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品目 1 四アルキル鉛及びこれを含有する製剤 (1) 酸化隔離法多量の次亜塩素酸塩水溶液を加えて分解させたのち 消石灰 ソーダ灰等を加えて処理し 沈殿濾過し更にセメントを加えて固化し 溶出試験を行い 溶出量が判定基準以下であることを確認して埋立処分する (2) 燃焼隔離法アフターバーナー及びスクラバ

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7 3. 単元の指導計画 (7 時間扱い ) 時 学習内容 授業のねらい 物質の溶解と水溶液の均一性 コーヒーシュガーが水に溶ける様子を観察し, 色の様子からコーヒーシュガーの拡散と水溶液の均一性を理解する ( 観 実 ) コーヒーシュガーと食塩の溶解 物質の溶解と水溶液の均一性 2 物質が目に見え

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である さらに ⅲ) 電解で生じた酸素 水素によって 酸性電解水では酸素ナノバブル 2) が アルカリ性電解水では水素ナノバブル 3) が生じ これが様々な機能を発現している ことである 工業分野では 一般的に2-3L/ 分の生成能力をもつ隔膜式でフロー ( 流水 ) 式の電解槽が利用されている 図

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装技第 7 節 浄森永均洗浄 * ( 株 ) フジミインコーポレーテッド 1 洗浄と汚染低減 * 均 ナノの世界で回路を形成する 先端 LSIプロセス ル ( 微粒子 ) 金属 有機物に分類される 部材の過 はまさに 汚染との戦い である 先端デバイスでは 剰なエッチングや表面マイクロラフネスの増大 パ 30nmを切る配線パターンで回路が刻まれ ナノ粒 ターン倒壊などの副作用を起こさずに これらの汚 子や分子 原子オーダーの極微小汚染が問題となる 染を徹底的に除去することが洗浄には求められる デバイスの全製造工程は1,000 工程以上に及ぶが そ 極微小汚染の洗浄に必要な機能は [ 機能 1] 汚染 の内の約 25% が洗浄である 洗浄には 1 高清浄な の脱離機能 [ 機能 2] 汚染の再付着防止機能 [ 機 表面を 2 副作用なしで 3 短時間 かつ 4 再現 能 3] 下地膜のエッチング機能の三つに集約される 性良く 5 低コストで実現することが求められる ( 図 1) 1)2) 高清浄な基板表面を再現性良く得るため 要求レベルはデバイスの高集積化 低価格化と共に には 特に液中汚染の再付着防止機能が重要である 年々厳しくなっており 従って洗浄技術にはそれに 不溶性や難溶性のパーティクル汚染を例に取れ 適合するための進化が求められる 技術の進化を支 ば 脱離には超音波 ブラシ ジェット洗浄などの えるのは その根底にあるメカニズムの理解である 物理作用 再付着防止にはアルカリや界面活性剤に 本項では超精密洗浄のメカニズム 先端デバイス洗 よるパーティクル / 基板表面間の静電的反発作用 浄の課題と考え方 最新技術動向について解説する 下地膜のエッチングには薬液による基板表面のエッ チング作用が利用されている 1) 4) 1. 超精密洗浄のメカニズム 液中におけるパーティクル汚染の付着防止には 極微小汚染はその形態から主としてパーティク 基板表面及びパーティクルのゼータ電位を同極性に 1) 図 1 極微小汚染の洗浄に必要な機能 E-mail morinagah@fujimiinc.co.jp 結晶2リソグラフィ3エッチング技術4薄膜形成5イオン注入とアニール6CMP7洗浄83D実

第1章 最先端LSIデバイスの動向 第2章 先端プロセス技術 制御することが重要となる 液中パーティクルが 金属を溶解するための重要パラメータは 溶液 基板表面に付着する場合 主たる推進力はvan der のpH 酸化還元電位 錯化剤の有無であり 中で Waals力 分子間力 と電気二重層による静電気力 も基本となるのがpHと酸化還元電位である 酸化 の二つである van der Waals力はごく近距離で強 還元電位は溶液化学の分野で 液の酸化性 還元性 く作用するのに対し 静電気力は比較的遠距離でも を示す指標として広く用いられている 液中におけ 作用し また パーティクルと基板の帯電の仕方に る水素イオンの酸化還元反応の電位を0Vとして基 よって引力にも斥力にもなるという特徴を持つ 物 準とし それよりも酸化力 電子を奪う力 の強い 質が極性溶媒 水溶液など に接すると その表面 ものを正電位 還元力 電子を与える力 の強いも は帯電し 液中のイオンの存在により荷電界面の周 のを負電位で表している 単位は通常 V vs. NHE りに電気二重層が形成される 電気二重層には種々 水素イオンの電位を基準とした電位という意味 で の電位が定義されているが 実際に測定可能なのが 表される phと酸化還元電位のマトリックスにお ゼータ電位であり 界面化学やコロイド化学の分野 いて 熱力学的平衡状態にあるときの金属の状態 では液中粒子の分散 凝集などを制御する際の重要 原子 イオン 水酸化物 酸化物等 を示した い パラメータとなっている ゼータ電位はパーティク わゆるpH 電位図 Potential ph Diagram あ ルの基板への吸着 脱離を議論する上でも有効であ るいは考案者の Pourbaix にちなんで Pourbaix る 一般に 二つの物質表面のゼータ電位が同極性 Diagram5 とも呼ばれる は液中における金属の溶 で大きい値であれば両者の間に反発力 斥力 が働 解を議論する際に有効である 図2に代表的な金属 き 異極性 片方がプラスで片方がマイナス であ のpH 電位図を示す 金属 水溶液の2相系の場合 れば引力が働く アルカリ性の洗浄液中では 様々 図の溶解域 斜線の領域 になるように溶液のpHと な部材の表面が共に負に帯電するために 基板と 電位をコントロールすれば金属は溶解する 金属汚 パーティクル間で反発力が生じ パーティクルの再 染の洗浄に多用されるHPM HCl/ H2 O2 /H2 O 洗 付着が防止できる 浄やSPM H2 SO4 /H2 O2 /H2 O 洗浄は 低pH <1 可溶性の金属汚染の場合 汚染の脱離は 金属汚 と高電位 1.5V vs. NHE以上 を有しており 様々 染を酸や酸化剤で化学的に溶解することによって行 な金属汚染を容易に溶解することができる 但し われる 有機汚染の場合も同様に溶解作用によって 金属汚染は液中では溶解していても 基板表面と化 脱離される 学反応を起こして再付着する場合があるので注意 第3章 将来技術 図2 代表的な三つの金属のpH 電位図 25 1 176

結晶リソグラフィ3D実装技術1森永均 : 先端 LSI 技術大系, 第 2 章, 第 7 節, 洗浄洗浄と汚染低減, グローバルネット株式会社出版, pp.175-183, (2012). 177 表 1 液中における代表的な金属汚染の付着メカニズム 1)3)4) 吸着機構 金属種 吸着が起こりやすい溶液 吸着しやすい基板表面状態 (1) 電気化学的吸着希フッ酸 水 アルカリベア Si 表面 SiO 2 表面 Cu Ag Au (Electrochemical Adsorption) 研磨剤スラリー (p-si a-si も含む ) ( 貴金属 ) 固液界面における酸化還元反応 ( 酸化剤がない場合 ) 広くは卑金属表面全般 (2) 水酸化物吸着 Al Fe Zn アルカリ (APM など ) SiO 2 表面 >ベア Si 表面 (Hydroxide Adsorption) ( 金属水酸化物 ) 水 固液界面における脱水縮合反応 広くは OH 終端表面全般 速化に対応するために BEOLでは銅配線と疎水 減が重要となっている APM 洗浄やDHF 洗浄な ( 表 1) 希フッ酸(DHF) 中でのCu 付着 が重要となっている 以下 FEOLとBEOLに分 APM(NH 4 OH/H 2 O 2 /H 2 O) 洗浄やアンモニア洗 けて 洗浄の課題を述べるが 共通の課題は 1ナ 浄などのアルカリ液中でのAlやFe Znの付着は ノ汚染低減とナノダメージ抑制の両立 2 新材料 有名である Cu 2+ などの貴金属イオンは シリコ 新プロセスに由来するクロスコンタミネーション防 ンとの酸化還元反応によってシリコン表面に吸着す 止である る アルカリ液中ではFe 2+ Al 3+ など様々な金属 1)FEOL 洗浄 が水酸化物となり これがSiO 2 表面のSi OH 基と FEOL 洗浄にはシリコンウェハ洗浄 ゲート前洗 脱水縮合反応を起こして吸着する これらの付着は 浄 ゲートエッチング後洗浄 コンタクトホール内 その原動力となっている化学反応を妨げることで防 部の洗浄などがある パターンの微細化と共に よ 止できる 1)3)4) り小さなパーティクルが歩留まりに悪影響を及ぼす ようになる一方で 微細なパターンは 超音波など 2. 先端 LSI 洗浄の課題と考え方 の物理作用や 薬液の化学作用に対して極めて敏感 LSIプロセスは金属配線を形成する前と後で で ダメージを受けやすい 先端 LSIデバイスにお FEOL(Front End Of the Line) とBEOL(Back いては この傾向は顕著となっている End Of the Line) に大別される より汚染に敏感 もっとも清浄度を要求される洗浄は ゲート絶縁 なのは 半導体や極薄ゲート絶縁膜が 最も微細 膜を形成する前のゲート前洗浄 更にその前のシリ なパターンで形成されるFEOL 工程の洗浄であり コンウェハ洗浄である これらの工程では金属 パー ここでは ( 金属配線が同居しないため ) 金属溶解 ティクル 有機物といった汚染は勿論 表面マイク 能の高い RCA 洗浄 ( 前述のHPM 洗浄とAPM 洗 ロラフネスも極限まで低減する必要がある ベア ( 自 浄の組み合わせを基本とする ) 6) が高周波の超音波 然酸化膜のない ) なシリコンウェハ表面は超純水リン と併用されて用いられてきた BEOLの洗浄では ス工程でさえも荒れることが知られており 7)8) 洗浄 金属配線の腐食が問題となるために RCA 洗浄は やリンス中の表面荒れ抑制は極めて重要である 用いることができず 超純水や薄い無機酸 有機浄を要する ゲートエッチング後洗浄など ゲート絶縁膜形成 薬液などが用いられてきた 近年 デバイスの高 後の様々な洗浄では Siや酸化膜などの膜ロス低 性の低誘電率 (Low-k) 層間絶縁膜が用いられるよ どのエッチング作用を伴う洗浄では 希釈化 短時 うになり これらはCMP(Chemical Mechanical 間化 低温化などによりエッチング量を抑制する必 Planarization) 工程によって配線形成されている 要がある また 微細なパターンの倒壊にも注意が BEOLでは CMPスラリー ( 研磨剤 ) にはナノオー 必要である パーティクルの除去には従来より超音 ダーのシリカや有機添加剤が用いられており これ 波を併用した洗浄が用いられているが 100nm 以 らの微小汚染を銅配線を腐食させずに除去すること 下のパターンはその作用によって極めて倒壊しやす 23エッチング技術4薄膜形成5イオン注入とアニール6CMP7洗浄8

第1章 最先端LSIデバイスの動向 い 物理力を併用する洗浄には多かれ少なかれすべ いる ゲート電極のWやAl ゲート絶縁膜やキャ て同様の傾向があるため 物理力低減下での洗浄が パシタ絶縁膜のHfなどである WやAlのようなメ 必要となる タルはAPM洗浄で容易に溶解するのでパーティク コンタクトホール内部の洗浄では ホール底部 ル除去にはRCA洗浄を用いることができない ま のコンタクトの自然酸化膜を確実に除去すること た Hfは液に溶解すると基板に再付着し クロス ホール側壁の絶縁膜の過剰エッチングを防ぐこと コンタミネーションを引き起こす メタル材料表面 絶縁膜が多層の場合には個々の膜のエッチング量が のパーティクル除去には超純水と物理洗浄の併用や 均一になるようにすることが重要である ベアなSi 界面活性剤技術の活用が 溶解したメタルの再付着 が露出する状態で洗浄を仕上げる場合には 表面が 防止にはキレート剤技術の活用が有効である 疎水性となっているために ウォーターマークにも 近年 デバイスの微細化に応じるために FEOL 注意が必要である ウォーターマークは疎水面に部 において液浸露光技術が多用されている 液浸露光 分的に残った水滴の乾燥過程で 純水に溶解した では 汚染を忌み嫌うべき露光工程において 基板 HSiO 3 が析出するために起こる 防止には 乾燥 が純水等の液体に浸漬されるが この際にエッジ部 過程で純水をIPAによって置換する方法 N2 雰囲 からのパーティクル発塵があると 基板表面に再付 気で乾燥することにより純水中にSiを溶出させない 着し 露光不良の原因となる このようなクロスコ 方法が用いられる ンタミネーション防止には エッジ部を事前によく 第2章 先端プロセス技術 FEOLで表面に露出している部材は 従来はSi 洗浄すること あるいはエッジ研磨によって発塵源 p S i S i O 2 S ilic id e などの S i あるいは Si 化合 となるエッジ部の 多層膜に由来する バリを事前 物であった これらは化学的に極めて安定な物質 に研磨して 除去しておくことが有効である であり 従ってRCA洗浄のようにSiや酸化物を除 2 BEOL 洗浄 くあらゆる部材を溶解してしまうような強力な薬品 BEOL洗浄には 膜のドライエッチング後洗浄 による洗浄が可能であった 一方で 先端LSIでは Cu配線後のCMP後洗浄などがある この工程で大 ゲート周辺材料にも様々な金属系材料が導入されて きな課題となるのは 腐食しやすく 拡散しやすい 第3章 将来技術 図3 TSV-CMP工程におけるCuクロスコンタミ防止に対するキレート剤の効果11 と シリコン表面へのCu付着メカニズム 右図 10 178

1 結晶 Cu配線周辺の洗浄である Cu配線を絶縁するLow k膜には種々の膜が提 過剰エッチング ラフネス増大 新材料の腐食等の ダメージのためである SiOC CDOなどと呼ばれる などの絶縁膜の場合 く用いられている 超音波は疎密波であり 定点で には 表面が疎水性であるために 水溶液による洗 は周期的に減圧 加圧が繰り返されている 液中の 浄が著しく困難になる 疎水面の親水化には界面活 減圧部で気泡が発生し 同一部分が再び加圧される 性剤の添加が有効である 4 9 と 気泡が収縮し 崩壊する キャビテーション現 が始まっている Cuはシリコン表面に付着しやす 同時にパターン倒壊や結晶欠陥をも引き起こすため く 付着の際にピットを引き起こすほか 付着し に キャビテーション強度の均一制御が重要となる たCuはシリコン内部で速やかに拡散する 従って キャビテーション強度は液中の超音波の周波数 強 Cuは洗浄以前に 付着させないこと が重要であり 度 溶存ガス濃度に強く依存する 特に溶存ガス濃 TSV形成時に用いられるCMP工程では Cuの付 度の影響は大きく 汚染除去とダメージ低減の観点 着防止技術が重要となる Cuのシリコン表面への から研究が進んでいる 図4 12 溶存ガスを脱気し クロスコンタミ防止にはキレート剤や酸化剤の添加 た液体中では 周波数約1メガヘルツの超音波照射 が有効である 図310 11 によって 基板表面のパーティクルを除去する際の 除去能力が著しく低下することが知られている 13 3 最新技術動向 薄膜形成 クルは脱離するが 激しいキャビテーション現象は 4 して TSV Thorough Silicon Via 工程の導入 エッチング技術 象 このキャビテーションの威力によってパーティ 3 先端LSIデバイスにおいては 3次元実装技術と リソグラフィ 超音波は極微小パーティクルの脱離技術として広 2 案されているが 有機化合物がドープされたSiO 2 脱気液に溶存ガスとして空気や窒素 水素などを添 1 汚染脱離技術とその高性能化 加すれば パーティクル除去能は再び向上する 13 汚染脱離に必要な物理 化学的作用は 半導体 微少パーティクルの除去と欠陥抑制の両立のために 5 洗浄に不可欠なものとして多用され続けてきたが は 洗浄液中の溶存ガス濃度の制御と基板表面近傍 近年のデバイスパターン微細化や新材料 Cu配線 での均一化が重要である イオン注入とアニール Low k絶縁膜 High k絶縁膜など 導入によって また近年 超音波に代わる汚染脱離技術として その使用には制限が必要となっている 物理作用に マイクロ ナノ ジェットやマイクロ ナノ バブルを よる極微細パターンの倒壊 化学作用による部材の 用いた洗浄技術が提案され 活用が始まっている 6 CMP 7 洗浄 8 3D実装技術 図4 超音波照射時のキャビテーション発光に及ぼす供給水中の溶存N2濃度の影響12 脱気超純水に膜ユニット LIQUI-CELL G420E を用いてN2を溶解し 一定のN2濃度とした後に装置に 供給 装置の漕内純水中のN2濃度は気液接触部を中心にさらに高くなっていると考えられる 179

第1章 最先端LSIデバイスの動向 2 汚染の再付着防止技術とその高性能化 作り 可溶化する性質を持つ化合物である しかし 物理 化学作用低減下で 高清浄な表面を達成す 半導体洗浄に従来の添加剤を用いようとすると 残 るためには 表面からほんのわずかに引き離された 留 泡立ちなどの副作用がある あるいは ごく限 微小汚染を確実に捕らえる 高度な再付着防止技術 られた汚染種にしか効果を示さない などの問題点 を有した洗浄が必須となる パーティクル汚染の再 があり これが半導体洗浄へのこれらの導入を阻ん 付着にはゼータ電位が寄与しており その制御のた できた 近年 半導体デバイス洗浄に適した活性剤 めに 従来の半導体洗浄 RCA洗浄など ではpH キレート剤技術の研究開発が進められ 先端半導体 制御 すなわち 酸 アルカリの活用のみを行って デバイスプロセスへの導入が進んでいる 2 4 9 きた アルカリ性の洗浄液中では 様々な部材の表 先端半導体デバイスでは新材料の導入により Cu 面が共に負に帯電するために 基板とパーティクル やCo Ni Hfなどがシリコン表面にクロスコンタミ 間で反発力が生じ パーティクルの再付着が防止で する可能性が増大しているが キレート剤の活用に きる しかし より高度なゼータ電位制御には界面 よりその防止は可能となっている 2 4 9 界面活性 活性剤などの微量添加剤の活用が有効である 図5 剤は 極微小パーティクルの再付着防止に効果を発 第2章 先端プロセス技術 界面活性剤やキレート剤などの微量添加剤は 衣 揮する 常に基板表面に新液を供給できる枚葉スピ 類や金属部品などの洗浄分野や化学工業においては ン洗浄においても 液の下流側で汚染再付着は起こ 広く用いられている キレートとはギリシャ語でカ りうるが 界面活性剤技術によってその抑制は可能 ニのはさみを意味する言葉で カニが獲物をはさみ となる 図6 ウェハ上に形成される 種々の新材 こむように 金属イオンを取り込んで 金属錯体を 料表面間のゼータ電位差に由来するパーティクル再 図5 様々な物質表面のゼータ電位に対するpHならびに界面活性剤の効果2 3 ゼータ電位はpHに依存するが 界面活性剤の添加による制御も可能である 第3章 将来技術 図6 枚葉スピン洗浄 超音波併用 によるパーティクル除去における汚染再付着防止の重要性 3 9 超純水ではパーティクル再付着防止能がないために 脱離したパーティクルが下流側で再付着する ゼータ電位による反発作用が大きいアルカリ液ではそれが防止でき 界面活性剤を添加したアルカリ 液ではさらにその効果が大きくなる 180

1 結晶 付着問題にも界面活性剤技術は有効である 2 4 9 素やクリーンルーム内の蛍光灯が悪影響を及ぼして ラフネス増大や意図せぬ酸化などの半導体表面の 用すると ナノあるいはサブナノサイズの酸化物が ナノ構造劣化は デバイスの電気的性能に悪影響を 表面に局所的にでき 図7 これがトリガーとなっ 及ぼすため その抑制が重要となっている 特に先 て突起 シリコンの方が酸化物より溶けやすい純水 端デバイスにおける ゲート絶縁膜 シリコン界面 中やアルカリ液中の場合 やピット 酸化物の方が の表面マイクロラフネスはキャリアの移動度を低下 シリコンより溶けやすいフッ酸含有薬液中の場合 させるために 好ましくない ができて ラフネスが増大する 7 8 セス中に増大する 最近の研究の結果 ベアシリコ ムを示す 図中には個々の反応の酸化還元電位とそ ン表面マイクロラフネス増大には 純水中の溶存酸 れから換算した電子のエネルギー準位を列記した エッチング技術 図8に水溶液中におけるシリコンの酸化メカニズ 3 シリコン表面のマイクロラフネスはウェットプロ リソグラフィ いることがわかった シリコン表面に酸素や光が作 2 3 表面ラフネスの低減技術 7 8 11 4 薄膜形成 5 イオン注入とアニール 図7 局所酸化に起因するシリコン表面荒れのメカニズム7 6 CMP 7 洗浄 8 3D実装技術 図8 水溶液中でのシリコン表面酸化のメカニズム 光と酸素の影響 7 8 E0 標準電極電位 EpH7 ph7における酸化還元電位 αe/ph7 電子のエネルギ準位 エネルギ準位差ΔE 181

第1章 最先端LSIデバイスの動向 図9 超純水リンス時のシリコン表面荒れに対する光と溶存酸素の影響 Arアニール基板使用 11 光の遮断 左図 と溶存酸素の排除 右図 により 表面荒れは低減できる 第2章 先端プロセス技術 図10 酸化膜パッシベーションによるラフネスの抑制 APM洗浄の例 Arアニール基板使用 8 APM NH4OH/H2O2/H2O 洗浄では過酸化水素の酸化作用によってシリコン表面が 均一に酸化されているために 表面荒れは抑制される シリコンにバンドギャップエネルギー 1.1eV 以 カル酸化膜で覆うこと 図10 で 洗浄 リンス時 上の光 λ<1,100nm が当たると シリコンの価 のラフネス増大は大幅に抑制できる 第3章 将来技術 電子帯の電子は伝導帯に励起され エネルギー準位 が1.1eVだけ高くなる すなわち 光励起によって さらに1.1V分だけ電子を奪われやすくなる 表より ナノ加工時代に突入した先端LSIデバイスでは 個々の反応のエネルギー準位差ΔEを求めると 液 ナノ汚染低減とナノダメージ抑制の両立が重要課題 中に溶存酸素があって 光が照射された場合がもっ となっている 新材料 新プロセスの導入によりク とも大きく すなわちシリコンが酸化されやすく ロスコンタミの機会が増大しており その撲滅も重 溶存酸素がなく遮光された状態では もっとも酸化 大な課題である 課題解決には 汚染やダメージの されにくいことがわかる 発生機構を理解し 粒子から 分子 電子 光子に 光を遮断すること 図9左 液中の溶存酸素を取 り除くこと 図9右 あるいは 表面を安定なケミ 182 至る様々な汚染要因を制御することが重要である

結晶3D実装技術森永均 : 先端 LSI 技術大系, 第 2 章, 第 7 節, 洗浄洗浄と汚染低減, グローバルネット株式会社出版, pp.175-183, (2012). 1) 森永均 : ウェット洗浄の物理化学, 応用物理,69-5, pp.568-574, (2000). 2) 森永均 : 新材料対応洗浄技術, 応用物理,70-9, pp.1067-1073, (2001). 3) 森永均 : エレクトロニクス洗浄技術, 第 3 章, 洗浄のメカニズム, 第 7 章, 洗浄技術の高性能化,pp.30-70, pp.195-208, 技術情報協会,(2007). 4)H.Morinaga: Scientific Wet Process Technology for Innovative LSI/FPD Manufacturing (Edited by T Ohmi), Chapter 2. Principles of Semiconductor Device Wet Cleaning, Chapter 3-7. Surfactant and Chelating Agents Technologies for Innovating Semiconductor Cleaning, Taylor and Francis/CRC Press, pp.35-59, pp.110-119, (2005). 5)M.Pourbaix: Atlas of Electrochemical Equilibria in Aqueous Solutions. London: Pergamon Press, (1966). 6)W.Kern, D.A.Puotinen: RCA Rev 31: pp.187-205, (1970). 7)H.Morinaga, K.Shimaoka and T.Ohmi: 153(7), pp.g626-g631, (2006). 8)H.Morinaga, K.Shimaoka and T.Ohmi: Solid State Phenomena, 134 (UCPSS VIII), pp.45-48, (2007). 9)H.Morinaga, A.Itou, H.Mochiduki and M.Ikemoto: Electrochemical Society Proceedings Series PV.2003-26, pp.370-377, (2004). 10)H Morinaga, M Suyama and T Ohmi: J Electrochem Soc 141: pp.2834-2841, (1994). 11)H.Morinaga and K.Tamai: ECS Transactions, 34 (1) pp.591-596, (2011). 12)S.Hirayama, H.Morinaga, T.Ohmi and J.Soejima: Acoustical Science and Technology, 29(6), pp.345-350, (2008). 13)H.Kanetaka, T.Kujime, H.Yazaki, T.Kezuka, T.Ohmi: Proceedings of UCPSS 98, 1999, pp.43-48. 浄 参考文献 183 12リソグラフィ3エッチング技術4薄膜形成5イオン注入とアニール6CMP7洗浄8