本版レギュラトリー サンドボックス 制度の導 に向けた特区諮問会議における 間事業者からの提案 ( 平成 28 年 12 ( 第 26 回 ) 平成 29 年 2 ( 第 28 回 ) 開催 ) 南場 ( 株 ) ディー エヌ エー取締役会長 特区 ですら 公道での実証 に 時間 場所の限定など多く

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資料 3 国家戦略特区における追加の規制改革事項等について ( 案 ) 平成 29 年 2 月 21 日国家戦略特別区域諮問会議 国家戦略特区について 日本再興戦略 2016 ( 平成 28 年 6 月 2 日閣議決定 ) などに基づき また 指定した特区の区域会議や全国の地方自治体 民間からの提案

未来投資戦略2018(PFI関連部分抜粋)

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新たな外国人材受入れ制度の検討経緯及び概要 平成 30 年 7 月 12 日 経済産業省 製造産業局 今年 2 月 20 日の経済財政諮問会議において 総理から以下の指示 安倍政権として いわゆる移民政策をとる考えはありません この点は堅持します 他方で 5 年間のアベノミクスによって 有効求人倍率

これまでの対応 レギュラトリ - サンドボックス の必要性 2013 年国家戦略特区提唱 創設 その中で近未来技術実証特区 (2015 年 ) 動 動 などで成果 他 特区でも個々の実証プロジェクトに膨 な 続き 2014 年グレーゾーン解消制度 企業実証特例制度創設 事業者にとって代替措置の検討や

沖縄でのバス自動運転実証実験の実施について

504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における

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1 趣旨このガイドラインは 日本国内の公道 ( 道路交通法 ( 昭和 35 年法律第 105 号 ) 第 2 条第 1 項第 1 号に規定する 道路 をいう 以下同じ ) において 自動走行システム ( 加速 操舵 制動のうち複数の操作を一度に行い 又はその全てを行うシステムをいう 以下同じ ) を

国人技能実習生受入れによる人材育成促進事業(五 六(五一三))

福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律 について <1. 特定復興再生拠点区域の復興及び再生を推進するための計画制度の創設 > 従来 帰還困難区域は 将来にわたって居住を制限することを原則とした区域 として設定 平成 29 年 5 月復興庁 地元からの要望や与党からの提言を踏まえ 1 帰還困難区

課題 保険外併用療養 ( 大阪府及び京都府 ) は 依然として 国内の未承認薬 の活用実績がない 雇用労働相談センターは 立地条件を活かした関西全域からの利用拡大が急務 医療分野やまちづくり 農業分野に係る改革事項の活用が必要 3. 新潟市 (9 事項 20 事業 ) 評価すべき点 農業委員会からの

PowerPoint プレゼンテーション

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

はじめに 都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域は 都市再生特別措置法 ( 平成 14 年 4 月 5 日公布 平成 14 年 6 月 1 日施行 以下 法 という ) に基づき 国が政令で指定するものです 1 都市再生緊急整備地域 趣旨 都市機能の高度化及び都市の居住環境の向上を図るため

11

税額控除限度額の計算この制度による税額控除限度額は 次の算式により計算します ( 措法 42 の 112) 税額控除限度額 = 特定機械装置等の取得価額 税額控除割合 ( 当期の法人税額の 20% 相当額を限度 ) 上記算式の税額控除割合は 次に掲げる区分に応じ それぞれ次の割合となります 特定機械

することを可能とするとともに 投資対象についても 株式以外の有価証券を対象に加えることとする ただし 指標連動型 ETF( 現物拠出 現物交換型 ETF 及び 金銭拠出 現物交換型 ETFのうち指標に連動するもの ) について 満たすべき要件を設けることとする 具体的には 1 現物拠出型 ETFにつ

資料9

いる 〇また 障害者の権利に関する条約 においては 障害に基づくあらゆる差別を禁止するものとされている 〇一方 成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度 ( いわゆる欠格条項 ) については いわゆるノーマライゼーションやソーシャルインクルージョン ( 社会的包摂 ) を基本理念とする成年

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

1 日本再興戦略 2016 改革 2020 隊列走行の実現 隊列走行活用事業モデルの明確化ニーズの明確化 ( 実施場所 事業性等 ) 技術開発 実証 制度 事業環境検討プロジェクト工程表技高齢者等の移動手段の確保 ( ラストワンマイル自動走行 ) 事業モデルの明確化 ( 実施主体 場所 事業性等 )

安全保障会議 ( 現行 ) の概要 ( 構成 ) 委員長 : 内閣官房長官 委 安全保障会議 ( 構成 ) 議長 : 内閣総理大臣 事態対処専門委員会 内閣総理大臣の諮問に基づき 以下の事項を審議 国防の基本方針 防衛計画の大綱 対処基本方針 武力攻撃事態 / 周辺事態等への対処 / 自衛隊法第 3

新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

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アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

新旧対照条文

道州制基本法案(骨子)

取組みの背景 これまでの流れ 平成 27 年 6 月 日本再興戦略 改訂 2015 の閣議決定 ( 訪日外国人からの 日本の Wi-Fi サービスは使い難い との声を受け ) 戦略市場創造プラン における新たに講ずべき具体的施策として 事業者の垣根を越えた認証手続きの簡素化 が盛り込まれる 平成 2

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

Microsoft PowerPoint - ☆PTポイント・概要(セット)

額をいう 以下この項において同じ )が 当該徴収期間の満了の日までに必要となる当該公社管理道路に係る第四項各号に掲げる費用の額の合計額から当該徴収期間の満了の日までに得ることとなる当該公社管理道路に係る第三項に規定する収入の額の合計額に相当する額を控除した額を超えない額とすること 二公社管理道路のう

市町村合併の推進状況について

●アレルギー疾患対策基本法案

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貿易特化指数を用いた 日本の製造業の 国際競争力の推移

3 閉会 ( 説明資料 ) 資料 1 区域計画の認定について資料 2 国家戦略特区での近未来技術実証資料 3 国家戦略特区における追加の規制改革事項について ( 案 ) 資料 4 国家戦略特区追加の規制改革事項などについて ( 有識者議員提出資料 ) ( 配布資料 ) 国家戦略特区における自動走行プ

中山間地域の道の駅を拠点とした自動運転サービス

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【資料3】「児童福祉法等の一部を改正する法律」の概要(7.22現在)

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平成 29 年 4 月 14 日 第 7 回参考資料 : 官民戦略プロジェクト 10 取組状況 首相官邸 平成 29 年 5 月 12 日 第 8 回資料 1:Society5.0で実現する新たな経済 社会システム~ 第 4 次産業革命推進に際しての戦略分野第 8 回資料 2: 日本の 人材力 の抜

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防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン

0 表紙

平成 29 年 4 月 12 日サイバーセキュリティタスクフォース IoT セキュリティ対策に関する提言 あらゆるものがインターネット等のネットワークに接続される IoT/AI 時代が到来し それらに対するサイバーセキュリティの確保は 安心安全な国民生活や 社会経済活動確保の観点から極めて重要な課題

規制の事前評価の実施に関するガイドライン(素案)

資料 3-2

第6回議論における補足資料

【課題1】海外の企業・人材が東京でビジネスをしやすい環境づくり~【参考】民間によるビジネス交流拠点の例

二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

公共工事等における新技術活用システムについて 別添 公共工事等に関する優れた技術は 公共工事等の品質の確保に貢献し 良質な社会資本の整備を通じて 豊かな国民生活の実現及びその安全の確保 環境の保全 良好な環境の創出 自立的で個性豊かな地域社会の形成等に寄与するものであり 優れた技術を持続的に創出して

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つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という

参考 平成 27 年 11 月 政府税制調査会 経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する論点整理 において示された個人所得課税についての考え方 4 平成 28 年 11 月 14 日 政府税制調査会から 経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する中間報告 が公表され 前記 1 の 配偶

法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

併せて 先進事例を統一的なフォーマットでデータベース化する また 意欲ある地域が先進的な取組みを行った人材に 目的に応じて容易に相談できるよう 内閣官房において 各省の人材システムを再点検し 総合的なコンシェルジュ機能を強化する 各種の既存施策に加え 当面 今通常国会に提出を予定している 都市再生法

電波に関する問題意識(原座長提出資料)

農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

法律第三十三号(平二一・五・一)

研究開発投資にかかる政府目標 安倍政権が 新 3 本の矢 の 1 つとして掲げた 2020 年頃の名目 GDP600 兆円達成 の目標や 日本再興戦略 2016( 閣議決定 ) 等に基づく 今後 5 年間での民間企業の研究開発投資の対 GDP 比 3% 目標の達成には 民間企業の研究開発投資を年平均

Microsoft Word - 最新版租特法.docx

Ⅱ. 主な内容 第 1 部公益法人の概況 1. 法人数 平成 29 年 12 月 1 日の公益法人は 9,493 法人 ( 前年比 +35) である 公益法人数の変動は 公益認定又は移行認定により増加し 法人の解散 公益認定の取消し及び合併に伴う減少がある ( 注 ) 公益認定 : 一般法人で公益認

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

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平成24年

国際的医療人材等の養成 医学部 病床 外国医師 有期雇用 遠隔服薬指導の実施 < 保育 > 地域限定保育士試験の実施 地域限定保育士 待機児童解消のための都市公園内への保育所設置 都市公園保育所 < 歴史的建築物の活用 > MICE に伴うアフターコンベンションの充実 古民家等 <その他 > 法人設

●空家等対策の推進に関する特別措置法案

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

輸出許可一般的な輸出申告による輸出通関 搬出許可概 要 輸出通関における保税搬入原則の見直しが施行されました - お知らせ - 輸出通関における保税搬入原則の見直しについては 当該見直しを盛り込んだ関税改正法が平成 23 年 3 月 31 日に成立し 同年 10 月 1 日より施行されました これに

安全管理規程

個人情報保護法の3年ごと見直しに向けて

条第一項に規定する国際平和協力業務の実施等に関する重要事項九自衛隊法 ( 昭和二十九年法律第百六十五号 ) 第六章に規定する自衛隊の行動に関する重要事項 ( 第四号から前号までに掲げるものを除く ) 十国防に関する重要事項 ( 前各号に掲げるものを除く ) 十一国家安全保障に関する外交政策及び防衛政

(2) 特定機関からの報告の受理及び聴取に関すること (3) 特定機関に対する監査に関すること (4) 外国人家事支援人材の保護に関すること (5) 特定機関において外国人家事支援人材の雇用の継続が不可能となった場合の措置に関すること (6) その他 本事業の適正かつ確実な実施のために必要なこと 3


03 【資料1】自動走行をめぐる最近の動向と今後の調査検討事項

資料3

新旧対照表

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改正要綱 第 1 国家公務員の育児休業等に関する法律に関する事項 育児休業等に係る職員が養育する子の範囲の拡大 1 職員が民法の規定による特別養子縁組の成立に係る監護を現に行う者 児童福祉法の規定により里親である職員に委託されている児童であって当該職員が養子縁組によって養親となることを希望しているも

一について人口密集地域であり 簡易宿所が密集する地域を抱えていることから 全国的に見てもいわゆるホームレスの数が多い地域であると推測される東京都(特別区の区域に限る ) 川崎市 横浜市 名古屋市及び大阪市における野宿生活者等の数について各地方公共団体に聴取したところ それぞれの地方公共団体で 野宿生

消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法施行令

東京都では 特定実験試験局制度に関する特例を活用し 平成 29 年 4 月及び 5 月に多摩地域において土砂災害で孤立地域が発生したことを想定し ドローンでその被害状況の確認等を行う実証実験を 3 件実施 雇用労働相談センターは 広報活動により 平成 29 年度の相談件数は 1,973 件と前年度の

6 テストドライバーに関連する自動走行システムの要件 実験車両 7 公道実証実験中の実験車両に係る各種データ等の記録 保存 8 交通事故の場合の措置 事故対応 9 賠償能力の確保 10 関係機関に対する事前連絡 外部連携 出典 : 自動走行システムに関する公道実証実験のためのガイドライン をもとに弊

平成14年8月  日

社会保障 税一体改革大綱(平成24 年2月17 日閣議決定)社会保障 税一体改革における年金制度改革と残された課題 < 一体改革で成立した法律 > 年金機能強化法 ( 平成 24 年 8 月 10 日成立 ) 基礎年金国庫負担 2 分の1の恒久化 : 平成 26 年 4 月 ~ 受給資格期間の短縮

●子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

P00041

自動運転への対応状況 自動運転の分類 運転支援型自動運転 : 緊急時は運転者が操作 ( 運転者がいることを前提とした自動運転 ) 完全自動運転 : 緊急時もシステムが操作 ( 運転者が不要な自動運転 ) 自動車メーカーの開発状況 運転支援の高度化を目指す 当面目標とはしておらず 試験走行の予定もない

スライド 1

障害者自立支援法等の一部を改正する法律案の概要

調査規則の改正 別紙案1・2

資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

 

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PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

スライド 1

検討結果 電力小売事業の全面自由化時 (2016 年 /4 月 ) から使用される 需要家スイッチング支援システム を中心にした スイッチング関連業務に関するルール の建付けについて 検討した結果を報告します 1. スイッチング関係ルールを 広域機関ルール として以下のように策定する ( 対象のルー

Transcription:

資料 9 国家戦略特区における 本版レギュラトリー サンドボックス 制度の導 平成 29 年 5 月 12 日山本内閣府特命担当大臣提出資料

本版レギュラトリー サンドボックス 制度の導 に向けた特区諮問会議における 間事業者からの提案 ( 平成 28 年 12 ( 第 26 回 ) 平成 29 年 2 ( 第 28 回 ) 開催 ) 南場 ( 株 ) ディー エヌ エー取締役会長 特区 ですら 公道での実証 に 時間 場所の限定など多くの制約があり 関係機関との事前調整に煩雑な手続きを要する 事前規制や調整を原則必要としない形での実証実験を行える仕組みの創設 ゴーン日産自動車 ( 株 ) 取締役会長 2020 年までに市街地での自動走行を行い その後 完全自動走行を目指す 完全自動走行の実現のためには 天候 地形 交通パターンなど あらゆる条件の中で行うための柔軟な法規制の対応が必要 野波 ( 株 ) 自律制御システム研究所代表取締役 CEO 第三者 ( 人 ) 上空飛行 が全く許可されない 長距離飛行時の安全管理が困難 特区を活用した 規制を緩和する仕組み の創設 ( 関係機関との事前調整や第三者上空飛行許可 承認基準の緩和など ) 牧浦仙北市近未来創造アドバイザー 電波法の特例を活用しても 実証に至るまで 1 年以上かかる すべての特区でサンドボックスを適用し 実証までの時間を短縮すべき 1

国家戦略特区における追加の規制改 事項について ( 案 ) 第 28 回特区諮問会議 ( 平成 29 年 2 21 ) 1. 近未来技術の実証など 地方発のイノベーション推進 国家戦略特区において 我が国の成長戦略 第 4 次産業革命を牽引する 近未来技術の実証 を始めとする地方発のイノベーションを加速的に推進するため 地方創生の視点も含めた以下の規制改革事項について 今国会に提出する特区法改正案の中に 特例措置等の必要な規定を盛り込む (1) 自動走行 小型無人機等の 近未来技術 の実証を促進する 日本版レギュラトリー サンドボックス 制度の創設など 自動走行や小型無人機等の 近未来技術 の実証をより円滑かつ迅速に行えるよう 諸外国の 規制の砂場 ( レギュラトリー サンドボックス ) を参考に 国家戦略特区において引き続き 実証実験を精力的に行うとともに 事後チェックルールの徹底等も含め安全性に十分配慮しつつ 事前規制 手続の抜本的見直しなどにより実証実験を迅速かつ集中的に推進するための具体的方策について 改正法案施行後一年以内を目途として早急に検討を行い その結果に基づき 特区において必要な措置を講ずる また 当該実証実験を実施しようとする民間事業者に対し 関係法令上の手続に係る各種相談や情報提供等を行うとともに 必要に応じ手続の代行等も行うことを旨とした 関係自治体や関係各府省から構成される 近未来技術実証ワンストップセンター ( 仮称 ) を 区域会議の下に設置する 2

国家戦略特別区域法及び構造改 特別区域法の 部を改正する法律案の概要 近未来技術の実証など 地 発のイノベーションの推進 動 ドローン等の先端実証のための 本版レギュラトリー サンドボックス 新的医薬品の開発迅速化 内閣府地 創 推進事務局 焼酎特区 の創設 < 構造改 特区 > 最先端の実証実験等を迅速に行うため 安全性に十分配慮しつつ 事前規制 手続を抜本的に見直す そのための具体的方策を 1 年以内に検討 措置 事業者向けに 法令相談や手続代行等を行うセンターを設置 日本発の革新的医薬品の承認 市販までのプロセスを格段に迅速化 地域の特産品を原料とした焼酎等を 少量からでも製造可能とする 酒税法の特例 外国専 材の受 れなど インバウンド 競争 向上 クールジャパン インバウンド外国専 材の就労促進 技術 人文知識 国際業務 技能 の在留資格の下で 地域の固有の視点から事業審査等を行い 外国専門人材を受入れ 企業等からの相談や事例分析等を行う 外国人雇用相談センター ( 仮称 ) を設置 入管法の特例 農業外国 の就労解禁 適切な管理の下 技能等を有する農業分野の専門外国人材の就労を可能とする 入管法の特例 コンセッション事業者の施設経営の 由度向上 公共施設の運営事業者が それを利用させる第三者を自ら決定できるよう 具体策を 1 年以内に検討 措置 育てに係る環境の整備など 社会保障 働き の充実 規模認可保育所の対象年齢の拡 小規模認可保育所の対象年齢を 現在の 2 歳から 5 歳までに拡大し 事業者自らの判断により 一貫保育などを可能とする 児童福祉法等の特例 地域限定保育 試験の実施主体の拡 特区での地域保育士試験の実施事務を 一般社団 一般財団法人以外の多様な主体にも拡大 児童福祉法の特例 その他 構造改 特区の提案募集や計画の認定申請の期限を 平成 34 年 3 31 まで延 テレワーク推進に向けた相談拠点整備 企業へのテレワーク導入の支援等を 国と自治体が総合的に行うセンターを設置 3

国家戦略特別区域法改正案 ( 抜粋 ) - 平成 29 年 3 10 閣議決定 - ( 自動車の自動運転等の有効性の実証を行う事業活動に対する援助 ) 第三十七条の七国及び関係地方公共団体は 自動車の自動運転 小型無人機の遠隔操作又は自動操縦その他これらに類する高度な産業技術であって技術革新の進展に即応したものの有効性の実証を行う事業活動を集中的に推進することにより 産業の国際競争力の強化及び国際的な経済活動の拠点の形成を図るため 国家戦略特別区域内において当該事業活動を行う者に対する道路交通法 ( 昭和三十五年法律第百五号 ) 航空法 ( 昭和二十七年法律第二百三十一号 ) 電波法 ( 昭和二十五年法律第百三十一号 ) その他の法令の規定に基づく手続に関する情報の提供 相談 助言その他の援助を行うものとする 2 第三十六条の二第二項から第四項までの規定は 前項の規定により国及び関係地方公共団体が援助を行う場合について準用する この場合において 同条第二項中 前項 とあり 及び同条第三項中 第一項 とあるのは 第三十七条の七第一項 と読み替えるものとする 第三十七条の三を第三十七条の五とし 第三十七条の二を第三十七条の四とし 第三十七条の次に次の二条を加える 附則 ( 検討 ) 第二条 2 政府は 産業の国際競争力の強化及び国際的な経済活動の拠点の形成の推進を図る観点から 自動車の自動運転 小型無人機の遠隔操作又は自動操縦その他これらに類する高度な産業技術であって技術革新の進展に即応したものの有効性の実証を行う事業活動が積極的に行われるよう この法律の施行後一年以内を目途として 当該事業活動に関連する規制の見直しその他の当該事業活動の集中的な推進を図るための施策について検討を加え その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする 4

自動走行小型無人機 ( ドローン ) 2015 年 1 近未来技術実証特区検討会の開始 - 具体的プロジェクトの公募 必要な規制改 事項の抽出 ( 道路交通法 航空法 電波法団体など ) 2015 年 6 本再興戦略 改訂 2015 閣議決定 完全 動 ( レベル 4) の実現に向け 特区等において 安全性に関するデータ収集等に必要な公道実証実験を積極的かつ安全に うための環境を整備 区域会議で意 聴取を い 技術実証を速やかに うための必要な規制 制度改 に取り組む 特定実験試験局制度の 続の迅速化 2 藤沢市 買い物 援 ( 般モニター参加 ) 3 仙台市 災害危険区域での実証 11 仙北市 ハンドル及びアクセルの無い 両による地域の移動 援 ( 般モニター参加 ) 2017 年 1 安倍総理施政 針演説 知能を活 した 動運転 その未来に向かって 本年 各地で実証実験が計画されています 国家戦略特区などを活 して 動運転の早期実 化に向けた 間の挑戦を後押しします 2016 年実証実験開始 (2015 年 7 仙北市 デモンストレーション ) 4 11 千葉市 宅配の実証 7 仙北市 本初の 国際ドローン競技会 ( 電波法の特例を活 ) 2016 年 6 本再興戦略 2016 閣議決定 レベル 4 までの技術開発を 指すため 内に運転者が不在であっても遠隔装置を通じた監視等や ハンドル及びアクセルの無い 動運転 両による などが 公道における実証実験として可能となるよう所要の措置を講ずる 必要な規制改 を伴う場合を含めた実証実験等を い頻度で い その効果を検証していく 2016 年 11 国家戦略特区諮問会議での議論 事後チェックルール を徹底した いわゆる サンドボックス制度 の導 - 11 ( 第 25 回 ) 12 ( 第 26 回 ) 有識者議員提出資料 (- 11 党経済構造改 に関する特命委員会中間報告 : 規制ゼロのフリーゾーン特区 ) - 12 ( 第 26 回 )( 株 )DeNA 南場会 ほか出席理国家戦略特区を更に 歩進め 動 やドローンなどの近未来技術の実証実験が 指 層スムーズに またスピーディに えるよう 安全性を確保しつつ 続を抜本的示に簡素化する仕組みを直ちに検討してまいります - 2 ( 第 28 回 ) 産 動 ( 株 ) ゴーン会 律制御システム研究所野波 CEO ほか出席総理技術 新が規制制度に阻害されないよう安全性を確保しつつ 事前規制や 続を抜指本的に 直す サンドボックス制度 を創設し そして 動 やドローンなどの示分野で 先 して導 していきます 総2017 年 3 10 今国会提出の改正特区法案に規定 本版レギュラトリー サンドボックス 事前規制 続を抜本的に 直すための具体的 策を 1 年以内に検討 措置 事業者向けに 法令相談や 続代 等を うセンターを設置 3 11 東京都 第 1 回サンドボックス分科会 - 空港周辺 での実証実験の企画 - 制度設計開始 5 5 中 ( 予定 ) 警察庁 遠隔型の公道実証実験に対するガイドライン を公表 ( 然 による遠隔監視が前提 ) 6 千葉市 ( 予定 ) 約 10km の海上を 予定