平成 26 年度 クリーニング師試験 ( 問題 解答用紙 ) 筆記試験問題 1 指示があるまで開けてはいけません 2 試験時間は45 分間です 3 試験開始後 20 分が経過したら退室できますが 退室した後は 再入室することはできません 受験番号氏名 ( これ以下には書き込まないでください ) 衛生法規公衆衛生洗たく物の処理合計 山梨県
衛生法規に関する知識 問題 1 クリーニング業法に規定する営業者の衛生措置についての記述のうち 誤ってい るものはどれか 一つ選んでその番号を回答欄に記入しなさい 1 洗たく物の洗たくをするクリーニング所に 業務用の機械として 洗たく機 及び乾燥機をそれぞれ少くとも一台備えなければならない 2 クリーニング所及び業務用の車両 ( 営業者がその業務のために使用する車両 ( 軽車両を除く )) 並びに業務用の機械及び器具を清潔に保つこと 3 洗場については 床が 不浸透性材料で築造され これに適当な勾配と排水口 が設けられていること 回答欄 1 問題 2 クリーニング業法に規定する営業者の届出についての記述として 誤っているも のはどれか 一つ選んでその番号を回答欄に記入しなさい 1 クリーニング所を開設しようとする者は 厚生労働省令の定めるところにより クリーニング所の位置 構造設備及び従事者数並びにクリーニング師の氏名その 他必要な事項をあらかじめ都道府県知事に届け出なければならない 2 クリーニング所を開設しないで洗濯物の受取及び引渡しをすることを営業とし て開始した者は 厚生労働省令の定めるところにより 営業方法 従事者数その 他必要な事項を速やかに都道府県知事に届け出なければならない 3 クリーニング所の営業を廃止したときは 営業者は 厚生労働省令の定めると ころにより 速やかに都道府県知事に届け出なければならない 回答欄 2
問題 3 クリーニング業法に規定するクリーニング師の免許についての記述として 誤っ ているものはどれか 一つ選んでその番号を回答欄に記入しなさい 1 クリーニング師の免許は 都道府県知事がクリーニング師試験に合格した者に 与える 2 クリーニング師が免許証を破り 汚し 又は失つたときは その旨を書き 破 り 又は汚した場合においてはその免許証を添え 1 月以内に免許を与えた都道 府県知事に再交付の申請をしなければならない 3 クリーニング師は その本籍又は氏名を変更したときは 1 月以内に 免許証 の訂正の申請を住所地の都道府県知事にしなければならない 問題 4 クリーニング業法に規定するクリーニング師の研修及び業務従事者に対する講習に関する記述として 誤っているものはどれか 一つ選んでその番号を回答欄に記入しなさい 1 クリーニング所の業務に従事するクリーニング師は 業務に従事した後 3 年以内にクリーニング師の資質の向上を図るための研修を受け この研 修を受けた後は 3 年を超えない期間ごとに研修を受けるものとする 2 営業者は その業務に従事する者に対し 当該業務に関する知識の修得 及び技能の向上を図るための講習を受けさせなければならない 3 営業者は そのクリーニング所の業務に従事するクリーニング師に対し クリーニング師の資質の向上を図るための研修を受ける機会を与えなけれ ばならない 回答欄 1
問題 5 クリーニング業法に規定する立入検査に関する記述として 正しいものはどれか 一つ選んでその番号を回答欄に記入しなさい 1 クリーニング所の立入検査には 営業者の同意が必要とされている 2 クリーニング所の立入検査はできるが 業務用の車両 ( 営業者がその業務のた めに使用する車両 ( 軽車両を除く )) について立入検査することはできない 3 立入検査では クリーニング所の衛生措置だけでなく 利用者に対する苦情の 申出先の明示措置やクリーニング師の設置状況についても検査することができる
公衆衛生に関する知識 問題 1 病原体と感染症の組み合わせで誤っているものはどれか 一つ選んでその番号を 回答欄に記入しなさい ( 病原体 ) ( 感染症 ) 1 細菌 - ペスト 結核 2 ウイルス - インフルエンザ 日本脳炎 3 原虫 - エイズ 破傷風 問題 2 インフルエンザ予防に関する記述として 誤っているものはどれか 一つ選んで 回答欄に記入しなさい 1 発症する可能性を減らし もし発症しても重い症状になるのを防ぐため 流行 前にワクチンを接種した 2 咳の症状はあったが 発熱がなかったので マスクをせずに店頭で接客した 3 室内が乾燥していたので 適度な湿度の保持のために加湿器を使用した 回答欄 2
問題 3 指定洗濯物の一般的な消毒方法についての記述として 誤っているものはどれか 一つ選んで回答欄に記入しなさい 1 熱水による消毒では 70 以上の熱湯 ( 熱水 ) に 5 分間以上浸すこと 2 蒸気による消毒では 100 以上の蒸気に 10 分間以上触れされること 3 塩素系消毒薬による消毒では さらし粉 次亜塩素酸ナトリウム等を使用し その遊離残留塩素 250mg/L 以上の濃度にて 30 以上で 5 分間以上浸すこと 回答欄 1 問題 4 クリーニング所における感染症対策に関する記述として誤っているものはどれか 一つ選んで回答欄に記入しなさい 1 洗濯前の委託物に触れる場合には マスクとエプロンの着用と 接触後の手洗 いが重要である 2 手に目に見える汚染がある場合は 流水と石けんを用いて手指を約 30 秒間 洗浄し その後 手拭きペーパータオルを使用することが望ましい 3 事業所内に手洗い施設の確保や消毒液の常備を行えば 従業員に対して手洗い の徹底を図る必要はない
問題 5 ノロウイルスによると思われる吐ぶつやふん便が付着した洗濯物が持ち込まれた場合の対応についての記述として 誤っているものはどれか 一つ選んで回答欄に記入しなさい 1 付着した汚物中のウイルスが飛び散らないようにペーパータオルなどでできる だけ吐ぶつを取り除き 洗剤を入れた水の中で静かにもみ洗いする その際にし ぶきを吸い込まないよう注意する 2 布団などすぐに洗濯できない場合は 表面の汚物をペーパータオル等で取り除 き スチームアイロンで熱殺菌し その後布団乾燥機を使用するのが効果的であ る 布団乾燥機を使用するときには窓を閉めて作業を行う 3 下洗い場所は次亜塩素酸ナトリウムの消毒を行う 使用に当たっては 使用 上の注意 を確認する 回答欄 2
洗たく物の処理に関する知識 問題 1 ランドリーとドライクリーニングの比較で 誤っているものはどれか 一つ選ん でその番号を回答欄に記入しなさい 1 ランドリーの汚れ落ちは良好であるが ドライクリーニングでは 油性汚れは 落ちるが 水溶性汚れは落ちにくい 2 ランドリーの対象衣料はほとんどのものであるが ドライクリーニングでは 水系で 高温の強い機械力に耐える素材である 3 ランドリーは風合いの変化が大きいが ドライクリーニングでは小さい 回答欄 2 問題 2 シミの見分け方で 正しいものはどれか 一つ選んでその番号を回答欄に記入し なさい 1 油性のシミは 霧吹きで霧をかけると 生地よりもシミのほうが水分を早く吸 収する 2 水溶性のシミは 一般に生地が透けて見え手ざわりが柔らかい 3 不溶性のシミは 拡大鏡などで拡大すると粒子状物質である
問題 3 石油系溶剤について 誤っているものはどれか 一つ選んでその番号を回答欄に 記入しなさい 1 テトラクロロエチレン ( パーク ) に比較して 油脂溶解力が小さく 比重が軽 いので ソフト洗いに適している 2 衣料乾燥は 高温と時間を要するため 風合い 生産性で問題にされやすい 3 引火性はないので 消防法や建築基準法の規制は受けない 問題 4 ランドリー用助剤についての説明で 誤っているものはどれか 一つ選んでその 番号を回答欄に記入しなさい 1 CMC( カルボキシ メチル セルロース ) は 再汚染防止効果が優れ 洗濯物 の白さが向上する 2 次亜塩素酸ナトリウムは 高温で漂白効果がある けい 3 メタ珪酸ナトリウムは 汚れの酸性を中和し 硬水を軟化し 繊維や汚れを膨 潤させ 洗濯液をアルカリ性に維持する働きがある 回答欄 2
問題 5 ランドリーにおける繊維素材の標準的仕上げ温度について 誤っているものはど れか 一つ選んでその番号を回答欄に記入しなさい 1 ポリウレタン アイロン温度は 140~150 2 ポリエステル アイロン温度は 120~130 3 アクリル アイロン温度は 120 以下 回答欄 1