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周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

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浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

はじめに 道では 北海道行政基本条例 に基づき 道政の基本的な方向を総合的に示す計画として 新 北海道総合計画 を策定し 政策展開の基本方向の一つとして 安心で心豊かな北海道ライフスタイル を掲げ 安全 安心な生活の確保 に向け 防災 減災の体制づくり を進めています 保健福祉部では 特に 子ども

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アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

国土技術政策総合研究所 研究資料

「避難支援プラン全体計画」の骨子

職員の運営能力の強化 避難所担当職員研修の実施 全庁対象の避難所担当職員研修(5 回開催で約 400 名参加 ) 区毎の避難所担当職員研修 男女共同参画の視点に立った避難所づくり 共助による災害時要援護者支援の取り組みについて説明 各区災害対策本部との連絡 避難所内の課題解決の調整など 地域団体等へ

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

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者のために個室や隔離したスペースを確保する 身近な福祉避難所 また 一般の避難所や身近な避難所では避難生活が困難な要配慮者を避難させるために 社会福祉施設等に開設する 福祉避難所 と重層的に福祉避難所を設置することを想定している (2) 要配慮者とは福祉避難所の対象者として想定されるのは 法律上 要

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障害者 ( 児 ) 防災アンケートの主旨 アンケートの概要 Ⅰ 避難に関すること Ⅱ 情報伝達に関すること Ⅲ 避難所及びその環境に関すること Ⅳ 日頃の備えに関すること 障害者 ( 児 ) 防災アンケート < 配布用 >

Microsoft Word - guideline02

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1. 地域ケア会議の定義, 法的な位置づけ狛江市 ( 以下 市 ) では, 多様な生活課題を抱えている高齢者が, 地域で安心して自分らしく生活できる環境づくりを進めるため, 介護支援専門員 ( ケアマネジャー ) 等への個別支援や関係機関 団体等の連携体制の構築を通じて, 介護支援専門員等が包括的か

資料1 受援計画策定ガイドラインの構成イメージ

3 歯科医療 ( 救護 ) 対策 管内の歯科医療機関の所在地等のリスト整理 緊急連絡網整備 管内の災害拠点病院 救護病院等の緊急時連絡先の確認 歯科関連医薬品の整備 ( 含そう剤等 ) 自治会 住民への情報伝達方法の確認 病院及び歯科診療所での災害準備の周知広報 - 2 -

第8章 災害復旧計画

資料 4 医療等に関する個人情報 の範囲について 検討事項 医療等分野において情報の利活用と保護を推進する観点から 医療等に関する個人情報 の範囲をどのように定めるべきか 個別法の対象となる個人情報としては まずは 医療機関などにおいて取り扱われる個人情報が考えられるが そのほかに 介護関係 保健関

平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月

自治会における個人情報保護 名簿などにより会員の状況等を把握しておくことは 自治会でのコミュニケーションのため大切なことですが プライバシー保護の意識の高まりにより個人情報の提供を拒む方もいらっしゃるようです ここでは名簿の作成や利用など 個人情報の取り扱いについて記載しています 個人情報保護法と自

揖斐川町デイサービスセンター運営規程

1 策定の目的 この手引書は 茅ヶ崎市地域防犯カメラ ( 以下 地域防犯カメラ という ) の設置及び運用について配慮すべき事項を定めることにより 地域防犯カメラの有用性とプライバシー保護等との調和を図り 地域防犯カメラを適切かつ効果的に活用し 茅ヶ崎市の安心して安全に暮らせるまちづくりを推進するこ

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介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

平成 28 年度 県民 Webアンケート 第 6 回自主防災の取り組みについて 実施期間 2016/9/15~2016/9/21 アンケート会員数 224 人回収数 191 件 ( 回収率 85.3%) 近年 全国各地で自然災害が多発しており 奈良県でもいつ大きな災害に見舞われるかわかりません 災害

高齢者虐待防止対応マニュアル別冊 6 関係機関との連携 (1) 各機関の役割 市町村や地域包括支援センター等の関係機関は それぞれ対応可能な範囲があります 範囲を超えた対応は行うことができません また 事例によって関係機関の対応を依頼する場合があります 市町村が中心となるコアメンバー会議によって 大

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目次 はじめに P3 1 災害 緊急の範囲 P3 2 時間と場所を考慮した対応の必要性 P3 3 時間ごとの対応 P4 4 場所ごとの対応 P5 5 デジタルサイネージの提供コンテンツ P6 6 緊急時を意識したデジタルサイネージシステム P6 7 情報の切替 復帰の条件 P7 8 緊急運用体制 P

災害時要援護者支援マニュアル策定ガイドライン

Microsoft Word 【洪水予報】報道発表資料_熊谷地台.doc

)各 職場復帰前 受入方針の検討 () 主治医等による 職場復帰可能 との判断 主治医又はにより 職員の職場復帰が可能となる時期が近いとの判断がなされる ( 職員本人に職場復帰医師があることが前提 ) 職員は健康管理に対して 主治医からの診断書を提出する 健康管理は 職員の職場復帰の時期 勤務内容

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

戸田市災害に強いまちづくり推進ワークショップ 住民版地域防災計画作成の手引き 緊急一時避難場所を決めましょう 避難を支援する方法を考えましょう 緊急時の連絡体制をつくりましょう リーフレットを作成し 町会員に周知しましょう 参照 : 戸田市洪水ハザードマップ

学校の危機管理マニュアル作成の手引

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PowerPoint プレゼンテーション

自治会では どのように 取り扱ったらいいの ですか? 自治会における情報の取り扱い 個人情報保護法では 持っている情報を適正に扱うことを規定しています 自治会が会員の氏名や住所 電話番号などの個人情報を持つことは 活動する上で不可欠です これからは 自治会においても大切な情報を守るため 正しい管理に

平成18年度標準調査票

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千葉県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 1 市区町村名 銚子市 2 人口 ( 1) 68,930 人平成 25 年 4 月 1 日現在 ( ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上人口 20,936 人 ( 高齢化率 30.37%) ( ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれについて記載

() 港南区の防災 箇条 港南区の防災 箇条は平成 年に定められましたが 初めて言葉を聞いた が% と最も多く 認知度は低くなっています 内容を知っており 箇条をもとに災害時の備えを実施している は% にとどまっています [ 性年代別防災五箇条認知度 ] 高齢者の方が認知度が高くなる傾向にあり 男女

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目 次 第 1 計画の目的 1 第 2 平常時における取組 1 1 地域防災計画 全体計画 個別計画 1 2 避難行動要支援者名簿の作成等 1 (1) 要配慮者の把握 1 (2) 避難行動要支援者名簿の作成 2 (3) 避難行動要支援者名簿の更新と情報の共有 2 (4) 個人情報の取扱方針 3 (5

資料 2-3 超大規模防火対象物等における自衛消防活動に係る訓練の充実強化方策 ( 案 ) 平成 30 年 10 月 31 日 事務局

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チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の

試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 30 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

04 Ⅳ 2(防災).xls

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 29 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

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大津市避難所運営マニュアル

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宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

第 1 はじめに 1 ガイドライン策定の目的安全で安心なまちづくりを進める上で 近年 防犯カメラの設置は広く有用であると認められており 市内においても防犯カメラの設置が進んでいます しかし その一方で 知らないうちに自分の姿が撮影され 目的外に利用されること等に不安を感じる市民の方もいます そこで

2. 意見の概要と市の考え方寄せられた意見の概要及び意見に対する市の考え方は次のとおりです 意見書の内容意見に対する市の考え方 前文 に条例の基である 言語 の位置づけを明確に示し 前文 に手話は言語として位置づけられている旨の記載条例の策定趣旨を理解しやすくしてください を追加しました また 前文

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( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

個人データの安全管理に係る基本方針

別記様式 ( 市長 区長 町長 村長 ) 殿 ( 申請日 ) 平成年月日 住民票のある市区町村名を記入してください 通知カードの送付先に係る居所情報登録申請書 通知カードの送付先に係る居所 ( 現に居住する住民票の住所地以外の地 ) について 下記のとお り登録申請します 記 1 居所情報登録を行う

計画の今後の方向性

H25 港南区区民意識調査

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という

38 災害緊急時における聴覚障害者の情報伝達保障支援の状況分析 表2 生の協力のおかげで遂行することができた 避難訓練の年間実施回数 回 回 2回 3回 4回 5回以上 4 6 35 9 図 避難所担当者との連携 図2 避難訓練の年間実施回数 Ⅳ 調査研究の経過および結果 なかでも年2 3回実施して

支え合いの地域づくりのために地域住民の皆様にお願いしていくこと ~ 平成 28 年度調布市生活支援体制整備事業報告書から ~ その 1 皆に自分の価値に気付いてもらい, 特別なことをしなくても助かる人がいることを知るべし! 些細なことでも 誰かの役に立つ! 誰かが道を掃除してくれたみたいでとっても通

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児童発達支援又は放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用(あかしゆらんこクラブ)

出雲市災害時要支援者ネットワーク事業 平成 18 年度 主管出雲市総務部総務課出雲市健康福祉部福祉推進課出雲市健康福祉部介護保険課出雲市民生委員児童委員協議会出雲市社会福祉協議会

あおぞら彩時記 2017 第 5 号今号の話題 トリオ : 地方勤務の先輩記者からの質問です 気象庁は今年度 (H 29 年度 )7 月 4 日から これまで発表していた土砂災害警戒判定メッシュ情報に加え 浸水害や洪水害の危険度の高まりが一目で分かる 危険度分布 の提供を開始したというのは本当ですか

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Ⅰ はじめに 1 ガイドラインを策定する目的 大阪市は 政令指定都市の中でも街頭犯罪が多い都市となっており 安全で安心して暮らせるまちづくりのための対策が必要となっています その中で 防犯カメラは 24 時間撮影が可能であることから 犯罪の抑止効果があるとともに 犯罪発生時には容疑者の特定にも役立つ

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

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1 ガイドライン策定の目的防犯カメラについては テレビや新聞で報道されているように 犯罪の解決や犯罪の抑止につながることなど その効果は社会的に認められており さまざまな施設に防犯カメラが設置されております しかし その効果が認知される一方で 防犯カメラにより個人のプライバシーなどの人権が侵害される

事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート

Ⅱ. 防犯カメラの設置及び運用に当たっての留意事項 1 設置の目的防犯カメラの設置者は 犯罪 又は事故を防止するなどの目的を明確にし その目的を逸脱した運用を行わないようにしてください 2 撮影の範囲と設置場所防犯カメラで撮影された映像は その取扱いによっては 撮影された個人のプライバシーを侵害する

居宅介護支援事業所に係る特定事業所集中減算の取り扱いについて

ガイドライン策定の目的 和歌山県では 和歌山県安全 安心まちづくり条例 ( 平成 18 年 3 月 24 日条例第 26 号 ) に基づき 家庭及び地域における人と人との絆を大切にし お互いが支え合い 及び助け合うとともに 安全で安心な暮らしに配慮した環境の整備を行うまちづくりを推進しています その

目 次 第 1 はじめに 2 1 ガイドライン策定の目的 2 2 ガイドラインの対象となる防犯カメラ 2 3 防犯カメラで撮影された個人の画像の性格 2 第 2 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 3 1 設置目的の設定と目的外利用の禁止 3 2 設置場所 撮影範囲 照明設備 3 3

別添 事業者向け放課後等デイサービス自己評価表 及び 保護者等向け放課後等デイサービス評価表 について 放課後等デイサービスガイドライン ( 以下 ガイドライン ) は 放課後等デイサービス事業所における自己評価に活用されることを想定して作成されたものですが 各事業所で簡易に自己評価を行うことができ

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2コアメンバー会議の開催時期コアメンバー会議は 事実確認調査で得られた情報や相談 通報内容に基づき 緊急性を判断し 緊急性が高いと判断される事例については 早急に開催します 3 協議内容 虐待の事実認定情報の内容により虐待の事実の有無の判断を行います 情報の内容虐待の事実の有無の判断 高齢者の権利を

基本事業評価シートA


<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

Microsoft PowerPoint 【神戸市田中氏】自治体報告(再)(修正後).ppt [互換モード]

厚生労働科学研究費補助金

第 1 ガイドライン策定の目的及び対象 1 ガイドライン策定の目的美濃加茂市では犯罪のない安全で安心できる住みよい地域社会を実現するため 平成 21 年 10 月に 美濃加茂市防犯活動推進条例 を施行するとともに 同条例に基づく防犯計画を策定し 市民 事業者及び市が一体となって 犯罪のないまちづくり

はじめてのマイナンバーガイドライン(事業者編)

Transcription:

八潮市災害時要援護者避難支援計画 平成 28 年 1 月 八潮市

はじめに 平成 23 年 3 月の東日本大震災をはじめ 地震や風水害等の自然災害による犠牲者の多くは高齢者や障がいを持つ方などであるとされ その対策を講じていくことが喫緊の課題となっています また 本市においても 今後 30 年以内にマグニチュード 7 クラスの地震が発生する確率が 70% 程度と予測され その切迫性と危険性が指摘されている東京湾北部を震源域とする首都直下地震の被害想定域とされており こうした災害時の要援護者に対する避難支援対策の取組を一層強化していく必要があります そして これら取組を推進していく上では 要援護者本人とその家族も含め 自分の身は自分で守る という 自助 の意識を持つことに加え 地域における身近な支援者による助け合い 共助 の取組と行政機関等からの 公助 の取組とを相互に連携させながら 平常時からその協力体制を構築していくことが重要となります このことから この計画では 八潮市地域防災計画 八潮市地域福祉計画及び国の災害時要援護者の避難支援ガイドラインに基づき 要援護者に対する各種避難支援を迅速かつ安全に行うことができるよう 自助 共助 公助 の適切な役割分担のもとにその取組を示しています この計画が 市民の皆様一人一人にご理解をいただき 町会 自治会 自主防災組織 社会福祉協議会 民生委員 児童委員など 地域社会を構成するあらゆる方たちからのご支援とご協力をいただきながら 地域における防災力の向上につながることを望みます

八潮市災害時要援護者避難支援計画目次 1 基本的な考え方 ( 自助 共助 公助の役割分担 ) 3 2 対象となる要援護者の範囲 5 3 要援護者情報の収集と共有方法 9 4 避難支援体制 ( 関係機関 地域の支援者の役割分担 ) 11 5 避難準備情報 避難勧告 避難指示の発令 伝達方法 13 6 避難誘導の経路 手段及び安否確認 15 7 避難所における支援方法 17 8 要援護者支援に関する防災知識の普及啓発 19 9 避難支援個別計画の策定の進め方 21

1 基本的な考え方 この計画は 八潮市地域防災計画 八潮市地域福祉計画及び国の災害時要援護者の避難支援ガイドラインに基づき 地震や風水害その他の災害が発生した場合における高齢者及び障がい者等の災害時要援護者 ( 以下 要援護者 という ) に対し 避難の支援に関する必要な事項を定め 迅速かつ安全な避難の実施に資することを目的に策定しました また この計画は 市全体としての避難支援のあり方やその取組方法等を示した 全体計画 と要援護者一人一人の避難支援計画を定めた 個別計画 により構成しています なお この計画において 八潮市災害時要援護者避難支援個別計画書兼登録申請書 ( 第 1 号様式 ) を 個別計画 として位置づけ 要援護者リストとして整備 活用していくとともに 今後 要援護者の状況に応じ 支援に関する内容の修正や更新を定期的に実施します 自助 共助 公助の役割分担 東日本大震災をはじめ これまでに起こった地震や風水害等の自然災害から得た教訓として まずは 要援護者本人とその家族も含め 災害発生時の生存を大きく左右する迅速かつ冷静な避難行動がとれるよう 災害情報の把握方法や避難先 避難経路及び避難手段を事前に確保しておくこと 災害発生後のライフラインが寸断した場合を想定し必需品を確保しておくことなど 被災リスクを最小限にとどめるための事前の備えに努めていくことが重要です そして 日常から近隣住民など身近な人たちとのコミュニケーションを大切にし いざという時に助けてもらう協力関係を自らが構築していくとともに 個別計画 への自発的な登録に努めるなど 自分の身は自分で守る という 自助 の意識を持つことが何よりも重要となります また 阪神淡路大震災では 倒壊した家屋から 近隣住民など身近な人たちによる救援 救助により 多くの尊い命が救われたと言われています 災害発生時においては 救援 救助にあたる防災関係機関の人手が一時的に不足し 結果として要援護者に対する救援 援助の手が十分に行き届かない状況が想定されることから こうした 自助 の取組に加え 近隣住民や町会 自治会 自主防災組織等をはじめとする地域の支援者の助けを借りた避難情報の伝達や避難誘導 安否確認など 個別計画の作成等を通じ 平常時から周りの要援護者に関する情報の把握 共有に努めながら 地域において支援者自身を危険にさらすことなく 可能な範囲で助け合いを行う 共助 の取組が重要となります 3

そして 行政機関等による 公助 の取組においては あらゆる自然災害を想定した上で被災リスクを最小限にとどめるため 避難準備情報 避難勧告 避難指示の発表 発令やその伝達体制を整備していくとともに 個別計画や要援護者リストの整備を通じ 要援護者に関する情報を的確に把握し 関係機関及び地域の支援者との間で情報の共有を図るなど 要援護者に対する各種避難支援対策を総合的な視点から捉え 実効性のある組織及び横断的な支援体制を構築していくことが重要となります この計画では 要援護者に対する各種避難支援を迅速かつ安全に実施していくため こうした 自助 共助 公助 の適切な役割分担のもとに 平常時から相互に連携を図りながら その取組を推進していくこととします 自助 共助 公助の役割分担イメージ図 自助 自分の身は自分で守る 災害情報の把握 避難手段や避難経路の確保 必需品の確保 近隣住民とのコミュニケーション 個別計画への登録など 共助 可能な範囲での助け合い 避難情報の伝達や避難誘導 所在や安否の確認 要援護者の情報共有 要援護者避難支援マップの作成など 公助 避難支援体制の構築 避難情報や伝達体制の整備 要援護者情報の収集と把握 個別計画や要援護者リストの整備 横断的な支援体制の構築など 4

2 対象となる要援護者の範囲 国の災害時要援護者の避難支援ガイドラインにおいて 災害時要援護者 とは 必要な情報を迅速かつ的確に把握し 災害から自らを守るために安全な場所に避難するなどの災害時の一連の行動をとるのに支援を要する人々 をいい 一般的に高齢者 障がい者 外国人 乳幼児 妊産婦等がその対象として挙げられています また これら要援護者に関する情報の収集や関係機関との情報の共有に向けては 各市町村での取組状況も参考にしながら その対象となる要援護者の考え方 ( 範囲 ) を明らかにし 被災リスクの高い者を重点的 優先的に進めていくことが重要であるとしています このことを踏まえ 本市では 対象となる要援護者の範囲を次に示す者とし なかでも被災リスクの高い者として 高齢者 及び 障がい者 を本計画の個別計画に位置づけ 要援護者リストとして整備するとともに 日常的に家族からの支援が得られず 自分の力では避難ができない人たちを重点的 優先的に取り組むこととします なお 災害発生時において 日常的に家族からの支援が得られず自分の力では避難ができないその他の人たちについても 状況によって支援が必要な者 として 個々の状態や状況に応じ 支援の対象とします 高齢者 対象となる要援護者の範囲 1 健康に不安を抱える 65 歳以上のひとり暮らし高齢者及び高齢者のみの世帯 2 要介護認定 3 以上を受けている者で災害発生時に同居家族から支援を得られない者 ( 在宅者のみ ) 障がい者 次の 1~3 に該当する者のうち 自分一人で避難することが困難な者 1 身体障害者手帳を有する者のうち 障がいの等級が 1~2 級の認定を受けている者 2 知的障がいや精神障がいのある者 3 難病患者等 状況によって支援が必要な者 1 上記の対象となる要援護者の他 自分一人で避難することが困難な妊産婦や乳幼児 環境に不慣れな外国人その他の者 5

対象となる要援護者の主な特徴と災害発生時の支援留意事項 高齢者 対象となる要援護者主な特徴災害発生時の支援留意事項 1 健康に不安を抱える 65 歳以上の一人暮らし高齢者及び高齢者世帯 家の中に閉じこもり 地域とのつながりが希薄になり 孤立しがち 体力の衰えや行動機能の低下により 緊急事態の察知が遅れる場合があるが 基本的には自分の力で行動できる 災害発生時においては 避難情報の伝達と避難誘導の支援が必要となる 避難誘導にあたっては 要援護者の非常用の重い持出品を持ち 避難所まで行動をともにするなどの支援が必要となる 2 要介護認定 3 以上を 受けている者 食事や排泄 衣服の着脱 入浴など 災害発生時においては 要援護者の日常生活を送る上で多くの介助を心身の状態に配慮した安全な避難必要とする 支援が必要となる 自分の力では行動できず 自らの意 避難支援にあたっては 車イスやス思を伝えることも困難となる トレッチャー等の補助器具による支援が必要となる 6

障がい者 対象となる要援護者主な特徴災害発生時の支援留意事項 1 身体障がい 身体に障がいがあり その障がいの部位や程度によって 日常生活を送る上での支援の方法や内容が異なる 障がいの部位や程度によって個人差があるため 災害発生時においては 要援護者から介助方法等を確認した上での避難支援が必要となる 2 知的障がい 精神障 がい 抱えている障がいが外見からわかりにくいことがある 対人関係やコミュニケーションを築くことが苦手なことがある ストレスに弱く 感情のコントロールが苦手なことがある 災害発生時においては 要援護者の状況等を把握した上での避難支援が必要となる 避難支援にあたっては 優しい言葉づかいと落ち着いた態度で接するとともに 一つずつ丁寧に伝えるよう心がけることが必要となる また 避難誘導の際には 行き先を伝え 周囲の状況を確かめながら避難所まで行動をともにするなどの支援が必要となる 3 難病患者等 個々の抱えている疾患などによって 日常生活を送る上での支援の方法や内容が異なる 難病患者等に応じた支援が必要となる 災害発生時においては 要援護者の症状等を把握した上での避難支援が必要となる 避難支援にあたっては 常時使用する医療機器等の持ち運びにも注意を払うとともに 避難所においては ケアできるスペースを確保していくなどの支援が必要となる 7

状況によって支援が必要な者 対象となる要援護者主な特徴災害発生時の支援留意事項 1 妊産婦 基本的には自分の力で行動できる が 迅速に避難することが困難とな る場合がある 災害発生時においては 要援護者の精神的な動揺により 状態が急変することも想定されることから 避難支援にあたっては 車イス等による支援が必要となる 2 乳幼児 自分で判断 行動する能力がなく 避難誘導の際には 保護者との意思常時保護者からの支援が必要とな疎通を図り 周囲の状況を確かめなる がら避難所まで行動をともにするな 急激な環境の変化による心身の疲労どの支援が必要となる やストレスなどの影響を受けやすい 危険な場所への接近など 突発的に予想外の行動をとることが多い 3 外国人 日本語の理解が十分でない人も多く 災害発生時においては 避難情報の収集などで困難をきたす場合がある 災害発生時においては 日本語で情報を受けたりすることが十分でないため 事前に母国語での情報提供ができるよう整備していくことが必要となる 4 その他の者 その他の自分一人で避難することが 困難な者 災害発生時においては 要援護者の 状態等を把握した上での避難支援 が必要となる 8

3 要援護者情報の収集と共有方法 災害発生時において 要援護者に対する各種避難支援を迅速かつ安全に実施していくためには 個別計画の策定や要援護者リストのとりまとめなどを通じ 平常時から要援護者に関する情報を的確に把握し 関係機関及び地域の支援者との間でこれら情報の共有を図り いざという時に活用できるよう整備していくことが重要となります このことを踏まえ 本市では 八潮市個人情報保護条例の規定に基づき 次に示す要援護者情報の収集と共有方法により 取組を推進していくこととします 要援護者情報の収集方法 要援護者情報の収集については 個別計画を策定する上で必要な情報を幅広くかつきめ細かく把握し 要援護者リストとしてまとめていく必要があることから 既に市の各関係部署で把握 保有している情報に加え 次に示す 手上げ方式 及び 同意方式 により取り組むこととします なお 要援護者情報の収集にあたっては 平常時から関係機関及び地域の支援者との間で要援護者情報の共有を図ることから 個別計画や要援護者リストなどの情報の提供に関しては原則として 要援護者本人とその家族も含め 事前に同意を得た上で取組を進めることとします ただし 災害発生時において 要援護者の生命や身体を保護するために必要かつ緊急を要する場合に限り 要援護者本人とその家族の同意を得ることなく救援 救助にあたる者に対して その情報を提供できるものとします 手上げ方式要援護者登録制度の創設において広報 周知した後 自ら要援護者名簿等への登録を希望した者の情報を収集する方式 同意方式防災関係部局 福祉関係部局 自主防災組織 福祉関係者等が要援護者本人に直接的に働きかけ 必要な情報を収集する方式 出典 : 国の災害時要援護者の避難支援ガイドライン 要援護者情報の共有方法 個別計画の策定や要援護者リストのとりまとめなど 要援護者情報の収集に係る事務の取扱については 本市の福祉担当部局が担当となり その管理の一元化を図るとともに 個別計画や要援護者リストなどの活用にあたっては 次に示す地域の支援者及び関係機関との間で共有を図ることとします なお 本市の関係機関では 時期を定めて要援護者情報の更新を行うとともに 支援に関する内容の修正や追加等があった場合には随時その対応にあたり 常に情報を適正に保つものとします また 次に示す関係機関 ( 本市の各関係部局を除く ) にあっては 個別計画や要援護 9

者リストなどの活用に際し 八潮市災害時要援護者避難支援個別計画及び要援護者リストに係る秘密の保持に関する誓約書 ( 第 4 号様式 ) を地域の支援者 ( 個別計画に記載されている支援者を除く ) にあっては 災害時要援護者避難支援個別計画書受領書 ( 第 5 号様式 ) を市に提出いただくとともに 八潮市個人情報保護条例の規定を遵守し 提供のあった要援護者の情報については 他者への漏洩や私的流用がないよう 保管状態も含めその取組の徹底を図るものとします 情報共有の範囲 1 関係機関 ( 個別計画 + 要援護者リストの共有 ) 2 地域の支援者 ( 個別計画の共有 ) 1 市の各関係部局 1 居住する地域の町会 自治会 防災担当部局 2 居住する地域の自主防災組織 福祉担当部局 3 居住する地域の民生委員 児童委員 保健担当部局 4 居住する地域又は担当のケアマネジャー 消防本部 5 個別計画に記載されている支援者 2 八潮市社会福祉協議会 要援護者が事前に指定した者 3 八潮市地域包括支援センター 4 草加警察署 災害発生時においては 要援護者に対し より 要援護者リストは 既に市の各関係部局で把身近な地域の支援者がいち早く駆けつけ 各種握 保有している情報や個別計画からの情報を避難支援を迅速かつ安全に実施していく必要含め 対象となる要援護者の範囲の全リストががあることから 上記の要援護者が居住する地まとめられていることから 市の各関係部局を域の支援者との間で個別計画の情報の共有をはじめ 市の地域福祉活動の中心的な役割を担図ることとします う上記の関係機関との間で個別計画を含めた情報の共有を図ることとします 要援護者情報の収集と共有の事務の流れ 1 市の各関係部局で把握 保有している情報の一元化 担当 : 福祉担当部局 2 個別計画登録に向けた広報等による周知 ( 手上げ方式 ) 担当 : 福祉担当部局 3 地域支援者等による個別計画登録に向けた働きかけの依頼 ( 同意方式 ) 担当 : 福祉担当部局 4 個別計画登録に向けた働きかけ ( 同意方式 ) 担当 : 福祉担当部局 5 個別計画登録に向けた働きかけ ( 同意方式 ) 担当 : 関係機関及び地域の支援者 6 個別計画の策定 要援護者リストのとりまとめ ( 要援護者情報の収集 整理 ) 担当 : 福祉担当部局 7 関係機関へ要援護者リスト及び地域の支援者へ個別計画 要援護者リストの情報提供 ( 情報共有 ) 担当 : 福祉担当部局 8 個別計画 要援護者リストの情報更新 担当 : 福祉担当部局 9 更新した個別計画 要援護者リストの情報提供 ( 情報共有 ) 担当 : 福祉担当部局 10

4 避難支援体制 ( 関係機関 地域の支援者の役割分担 ) 災害発生時において 要援護者に対する各種避難支援を迅速かつ安全に実施していくためには 先に示した要援護者情報の収集と共有の取組とともに この計画の取組の基本的な考え方となる 自助 共助 公助 の適切な役割分担を踏まえ 関係機関及び地域の支援者が果たす避難支援の役割を明確にし 共通認識を図りながら 実効性のある組織横断的な避難支援体制を構築していくことが重要となります このことを踏まえ 本市では 次に示す避難支援体制 ( 関係機関 地域の支援者の役割分担 ) により 取組を推進していくこととします 1 関係機関平常時災害発生時 1 市の各関係部局 防災担当部局 福祉担当部局 保健担当部局 消防本部 2 八潮市社会福祉協議会 3 八潮市地域包括支援センター 4 草加警察署 自主防災組織の活動支援 避難情報の伝達体制の整備 個別計画 要援護者リストの共有 個別計画 要援護者リストのとりまとめと共有 関係機関及び地域の支援者との関係づくり並びに連携体制の強化 避難支援に係る取組の広報等周知 医師会 医療機関 保健所等との連携体制の強化 個別計画 要援護者リストの共有 避難支援に係る知識の普及 啓発 個別計画 要援護者リストの共有 関係機関及び地域の支援者との関係づくり並びに連携体制の強化 個別計画登録への働きかけ及び避難支援に係る取組の周知 個別計画 要援護者リストの共有 関係機関及び地域の支援者との関係づくり並びに連携体制の強化 個別計画登録への働きかけ及び避難支援に係る取組の周知 個別計画 要援護者リストの共有 関係機関との連携体制の整備 個別計画 要援護者リストの共有 11 避難準備情報 避難勧告 避難指示等の発令 伝達 関係機関及び地域の支援者( 町会 自治会 ) への避難情報の伝達並びに連絡調整 要援護者の避難状況及び安否情報の集約 要援護者ニーズへの対応 医師会 医療機関 保健所等との要援護者に対する必要な対策への対応 要援護者の健康管理や心のケア等への対応 要援護者の救援 救助 要援護者の避難状況及び安否情報の集約に対する支援 要援護者支援を行うボランティアの受入及びそのコーディネート 要援護者ニーズの把握 要援護者の避難状況及び安否情報の集約に対する支援 要援護者の各種相談への対応 継続的な福祉サービスの提供に向けた関係機関との調整 要援護者の救援 救助

2 地域の支援者 平常時 災害発生時 要援護者及び他の地域の支援者との関係づくり並びに関係機関との連携 個別計画登録への働きかけ及び避難 関係機関を通じた要援護者及び他の地域の支援者 ( 民生委員 児童委員 / 自主防災組織 ) への避難情報等の伝 支援に係る取組の周知達並びに連絡調整 1 居住する地域の 個別計画の共有 他の地域の支援者と協力した避難誘町会 自治会 避難訓練等を通じた避難手段及び避導及び避難支援 難経路の確保 確認 要援護者の避難状況及び安否情報の 集約に対する支援と福祉担当部局へ の報告 2 居住する地域の自主防災組織 3 居住する地域の民生委員 児童委員 4 居住する地域又は担当のケアマネジャー 5 個別計画に記載されている支援者 要援護者及び他の地域の支援者との関係づくり並びに関係機関との連携 個別計画登録への働きかけ及び避難支援に係る取組の周知 個別計画の共有 避難訓練等を通じた避難手段及び避難経路の確保 確認 要援護者及び他の地域の支援者との関係づくり並びに関係機関との連携 個別計画登録への働きかけ及び避難支援に係る取組の周知 個別計画の共有 要援護者の見守り活動の実施 避難手段及び避難経路の確認 要援護者及び他の地域の支援者との関係づくり並びに関係機関との連携 個別計画登録への働きかけ及び避難支援に係る取組の周知 個別計画の共有 要援護者の状況把握 避難手段及び避難経路の確認 要援護者及び地域の支援者との関係づくり並びに関係機関との連携 要援護者の状況把握 避難手段及び避難経路の確認 町会 自治会を通じた要援護者への避難情報の伝達支援 他の地域の支援者と協力した避難誘導及び避難支援 要援護者の避難状況及び安否情報の集約に対する支援 町会 自治会を通じた要援護者への避難情報の伝達支援 他の地域の支援者と協力した避難誘導及び避難支援 要援護者の避難状況及び安否情報の集約に対する支援 要援護者ニーズに対する各種支援 福祉担当部局を通じた要援護者への避難情報の伝達 他の地域の支援者と協力した避難誘導及び避難支援 要援護者の避難状況及び安否情報の集約に対する支援と福祉担当部署への報告 要援護者ニーズに対する各種支援 他の地域の支援者と協力した避難誘導及び避難支援 要援護者の避難状況及び安否情報の福祉担当部局への報告 12

5 避難準備情報 避難勧告 避難指示の発令 伝達方法 地震や風水害その他の災害が発生した場合又は事前に災害の発生が予測される際には その状況に応じ 避難準備情報 避難勧告 避難指示を発表 発令し 要援護者及び地域の支援者が迅速かつ安全な避難行動がとれるよう 平常時から万全を期した情報伝達の体制づくりを推進していくことが重要となります このことを踏まえ 本市では 先に示した避難支援体制 ( 関係機関 地域の支援者の役割分担 ) に基づき これら避難情報が要援護者及び地域の支援者に迅速かつ確実に伝わるよう 次に示す伝達方法により 取組を推進していくこととします 避難情報の内容 呼びかけ内容 とるべき行動 避難情報の種類内容呼びかけ内容とるべき行動 避難勧告 避難指示の発 今後 大雨が続くと河川 テレビやラジオ等の気象 令に先立ち 要援護者を のはんらんや洪水による 情報 市からの避難情報 迅速かつ安全に避難誘 災害が発生する危険があ 等に注意する 避難準備情報 導させるために発表し り 避難が必要となるこ 河川の増水に注意する ( 第一段階 ) 伝達する とがあります 援護が必 避難の準備を進める 特 要な方がいる場合は 避 に災害危険度が高い地域 難準備を進めてくださ の要援護者は 避難準備 い を早めに進める 避難勧告 ( 第二段階 ) 災害が発生した時又は発生が予測される場合に 被災地域や被災する恐れがある地域の市民等に対し より安全な場所への避難を促すために発令する 河川の水位が増えています はんらんの恐れがありますので 指定された避難所への避難を始めてください 指定された避難所への避難を始める 単独では避難せず 隣近所で助け合って避難する 避難時には浸水箇所等に注意する 被害の状況が避難勧告よ 河川の水位増加は はん 避難行動を完了させる り悪化した時又は危険が らんにより重大災害を発 避難が完了していない人 差し迫っている時 より 生させる危険な状態にあ は 指定された避難所へ 避難指示 拘束力の強い避難指示に ります 直ちに指定され 直ちに避難する ( 第三段階 ) 切り替えて発令する た避難所へ避難してくだ 浸水等の影響により避難 さい できない場合は 近くの 丈夫な建物の 2 階以上に 避難する 13

避難情報の伝達方法 本市では 避難準備情報 避難勧告 避難指示を発表 発令した際には 行政防災無線 広報車 テレビやラジオ等の報道機関 市ホームページ 携帯へのメール配信など あらゆる媒体を通じてその情報を発信します そして これら避難情報が要援護者及び地域の支援者に迅速かつ確実に伝わるよう 避難準備情報 避難勧告 避難指示を発表 発令した際には 上記の情報伝達の手段に加え 本市の 関係機関 からも地域の支援者を代表する 居住する地域の町会 自治会 を通じて 要援護者 及び 個別計画に記載されている支援者 に対し 避難情報を直接伝達することとします なお 居住する 地域の町会 自治会 は 地域の実情に応じ 同じく居住する地域の 自主防災組織 民生委員 児童委員 ケアマネジャー とも連携 協力を図りながら 適切な役割分担のもとに 避難情報が確実に伝達する体制を整備していくものとします 避難情報の伝達イメージ 居住する地域のケアマネジャー には 本市の 福祉担当部局 からも個別に直接伝達す る 熊谷地方気象台 ( 気象警報 注意報 ) 国土交通省 埼玉県 ( 洪水予報 ) 報道機関 草加警察署 避難準備情報 避難勧告 避難指示の発表 発令 担当 : 防災担当部局 テレビラジオ パトカー 避難準備情報 避難勧告 避難指示の伝達 担当 : 関係機関 広報車ホームページ 行政防災無線 消防署 メール配信 避難準備情報 避難勧告 避難指示の伝達 担当 : 居住する地域の町会 自治会 消防車 避難準備情報 避難勧告 避難指示の伝達 担当 : 居住する地域のケアマネジャー 避難準備情報 避難勧告 避難指示の伝達 担当 : 居住する地域の自主防災組織 避難準備情報 避難勧告 避難指示の伝達 担当 : 居住する地域の民生委員 児童委員 要援護者及び個別計画に記載されている支援者 14

6 避難誘導の経路 手段及び安否確認 災害発生時や避難準備情報 避難勧告 避難指示を発表 発令した直後においては 救援 救助にあたる防災関係機関の人手が一時的に不足し 結果として要援護者に対する救援 援助の手が十分に行き届かない状況が想定されます このため 要援護者に対し 一刻も早い救援 救助の手が行き届くよう 居住する地域の支援者の助けを借りた避難誘導や安否確認など 地域からの支援と協力による避難支援活動の取組が何よりも重要となります このことを踏まえ 本市では 先に示した避難支援体制 ( 関係機関 地域の支援者の役割分担 ) に基づき 居住する地域の支援者の助けを借りた避難支援活動として 次に示す避難誘導の手段 経路 安否確認に努め 取組を推進していくこととします 避難誘導の経路 手段 避難経路については 地震の際に倒壊の恐れのある場所や洪水 浸水が予測される危険な箇所を避け 要援護者の避難形態も考慮した上で経路を選定し 要援護者及び支援者自身も実際に歩くなどして 平常時から経路の確認に努めていくものとします また 避難誘導については 個別計画に記載されている支援者を中心に 町会 自治会 自主防災組織 民生委員 児童委員 ケアマネジャーと連携 協力を図りながら 先に示した 対象となる要援護者の主な特徴と災害発生時の支援留意事項 を参考に 個別計画に記載されている避難支援方法に基づき 対応にあたることとします なお 避難誘導にあたっては 平常時から上記の支援者との間で役割分担を明確にし その共有を図るとともに 要援護者の安全が確保できない場合には 無理な避難活動は控え 本市の防災担当部局に状況を連絡して救援 救助の応援要請を行うなど 要援護者及び支援者自身の安全にも配慮し 対応にあたることとします 安否確認 安否確認については 避難情報の伝達や避難誘導を行う際に一時的に確認できる状況にありますが 確実を期すため 地域の支援者を代表して 居住する地域の町会 自治会 を中心に 個別計画に記載されている所在情報に基づき 地域の避難所に避難した要援護者の把握を行うとともに 把握した安否情報を集約し 本市の 福祉担当部局 に報告を行うこととします なお 安否の確認がとれない要援護者については 本市の 防災担当部局 から 消防本部 警察 等に安否確認の要請を行うとともに 要援護者の救援 救助にあたるものとします また 安否確認を行う際には 次に示す事項に留意しながら 確認漏れがないよう対応にあたることとします 15

安否確認の際の留意事項 ( チェック項目 ) 要援護者と家族が無事であるか ケガなどをしている場合は 可能な範囲で応急手当を行うとともに 必要に応じて救急通報を行う 家族や個別計画に記載されている支援者に連絡しているか 二次災害の防止のため 火の始末やガスの元栓を閉めているか 電気のブレーカーを落としているか 停電が復旧した際に漏電や通電火災が発生することに留意する 薬や補助器具など 必需品の持ち出しを準備しているか 玄関などのわかりやすい場所に張る 安否確認済カード の準備をしているか 無事であることや避難場所 連絡先を書いた 安否確認済カード を玄関などのわかりやすい場所に張っておくと 支援者が来た際の安否確認がスムースになる < 安否確認済カード > 安否確認済カード 確認年月日 : 平成年月日確認時間 : 時分状況 : 避難場所 : 連絡先 : 支援者の手により安否確認ができた場合に 玄関先などのわかりやすい場所に提示す る < 安否確認チェック表 : 支援者用 > 氏 名 性 別 町会 自治会名 年 齢 負傷の有無 無有 ( ) 健 康 状 態 必需品情報 身内への連絡 連絡未連絡済 : 連絡先 ( 氏名 : 番号 : ) 避難時の確認 戸締り 火の始末 ガスの元栓 電気のブレーカー 連 絡 先 避難所 ( 名称 : ) その他 ( 名称 : ) 確 認 者 確 認 時 間 平成年月日 ( ) 午前 午後時分 16

7 避難所における支援方法 避難所に避難した直後においては ライフラインの復旧や居住の確保が可能となるまでの間 避難者が共同で生活を送ることとなります このため 避難所での生活は 被災前と比べ生活環境が大きく変化し 要援護者にとっては過度なストレスを受けやすい状態となり 生活そのものが困難な状況となる場合があります このことを踏まえ 本市では 要援護者が少しでも安心した避難生活が送れるよう 要援護者個々の状態や状況に十分配慮しながら 次に示す避難所における支援方法により 取組を推進していくこととします 避難所の環境整備 避難所においては スロープ等の段差解消設備や障がい者用のトイレの設置のほか 畳やマット プライバシーに配慮した間仕切りパーテーション 冷暖房機器 授乳室や男女別の更衣室など 要援護者の状態や状況に加え 性別等にも配慮した避難環境を整備していくこととします また 要援護者が避難所での共同生活が困難な場合には 避難所の規模に応じて 応急的な措置として要援護者のための区画されたスペースを用意し 福祉避難室として整備していくこととします 情報提供 避難所に避難した直後の要援護者にあっては 被災状況や今後の避難生活に関して必要以上に不安を抱くことが想定されます このため 要援護者に対しては これら情報について迅速かつ的確に提供ができるよう 要援護者一人一人の状態や状況に十分配慮しながら 手話や音声ガイド 掲示物や紙媒体による情報においては 文字を大きくしたり イラストを用いるなど 誰もがわかりやすい表示に努めていくものとします 相談窓口の設置 避難所における要援護者の支援ニーズは一人一人異なり その時の心身の状態等によっても異なります こうした要援護者の個々具体的な支援ニーズを正確に把握していくため 本市の 社会福祉協議会 が中心となり 居住する 地域の民生委員 児童委員 や ケアマネジャー 等からの協力も得ながら 避難所において要援護者専門の相談窓口を設置し 要援護者の不安解消に努めていくものとします 17

健康管理と心のケア 避難所での生活は 他の避難者や支援関係者など多くの人が出入りすることから 感染症対策などの予防対策を講じていくこと さらに食生活における栄養管理や食中毒への対応など 要援護者の健康管理については 本市の 保健担当部局 が中心となり 医師会や保健所等との関係機関からの協力も得ながら 継続的に取り組んでいくこととします また 被災した体験や慣れない避難所での生活が続くことによる身体的な疲労 ストレスの蓄積による体調の変化や心的外傷後ストレス障害 (PTSD) への対応など 要援護者の心のケアについても継続的に取り組んでいくこととします なお 要援護者の健康状態によっては 福祉避難所や福祉施設 医療機関への移送を検討するなど 関係機関とも連携を図りながら 取組を推進していくこととします 福祉サービスの継続 要援護者の中には 避難所での生活においても生活を維持していくために必要な福祉サービスを受けなければならない方がいます このため 本市の 福祉担当部局 と 地域包括支援センター が中心となり 市内の福祉施設やサービス事業者等との関係機関からの協力も得ながら 要援護者に対し 適切な福祉サービスを確保していくとともに 継続的に福祉サービスが提供できるよう努めていくものとします 福祉避難所の指定 本市の 福祉担当部局 により 避難所での共同生活が困難で特別な配慮を必要とする要援護者が安心して生活を送ることのできる体制を整備した施設を福祉避難所としてあらかじめ指定し 災害が発生した直後において 必要な数を確保できるよう努めていくものとします なお 福祉避難所として指定する施設は 原則として耐震 耐火 鉄筋構造を備え バリアフリー化されているなど 要援護者の避難生活に適していること さらに生活相談等への対応が可能な職員の確保が比較的容易な既存の老人福祉施設や障がい福祉施設等の活用を図るものとし これら施設と事前に協定を結んだ上で取組を推進していくこととします また 福祉避難所の配置や具体的な支援内容 支援方法等については 今後 関係機関との間で検討を進めていくものとします 18

8 要援護者支援に関する防災知識の普及啓発 この計画に示されている要援護者に対する各種避難支援を着実に実施していくためには 要援護者本人とその家族も含め 平常時から市民の皆様一人一人の防災意識の高揚を図ることが重要となります このことを踏まえ 本市では この計画の着実な実施に向けて 市ホームページや広報紙 地域住民が集まる場などを通じ 計画内容の周知を図るとともに 防災意識の高揚を図る取組として 次に示す要援護者支援に関する防災知識の普及啓発を推進していくこととします 要援護者避難訓練の実施 あらゆる機会を捉えて この計画に示されている要援護者に対する各種避難支援を着実に実施していくための訓練に取り組んでいくこととします なお 訓練には 関係機関及び地域の支援者が連携 協力を図りながら 地域住民 要援護者本人とその家族にも積極的な参加を促し 個別計画の情報の共有や避難準備情報等の伝達の確認 避難誘導の経路 手段の検証などを行い 地域全体の防災意識の高揚を図ることとします また 居住する 地域の町会 自治会 自主防災組織 等においても 居住する他の地域の支援者や要援護者とともにこれら訓練に自主的に取り組むなど 地域単位での訓練にも取り組むよう努めていくものとします 要援護者避難支援マップの作成 居住する 地域の町会 自治会 自主防災組織 等が中心となり 本市の 関係機関 との連携 居住する他の地域の支援者等からの協力も得ながら 個別計画の情報に基づく要援護者避難支援マップを作成し 地図上による小さな区域単位での要援護者に対する各種避難支援の情報の共有に取り組んでいくこととします なお 作成されたマップについては 関係機関及び地域の支援者の間で管理 共有を図るとともに 要援護者情報の更新 ( 個別計画の更新 ) に併せて修正を行うなど 常に情報を適正に保つものとします 19

要援護者避難支援マップの例 避難経路 安否確認 避難支援 支援者 A1 支援者 A2 要援護者 A 避難所 支援者 D1 支援者 A3 要援護者 D 支援者 C1 支援者 D2 支援者 B2 支援者 C2 要援護者 C 支援者 B3 要援護者 B 支援者 C3 支援者 B1 要援護者 A ( ひとり暮らし高齢者 ) 要援護者 B ( 肢体不自由者 ) 要援護者 C ( 視覚障がい者 ) 要援護者 D ( 妊産婦 ) 支援者 A1 支援者 B1 支援者 C1 支援者 D1 支援者 A2 支援者 B2 支援者 C2 支援者 D2 支援者 A3 支援者 B3 支援者 C3 町会長 町会自主防災組織代表 町会班長 民生委員 20

9 避難支援個別計画の策定の進め方 災害発生時において 要援護者に対する各種避難支援を迅速かつ安全に実施していくためには 要援護者一人一人について 具体的に誰が支援をして どこの避難所に誘導させるかなど 平常時から明確にしていくことが重要となります このことを踏まえて 本市では 要援護者本人とその家族も含め 要援護者一人一人に対応する地域の支援者など 支援に関する必要事項を示した個別計画の策定を推進していくこととします なお 策定にあたっては 先に示した基本的な考え方に従い 八潮市災害時要援護者避難支援個別計画書兼登録申請書 ( 第 1 号様式 ) を 個別計画 として位置づけ 整備 活用していくとともに 今後 要援護者の状況に応じ 時期を定めて支援に関する内容の修正や更新を定期的に実施し 支援に関する内容の修正や追加等があった場合には随時その対応にあたるなど 常に情報を適正に保つものとします また 個別計画と先に示した要援護者避難支援マップとの整合 リンクを図り 地域において円滑な避難支援活動が展開できるよう努めていくものとします 21

第 1 号様式 八潮市災害時要援護者避難支援個別計画書兼登録申請書 八潮市長 宛て 申請日 : 平成年月日 私は 八潮市災害時要援護者避難支援計画に基づく 各種避難支援に関する取組の趣旨に賛同し 八潮市災害時要援護者避難支援個別計画書兼登録申請書に登録することを希望します また 私が届け出た下記の個人情報は 関係機関及び地域の支援者に提供することを承諾します 関係機関 1 市の関係部局 : 防災担当部局 福祉担当部局 保健担当部局 消防本部 2 八潮市社会福祉協議会 3 八潮市地域包括支援センター 4 草加警察署 地域の支援者 1 居住する地域の町会 自治会 2 居住する地域の自主防災組織 3 居住する民生委員 児童委員 4 居住する地域又は担当のケアマネジャー 5 個別計画に記載されている支援者 申請者 ふりがな 氏名 ( 続柄 ) 番号 自宅 携帯 住 所 要援護者 情 報 ふりがな 氏 名 住 所 八潮市 性 別 男 女 ( 写真添付 ) 6 月以内に撮影した写真で上半身 正面向 脱帽 高齢者世帯の場合は 2 人の写真を添付 町会自治会名 ( 避難所名 ) 町会 自治会 ( 避難所 ) 生年月日明 大 昭 平年月日 ( 歳 ) 番号区分 ( 該当にレ ) 自宅 FAX 携帯 メール 健康に不安を抱える65 歳以上のひとり暮らし高齢者及び高齢者のみの世帯 要介護認定 3 以上の方で災害発生時に同居家族から支援を得られない方 障がいの等級が1 2 級の方 知的障がいや精神障がいのある方 難病患者 妊産婦 乳幼児 外国人 その他 22

要援護者 家族構成 本人を含め 人 情 報 緊急時の 1 番号 家族等の ふりがな ( 続柄 ) 住 所 連絡先 1 氏 名 2 番号 ( 続柄 ) 住 所 支援者 2 ふりがな 1 番号 氏 名 ( 関係 ) 住 所 支援者 3 ふりがな 2 番号 氏 名 ( 関係 ) 住 所 ふりがな 3 番号 氏 名 ( 関係 ) 住 所 情報伝達で 例 ) 筆談を要する の留意事項 避難誘導で 例 ) 車イスを要する の留意事項 必需品での 例 ) 常備薬を要する 留意事項 健康上での留意事項 例 ) の持病があり かかりつけ医 病院に通院 アレルギーに注意を要する 避難所での 例 ) 食事の介助を要する 留意事項 その他留意 例 ) 日常生活において同居家族からの支援は得られない 事項 1: 緊急時の家族等の連絡先については 日常生活において要援護者の比較的身近に居る者を優先とする 番号については 日常的に連絡の取りやすい携帯番号やメールアドレスを記載して下さい 2: 支援者 1は 情報伝達から避難誘導 ( 安否確認 ) に至るまで要援護者に寄り添い支援の中心的な役割を 担うことから 日常生活において比較的コミュニケーションが図られている近隣住民を記載して下さ い 3: 支援者 23は 上記支援者 1の支援活動を側面からサポートし 状況によっては支援者に代わり支援 活動にあたることから 支援者 1と同様に 日常生活において比較的コミュニケーションが図られて いる近隣住民を記載して下さい 支援者登録の依頼は申請者又は要援護者自身が行って下さい 市の記入欄 登録年月日 平成 年 月 日登録番号 更新年月日 平成 年 月 日 廃止年月日 平成 年 月 日廃止理由 交付機関名交付年月日 平成 年 月 日町会自治会長名 連絡先 安否確認欄 未 済 自主防災組織代表 連絡先 確認年月日 平成 年 月 日民生委員児童委員 連絡先 23

第 2 号様式 八潮市災害時要援護者登録 ( 変更 廃止 ) 届出書 八潮市長 宛て 届出日 : 平成年月日 私は 八潮市災害時要援護者避難支援個別計画書兼登録申請書について 次のとおり ( 変 更 廃止 ) がありましたので届け出ます 届出者 ふりがな 氏名 ( 続柄 ) 番号 自宅 携帯 住 所 要援護者 情 報 ふりがな氏名 性別男 女 住 所 八潮市 町会自治会名 ( 避難所名 ) 町会 自治会 ( 避難所 ) 生年月日明 大 昭 平年月日 ( 歳 ) 自宅 FAX 番号携帯 メール変更事項変更前変更後 廃止事項 ( 理由 ) 24

第 3 号様式 平成年月日現在 八潮市災害時要援護者リスト 個別計画 登録番号 氏名 フリ カ ナ 生年 月日 性 別 年 齢 区分住所連絡先 避難 所名 町会 自治会 ( 民生委員 担当区域 ) 1-1 支援者等連絡先 1 2 3-2 -1-2 3-3 安否 確認 未 済 未 済 未 済 未 済 未 済 未 済 未 済 未 済 未 済 25

第 4 号様式 平成年月日 八潮市災害時要援護者避難支援個別計画及び要援護者リストに係る秘密保持に関する誓約書 八潮市長 宛て 八潮市災害時要援護者避難支援計画に基づく 避難支援個別計画及び要援護者リストの作成 共有に関し 八潮市個人情報保護条例 ( 平成 17 年 3 月 28 日条例第 4 号 ) の趣旨を尊重して関係規定を遵守するとともに 提供のあった情報については他への漏洩及び私的利用はしないことを堅く誓います 記 ふりがな 氏名 印 役職名 1 関係機関 支援者 区分 八潮市社会福祉協議会 八潮市地域包括支援センター ( 東部 西部 南部 北部 ) 草加警察署 住所 埼玉県八潮市 番号 担当課記入欄受理月日 平成 年 月 日 登録番号 担当者名 提供書類 八潮市災害時要援護者リスト 個別計画書兼登録申請書 ( 提供リスト ) 26

第 5 号様式 災害時要援護者避難支援個別計画書受領書 市控 災害時要援護者避難支援個別計画書 ( 平成 年度版 ) を確かに受領しました なお この災害時要援護者避難支援個別計画書に関する情報の取扱いに当たっては 災害時における要援護者の避難及び救援対策に関する事業以外には一切使用しません また 今後追加修正等がありましても同様の取り扱いをします ( 前年度以前の個別計画書については返却します ) ( あて先 ) 八潮市長 受領者 平成年月日 受付印 団体名 役職 氏名 印 ================ 切り取り線 ================== 災害時要援護者避難支援個別計画書受領書 受領者控 災害時要援護者避難支援個別計画書 ( 平成 年度版 ) を確かに受領しました なお この災害時要援護者避難支援個別計画書に関する情報の取扱いに当たっては 災害時における要援護者の避難及び救援対策に関する事業以外には一切使用しません また 今後追加修正等がありましても同様の取り扱いをします ( 前年度以前の個別計画書については返却します ) 受付印 受領者 団体名 役職 氏名 印 27

発行八潮市 八潮市災害時要援護者避難支援計画 平成 25 年 4 月策定平成 28 年 1 月改訂 340-8588 埼玉県八潮市中央一丁目 2 番地 1 048-996-2111( 代表 ) FAX048-995-7367 編集八潮市健康福祉部