電気工作物保安管理業務

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Microsoft Word - 【施行②】第50条解釈適用指針Rev4.doc

小水力発電に係る電気事業法の規制について

F案(8.9.3)

平成19年電気保安講習会

1 委託業務監督 検査要領 Ⅲ-1-1

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

Microsoft Word - ②様式1 再委託承諾申請書

火対象物の公表の要否を決定するものとする ( 公表の予告 ) 第 5 条署長は 前条第 4 項の規定により公表が必要であると決定した場合は 公表予告書 ( 第 2 号様式 ) により関係者に対し公表の予告をするものとする 2 前項に規定する公表の予告は 査察規程第 20 条第 1 項に規定する立入検

財営第   号

設置者の皆様へ 自家用電気工作物に係る手続きのご案内 - 電気事業法に基づく保安規程 主任技術者の届出等について - 平成 24 年 経済産業省中部近畿産業保安監督部北陸産業保安監督署

ネットワーク保守サービス 契約約款 2016 年 4 月 関西国際空港情報通信ネットワーク株式会社

8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為


また 立入調査は 市職員又は市長が委任した者が行い 調査者については身分等を示す証明書を携帯し 関係者からの請求があった場合は提示しなければならないため 立入調査員証 ( 様式第 2 号 ) により身分を証明するものとします 参考 < 基本指針 > 一 7(p.12~13) <ガイドライン> 第 3

みなし登録電気工事業者 ( 建設業者 ) 開始届出必要書類 ( 法第 34 条関係 ) 建設業法に基づく許可を受けた者が電気工事業を開始した ( 営業を行う ) ときは 電気工事業開始届出書 に下表の添付書類を添えて 遅滞なく提出すること 番 届出内容の種類 個人申請法人申請 号 必要書類の名称 主

Microsoft Word - 【案1】登録認証機関立入要領改正通知(Ver )

高圧ガス保安法第 44 条第 1 項に基づく容器検査 ( 超低温 30 日 30 日容器以外 )(500リットルを超えるもの) 高圧ガス保安法第 44 条第 1 項に基づく容器検査 ( 超低温容器以外 )(500 リットル以下のもの ) 高圧ガス保安法第 44 条第 1 項に基づく指定容器検査機関の

2 前項の規定による通知を行った場合において 市長は 当該特定空家等の所有者等が除却 修繕 立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置を講じたことにより特定空家等の状態が改善され 特定空家等でないと認めるときは 遅滞なくその旨を 特定空家等状態改善通知書 ( 様式第 7 号 ) に

主任技術者制度の解釈及び運用(内規)における年次点検の要件の考え方について

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はじめに

個人情報の保護に関する規程(案)

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

【別紙】リーフレット①

藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金

( 案 ) 土地区画整理事業の施行に伴い設置される 公共施設の管理及び帰属等に関する協議書 埼玉県 ( 以下 甲 という ) と ( 土地区画事業施行 ( 予定 ) 者 ) ( 以下 乙 と いう ) とは 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業の施行により設置される公共 施設の管理及び帰属等につい

紙申請案内

1 茨城県認可外保育施設指導監督実施要項(H29.3)

合は 当該出向社員と当該出向先の会社との間に直接的かつ恒常的な雇用関係があるものとして取り扱うこととする ただし 当該出向先の会社が当該出向社員を主任技術者又は監理技術者として置く建設工事について 当該企業集団を構成する親会社若しくはその連結子会社又は当該親会社の非連結子会社 ( 会社計算規則第 2

自治基本条例素案のたたき台大和市自治基本条例をつくる会

(7) 乙は 警備業法第 4 条で規定する認定及び同法第 5 条で規定する届出のほかに 同法第 1 1 条の4で規定する届出を行っていること (8) 乙は 機械警備において ガードセンターで警備対象物件に異常事態が発生したことを感知してから 25 分以内にその警備対象物件に対し機動隊を常に派遣できる

台東区希望型指名競争入札実施要綱 平成 1 7 年 7 月 1 日 17 台総経第 208 号 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 台東区が発注する建設工事等における希望型指名競争入札の実施に関し 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 地方自治法施行令 ( 昭和 22 年政令第 16

一定規模以上の土地の形質変更時の手続きについて 改正土壌汚染対策法が平成 22 年 4 月 1 日から施行されたことにより 平成 22 年 5 月 1 日以降に 3,000 m2以上の面積の土地の形質変更をしようとする者は 工事に着手する日の 30 日前までに 法に基づき届出を行うことが義務付けられ

所において施工する場合 2 施工にあたり相互に調整を要する工事で かつ 工事現場の相互の間隔が 10km 程度の近接した場所において同一の建設業者が施工する場合 ( 別添 建設工事における現場代理人の常駐義務の緩和に係る取扱いについて に示す 参考 第 2 第 1 項第 3 号に定める該当工事 参照

北上市空家等対策規則 ( 趣旨 ) 第 1 条この規則は 北上市空家等対策条例 ( 平成 28 年北上市条例第 17 号 以下 条例 という ) の実施に関し必要な事項を定めるものとする ( 守秘義務 ) 第 2 条条例第 7 条に定める空家等対策審議会の委員は 職務上知り得た秘密を他に漏らしてはな

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(7) 乙は 機械警備において 乙の警備本部で警備対象に異常事態が発生したことを感知してから25 分以内に その警備対象に対し機動隊を常に派遣できる体制をとること 5 業務遂行状況の報告及び記録 (1) 報告及び記録の内容は 下記のとおりとする ア警備報告書イ異常が生じた場合の記録 ( 現況写真を添


別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措

スライド 1

Microsoft Word - H29要綱_ docx

4. 施工者とは 当該工事の受注者をいう ( 品質証明者 ) 5. 品質証明者とは 一定の資格及び実務経験を有し 施工者と品質証明業務について契約した組織又は個人で 以下の要件に該当しないものをいう 1 組織においては 以下のいずれかに該当する者 (1) 当該工事の施工者 (2) 当該工事の施工者と

特定個人情報の取扱いの対応について

( 考慮すべき視点 ) 内管について 都市ガスでは需要家の所有資産であるがガス事業者に技術基準適合維持義務を課しており 所有資産と保安責任区分とは一致していない LPガスでは 一般にガスメータの出口より先の消費設備までが需要家の資産であり 資産区分と保安責任区分が一致している 欧米ではガスメータを境

第 2 条ガイアは 関係法令等及びこれに基づく告示 命令によるほか業務要領に従い 公正 中立の立場で厳正かつ適正に 適合審査業務を行わなければならない 2 ガイアは 引受承諾書に定められた期日までに住宅性能証明書又は増改築等工事証明書 ( 以下 証明書等 という ) を交付し 又は証明書等を交付でき

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

雇用管理分野における個人情報のうち健康情報を取り扱うに当たっての留意事項 第 1 趣旨 この留意事項は 雇用管理分野における労働安全衛生法 ( 昭和 47 年法律第 57 号 以下 安衛法 という ) 等に基づき実施した健康診断の結果等の健康情報の取扱いについて 個人情報の保護に関する法律についての

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つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という

特定個人情報の取扱いの対応について

Ⅰ 概要について 一次下請契約者を社会保険等加入業者に限定します 平成 29 年 4 月 1 日以降に契約締結した工事において 受注者は 原則として社会保険等未加入業者を下請契約 ( 受注者が直接契約締結するものに限る 以下 一次下請契約 という ) の相手方としないこととします 追加 建設工事契約

3. 証明者が登録宅性能評価機関の場合 証明を行った登録宅性能評価機関 調査を行った建築士又は建築基準適合判定資格者検定合格者 称印 登録年月日及び登録をした者 建築基準適合判定資格者検定合格者の場合 登録を受けた都道府県 ( 二級建築士又は木造 ) 合格通知日付又は合格証書日付 合格通知番号又は合

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美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱

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個人情報の取り扱いに関する規程

( 業務計画の策定 ) 第 3 条受注者は 本業務を実施するに当たり 管理技術者が行う担当技術者に対する指揮命令等を明示した業務計画書を作成するものとする 2 受注者は 前項により作成した業務計画書を発注者に提出するものとする ( 施行上の義務及び心得 ) 第 4 条受注者は 本業務の実施に当たって

1. 目次 青少年インターネット環境整備法及び関連規定に関する携帯電話インターネット接続役務提供事業者等向け Q&A 目次 関係法令一覧 Q&A... 4 法第 2 条 ( 定義 ) 関係... 4 法第 13 条 ( 青少年確認義務 ) 関係... 4

個人情報保護規程

平成11年6月8日

Microsoft Word - BAサイト電気設備 仕様書

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社会保険等未加入業者との下請契約 (1 次 ) 禁止にかかる事務手続フロー 施工体制台帳により加入状況を確認 工事監督員 添付された加入を証明する書類にて確認します 未加入 加入 適用除外 契約担当に報告するとともに, 受注者に対し, 書面にて当該下請契約を締結した具体的な理由を記載した書面を提出す

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

安全衛生規程

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

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平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

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株式会社フロンティアビジネス 別紙 1 1 処分内容 (1) 労働者派遣法第 21 条第 2 項に基づく労働者派遣事業停止命令 ( 労働者派遣事業停止命令の内容は 3 のとおり ) (2) 労働者派遣法第 49 条第 1 項に基づく労働者派遣事業改善命令 ( 労働者派遣事業改善命令の内容は 4 のと

役務契約における労働社会保険諸法令遵守状況確認実施方針

地域見守りカメラ設置促進事業要綱

軽自動車税 ( 種別割 ) 減免に関する取扱基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この基準は 船橋市市税条例第 89 条及び第 90 条の規定に基づき 軽自動車税 ( 種別割 ) の減免の取り扱いに関し 必要な事項を定める ( 公益のために直接専用するものの範囲 ) 第 2 条条例第 89 条第 1 項第

3 治験実施計画書目的 当該治験について 治験実施計画書が手順書に従い適切に作成及び改訂されていることを確認する 次の事項を調べる (1) 治験実施計画書の記載項目 ( 再生医療等製品 GCP 省令第 7 条第 1 項に規定する項目 ) (2) 治験実施計画書の作成 改訂の手順と日付 (3) 治験計

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( 別式第 7 ) をもって 当該所有者等に対し代執行の内容を通知するものとする 5 町長は 法第 14 条第 9 項に基づき行政代執行法による特定空家等の処分を行う場合は その代執行の現場に責任者を派遣し 当該責任者に対し行政代執行法第 4 条に基づく証票として 執行責任者証 ( 別式第 8 )

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における


自家用電気工作物の安全の確保に関する行政評価・監視 事業場調査結果事例集

Taro-〔別添様式〕「認証取得の活用について(建築)」

14個人情報の取扱いに関する規程

機関 調査を行った建築士又は建築基準適合判定資格者検定合格者 登録年月日及び登録番号登録をした者 氏建築士の場合 一級建築士 二級建築士又は木造建築士の別 建築基準適合判定資格者検定合格者の場合 4. 証明者が宅瑕疵担保責任保険法人の場合 証明を行った宅瑕疵担保責任保険法人 調査を行った建築士又は建

第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この業務規程は 工業所有権に関する手続等の特例に関する法律 ( 平成 2 年法律第 30 号 以下 法 という ) 第 39 条において準用する同法第 22 条第 1 項の規定に基づき 調査業務の実施に関し必要な事項を定めることを目的とする ( 調査業務実施の

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松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

附則 この規則は 平成 29 年 3 月 1 日から施行する

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Microsoft Word - ○指針改正版(101111).doc

文書管理番号

特別の事情 が認められる場合( 2) 特殊な技術 機器又は設備等 ( 以下 特殊技術等 という ) を必要とする工事で 特殊技術等を有する者と下請契約を締結しなければ契約の目的を達することができないことや その下請業者でなければ目的を達することが困難となることが明らかな場合 特別の事情 に該当しない

個人情報保護規程例 本文

Transcription:

自家用電気工作物等保安管理業務 仕様書 この契約に定める電気工作物 ( 以下 委託電気工作物 という ) の保安管理業務は 下記のとおりとする 1 委託期間平成 30 年 4 月 1 日から平成 3 1 年 3 月 3 1 日まで 2 委託業務の内容 ( 1 ) 委託電気工作物の維持及び運用について 定期的な点検 測定及び試験 ( その細目及び具体的基準は 別紙 1 点検 測定及び基準等 及び別紙 2 のとおり ) を行い 経済産業省令で定める技術基準の規定に適合しない事項又は適合しないおそれがあるときは必要な指示及び助言を行うこと ( 2 ) 電気事故その他委託電気工作物に異常が発生し又は発生するおそれがある場合において 発注者若しくは東京電力株式会社等より通知 ( 電話による連絡を含む ) を受けたときは 現状の確認 送電停止 電気工作物の切り離し等の指示を行うこと また 事故 故障の状況により臨時点検を行い その原因が判明した場合には 再発防止についてとるべき措置を指示又は助言するとともに 必要に応じて電気事業法 ( 昭和 39 年 7 月法律第 170 号 ) 第 1 0 6 条の規定に基づく電気関係報告規則に定める電気事故報告の作成及び手続きの助言を行うこと なお 通知を受けてから 2 時間以内で委託電気工作物の設置されている事業場所へ到達できる体制を確保するものとする ( 3 ) 電気事業法第 1 0 7 条第 3 項に規定する立入検査の立会いを行うこと ( 4 ) 委託電気工作物の工事 維持及び運用に関する経済産業大臣への提出書類及び図面について その作成及び手続きの助言を行うこと なお 受注者は 本契約締結後 速やかに保安管理業務外部委託承認申請書並びに保安規定変更届出書を作成し 経済産業省関東東北産業保安監督部長に提出するものとする これにかかる費用は 保安管理業務委託に含むものとする ただし 受注者が 前年度と同一の者である場合には この申請 届出は必要ないものとする ( 5 ) 委託電気工作物の設置又は変更の工事について 設計の審査及び竣工検査を行い 必要に応じそのとるべき措置について発注者に報告す 1

ること ( 6 ) ( 5 ) の委託電気工作物の設置又は変更の工事の期間中において 経済産業省令で定める基準への適合状況を確認するため 毎週 1 回の点検を行い 必要に応じそのとるべき措置について発注者に報告すること ただし 下記アからウのいずれかに該当する委託電気工作物については 発注者は受注者の監督の下 点検 測定及び試験の全部又は一部を電気工事事業者 電気機器製造業者等に依頼して行い 受注者はその記録を確認するものとする また これに関し 発注者の求めに応じ受注者は助言を行うこととする ア設備の特殊性のため専門の知識及び技術を有する者でなければ点検を行うことが困難な次の ( ア ) ~( オ ) いずれかに該当する委託電気工作物 ( ア ) 建築基準法 ( 昭和 25 年 5 月法律第 201 号 ) の規定に基づき 一級建築士等の検査を要する建築設備 ( イ ) 消防法 ( 昭和 23 年 7 月法律第 186 号 ) の規定に基づき 消防設備士免状の交付を受けている者等の点検を要する消防用設備又は特殊消防用設備 ( ウ ) 労働安全衛生法 ( 昭和 47 年法律第 57 号 ) の規定に基づき 検査業者等の検査を要することとなる機械 ( エ ) 機器の精度等の観点から専門の知識及び技術を有する調整を有する者による調整を要する機械 ( オ ) 内部点検のための分解 組立に特殊な技術を要する機械イ設置場所の特殊性のため 受注者が点検を行うことが次の ( ア ) から ( オ ) のいずれかに該当する場所に設置される委託電気工作物 ( ア ) 立入に危険を伴う場所 ( イ ) 情報管理のため立入が制限される場所 ( ウ ) 衛生管理のため立入が制限される場所 ( エ ) 機密管理のため立入が制限される場所 ( オ ) 立入に専門家による特殊な作業を要する場所ウ発電設備のうち電気設備以外である自家用電気工作物 3 点検の頻度 ( 1 ) 点検の頻度は原則下記のとおりとし 実施の日程等は 発注者受注者協議の上決定するものとする なお 点検内容は別紙 1 点検 測定及び試験の基準等 による 2

ア委託自家用電気工作物及び非常用予備発電装置 ( ア ) 月次点検隔月 1 回以上 ( イ ) 年次点検毎年 1 回以上 ( ウ ) 精密点検 3 年 1 回以上 ( エ ) 臨時点検必要のつどイ委託一般電気工作物 ( ア ) 月次点検隔月 1 回以上 ( イ ) 年次点検毎年 1 回以上 ( ウ ) 精密点検 3 年 1 回以上 ( エ ) 臨時点検必要のつど 年次点検には月次点検を含むものとする ( 2 ) 上記の点検のほか 受注者は発注者の行う日常巡視等において異常等がなかったか否かの問診を行い 異常があった場合には点検を行うものとする 4 連絡責任者等 ( 1 ) 発注者は 委託電気工作物の工事 維持及び運用に関する保安のため 受注者と連絡する連絡責任者を定め その氏名及び連絡方法等を受注者に通知する また 発注者は 連絡責任者に事故がある場合は その業務を代行させるため代務者を定め その氏名及び連絡方法等を受注者に通知するものとする なお 当該内容に変更があった場合においても同様とする ( 2 ) 発注者は 必要に応じて連絡責任者又はその代務者を 受注者の行う保安管理業務に立ち会わせる 5 発注者及び受注者の協力及び義務 ( 1 ) 発注者は 受注者が保安管理業務の実施にあたり 受注者が指示 報告 助言した事項及び発注者と受注者とが協議決定した事項については 速やかに必要な措置をとるものとする ( 2 ) 受注者は 保安管理業務を誠実に行うものとする 6 保安業務担当者の資格等 ( 1 ) 委託電気工作物の保安管理業務を実施する者 ( 以下 保安業務担当者 という ) には 電気事業法施行規則 ( 平成 7 年通商産業省令第 77 号 ) に適合する者をあてるものとし 事業場所ごとの保安業務担当者の氏名及び生年月日並びに主任技術者免状の種類及び番号を 事業場所への連絡方法等とともに書面により発注者に通知すること 3

発注者は 受注者が保安管理業務を行う際に面接等を行い 上記通知及び身分証明書等により保安業務担当者本人であるかを確認するものとする また 点検業務時において 保安業務担当者は身分証明書等を常時携行し 発注者の求めに応じ提示すること ただし 緊急の場合はこの限りでない ( 2 ) 保安業務担当者は 病気等やむをえない場合に限り 他の保安業務担当者に保安管理業務の一部を実施させることができるものとする ただし この場合 本契約約款の規定に基づき あらかじめ 書面により発注者の承諾を得なければならない また それ以外の資格等については前記 ( 1 ) と同様とする 7 点検報告書等の作成及び提出受注者が実施した保安管理業務の点検報告書等については 委託事業場所の連絡責任者に確認を受けた後 連絡責任者及び発注者に提出すること この点検報告書等は 発注者と受注者が双方において 3 年間保存するものとする 8 絶縁監視装置受注者は 保安管理業務を行うにあたり 低圧電路の絶縁状態を常時監視するための絶縁監視装置を設置するもとし 監視装置から警報を受けた場合には 該当する事業所の連絡責任者に連絡するとともに 必要に応じ保安業務担当者を派遣して点検を行うなど適切に対処すること ( 設備容量 1 0 0 k V A 以下の委託工作物を除く ) なお 絶縁監視装置の維持 管理については下記のとおりとする ( 1 ) 委託電気工作物に設置する絶縁監視装置並びに点検 測定及び試験に必要な機器 ( 以下 機器 という ) は 発注者受注者協議の上 受注者が設置し所有するものとする ( 2 ) 発注者は 絶縁監視装置及び機器を設置する場合 場所の提供 電灯配線など既存の施設並びに電話回線の利用について便宜を供するものとする ( 3 ) 絶縁監視装置及び機器の設置工事に関する費用は 原則として受注者が負担するものとする ( 4 ) 絶縁監視装置及び機器の保守は受注者が行い その費用は受注者が負担するものとする ( 5 ) 発注者は 絶縁監視装置及び機器を無断で移設 取り外し 修理等を行わないものとする 4

( 6 ) 委託契約が終了した場合及び委託電気工作物の変更により設備条件を満たさなくなった場合には 発注者受注者協議の上 受注者は 絶縁監視装置及び機器を撤去するものとする 9 委託事業場所 ( 1 ) 消防本部及び佐倉消防署佐倉市大蛇町 2 8 1 番地 ( 2 ) 佐倉消防署角来出張所佐倉市角来 1 7 3 0 番地 (3) 佐倉消防署臼井出張所佐倉市染井野 3 丁目 1 番 5 号 ( 4 ) 佐倉消防署神門出張所佐倉市神門 6 4 2 番地 4 ( 5 ) 志津消防署佐倉市ユーカリが丘 1 丁目 1 番 2 8 号 ( 6 ) 志津消防署志津南出張所佐倉市中志津 3 丁目 3 5 番 1 号 ( 7 ) 八街消防署八街市八街ほ 5 8 4 番地の 2 ( 8 ) 八街消防署八街南部出張所八街市上砂 4 8 番地の 2 0 ( 9 ) 酒々井消防署酒々井町上岩橋 1 1 6 8 番 1 10 委託電気工作物 ( 1 ) 消防本部及び佐倉消防署ア受電設備 9 0 0 KVA 契約電力 1 6 3 KW 6.6 KV イ予備発電設備 3 0 0 KVA ( 2 ) 佐倉消防署角来出張所ア受電設備 40KVA 契約電力 43KW イ予備発電設備 15KVA ( 3 ) 佐倉消防署臼井出張所ア受電設備 25KVA 契約電力 16KW ( 4 ) 佐倉消防署神門出張所 ( 旧庁舎 ) 4 月から 6 月までア受電設備 9 KVA 契約電力 13KW 5

( 5 ) 佐倉消防署神門出張所 ( 新庁舎 ) 1 0 月から 3 月までア受電設備 ( 未定 ) イ予備発電設備 1 5 KVA( 予定 ) ( 6 ) 志津消防署ア受電設備 13KVA 契約電力 30KW ( 7 ) 志津消防署志津南出張所ア受電設備 30KVA 契約電力 18KW ( 8 ) 八街消防署ア受電設備 4 5 KVA 契約電力 31KW ( 9 ) 八街消防署八街南部出張所ア受電設備 1 5 KVA 契約電力 2 KW ( 10) 酒々井消防署ア受電設備 40KVA 契約電力 3 1 KW 11 その他 ( 1 ) 契約の履行にあたっては 下記の法令等に基づいて適正に業務を履行するものとする ア電気事業法イ大気汚染防止法 6

ウ消防法エ労働安全衛生法 ( 2 ) この仕様書に定めのない事項については 発注者受注者協議してこれを定める 7