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①CSの概要


1 計画改訂の趣旨 (1) 趣旨 1 (2) 見直しのための考え方 2 (3) 対象期間 2 (4) 対象事業 2 2 教育 保育の 量の見込み 及び 確保方策 について (1) 就学前の推計児童数 3 (2) 教育 保育の 量の見込み 3 (3) 量の見込み に対する 確保方策 4 (4) 見直し

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(3) 運営体制放課後児童クラブ実施方法委託 (13/19) 補助金の交付 (10/19) 指定管理 (8/19) その他 (3/19: 市直営等 ) 運営主体社団 NPO 等の団体 (13/19) 市民による任意団体 (9/19) 外郭団体 (8/19) 民間企業 (7/19) その他 (7/19

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目 次 1 実施方針策定の趣旨 P. 1 2 振興計画に基づく取組みと求められる対応 P. 1 (1)Ⅰ 期期間中の取組み (2) 新制度のもと求められる対応 3 当面の実施方針 P. 2 (1) 基本となる考え方 (2) 当面の実施方針 4 新制度のもとでの市立幼稚園 P. 3 (1) 市立幼稚園

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地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

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13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

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Ⅰ その他 教育委員会所管予算の概要 予算総括表 項 施策体系別事業一覧 3 平成 30 年度主要施策の概要 目 Ⅱ 平成 30 年度主要施策の概要希望をかなえるための後押し すべての子供が夢をはぐくむことのできる社会づくり 社会で活躍する人材の育成 学びのセーフティネット構築事業 重点事業 ( 一

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南陽市登下校防犯プラン 南陽市教育委員会 H30.8 月策定 1 はじめに平成 30 年 5 月 新潟市において 下校途中の7 歳の児童が殺害された事件を受け 今後も 社会全体で子供の安全を守ることが一層求められている そのような中 平成 30 年 6 月 22 日 登下校時の子供の安全確保に関する

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

18 定期的にモニタリンク を行い 放課後等ディサービス計画の見直しの必要性を判断しているか 19 カ イト ラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか 20 障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか 関係機関や保護者との連

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Transcription:

文部科学省生涯学習政策局社会教育課関係

平成26年7 31 策定 公表 - 629 - 放課後児童クラブ及び放課後子供教室の連携による実施 全ての児童が 緒に学習や体験活動を うことができる共通のプログラムの充実 活動プログラムの企画段階から両事業の従事者 参画者が連携して取り組むことが重要 実施に当たっては 特別な 援を必要とする児童や特に配慮を必要とする児童にも 分留意 放課後児童クラブについては 生活の場としての機能を十分に担保することが重要である ため 市町村が条例で定める基準を満たすことが必要 学校施設を活 してもなお地域に利 ニーズがある場合には 希望する幼稚園など の社会資源の活用も検討 現に公 館 児童館等で実施している場合は 引き続き当該施設での実施は可能 放課後児童クラブ及び放課後子供教室が小学校外で実施する場合も両事業を連携 全ての児童の安全 安心な居場所を確保するため 同一の小学校内等で両事業を実施し 共 働き家庭等の児童を含めた全ての児童が放課後子供教室の活動プログラムに参加できるもの 一体型の放課後児童クラブ及び放課後子供教室の考え方 一体型の放課後児童クラブ及び放課後子供教室の実施 学校の特別教室などを学校教育の目的には使用していない放課後等の時間帯に活用するな ど 時的な利 を積極的に促進 放課後等における学校施設の 時的な利 の促進 既に活用されている余裕教室を含め 運営委員会等において活用の可否を十分協議 余裕教室の徹底活用等に向けた検討 実施主体である市町村教育委員会 は福祉部局等に管理運営の責任の所在を明確化 事故が起きた場合の対応等の取決め等について協定を締結するなどの工夫が必要 学校施設を徹底活用した実施促進 学校施設の活用に当たっての責任体制の明確化 国は 放課後子ども総合プラン に基づく市町村等の取組に対し 必要な財政的支援策を毎年度予算編成過程において検討 市町村及び都道府県の体制等 市町村には 運営委員会 都道府県には 推進委員会 を設置し 教育委員会と福祉部局の連携を強化 総合教育会議 を活用し と教育委員会が 学校施設の積極的な活用など 総合的な放課後対策の在り方について十分協議 動計画は 子ども 子育て支援事業計画と 一体のものとして策定も可 などを記載し 計画的に整備 平成31年度に達成されるべき 体型の 標事業量 小学校の余裕教室の活用に関する具体 的な方策 市町村及び都道府県の取組 国は 放課後子ども総合プラン に基 づく取組等について次世代育成支援 対策推進法に定める 動計画策定指 針に記載 市町村及び都道府県は 動計画策定 指針に即し 市町村 動計画及び都 道府県 動計画に 小学校外の既存の放課後児童クラブについても ニーズに応じ 余裕教室等を活用 放課後子供教室の充実 約1万カ所 約2万カ所 全小学校区 約2万か所 で一体的 に又は連携して実施し うち1万か 所以上を一体型で実施 約600か所 1万か所以上 を目指す 約94万人 約122万人 新規開設分の約80 を小学校内で実施 平成31年度末までに 放課後児童クラブについて 約30万 人分を新たに整備 国全体の目標 共働き家庭等の 小1の壁 を打破するとともに 次代を担う人材を育成するため 全ての就学児童が放課後等を安全 安心に過ごし 多様な体験 活動を うことができるよう 一体型を中心とした放課後児童クラブ及び放課後子供教室の計画的な整備等を進める 趣旨 目的 放課後子ども総合プラン の全体像 国全体の目標を達成するための具体的な推進方策

- 630 - 平成26年7 31 策定 公表 総合教育会議の活用 による総合的な 放課後対策の充実 共通プログラムの充実 学校施設の徹底活用 市町村 動計画等に 基づく計画的な整備 24 573か所 1,171,162人 平成29年5 新規開設分の約80 を小学校内で実施 放課後児童クラブについて 約30万人分 を新たに整備 約94万人 約122万人 全小学校区 約2万か所 で両事業を一 体的に又は連携して実施し うち1万か所 以上を一体型で実施 放課後子ども総合プラン に掲げる 国全体の目標 平成31年度末まで 放課後子ども総合プラン に 基づく2019年度末までの約 30万人分の新たな受け皿確 保を 2018年度までに前倒 しする 平成29年12月8日閣議決定 抜粋 新しい経済政策パッケージ 小学校 54 0 その他 児童館 公的施設な ど 46 0 平成29年5 一体型 4 554カ所 平成29年5 17 615か所 平成29年9 小学校 69 1 その他 公 館 中学校な ど 30 9 平成29年9 今後の方向性 4つの推進方策 実施場所 (クラブ児童数) 実施か所数 799.7億円 60.1億円の内数 H30予算案 放課後児童クラブ 厚 労働省 共働き家庭などの小学校に就学している児童を対象として 放課後に適切な遊びや 活の場を提供 部科学省 すべての子供を対象として 学習支援や多様なプロ グラムを実施 放課後子供教室 趣 旨 取組の現状 趣旨 目的 共働き家庭等の 小1の壁 を打破するとともに 次代を担う人材を育成するため 全ての就学児童が放課後 等を安全 安心に過ごし 多様な体験 活動を うことができるよう 一体型を中心とした放課後児童クラブ 及び放課後子供教室の計画的な整備等を進める 放課後子ども総合プラン の推進

- 631 - 学校の敷地内等にて実施 19 00まで 宿題 遊び 休息など 児童の体調 日課 等に合わせて自主的に過ごす 基本的生活習慣についての援助 自立に 向けた手助け おやつの提供 生活支援 余暇指導 健康管理 共働き世帯等の児童を対象 放課後児童クラブ 生活の場 一体型のイメージ 学習支援など 多様な プログラムの 実施 希望する全ての児童を対象 児童の放課後の様 子や学校での様子 などについて 日 常的 定期的に情 報共有 家 庭 プログラムを実施する際は 体育館や特別教室などの 学校施設も活用 学習支援 宿題の指導 予習 復習 補充学習等 多様な体験プログラム 実験 工作教室 英会話 文化 芸術教室等 スポーツ活動 野球 サッカー 一輪車 など 放課後児童クラブの児童も含めた 全ての児童を対象とする共通プログラムの実施 17 00まで 連絡帳のやりとり お迎え時の日常的な会話 養育に関する相談支援 など 連 携 希望する 放課後 児童クラブ の児童も参加 連 携 授業終了後 放課後子供教室 学習 体験活動の場 学校の教職員 共働き家庭等も含めた全ての就学児童を対象に 共通の活動場所において多様な共通プログラムを実施 活動場所は学校の余裕教室や特別教室 家庭科室や理科室 ランチルーム等 学校敷地内の専用施設等の安 心 安全な活動場所を活用 放課後子供教室の開催日数は 各地域の実情等に応じて実施 一体型とは 一体型の放課後児童クラブ 放課後子供教室の取組 ある 治体の例を参考に作成

- 632 - 地域学校協働活動推進事業の一部で実施 30年度予定額 6,012百万円の内数 前年度予算額 6,435百万円の内数 1/3 1/3 市町村 1/3 都道府県 国 補助率 参画 特別支援学級の介助員 ホームヘルパー有資格者 障害者施設実務経験者など 特に配慮が必要な 子供たちへの支援 特別支援 サポーター 多様で質の高い プログラムの提供 放課後児童クラブに参加している子供が 放課後子供教室の共通プログラムに参加 放課後児童クラブ支援員 厚生労働省 放課後児童クラブ 半数は放課後 約半数は放課後 児童クラブと一体型 児童クラブと一体型 H30年度 20,000か所 経済財政運営と改革の基本方針2017 平成29年6月9日閣議決定 抜粋 3 少子化対策 子供 子育て支援 ②教育の再生 空き教室等を活用し 放課後児童クラブや放課後子供教室等の整備を進める ニッポン一億総活躍プラン 平成28年6月2日閣議決定 抜粋 共働き家庭等の小1の壁を打破するとともに次代を担う人材を育成するため 2019年度末までに放課後児童クラブを約122万人分整備 2014年度以降追加的に30万人分を整備 全小学校区 約2万か所 で放課後児童クラブと放課後子供教室を一体的に又は連携して実施し うち1万か所以上を一体的に実施する また 取組の加速化を図るため 引き続き学校施設の活用を 促進するとともに 追加的な受け皿整備を2018年度末に前倒して実現するための方策を検討する 半数は放課後 児童クラブと 一体型 H29年度 17,750か所 平成31年度末までの目標を前倒して実現 共通プログラムの例 室内での活動 学習支援 予習 復習 補充学習 ICTを活用した学習活動など 多様な体験プログラム 実験 工作教室 英会話 文化 芸術教室など 校庭 体育館での活動 スポーツ活動 野球 サッカー バドミントン 卓球 一輪車など 双方で情報共有 学校区毎の協議会などで一体型 連携型の取組を促進 放課後子ども総合プラン として 実施 H26.7月策定 ①全ての児童を対象とした学習プログラムの強化 充実 ②放課後児童クラブと一体型又は連携型の放課後子供教室を 計画的に整備 特に一体型の取組を加速化 大学生 地域の高齢者 民間教育事業者 文化 芸術 団体等の様々な地域人材 学習支援や多様なプログラム の実施 安全管理 教育活動推進員 教育活動サポーター 連携 協力 地域学校協働活動推進員 文部科学省 放課後子供教室 共働き家庭等の 小1の壁 を打破するとともに 次代を担う人材を育成するため 全ての児童が放課後を安心 安全に過ごし 多様な体験 活動ができるよう 厚生労働省と連携して総合的な放課後対策を推進 放課後子供教室 放課後子ども総合プランの推進

地域学校協働活動推進事業 ( 前年度予算額 6,435 百万円 ) 3 0 年度予定額 6,012 百万円 補助率 国 1/3 都道府県 1/3 市町村 1/3 幅広い地域住民や企業 団体等の参画により 子供たちの成長を支え 地域を創生する 地域学校協働活動 を推進する そのため 地域と学校をつなぐ 地域学校協働活動推進員 の配置や機能強化により 地域学校協働本部 の整備を推進するとともに 地域学校協働活動の基盤となる学びによるまちづくりや地域人材育成 放課後子供教室 地域住民等による学習支援 ( 地域未来塾 ) 外部人材の活用による土曜日等の教育支援の取組を通じて 社会全体の教育力の向上及び地域の活性化を図る 就学前段階 土曜日等の活用 小学校段階 外部人材を活用した教育支援活動 中学校段階 高校段階 地域学校協働活動地域全体で未来を担う子供たちの成長を支え 地域を創生するための活動 12,000 箇所民間企業等の多様な経験や技能を持つ外部人材の活用により 土曜日や休日等の特色 魅力のある教育プログラムを充実 大学等段階 児童の居場所 C 協働本部 放課後子供教室地域住民等による小学校での放課後の学習支援 体験機会の提供及び居場所づくりを拡充 放課後児童クラブとの一体型を中心とする放課後子ども総合プランの推進 地域未来塾地域住民の協力や ICT の活用により 学習が遅れがちな中高生等の無料の学習支援を拡充 20,000 箇所 4,615 箇所 地域ブランドづくり学習 防災学習 課外活動補助 ふるさと発見学習 地域行事への参画等 6,000 箇所 貧困対策 地域学校協働活動推進員及び統括的な地域学校協働活動推進員の配置拡充 人材の育成 確保 ( 研修の充実 質の向上 ネットワーク化 ) を強化 統括的な地域学校協働活動推進員 ( 市町村レベル ) 未実施地域における取組実施を推進 地域学校協働活動推進員間の調整 地域学校協働活動推進員の資質や活動の質の向上 375 人 A 地域学校協働本部従来の学校支援地域本部等を基盤とし 幅広い地域住民や団体等の参画によりネットワークを構築し 地域学校協働活動を推進 地域学校協働活動推進員 ( 学校区レベル ) 地域住民等や学校との連絡 調整 地域学校協働活動の企画 推進等 20,000 人 B 協働本部 A 協働本部 青少年 保護者 PTA 文化団体 大人企業 NPO 高齢者 スポーツ団体 -633-

-634-