Slide 1
|
|
|
- くにひと かみこ
- 7 years ago
- Views:
Transcription
1 3. 溶解 沈殿反応 天然水の化学組成 大陸地殻表層 (mg kg ) 河川水 (mg kg ) Al Fe Ca Na Mg Andrews et al. (3) An introduction to Environmental Chemistry 天然水の特徴 天然水の金属イオンは主に岩石の風化により生じる ただし 地殻と天然水の元素組成に大差がある 天然水の主要金属成分は Ca Na Mg イオンの水分子の反応 陽イオン水分子 電荷 (z) 小 イオン半径 (r) 大 電荷 (z) 大 イオン半径 (r) 小 電荷 (z) 大 イオン半径 (r) 小 水和イオンをつくる 水からOH - を奪い水酸化物 水からO を奪いオキシ陰イオン 例 :Na Mg Ca Al 3 3H O = Al(OH) 3 3H S(VI) 4H O = SO 4 8H 例 :Fe(III) Al Mn(IV) 例 :S(VI) N(V) 水によく溶ける 水に溶けにくい 水によく溶ける 3
2 3. とけやすさ 沈殿しやすさの尺度 溶解度 (solubility) 溶解度積 (solubility products) A a B b であらわされる鉱物の溶解反応式 : A a B b = aa bb 平衡定数 = [ A [ A a a [ B B b b この反応は平衡に達したとき 溶存種 A および B の濃度は 純粋な固体の濃度は なので 溶解度積 ( sp ) によって規定される a b sp = [ A [ B a log sp 対数をとり展開すると b log[ A = log[ B a log a sp 反応が平衡にあるとき 濃度 A と B の関係は 勾配 -b/a 切片 /a log sp の直線であらわされる log[a b a b a 言い換えると 鉱物 A a B b と平衡にある溶液の水質 は 右直線上にプロットされる log[b 3-
3 5 でのジプサム (CaSO 4.H O) の溶解度 溶解反応式 : CaSO 4.H O = Ca SO 4 H O E 質量作用の法則 : sp log[ Ca = [ Ca [ SO4 = log[ SO = [Ca を y 軸 [SO 4 を x 軸に平衡関係を作図せよ 対数をとり展開 : ジプサムの生成環境や安定性を予言する 4.36 log[ca - C A B D - log[so 4 以下の水質のなかで ジプサムを生成しうる溶液はどれ? 水 A :Ca. mm SO 4. mm 水 B :Ca mm SO 4 mm 平衡 水 C :Ca. M SO 4. mm 水 D :Ca. mm SO 4. mm 水 E :Ca. M SO 4. M 3
4 飽和指数 イオン活量積 (IAP): 現実のイオン濃度の積 IAP = [ Ca [ SO 現実 4 現実 飽和指数 (SI) = log (IAP) log ( sp ) SI = 平衡 SI > SI < log (IAP) log[ca 水 A :Ca. mm SO 4. mm 水 B :Ca mm SO 4 mm.36 水 C :Ca mm SO 4. mm 水 D :Ca. mm SO 4 mm 水 E :Ca. M SO 4. M C A B D - SI log[so 4 平衡 平衡 E 3
5 飽和指数の練習問題 問題 Aはデンマーク Bはインド Cはエチオピアのある池の水質を示す 濃度は mmol/lで与えられる 溶液はカルサイトに関してか? か? 飽和指数を計算せよ ただし CaCO 3 H = Ca HCO - 3 log sp =.7 H CO 3* = HCO 3- H log = HCO 3- = CO 3 H log =.33
6 3. 酸化物やケイ酸塩の溶解 沈殿反応 地球表層を構成する鉱物のほとんどは酸化物 水酸化物およびケイ酸塩鉱物 単一の金属からなる酸化物 水酸化物およびケイ酸塩鉱物石英 SiO アモルファスシリカSiO ヘマタイトFe O 3 ゲータイトFeOOH アモルファス鉄酸化物( フェリハイドライト )Fe(OH) 3 ギブサイトAlOOH アモルファスアルミニウム水酸化物 Al(OH) 3 つの金属からなる酸化物 水酸化物およびケイ酸塩鉱物 カオリン鉱物 Al Si O (OH) 4 3 以上の金属からなる酸化物 水酸化物およびケイ酸塩鉱物 雲母 Al 3 Si 3 O (OH) 明礬 Al 3 (SO 4 ) (OH) 6
7 [ 酸化物やケイ酸塩の溶解 沈殿反応式 石英 アモルファスシリカ SiO H O = H 4 SiO 4 ヘマタイト Fe O 3 6H = Fe 3 3H O ゲータイト FeOOH 3H = Fe 3 H O アモルファス鉄酸化物 Fe(OH) 3 3H = Fe 3 3H O ギブサイト AlOOH 3H = Al 3 H O アモルファスAl 水酸化物 Al(OH) 3 3H = Al 3 3H O カオリン鉱物 Al Si O (OH) 4 6H = Al 3 H 4 SiO 4 H O ほとんどの溶解反応式は H を含む 酸化物やケイ酸塩鉱物の溶解 沈殿反応は に依存する これらの鉱物の溶解 沈殿平衡は溶液の と金属イオン濃度によって規定される
8 5 での石英の溶解度曲線 水溶液中に存在しうる溶存シリカ種 H 4 SiO 4 H 3 SiO 4- H SiO 4 溶存シリカの脱プロトン化の化学反応式 H 4 SiO 4 = H 3 SiO 4- H () H 3 SiO 4- = H SiO 4 H () に伴う溶存シリカ種の変化 [ H3SiO4 [ H 9.9 = = [ H SiO 4 4 [ H SiO4 [ H.7 = [ H3SiO4 = 存在 % H 4 SiO 4 H 3 SiO 4 - H SiO 4 H 4 SiO 4 :9 以下で優勢 H 3 SiO 4- :9 から で優勢 H SiO 4 : 以上で優勢
9 5 での石英の溶解反応 (9 以下 ) SiO ( 石英 ) H O = H 4 SiO 4. 4 (3) sp, 3 = [ H 4SiO4 = log[h 4 SiO 4 =. 5 での石英の溶解反応 (9から) SiO ( 石英 ) H O = H 3 SiO 4- H (4) この反応式は (3) 式 () 式と等しい sp,4 = H SiO [ H [ 3 4 したがって sp,4 = sp,3 = 3.9 log[h 3 SiO 4- = での石英の溶解反応 ( 以上 ) SiO ( 石英 ) H O = H SiO 4 H (5) sp, 5 = [ H SiO4 [ H この反応式は (4) 式 () 式と等しい したがって sp,5 = sp,4 =.6 log[h 3 SiO 4- =.6 log 全溶存シリカ濃度 全溶存シリカ濃度 =[H 4 SiO 4 [H 3 SiO 4- [H SiO 4
10 準安定相の溶解度 SiO ( アモルファスシリカ ) H O = H 4 SiO 4 (6).7 sp, 6 = [ H 4SiO4 = log[h4sio 4 = -.7 SiO ( アモルファスシリカ ) H O = H SiO 4 H (8) sp, 8 = [ H SiO4 [ H sp,8 = sp,7 =.3 log[h 3 SiO 4- =.3 どのような条件下においても準安定相鉱物は安定相鉱物より溶解度が高い SiO ( アモルファスシリカ ) H O = H 3 SiO 4- H (7) sp = H SiO [ H log 全溶存シリカ濃度 -,7 [ 3 4 sp,7 = sp,6 =.6 log[h 3 SiO 4- =.6 最終的に存在する鉱物は安定相であるが 一般的にはじめ準安定相が生成し 安定 相へと相変化する 地球表層環境では安定相が生成するにはかなりの時間がかかるため 天然水の水質は準安定相との平 衡関係により支配されることが多い 全溶存シリカ濃度 =[H 4 SiO 4 [H 3 SiO 4- [H SiO 4
11 5 でのアモルファスアルミニウム水酸化物の溶解度曲線 log 全溶存アルミニウム濃度 アモルファス水酸化アルミニウムの溶解反応 Al(OH) 3 (am) 3H = Al 3 3H O log 3 sp, Al log =.3 アルミニウム溶存種のプロトン化反応 Al 3 H O = AlOH H log = 5. Al 3 H O = Al(OH) H log 3 =.9 Al 3 3H O = Al(OH) 3 3H = 6.69 Al 3 4H O = Al(OH) 4-4H log 4 =.67
12 Step Al(OH) 3 (am) Al 3 の平衡関係 log 全溶存アルミニウム濃度 - Al(OH) 3 (am) 3H = Al 3 3H O log 3 sp, Al =.3 [ Al [ H O sp, Al 3 = = 3 [ Al( OH) 3( am)[ H 水と固体の濃度は したがって [ Al [ H 3.3 sp 3 = =, Al 3 log で記述 の関数にまとめると log[ Al 3 = 3.3
13 Step Al(OH) 3 (am) AlOH の平衡関係 log 全溶存アルミニウム濃度 溶解反応式 Al(OH) 3 (am) H = AlOH H O この式は次の二式の和で示される ) Al(OH) 3 (am) 3H = Al 3 3H O Al 3 H O = AlOH H Al(OH) 3 (am) H = AlOH H O 質量作用の式 [ AlOH = sp, AlOH [ H 5.3 = 3,, = sp AlOH sp Al log で記述 の関数にまとめると log[ AlOH = 5.3
14 Step 3 Al(OH) 3 (am) Al(OH) の平衡関係溶解反応式 Al(OH) 3 (am) H = Al(OH) H O この式は次の二式の和で示される Al(OH) 3 (am) 3H = Al 3 3H O ) Al 3 H O = Al(OH) H - Al(OH) 3 (am) H = Al(OH) H O 質量作用の式 [ Al( OH) = sp, Al( OH ) [ H -6. = log 全溶存アルミニウム濃度 sp, Al( OH ) = 3 sp, Al log で記述 の関数にまとめると log[ Al( OH) =.
15 Step 4 Al(OH) 3 (am) Al(OH) 3 の平衡関係 log 全溶存アルミニウム濃度 溶解反応式 Al(OH) 3 (am) 3H = Al 3 3H O Al(OH) 3 (am) = Al(OH) 3 この式は次の二式の和で示される ) 質量作用の式 Al 3 3H O = Al(OH) 3 3H Al(OH) 3 (am) = Al(OH) 3 = sp, Al( OH ) 3 [ Al( OH) = 3, ( ), 3 = sp Al OH sp Al 3 log で記述 の関数にまとめると log[ Al( OH) 3 = 6.39
16 Step 5 Al(OH) 3 (am) Al(OH) 4- の平衡関係 log 全溶存アルミニウム濃度 - 溶解反応式 Al(OH) 3 (am) H O = Al(OH) 4- H この式は次の二式の和で示される Al(OH) 3 (am) 3H = Al 3 3H O ) Al 3 4H O = Al(OH) 4-4H Al(OH) 3 (am) H O = Al(OH) 4- H 質量作用の式 sp, Al( OH ) 4 = [ Al( OH) 4 [ H = 3, ( ), 4 = sp Al OH sp Al 4 logで記述 の関数にまとめると log[ Al( OH) 3 =.37
17 Step 6 すべて足す log 全溶存アルミニウム濃度 全溶存アルミニウム濃度 =[Al 3 [AlOH [Al(OH) [Al(OH) 3 [Al(OH) 4- log 全溶存アルミニウム濃度 =log([al 3 [AlOH [Al(OH) [Al(OH) 3 [Al(OH) 4- )
18 溶解度に及ぼす錯体生成の影響 反応性の高い陰イオンは金属イオンと水溶液中で錯体を生成する 天然に存在する高反応性陰イオン :SO 4, PO 4 3-, HCO 3-, F -, 有機酸など log 全溶存アルミニウム濃度 Al 3 F - = AlF log AlF = 7. [F - がつねに mm を保っている水溶液に存在するアモルファスアルミニウム水酸化物の溶解度曲線を記述せよ 溶解反応式 Al(OH) 3 (am)3h F - =AlF 3H O 質量作用の式 [ AlF 7.3 sp, AlF = = 3 [ H [ F [F - = を代入 まとめると log[ Al( OH) = log 全溶存アルミニウム濃度 =log([al 3 [AlOH [Al(OH) [Al(OH) 3 [Al(OH) 4- [AlF )
19 溶解度に及ぼす 成分鉱物生成の影響 他のイオンが共存する場合 より安定になりうるなら複数成分から鉱物が生成する 地表環境で安定な複数成分からなる鉱物 : カオリン鉱物 スメクタイト アロフェンなど カオリン鉱物の溶解反応式 : Al Si O (OH) 4 6H =Al 3 H 4 SiO 4 H O log 全溶存アルミニウム濃度 sp [ Al [ H SiO [ H 3 = 6 4 log sp = 7.4 = [H SiO 4 がつねに.mM を保っている水溶液に存在するカオリン鉱物の溶解度曲線を記述せよ [H SiO 4 = を代入 まとめると log[ Al 3 = アモルファスアルミニウム水酸化物は 3 log[ Al = 3.3 [H SiO 4 = において アモルファスアルミニウム水酸化物はカオリン鉱物の準安定相 7.4
コンクリート工学年次論文集 Vol.25
論文アルカリイオン濃度に基づくコンクリートの炭酸化による ph 遷移に関する解析的研究 佐々木崇 * 島袋出 * 大下英吉 * 要旨 : コンクリートの中性化を解析的に予測するにあたり, 従来, 中性化による細孔溶液の ph 遷移は単に水酸化カルシウムと炭酸による反応のみで評価されてきたが, 細孔溶液の ph に影響を及ぼす細孔溶液中のアルカリイオン濃度について検討を加える必要がある 本研究では,
Microsoft PowerPoint - D.酸塩基(2)
D. 酸塩基 (2) 1. 多塩基酸の ph 2. 塩の濃度と ph 3. 緩衝溶液と ph 4. 溶解度積と ph 5. 酸塩基指示薬 D. 酸塩基 (2) 1. 多塩基酸の ph 1. 多塩基酸の ph (1) 硫酸 H 2 SO 4 ( 濃度 C) 硫酸 H 2 SO 4 は2 段階で電離する K (C) (C) K a1 [H+ ][HSO 4 ] [H 2 SO 4 ] 10 5 第 1
温泉の化学 1
H O 1,003 516 149 124 2,237 1974 90 110 1km 2,400 ( 100 Mg 200 (98 ) 43,665 mg 38,695 mg 19,000 mg 2000 2000 Na-Ca-Cl 806 1970 1989 10 1991 4 ph 1 981 10,000 1993... (^^; (SO_4^{2-}) " " 1973-1987 1970
スライド 1
先進的表面錯体モデリングによる酸化物への陰イオン吸着挙動の予測 金沢大学環日本海域環境研究センター福士圭介 地表環境の水質 ( 化学組成と濃度 をコントロールする水 - 岩石相互作用 溶解 生成 吸着 脱離 目指していること 水- 岩石間の元素の出入りを決める化学反応を理解したい その化学反応に基づいて 定量的に元素分配を予測したい 化学平衡論による元素分配の予測 鉱物の溶解 生成反応 溶解度 例ゲーサイトの溶解反応
フォルハルト法 NH SCN の標準液または KSCN の標準液を用い,Ag または Hg を直接沈殿滴定する方法 および Cl, Br, I, CN, 試料溶液に Fe SCN, S 2 を指示薬として加える 例 : Cl の逆滴定による定量 などを逆滴定する方法をいう Fe を加えた試料液に硝酸
沈殿滴定とモール法 沈殿滴定沈殿とは溶液に試薬を加えたり加熱や冷却をしたとき, 溶液から不溶性固体が分離する現象, またはその不溶性固体を沈殿という 不溶性固体は, 液底に沈んでいいても微粒子 ( コロイド ) として液中を浮遊していても沈殿と呼ばれる 沈殿滴定とは沈殿が生成あるいは消失する反応を利用した滴定のことをいう 沈殿が生成し始めた点, 沈殿の生成が完了した点, または沈殿が消失した点が滴定の終点となる
Word Pro - matome_7_酸と塩基.lwp
酸と 酸と 酸 acid 亜硫酸 pka =.6 pka =.9 酸 acid ( : 酸, すっぱいもの a : 酸の, すっぱい ) 酸性 p( ) 以下 酸っぱい味 ( 酸味 ) を持つ リトマス ( ) BTB( ) 金属と反応して ( ) を発生 ( 例 )Z l Zl リン酸 P pka =.5 pka =. pka =.8 P P P P P P P 酸性のもと 水素イオン 塩化水素
2011年度 化学1(物理学科)
014 年度スペシャルプログラム (1/17) 酸 塩基 : 酸 塩基の定義を確認する No.1 1 酸と塩基の定義に関する以下の文章の正を答えよ 場合は 間違いを指摘せよ 文章正指摘 1 酸と塩基の定義はアレニウスとブレンステッド ローリーの 種類である ルイスの定義もある アレニウスの定義によれば 酸とは H を含むものである 水に溶けて 電離して H+ を出すものである 3 アレニウスの定義によれば
2 Zn Zn + MnO 2 () 2 O 2 2 H2 O + O 2 O 2 MnO 2 2 KClO 3 2 KCl + 3 O 2 O 3 or 3 O 2 2 O 3 N 2 () NH 4 NO 2 2 O + N 2 ( ) MnO HCl Mn O + CaCl(ClO
1 [1]. Zn + 2 H + Zn 2+,. K Ca Na Mg Al Zn Fe Ni Sn Pb H Cu Hg Ag Pt Au H (H + ),,. [2] ( ) ( ) CO 2, S, SO 2, NH 3 () + () () + () FeS Fe S ( ) + ( ) ( ) + ( ) 2 NH 4 Cl + Ca(OH) 2 Ca O + 2 NH 3,.,,.,,.,.
第 11 回化学概論 酸化と還元 P63 酸化還元反応 酸化数 酸化剤 還元剤 金属のイオン化傾向 酸化される = 酸素と化合する = 水素を奪われる = 電子を失う = 酸化数が増加する 還元される = 水素と化合する = 酸素を奪われる = 電子を得る = 酸化数が減少する 銅の酸化酸化銅の還元
第 11 回化学概論 酸化と還元 P63 酸化還元反応 酸化数 酸化剤 還元剤 金属のイオン化傾向 酸化される = 酸素と化合する = 水素を奪われる = 電子を失う = 酸化数が増加する 還元される = 水素と化合する = 酸素を奪われる = 電子を得る = 酸化数が減少する 銅の酸化酸化銅の還元 2Cu + O 2 2CuO CuO + H 2 Cu + H 2 O Cu Cu 2+ + 2e
(Microsoft Word - \230a\225\266IChO46-Preparatory_Q36_\211\374\202Q_.doc)
問題 36. 鉄 (Ⅲ) イオンとサリチルサリチル酸の錯形成 (20140304 修正 : ピンク色の部分 ) 1. 序論この簡単な実験では 水溶液中での鉄 (Ⅲ) イオンとサリチル酸の錯形成を検討する その錯体の実験式が求められ その安定度定数を見積もることができる 鉄 (Ⅲ) イオンとサリチル酸 H 2 Sal からなる安定な錯体はいくつか知られている それらの構造と組成はpHにより異なる 酸性溶液では紫色の錯体が生成する
近畿中国四国農業研究センター研究報告 第7号
230 C B A D E 50m 558 0 1km (mg L 1 ) T N NO 2 3 N NH 4 N 2.0 0 (a) 2001 1.5 6 20 21 5 1.0 0.5 0.0 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 14:00 17:00 (b) 2001 7 3 4 20:00 23:00 2:00 (h) 5:00 8:00 11:00 10 0 5 10 15
キレート滴定2014
キレート滴定 本実験の目的本実験では 水道水や天然水に含まれるミネラル成分の指標である 硬度 を EDTA Na 塩 (EDTA:Ethylene Diamine Tetra Acetic acid) を利用して分析する手法を学ぶ さらに本手法を利用して 水道水および二種類の天然水の総硬度を決定する 調査項目キレート 標準溶液と標定 EDTA の構造ならびに性質 キレート生成定数 ( 安定度定数 )
コロイド化学と界面化学
x 25 1 kg 1 kg = 1 l mmol dm -3 ----- 1000 mg CO 2 -------------------------------------250 mg Li + --------------------------------1 mg Sr 2+ -------------------- 10
Taro-化学5 無機化学 最新版
18 典型元素とその化合物 Ⅰ P oint.43 アルカリ金属元素 1 価電子価のイオン 2 常温で水と激しく反応する強いアルカリ性を示す Na + H2O に保存 3すべての塩は水に溶ける 4 炎色反応を示す Sr Li Ca Na Ba Cu K 5 イオン化傾向が大きい酸化されやすい 力 6 単体 Na は 7 アンモニアソーダ法 で得る ソルベー法 (1) (5) NaCl NaHCO3
電子配置と価電子 P H 2He 第 4 回化学概論 3Li 4Be 5B 6C 7N 8O 9F 10Ne 周期表と元素イオン 11Na 12Mg 13Al 14Si 15P 16S 17Cl 18Ar 価電子数 陽
電子配置と価電子 P11 1 2 13 14 15 16 17 18 1H 2He 第 4 回化学概論 3Li 4Be 5B 6C 7N 8O 9F 10Ne 周期表と元素イオン 11Na 12Mg 13Al 14Si 15P 16S 17Cl 18Ar 1 2 3 4 5 6 7 0 陽性元素陰性元素安定電子を失いやすい電子を受け取りやすい 原子番号と価電子の数 P16 元素の周期表 P17 最外殻の電子配置と周期表
Taro-化学3 酸塩基 最新版
11 酸 塩基の反応 P oint.29 酸 塩基 ブレンステッドの酸 塩基 酸 水素イオンを 物質 塩基 水素イオンを 物質 NH3 + H2O NH4 + + OH - 酸 塩基の性質 1 リトマス紙 2 フェノールフタレイン溶液 3BTB 液 4 メチルオレンジ 5 金属と反応 6 味 7 水溶液中に存在するイオン 酸 塩基 酸 塩基の分類 1 価数による分類 1 価 2 価 3 価 酸 塩基
Microsoft PowerPoint - H24地下水盆管理学概論-05.ppt [互換モード]
2011 年度 (H23 年度 ) 5. 地下水の水質 地下水盆管理学概論 福島大学共生システム理工学類環境システムマネジメント専攻柴崎直明 2009 年のアジア地下水ヒ素汚染フォーラム ( 福島大学 ) 昨年のアジア地下水ヒ素汚染フォーラム ( 新潟市 ) 今年のアジア地下水ヒ素汚染フォーラム ( 宮崎市 ) 地下水の水質ー 2 つの側面 地下水の履歴に関する情報源地下水の存在形態や流動状態を反映地下水の資源的価値の指標利用に安全かどうかの判断基準
2014 年度大学入試センター試験解説 化学 Ⅰ 第 1 問物質の構成 1 問 1 a 1 g に含まれる分子 ( 分子量 M) の数は, アボガドロ定数を N A /mol とすると M N A 個 と表すことができる よって, 分子量 M が最も小さい分子の分子数が最も多い 分 子量は, 1 H
01 年度大学入試センター試験解説 化学 Ⅰ 第 1 問物質の構成 1 問 1 a 1 g に含まれる分子 ( 分子量 M) の数は, アボガドロ定数を N A /mol とすると M N A 個 と表すことができる よって, 分子量 M が最も小さい分子の分子数が最も多い 分 子量は, 1 = 18 N = 8 3 6 = 30 Ne = 0 5 = 3 6 l = 71 となり,1 が解答 (
イオン化傾向 イオン化傾向 1 金属の単体はいずれも酸化されて陽イオンになりうる 金属のイオンのなりやすさを表したものをイオン化傾向という イオン化傾向 K Ca Na Mg Al Zn Fe Ni Sn Pb (H) Cu Hg Ag Pt Au e- を出してイオンになりやすい酸化されやすい イ
イオン化傾向 イオン化傾向 金属の単体はいずれも酸化されて陽イオンになりうる 金属のイオンのなりやすさを表したものをイオン化傾向という イオン化傾向 K Ca Na Mg Al Zn Fe Ni Sn Pb (H) Cu Hg Ag Pt Au e- を出してイオンになりやすい酸化されやすい イオンになりにくい酸化されにくい イオン化傾向の覚え方 K かそう Ca か Na な Mg ま Al あ
高 1 化学冬期課題試験 1 月 11 日 ( 水 ) 実施 [1] 以下の問題に答えよ 1)200g 溶液中に溶質が20g 溶けている この溶液の質量 % はいくらか ( 整数 ) 2)200g 溶媒中に溶質が20g 溶けている この溶液の質量 % はいくらか ( 有効数字 2 桁 ) 3) 同じ
高 1 化学冬期課題試験 1 月 11 日 ( 水 ) 実施 [1] 以下の問題に答えよ 1)200g 溶液中に溶質が20g 溶けている この溶液の質量 % はいくらか ( 整数 ) 2)200g 溶媒中に溶質が20g 溶けている この溶液の質量 % はいくらか ( 有効数字 2 桁 ) 3) 同じ溶質の20% 溶液 100gと30% 溶液 200gを混ぜると質量 % はいくらになるか ( 有効数字
2004 年度センター化学 ⅠB p1 第 1 問問 1 a 水素結合 X HLY X,Y= F,O,N ( ) この形をもつ分子は 5 NH 3 である 1 5 b 昇華性の物質 ドライアイス CO 2, ヨウ素 I 2, ナフタレン 2 3 c 総電子数 = ( 原子番号 ) d CH 4 :6
004 年度センター化学 ⅠB p 第 問問 a 水素結合 X HLY X,Y= F,O,N ( ) この形をもつ分子は 5 NH である 5 b 昇華性の物質 ドライアイス CO, ヨウ素 I, ナフタレン c 総電子数 = ( 原子番号 ) d CH 4 :6+ 4 = 0個 6+ 8= 4個 7+ 8= 5個 + 7= 8個 4 + 8= 0個 5 8= 6個 4 構造式からアプローチして電子式を書くと次のようになる
Ⅲ-2 酸 塩基の電離と水素イオン濃度 Ⅲ-2-1 弱酸 Ex. 酢酸 CH 3 COOH 希薄水溶液 (0.1mol/L 以下 ) 中では 一部が解離し 大部分は分子状で存在 CH 3 COOH CH 3 COO +H + 化学平衡の法則より [CH 3 COO ][H + ] = K [CH 3
Ⅲ-2 酸 塩基の電離と水素イオン濃度 Ⅲ-2-1 弱酸 Ex. 酢酸 CH 3 COOH 希薄水溶液 (0.1mol/L 以下 ) 中では 一部が解離し 大部分は分子状で存在 CH 3 COOH CH 3 COO +H + 化学平衡の法則より COO ][H + ] = K COOH] a :( 見かけの ) 酸解離定数 ( 電離定数 ): 指数表示 pka = log Ka = log 1 K
木村の化学重要問題集 01 解答編解説補充 H S H HS ( 第 1 電離平衡 ) HS H S ( 第 電離平衡 ) そこで溶液を中性または塩基性にすることにより, つまり [ H ] を小さくすることにより, 上の電離平衡を右に片寄らせ,[ S ] を大きくする 193. 陽イオン分析 配位
木村の化学重要問題集 01 解答編解説補充 1. 無機物質の性質 反応 187. 気体の製法と性質補足ネスラー試薬とアンモニアの反応 1.. ネスラー試薬 [ HgI ] の調製 KI KI Hg ¾¾ HgI ¾¾ [ HgI ] 赤色沈殿. ネスラー試薬とアンモニアの反応 [ HgI ] ( NH ) [ ] NH HgI ( 微量 : 黄色, 多量 : 赤褐色 ) 190. 陽イオンの分離と性質
< イオン 電離練習問題 > No. 1 次のイオンの名称を書きなさい (1) H + ( ) (2) Na + ( ) (3) K + ( ) (4) Mg 2+ ( ) (5) Cu 2+ ( ) (6) Zn 2+ ( ) (7) NH4 + ( ) (8) Cl - ( ) (9) OH -
< イオン 電離練習問題 > No. 1 次のイオンの名称を書きなさい (1) + (2) Na + (3) K + (4) Mg 2+ (5) Cu 2+ (6) Zn 2+ (7) N4 + (8) Cl - (9) - (10) SO4 2- (11) NO3 - (12) CO3 2- 次の文中の ( ) に当てはまる語句を 下の選択肢から選んで書きなさい 物質の原子は (1 ) を失ったり
2019 年度大学入試センター試験解説 化学 第 1 問問 1 a 塩化カリウムは, カリウムイオン K + と塩化物イオン Cl - のイオン結合のみを含む物質であり, 共有結合を含まない ( 答 ) 1 1 b 黒鉛の結晶中では, 各炭素原子の 4 つの価電子のうち 3 つが隣り合う他の原子との
219 年度大学入試センター試験解説 化学 第 1 問問 1 a 塩化カリウムは, カリウムイオン K + と塩化物イオン Cl - のイオン結合のみを含む物質であり, 共有結合を含まない ( 答 ) 1 1 b 黒鉛の結晶中では, 各炭素原子の 4 つの価電子のうち 3 つが隣り合う他の原子との共有結合に使われ, 残りの 1 つは結晶を構成する層上を自由に移動している そのため, 黒鉛は固体の状態で電気をよく通す
i ( 23 ) ) SPP Science Partnership Project ( (1) (2) 2010 SSH
i 1982 2012 ( 23 ) 30 1998 ) 2002 2006 2009 1999 2009 10 2004 SPP Science Partnership Project 2004 2005 2009 ( 29 2010 (1) (2) 2010 SSH ii ph 21 2006 10 B5 A5 2014 2 2014 2 iii 21 1962 1969 1987 1992 2005
現場での微量分析に最適 シリーズ Spectroquant 試薬キットシリーズ 専用装置シリーズ 主な測定項目 下水 / 廃水 アンモニア 亜硝酸 硝酸 リン酸 TNP COD Cr 重金属 揮発性有機酸 陰イオン / 陽イオン界面活性剤 等 上水 / 簡易水道 残留塩素 アンモニア 鉄 マンガン
現場での微量分析に最適 シリーズ Spectroquant 試薬キットシリーズ 専用装置シリーズ 主な測定項目 下水 / 廃水 アンモニア 亜硝酸 硝酸 リン酸 TNP COD Cr 重金属 揮発性有機酸 陰イオン / 陽イオン界面活性剤 等 上水 / 簡易水道 残留塩素 アンモニア 鉄 マンガン カドミウム 鉛 六価クロム シアン化物等 飲料 用水管理 残留塩素 鉄 マンガン 等 ボイラー シリカ
<連載講座>アルマイト従事者のためのやさしい化学(XVII)--まとめと問題 (1)
アルマイト従事者のためのやさしい化学 (ⅩⅦ) - まとめと問題 1- 野口駿雄 Ⅰ. はじめに前号までに化学の基礎 アルミニウム表面処理に使用されている前処理液 ( 特にアルカリ溶液 ) 及び硫酸電解液や蓚酸電解液の分析方法について その手順を 使用する分析用器具を図示し また簡単な使用方法を付け加えながら示し 初心者でもその図を見ながら順を追って操作を行えば それぞれの分析が出来るように心がけ
土壌の観察・実験テキスト −土壌を調べよう!−
( ) 2006 7 20 i 21 1962 1969 1987 1992 2005 65 1972 1977 1997 1977 1998 1982 1998 2002 2004 2005 SPP 1999 ii 1 g cm m 6378km ( ) 4.2, 4.3 5.1 7.1 8.1 4.1 7.3, 7.4 7.1 1 2 7.1 8.2 2 5 6 1, 2 2.3 4.2, 4.3
Microsoft Word - 酸塩基
化学基礎実験 : 酸 塩基と (1) 酸と塩基 の基本を学び の実験を通してこれらの事柄に関する認識を深めます さらに 緩衝液の性質に ついて学び 緩衝液の 変化に対する緩衝力を実験で確かめます 化学基礎実験 : 酸 塩基と 酸と塩基 水の解離 HCl H Cl - 塩酸 塩素イオン 酸 強酸 ヒドロニウムイオン H 3 O H O H OH - OH ー [H ] = [OH - ]= 1-7 M
無電解析出
無電解めっきの析出機構 無電解めっきは広い意味では外部電源を用いずに金属めっき膜を成膜する技術と定義される 大別すると 1 素地金属の溶解に伴って遊離する電子によって溶液中の金属イオンが還元されて電極上に析出する置換めっき 2 不均化反応に基づく金属析出 3 溶液中に含まれる還元剤が電極上で酸化される際に遊離する電子によって溶液中の金属イオンが金属皮膜として析出する自己触媒的な無電解めっき がある
SO の場合 Leis の酸塩基説 ( 非プロトン性溶媒までも摘要可 一般化 ) B + B の化学反応の酸と塩基 SO + + SO SO + + SO 酸 塩基 酸 塩基 SO は酸にも塩基にもなっている 酸の強さ 酸が強い = 塩基へプロトンを供与する能力が大きい 強酸 ( 優れたプロトン供与
溶液溶媒 + 溶質 均一な相 溶質を溶かしている物質 溶けている物質 固体 + 液体液体 + 固体 溶質 (solute) イオンの形に解離して溶けているもの ( 電解質 ) 酸と塩基 Copyrigt: A.Asno 1 水素イオン濃度 (ydrogenion concentrtion) 水素イオン指数 (ydrogenion exponent; p) 水の電離 O + O O + + O O +
[ ] (Verschieden Wissenschaft auf Pedologie fur Geologe) (Taqumi, TuZino) Julius 2007 I. 3 II. 3 II. 1 : : : : : : : : : : : : :
[ ] (Verschieden Wissenschaft auf Pedologie fur Geologe) 2008 1 8 (Taqumi, TuZino) 2008 1 8 10 Julius 2007 I. 3 II. 3 II. 1 : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 3 II. 2 : : : : : : :
FdData理科3年
FdData 中間期末 : 中学理科 3 年 [ 酸 アルカリとイオン ] [ 問題 ](1 学期期末 ) 次の各問いに答えよ (1) 塩酸の中に含まれている 酸 に共通するイオンは何か 1 イオンの名称を答えよ 2 また, このイオンの記号を書け (2) 水酸化ナトリウム水溶液の中に含まれている アルカリ に共通するイオンは何か 1 イオンの名称を答えよ 2 また, このイオンの記号を答えよ [
後期化学_04_酸塩基pH
2011 ( ) ph H3O + H + H3O + HCl H3O + HCl + H2O H3O + + Cl HCl H + + Cl OH OH NaOH OH NaOH Na + + OH NH3 OH NH3 + H2O NH4 + + OH 1 H + OH H + H + * 1 NH3 HCl NH4Cl NH4Cl NH3 + Cl NH3 + HCl NH4 + + Cl.
報道関係者各位 平成 24 年 4 月 13 日 筑波大学 ナノ材料で Cs( セシウム ) イオンを結晶中に捕獲 研究成果のポイント : 放射性セシウム除染の切り札になりうる成果セシウムイオンを効率的にナノ空間 ナノの檻にぴったり収容して捕獲 除去 国立大学法人筑波大学 学長山田信博 ( 以下 筑
報道関係者各位 平成 24 年 4 月 13 日 筑波大学 ナノ材料で Cs( セシウム ) イオンを結晶中に捕獲 研究成果のポイント : 放射性セシウム除染の切り札になりうる成果セシウムイオンを効率的にナノ空間 ナノの檻にぴったり収容して捕獲 除去 国立大学法人筑波大学 学長山田信博 ( 以下 筑波大学 という ) 数理物質系 系長三明康郎 守友浩教授は プルシャンブルー類似体を用いて 水溶液中に溶けている
▲ 電離平衡
電離平衡演習その 1 [04 金沢 ] 電離平衡 1 1 酢酸の濃度 C mol/l の水溶液がある 酢酸の電離度を とすると, 平衡状態で溶液中に存在する酢酸イオンの濃度は Ⅰ mol/l, 電離していない酢酸の濃度は Ⅱ mol/l, 水素イオンの濃度は Ⅲ mol/l と表される ここで, 電離度が 1より非常に小さく,1 1と近似すると, 電離定数は Ⅳ mol/l と表される いま,3.0
Microsoft PowerPoint - presentation2007_06_RedoxOxidation.ppt
酸化還元反応 : xidatinreductin reactin (redx reactin) 酸化還元電位 : redx ptential 化学反応 電池 ( 電気化学セル ): electr chemical cell 硫酸銅 (II) SO SO に変化なし SO SO 電気エネルギー 青色が薄くなる 粒表面に が析出する イオン反応式 ボルタ電池 (Vlta cell) SO H e H H
カールフィッシャー法と濃度計算問題
酸化還元滴定の応用例 カールフィッシャー法 (Karl Fischer s method) 微量の水分を滴定で求める方法 試料を無水メタノールなどと振って水を抽出し これをカールフィッシャー試薬で滴定する カールフィッシャー試薬は ヨウ素 二酸化イオウ ピリジンを 1:3:10( モル比 ) の割合にメタノールに溶かしたもの 水の存在によってヨウ素が二酸化イオウによって定量的に還元され この両者がピリジンと化合して明るい黄色に変わる
Microsoft Word - basic_15.doc
分析の原理 15 電位差測定装置の原理と応用 概要 電位差測定法は 溶液内の目的成分の濃度 ( 活量 ) を作用電極と参照電極の起電力差から測定し 溶液中のイオン濃度や酸化還元電位の測定に利用されています また 滴定と組み合わせて当量点の決定を電極電位変化より行う電位差滴定法もあり 電気化学測定法の一つとして古くから研究 応用されています 本編では 電位差測定装置の原理を解説し その応用装置である
1/120 別表第 1(6 8 及び10 関係 ) 放射性物質の種類が明らかで かつ 一種類である場合の放射線業務従事者の呼吸する空気中の放射性物質の濃度限度等 添付 第一欄第二欄第三欄第四欄第五欄第六欄 放射性物質の種類 吸入摂取した 経口摂取した 放射線業 周辺監視 周辺監視 場合の実効線 場合
1/120 別表第 1(6 8 及び10 関係 ) 放射性物質の種類が明らかで かつ 一種類である場合の放射線業務従事者の呼吸する空気中の放射性物質の濃度限度等 添付 第一欄第二欄第三欄第四欄第五欄第六欄 放射性物質の種類 吸入摂取した 経口摂取した 放射線業 周辺監視 周辺監視 場合の実効線 場合の実効線 務従事者 区域外の 区域外の 量係数 量係数 の呼吸す 空気中の 水中の濃 る空気中 濃度限度
<4D F736F F F696E74202D208D918E8E91CE8DF481698E5F89968AEE816A F38DFC97702E707074>
国試対策 酸塩基 酸 塩基 ( アルカリ ) って何? H 2 SO 4 水酸化カルシウムアンモニア CH HNO 3 4 HCl 硫酸ナトリウム 新垣 知輝 どれが酸? どれが塩基? 酸 酸と塩基の定義 塩基 H + を出すもの OH を出すもの by アレニウス H + を渡すもの H + を受け取るもの by ブレンステッド ローリー電子対を受け取る電子対を渡すものもの by ルイス 水素イオン
Microsoft PowerPoint プレゼン資料(基礎)Rev.1.ppt [互換モード]
プレゼン資料 腐食と電気防食 本資料は当社独自の技術情報を含みますが 公開できる範囲としています より詳細な内容をご希望される場合は お問い合わせ よりご連絡願います 腐食とは何か? 金属材料は金や白金などの一部の貴金属を除き, 自然界にそのままの状態で存在するものではありません 多くは酸化物や硫化物の形で存在する鉱石から製造して得られるものです 鉄の場合は鉄鉱石を原料として精錬することにより製造されます
2009年度業績発表会(南陽)
高速イオンクロマトグラフィーによる ボイラ水中のイオン成分分析 のご紹介 東ソー株式会社 バイオサイエンス事業部 JASIS 217 新技術説明会 (217.9.8) rev.1 1. ボイラ水分析について ボイラ水の水質管理 ボイラ : 高圧蒸気の発生装置であり 工場, ビル, 病院など幅広い産業分野でユーティリティ源として利用されている 安全かつ効率的な運転には 日常の水質管理, ブロー管理が必須
木村の理論化学小ネタ 緩衝液 緩衝液とは, 酸や塩基を加えても,pH が変化しにくい性質をもつ溶液のことである A. 共役酸と共役塩基 弱酸 HA の水溶液中での電離平衡と共役酸 共役塩基 弱酸 HA の電離平衡 HA + H 3 A にお
緩衝液 緩衝液とは, 酸や塩基を加えても,pH が変化しにくい性質をもつ溶液のことである A. 酸と塩基 弱酸 HA の水溶液中での電離平衡と酸 塩基 弱酸 HA の電離平衡 HA H 3 A において, O H O ( HA H A ) HA H O H 3O A の反応に注目すれば, HA が放出した H を H O が受け取るから,HA は酸,H O は塩基である HA H O H 3O A
7 3. 単元の指導計画 (7 時間扱い ) 時 学習内容 授業のねらい 物質の溶解と水溶液の均一性 コーヒーシュガーが水に溶ける様子を観察し, 色の様子からコーヒーシュガーの拡散と水溶液の均一性を理解する ( 観 実 ) コーヒーシュガーと食塩の溶解 物質の溶解と水溶液の均一性 2 物質が目に見え
系統性の視点第 学年理科学習指導案 日時 : 平成 26 年 月 0 日 ( 月 ) 場所 : 軽米町立軽米中学校理科室学級 : 年 C 組 ( 男子 8 名, 女 5 名 ) 指導者 : 嶋正壽. 単元の目標及び指導について 単元名 単元の目標 水溶液の性質 物質が水に溶ける様子の観察を行い, 結果を分析して解釈し, 水溶液では溶質が均一に分散していることを見いださせ, 粒子のモデルと関連付けて理解させる
スライド 1
第 56 回日本透析医学会 2011.06.19 血液ガス分析装置による透析液重炭酸イオン濃度 と総二酸化炭素濃度 ~ その正確性について ~ 五仁会元町 HD クリニック臨床検査部 同臨床工学部 * 同内科 ** 清水康 田中和弘 小松祐子 森上辰哉 * 田中和馬 * 阪口剛至 * 大槻英展 * 吉本秀之 * 田渕篤嗣 * 申曽洙 ** 目的 各社血液ガス分析装置を用いて重炭酸イオン ( ) を
Microsoft PowerPoint - siryo7
. 化学反応と溶液 - 遷移状態理論と溶液論 -.. 遷移状態理論 と溶液論 7 年 5 月 5 日 衝突論と遷移状態理論の比較 + 生成物 原子どうしの反応 活性錯体 ( 遷移状態 ) は 3つの並進 つの回転の自由度をもつ (1つの振動モードは分解に相当 ) 3/ [ ( m m) T] 8 IT q q π + π tansqot 3 h h との並進分配関数 [ πmt] 3/ [ ] 3/
PowerPoint プレゼンテーション
薬品分析化学第 8 回 HendersonHasselbalch の式 ( 復習 ) ph 緩衝液 (p 55 ~) 溶液中に共役酸 塩基対が存在しているとき ph p 共役酸 塩基の濃度関係を表す 8 弱酸 HA の平衡式 O H O A において HA H A = mol/l, [A= mol/l とすると O [A より O A A [A となり ph p が導かれる 〇弱酸 HA ( mol/l)
student chemistry (2019), 1, 多価酸 1 価塩基滴定曲線と酸塩基滴定における学術用語についての考察 西野光太郎, 山口悟 * 茨城県立水戸第一高等学校化学部 茨城県水戸市三の丸 (2019 年 3 月 1 日受付 ;2019 年
student chemistry () - 多価酸 価塩基滴定曲線と酸塩基滴定における学術用語についての考察 西野光太郎 山口悟 * 茨城県立水戸第一高等学校化学部 - 茨城県水戸市三の丸 -- ( 年 月 日受付 ; 年 月 日受理 ) Abstract 高校の化学基礎の教科書 資料において 多価酸 価塩基滴定曲線 は一部の資料に掲載されている しかしながら 多価酸 価塩基滴定曲線 はどの教科書
FdData理科3年
FdData 中間期末 : 中学理科 3 年 : 中和 [ 中和とイオン数の変化 ] [ 問題 ](2 学期中間 ) 次の図は A 液に B 液を加えたときのようすを示している A 液は塩酸,B 液は水酸化ナトリウム水溶液である (1) 1~4 の水溶液はそれぞれ何性か (2) 4 の水溶液にフェノールフタレイン溶液を加えると何色になるか (3) 塩酸 (A 液 ) に水酸化ナトリウム水溶液 (B
工学と国際開発: 廃棄物を利用した水質改善
2013/05/17 地域廃棄物の有効利用 : 災害産物による水質改善 SALIM CHRIS 廃棄物の発生 材料 プロセス 生成物 プロセス = 消化 代謝 自然分解 消費 加工など プロセス 生成物 プロセス 未利用分 未利用分 廃棄処分 2 人間活動によって発生する廃棄物 廃棄物 = ゴミ 処分 持続的な循環型社会 廃棄物 : 回収 有効利用できる部分 = 資源 再利用回収 有効利用できない部分
CERT化学2013前期_問題
[1] から [6] のうち 5 問を選んで解答用紙に解答せよ. いずれも 20 点の配点である.5 問を超えて解答した場合, 正答していれば成績評価に加算する. 有効数字を適切に処理せよ. 断りのない限り大気圧は 1013 hpa とする. 0 C = 273 K,1 cal = 4.184 J,1 atm = 1013 hpa = 760 mmhg, 重力加速度は 9.806 m s 2, 気体
化学 1( 応用生物 生命健康科 現代教育学部 ) ( 解答番号 1 ~ 29 ) Ⅰ 化学結合に関する ⑴~⑶ の文章を読み, 下の問い ( 問 1~5) に答えよ ⑴ 塩化ナトリウム中では, ナトリウムイオン Na + と塩化物イオン Cl - が静電気的な引力で結び ついている このような陽イ
化学 1( 応用生物 生命健康科 現代教育学部 ) ( 解答番号 1 ~ 29 ) Ⅰ 化学結合に関する ⑴~⑶ の文章を読み, 下の問い ( 問 1~5) に答えよ ⑴ 塩化ナトリウム中では, ナトリウムイオン Na + と塩化物イオン Cl - が静電気的な引力で結び ついている このような陽イオンと陰イオンの静電気的な引力による結合を 1 1 という ⑵ 2 個の水素原子は, それぞれ1 個の価電子を出し合い,
A6/25 アンモニウム ( インドフェノールブルー法 ) 測定範囲 : 0.20~8.00 mg/l NH 4-N 0.26~10.30 mg/l NH ~8.00 mg/l NH 3-N 0.24~9.73 mg/l NH 3 結果は mmol/l 単位でも表示できます 1. 試料の
A6/25 アンモニウム ( インドフェノールブルー法 ) 測定範囲 : 0.20~8.00 mg/l NH 4-N 0.26~10.30 mg/l NH 4 0.20~8.00 mg/l NH 3-N 0.24~9.73 mg/l NH 3 2. ピペットで 1.0ml の試料を反応セルに取り ねじぶたで閉じて攪拌します 3. 青の計量キャップで 1 回分の試薬 NH 4-1K を加えて ねじぶたでセルを閉じます
Microsoft PowerPoint - qchem3-11
8 年度冬学期 量子化学 Ⅲ 章量子化学の応用.6. 溶液反応 9 年 1 月 6 日 担当 : 常田貴夫准教授 溶液中の反応 溶液反応の特徴は 反応する分子の周囲に常に溶媒分子が存在していること 反応過程が遅い 反応自体の化学的効果が重要 遷移状態理論の熱力学表示が適用できる反応過程が速い 反応物が相互に接近したり 生成物が離れていく拡散過程が律速 溶媒効果は拡散現象 溶液中の反応では 分子は周囲の溶媒分子のケージ内で衝突を繰り返す可能性が高い
1 2
( ) ( ) ( ) 1 2 59 2 21 24 275 43 3 26 486 103 27 28 98 105 104 99 1 48 25 29 72 14 33 11-10 3 11 8 14,663 4 8 1 6.0 8 1 0.7 11-6 27 19 22 71 5 12 22 12 1,356 6 4,397 3 4 11 8 9 5 10 27 17 6 12 22 9
木村の有機化学小ネタ セルロース系再生繊維 再生繊維セルロースなど天然高分子物質を化学的処理により溶解後, 細孔から押し出し ( 紡糸 という), 再凝固させて繊維としたもの セルロース系の再生繊維には, ビスコースレーヨン, 銅アンモニア
セルロース系再生繊維 再生繊維セルロースなど天然高分子物質を化学的処理により溶解後, 細孔から押し出し ( 紡糸 という), 再凝固させて繊維としたもの セルロース系の再生繊維には, ビスコースレーヨン, 銅アンモニアレーヨンがあり, タンパク質系では, カゼイン, 大豆タンパク質, 絹の糸くず, くず繭などからの再生繊維がある これに対し, セルロースなど天然の高分子物質の誘導体を紡糸して繊維としたものを半合成繊維と呼び,
B. モル濃度 速度定数と化学反応の速さ 1.1 段階反応 ( 単純反応 ): + I HI を例に H ヨウ化水素 HI が生成する速さ は,H と I のモル濃度をそれぞれ [ ], [ I ] [ H ] [ I ] に比例することが, 実験により, わかっている したがって, 比例定数を k
反応速度 触媒 速度定数 反応次数について. 化学反応の速さの表し方 速さとは単位時間あたりの変化の大きさである 大きさの値は 0 以上ですから, 速さは 0 以上の値をとる 化学反応の速さは単位時間あたりの物質のモル濃度変化の大きさで表すのが一般的 たとえば, a + bb c (, B, は物質, a, b, c は係数 ) という反応において,, B, それぞれの反応の速さを, B, とし,
Taro-22 No19 大網中(中和と塩
中和と塩 Ⅰ 視覚的に確認でき, イオンなどの粒子概念の形成に役立つ中和反応の観察 実験例 1 観察 実験のあらまし中和反応の実験は, 塩酸と水酸化ナトリウムで行うことが多い ところが, この反応では生成する塩は塩化ナトリウム ( 食塩 ) という水に溶ける塩であるため, 混ぜた瞬間に中和反応が起きていることがわからない そこで, 硫酸と水酸化バリウムの組み合わせで行うことで硫酸バリウムという水に溶けない塩が生成するので,1
スケールバスター技術資料
スケールバスター技術資料 Ver.2 株式会社 ハセベ 1 目 次 はじめに 3 スケールバスターとは 4 スケールバスターの原理と効果 5 1. 原理 2. 鉄錆 3. スライム 4. スケール スケールに対する効果の考察 7 スケールバスターの効果 9 ( 付録 ) 用語の解説 10 原子と電子 10 原子 10 イオン化 10 イオン化傾向 10 水溶液 10 原子記号 11 化学反応 11
コロイド化学と界面化学
環境表面科学講義 http://res.tagen.tohoku.ac.jp/~liquid/mura/kogi/kaimen/ E-mail: [email protected] 村松淳司 分散と凝集 ( 平衡論的考察! 凝集! van der Waals 力による相互作用! 分散! 静電的反発力 凝集 分散! 粒子表面の電位による反発 分散と凝集 考え方! van der Waals
XIII キレート滴定 Chelatometry 金属イオンにキレート生成試薬 ( 水溶性多座配位子 ) を加え 電離度の極めて小さい水 溶性キレート化合物 ( 分子内錯化合物 ) を生成させる キレート生成試薬 EDTA:Ethylenediaminetetraacetic Acid 最も一般的
XIII キレート滴定 Chelatometry 金属イオンにキレート生成試薬 ( 水溶性多座配位子 ) を加え 電離度の極めて小さい水 溶性キレート化合物 ( 分子内錯化合物 ) を生成させる キレート生成試薬 EDTA:Ethylenediaminetetraacetic Acid 最も一般的 CyDTA:Cyclohexanediaminetetraacetic Acid NTA :Nitrilotriacetic
物理化学I-第12回(13).ppt
I- 12-1 11 11.1 2Mg(s) + O 2 (g) 2MgO(s) [Mg 2+ O 2 ] Zn(s) + Cu 2+ (aq) Zn 2+ (aq) + Cu(s) - 2Mg(s) 2Mg 2+ (s) + 4e +) O 2 (g) + 4e 2O 2 (s) 2Mg(s) + O 2 (g) 2MgO(s) Zn(s) Zn 2+ (aq) + 2e +) Cu 2+ (aq)
untitled
NPO 2006( ) 11 14 ( ) (2006/12/3) 1 50% % - - (CO+H2) ( ) 6 44 1) --- 2) ( CO H2 ) 2 3 3 90 3 3 2 3 2004 ( ) 1 1 4 1 20% 5 ( ) ( ) 2 6 MAWERA ) MAWERA ( ) ( ) 7 6MW -- 175kW 8 ( ) 900 10 2 2 2 9 -- - 10
<4D F736F F D2095BD90AC E93788D4C88E689C88A778BB389C88BB388E78A778CA48B868C6F94EF95F18D908F912E646F6378>
平成 25 年度広域科学教科教育学研究経費報告書 研究課題 過酸化水素分解反応を利用した物理化学的考察に関する基礎検討 研究代表者 : 國仙久雄 研究メンバー : 生尾光 1. 緒言本申請で扱う鉄イオンを触媒とした過酸化水素分解反応速度に関する内容は高等学校 化学 で 発展 に含まれ 必ずしも全ての教科書で取り上げられない内容である しかしながら この化学反応を利用した実験を行うことで 化学を学習する際に重要な化学反応に関する物理化学的実験と思考法の獲得に関するプログラムの開発が可能となる
キレート滴定
4. キレート滴定 4.1 0.01MEDTA 標準溶液の調製 キレート滴定において標準溶液として用いられる EDTA は 普通 EDTA の2ナトリウム塩 H 2 Na 2 Y 2H 2 O で ETA と表示されている この試薬は結晶水以外に多少の水分を含んでいるので 通常は約 80 で数時間乾燥して使用するが 本実験では精密な分析を行うために 調製した EDTA 溶液をZnの一次標準溶液で標定して
Microsoft PowerPoint - presentation2007_04_ComplexFormation.ppt
錯生成平衡とその応用 金属イオン が配位子 (lignd) と反応し 錯体 (complex) を形成するときの平衡反応. 金属イオンは遷移金属の場合が多い. 遷移金属は d 軌道と その上の s 軌道や p 軌道の 電子を利用して混成軌道をつくる. 比較的容易に多様な酸化数をとれる [u(h ) テトラアンミン銅 (II) イオン [Fe() 6 ヘキサシアノ鉄 (III) イオン omplex
無機化学 II 2018 年度期末試験 1. 窒素を含む化合物にヒドラジンと呼ばれる化合物 (N2H4, 右図 ) がある. この分子に関し, 以下の問いに答えよ.( 計 9 点 ) (1) N2 分子が 1 mol と H2 分子が 2 mol の状態と, ヒドラジン 1 mol となっている状態
無機化学 II 2018 年度期末試験 1. 窒素を含む化合物にヒドラジンと呼ばれる化合物 (N2H4, 右図 ) がある. この分子に関し, 以下の問いに答えよ.( 計 9 点 ) (1) N2 分子が 1 mol と H2 分子が 2 mol の状態と, ヒドラジン 1 mol となっている状態を比較すると, どちらの分子がどの程度エネルギーが低いか (= 安定か ) を平均結合エンタルピーから計算して答えよ.
