びヘ並びに第二号ハ及びヘに掲げる勘定科目内訳明細書ホ別表に掲げる明細書 ( 当該明細書に記載されている事項又は記載すべき事項の内訳に係る部分に限る ) 四省令第五条第二項の規定により同項に規定する添付書面

○大阪府建設業法施行細則

新座市税条例の一部を改正する条例

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準用する政令第 6 条の 25 第 1 号に定める金額 11 市町村民税の 申告書 空欄は 次のように記載します (1) 法人税の中間申告書に係る申告の場合は 中間 (2) 法人税の確定申告書 ( 退職年金等積立金に係るものを除きます ) 又は連結確定申告書に係る申告の場合は 確定 (3) (1)

第 6 講更正の請求 Q1 更正の請求と修正申告は どのような点で違いがあるか? Q2 通常の更正の請求 ( 通則法 23 条 1 項 ) はどのような場合に認められるか? Q3 特別の更正の請求 ( 通則法 23 条 2 項 ) はどのような場合に認められるか? Q4 通常の更正の請求と特別の更正

(1) 理由付記等

には 婚姻の届出をしていないが 事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含み 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが 事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和三十三年法律第百九十二号 ) 高齢者の医療の確保に関する法律 ( 昭

( 除名 ) 第 9 条社員が次のいずれかに該当するに至ったときは 社員総会の決議によって当該社員を除名することができる (1) この定款その他の規則に違反したとき (2) この法人の名誉を傷つけ または目的に反する行為をしたとき (3) その他除名すべき正当な事由があるとき ( 社員資格の喪失 )

改正 ( 事業年度の中途において中小企業者等に該当しなくなった場合等の適用 ) 42 の 6-1 法人が各事業年度の中途において措置法第 42 条の6 第 1 項に規定する中小企業者等 ( 以下 中小企業者等 という ) に該当しないこととなった場合においても その該当しないこととなった日前に取得又

( 第 8 条から移動 ) 第 10 条 ( 単元未満株式の売渡請求 ) 当会社の単元未満株式を有する株主 ( 実質株主を含む 以下同じ ) は株式取扱規則の定めるところに従い その有する当会社の単元未満株式の数と併せて単元株式数となる数の当会社の株式を売渡すよう当会社に請求することができる 第 1

平成17年細則第12号_寒冷地手当の支給に関する細則

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定款

11 市町村民税の申告書 空欄は 次のように記載します (1) 法人税の中間申告書に係る申告の場合は 中問 (2) 法人税の確定申告書 ( 退職年金等積立金に係るものを除きます ) 又は連結確定申告書に係る申告の場合は 確定 (3) (1) 又は (2) に係る修正申告の場合は 修正中間 又は 修正

(3) 分割の日程 ( 予定 ) 1 基準日設定公告 2013 年 9 月 13 日 ( 金 ) 2 基準日 2013 年 9 月 30 日 ( 月 ) 3 効力発生日 2013 年 10 月 1 日 ( 火 ) (4) 新株予約権の目的である株式の数の調整今回の株式の分割に伴い 当社発行の第 1

条第一項に規定する国際平和協力業務の実施等に関する重要事項九自衛隊法 ( 昭和二十九年法律第百六十五号 ) 第六章に規定する自衛隊の行動に関する重要事項 ( 第四号から前号までに掲げるものを除く ) 十国防に関する重要事項 ( 前各号に掲げるものを除く ) 十一国家安全保障に関する外交政策及び防衛政

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株主各位 平成 29 年 8 月 2 日東京都港区虎ノ門三丁目 1 番 1 号 ITbook 株式会社代表取締役会長兼 CEO 恩田饒 ストック オプション ( 新株予約権 ) の発行に関する取締役会決議公告 当社は 平成 29 年 7 月 19 日開催の取締役会において 当社取締役 執行役員および

消費税法における個別対応方式と一括比例配分方式 河野惟隆 1 はじめに本稿の課題は 個別対応方式と一括比例配分方式とで 課税仕入れ等の税額の合計額が如何よう になるか つまり その大小関係は如何ようになるか ということを 明らかにすることである これを 次のように 条件を追加しながら 次のような順序

第 3 4 条の9 第 1 項中 第 3 3 条第 4 項の申告書 を 第 3 3 条第 4 項に規定する特定配当等申告書 に 同条第 6 項の申告書 を 同条第 6 項に規定する特定株式等譲渡所得金額申告書 に 法第 2 章第 1 節第 6 款 を 同節第 6 款 に改める 第 4 8 条第 1

株式取扱規則

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する軽自動車をいう 以下軽自動車税について同じ ) に対し 当該 3 輪以上の軽自動車の取得者に環境性能割によって 軽自動車等 ( 法第 442 条第 3 号に規定する軽自動車等をいう 以下軽自動車税について同じ ) に対し 当該軽自動車等の所有者に種別割によって課する 2 前項に規定するもののほか

2. 制度の概要 この制度は 非上場株式等の相続税 贈与税の納税猶予制度 とは異なり 自社株式に相当する出資持分の承継の取り扱いではなく 医療法人の出資者等が出資持分を放棄した場合に係る税負担を最終的に免除することにより 持分なし医療法人 に移行を促進する制度です 具体的には 持分なし医療法人 への

●所得税法等の一部を改正する等の法律案

Taro-役員報酬規程( 改正)【機1完2可2】機構内限り

第 5 編総務の規程 ( 株式取扱規程 )0504- 総規 株式取扱規程 ( 昭和 35 年 01 月 01 日制定 ) ( 平成 24 年 04 月 1 日現在 ) 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条当会社における株主権行使の手続きその他株式に関する取扱いについては, 株式会社証券保管振替機

役員報酬規程

第 20 号様式の記載について 1 この申告書の用途等 (1) この申告書は 仮決算に基づく中間申告 ( 連結法人以外の法人が行う中間申告に限ります ) 確定した決算に基づく確定申告及びこれらに係る修正申告をする場合に使用します (2) この申告書は 堺市長に 1 通 ( 提出用及び入力用 ) を提

Microsoft Word - 【施行】180406無低介護医療院事業の税制通知

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Transcription:

法人税の申告期限延長の特例の適用を受けるに当たっての留意点 平成 29 年 4 月 18 日経済産業省経済産業政策局企業会計室 平成 29 年度税制改正においては 攻めの経営 を促すコーポレートガバナンス税制の一環として 企業と株主 投資家との充実した対話を促すため 上場企業等が定時総会の開催日を柔軟に設定できるよう 企業が決算日から3ヶ月を越えて定時総会を招集する場合 総会後に法人税の確定申告を行うことを可能とする措置が講じられました そこで 今回 定時総会における議決権行使基準日を決算日とは異なる日に設定し 定時総会の開催日を変更することを検討している企業が法人税の申告期限の延長の特例の適用を受ける際の参考となるよう 改正後の法人税法第七十五条の二第一項第一号 ( 以下 本特例 ) の解釈等について 国税当局にも確認の上 整理 公表することとしました 内容は以下のとおりです 1. 本特例の適用対象の範囲本特例は 会計監査人を設置している法人が対象となります ( 法人税法第七十五条の二第一項第一号 ) また 本特例の適用を受けるためには 定款 寄附行為 規則 規約その他これらに準ずるもの ( 以下 定款等 という ) の定めにより事業年度終了の日から3ヶ月以内に定時総会が招集されない常況にあることが必要です この 定款等 とは 法人の最も基本的な事項について定めた根本規則を指します 株式会社の場合 定款がこれに該当し 例えば株式取扱規程等の規程や取締役会等の議事録はこれに含まれません なお 延長する月数は 法人の申請に基づき 税務署長が指定することとなります 2. 定款等の定めの具体例と税務署長への提出書類本特例の適用を受けるためには 上記 1のとおり 定款等の定めにより 事業年度終了の日から3ヶ月以内に定時総会が招集されない常況にあると税務署長が確認できることが前提となります この定款等の定めについては その招集時期の定め方によって 以下の4つのケースが考えられますが それぞれのケースにおける本特例の適用の有無及び 申告 1

期限の延長の特例の申請書 ( 以下 申請書 という ) の添付資料について整理しましたので 定款等の定めを変更する場合の参考としてください 定款等において定時総会の招集時期を 特定の月と定めている場合 ケース A 定款等において定時総会の招集時期を 2ヶ月以上の期間により定めている場合 ケース B 定款等において議決権行使基準日を定めているが 定款等に定時総会の招集時期の定めがない場合 ケース C 定款等において議決権行使基準日からの期間により定時総会の招集時期を定めているが 定款等に議決権行使基準日の定めがない場合 ケース D (1) 定款等において定時総会の招集時期を 特定の月と定めている場合 ケース A ( 定款等の記載例 ) 決算日が3 月末日の場合 ケース A-1 当会社の定時株主総会は 毎年 7 月にこれを招集する 上記の場合 各事業年度終了の日の翌日から3 月以内 に定時総会が招集されない常況にあると認められますので 本特例の適用を受けることができます なお 申請書には 定款等の写しを添付してください (2) 定款等において定時総会の招集時期を 2ヶ月以上の期間により定めている場合 ケース B ( 定款等の記載例 ) 決算日が3 月末日の場合 ケース B-1 当会社の定時株主総会の議決権の基準日は 毎年 5 月 31 日とする と定めた上で 当会社の定時株主総会は 議決権の基準日から 3か月以内にこれを招集する ケース B-2 当会社の定時株主総会の議決権の基準日は 毎年 6 月 30 日とする と定めた上で 当会社の定時株主総会は 議決権の基準日から 3か月以内にこれを招集する ケース B-3 当会社の定時株主総会は 毎年 6 月または7 月にこれを招集する ケース B-4 当会社の定時株主総会は 毎年 7 月または8 月にこれを招集する 上記 B-2 又は B-4 の場合 各事業年度終了の日の翌日から3 月以内 に定 2

時総会が招集されない常況にあると認められますので 本特例の適用を受けることができます また 上記 B-1 又は B-3 の場合 定時総会の招集時期が7 月 ( 又は8 月 ) であるときは 各事業年度終了の日の翌日から3 月以内 に定時総会が招集されない常況にあると認められますので 本特例の適用を受けることができます なお 法人が申請する延長月数について 税務署長が確認する必要がありますので 申請書には 定款等の写しに加えて 定時総会の招集月が確認できる次のような資料を添付してください 1 定時株主総会の招集時期に関する定款変更議案について 株主の議決権行使検討期間の確保 株主 投資家との対話期間の確保 情報開示充実のための作業期間の確保 など 7 月以降の特定の月に定時株主総会を招集することとした 提案の理由 を記載した株主総会参考書類 2 集中日を回避した株主総会の設定 欄に決算日から3ヶ月を超えた日に定時株主総会を開催することを記載したコーポレートガバナンス報告書 3 その他変更後の定時総会の招集月が明らかとなる書類 ( 招集時期の変更を決議した取締役会の議事録など ) (3) 定款等において議決権行使基準日を定めているが 定款等に定時総会の招集時期の定めがない場合 ケース C ( 定款等の記載例 ) 決算日が3 月末日の場合 ケース C-1 当会社の定時株主総会の議決権の基準日は 毎年 5 月 31 日とする ( 定時総会の招集時期の定めなし ) ケース C-2 当会社の定時株主総会の議決権の基準日は 毎年 6 月 30 日とする ( 定時総会の招集時期の定めなし ) 上記 C-2 の場合 各事業年度終了の日の翌日から3 月以内 に定時総会が招集されない常況にあると認められますので 本特例の適用を受けることができます また 上記 C-1 の場合 定時総会の招集時期が7 月 ( 又は8 月 ) であるときは 各事業年度終了の日の翌日から3 月以内 に定時総会が招集されない常況にあると認められますので 本特例の適用を受けることができます なお 法人が申請する延長月数について 税務署長が確認する必要がありますので 申請書には 定款等の写しに加えて 定時総会の招集月が確認でき 3

る次のような資料を添付してください 1 定時株主総会の招集時期に関する定款変更議案について 株主の議決権行使検討期間の確保 株主 投資家との対話期間の確保 情報開示充実のための作業期間の確保 など 7 月以降の特定の月に定時株主総会を招集することとした 提案の理由 を記載した株主総会参考書類 2 集中日を回避した株主総会の設定 欄に決算日から3ヶ月を超えた日に定時株主総会を開催することを記載したコーポレートガバナンス報告書 3 その他変更後の定時総会の招集月が明らかとなる書類 ( 招集時期の変更を決議した取締役会の議事録など ) (4) 定款等において議決権行使基準日からの期間により定時総会の招集時期を定めているが 定款等に議決権行使基準日の定めがない場合 ケース D ( 定款等の記載例 ) 決算日が3 月末日の場合 ケース D-1 当会社の定時株主総会は 議決権の基準日から3か月以内にこれを招集する ( 議決権行使基準日の定めなし ) 定款等で定時総会に係る議決権行使基準日を定めていない場合 会社法上 会社が定めた議決権行使基準日を都度公告する必要があるものの 定款等の定めからは 各事業年度終了の日の翌日から3 月以内 に定時総会が招集されない常況にあることが確認できません このため 本特例の適用を受けられないということとなります ( 注 ) 上記 (1) から (4) までについては 法人税法第七十五条の二第一項柱書の 各事業年度終了の日の翌日から二月以内に当該各事業年度の決算についての定時総会が招集されない常況にあると認められる場合 に該当するかどうかの考え方についても 同様となります 3. 当該定めの内容を勘案して四月を超えない範囲内において税務署長が指定する月数の期間 の具体例法人税の申告期限の延長は 法人税法第七十五条の二第一項第一号に 当該定めの内容を勘案して四月を超えない範囲内において税務署長が指定する月数の期間 とされており 法人の申請に基づき 税務署長が指定することとなっています 上記 2で掲げる定款等の記載例をもとに延長可能な法人税の申告期限を整理すると 以下のとおりです 4

( 定款等の記載例 ) 決算日が3 月末日の場合 ケース A-1 当会社の定時株主総会は 毎年 7 月にこれを招集する 申告期限は 2 月 (7 月末日 ) 延長可能です ケース B -1 当会社の定時株主総会の議決権の基準日は 毎年 5 月 31 日とする と定めた上で 当会社の定時株主総会は 議決権の基準日から3か月以内にこれを招集する 申告期限は 定時総会の招集時期に応じて 2 月 (7 月末日 ) 又は3 月 (8 月末日 ) 延長可能です ケース B-2 当会社の定時株主総会の議決権の基準日は 毎年 6 月 30 日とする と定めた上で 当会社の定時株主総会は 議決権の基準日から3か月以内にこれを招集する 申告期限は 定時総会の招集時期に応じて 2 月 (7 月末日 ) 3 月 (8 月末日 ) 又は4 月 (9 月末日 ) 延長可能です ケース B-3 当会社の定時株主総会は 毎年 6 月または7 月にこれを招集する 申告期限は 定時総会の招集時期が7 月である場合には 2 月 (7 月末日 ) 延長可能です ケース B-4 当会社の定時株主総会は 毎年 7 月または8 月にこれを招集する 申告期限は 定時総会の招集時期に応じて 2 月 (7 月末日 ) 又は3 月 (8 月末日 ) 延長可能です ケース C-1 当会社の定時株主総会の議決権の基準日は 毎年 5 月 31 日とする ( 定時総会の招集時期の定めなし ) 申告期限は 定時総会の招集時期に応じて 2 月 (7 月末日 ) 又は3 月 (8 月末日 ) 延長可能です ケース C-2 当会社の定時株主総会の議決権の基準日は 毎年 6 月 30 日とする ( 定時総会の招集時期の定めなし ) 申告期限は 定時総会の招集時期に応じて 2 月 (7 月末日 ) 3 月 (8 月末日 ) 又は4 月 (9 月末日 ) 延長可能です 5

なお 税務署長は 本来の申告期限の翌日を起算日として月数を指定することとなります このため 例えば決算日が3 月 20 日である企業の場合 申告期限は ケース A-1 においては7 月 20 日 ケース B-1 で定時総会を8 月 21 日から9 月 20 日までの期間に招集することとしている場合においては 9 月 20 日とすることができます また 本特例の申告期限の延長は 四月を超えない範囲内 で認められることとなりますが これは 決算日の翌日から6ヶ月以内 を意味します ( 原則 2ヶ月 + 特例 4ヶ月 ) 例えば 3 月末日が決算日である企業については最大 9 月末日まで 3 月 20 日が決算日である企業については最大 9 月 20 日までの延長が認められることとなります 4. 申請書の提出期限申請書に定款等の写し及び上記各ケースによって必要となる書類を添付し 本特例の適用を受けようとする事業年度終了の日まで ( 連結事業年度について申請する場合には 連結事業年度終了の日の翌日から45 日以内 ) に納税地の所轄税務署長に提出する必要があります 5. 適用時期 改正後の法人税法については 平成 29 年 4 月 1 日より施行となっていますので 本特例の適用を受けるための申請も同日より可能です 参考 法人事業税の申告期限延長の特例なお 法人事業税の申告期限の延長の特例である改正後の地方税法第七十二条の二十五第三項第一号 ( 同法第七十二条の二十八第二項及び第七十二条の二十九第二項において準用する場合を含む ) の解釈等については 上記 1.~5. と同様になります また 法人事業税の申告期限の延長の特例を受けるためには 本特例に係る税務署長への申請とは別に都道府県知事への申請が必要となりますので 御留意ください これらの点については 総務省に確認済です 以上 6

( 参考 ) 関係法令 法人税法 ( 抄 ) ( 事業年度の意義 ) 第十三条この法律において 事業年度 とは 法人の財産及び損益の計算の単位となる期間 ( 以下この章において 会計期間 という ) で 法令で定めるもの又は法人の定款 寄附行為 規則 規約その他これらに準ずるもの ( 以下この章において 定款等 という ) に定めるものをいい 法令又は定款等に会計期間の定めがない場合には 次項の規定により納税地の所轄税務署長に届け出た会計期間又は第三項の規定により納税地の所轄税務署長が指定した会計期間若しくは第四項に規定する期間をいう ただし これらの期間が一年を超える場合は 当該期間をその開始の日以後一年ごとに区分した各期間 ( 最後に一年未満の期間を生じたときは その一年未満の期間 ) をいう 2~4 ( 略 ) ( 確定申告書の提出期限の延長の特例 ) 第七十五条の二第七十四条第一項 ( 確定申告 ) の規定による申告書を提出すべき内国法人が 定款 寄附行為 規則 規約その他これらに準ずるもの ( 以下この条において 定款等 という ) の定めにより 又は当該内国法人に特別の事情があることにより 当該事業年度以後の各事業年度終了の日の翌日から二月以内に当該各事業年度の決算についての定時総会が招集されない常況にあると認められる場合には 納税地の所轄税務署長は その内国法人の申請に基づき 当該事業年度以後の各事業年度 ( 残余財産の確定の日の属する事業年度を除く 以下この項及び次項において同じ ) の当該申告書の提出期限を一月間 ( 次の各号に掲げる場合に該当する場合には 当該各号に定める期間 ) 延長することができる 一当該内国法人が会計監査人を置いている場合で かつ 当該定款等の定めにより当該事業年度以後の各事業年度終了の日の翌日から三月以内に当該各事業年度の決算についての定時総会が招集されない常況にあると認められる場合 ( 次号に掲げる場合を除く ) 当該定めの内容を勘案して四月を超えない範囲内において税務署長が指定する月数の期間二 ( 略 ) 2~10 ( 略 ) 会社法 ( 抄 ) ( 基準日 ) 第百二十四条株式会社は 一定の日 ( 以下この章において 基準日 という ) を定めて 基準日において株主名簿に記載され 又は記録されている株主 ( 以下この条において 基準日株主 という ) をその権利を行使することができる者と定めることができる 7

2 基準日を定める場合には 株式会社は 基準日株主が行使することができる権利 ( 基準日から三箇月以内に行使するものに限る ) の内容を定めなければならない 3 株式会社は 基準日を定めたときは 当該基準日の二週間前までに 当該基準日及び前項の規定により定めた事項を公告しなければならない ただし 定款に当該基準日及び当該事項について定めがあるときは この限りでない 4 5 ( 略 ) 地方税法 ( 抄 ) ( 中間申告を要しない法人の事業税の申告納付 ) 第七十二条の二十五事業を行う法人 ( 清算中の法人を除く 以下この条 次条及び第七十二条の二十八において同じ ) は 次条の規定に該当する場合を除くほか 各事業年度に係る所得割 ( 第七十二条の二第一項第一号イに掲げる法人にあつては 付加価値割 資本割及び所得割とする 以下この節において 所得割等 という ) 又は収入割を各事業年度終了の日から二月以内 ( 外国法人が第七十二条の九第一項に規定する納税管理人を定めないでこの法律の施行地に事務所又は事業所を有しないこととなる場合 ( 同条第二項の認定を受けた場合を除く ) には 当該事業年度終了の日から二月を経過した日の前日と当該事務所又は事業所を有しないこととなる日とのいずれか早い日まで 第七十二条の二十八第一項において同じ ) に 確定した決算に基づき 事務所又は事業所所在の道府県に申告納付しなければならない 2 ( 略 ) 3 第一項の場合において 同項の法人が 定款 寄附行為 規則 規約その他これらに準ずるもの ( 第一号及び第五項において 定款等 という ) の定めにより 又は当該法人に特別の事情があることにより 当該事業年度以後の各事業年度終了の日から二月以内に当該各事業年度の決算についての定時総会が招集されない常況にあると認められるときは 当該法人は 事務所又は事業所所在地の道府県知事 ( 二以上の道府県において事務所又は事業所を設けて事業を行う法人にあつては 主たる事務所又は事業所所在地の道府県知事 ) の承認を受け 当該事業年度以後の各事業年度に係る所得割等又は収入割を当該各事業年度 ( 第五項の規定の適用に係る事業年度を除く 以下この項において同じ ) 終了の日から三月以内 ( 次の各号に掲げる場合に該当するときは 当該各号に定める期間内 ) に申告納付することができる 一当該法人が会計監査人を置いている場合で かつ 当該定款等の定めにより当該事業年度以後の各事業年度終了の日から三月以内に当該各事業年度の決算についての定時総会が招集されない常況にあると認められる場合 ( 次号に掲げる場合を除く ) 当該定めの内容を勘案して三月を超え六月を超えない範囲内において当該道府県知事が指定する月数の期間内二 ( 略 ) 4~15 ( 略 ) 8

( 中間申告を要する法人の確定申告納付 ) 第七十二条の二十八事業を行う法人は 第七十二条の二十六の規定に該当する場合においては 当該事業年度終了の日から二月以内に 確定した決算に基づき 当該事業年度に係る所得割等又は収入割を事務所又は事業所所在の道府県に申告納付しなければならない この場合において 当該法人の納付すべき事業税額は 当該法人が当該申告書に記載した事業税額から同条の規定による申告書に記載した事業税額又は同条第五項の規定によつて申告書の提出があつたとみなされる場合において納付すべき事業税額を控除した金額に相当する事業税額とする ただし 法人が同条に規定する申告書を提出した場合において この項の規定により申告納付すべき期限までに第七十二条の三十三第二項若しくは第三項の規定による修正申告書の提出があつたとき 又は第七十二条の三十九第一項若しくは第三項 第七十二条の四十一第一項若しくは第三項若しくは第七十二条の四十一の二第一項若しくは第三項の規定による更正があつたときは 当該法人がこの項の規定による申告書に記載した事業税額から控除すべき事業税額は 当該第七十二条の二十六に規定する申告書に記載した事業税額 当該修正申告により増加した事業税額及び当該更正に係る第七十二条の四十四第一項の不足税額の合計額とする 2 第七十二条の二十五第二項から第十一項まで 第十四項及び第十五項の規定は 前項の規定によつて法人がすべき申告納付及び同項の場合において当該法人が事務所又は事業所所在地の道府県知事に提出すべき申告書について準用する 3 4 ( 略 ) ( 清算中の法人の各事業年度の申告納付 ) 第七十二条の二十九清算中の法人は その清算中に事業年度 ( 残余財産の確定の日の属する事業年度を除く ) が終了した場合においては 当該事業年度の付加価値額 所得又は収入金額を解散をしていない法人の付加価値額 所得又は収入金額とみなして 当該事業年度につき第七十二条の十二 第七十二条の十四から第七十二条の二十まで 第七十二条の二十三から第七十二条の二十四の三まで 第七十二条の二十四の五 第七十二条の二十四の六又は第七十二条の二十四の七第一項から第三項までの規定により当該事業年度の付加価値額 所得又は収入金額及びこれらに対する事業税額を計算し その税額があるときは 当該事業年度終了の日から二月以内に当該事業年度に係る付加価値割 所得割又は収入割を事務所又は事業所所在の道府県に申告納付しなければならない 2 第七十二条の二十五第二項から第十一項まで 第十四項及び第十五項の規定は 前項の規定によつて法人がすべき申告納付及び同項の場合において当該法人が事務所又は事業所所在地の道府県知事に提出すべき申告書について準用する この場合において 同条第八項中 付加価値額 資本金等の額 とあるのは 付加価値額 と 付加価値割額 資本割額 とあるのは 付加価値割額 と読み替えるものとする 3~5 ( 略 ) 9