実務上の取扱い(改正)

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01 鑑文

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第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

( 保 241) 平成 30 年 11 月 29 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事松本吉郎 高齢者に係る高額療養費制度の見直し等について ( 再々周知 ) 平成 30 年 8 月 1 日から 70 歳以上の高齢者に係る高額療養費制度が見直されたことに伴い 診療報酬請求書等の記

区分に応じ 当該各号に掲げる書類に必要な事項を記載して交付しなければならない (1) 条例第 2 条第 2 項第 1 号に掲げる重度心身障害者等である受給者重度心身障害者等医療費受給資格証 ( 様式第 3 号 ) 及び福祉医療費請求書 ( 様式第 6 号 ) 又は重度心身障害者等医療費 ( 療養費払

「診療報酬請求書等の記載要領等について」等の一部改正について(厚生労働省保険局医療課:H )

別紙 特定医療費の支給認定の実務上の取扱い 1. 所得区分の把握について (1) 市町村民税額の確認方法市町村民税 ( 所得割 ) の額は 市町村が発行する課税証明書又は非課税証明書等をもって確認すること 市町村民税 ( 所得割 ) の額を把握することができない場合は 所得区分は要綱第 3の1(1)

資料集 1 肝がんや重度肝硬変患者への制度の説明フロー ( 都民の方の場合 ) 1 制度の概要の説明 まず B 型 C 型肝炎ウイルスによる肝がんや重度肝硬変の入院 通院患者さんがいらっしゃいましたら 医療費の助成を受けることができる制度がある旨を伝えてください 伝えていただくことは次のとおりです

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⑵ 蒲郡市が世帯主に対して支給する出産育児一時金の額を限度として 医療機関等が世帯主に代わって出産育児一時金を受領する旨及び出産育児一時金の額を超えた出産費用については 別途被保険者が医療機関等の窓口で支払う必要がある旨 ⑶ 医療機関等が世帯主に代わって出産育児一時金を受領した額の範囲で 蒲郡市から

03-01【局長通知・特例】施術管理者の要件に係る取扱の特例について

国保 70 歳未満 公費負担公費負担医療番号 受給者番号 公費負担者公費負担医療番号 受給者番号 した住所職業上の理由 男 女 明 大 3 昭 4 平 生 区ア 職務上 下船後 3 月以内 3 通勤災害 公費負担公費負担医療番号 受給者番号 公費負担者公費負担医療番号 受給者番号 男 女 明 大 3

日の属する月の初日から65 歳の誕生日の前日までの期間 (2) 条例第 2 条第 2 項第 2 号に掲げる重度心身障害者等である受給者受給資格の登録をした日の属する月の初日から70 歳の誕生日の属する月の末日 ( その誕生日が月の初日であるときはその日の属する月の前月の末日 ) までの期間 (3)

常務理事事務長係係 70 歳以上 ソニー健康保険組合理事長殿 1 被保険者証の記号 番号 健康保険限度額適用認定申請書 [ 兼食事療養標準負担額減額申請書 ( 被保険者が非課税の場合に限る )] 被保険者の氏名 押 被保険者本人が氏名を記入した場合は押不要 平成年月日 認 日中連絡の取れる電話番号

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Microsoft Word - 要綱別添様式 (2)

兵庫県肝炎治療特別促進事業実施要綱

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

4-2砺波市重度心身障害者等医療費の助成に関する条例施行規則

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業 取扱いマニュアル(医療機関向け) 【資料集】(案)

( 助成対象期間等 ) 第 4 条助成の対象となる期間 ( 以下 助成対象期間 という ) は 次の各号に掲げる対象者の区分に応じ 当該各号に定める期間とする (1) 平成 30 年 10 月 1 日より前に市の住民基本台帳に記録された者会員となった日の属する月から起算して 24 月間 (2) 平成

あっせん文(国民健康保険における限度額適用・標準負担額減額認定証 の申請に係る被保険者の負担軽減)

者となった日から翌年の 6 月 30 日 ( 当該受給者となった日が 1 月から 6 月までに属する場合は 当該受給者となった日の属する年の 6 月 30 日 ) までの期間とする (2) 条例第 2 条第 2 項第 2 号に掲げる重度心身障害者等である受給者毎年 8 月 1 日から翌年の 7 月

飛島村居宅介護 ( 介護予防 ) 住宅改修に係る事業者の登録及び住宅改 修費受領委任払い制度取扱要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条 この要綱は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 と いう ) 第 45 条第 1 項に規定する居宅介護住宅改修又は同法第 57 条第 1 項に規定する

健疾発 1225 第 2 号 平成 26 年 12 月 26 日 [ 改正経過 ] 第 1 次改正平成 27 年 9 月 30 日健疾発 0930 第 1 号第 2 次改正平成 27 年 12 月 28 日健難発 1228 第 1 号第 3 次改正平成 29 年 9 月 29 日健難発 0929 第

第 6 知事は第 5の規定による申請があつたとき インターフェロンフリー治療の変更届があったとき及び核酸アナログ製剤治療の更新申請があったときは 内容を審査し 適当と認めたときは ウイルス肝炎医療費受給者証 ( 以下 受給者証 という ) を申請者に交付するものとし 不適当と認めたときは その旨を申

「配偶者からの暴力を受けた被扶養者の取扱い等について」の一部改正について

第 3 提出期限について要綱第 6 条第 1 項の規定による申請書及び添付書類 ( 以下 申請書等 という ) の提出期限は 次のとおりとする ただし 北海道教育委員会教育長及び教育局長 ( 以下 教育長等 という ) がやむを得ない理由があると認める場合は この限りではない (1) 北海道立の高等

第 3 条この条例において 医療費の助成の対象となる者 ( 以下 対象者 という ) は 中島村に住所を有する子どもの保護者とする ただし 生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) の規定により保護を受けている者は この限りではない 2 医療保険各法に規定する医療保険に加入していること

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「診療報酬請求書等の記載要領等について」の一部改正について

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

保保発 0607 第 1 号 保国発 0607 第 1 号 平成 24 年 6 月 7 日 全国健康保険協会理事長 都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長 御中 厚生労働省保険局保険課長 厚生労働省保険局国民健康保険課長 健康保険法第 106 条の規定に基づく出産育児一時

( 別添 2) ( 別添 2) 平成 14 年 9 月 27 日保発第 号の別添 2 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 ( 準則 ) 第 1 健康保険法 ( 以下 法 という ) 第 34 条第 1 項の規定による厚生労働大臣の承認 ( 以下 一括適

01 【事務連絡】疑義解釈資料(施術管理者の要件関係)

(組合)事務連絡案(国内在住者扶養認定QA)

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(協会)300829事務連絡(国内在住者扶養認定QA)

( 救済給付の要件 ) 第 3 条この要綱による救済給付の要件とする県単独補助事業は 次の各号に掲げる要綱に基づく事業とする 一山梨県子宮頸がん予防ワクチン接種促進事業費補助金交付要綱 ( 平成 22 年 6 月 16 日から平成 23 年 3 月 31 日まで ) 二平成 23 年度山梨県子宮頸が

藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金

(1) 健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) (2) 船員保険法 ( 昭和 14 年法律第 73 号 ) (3) 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192 号 ) (4) 国家公務員共済組合法 ( 昭和 33 年法律第 128 号 ) (5) 地方公務員等共済組合法 ( 昭和

スライド 1

別添 保発 1216 第 4 号平成 28 年 12 月 16 日 全国健康保険協会理事長殿 厚生労働省保険局長 ( 公印省略 ) 出産育児一時金等の支給申請及び支払方法について の一部改正について 出産育児一時金及び家族出産育児一時金 ( 以下 出産育児一時金等 という ) の直接支払制度の取扱い

( 別紙 ) 保育士修学資金貸付制度実施要綱 第 1 目的この制度は 指定保育士養成施設に在学し 保育士資格の取得を目指す学生に対し修学資金を貸し付け もってこれらの者の修学を容易にすることにより 質の高い保育士の養成確保に資することを目的とする 第 2 貸付事業の実施主体保育士修学資金 ( 以下

堺市身体障害者等自動車運転免許取得費助成要綱

取手市ぬくもり医療支援事業に関する条例施行規則 取手市ぬくもり医療支援事業に関する条例施行規則 平成 17 年 10 月 24 日規則第 230 号改正平成 20 年 3 月 21 日規則第 4 号平成 21 年 6 月 17 日規則第 34 号平成 22 年 9 月 15 日規則第 43 号平成

入院時生活療養費の見直し内容について(厚生労働省保険局保険課:H29.4.7)

沖縄市こども医療費助成要綱

第 2 条条例第 2 条第 1 項に規定する社会保険各法 ( 以下 社会保険各法 という ) は 次の各号に掲げる法律をいう (1) 健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) (2) 船員保険法 ( 昭和 14 年法律第 73 号 ) (3) 私立学校教職員共済法 ( 昭和 28 年法律第

寝屋川市母子家庭等自立支援教育訓練給付金事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 雇用の安定及び就職の促進を図るために必要な教育訓練に係る講座 ( 以下 講座 という ) を受講する母子家庭の母 又は父子家庭の父に対し 母子及び父子並びに寡婦福祉法 ( 昭和 39 年法律第 129 号 以下

6 平成 30 年度 ( 平成 29 年所得分 ) 市町村民税課税証明書 ( 全項目証明 ) 受診者 ( 患者 ) の加入保険 市町村国保後期高齢者医療保険 社会保険等の被用者保険 ( 健康保険組合 協会けんぽ等 ) 書類を提出していただく対象者 同一医療保険に加入している全員 ( 中学生以下は不要

弘前市町会等事務費交付金交付要綱

( 条例第 4 条第 1 項に規定する額 ) 第 4 条条例第 4 条第 1 項に規定する額は 病院若しくは診療所等 ( 保険薬局を除く ) の診療報酬明細書 ( 訪問看護診療費明細書を含む ) 又は医療保険各法に定める療養費支給申請書ごとに 次の各号に掲げる区分に対し定める額とする なお 医療に関

○ 01_通知(案)

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○ 01_通知(案)

3 電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付費等の請求を行うこと ( 以下 レセプト電子請求 という ) が義務付けられた保険医療機関 ( 正当な理由を有する400 床未満の病院及び診療所を除く なお 400 床未満の病院にあっては 平成 27 年度末までに限る

葉山町身体障害者自動車改造費助成事業実施要綱 平成 26 年 4 月 1 日制定 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 身体障害者 ( 身体障害者福祉法 ( 昭和 24 年法律第 283 号 ) 第 15 条第 4 項の規定により身体障害者手帳の交付を受けているものをいう 以下に同じ ) が移動手段と

( 保 99) 平成 29 年 9 月 4 日 都道府県医師会 社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本純一 被保険者証の氏名表記について 被保険者証の氏名表記につきましては 性同一性障害を有する被保険者又は被扶養者から 被保険者証において通称名の記載を希望する旨の申出があったことから 保険者が

号様式 ) によるものとする 2 受給資格者証の有効期間は 子どもが出生した日又は本市へ転入した日から18 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までとする ( 助成の請求等 ) 第 4 条条例第 8 条第 1 項の規定により保険医療機関等が支払を受けようとするときは 診療報酬の例により社会保険診

申請重症疾患日付同意既存無経由無区町村様式第 号 特定疾患医療受給者証 交付申請書 入力用 次のどれか つの番号に をしてください. 以前で特定疾患認定をうけていたことがある 申請番号 認定番号 認定日. 身体障害者手帳 ( 級 級 ) の写しのうちいずれかひとつ ) 経由 受理回送H 区分 同H

スライド 1

老発第    第 号

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通知(写入)

1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告

平成 26 年 4 月 1 日以降の 70 歳から 74 歳までの被保険者等に係る一部負担金の割合は 以下のとおりとする ⑴ 平成 26 年 4 月 1 日以降 70 歳に達する被保険者等 1 について 70 歳に達する日の属する月の翌月以後の診療分から 療養 ( 医療保険各法に規定する食事療養及び

仙北市国民健康保険におけるはり、きゅう及びあん摩マッサージ施術料の療養費代理受領に係る事務取扱要綱

に 正当な理由がない限り無償で交付しなければならないものであるとともに 交付が義務付けられている領収証は 指定訪問看護の費用額算定表における訪問看護基本療養費 訪問看護管理療養費 訪問看護情報提供療養費及び訪問看護ターミナルケア療養費の別に金額の内訳の分かるものとし 別紙様式 4を標準とするものであ

愛媛県肝炎治療特別促進事業実施要綱(改正案全文)

横浜市障害者自動車運転訓練費助成要綱 制定昭和 55 年 4 月 1 日最近改正平成 29 年 12 月 27 日健障福第 2473 号 ( 局長決裁 ) ( 目的 ) 第 1 条本事業は 障害者に対して運転免許 ( 以下 免許 という ) の取得に要する費用の一部を助成することにより 障害者の社会

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羽村市乳幼児の医療費の助成に関する条例施行規則 平成 5 年 9 月 24 日規則第 21 号 改正 平成 6 年 3 月 16 日規則第 6 号平成 7 年 10 月 1 日規則第 31 号平成 8 年 10 月 1 日規則第 27 号平成 9 年 6 月 5 日規則第 20 号平成 10 年 3

綾瀬市インフルエンザ予防接種実施要領

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( 変更等の届出 ) 第 7 条助成金の交付決定を受けた中小企業者の代表者は 次の各号に掲げる事由が生じたときは 当該各号に定める申請書を遅滞なく理事長に提出し その承認を受けなければならない (1) 助成事業の内容を著しく変更しようとする場合 または事業に要する経費の合計額を大きく変更しようとする

老高発 0713 第 1 号 平成 30 年 7 月 13 日 各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省老健局高齢者支援課長 ( 公印省略 ) 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について の一部改正について 今般 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について (

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別紙 ( 国内における臓器等移植について ) Q1 一般の移送費の支給と同様に 国内での臓器移植を受ける患者が 療養の給付を受けるため 病院又は診療所に移送されたときは 移送費の支給を行うこととなるのか 平成 6 年 9 月 9 日付け通知の 健康保険の移送費の支給の取扱いについて ( 保険発第 1

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医療費 医療手当を請求することができる方 昭和 55 年 5 月 1 日以後に医薬品を適正に使用したにもかかわらず その医薬品の副作用 によるものとみられる疾病 ( 入院治療を必要とする程度 ) について医療を受けた方は医療費 と医療手当を請求することができます 請求の手続 医療費 医療手当を請求し

事務連絡(平成30年大阪府北部を震源とする地震)

高額療養費制度とは 高額療養費の支給を受けるには 健康保険限度額適用認定証 記号 交付 番号 氏名 生 適用対象者 入院時の食事負担や差額ベッド代等は含みません 1 氏名 生 住所 発効 有効期限 適用区分 保 険 者 健 康 保 険 証 に記載されています に交付申請し 事前に 認 定 証 1 を

平成10年度綾瀬市犬猫環境対策事業補助金交付決定通知書

美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱

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ブロック塀撤去補要綱

高額療養費制度とは 高額療養費の支給を受けるには 高額な医療費による負担を軽くするため 医療機関や薬局の窓口でご自 身が支払う医療費が定められた上限額 を超えた場合 記号 交付 番号 氏名 生 適用対象者 入院時の食事負担や差額ベッド代等は含みません 1 健康保険限度額適用認定証 被 その超えた分の

板橋区高齢者理美容師派遣事業実施要綱 ( 平成 12 年 8 月 31 日区長決定 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は ねたきり高齢者の保健衛生を維持し 介護上の便宜を図るため 自宅において調髪等を受けることができるよう 板橋区が理美容師派遣事業 ( 以下 本事業 という ) を実施することにつ

○国民健康保険税について

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( 補助金の交付申請 ) 第 4 条補助金の交付を受けようとする保護者 ( 以下 申請者 という ) は 大阪狭山市私立幼稚園就園奨励費補助金交付申請書 ( 様式第 1 号 ) を市長に提出しなければならない ( 補助金の交付決定 ) 第 5 条市長は 前条の申請があった場合は 内容を審査し適当と認

「診療報酬請求書等の記載要領等について」等の一部改正について(厚生労働省保険局医療課長、歯科医療管理官:H )

福井県肝炎治療特別促進事業実施要綱(案)

Transcription:

健肝発 0712 第 1 号 平成 30 年 7 月 12 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省健康局がん 疾病対策課 肝炎対策推進室長 ( 公印省略 ) 肝がん 重度肝硬変治療研究促進事業の実務上の取扱いについて 肝がん 重度肝硬変治療研究促進事業については 平成 30 年 6 月 27 日健発第 0627 第 1 号厚生労働省健康局長通知 肝がん 重度肝硬変治療研究促進事業について により示されているところであるが この実施については次の事項に留意し 本事業が円滑に実施されるようお願いする

肝がん 重度肝硬変治療研究促進事業の実務上の取扱い 1. 医療給付の申請について (1) 肝がん 重度肝硬変治療研究促進事業について ( 平成 30 年 6 月 27 日健発第 0627 第 1 号厚生労働省健康局長通知 ) の別添 肝がん 重度肝硬変治療研究促進事業実施要綱 ( 以下 実施要綱 という )3に定める医療の給付を受けようとする者 ( 以下 申請者 という ) は 別紙様式例 1による肝がん 重度肝硬変治療研究促進事業参加者証交付申請書 ( 以下 交付申請書 という ) に以下の1から3の区分により それぞれに掲げる書類を添えて 申請者が居住する都道府県知事に申請するものとする なお 65 歳以上 75 歳未満の者が 後期高齢者医療制度に加入している場合は 375 歳以上の申請者の例によるものとする 1 70 歳未満の申請者ア別紙様式例 2による臨床調査個人票及び同意書 ( 臨床調査個人票については実施要綱 5(1) に定める指定医療機関 ( 以下 指定医療機関 という ) の医師 同意書については原則として患者本人が記入したもの 以下 個人票等 という ) イ申請者の氏名が記載された医療保険の被保険者証の写しウ限度額適用認定証又は限度額適用 標準負担額減額認定証 ( 以下 限度額適用認定証等 という ) の写しエ申請者の住民票の写し 2 70 歳以上 75 歳未満の申請者ア個人票等イ申請者の氏名が記載された医療保険の被保険者証と高齢受給者証の写しウ限度額適用認定証等の写し ( 但し 所得区分が一般にあたる者を除く ) エ所得区分が一般にあたる者は 申請者及び世帯全員の住民税課税 非課税証明書類オ申請者及び申請者と同一の世帯に属するすべての者について記載のある住民票の写し 3 75 歳以上の申請者ア個人票等イ申請者の氏名が記載された後期高齢者医療被保険者証の写しウ限度額適用認定証等の写し ( 但し 所得区分が一般にあたる者を除く )

エ所得区分が一般にあたる者は 申請者及び世帯全員の住民税課税 非課税証明書類オ申請者及び申請者と同一の世帯に属するすべての者について記載のある住民票の写し (2) 実施要綱 6(2) ただし書により 更新の申請を行う場合には 個人票等の添付は要しないものとする (3)2(4) の参加者証の交付を受けた者 ( 以下 参加者 という ) であって 当該参加者証の記載内容に変更がある場合 (9の場合を除く) については 当該参加者証を交付した都道府県知事に対し 変更があった箇所を交付申請書に記載し 参加者証及び変更箇所にかかる関係書類を添えて提出するものとする 2. 対象患者の認定及び参加者証の交付手続き等について (1) 都道府県知事は 交付申請書等を受理したときは速やかに当該申請に対する認定の可否を決定するものとする (2) 都道府県知事は 実施要綱 6(1) に定める認定を行う際には 個人票等に基づき 別添 1に定める対象患者の診断 認定基準 ( 以下 診断 認定基準 という ) に該当する患者であることを適正に認定するものとする この場合において 都道府県知事は 必要と認めるときは 実施要綱 6(1) に定める認定協議会に意見を求めるものとする (3) 都道府県知事は 実施要綱 6(1) に定める認定を行う際には 限度額適用認定証等 高齢受給者証又は後期高齢者医療被保険者証その他所得の状況を把握できる書類に基づき 申請者が実施要綱 4(2) の表の階層区分に該当する者であることを適正に認定するものとする (4) 都道府県知事は 対象患者を認定したときは 速やかに当該患者に対し 別紙様式例 3による参加者証を交付するものとする (5) 都道府県知事は 認定を否とした場合には 具体的な理由を付してその結果を申請者に通知するものとする (6) 参加者証については 原則として 有効期間は1 年以内とし 交付申請書等を受理した日の属する月の初日から起算するものとする 3 認定の取消について (1) 参加者は 参加者証の有効期間内に実施要綱 7(2) に定める研究に協力することの同意を撤回したい等認定の取消を求める場合は 参加者証を交付した都道府県知事に対し 別紙様式例 4による肝がん 重度肝硬変治療研究促進事業参加終了申請書 ( 以下 参加終了申請書 という ) を提出する

ものとする その際 交付を受けている参加者証を添付しなければならない なお 申請時期にかかわらず 参加終了申請書の受理日の属する月の末日までは同意の撤回はできない (2) 都道府県知事は 認定を取り消すこととした場合は 速やかに別紙様式例 5による肝がん 重度肝硬変治療研究促進事業参加終了通知書 ( 以下 参加終了通知書 という ) を参加者に送付するものとする その際 都道府県知事は 遅滞なく 厚生労働大臣に参加終了通知書の写しを送付しなければならない (3)(2) により認定を取り消すこととした当該参加者の認定の有効期間は 参加終了申請書の提出を受けて認定を取り消す場合は その申請時期にかかわらず 参加終了申請書の受理日の属する月の末日まで有効となるものとし 参加終了申請書の提出によらずして都道府県知事が認定を取り消す場合は 認定を取り消すこととした日の属する月の末日まで有効となるものとする 4. 入院記録票の管理について (1) 都道府県知事は B 型肝炎ウイルス又はC 型肝炎ウイルスによる肝がん 重度肝硬変 ( 非代償性肝硬変のことをいう 以下同じ ) と診断された患者 ( 以下 肝がん 重度肝硬変患者 という ) に対し 別紙様式例 6による肝がん 重度肝硬変治療研究促進事業入院医療記録票 ( 以下 入院記録票 という ) を交付するものとする なお 入院記録票は指定医療機関を経由して交付できるものとする (2) 入院記録票の交付を受けた肝がん 重度肝硬変患者は 指定医療機関に入院する際に入院記録票を当該指定医療機関に提示するものとする (3) 入院記録票を提示された指定医療機関は 肝がん 重度肝硬変患者が別添 2に定める病名を有して 当該指定医療機関に入院して実施要綱 3(1) に定める肝がん 重度肝硬変入院医療に該当するものとして別添 3に定める医療行為 ( 以下 肝がん 重度肝硬変入院医療 という ) が実施された場合は 入院のあった月毎に入院記録票に所定の事項を記載するものとする 5. 対象患者が指定医療機関に対し支払う額指定医療機関において実施要綱 3(2) に定める肝がん 重度肝硬変入院関係医療 ( 以下 肝がん 重度肝硬変入院関係医療 という )( 一の指定医療機関における当該医療であって高額療養費が支給されるものに限る ) を受けた参加者であって 当該医療の行われた月以前の12 月以内に当該指定医療

機関において肝がん 重度肝硬変入院関係医療 ( 高額療養費が支給されるものに限る ) を受けた月数が既に3 月以上ある旨の記載がある入院記録票を提示した者は当該肝がん 重度肝硬変入院関係医療 ( 高額療養費が支給されるものに限る ) に係る医療費として 当該指定医療機関に対し 実施要綱 5(2) 2イに定める金額を支払うものとする 6. 対象患者が5. によらずに自己負担額の軽減を受ける場合の取扱い (1) 指定医療機関に入院 ( 複数の指定医療機関に入院した場合を含む 以下 (1) において同じ ) して肝がん 重度肝硬変入院関係医療 ( 高額療養費が支給されるものに限る ) を受けた参加者であって 当該医療の行われた月以前の12 月以内に指定医療機関において肝がん 重度肝硬変入院関係医療 ( 高額療養費が支給されるものに限る ) を受けた月数が既に3 月以上ある者が 5によらずに自己負担額の軽減を受ける場合は 実施要綱 3(3) に定める医療に要した医療費のうち実施要綱 5(2)2 に定める金額を都道府県知事に請求することができるものとする (2)(1) に定めるところにより請求を行おうとする者 ( 以下 請求者 という ) は 別紙様式例 7による肝がん 重度肝硬変治療研究促進事業医療費償還払い請求書に 次に掲げる書類を添えて 請求者が居住する都道府県の知事に申請するものとする ア請求者の氏名が記載された被保険者証 高齢受給者証又は後期高齢者医療被保険者証の写しイ請求者の参加者証の写しウ請求者が指定医療機関に入院して肝がん 重度肝硬変入院関係医療 ( 高額療養費が支給されるものに限る ) を受けた参加者であって 当該医療の行われた月以前の12 月以内に指定医療機関において肝がん 重度肝硬変入院関係医療 ( 高額療養費が支給されるものに限る ) を受けた月数が既に3 月以上ある旨の記載がある入院記録票の写しエウに掲げる入院記録票の提出ができない場合は 請求者が指定医療機関において肝がん 重度肝硬変入院関係医療 ( 高額療養費が支給されるものに限る ) を受けた参加者であって 当該医療の行われた月以前の12 月以内に指定医療機関において肝がん 重度肝硬変入院関係医療 ( 高額療養費が支給されるものに限る ) を受けた月数が既に3 月以上ある旨を証明できる書類オその他 都道府県知事が申請内容の審査に必要と認める書類 (3)(1) による請求を受けた都道府県知事は (2) に掲げる書類を審査した結果適当と認める場合は 請求者に対し 実施要綱 3(3) に定める医療に

要した医療費のうち 実施要綱 5(2)2 に定める金額を交付するものとす る 7. 指定医療機関の指定及び役割について (1) 実施要綱 5(1) の定めによる指定医療機関の指定を受けようとする保険医療機関は 別添様式例 8による肝がん 重度肝硬変治療研究促進事業指定医療機関指定申請書 ( 以下 指定申請書 という ) を都道府県知事に提出するものとする (2) 都道府県知事は 肝がん 重度肝硬変入院医療を適切に行うことができ かつ 本事業の実施に協力することができる旨を記載した指定申請書を提出した保険医療機関を肝がん 重度肝硬変治療研究促進事業の指定医療機関として指定するものとする また 都道府県知事は 指定した指定医療機関について 別紙様式例 9により厚生労働大臣へ報告するものとする なお 都道府県知事が 指定医療機関の指定の取消を行ったときも同様とする (3) 都道府県知事は 自らが参加者証を交付した参加者が 他の都道府県知事の指定を受けている指定医療機関において実施要綱 3(3) に定める医療を受けた場合には 当該指定医療機関を自ら指定した指定医療機関とみなして 実施要綱 3(3) に定める医療に要した医療費のうち 実施要綱 5(2) 2に定める金額を交付するものとする (4) 指定医療機関は 次に掲げる役割を担うものとする 1 肝がん 重度肝硬変患者がいる場合 本事業についての説明及び入院記録票の交付を行うこと 2 入院記録票の記載を行うこと 3 患者から依頼があった場合には 肝がん 重度肝硬変入院医療に従事している医師に個人票等を作成させ 交付すること 4 本事業の対象となる肝がん 重度肝硬変入院関係医療 ( 高額療養費が支給されるものに限る ) が行われた場合には 公費負担医療の請求医療機関として公費の請求を行うこと 5 その他 指定医療機関として本事業に必要な対応について協力すること (5) 指定医療機関は 指定申請書の内容に変更があった場合は 速やかに都道府県知事に届け出るものとし 指定医療機関であることを辞退するため指定医療機関の指定の取消を求める場合は 参加者の利用に支障のないよう十分な時間的余裕をもって事前に届けるものとする 8. 対象医療及び認定基準等の周知等について

都道府県知事は 本事業の適正な運用を確保するために指定医療機関に対して本事業の対象医療及び診断 認定基準等の周知に努めるものとする また 都道府県知事は 指定医療機関に対して定期的な指導 助言を行うよう努めるとともに 本事業を適正に実施していない指定医療機関に対して 本事業の適正な推進に必要な措置を講じるものとする 9. 都道府県外へ転出した場合の取扱いについて参加者は 都道府県外へ転出し 転出先においても引き続き当該参加者証の交付を受けようとする場合には 転出日の属する月の翌月末日までに 転出前に交付されていた参加者証 変更部分を記載した交付申請書 1(1) の1から3の区分によりそれぞれに掲げる書類 ( 個人票等を除く ) を添えて転出先の都道府県知事に提出するものとする 転出先の都道府県知事は 当該提出があった旨を転出元の都道府県知事に伝達するとともに 実施要綱 3(3) に定める医療に要した医療費のうち 実施要綱 5(2)2に定める金額を負担するものとする なお この場合における参加者証の有効期間は 転出前に交付されていた参加者証の有効期間の終期までとする 10. 代理申請等 1の医療給付の申請 3の参加終了の申請 6の償還払いの請求及び9の転出先の都道府県知事への届出については 代理人に手続きを委任することができるものとする 11. 情報収集 都道府県知事は 必要に応じて 本事業のより効果的な運用に資するための 情報収集等を行うことができるものとする