Microsoft PowerPoint - 【別添1】23税制改正の概要.pptx

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(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

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2. 中小企業のための主な優遇制度 注 : 各項目に付記している番号は 関連する参考資料です 番号に対応する資料名などは 5~6 ページに掲載していますのでご参照ください [1] 中小法人等 に適用される主な優遇制度 紙面の都合により ここでは制度の種類と それに関連する参考資料の番号を紹介していま

( 事業所税の課税標準の特例 ) 第三十三条 ( 略 ) 2~5 ( 略 ) 6 平成二十九年四月一日から平成三十一年三月三十一日までの期間 ( 以下この項において 補助開始対象期間 という ) に政府の補助で総務省令で定めるものを受けた者が児童福祉法第六条の三第十二項に規定する業務を目的とする同法

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改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

雇用促進税制に関する Q&A 雇用促進税制について Q1 雇用促進税制とはどのような制度か ( 平成 28 年 4 月 1 日現在 ) Q2 雇用促進税制の適用要件を一度でも満たした場合には その後 適用年度中であれば継続して雇用促進税制の適用を受けることができるのか Q3 雇用者の採用を複数回に分

企業中小企(2) 所得拡大促進税制の見直し ( 案 ) 大大企業については 前年度比 以上の賃上げを行う企業に支援を重点化した上で 給与支給総額の前年度からの増加額への支援を拡充します ( 現行制度とあわせて 1) 中小企業については 現行制度を維持しつつ 前年度比 以上の賃上げを行う企業について

総論 地方拠点強化税制とは? 税制等の支援措置を受けるためには? 3ページ 4ページ 拡充型事業とは? 5 ページ 移転型事業とは? 6 ページ 目次 各論 ステップ 1 ( 整備計画 ) 本社機能とは? どのような支援措置があるの? 支援のメリットについて整備計画の認定はいつまでに受ければいいの?

平成20年度税制改正(地方税)要望事項

平成 31 年度住宅関連税制改正の概要 ( 一社 ) 住宅生産団体連合会 平成 31 年 3 月 (1) 住宅ローン減税の拡充 ( 所得税 個人住民税 ) 消費税率 10% が適用される住宅取得等をして 2019 年 10 月 1 日から 2020 年 12 月 31 日までの間にその者の居住の用に

Q10 適用年度の前事業年度末日に雇用者がいない場合には 雇用増加割合が算出できないため 適用年度において雇用促進税制の適用を受けることはできないのか Q11 新設法人や新たに事業を開始した個人事業主は いつから雇用促進税制の適用を受けることができるのか Q12 法人が適用年度において決算期変更を行

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注 1 認定住宅とは 認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅をいう 注 2 平成 26 年 4 月から平成 29 年 12 月までの欄の金額は 認定住宅の対価の額又は費用の額に含まれる消費税等の税率が 8% 又は 10% である場合の金額であり それ以外の場合における借入限度額は 3,000 万円とする

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平成23年度税制改正の主要項目

目次 ページ はじめに 奄美群島の税制特例制度 ( 国税 ) の概要 対象となる業種 対象となる設備投資 事業者 設備投資の規模等の要件 他の国税の優遇措置との比較 ( 例 : 過疎税制 ) 奄美群島の税制特例制度 ( 地方税 ) の概要奄美群島税制まとめ

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法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

下では特別償却と対比するため 特別控除については 特に断らない限り特定の機械や設備等の資産を取得した場合を前提として説明することとします 特別控除 内容 個別の制度例 特定の機械や設備等の資産を取得して事業の用に供したときや 特定の費用を支出したときなどに 取得価額や支出した費用の額等 一定割合 の

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

平成 31 年度 税制改正の概要 平成 30 年 12 月 復興庁

Microsoft PowerPoint 寄附金控除制度概要.ppt

内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一

02_(案の2①)概要資料(不均一)

改正 ( 事業年度の中途において中小企業者等に該当しなくなった場合等の適用 ) 42 の 6-1 法人が各事業年度の中途において措置法第 42 条の6 第 1 項に規定する中小企業者等 ( 以下 中小企業者等 という ) に該当しないこととなった場合においても その該当しないこととなった日前に取得又

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4 住宅購入 名称住宅購入に対する各種税金と給付金に関する支援 担当部課 概要新築または中古の住宅を取得するとかかる税金があります また 所得税控除や給付金が支払われる制度もあります 1. 不動産取得税 ( 県税 ) 土地や家屋などの不動産の取得時に 県が課税する税金です お問い合わせ先 神奈川県藤

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平成20年2月

租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) 第十条の二 第四十二条の五 第六十八条の十 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) ( 高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除 ) 第十条の二青色申告書を提出する個人が 平成三十年四月一日 ( 第二号及

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要

所得税確定申告セミナー

1 検査の背景 (1) 租税特別措置の趣旨及び租税特別措置を取り巻く状況租税特別措置 ( 以下 特別措置 という ) は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) に基づき 特定の個人や企業の税負担を軽減することなどにより 国による特定の政策目的を実現するための特別な政策手段であるとさ

障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

Ⅰ 法人関連税制 1 減価償却制度 2 年連続の大改正になった背景 減価償却制度については 平成 19 年度税制改正により 残存価額および償却可能限度額の取扱いが廃止される大改正が行われ 定率法はいわゆる 250% 定率法 と呼ばれる従来にない新しい計算の仕組みが採用されました そして平成 20 年

土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30

(2) 青色申告書を提出する中小企業者等 ( 平成 3 年 4 月 日以後開始する事業年度については 適用除外事業者 ( 注 4) を除く ) が 平成 30 年 4 月 日から平成 33 年 3 月 3 日までの間に開始する各事業年度において 国内雇用者に対して給与等を支給する場合に継続雇用者給与

相続税の節税対策としての生前贈与 相続税 贈与税はともに相手に渡る財産の金額に対して累進的な税率により税金がかかりま す そこで 相続税の税率よりも低い税率で贈与をすれば 相続税の節税になります 下の 図で相続税と贈与税税率を確認して下さい 贈与税は 相続税に比べ 基礎控除額が低く さらに税率が高く

資産運用として考える アパート・マンション経営

平成 28 年度税制改正の概要 1. 復興特区関係 * (1) 機械等に係る特別償却等の特例措置の5 年延長及び要件の緩和 * 要件緩和 : 建築物整備事業 ( テナント建物 ) の構造要件について まちなか再生計画に位置付けられた場合には 非耐火構造でも対象となるよう緩和 (2) 被災雇用者等を雇


することが適当であることから 本通達では 特定施設の敷地の用に供される土地等には 土地又は土地の上に存する権利を取得した時において 現に特定施設の敷地の用に供されているもの及び特定施設の敷地の用に供されることが確実であると認められるものが該当することを明らかにしている なお 取得の時において特定施設

目 次 問 1 法人税法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 1 問 2 租税特別措置法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 3 問 3 法人税法における当初申告要件 ( 所得税額控除の例 ) 5 問 4 法人税法における適用額の制限 ( 所得税額控除の例 ) 6

税額控除限度額の計算この制度による税額控除限度額は 次の算式により計算します ( 措法 42 の 112) 税額控除限度額 = 特定機械装置等の取得価額 税額控除割合 ( 当期の法人税額の 20% 相当額を限度 ) 上記算式の税額控除割合は 次に掲げる区分に応じ それぞれ次の割合となります 特定機械

第 7 章 間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 52ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期

住宅の省エネエネ改修改修に伴う固定資産税固定資産税の減額制度減額制度について 平成 20 年 1 月 1 日以前に建てられた住宅 ( 賃貸住宅を除く ) について 平成 20 年 4 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日までの間に 一定の要件を満たす省エネ改修工事を行った場合 120 m2

る 1 減価補償金を交付すべきこととなる被災市街地復興土地区画整理事業において 公共施設の整備改善事業の用に供するために土地等が地方公共団体等に買い取られる場合 2 第二種市街地再開発事業の用に供するために土地等が地方公共団体等に買い取られる場合 (3) 特定住宅被災市町村の区域内にある土地等が 国

07体制届留意事項(就労継続支援A型)

要件① 雇用者給与等・・・・ (ざっくり) 平成24年度の給与総額と比べて、平成25年以降毎年、一定割合以上給与総額が増えていること。 <雇用者給与等支給額とは> <一定割合とは>

契約をするとき 契約書に貼る印紙税不動産取引で取り交わす契約書は 印紙税の対象となります 具体的には 不動産の売買契約書や建物の建築請負契約書 土地賃貸借契約書 ローン借入時の金銭消費貸借契約書等がこれに当たります 印紙税の額は 契約書に記載された金額によって決定されます 原則として 収入印紙を課税

住宅取得等資金の贈与に係る贈与税の非課税制度の改正

1. 固定資産税 都市計画税について 固定資産税は 毎年 1 月 1 日 ( 賦課期日 といいます ) 現在に土地 家屋 償却資産 ( こ れらを総称して 固定資産 といいます ) を所有している人が その固定資産の所在する 市町村に納める税金です 都市計画税は 下水道 街路 公園などの都市計画事業

議案用 12P

平成 31 年度税制改正に関する内閣府主管項目のポイント 1 子ども 子育て支援の推進 子ども 子育て支援における制度の見直しに伴う税制上の所要の措置 ( 国税 地方税 ) 経済財政運営と改革の基本方針 ( 平成 30 年 6 月 15 日閣議決定 ) において 3 歳から 5 歳まで (0 歳から

土地建物等の譲渡損失は 同じ年の他の土地建物等の譲渡益から差し引くことができます 差し引き後に残った譲渡益については 下記の < 計算式 2> の計算を行います なお 譲渡益から引ききれずに残ってしまった譲渡損失は 原則として 土地建物等の譲渡所得以外のその年の所得から差し引くこと ( 損益通算 )

平成20年度税制改正(地方税)要望事項

各年の住宅ローン控除額の算出 所得税から控除しきれない額は住民税からも控除 当該年分の住宅ローン控除額から当該年分の所得税額 ( 住宅ローン控除の適用がないものとした場合の所得税額 ) を控除した際に 残額がある場合については 翌年度分の個人住民税において 当該残額に相当する額が 以下の控除限度額の

2. 控除の適用時期 Q. 12 月に取得した自宅の所在地に 年末までに住民票を移しましたが 都合で引っ越しが翌年になってしまった場合 住宅ローン控除はいつから受けることになりますか A. 住宅ローン控除の適用を受けるためには 実際に居住を開始することが必要です したがって 住民票を移した年ではなく

平成19年度 法人の減価償却制度の改正のあらまし

労働基準法が改正されます

2. 省エネ改修工事 耐震改修工事をした場合の所得税額の特別控除に係る工事範囲の拡充 (1) 改正の趣旨 背景 新築の長期優良住宅の認定基準制度に加え 平成 28 年 2 月 増改築による長期優良住宅の認定基準が制定された 長期優良住宅であると認定されることで 税制上様々な優遇措置を受けることができ

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事業用資産の買換え等 用資産を譲渡し あらた 中小企業 適用実積の 8 の場合の課税の特例措 に事業用資産を取得し 割以上が地方関連であ 置の延長 ( 法人税等 ) た場合 譲渡した事業用 り 中小企業の設備投資 29.4~32.3 資産の譲渡益について 等の促進による生産性 80%( 一部 75%

富士見市都市計画税条例 ( 昭和 46 年条例第 40 号 ) 新旧対照表 ( 第 1 条による改正 )( 専決 ) 新 旧 附則 附則 ( 改修実演芸術公演施設に対する都市計画税の減額の規定の適用を受けようとする者がすべき申告 ) 6 法附則第 15 条の11 第 1 項の改修実演芸術公演施設につ

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

新設 拡充又は延長を必要とする理由(1) 政策目的 消費者のニーズに応じた住宅を選択できる環境を整備する観点や低炭素化 循環型の持続可能な社会の実現の観点から 中古住宅取得や増改築等工事の適用要件の合理化や増改築等工事の対象を拡充することにより 中古住宅の流通促進 住宅ストックの循環利用に資する (

個人市民税 控除・税率等の変遷【市民税課】

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

2. 制度の概要 この制度は 非上場株式等の相続税 贈与税の納税猶予制度 とは異なり 自社株式に相当する出資持分の承継の取り扱いではなく 医療法人の出資者等が出資持分を放棄した場合に係る税負担を最終的に免除することにより 持分なし医療法人 に移行を促進する制度です 具体的には 持分なし医療法人 への

要望理由 (1) 政策目的我が国の住宅ストックのうち 高齢者が安心し自立して暮らせるバリアフリー化された住宅は極めて限られている状況を踏まえ サービス付き高齢者向け住宅の供給を促進することにより 高齢者に適した住まいの確保を図る (2) 施策の必要性本特例措置により 1 高度のバリアフリー化 2 安

別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措

農業経営基盤強化準備金~農業者向けQ&A~

#210★祝7500【H30税法対策】「登録免許税ほか」優先暗記30【宅建動画の渋谷会】佐伯竜PDF

1 繰越控除適用事業年度の申告書提出の時点で判定して 連続して 提出していることが要件である その時点で提出されていない事業年度があれば事後的に提出しても要件は満たさない 2 確定申告書を提出 とは白色申告でも可 4. 欠損金の繰越控除期間に誤りはないか青色欠損金の繰越期間は 最近でも図表 1 のよ

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[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分

第 5 章 N

個人版事業承継税制の創設について 現行税制上の事業承継支援特例を踏まえた検討

公益法人の寄附金税制について

平成21年度 厚生労働省税制改正要望項目

法人税 faq

税制について

15 18 定率減税の縮減 (15% 控除 7.5% 控除 (2 万円上限 )) 資本金等の額 ( 税法に規定する資本金等の額又は連結個別資本金等の額 ) が 50 億円超 800,000 円 10 億円超 50 億円以下 540,000 円 1 億円超 10 億円以下 130,000 円 1 千万

間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 53ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期間 5 年間

1 設備投資をして生産性を高めたい! ~ 中小企業経営強化税制の創設 ~ ~ 固定資産税特例の拡充 ~ 利用できるのは 法 人 個人事業主 法人税 所得税固定資産税 省力化のため セルフレジ ( 複数台合計で約 1,500 万円 ) を導入したい! 何か使える支援策はないかしら? 経営力を向上させる

事業活動の縮小に伴い雇用調整を行った事業主の方への給付金

政策体系における政策目的の位置付け エネルギー基本計画 ( 平成 22 年 6 月 18 日閣議決定 ) において 一次エネルギー供給に占める再生可能エネルギーの割合を 2020 年までに 10% とすることを目指す と記載 地球温暖化対策基本法案 ( 平成 22 年 10 月 8 日閣議決定 )

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2. 二世帯住宅と特定居住用宅地等 [1] 区分所有なし : 外階段 / 親族が取得する場合 Q. 被相続人 A が所有する宅地の上に A の所有する建物があり 1 階に A が居住し 2 階に子 B とその家族が居住しています ( 建物内部では行き来ができない構造 ) A と B は別生計です こ

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平成 23 年度 障害者雇用に係る税制改正の内容一覧 別添 1 地方税の改正内容 要件 特例措置の税目 重多助成金 ( 第 1 種 ) 1 重多助成金 ( 第 2 種 ) 2 不動産取得税固定資産税事業所税 助成金の廃止に伴い 新設した助成金 3 を適用要件に変更 2 年間延長 助成金の廃止に伴い 新設した助成金 3 を適用要件に変更 2 年間延長 助成金の廃止に伴い 新設した助成金 3 を適用要件に変更 ( 恒久措置 ) 恒久措置のため改正なし 資料 P3 1: 重度障害者多数雇用事業所施設設置等助成金 ( 第 1 種 ) 2: 重度障害者多数雇用事業所施設設置等助成金 ( 第 2 種 ) 3: 重度障害者多数雇用施設設置等助成金 資料 P2 国税の改正内容 適用要件 特例措置の税目 所得税 法人税 1 障害者雇用割合が 50% 以上 ( 1) 2 障害者雇用割合が25% 以上 ( 1) かつ障害者を20 人以上 ( 1) 雇用 3 20 人以上 ( 2) の障害者を雇用し かつそのうち重度障害者 ( 3) の割合が50% 以上 ( 2) であること ( 法定雇用率 1.8% を達成しているものに限る ) 創設 創設 資料 P4 1: ダブルカウントあり ( 短時間以外の重度障害者は 1 人を 2 人と 重度以外の障害者である短時間労働者は 1 人を 0.5 人とカウント ) 2: ダブルカウントなし ( 短時間労働者は 1 人を 0.5 人とカウント ) 3: 重度身体障害者 重度知的障害者及び精神障害者 1

障害者を多数雇 する事業所に係る特例措置の延 ( 不動産取得税 固定資産税 ) 内容 障害者を多数雇 する場合の不動産取得税の減額措置及び固定資産税の課税標準の特例措置について その適 期限を 2 年間延 する ( 平成 25 年 3 31 ) 制度の概要 障害者を多数雇用する事業所 要件 :12 いずれも満たすこと 不動産取得税 平成 25 年 3 月 31 日までの間に取得し 引き続き 3 年以上事業の用に供する事業用施設について 当該税額から取得価額の 1/10 に相当する額に税率を乗じて得た額を減額 1 障害者雇用割合 ( 1) が50% 税以上かつ20 人 ( 1) 以上障害特例者を雇用固定資産税 2 重度障害者多数雇用事業所施設設置等助成金 ( 2) を用いて事業用施設 ( 作業用に限る ) を取得 1 短時間労働者を除く重度障害者は1 人を2 人として 重度以外の障害者である短時間労働者は1 人を0.5 人として計算 2 重度身体障害者 知的障害者又は精神障害者を多数雇い入れるか現に雇用する事業主で 当該障害者のために事業施設等の設置又は整備を行う場合に その費用の一部を助成するもの 減平成 25 年 3 月 31 日までの間に取得した事業用家屋 ( 取得から当初 5 年度分に限る ) について 課税標準となるべき価額の 1/6 に障害者雇用割合及び税率を乗じた額を減額 2

特例障害者を多数雇用する事業所 重度障害者等多数雇用施設設置等助成金 の創設に伴う税制上の所要の措置 改正内容 ( 不動産取得税 固定資産税 事業所税 ) 今年度創設した 重度障害者等多数雇用施設設置等助成金 ( 1) の支給を受けて取得した事業用施設等について 1 の時限措置 (~ 平成 25 年 3 月 31 日 ) 及び 2 の恒久措置を適用する 1 不動産取得税の減額措置及び固定資産税の課税標準の特例措置 ( 不動産取得税 固定資産税 ) 要件 1 障害者雇用割合 ( 2) が 50% 以上かつ 20 人 ( 2) 以上障害者を雇用 2 新たに創設する 重度障害者等多数雇用施設設置等助成金 ( 1) を用いて事業用施設 ( 作業用に限る ) を取得 税不動産取得税 平成 25 年 3 月 31 日までの間に取得し 引き続き3 年以上事業の用に供する事業用施設について 当該税額から取得価額の1/10に相当する額に税率を乗じて得た額を減額 固定資産税 平成 25 年 3 月 31 日までの間に取得した事業用家屋 ( 取得から当初 5 年度分に限る ) について 課税標準となるべき価額の 1/6 に障害者雇用割合及び税率を乗じた額を減額 減要件 2 事業所税 ( 資産割 ) の課税標準の特例措置 ( 事業所税 ) 障害者を多数雇用する事業所 1 障害者雇用割合 ( 2) が 50% 以上かつ 10 人 ( 3) 以上障害者を雇用 2 新たに創設する 重度障害者等多数雇用施設設置等助成金 ( 1) の支給に係る施設又は設備を取得 減税特例事業所税 課税標準となるべき事業所の床面積の算定について 当該事業所の床面積の 1/2 に相当する面積を控除する 1 雇用保険法施行規則第 118 条の 3 第 1 項の 重度障害者等多数雇用施設設置等助成金 をいう 重度身体障害者 知的障害者又は精神障害者 ( 以下 重度障害者等 という ) を新規に多数雇い入れ かつ 現に相当数の重度障害者等を継続雇用している事業主で 当該障害者のために事業所の施設 設備等の設置 整備を行う場合に その費用の一部を助成するもの 2 短時間労働者を除く重度障害者は 1 人を 2 人 重度以外の障害者である短時間労働者は 1 人を 0.5 人として計算 3 重度以外の障害者である短時間労働者は 1 人を 0.5 人として計算 3

障害者を多数雇用する場合の機械等の割増償却制度の延長 拡充 ( 所得税 法人税 ) 改正内容 障害者を多数雇用する場合の機械等の割増償却制度を するとともに 重度障害者の一層の雇用促進を図る観点から 適用対象を拡大する 現行制度の概要 障害者を多数雇用する事業所 要件 (12 のいずれかを満たすこと ) 普通償却費 + 普通償却限度額の 24% ( 工場用建物及び施設は 32%) 割増償却 減価償却資産 減価償却を行う年又はその前 5 年以内の各年において取得 製作 建設した機械 設備等 1 障害者雇用割合が 50% 以上 ( 1) 2 障害者雇用割合 25% 以上 ( 1) かつ障害者を 20 人 ( 1) 以上雇用 改正の概要 理由 現行制度の要件は 上記の要件 12 のいずれかを満たすこととされているが 就労のより困難な重度障害者 (*2) の一層の雇用促進を図るため 3 20 人以上 (*3) の障害者を雇用し かつそのうち重度障害者の割合が 50% 以上 (*3) であること ( 法定雇用率 1.8% を達成しているものに限る ) を新たな要件として追加し 上記 12 に加え 3 のいずれかを満たすことで当該制度の適用対象とする *1: ダブルカウントあり ( 短時間以外の重度障害者は 1 人を 2 人と 重度以外の障害者である短時間労働者は 1 人を 0.5 人とカウント ) *2: 重度身体障害者 重度知的障害者及び精神障害者 *3: ダブルカウントなし ( 短時間労働者は 1 人を 0.5 人とカウント ) 4

事業主の皆さまへ 別添 2 障害者を多数雇用する企業に対するがされました 取得した機械や設備について 割増償却 ができます これまでは以下 12 のいずれかの要件を満たす事業主が割増償却制度を利用できましたが 重度障害者の一層の雇用促進を図る観点から 3 の要件を満たす事業主についても 割増償却制度を利用できるようになりました 1 従業員数に占める障害者数の割合が 50% 以上 2 雇用している障害者数が 20 人以上であり かつ 従業員数に占める障害者数の割合が 25% 以上 3 法定雇用率 1.8% を達成しており 基準雇用障害者数が 20 人以上であり かつ 基準雇用障害者数に占める重度障害者数の割合が 50% 以上 ひと くらし みらいのために 厚生労働省 都道府県労働局

1 税制優遇制度の概要 障害者を多数雇用する事業所で下記 2 の要件を満たすものが減価償却を行う際 その事業年度又はその前 5 年以内に開始した各事業年度に取得 製作 建設した機械装置 工場用建物及びその附属設備並びに一定の車両運搬具について 普通償却限度額の 24%( 工場用建物及びその附属設備は 32%) の割増償却ができます 2 税制優遇制度の対象となる事業主の要件 青色申告書を提出する事業主であること 平成 26 年 3 月 31 日までの期間内に始まるいずれかの事業年度 ( ) において 以下のいずれかの要件を満たす事業主であること 個人事業主の場合は平成 26 年 12 月 31 日までの各年 1 従業員数に占める障害者数の割合が 50% 以上 ( 1) 2 雇用している障害者数が 20 人以上 ( 1) であり かつ 従業員数に占める障害者数の割合が 25% 以上 ( 1) 3 法定雇用率 1.8% を達成している事業主で 基準雇用障害者数が 20 人以上 ( 2) であり かつ 基準雇用障害者数に占める重度障害者 ( 3) 数の割合が 50% 以上 ( 2) 1 短時間労働者を除く重度障害者は1 人を2 人とカウント ( ダブルカウント ) とし 重度以外の障害者である短時間労働者は1 人を0.5 人とカウントします 2 基準雇用障害者数とは ダブルカウントなしの障害者数の合計をいい 重度障 害者数の割合とは 基準雇用障害者数に占めるダブルカウントなしの重度障害者 数の割合をいいます この場合 短時間労働者は 1 人を 0.5 人とカウントします 3 重度身体障害者 重度知的障害者及び精神障害者をいいます 3 事務手続 1. 最寄りのハローワークで 上記の事業主要件を満たしていることの確認を受けてください 2. ハローワークで交付される証明書は 税務署に申告する際 税務署から掲示を求められれば必要となりますのでお持ちください 要件確認の手続きについては最寄りのハローワークまで 割増償却制度については最寄りの税務署までお問い合わせください