広島大学病院 消化器外科 移植外科のご紹介 みなさまに診療体制と専門分野を知っていただくためにパンフレットを作りました ご紹介やご相談していただくときにご利用いただけますと幸いです 平成 30 年 広島大学病院 消化器外科 移植外科 広島大学大学院医歯薬保健学研究科 消化器 移植外科学 ( 旧第二外科 )
医師名役職診療科主たる診療分野 大段秀樹 診療科長教授 田邊和照 診療教授准教授 消化器外科 胃 内視鏡外科 惠木浩之 診療准教授講師 消化器外科 大腸 肛門 内視鏡外科 小林 剛 診療准教授特任講師 井手健太郎 診療准教授学部内講師 大平真裕 診療講師助教 田原裕之 診療講師助教 黒田慎太郎 診療講師助教 清水誠一 助教 橋本慎二 医科診療医 佐伯吉弘医科診療医消化器外科胃 内視鏡外科 向井正一朗医科診療医消化器外科大腸 肛門 内視鏡外科 濵岡道則医科診療医消化器外科 河内雅年医科診療医消化器外科大腸 肛門 内視鏡外科 川堀勝史非常勤医師消化器外科大腸 肛門 檜井孝夫非常勤医師消化器外科大腸 肛門 がん化学療法 1
大段秀樹田邊和照惠木浩之小林剛 井手健太郎大平真裕田原裕之 黒田慎太郎 清水 誠一 橋本慎二佐伯吉弘 向井正一朗 濵岡 道則 河内 雅年 川堀勝史檜井孝夫 2
上部消化管外科 腹腔鏡下胃切除術日本内視鏡外科学会技術認定医指導の下で 精緻な腹腔鏡下手術を行い 美容面に優れ 術後の痛みの少ない治療を行っています また 逆流性食道炎など 胃切除後障害の低減を目指した術式の工夫 をおこない 術後 QOL をできるだけ保てるようにこころがけています 胃切除術症例数 逆流防止機構を付加した腹腔鏡下噴門側胃切除術 病的肥満症に対する外科治療病的肥満 (BMI 35kg/m2 以上 糖尿病 高血圧 睡眠時無呼吸症候群のうち1つ以上の代謝性疾患の合併を伴う ) に対する外科治療は 内科的治療と比較して明らかな生命予後改善効果が得られることが明らかとなっています 当院でも 保険診療で腹腔鏡下スリーブ状胃切除術を実施しています 当科における胃癌治療成績 (2006 (2006 ) ~) 腹腔鏡下スリーブ状胃切除術 ( 肥満外科治療ガイドラインより ) 術後期間 ( 月 ) 下部消化管外科 大腸癌に対する腹腔鏡下手術日本内視鏡外科学会技術審査委員 技術認定医 ( 大腸領域 ) を中心として 全大腸癌を対象に腹腔鏡下手術を行っています 広島県の技術認定医 ( 大腸領域 ) 取得者 11 人中 9 人が当講座出身者です 下部直腸癌に対する腹腔鏡下肛門温存手術肛門に近い下部直腸癌に対しても 肛門温存手術が可能です 解剖を正確に把握し繊細な操作を行うことで神経温存し良好な肛門機能を維持するよう心掛けています さらに肛門機能を客観的に評価することで適切な術式選択を行っています 2018 年 4 月から直腸癌に対するロボット支援手術が基準を満たした術者に対して保険診療可能となりました 当科ではスタートと同時に保険診療を開始しています 大腸癌に対する集学的治療再発率の高い下部直腸進行癌に対する集学的治療として術前化学放射線療法を行っています 局所再発率を低値に抑え 良好な成績を得ています 再発規定因子 ( バイオマーカー ) の同定に関する研究を行っており 新規治療法の開発に取り組んでいます 術後の補助化学療法だけでなく 切除不能進行再発大腸癌に対しては 腫瘍の遺伝子解析データをもとに 分子標的薬 ( 抗 VEGF 抗体薬 抗 EGFR 抗体薬 マルチキナーゼ阻害剤 ) も含めた治療レジメを決定しています Da Da Vinci Xi Xi によるロボット支援手術 大腸癌手術症例推移 5 年生存率 Stage 0 100.0% Stage I 97.0% Stage II 92.6% Stage IIIa 87.4% Stage IIIb 74.4% Stage IV 33.3% 大腸癌ステージ別手術治療成績 (2010 年 (2010 1 月年 ~1 月 2017 年 9 月の初回原発巣切除症例 ) ) 生存率 3 術前化学放射線療法前 術前化学放射線療法後 生存期間 ( 月 )
160 140 120 100 80 60 40 肝胆膵外科 肝切除症例数の推移 肝切除術原発性肝癌 ( 肝細胞癌 肝内胆管癌 ) や胆道癌 大腸癌肝転移 肝移植ドナーに対する肝グラフト採取など 年間 150 例前後の肝切除術その他を行っています ドナー肝切除 転移性肝腫瘍 原発性肝癌 原発性肝癌 肝細胞癌術後成績 -Stage -Stage 別別 (2000 (2000 年 ~2016 年初回肝切除 983 983 例 ) 例 ) 肝細胞癌 : 国内有数の症例数を誇り 安全性と根治性に配慮した肝切除を心がけています 再発予防を目指して 術後補助化学療法に関する臨床試験を行っています 肝内胆管癌 : 切除が唯一の根治治療であり 積極的に肝切除を行い 術後補助化学療法により予後改善を目指しています 肝内胆管癌術後成績肝内胆管癌術後成績 -Stage -Stage 別別 (2000 (2000 年 ~2013 年初回肝切除 44 44 例 ) 例 ) 20 0 140 120 100 80 60 40 20 0 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 腹腔鏡下肝切除腹腔鏡を用いた傷の小さい肝切除を積極的に行っています 手術支援ロボット ダビンチ による肝切除は より複雑な肝切除を安全に行える可能性があります 腹腔鏡下肝切除件数 ( 原発性肝癌 () 原発性肝癌 ) 腹腔鏡手術開腹手術 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 ロボット肝切除 大腸癌肝転移切除可能な大腸癌肝転移は 肝切除が標準治療です また化学療法の進歩により 切除不能と思われた進行癌が切除可能になる "Conversion therapy" が増加しています 大腸癌肝転移術後成績 -Grade 別別 (2000 130 例 ) (2000 年 ~2013 年初回肝切除 130 例 ) 肝臓移植 腎臓移植 膵臓移植 日本移植学会認定医 日本臨床腎移植学会認定医指導の下 肝臓 腎臓 膵臓の臓器移植を手掛けています その実績から各臓器とも脳死移植施設に認定されており 複数臓器同時移植 ( 肝腎 膵腎 ) の経験もございます 肝移植内科的治療困難な非代償性肝硬変や切除不能肝細胞癌 緊急度の高い急性肝不全などに対する肝移植適応決定を慎重に行い 迅速な肝移植治療を遂行しています 肝機能が比較的安定 (Child-Pugh 分類 :B 程度 ) していても将来的に移植が必要と考えられる患者さんの治療方針を肝臓内科医と定期的に協議しております 腎移植県立広島病院 土谷総合病院 当院で広島腎移植ネットワークを構築しています 近年では 血液型不適合移植や透析を経ていない先行的腎移植 新規脱感作療法によるクロスマッチ陽性症例に対する移植 高齢レシピエントの移植も積極的に行っております 献腎移植 脳死腎移植登録も行っております 膵移植中国地方で唯一の脳死移植認定施設であり 1 型糖尿病の患者さんで低血糖発作を繰り返す方や腎不全を合併し透析加療中の方は脳死移植登録を行い QOL 向上のため脳死膵移植や膵腎同時移植を行っています 症例数 40 30 20 10 0 肝臓 腎臓 膵臓 20102011201220132014201520162017 年度 * 認定レシピエント移植コーディネーターが2 名常駐しております 休日 夜間問わず迅速に対応させていただきます 4
Topics 2018 肝切除の技術革新肝切除手術手技は確立されてきましたが もっと洗練される余地があると考えられます 私たちは新しい手術デバイスをいち早く取り入れ 治療成績の向上に努めています 1. 蛍光法によるナビゲーション 1. 腫瘍ナビゲーション 2. 切除区域ナビゲーション 2. 新しい肝実質切離法 1.Waterjet を用いた肝実質切離 腫瘍ナビゲーション腫瘍ナヴィゲーション 切除区域ナビゲーション Water-jet による肝実質切離 胃癌 直腸癌に対するロボット支援下手術腹腔鏡手術の利点を活かしより精密ながん治療をより安全に行うために当院ではロボット支援下手術を行っています 2018 年 4 月より保険診療にて実施しています 5
月水金 胃 田邊田邊田邊 佐伯佐伯佐伯 大腸 肛門 惠木惠木惠木 向井河内川堀 / 向井 肝 胆 膵 移植 大段大段小林 井手小林井手 黒田大平田原 火曜日 木曜日は手術日です 外来は当番医が対応させていただきます 専門外来へのご紹介は可能な限り月曜日 水曜日 金曜日にお願いいたします 受付時間 午前 8:₃0 ₁₁:00 午後 ₁₃:00 ₁5:00 外来電話番号 082 257 54₆₉ 夜間休日連絡先 ( 業務当直 ) 082 257 50₉2 (内線 ₂₀₀₇ ) 患者紹介及びセカンドオピニオンについて 広島大学病院地域連携室セカンドオピニオン係へ電話を入れていただき 予約を取らせていただきます 電話番号 082 257 507₉ 受付時間 8:₃0 ₁7:00 6
お問い合せ先 医局 TEL:082 257 5222 FAX:082 257 5224 医局長田邊和照病棟医長田原裕之外来医長井手健太郎 U R L home.hiroshima-u.ac.jp/home2ge/ 2018 年 6 月 1 日