目次 1. 近年における東アジア諸国との交流状況 : 人流 物流 2. 交通 観光分野における取組 (1 航空 空港分野での取組 (2 海運 港湾分野での取組 (3 海賊問題への取組 (4 海洋汚染防止協力への取組 (5 観光分野での取組 3. 建設分野における取組 4. 協力推進のためのフレームワーク 1
1. 近年における東アジア諸国との交流状況 (1 人の動き 25 千人 世界全体 千人 45 アセアン地域 4 2 35 3 15 25 2 1 15 1 5 5 9 91 92 93 94 95 96 97 98 99 9 91 92 93 94 95 96 97 訪日外国人旅行者 98 99 日本人旅行者 訪日アセアン旅行者訪アセアン日本人旅行者 出典 : 国際観光振興協会資料 2
(2 物の動き 百万トン 2 18 16 14 12 1 8 6 4 2 我が国発着の海上コンテナ量 198 1984 1988 1992 1996 2 その他東南アジア近海欧州地中海北米 出典 : 国土交通省 財務省資料 3
2. 交通 観光分野における取組 (1-1 航空 空港分野での取組 日本 ASEAN 主要空港乗降客数 1999 年旅客数 日本 ASEAN 主要空港取扱貨物量 1999 年貨物量 大阪大阪 ( 関西 ( 関西 & 伊丹伊丹 18,753 18,753 15,937 15,937 23,512 23,512 ( 伊丹 ( 伊丹 199 年旅客数 ( 単位 : 千人 東京東京 ( 成田 ( 成田 & 羽田羽田 23,266 23,266 54,37 54,37 19,257 19,257 4,118 4,118 大阪大阪 ( 関西 ( 関西 & 伊丹伊丹 831.5 831.5 135.6 135.6 445.7 445.7 ( 伊丹 ( 伊丹 199 年貨物量 ( 単位 : 千トン 東京東京 ( 成田 ( 成田 & 羽田羽田 1,797.5 1,797.5 615.1 615.1 1,361.2 1,361.2 484.9 484.9 タイタイ ( バンコク ( バンコク 25,689 25,689 14,349 14,349 タイタイ ( バンコク ( バンコク 86.6 86.6 44.3 44.3 マレーシアマレーシア ( クアラルンフ ール ( クアラルンフ ール 14,779 14,779 - シンガポールシンガポール 24,49 24,49 14,46 14,46 フィリヒ ンフィリヒ ン ( マニラ ( マニラ 12,59 12,59 - イント ネシアイント ネシア ( シ ャカルタ ( シ ャカルタ 8,228 8,228 7,526 7,526 マレーシアマレーシア ( クアラルンフ ール ( クアラルンフ ール 431.1 431.1 - シンガポールシンガポール 1,5.4 1,5.4 `89 `89 577.4 577.4 フィリヒ ンフィリヒ ン ( マニラ ( マニラ 364.9 364.9 `88 `88 165. 165. イント ネシアイント ネシア ( シ ャカルタ ( シ ャカルタ 27.4 27.4 164.3 164.3 出典 :ICAO 統計 出典 :ICAO 統計 4
(1-2 航空 空港分野での取組 空港滑走路延長と旅客数の推移 ( 昭和 44 年 (1969 ( 年 度を 1 とする 日本に航空協定締結を申し入れている国 合計 34 か国 ( 平成 14 年 7 月現在 国土交通省資料より 5
(2 海運 港湾分野での取組 35 万 TEU 欧州 (13% 北 米 49 万 TEU 欧 州 (1% 北米 289 万 TEU (12% アジア 534 万 TEU (23% 74 万 TEU (18% アジア 1,21 万 TEU (25% アジア域内 35 万 TEU (15% その他 863 万 TEU (37% アジア域内 667 万 TEU (16% その他 1,312 万 TEU (32% 199 年 合計 :2,341 万 TEU 1999 年 合計 :4,149 万 TEU ( 対 9 年比約 77% 増 6
(3 海賊問題への取組 5 4 件数 海賊 船舶に対する武装強盗事件等発生状況 東アジア海域での件数日本関係船舶 ( 全海域 471 37 3 39 2 228 252 21 257 132 173 178 1 133 19 1 8 39 31 18 19 8 11 1 1995 1996 1997 1998 1999 2 21 年 ( 注 国際海事機関 (IMO 及び国土交通省調べ 暦年 7
(4 海洋汚染防止協力への取組 我が国のオイルルート マラッカ海峡マカッサル海峡スンダ海峡 千 b/d 5 45 4 35 3 25 2 15 1 5 我が国の地域別原油輸入量 その他 東南アジア 中東 全輸入量の 95% が ASEAN 海域を経由 1985 2 年 ロンボク海峡 出展 : 石油連盟 石油資料月報 8
(5 観光分野での取組 1999 年 ASEAN 各国を訪問した外国人旅行者数 1999 年 ASEAN5 ヶ国からの旅行者数 ( 千人 9, 8, 7, 日本その他 ( 万人 3,6 3,2 2,8 337.8 ( 千人 9, 8, 7, 日本その他 ( 万人 2, 1,6 31.2 6, 5, 2,4 2, 6, 5, 1,2 4, 3, 2, 1, インドネシアマレイシアフィリピンシンガポール タイ他の ASEAN 諸国 その他には ASEAN 各国間の旅行者を含む 1,6 1,2 8 4 3,62 ASEAN 合計 4, 3, 2, 1, インドネシア マレイシア フィリピンシンガポール その他には ASEAN 各国間の旅行者を含む タイ 8 4 1,811 ASEAN5 ヶ国合計 世界観光機関 (WTO 資料より 9
3. 建設分野での取組 ( 百万ド 25, 2, 15, 1, 5, アジア ( 韓国 台湾 香港 シンガポール タイ インドネシア マレーシア フィリピン の建設市場の推移 名目建設投資名目 GDP 出典 :CEIC データベース 199 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2 21 名目建設投資 19,675 128,894 138,329 16,6 168,274 196,843 213,269 19,411 125,112 125,199 121,461 113,112 名目 GDP 936,712 1,58,68 1,187,12 1,345,66 1,288,36 1,487,2 1,612,21 1,551,98 1,156,53 1,333,39 1,441,22 1,349,16 ( 百万ドル 1,8, 1,6, 1,4, 1,2, 1,, 8, 6, 4, 2, ( 百万ド 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, タイ インドネシア マレーシア フィリピンの建設市場の推移 199 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2 21 フィリピン 2,574 2,237 2,672 2,84 3,493 4,111 4,814 5,285 3,81 4,229 4,4 3,596 インドネシア 14,959 17,235 19,55 25,433 12,877 15,349 18,52 17,349 5,777 8,181 8,776 8,538 マレーシア 1,178 1,37 1,682 1,95 2,253 2,948 3,539 3,535 2,138 2,119 2,247 2,239 タイ 16,426 19,554 21,643 23,873 28,788 33,18 36,134 22,662 11,854 11,73 9,439 8,662 出典 :CEIC データベース フィリピンインドネシアマレーシアタイ ( 1
海外建設業受注実績 (21 年度 東欧大洋州中南米欧州 6% 3% 2% 2% 北米 12% ASEAN アフリカ 42% 3% 日本の主要 ODA 供与相手国 地域 (2 年 その他 46% ASEAN 32% 中東 % 中国 8% アジア (ASEAN 以外 3% 出典 : 海外建設協会調べ その他のアジア 14% 出典 : 外務省 11
日本の建設企業の海外における日本人社員数 (21 年 3 月 北米 7% アフリカ 4% 欧州 4% 出典 : 海外建設協会調べ 中南米 4% 中東 2% ASEAN 以外アジア 27% 東欧 1% 大洋州 2% ASEAN 49% 日本の建設業が進出している国一カ国当たりの日本人社員数単位 : 人 14 12 1 8 6 4 2 123.8 17.6 ASEAN ASEAN 以外 出典 : 海外建設協会調べ 12
日本の海外建設企業の日本人社員一人当たり受注高 出典 : 海外建設協会調べ 44 42 4 38 36 34 32 358 ASEAN 427 ASEAN 以外 単位 : 百万円 13
日本の建設企業のアセアンにおける受注額 92,662 667,176 442,853 18,263 ( 百万円 出典 : 海外建設協会調べ 1,, 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 1996 年度 1997 年度 1998 年度 1999 年度 2 年度 21 年度 443,294 34,19 14
ASEAN 諸国 ( W T O 加盟国 進出建設企業からの要望事項件数 出典 : 2 1 年 1 月国土交通省調べ その他 1 送金規制 4 税制 23 政府調達 11 免許に係る差別的扱い等 9 不動産取引規制 支店開設禁止等 5 5 人の移動 8 外資比率規制 JV 義務 ( 件 5 1 1 5 2 2 5 3 24 15
7 日アセアンのポテンシャルを高めるためには 人 物 サービスの移動を円滑に進める必要がある これに資するものの一つとして APEC エンジニア相互承認プログラムがある 1.APEC の参加国間で技術資格に関する相互承認に基づく有資格技術者の流動化を促進することを目的とした相互承認の枠組み 2. 当初加盟 : 日本 オーストラリア カナ香港 中国 韓国 マレイシア ニュージーランド (7カ国 追加加盟 : 米国 フィリピン インドネシア (21.1 3. 対象分野 : 土木 構造 地質 環境 機械 電気 経営工学 鉱業 化学 情報 生物工学 (11 分野 日本は土木と構造について技術士 一級建築士を対象としたAPECエンジニアの認定を開始 ASEAN 日本 16
4. 協力推進のためのフレームワーク (1 交通 観光分野 アセアン首脳会議 日アセアン首脳会議 本年 11 月に開催予定 日アセアン交通大臣会議 本年 9 月に次官級を予定来年秋に閣僚級を予定 ( アセアン +3 交通大臣会議 陸運 WG 海運 WG WGレベルでは これまでも必要に応じて日本から協力 1 より緊密な地域経済統合に向けての連携 2 広域的な環境問題への対応 3 交通のセキュリティー強化 4 新技術による安全性強化等 ( 今後の目標 アセアン観光大臣会議アセアン +3 観光大臣会議アセアン交通大臣会議 本年 1 月開催 17
(2 建設分野 日アセアン首脳会議 今年 11 月に予定 FTA の方向性につき報告書提出 日アセアン経済大臣会議 今年 9 月に予定 経済分野の協議 FTA の方向性につき報告書提出 我が国建設企業等からの改善要望 日アセアン経済連携強化 (CEP CEP 専門家グループ 国土交通省 18
2 その他 アセアン都市交通セミナー アセアン ITS 専門家会議等のフレームを活用して 以下のとおりの協力を行っている アセアン都市交通セミナー 都市交通問題や都市環境問題が深刻化しているアセアン諸国の都市交通分野の行政官を対象に 1992 年より計 5 回開催 開催経緯第 1 回 1992 年インドネシア第 2 回 1994 年千葉市第 3 回 1996 年マレーシア第 4 回 1998 年福岡市第 5 回 2 年フィリピン アセアン ITS( 高度道路交通システム 専門家会議 日本におけるITS 関連の研究開発に倣い アセアン諸国による アセアンIT Sポリシーフレームワーク を創ろうとするプロジェクトが進行中. このためのアセアンITS 専門家会議に 我が国よりITS 専門家を派遣 第 1 回 22 年シンガポール 19