1. 基本情報 1-1 CMS 利用にあたって 各職員の PC 端末に 特別なアプリケーションなどをインストールする必要が無いこと ( ウェブブラウザから利用できること ) 1-2 各職員 PC 端末から InternetExplorer を通じ ID PASSWORD 認証にてログインできること 1-3 閲覧者のパソコン機種 OS ブラウザ 通信回線などの利用環境に依存することなく ホームページを閲覧できること 基本情報 1-4 ユーザー数 ページ数の増減により 価格が変動しないこと 推奨 1-5 サイト全体を統一したデザインで管理できること 1-6 セキュリティ対策 改ざん防止を考慮し 一般にソースが開示されたオープンソース CMS ではないこと 1-7 CMS サーバは WWW( 公開 ) サーバと物理的に切り離して設置すること 1-8 WWW( 公開 ) サーバは 災害対策として冗長構成とすること 2. ページ作成機能 2-1 WWW サーバーに公開されるファイルは静的な HTML であること ただし イベントカレンダーなど動的に表示させることが望ましいページがある場合は その限りではない 2-2 生成される HTML のバージョンは XHTML1.0 Transitional XHTML1.0 Strict のいずれかであること 2-3 UTF-8 の文字コードに対応すること 2-4 ファイルの保存時には 連番ではない任意のファイル名を指定できること 2-5 2-6 管理可能なテンプレート数に上限がないこと テンプレートは 管理者によって修正 追加 削除が行えること 文書の入力画面は ワープロソフトのような WYSIWYG インターフェースを実装していること テンプレート選択することで 統一感のあるデザインのページが作成可能なこと 基本的な仕様 2-7 実際の公開されているホームページと同様にページを遷移し ワンクリックで編集を開始できること 2-8 フォーム入力型のテンプレートも利用できること 2-9 ワープロソフトのような WYSIWYG インターフェースと フォーム入力型インターフェースが 同一のテンプレート内で利用できること 2-10 2-11 携帯ページを作成できること 最低限 主要 3 キャリア ( ドコモ au ソフトバンク ) の携帯電話に対応すること 携帯ページを PC ページと同時に生成できること ( 全ページを生成できる必要はないが 生成できる範囲を明示すること ) 2-12 スマートフォン用のページを PC ページと同時に生成できること 2-13 権限を与えられた作成者は HTML のソースコードを直接編集できること 2-14 作成途中のページを一時的に保存し 再ログイン後に編集を再開できること 2-15 Word データを取り込める ( もしくはコピー & ペーストできる ) こと その際 アプリケーション特有の HTML(CSS) 表現を自動的に削除できること 他データの流用 表 2-16 Excel データを取り込める ( もしくはコピー & ペーストできる ) こと その際 アプリケーション特有の HTML(CSS) 表現を自動的に削除できること 2-17 Excel データから取り込んだ ( もしくはコピー & ペーストした ) 表は 再編集できること 行 列の追加や削除 見出しセルの設定 幅のパーセント指定などが ソースコードを直接編集することなく 容易に操作できること 2-18 表を新規で作成できること 行 列の追加や削除 見出しセルの設定 幅のパーセント指定などが ソースコードを直接編集することなく 容易に操作できること 2-19 簡易な操作でページ内に画像を配置できること 2-20 画像の代替テキスト (alt 属性 ) の未入力を防ぐために アラートが表示されること
2-21 画像の代替テキスト (ALT 属性 ) 入力の際 alt=""( 空 ) を指定できること 2-22 ページ配置のために 登録できる画像のファイル種別 (JPEG GIF PNG のみ等 ) を制限できること 2-23 公開する画像のファイル容量 ( またはサイズ ) を制限できること 画像 添付ファイル 2-24 画像のリサイズや切抜きをする機能があること 2-25 全作成者が共通で使用可能な画像の素材集が設けられること また その素材集は 管理者によって追加 削除が可能なこと 2-26 ページに PDF 等の各種文書ファイルをリンクできること 2-27 リンクした文書ファイルの種類 (PDF Word 等 ) サイズの表記が自動で挿入されること 2-28 PDF をリンクした場合 Adobe Reader のダウンロードを促す案内が 自動挿入されること 2-29 ページからリンクする文書ファイル等の種類を 統一して制限できること 2-30 ページからリンクする文書ファイル等の容量を 統一して制限できること リンク 2-31 サイト内に存在するページヘリンクを設定する場合 画面上で実際のページを表示し 設定できること 2-32 サイト外にあるページヘリンクを設定した場合には 管理者が定めた任意のルールに基づき リンク文字列の後ろに 外部リンク などの文言を自動挿入できること 2-33 リンク先を表示する際 別ウィンドウで開く設定が可能であること ( 実施については 協議の上で決定する ) ライブラリ 2-34 テキストや画像を組み合わせて部品化し ( ライブラリ ) 必要に応じて制作ページの中に張り付けられること 2-35 ライブラリを修正した際は そのライブラリを参照しているページに対し 修正内容を自動的に反映できること 編集機能 2-36 見出し (<h> タグ ) 段落 (<p> タグ ) が HTML の知識がなくても簡単な操作方法で指定できること 2-37 装飾に用いる文字色 背景色は 管理者が指定した色のみを使用させるようにできること チェック機能 2-38 ページ作成画面上で以下のチェックを行い 問題がある箇所は警告を表示すること 画像の代替テキスト有無 日付 時間などの表記の問題 全角英数字 半角カナ使用の問題 機種依存文字使用の問題 不要な全角スペース 半角スペース使用の問題 ページタイトルの有無 2-39 ぺージ単位でアクセシビリティ上の問題を総合的にチェックできること また 問題箇所をプレビューイメージにて明示し 視覚的に把握できること 2-40 2-41 2-42 使用が好まれない単語を含んでしまった場合 管理者が用意する辞書を元に変換する機能があること ( 例 : 子供 子ども ) 変換対象とする単語は 管理者が任意で登録することができ 登録可能な単語数に制限がないこと 画像の代替テキストとしての使用が好まれない単語 ( 例 : 写真 イラスト 花 など ) が設定されていた場合 警告を表示できること 警告を表示する単語は 管理者が任意で登録することができ 登録可能な単語数に制限がないこと リンクのタイトルテキストとしての使用が好まれない単語 ( 例 : こちら こちらをクリック など ) が設定されていた場合 警告を表示できること 警告を表示する単語は 管理者が任意で登録することができ 登録可能な単語数に制限がないこと 2-43 表 ( テーブル ) の構造化チェック キャプション 目的 / 構造に指定された文字列のチェックを行えること また レイアウトテーブルを使用した場合 読み上げ順序を表示できること 2-44 見出しの構造化チェックが行えること ( 例 : 見出し 1 の有無 見出し 1 見出し 2 などの階層構造 ) 2-45 ページ単位で 外部 内部へのリンク切れのチェックができること 2-46 CMS に登録されているページ全体から 外部 内部へのリンク切れのチェックができること 2-47 CMS に登録されているページの全体から W3C エラーがあるページをチェックできること
地図 2-48 GoogleMaps などを用いて 観光施設などの所在地を地図上に表示できること また CMS で作成するページ内に 地図情報が埋め込めること 2-49 同一の地図内に 複数の施設が表示できること また ジャンル別のボタン等を配置し それぞれのジャンルごとに絞込み表示が可能なこと ( 例 : 宿泊 をクリックすると 宿泊施設のみが地図上に表示される ) 動画 2-50 CMS で作成するページ内に YouTube に掲載した動画が埋め込み再生できること 外部取り込み 2-51 2-52 外部で作成された HTML ファイル (CMS の取り込みルールに従ったもの ) や 画像など依存ファイルを一括で CMS へ取り込めること 取り込んだファイルは CMS 内で作成する HTML ファイルと同様の操作で 再編集できること ページタイトルやファイルパス 所属するカテゴリ情報など ページ情報を一覧に記録したファイル (CSV 等 ) を CMS へ取り込むことで 記載のページ (HTML ファイル ) を一括で自動生成できる機能を有すること 3. 自動更新 自動生成機能 3-1 お知らせ や 新着情報 などのページが公開されたタイミングで 事前に指定したページ ( 例 : トップページ ) に 作成したページヘのリンクが自動掲載 ( 更新 ) されること 新着リンク 3-2 その際 ページの属性情報 ( カテゴリ名や 重要 緊急 などの種別 ) を付与できること ( 例 : 個別のマークを付ける 視覚的に領域を分けるなど ) 3-3 自動で掲載されるリンクの表示項目 ( ページタイトル 更新日付等 ) は 管理者が任意のタイミングで変更できること ( 例 : 表示項目にカテゴリ名を加える 担当課名を加える等 ) 3-4 自動生成されるリンクの件数 表示順を 管理者が任意に変更できること 3-5 パンくずリストを自動生成できること パンくずリスト 3-6 その際 ページタイトルを自動的に引用できること 3-7 ページタイトルにサイト名を併記して表示できること ( 例 : ページタイトル / サイト名 ) ナビゲーション 3-8 階層構造を反映したナビゲーションを自動で生成できること 3-9 対象ページが公開された際 ナビゲーションも自動で更新されること サイトマップ 3-10 サイトマップを自動生成できること 3-11 自動生成されたサイトマップを再編集できること RSS 出力 3-12 サイト全体 あるいはカテゴリごとの新着情報を RSS フォーマットで出力できること 3-13 カレンダー形式とリスト形式を いずれも自動で生成できること ( 例 : イベントカレンダー ) 3-14 イベントカレンダーは月単位を基本とし 閲覧者にて選択することで 日単位のカレンダーも表示することができること 3-15 カテゴリごと ( 催し / 講座 / スポーツ / 子育てなど ) や施設ごとのカレンダーを 利用者が選択して表示することができること イベントカレンダー 3-16 複数日開催の指定ができること 3-17 期間開催の指定ができること 3-18 期間開催を設定している場合 カレンダーに毎日同じイベントが表示されないよう工夫すること 3-19 定期開催 ( 毎週火曜日 ) などの開催に対応できること 3-20 イベント内で検索ができること 3-21 アンケートフォームやメールフォームなど フォームを伴うページを生成できること 3-22 管理者だけではなく 各所属にてアンケートを開設できること 3-23 同時に複数のアンケートが設定できること 同時に開設できるアンケートページ数に上限がないこと 3-24 アンケートは指定した公開日 削除日に 自動公開 自動削除できること
3-25 各アンケートページの設問数は 上限がないこと アンケート 問い合わせ フィードバックフォーム 3-26 3-27 各設問は 択一方式 ( ラジオボタン ) 複数選択可 ( チェックボックス ) プルダウンメニュー 自由記入欄など 一般的なフォームのスタイルを自由に採用できること 作成したアンケートページでは 画像の貼り付けや各種ファイル ( 例 :PDF) へのリンク 関連ページへのリンクなどの記載ができること 3-28 アンケート結果を集計する機能があり 集計された結果を CSV ファイルなどで保存 出力できること 3-29 通常ページの下部に閲覧者の意見を聞くためのミニアンケート ( フィードバックフォーム ) を設置できること また その結果をページの担当課で確認できること 3-30 CMS 管理下のページでは 各部署宛の問い合わせフォームへのリンクを張ることができ 閲覧者が簡単に意見 質問などを送付できること 3-31 サイト利用者がお問い合わせフォームにて投稿した際 自動返信メールが送信できること 3-32 よくある質問 (FAQ) ページが作れること その際 カテゴリによる検索 キーワードによる検索が可能であること 3-33 任意のページに広告バナー領域の設置ができること 3-34 あらかじめ登録しておいた広告バナーを 指定した期間で公開できること 広告バナー 3-35 公開する広告バナーは 固定 ランダムの表示を自由に選択できること 3-36 トップページの広告バナーは 閲覧者がスクロールしても常に画面上に表示可能であること 3-37 設置された広告バナーが閲覧者にどれだけクリックされているかを集計する機能があり 集計された結果を CSV ファイルなどで保存 出力できること 4. サイト管理機能 管理対象 4-1 CMS で作成しないファイルを CMS に取り込み 任意の日時指定にて WWW( 公開 ) サーバ上に展開できること 4-2 ひとつのページに対して 複数のユーザーが編集権限を持てること また 権限のないページは編集ができないよう 制限を設けられること ログ 4-3 ページの公開 削除といった履歴をログとして残せること 4-4 任意のページに対して行われた操作履歴を 一覧で確認できること 4-5 管理者は CMS の管理画面上でユーザー情報の修正 追加 削除が行えること ユーザー管理 4-6 CMS に登録のユーザー情報を CSV 等の形式で出力できること 4-7 事前に CSV などの形式で作成しておいたユーザー情報を CMS に取り込めること 4-8 管理者は CMS の管理画面上で組織情報の修正 追加 削除が行えること 組織管理 4-9 CMS に登録の組織情報を CSV 等の形式で出力することができること 4-10 事前に CSV などの形式で作成しておいた組織情報を CMS に取り込めること 4-11 管理者は 組織改編時に CMS の管理画面上で ページの移動などが行えること 4-12 ページを削除する際 サイト内の別のページからそのページにリンクがあった場合 アラートで知らせること ページの削除 4-13 その際 削除対象のページにリンクしているページを一覧表示できること 4-14 ページを削除する際 そのページに配置 ( リンク ) された画像や PDF などの書類も一緒に削除できること 4-15 その際 対象の画像や PDF などの書類が 削除対象ではないページからリンクされた状態にある場合 サーバー上に残せること 未来管理 4-16 現時点より未来の日時を指定し そのタイミングにおけるサイトの状態を確認できること
4-17 CMS に登録されている全ページの現在の状態 ( 新規作成中 編集中 承認依頼中 公開中 非公開中など ) を一覧 ( あるいは検索して結果表示 ) で確認できること 4-18 サイト内のページや依存ファイルをフォルダ階層表示 ( エクスプローラー風 ) で閲覧できること また その表示画面から ファイル編集などが開始できること ページ管理 4-19 掲載期間終了後もシステム上にコンテンツを保存しておけること 4-20 保存されたコンテンツを確認したり 再利用 ( 内容の修正など ) したりできること 4-21 CMS に登録されている全ページの情報 ( ページタイトル 階層構造 ディレクトリ ) を CSV 形式で取り出せること 4-22 特定の語句が使用されているページを検索できること また 検索後に置換をする機能があること 災害管理 4-23 災害発生時 トップページの目立つ位置に災害情報を配信できること 4-24 大規模災害時には 管理者による簡易な操作でトップページ全体のデザインをテキスト中心のデザインに切り替えられること 5. テンプレート編集 テンプレートの編集 5-1 テンプレートは HTML や CSS の知識がある職員 ( 管理者 ) レベルで 新規作成や編集が可能なこと 5-2 その際 Dreamweaver 等の HTML エディタが利用出来ること 6. 承認ワークフロー 6-1 管理の対象ごとに 異なった承認ルートを持てること 6-2 2 段階以上の承認を設定できること 基本仕様 6-3 承認依頼時に 承認者に対してメールによる承認依頼が送信されること 6-4 承認プロセスの状況を ページ作成者が確認できること 6-5 承認者は 承認依頼を受けたページを否認する際 作成者向けにコメントを追記できること 6-6 サイト管理者以外で ページの公開権限を持つユーザー ( 公開責任者 ) を設定できること ( 公開権限とは 任意のタイミングでページを公開できる権限のこと ) 代理承認 6-7 承認者が不在の時 代理承認などの手段によってコンテンツが公開できること 承認依頼中の修正 6-8 承認依頼中のページを作成者自身がキャンセルし ページ内容を再編集できること 6-9 権限を与えられた承認者 並びに公開責任者は 承認依頼を受けたページを上書き編集できること 7. その他 7-1 ページごとのアクセス件数 (PageView) が取得できること 7-2 閲覧者の使用するブラウザ OS モニタサイズが集計できること アクセス解析機能 7-3 閲覧者の接続ポイント ( 都道府県 ) が集計できること 7-4 解析結果は CSV ファイルなどで保存 出力できること 7-5 協会 LAN からのアクセスはカウントしないように設定できること
サイト内検索 7-6 キーワードでサイト内のページが検索できるよう 検索の入力フォームを全ページに配置すること 7-7 検索結果のページは サイト内の他のページと同様 同じ体裁のヘッダ フッタを表示させ 利用者には 別のサイトに移動してしまったという印象を与えないようにすること SNS 連携 7-8 SNS( ソーシャル ネットワーキング サービス ) との連携ができること (SNS の提供するボタンなどの各種アイテムがページ上に埋め込みできること )