一般乗合旅客自動車運送事業者 ( 以下 乗合事業者 という ) が一般乗合旅客自動車運送事業 ( 以下 乗合事業 という ) の用に供する事業用自動車 ( 以下 乗合車両 という ) を用いて一般貨物自動車運送事業を行う場合において 350 キログラム以上の貨物を運送する場合における一般貨物自動車運

Similar documents

一部改正一部改正一部改正一部改正一部改正 国自総第 122 号国自貨第 31 号国自整第 39 号平成 16 年 6 月 30 日平成 17 年 12 月 8 日平成 18 年 5 月 26 日平成 18 年 9 月 15 日平成 19 年 5 月 1 日平成 20 年 3 月 31 日 各地方運輸

「道路運送法に基づく運行管理者資格者証の返納命令発令基準等について」の一部改正について(新旧)

< F2D81698F4390B3816A8CF692E8959D895E92C082CC8E7792E895FB>

Taro-許可処理方針(公示H27.3)

< F31332D31362E E8E8CB18CF68EA EA959489FC>

配慮事項 1 鉛の使用量 ( バッテリーに使用されているものを除く ) が可能な限り削減されていること 2 資源有効利用促進法の判断の基準を踏まえ 製品の長寿命化及び省資源化又は部品の再使用若しくは材料の再生利用のための設計上の工夫がなされていること 特に 希少金属類の減量化や再生利用のための設計上

Taro-公示文

自動車のエネルギー消費効率の算定等に関する省令に規定する国土交通大臣が告示で定める方法 ( 平成十八年三月十七日国土交通省告示第三百五十号 ) (10 15モード燃費値及びJC08モード燃費値の算定方法) 第一条自動車のエネルギー消費効率の算定等に関する省令 ( 昭和 54 年通商産業省 運輸省令第

< F2D81798E518D6C8E9197BF817A E A F>

1 はじめに

4. 変更年月日 平成年月日 5. 確認事項 他車種におけるレンタカー事業当初開始年月日 ( 平成年月日 ) 新たにマイクロバスを導入する場合 理由 マイクロバスを導入する理由 レンタカー型カーシェアリングを実施又は廃止する理由 配置車両のワンウェイ方式を中止する理由 ( 該当するものに ) ラウン

スライド 1

ドライブレコーダーにより記録すべき情報及びドライブレコーダーの性能要件を定める告示 ( 平成 28 年 11 月 17 日国土交通省告示 1346 号 ) ( 総則 ) 第一条一般貸切旅客自動車運送事業者が 旅客自動車運送事業運輸規則 ( 昭和 31 年運輸省令第 44 号 ) 第 38 条第 1

- 2 - 改正後改正前別表第3(事業用自動車等の定期点検基準)(第二条第五条関係)別表第3(事業用自動車等の定期点検基準)(第二条関係) 点検時期12 月ごと点検時期12 月ごと3月ごと3月ごとの点検に次3月ごと3月ごとの点検に次点検箇所の点検を加えたもの点検箇所の点検を加えたもの(略)(略)(略

国自安第 6 1 号の 2 国自旅第 7 0 号の 2 平成 29 年 6 月 30 日 公益社団法人日本バス協会会長殿 国土交通省自動車局安全政策課長 自動車局旅客課長 旅客自動車運送事業運輸規則第 47 条の 7 第 1 項の規定に基づき旅客自動車運送事業者が公表すべき輸送の安全にかかわる事項等

Microsoft Word - ★★★本四セット版.doc

<4D F736F F D E817A8AEE916295D22D979A97F082C882B >

Microsoft Word - HPN-2534

埼玉県生活交通路線維持費補助金交付要綱

軽井沢スキーバス事故対策検討委員会について

別紙 1. 許可 ( 道路運送法 ( 以下 法 という ) 第 4 条第 1 項 ) (1) 運行の態様の定義 1 路線定期運行とは 路線を定めて運行するものであって 設定する運行系統の起終点及び停留所の時刻設定が定時である運行の形態をいう 2 路線不定期運行とは 路線を定めて運行するものであって

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

日個連東京都営業協同組合浮間事務所

- 1 - 国土交通省告示第三百十六号高齢者 障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行規則(平成十八年国土交通省令第百十号)第六条の二 第六条の三 第六条の四及び第二十三条の規定に基づき 同規則第六条の二の規定に基づく国土交通大臣が定める要件並びに移動等円滑化取組計画書 移動等円滑化取組報告書

< F2D918A926B8E9688C A6D92E894C5817A2E6A>

新案 旧 国自旅第 号 国自旅第 号 平成 18 年 9 月 15 日 平成 18 年 9 月 15 日 一部改正 国自旅第 号 一部改正 国自旅第 号 平成 21 年 12 月 18 日 平成 21 年 12 月 18 日 一部改正 国自旅第 6 3

- 1 - 国土交通省告示第三百十九号高齢者 障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の一部を改正する法律(平成三十年法律第三十二号)の一部の施行に伴い 移動等円滑化の促進に関する基本方針において移動等円滑化の目標が定められているノンステップバスの基準等を定める告示の一部を改正する告示を次のように

記 1. 用語の定義 (3) 貸切バス委託型管理の受委託においては 受委託に係る運行は委託者の乗合バス事業であるとともに受託者の貸切バス事業として捉える 2. 委託の基準 実働車両数は 往路及び復路分をそれぞれ含めたものとする 以下同じ 既に委託者が保有する事業用自動車を運行の用に供する乗合バス委託

< F2D8BC68A4582A082C42E6A7464>

承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

自家用自動車有償貸渡(レンタカー事業)のご案内

予定建築物等以外の建築等の制限 法 42 条 立地基準編第 5 章 (P127~P131) 法第 42 条で規定されている 予定建築物等以外の建築等の制限 については 次のとおりとする 1 趣旨開発許可処分は 将来その開発区域に建築又は建設される建築物又は特定工作物がそれぞれの許可基準に適合する場合

地域公共交通会議の設置及び運営に関するガイドライン 別紙 1. 地域公共交通会議の目的地域公共交通会議は 地域の実情に応じた適切な乗合旅客運送の態様及び運賃 料金等に関する事項 自家用有償旅客運送の必要性及び旅客から収受する対価に関する事項 その他これらに関し必要となる事項を協議するため設置するもの

記 第 1 参議院合同選挙区選挙の執行に関する事項 1 合同選挙区都道府県 ( 法第 5 条の6 第 1 項に規定する合同選挙区都道府県をいう 以下同じ ) の選挙管理委員会は 法第 22 条第 2 項の規定による選挙人名簿の登録が行われた日現在において選挙人名簿に登録されている選挙人の数 ( 参議

1 趣旨このガイドラインは 日本国内の公道 ( 道路交通法 ( 昭和 35 年法律第 105 号 ) 第 2 条第 1 項第 1 号に規定する 道路 をいう 以下同じ ) において 自動走行システム ( 加速 操舵 制動のうち複数の操作を一度に行い 又はその全てを行うシステムをいう 以下同じ ) を

221yusou

職員の私有車の公務使用に関する要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は, 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 3 条第 2 項に規定する一般職の職員 ( 期限付教員以外の臨時的任用職員を除く ) および同条第 3 項第 3 号に規定する特別職 ( 以下 職員 という ) が私

事業計画の新旧記載事項及び添付書類 事業計画新旧対照表記載事項 1. 営業所の名称及び位置 2. 営業所に配置する事業用自動車の種別及び事業用自動車の種別毎の数 3. 休憩 睡眠施設の位置及び収容能力 4. 車庫の位置及び収容能力 添付書類 1. 新設する営業所の事業用自動車の運行管理の体制を記載し

Microsoft PowerPoint - 03 道路運送法の基礎知識

運転者 項目 使用車両及び権原 損害賠償措置 運行管理の責任者の選任 整備管理の責任者の選任 安全運転管理者の選任 要件 第二種運転免許を受けている者 第一種運転免許を受けており 国土交通大臣が認定する講習を修了している者 運行主体が使用権原 ( 使用できる権利 ) を有するもの 車両は原則として貨

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

安全管理規程

Microsoft Word - 増改築の取扱い

<4D F736F F D2089DD95A88EA993AE8ED4895E91978E968BC68ED282AA8E968BC697708EA993AE8ED482CC895E935D8ED282C991CE82B582C48D7382A48E7793B

例規標準書式スタイル

目的このガイドライン 実施事項の一覧は平成 24 年に国土交通省が策定した 輸送の安全を確保するための貸切バス選定 利用ガイドライン に準拠した内容となります 関係者 利用者と貸切バス事業者が お互いの事業活動をする上で欠かすことのできないパートナーであることを理解し その協力体制の確立により法令等

社会保険未加入企業の減点措置の厳格化に係る運用 新基準による受付時期及び再審査に係る運用 ( 参考 ) 関係通達 事務連絡 版 重要 経営事項審査の審査基準の改正について平成 24 年 5 月 1 日改正 ( 同年 7 月 1 日施行 ) に係る関東地方整備局の運用等 1 国土交通省関

Microsoft Word - 平拒31å¹´03朋13报㕕錢暱醉輸展+盹å®ıæ„⁄å®ı地å��ï¼›æ³Łä»¤è©¦é¨fiåŁ‘é¡„.docx

大阪市再開発地区計画にかかる

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

○H30条例19-1

藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

貨物自動車運送事業法の改正 ( 概要 ) 改正の目的 経済活動 国民生活を支えるトラック運送業の健全な発達を図るため規制の適正化を図るほか その業務について 平成 36 年度から時間外労働の限度時間が設定される (= 働き方改革法施行 ) こと等を踏まえ その担い手である運転者の不足により重要な社会

0 平方メートルまでの部分について別表 ( ウ ) 欄により算定した自転車駐車場の規模に 店舗面積が5,000 平方メートルを超える部分について同表 ( ウ ) 欄により算定した自転車駐車場の規模に2 分の1を乗じて得た規模を加えて算定するものとする 2 前条第 1 項第 2 号に掲げる施設で 各用

平成 30 年 1 月現在禁無断転載 複製 7 平成 29 年度の税制改正の概要について エコカー減税 ( 自動車重量税 自動車取得税 ) の概要 適用期間 自動車取得税( 取得税 ): 平成 29 年 4 月 1 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 自動車重量税( 重量税 ): 平成 29

国土交通省自動車局一般貸切旅客自動車運送事業者の皆様へのご連絡貸切バスの一層の安全確保のため 運行管理に関する義務を拡充します 平成 28 年 11 月 1 日から 運行管理者の欠格期間中は補助者になれません ( 施行日時点で選任済の者を除く ) 平成 28 年 12 月 1 日から 新たに雇い入れ

<4D F736F F F696E74202D2089F090E08F D8291AC8FE68D87836F A92758AEE8F80817A >

Microsoft Word - 【発送版】製造所の登録通知

Taro-1 乗合審査基準

富士見市都市計画税条例 ( 昭和 46 年条例第 40 号 ) 新旧対照表 ( 第 1 条による改正 )( 専決 ) 新 旧 附則 附則 ( 改修実演芸術公演施設に対する都市計画税の減額の規定の適用を受けようとする者がすべき申告 ) 6 法附則第 15 条の11 第 1 項の改修実演芸術公演施設につ

- 1 - 道路運送法施行規則(昭和二十六年運輸省令第七十五号)(抄)(第一条関係)(傍線の部分は改正部分)改正案現行(法第七十八条第二号の者)(法第七十八条第二号の者)第四十八条法第七十八条第二号の国土交通省令で定める者は 次のと第四十八条法第七十八条第二号の国土交通省令で定める者は 次のとおりと

高齢者の移動手段確保のための 互助 による輸送 ~ 道路運送法上の許可 登録を要しない輸送の制度とモデルについて ~ 平成 30 年 3 月 国土交通省 総合政策局公共交通政策部交通計画課 自動車局旅客課 地域における移動手段の確保にあたっては まずは公共交通機関の確保 充実を基本とし 今後も 高齢

第二項第五号に掲げる事項には、同項第一号の区域のうち、広場、街灯、並木その他の都市の居住者その他の者(以下「都市居住者等

<4D F736F F D2095F18D9091E682518D E7390EC8E E738C7689E690C58FF097E182CC88EA959482F089FC90B382B782E98FF097E EA8C88816A B8C91CE8FC6955C E646F6378>

国土交通省自動車交通局プレスリリース

HP:バス協業第49号① 「一般貸切旅客自動車運送事業の許可及び事業計画変更認可申請の処理について」の一部改正について

Microsoft Word - QA.doc

乗務記録(運転日報)

平成 31 年度 運輸安全マネジメントの取組み WILLER EXPRESS 株式会社 1

エコカー減税グリーン化特例(自動車税 軽自動車税)(自動車税 軽自動車税)環境性能割車体課税の見直し ( 自動車重量税 自動車取得税 自動車税 軽自動車税 ) トラック バス タクシーについては 営自格差 を堅持するとともに 一部見直しを行った上で エコカー減税 グリーン化特例を 2 年間延長 また

湯河原町訓令第  号

- 2 - 号標及びこれ を 国土交通省令で定める位置は 自動車の前面及び後面であつて 自動車登録番号標 に 表示は 自動車の運行中自動車登録番号が判読できるように 自動車登録番号標を自動車の前面及び後面の見やすい位置に確実に取り付けることによつて行うもの を 識別に支障が生じないものとして告示で定

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

自家用自動車有償運送許可申請書 別紙 1 平成年月日 運輸支局長殿 他 ( 別紙による者 ) 申請代理人住所氏名又は名称代表者名 ( 電話番号 ) 印 自家用自動車の有償運送を行いたいので 道路運送法第 78 条第 3 号の規定により申請します 氏名及び住所 別紙様式 1 のとおり 運送需要者 運送

Microsoft Word - 土壌汚染対策法施行規則の一部を改正する省令

都市計画運用指針 新旧対照表 別紙 1 改正案現行 Ⅳ. 都市計画制度の運用の在り方について Ⅳ. 都市計画制度の運用の在り方について Ⅳ-3 開発許可制度について Ⅳ-3 開発許可制度について Ⅳ-3-2 一般的事項 Ⅳ-3-2 一般的事項 2. 執行体制の整備等 2. 執行体制の整備等 ( 前

Microsoft Word - 条例.doc

平成 31 年度自動車取得税の軽減措置について 平成 31 年度の自動車取得税の軽減措置について 次のとおり変更がありました 平成 31 年 4 月岐阜県 エコカー減税 について 環境インセンティブ機能を強化する観点から 軽減割合等の見直しを行いました なお 平成 31 年 4 月 1 日から平成

個人情報の保護に関する規程(案)

様式第 4-( 日本工業規格 A 列 4 番 ) 第 号 平成年月日 殿 国土交通大臣 印 平成年度地域公共交通確保維持改善事業費補助金 ( 地域公共交通バリア解消促進等事業 ) 交付決定通知書 平成年月日付け第号で申請のあった 平成年度地域公共交通確保維持改善事業費補助金 ( 地域公共交通バリア解

することを可能とするとともに 投資対象についても 株式以外の有価証券を対象に加えることとする ただし 指標連動型 ETF( 現物拠出 現物交換型 ETF 及び 金銭拠出 現物交換型 ETFのうち指標に連動するもの ) について 満たすべき要件を設けることとする 具体的には 1 現物拠出型 ETFにつ

<4D F736F F D F955C8E F197D682CC8FAC8C5E8EA993AE8ED4816A>

北九州市集団資源回収団体奨励金交付要綱

平成11年度

Microsoft Word - (発番)医療機器の製造販売承認申請について

企画旅行の記入例 1 運送申込書 / 運送引受書 乗車券 手数料が個々の運送単位で決められている場合 申込者は 太線内をご記入願います 申込日 : 令和 1 年 7 月 25 日氏名 旅行サービス株式会社 ( 旅行業者等 ) 電話 : 名称 ( 担当者名 ) 山田一郎 F

道路運送車両法の一部を改正する法律等の施行に伴う整備管理者制度の運用について ( 平成 15 年 3 月 18 日国自整第 216 号 ) の一部改正について ( 新旧対照表 ) 別紙 新 旧 国自整第 号 国自整第 号 平成 15 年 3 月 18 日 平成 15 年 3

弘前市告示第   号

Microsoft Word - 福祉有償運送の概要

ETC 路線バス割引利用規約 ( 目的 ) 第 1 条本規約は 阪神高速道路株式会社 ( 以下 当社 といいます ) がETCシステム (ETCシステム利用規程第 2 条に規定するETCシステムをいいます 以下同じです ) を使用する路線バス ( 乗車定員 30 人以上の自動車のうち 道路運送法 (

措置法第 69 条の 4(( 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例 )) 関係 ( 被相続人等の居住の用に供されていた宅地等の範囲 ) 69 の 4-7 措置法第 69 条の 4 第 1 項に規定する被相続人等の居住の用に供されていた宅地等 ( 以下 69 の 4-8 までにおいて 居

軽自動車税 ( 種別割 ) 減免に関する取扱基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この基準は 船橋市市税条例第 89 条及び第 90 条の規定に基づき 軽自動車税 ( 種別割 ) の減免の取り扱いに関し 必要な事項を定める ( 公益のために直接専用するものの範囲 ) 第 2 条条例第 89 条第 1 項第

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

<4D F736F F D A6D92E894C581458E7B8D7393FA A956C8FBC8E738FE18A518ED293FC89408E9E E A B E E968BC68EC08E7B97768D6A2E646F63>

有限会社汐見運輸 ( 法人番号 ) 代表者真坂典雄 北海道勇払郡むかわ町汐見 438 本社営業所 北海道勇払郡むかわ町汐見 438 平成 29 年 6 月 27 日及び平成 29 年 7 月 4 日 運行管理者特別講習未受講を端緒として監査を実施 18 の違反が認めら

額をいう 以下この項において同じ )が 当該徴収期間の満了の日までに必要となる当該公社管理道路に係る第四項各号に掲げる費用の額の合計額から当該徴収期間の満了の日までに得ることとなる当該公社管理道路に係る第三項に規定する収入の額の合計額に相当する額を控除した額を超えない額とすること 二公社管理道路のう

Transcription:

旅客自動車運送事業者が旅客自動車運送事業の用に供する事業用自動車を用いて貨物自動車運送事業を行う場合及び貨物自動車運送事業者が貨物自動車運送事業の用に供する事業用自動車を用いて旅客自動車運送事業を行う場合における許可等の取扱いについて ( 概要 ) 参考資料 2 平成 2 9 年 6 月自動車局 1. 背景過疎地域においては 人口減少に伴う輸送需要の減少 担い手の確保が深刻な課題となっており 過疎地域における人流 物流サービスの持続可能性の確保のためには 従来の自動車運送事業のあり方とは異なる新しい事業展開を可能とし その生産性向上を図っていくことが必要である 今般 旅客自動車運送事業者は旅客の運送に 貨物自動車運送事業者は貨物の運送に特化してきた従来のあり方を転換し 過疎地域において事業の かけもち や自家用有償の仕組みの活用を可能とすることで 自動車運送事業の生産性向上を図るため 所要の措置を講じる必要がある 2. 概要 (1) 旅客自動車運送事業者が旅客自動車運送事業の用に供する事業用自動車を用いて貨物自動車運送事業を行う場合及び貨物自動車運送事業者が貨物自動車運送事業の用に供する事業用自動車を用いて旅客自動車運送事業を行う場合における許可の取扱いについて 貨物自動車運送事業の許可については 一般貨物自動車運送事業及び特定貨物自動車運送事業の許可及び事業計画変更認可申請等の処理について ( 平成 15 年 2 月 14 日付け国自貨第 77 号 )( 以下 処理通達 という ) に 一般旅客自動車運送事業については その種別に応じて 一般乗合旅客自動車運送事業の申請に対する処理方針 ( 平成 13 年 8 月 29 日付け国自旅第 71 号 ) 一般貸切旅客自動車運送事業の許可及び事業許可の変更認可申請の処理について ( 平成 11 年 12 月 13 日付け自旅第 128 号 自環第 241 号 ) 又は 一般乗用旅客自動車運送事業 (1 人 1 車制個人タクシーを除く ) の申請に対する処理方針 ( 平成 13 年 8 月 29 日国自旅第 72 号 ) 特定旅客自動車運送事業については 特定旅客自動車運送事業の申請に対する処分及び標準処理期間の処理方針について ( 平成 14 年 1 月 31 日付け国自旅第 165 号の 2)( これらの 4 つの通達について 以下 処理方針 という ) に基づき取扱っているところであるが 今般 過疎地域における物流の確保等を目的として 旅客自動車運送事業者が旅客自動車運送事業の用に供する事業用自動車を用いて貨物自動車運送事業を行う場合及び貨物自動車運送事業者が貨物自動車運送事業の用に供する事業用自動車を用いて旅客自動車運送事業を行う場合における許可の取扱いについて 下記のとおり定めたので通知する Ⅰ. 乗合事業者による一般貨物自動車運送事業の許可 - 1 -

一般乗合旅客自動車運送事業者 ( 以下 乗合事業者 という ) が一般乗合旅客自動車運送事業 ( 以下 乗合事業 という ) の用に供する事業用自動車 ( 以下 乗合車両 という ) を用いて一般貨物自動車運送事業を行う場合において 350 キログラム以上の貨物を運送する場合における一般貨物自動車運送事業の許可の取扱いについては 以下に定めるところにより行うものとし 以下に定めのない事項については処理通達に基づき審査を行うこととする (Ⅰ) 最低車両台数一般貨物自動車運送事業の用に供する乗合車両を含めて 乗合事業の許可に係る最低車両台数を満たせば足りることとする (Ⅱ) 損害賠償能力 1 自動車損害賠償責任保険又は自動車損害賠償責任共済については 自動車損害賠償責任保険基準料率 ( 平成 29 年金融庁告示第 6 号 ) で定める車種の区分のうち 乗合自動車 ( 営業用 ) に加入していれば足りることとする 2 一般自動車損害保険 ( 任意保険 ) 又は共済については 乗合事業者が管理する事業用自動車が 100 両以下である場合 乗合事業者として加入すべき旅客自動車運送事業者が事業用自動車の運行により生じた旅客その他の者の生命 身体又は財産の損害を賠償するために講じておくべき措置の基準を定める告示 ( 平成 17 年国土交通省告示第 503 号 以下 旅客自動車運送事業賠償基準告示 という ) で定める基準に適合する任意保険又は共済とは別に 原則として 被害者 1 名につき保険金の限度額が無制限であり 一般貨物自動車運送事業に適用される保険に加入していることを確認することとする ただし 乗合事業者として被害者 1 名につき保険金の限度額が無制限である任意保険又は共済に加入している場合であって 当該任意保険又は共済が一般貨物自動車運送事業に適用されることが確認された場合は この限りではない (Ⅲ) 許可に付す条件 1 運送を行う区域貨物運送を行う区域は 路線を定めて行う乗合事業にあっては定められた路線のとおり 区域を定めて行う乗合事業にあっては営業区域内とすること ただし 旅客運送を行わず貨物運送のみを行う場合は この限りではない 2 積載できる貨物の重量旅客が乗車する場所に積載できる貨物の重量は 原則として 車両乗車定員数から乗車人数を控除した数に 55 を乗じた重量 ( 単位キログラム )( 以下 貨物の基本積載量 という ) 以内とすること ただし バス等の車両の性質を失わない範囲で車両を改造して積載する場所を確保する場合には 減少させた座席数に 55 を乗じた重量 ( 単位キログラム ) を貨物の基本積載量に加えた重量以内とし 旅客の手荷物を積載する場所に貨物を積載する場合には 乗車定員数に 20 を乗じた重量 ( 単位キログラム ) を貨物の基本積載量に加えた重量 ( 旅客の手荷物の重量を除く ) 以内とすること 3 旅客運送との関係以下の点に留意して旅客運送及び貨物運送を行うこと (ⅰ) 旅客が乗車するスペース及び当該旅客の手荷物を載せるスペースが確保されていること (ⅱ) 旅客及び貨物のそれぞれの運送スケジュールに支障がないこと (ⅲ) 旅客及び貨物のそれぞれの運送に見合う適切な運賃となるように配慮す - 2 -

ること (ⅳ) 旅客と貨物を同時に運送する場合は 貨物専用のスペースを設ける等 貨物の荷崩れ等による車内事故等の発生及び旅客による貨物の毀損並びに貨物に係る個人情報の流出を防止する措置を講ずること (ⅴ) 旅客自動車運送事業運輸規則 ( 昭和 31 年運輸省令第 44 号 ) 第 52 条各号に掲げる物品 ( 同条ただし書の規定によるものを除く ) を旅客と同時に運送しないこと 4 貨物運送に用いることができる車両貨物運送に用いることができる車両は 乗合事業の用に供する車両であって 処理通達に基づき届出のあったものに限ること 5 輸送の安全確保貨物自動車運送事業法をはじめ 一般貨物自動車運送事業者が遵守すべき関係法令を遵守すること 6 許可の有効期間許可の有効期間は 許可を取得した日から起算して 2 年間とする 7 乗合事業の廃止又は休止乗合事業を廃止した場合は一般貨物自動車運送事業を廃止し 乗合事業を休止した場合は一般貨物自動車運送事業を廃止又は休止すること Ⅱ. 貸切バス事業者による一般貨物自動車運送事業の許可一般貸切旅客自動車運送事業者 ( 以下 貸切バス事業者 という ) が一般貸切旅客自動車運送事業 ( 以下 貸切バス事業 という ) の用に供する事業用自動車 ( 以下 貸切バス車両 という ) を用いて一般貨物自動車運送事業を行う場合における一般貨物自動車運送事業の許可の取扱いについては 以下に定めるところにより行うものとし 以下に定めのない事項については処理通達に基づき審査を行うこととする (Ⅰ) 最低車両台数一般貨物自動車運送事業の用に供する貸切バス車両を含めて 貸切バス事業の許可に係る最低車両台数を満たせば足りることとする (Ⅱ) 損害賠償能力 1 自動車損害賠償責任保険又は自動車損害賠償責任共済については 自動車損害賠償責任保険基準料率で定める車種の区分のうち 乗合自動車 ( 営業用 ) に加入していれば足りることとする 2 一般自動車損害保険 ( 任意保険 ) 又は共済については 貸切バス事業者が管理する事業用自動車が 100 両以下である場合 貸切バス事業者として加入すべき旅客自動車運送事業賠償基準告示で定める基準に適合する任意保険又は共済とは別に 原則として 被害者 1 名につき保険金の限度額が無制限であり 一般貨物自動車運送事業に適用される保険に加入していることを確認することとする ただし 貸切バス事業者として被害者 1 名につき保険金の限度額が無制限である任意保険又は共済に加入している場合であって 当該任意保険又は共済が一般貨物自動車運送事業に適用されることが確認された場合は この限りではない (Ⅲ) 許可に付す条件 1 運送を行う区域貨物運送を行う区域は 発地又は着地が過疎地域自立促進特別措置法 ( 平成 12 年法律第 15 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する過疎地域のうち 郡に属する町若 - 3 -

しくは村又は人口が 3 万人に満たない市 ( 以下 過疎地域 という ) とすること ただし 貨物運送と同時に旅客運送を行う場合は 発地又は着地が貸切バス事業に係る営業区域内であり かつ 過疎地域とすること 2 積載できる貨物の重量 Ⅰ.(Ⅲ)2 に同じ 3 旅客運送との関係 4 貨物運送に用いることができる車両貨物運送に用いることができる車両は 貸切バス事業の用に供する車両であって 処理通達に基づき届出のあったものに限ること 5 輸送の安全確保 Ⅰ.(Ⅲ)5 に同じ 6 許可の有効期間 Ⅰ.(Ⅲ)6 に同じ 7 貸切バス事業の廃止又は休止貸切バス事業を廃止した場合は一般貨物自動車運送事業を廃止し 貸切バス事業を休止した場合は一般貨物自動車運送事業を廃止又は休止すること Ⅲ. タクシー事業者による一般貨物自動車運送事業の許可一般乗用旅客自動車運送事業者 ( 以下 タクシー事業者 という ) が一般乗用旅客自動車運送事業 ( 以下 タクシー事業 という ) の用に供する事業用自動車 ( 福祉輸送事業の用に供する車両を除く 以下 タクシー車両 という ) を用いて一般貨物自動車運送事業を行う場合における一般貨物自動車運送事業の許可の取扱いについては 以下に定めるところにより行うものとし 以下に定めのない事項については処理通達に基づき審査を行うこととする なお 車載自動車による旅客及び貨物の運送については 車載自動車による旅客及び貨物の運送の取扱いについて ( 平成 16 年 3 月 2 日付け国自旅第 211 号 国自貨第 142 号 ) により取り扱うこととし 本通達の取扱いによらないこととする (Ⅶ. において同じ ) (Ⅰ) 最低車両台数一般貨物自動車運送事業の用に供するタクシー車両を含めて タクシー事業の許可に係る最低車両台数を満たせば足りることとする (Ⅱ) 損害賠償能力 1 自動車損害賠償責任保険又は自動車損害賠償責任共済については 自動車損害賠償責任保険基準料率で定める車種の区分のうち 営業用乗用自動車に加入していれば足りることとする 2 一般自動車損害保険 ( 任意保険 ) 又は共済については タクシー事業者が管理する事業用自動車が 100 両以下である場合 タクシー事業者として加入すべき旅客自動車運送事業賠償基準告示で定める基準に適合する任意保険又は共済とは別に 原則として 被害者 1 名につき保険金の限度額が無制限であり 一般貨物自動車運送事業に適用される保険に加入していることを確認することとする ただし タクシー事業者として被害者 1 名につき保険金の限度額が無制限である任意保険又は共済に加入している場合であって 当該任意保険又は共済が一般貨物自動車運送事業に適用されることが確認された場合は この限りではない (Ⅲ) 許可に付す条件 - 4 -

1 運送を行う区域貨物運送を行う区域は 発地又は着地が過疎地域とすること ただし 貨物運送と同時に旅客運送を行う場合は 発地又は着地がタクシー事業に係る営業区域内であり かつ 過疎地域とすること 2 積載できる貨物の重量 Ⅰ.(Ⅲ)2 に同じ 3 旅客運送との関係 4 貨物運送に用いることができる車両貨物運送に用いることができる車両は タクシー事業の用に供する車両であって 処理通達に基づき届出のあったものに限ること 5 輸送の安全確保 Ⅰ.(Ⅲ)5 に同じ 6 許可の有効期間 Ⅰ.(Ⅲ)6 に同じ 7 タクシー事業の廃止又は休止タクシー事業を廃止した場合は一般貨物自動車運送事業を廃止し タクシー事業を休止した場合は一般貨物自動車運送事業を廃止又は休止すること 8 貨物運送中の表示タクシー事業者が貨物運送により旅客の引受けができない場合は貨物運送を行っている旨の表示を行うこと Ⅳ. 乗合事業者 貸切バス事業者若しくはタクシー事業者による特定貨物自動車運送事業の許可又は特定旅客自動車運送事業者による一般貨物自動車運送事業若しくは特定貨物自動車運送事業の許可乗合事業者 貸切バス事業者若しくはタクシー事業者がそれぞれの事業の用に供する事業用自動車を用いて特定貨物自動車運送事業を行う場合における特定貨物自動車運送事業の許可又は特定旅客自動車運送事業者がその事業の用に供する事業用自動車を用いて一般貨物自動車運送事業若しくは特定貨物自動車運送事業を行う場合の許可の取扱いについては 処理通達及び Ⅰ. から Ⅲ. までを準用することとする Ⅴ. 一般貨物自動車運送事業者又は特定貨物自動車運送事業者による乗合事業の許可一般貨物自動車運送事業者又は特定貨物自動車運送事業者 ( 以下 貨物事業者 という ) が一般貨物自動車運送事業又は特定貨物自動車運送事業の用に供する事業用自動車 ( 以下 貨物車両 という ) を用いて乗合事業を行う場合の許可の取扱いについては 以下に定めるところにより行うものとし 以下に定めのない事項については処理方針に基づき審査を行うこととする (Ⅰ) 許可の対象乗合事業を行おうとする路線の一部又は営業区域の中に過疎地域が含まれていることとする (Ⅱ) 最低車両台数乗合事業の用に供する貨物車両も含めて 一般貨物自動車運送事業又は特定貨物自動車運送事業 ( 以下 貨物事業 という ) の許可に係る最低車両台数を満たせば足りることとする (Ⅲ) 損害賠償能力 - 5 -

1 自動車損害賠償責任保険又は自動車損害賠償責任共済については 貨物車両の大きさ等に応じて 自動車損害賠償責任保険基準料率で定める車種の区分のうち 普通貨物自動車 ( 営業用 ) 又は小型貨物自動車 ( 営業用 ) に加入していれば足りるものとする 2 一般自動車損害保険 ( 任意保険 ) 又は共済については 旅客自動車運送事業賠償基準告示で定める基準に適合する任意保険又は共済に計画車両全てに加入する計画があること (Ⅳ) 許可に付す条件 1 運送を行う区域旅客運送 ( 貨物運送を同時に行う場合を含む ) を行う区域は 路線を定めて行う乗合事業にあっては路線の一部が過疎地域であること 区域を定めて行う乗合事業にあっては発地又は着地が営業区域内であり かつ 過疎地域とすること 2 貨物運送との関係 3 旅客運送に用いることができる車両旅客運送に用いることができる車両は 貨物車両であって 処理方針に基づき届出のあったものに限ること 4 輸送の安全確保道路運送法をはじめ 乗合事業者が遵守すべき関係法令を遵守すること 特に 乗車のために設備された場所以外の場所に旅客を乗車させない 事故等の際に旅客の保護に万全を期す等の安全確保措置を講ずること 5 協議会等への参加地域公共交通の活性化及び再生に関する法律 ( 平成 19 年 5 月 25 日法律第 59 号 ) 第 6 条に規定する協議会又は道路運送法施行規則 ( 昭和 26 年 8 月 18 日運輸省令第 75 号 ) 第 9 条の 2 に規定する地域公共交通会議に対する参加要請があった場合には これに応じること 6 許可の有効期間 Ⅰ.(Ⅲ)6 に同じ 7 貨物事業の廃止又は休止貨物事業を廃止した場合は乗合事業を廃止し 貨物事業を休止した場合は乗合事業を廃止又は休止すること Ⅵ. 貨物事業者による貸切バス事業の許可貨物事業者が貨物車両を用いて貸切バス事業を行う場合の許可の取扱いについては 以下に定めるところにより行うものとし 以下に定めのない事項については処理方針に基づき審査を行うこととする (Ⅰ) 許可の対象貸切バス事業を行おうとする営業区域の中に過疎地域が含まれていることとする (Ⅱ) 最低車両台数貸切バス事業の用に供する貨物車両も含めて 貨物事業の許可に係る最低車両台数を満たせば足りることとする (Ⅲ) 損害賠償能力 Ⅴ.(Ⅲ) に同じ (Ⅳ) 許可に付す条件 - 6 -

1 運送を行う区域旅客運送 ( 貨物運送を同時に行う場合を含む ) を行う区域は 発地又は着地が貸切バス事業に係る営業区域内であり かつ 過疎地域とすること 2 貨物運送との関係 3 旅客運送に用いることができる車両 Ⅴ.(Ⅳ)3 に同じ 4 輸送の安全確保道路運送法をはじめ 貸切バス事業者が遵守すべき関係法令を遵守すること 特に 乗車のために設備された場所以外の場所に旅客を乗車させない 事故等の際に旅客の保護に万全を期す等の安全確保措置を講ずること 5 貨物事業の廃止又は休止貨物事業を廃止した場合は貸切バス事業を廃止し 貨物事業を休止した場合は貸切バス事業を廃止又は休止すること Ⅶ. 貨物事業者によるタクシー事業の許可貨物事業者が貨物車両を用いてタクシー事業を行う場合の許可の取扱いについては 以下に定めるところにより行うものとし 以下に定めのない事項については処理方針に基づき審査を行うこととする (Ⅰ) 許可の対象タクシー事業を行おうとする営業区域の中に過疎地域が含まれていることとする (Ⅱ) 最低車両台数タクシー事業の用に供する貨物車両も含めて 貨物事業の許可に係る最低車両台数を満たせば足りることとする (Ⅲ) 損害賠償能力 Ⅴ.(Ⅲ) に同じ (Ⅳ) 車種区分原則として 乗車定員に応じて特定大型車又は普通車のいずれかに区分することとする (Ⅴ) 許可に付す条件 1 運送を行う区域旅客運送 ( 貨物運送を同時に行う場合を含む ) を行う区域は 発地又は着地がタクシー事業に係る営業区域内であり かつ 過疎地域とすること 2 貨物運送との関係 3 旅客運送に用いることができる車両 Ⅴ.(Ⅳ)3 に同じ 4 輸送の安全確保道路運送法をはじめ タクシー事業者が遵守すべき関係法令を遵守すること 特に 乗車のために設備された場所以外の場所に旅客を乗車させない 事故等の際に旅客の保護に万全を期す等の安全確保措置を講ずること 5 協議会等への参加 Ⅴ.(Ⅳ)5 に同じ 6 許可の有効期間 Ⅰ.(Ⅲ)6 に同じ - 7 -

7 貨物事業の廃止又は休止貨物事業を廃止した場合はタクシー事業を廃止し 貨物事業を休止した場合はタクシー事業を廃止又は休止すること 8 運送の申込み営業所に対して運送の申込みがあった運送の引受けに限ること Ⅷ. 貨物事業者による特定旅客自動車運送事業の許可貨物事業者が貨物車両を用いて特定旅客自動車運送事業を行う場合における特定旅客自動車運送事業の許可の取扱いについては 処理方針及び Ⅴ. から Ⅶ. までを準用することとする (2) 旅客自動車運送事業運輸規則の解釈及び運用について 及び 貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈運用について の一部改正について 一の事業者が旅客自動車運送事業及び一般貨物自動車運送事業等 ( 一般貨物自動車運送事業及び特定貨物自動車運送事業をいう 以下本項目において同じ ) を経営する場合の運行管理者 補助者の兼務の可否について整理 明確化する 本項目の内容は貨客混載事業を行う事業者に限らず 旅客自動車運送事業と一般貨物自動車運送事業等を兼業する事業者全般に係る Ⅰ. 旅客自動車運送事業運輸規則の解釈及び運用について の一部改正 (Ⅰ) 旅客自動車運送事業の運行管理者は 他の営業所の運行管理者 補助者を兼務することができないとしているところ 同一敷地内の同一事業者の一般貨物自動車運送事業等の営業所の運行管理者 補助者の兼務を可とする ただし 運行管理者を兼務する場合には 運行を管理する事業用自動車の総数に応じて より多くの数の運行管理者を必要とする事業種類の定めに応じた人数の運行管理者を選任すること (Ⅱ) 旅客自動車運送事業の補助者が 同一事業者の他の営業所の一般貨物自動車運送事業等の補助者を兼務することを可とする ( 旅客自動車運送事業の補助者については従前から兼務可能 ) Ⅱ. 貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用について の一部改正 (Ⅰ) 一般貨物自動車運送事業等の運行管理者は 他の営業所の運行管理者 補助者を兼務することができないとしているところ 同一敷地内の同一事業者の旅客自動車運送事業の営業所の運行管理者 補助者の兼務を可とする ただし 運行管理者を兼務する場合には 運行を管理する事業用自動車の総数に応じて より多くの数の運行管理者を必要とする事業種類の定めに応じた人数の運行管理者を選任すること (Ⅱ) 一般貨物自動車運送事業等の補助者が 同一事業者の他の営業所の旅客自動車運送事業等の補助者を兼務することを可とする ( 一般貨物自動車運送事業の補助者については従前から兼務可能 ) なお 旅客自動車運送事業と一般貨物自動車運送事業等の運行管理者 補助者を兼務する場合にあっては それぞれの資格や要件を満たす必要がある - 8 -

3. 今後のスケジュール ( 予定 ) 通達発出通達施行 平成 29 年 8 月平成 29 年 9 月 - 9 -