5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

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の一部のみであるしたがって教科書の本文だけから小説 こころ の全体像を浮かび上がらせることは難しいしかし 掲載された部分だけでも 先生 と という二人の青年の揺れ動く こころ を描き 生徒たちを作品の中に引き込む力は群を抜いたものであると考える高校 3 年生である生徒たちは 心の葛藤というものを多く

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

国語科学習指導案

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

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英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

学年第 3 学年 2 単元名 ( 科目 ) いろいろな関数の導関数 ( 数学 Ⅲ) 3 単元の目標 三角関数 対数関数 指数関数の導関数を求めることができる 第 次導関数の意味を理解し 求めることができる 放物線 楕円 双曲線などの曲線の方程式を微分することができる 4 単元の学習計画 三角関数 対

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

第○学年 ○○科指導計画

Microsoft Word - 社会科

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7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

解答類型

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

Microsoft Word - 研究協議会資料(保健分野学習指導案)

授業の構成要素 学び合う授業で育つ 3 つの力 資料 2 基礎 基本の力知識 理解 技能 問題解決力思考力 判断力 表現力 想像力 学ぼうとする力学習意欲 自己有用感 身に付けた知識 技能を活用したり その成果を踏まえた探究活動を行う中で学び合う授業を展開する 教師の役割 < 問題提示の工夫 > 多


★数学学習指導案最終(知的障害)

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

Microsoft Word - 0表紙みどり1.doc

指導案

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

平成29年度 中学校国語科教育

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

3 題材の目標 (1) (2) 4 題材の評価規準 ( 指導要録の四つの観点 ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) から題材の学習を通して目指す生徒の姿を示します ) 文章の語尾は 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料 ( 中学校技術 家庭 ) 平成 23 年 11 月 ( 国立教

第1学年国語科学習指導案

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○数学科 2年 連立方程式

H30全国HP

理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭柚中朗 1 日時平成 30 年 1 月 24 日 ( 水 ) 2 学年第 2 学年 1 組 ( 男子 14 名女子 18 名計 32 名 ) 3 単元名天気とその変化 ~ 大気の動きと日本の天気 ~ 4 単元について (1) 単元観本単元は, 学習指導要領

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

ICTを軸にした小中連携

第 2 学年 1 組国語科学習指導案 指導者平方舜 1. 単元名二千五百年前からのメッセージ - 孔子の言葉 - 2. 単元について (1) 単元観本題材に用いられる 論語 は古代中国の思想家 孔子とその弟子たちの言行を記録したものである 簡潔な文章で書かれていて 抽象的なメッセージが多く それゆえ

第6学年1組 国語科学習指導案

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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

第○学年 ○○科指導計画

本単元における本質的な問い 芭蕉はどのような思いで おくのほそ道 を書いたのだろうか 永続的理解 芭蕉は俳句の芸術性を高めるため旅に出て, 推敲を重ねて虚構を交えることで文学的価値を高めようとした パフォーマンス課題 江戸時代前期, 松尾芭蕉の書いた俳諧紀行文 おくのほそ道 は, 多くの人に愛され,

理科学習指導案

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

社会科学習指導案

作中の価値観や人生観がどのように異なっているか または同じところはどこかなどを考えさせる 枕草子 については主に季節感を捉えさせ 自分の季節感を記述し発表したり 互いに鑑賞し合ったりする学習活動としていく さらに 矛盾 では 漢文に慣れるとともに様々な故事成語について知識を深め 我が国の文化に根ざし

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

生徒の活動

第 6 学年 2 組国語科学習指導案平成 29 年 2 月 1 日 ( 水 )2 校時単元名 : ぼくのわたしのプロフェッショナルとは プロフェッショナルたち 単元について 指導者渡邉圭 本単元は, 小学校学習指導要領国語科第 5 学年及び第 6 学年 C 読むこと の指導事項 オ本や文章を読んで考

(3) 文語の決まりや音読の仕方を知り, 古文を音読して古文特有のリズムを味わいながら古典の世界に 触れ, 古典には様々な種類の作品があることを知ることができる ( 伝統的な言語文化と国語の特質 に関する事項 ) 3 本単元における言語活動 昔話とその原典である古典を読み比べ, その内容の違いや古文

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論理的な読解力を伸ばす授業 - 漢文学習における根拠を明確にした読解 - 1 科目名 国語総合 2 単元名 漢文入門 3 教材名 故事成語 ( 本時の振り返りシート ) 4 単元の内容 単元の目標と評価規準 評価方法 1 単元の目標ア文章の内容や形態に応じた表現の特色に注意して読もうとする ( 関心

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

第 3 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 日 ) 模擬授業 3 学年 : 第 3 学年場所 :323 教室授業者 : 高木麻衣 1. 単元名 :Sunshine English Course 3 Program7 Yuki in London 2. 単元について (1

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

Taro-5年研究のまとめ

2 単元の目標 暮らしの中の 和 と 洋 の違いに関心を持ち, くらしの中の和と洋なるほど新聞 を作るために, 目的に応じて引用したり要約したりしようとする 国語への関心 意欲 態度 目的に応じて, 中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考え, 文章を読むことができる 読むこ

国語科学習指導案様式(案)

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平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

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福翔高等学校「ライティング」学習指導案

3 特別支援学級における学習指導案 特別支援学級においても 学習指導案は授業の設計図としての働きに変わりはありません しかし 特別支援学級では 児童生徒の実態から指導の内容や計画を考えることに大きな意味があります 通常の学級の学習指導案では 例えば 単元について は学習指導要領に沿った指導計画に基づ

第○学年○組 学習指導案

2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 英語科指導法 Ⅲ 模擬授業 2 学習指導案 第 2 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 第 4 時限目学年 : 第 2 学年場所 : 共通教育棟 3 号館 3F 332 教室授業者 : B082G031X 菊田真由 1

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

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H27 国語

第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学

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○学部 ○○科 学習指導案

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スライド 1

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けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

1. 日時 日時平成 年 ( 年 ) 月 日 ( ) 時間目 ( 時 分 ~ 時 分 ) 2. 場所 場所 市立 中学校 室 3. 学年 組 人数 学年 組 人数 年 組 名 4. 単元 単元 ( 単元名 ) ( 小単元名 ) 5. 教材観 ( 題材観 ) < 教材観の考え方 > 教科書の該当単元全

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

Transcription:

高等学校国語 国語総合 学習指導案 平成 27 年 月 日 限埼玉県立不動岡高等学校第 1 学年 組 名授業者松本直樹 1 科目国語総合 高等学校新訂国語総合現代文編 第一学習社 2 単元名評論 ( 四 ) 科学の限界 志村史夫 3 単元設定の意図 (1) 生徒の実態対象学級は第 1 学年であり 特に語学や国際関係等について興味 関心をもつ生徒が比較的多い 6 月の学校祭を経て 徐々にクラスとしての一体感や連帯感が醸成されてきている 国語科の学習については 概ね意欲的に取り組む様子が見受けられる 進路については ほぼすべての生徒が国公立大学や難関私立大学への進学を希望している その実現に向けて国語科の指導としては 読むこと ( 読解 ) 書くこと ( 表現 ) の両面において基本的な指導が求められる段階である (2) 教材観本教材は 人間の認識に限界がある以上 科学 として自然のすべてを知ることは不可能である という 科学の限界 についての筆者の主張を柱として 論展開をしている 科学は一般に 万能なものであり自然現象を全て解き明かしうるものと考えられており 生徒の認識も同様であると考えられる こうしたある種 自明なもの を改めて問い直すことは ひとつの物事を多面的に見る力 健全な批判力の育成に資するものであるといえる また 第 2 段落の 視覚 についての内容は 1 年次後期の導入教材として実施した 見る ( 茂木健一郎 ) と関係させて展開させることもできよう (3) 本単元で工夫する点や手立て本単元では 授業者から生徒に 教え込む 一方通行の授業ではなく 生徒が相互に 学びあう 活動を取り入れていく 具体的にはペアワークやグループワークの形態をとり 学習プリントの解答を確認してよりよい解答を検討したり 本文の理解を深めるための調べ学習に取り組んだりする活動を取り入れて展開する 実施に際しては 細かく生徒の理解の状況や 学びあう 様子を観察し 実態把握に努める その上で支援が必要な生徒及びグループについては スモール ステップで学習が進められるよう 必要な支援を行う 4 単元の目標 (1) 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとする ( 関心 意欲 態度 ) (2) 文章の構成や展開を適切に把握し 筆者の主張を正確に読み取る ( 読む能力 ) (3) 語句の意味や かぎ括弧や傍点などによって生じる意味の違いを理解する ( 知識 理解 ) - 1 -

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学 の本質と その 限界 について 関心をもって考えることができる 2(1 を踏まえて ) 自然界の不可思議を解明することの楽しさや 科学のよさ について考えることができる 文章の構成や展開を適切に把握し 筆者の主張を正確に読み取ることができる 学習指導要領 国語総合 2- C-(1)- イ 1 文章の読解を通し 一般論とは異なる筆者の 科学 に対する考え方を正確に押さえることができる 語句の意味や かぎ括弧や傍点などによって生じる意味の違いを理解することができる 学習指導要領 国語総合 伝 統的な言語文化と国語の特 質に関する事項 (1)- イ及び ウ 1 学習した語句の意味を正しく理解することができる 2 かぎ括弧や傍点など 筆者が用いる記号によって生じる意味の違い ( 強調など ) を理解することができる 6 単元の指導と評価の計画 ( 全 3 時間扱い ) ** 時 ** *** 主な学習活動 内容 *** 具体の評価基準 教師の指導 援助 * 評価の実際 ( 評価の観点 方法 ) 1 科学についてのイメージを確認 共有 第 1 段落読解 ⅰ) 科学の本質 について理解する ⅱ) 科学 = 自然への冒瀆 という筆者の主張を読み取る ⅲ) 客観性 の重要性について確認する 生徒の自由な意見を引き出す 主体的に活動に取り組むことができる ⅰ~ⅲ について正確に理解できる 基準に達しない生徒 ( グループ ) への手だて ( 以下 C への手だて ) グループ活動に入れない生徒に対しては 机間巡視を行う中で 周囲のグルー - 2 -

プに入れるよう声かけを行う 筆者の言葉と文中の引用を対応するようにして 理解を促す 2 前時の確認 第 2 段落読解 ⅰ) 視覚についての具体例を正確に押さえる ⅱ) 人間の認識の限界について確認する 第 3 段落 ( 前半 ) 読解 ⅲ) 科学 = 人間自身が作り上げたもの を読み取る (3)-1 ⅰ については ICT 機器を活用した調べ学習を取り入れ 生徒の主体的な学びを促す 主体的に読解や調べ学習などの活動に取り組むことができる ⅰ~ⅲ について正確に理解できる グループ活動に入れない生徒に対しては 机間巡視を行う中で 周囲のグループに入れるよう声かけを行う 具体例と筆者の主張を対応するようにして 理解を促す 3 前時の確認 主体的に活動に取り組むことができる 第 3 段落 ( 後半 ) 読解 ⅰ) 科学によって 自然のすべてを知ることは不可能 という筆者の主張を読み取る 第 4 段落読解 ⅱ) 科学のよさ について読み取る (1)-2 ⅰ ⅱ について正確に理解できる - 3 -

まとめ 筆者の主張である ⅰ 及び ⅱ についてまとめる 筆者の主張に対して 肯定 否定の両面から意見交換する (1)-2 文章全体の論展開に留意しながら 主張をまとめる 自由な意見交換を促し 科学 についての新たな視点を理解する 論展開に即して主張を読み取ることができる 主体的な意見交換ができる グループ活動に入れない生徒に対しては 机間巡視を行う中で 周囲のグループに入れるよう声かけを行う これまでの学習プリントを参照し 筆者の論展開をなぞりながら 筆者の主張を読み取れるように支援する * 本表の 具体の評価規準 は 5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 の評価規準の番号と対応する 7 本時の指導と評価の計画 (2/3 時間目 ) (1) 本時の目標 (1) 科学 の 限界 について理解するための前段階としての 人間の認識の限界 について 関心をもって考える ( 関心 意欲 態度 ) (2) 文章を読解し 例示を通して筆者の主張を正確に把握する ( 読む能力 ) (3) 傍点やかぎ括弧など 筆者が用いる記号によって生じる意味の違いを理解する ( 知識 理解 ) (2) 本時の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 1 科学 の 限界 について理解する前段階としての 人間の認識の限界 について 関心をもって考えることができる 1 文章を読解し 例示を通して筆者の主張を正確に把握することができる - 4-1 傍点やかぎ括弧など 筆者が用いる記号によって生じる意味の違いを理解することができる

(3) 本時の展開例 * 段階 * 時間 *** 主な学習活動 内容 *** 具体の評価基準 *** 教員の指導 支援 *** ** 評価の実際 ** 導入 (5) 前時の確認 前時の内容について 学習プリントを見直し 振り返るようにする 展開 Ⅰ (35) 第 1 段落読解筆者がこの評論で問おうとしていることを読み取る 学習プリントの設問に解答する形式で進める 具体的には 主体的に読解や調べ学習等の活動に取り組んでいるか 第 2 段落読解 ⅰ) 視覚についての具体例を正確に押さえる 調べ学習 A: 虹 をテーマに 可視光について調べる B: 狭義の光 と 広義の光 の関係性を理解する ア ) 各自で解答を作成イ ) ペアワーク グループワークによって解答を確認 検討ウ ) 全体で確認 プリントへの記述内容は適切か グループ作りの声かけ 話し合いの方向性を示す キーワードなど 解答作成のヒントを示す ⅱ) 人間の認識の限界について確認する 上記イの時間を十分に取り 生徒の主体的な活動を促す 展開 Ⅱ (20) まとめ (5) 第 3 段落 ( 前半 ) 読解 ⅲ) 科学 = 人間自身が作り上げたもの を読み取る 本時の内容の確認 次時の予告 (3)-1 スマートフォンを活用して調べ学習を行い 本文についての理解が深まるよう支援する 展開 Ⅰ と同様に展開する 第 2 段落及び第 3 段落 ( 前半 ) の内容を確認する 生徒が次時へ見通しがもてるようにする 評価についても展開 Ⅰ と同様に行う ⅰ~ⅲ について正確に理解できたか * 本表の 具体の評価規準 は 7 本時の指導と評価の計画 (2/3 時間目 ) の (2) 本時の評価規準 の番号と対応する - 5 -