化することが課題である 4-2 地方創生として目指す将来像錦町では 市場ニーズに応じて農産物を安定的に供給するための生産者の活動を支援することに加え 観光誘客による物産振興を図り 本町の基幹産業である農業を稼げる魅力的な産業に変えることによって 人口減少の抑制及び新たな雇用創出による活力に満ちたまち

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地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体

本町は 過疎地域における人口減少や少子高齢化 核家族化の進展という構造的な課題を抱え 若年層の人口流出や世代間交流の機会が少ない現代社会現象が問題となっている また 本町は 県を代表する観光地であるが 観光入込客数は 瀬戸大橋が開通した昭和 63 年をピークに減少しており 平成 27 年には約 23

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の累計 3,500 千円 3,500 千円 10,600 千円 350 人 350 人 1,060 人 雇用の増加 5 人 5 人 18 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は 日本の国技であ

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

数値目標 H29 年 3 月末 H30 年 3 月末 H31 年 3 月末 観光客入込客数 ( 単位 : 千人 ) 大鰐温泉もやし生産者数 ( 単位 : 人 ) 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は大鰐温泉もやし増産プロジェ

地域交流センター利用者数 57,000 人 4,000 人 4,000 人 4,000 人 休日滞在人口率地域交流センター利用者数 平成 32 年度 (4 年目 ) 平成 33 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の累計 10% 10% 80% 0.11 倍 0.11 倍 0.54 倍 4,000

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域全体が観光で 稼ぐ 仕組みを構築していくため, 県域 DMOに必要な人材の育成 確保 活用 観光地ブランド化や宿泊施設の充実など魅力ある観光地域づくり 県産品の知名度向上や販路拡大による稼げる観光産業の振興 旅行博や訪日旅行商談会におけるPRな

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) ,500 5, 観光客入込数 ( 人 ) 742,000 14,800 14,800 14,800 平成 31 年度 (4

4-2 課題解決に向けた取組み本市では 太平洋戦争末期には特別攻撃隊の基地となった宇佐海軍航空隊 ( 昭和 14 年開隊 ) の跡地を中心とした広大な田園地帯の中に 戦争遺構が数多く現存していることから 地域資源の一つとして 宇佐海軍航空隊跡 に着目し 地方創生推進交付金を活用した 空の見えるフィー

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 琵琶湖疏水通船復活を契機とした京都 大津広域観光促進計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 滋賀県大津市及び京都府京都市 3 地域再生計画の区域 滋賀県大津市及び京都府京都市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題大津市及び京都

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 鹿嶋市鹿島神宮周辺地区地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 鹿嶋市 3 地域再生計画の区域 鹿嶋市の区域の一部 ( 鹿島神宮周辺地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題 1 後継者不足の問題や商売としての魅力不足によ

道の駅つるた 鶴の里あるじゃ 施設全体の販売額 ( 千円 ) 平成 28 年度平成 29 年度平成 30 年度事業開始前増加分増加分増加分 ( 現時点 ) (1 年目 ) (2 年目 ) (3 年目 ) 434, ,000 15,000 55, ,500 4,000 新商品開

沼今宮神社祭の屋台行事 が開催されるとともに 江戸期等に制作された絢爛豪華な彫刻屋台を常設で展示する施設が 屋台のまち中央公園 を中心に他 3 館あり 屋台のまち としてインバウンドを含めた観光消費のさらなる増加が期待される 本市では 屋台行事 を活かした観光施策を地方創生加速化交付金事業で実施して

数値目標 KPI 山口ゆめ花博の山口きらら博記念公園県外からの入場者数の年間利用者数 年月 申請時 - 57 万人 平成 28 年 12 月 初年度 - 57 万人 平成 30 年 3 月 2 年目 6 万人 87 万人 平成 31 年 3 月 3 年目 - 67 万人 平成 32 年 3 月 対象

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

働で市の魅力を発信 定住促進に取組む いい那珂暮らし応援団 を設立し シティプロモーション推進事業 いい那珂暮らし促進事業 を一体的に実施することにより 本市の交流人口 定住人口増を目指すものである 併せて 本市への定住を促進するため 当該事業や関連事業により 市の魅力向上 いい那珂暮らし応援団活動

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域の核となる観光資源のブラッシュアップ等の取組と, その観光資源の魅力を伝える戦略的なプロモーション, 観光客のニーズに応える受入態勢の整備を連動させることにより, 観光客の誘致と周遊促進が一層図るとともに, 観光客の興味を刺激する 広島県の魅力

4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

ため 観光と健康を目的とした施策を推進する三重県明和町と ヘルスツーリズム事業 及び 健康づくり事業 をお互い連携を図り 交流を深めながら事業を進める 数値目標 教育旅行 ヘルスツーリズム キャンプ等受入数あまちゃんマラソンの参加者 スタッフの総数観光交流センター 風の館 利用者数健康プログラム開発

さらに 情報発信が進むことにより 観光客が増加していく そして 通過点となっている本市の観光を 滞留 滞在型の観光とし 交流人口の拡大による観光産業や地場産業などの振興を図ることで市全体の経済効果を高め 定住促進 雇用創出を図るものである 数値目標 施設内アンテナショップ売上額 ( 事業開始前 (

での滞在になっている その一方 姫路市での宿泊者数は 633 人と極端に少ない状況である ( 観光庁宿泊統計 ) 旅行業者 教育機関 自転車愛好家など民間では インドネシアとの交流の取り組みが既に始まっているところである それに加え本市の強みである 1インドネシア人が興味を示す写真のスポットとしての

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

数値目標 事業開始前 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 ( 現時点 ) (1 年目 ) (2 年目 ) (3 年目 ) 0 千円 0 千円 0 千円 1,000 千円 0 人 0 人 0 人 600 人 0 件 0 件 0 件 5 件 平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32

農業研修施設利用者数 6 人 6 人 20 人 道の駅農産 加工品売上 1.5 億円 1.7 億円 1.1 億円 観光客入込数 260 万人 270 万人 68 万人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要農業人材確保に向けた 研修 就農 経営安定 販路拡大 の各段階におけるフォローア

地域再生計画 1. 地域再生計画の名称 石鎚山系の魅力発信及び持続可能な資源とする事業 2. 地域再生計画の作成主体の名称 愛媛県西条市並びに上浮穴郡久万高原町及び高知県吾川郡いの町 3. 地域再生計画の区域 愛媛県西条市並びに上浮穴郡久万高原町及び高知県吾川郡いの町の全域 4. 地域再生計画の目標

た取組を進めることで 国際的評価の獲得と 国内外での知名度及びイメージ向上を図り 交流人口の増加につなげる さらには 自動車で2 3 時間圏内となる関西圏そして首都圏で効果的なシティプロモーションを実施して交流人口の掘り起こしも行い こうした 美星の星空 の磨き上げにより 観光形態を 日帰り 通過型

地元企業 商店 大学などを巻き込んだ 歩くことを中心とした健康長寿のまちづくりを契機として 健康寿命の延伸 医療費の適正化 削減経費の事業への再投入という正のサイクルを回すことはもとより その取組みを町内商業施設への誘導 町内購買の増化 特産品の振興等に波及させ 経済好循環の実現 町内経済循環率の改

さらに 多くの観光客を魅了する雄大な阿蘇の草原景観は貴重な観光資源 であるが その魅力を十分に活かしきれていない 4-2 地方創生として目指す将来像本市は ほぼ全域が阿蘇くじゅう国立公園内にあり 世界最大級を誇るカルデラにそびえる阿蘇山やその周囲に広がる草原など地域資源にも恵まれ 旧来から九州を代表

1 地域再生計画の名称 りんくうタウン活性化プロジェクト 地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称泉佐野市 3 地域再生計画の区域泉佐野市の区域の一部 ( りんくうタウン インターナショナルビジネス地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状 課題平成 6 年に開港した関西国際空港の地

待される 交流人口の拡大 に向けた観光地域づくりの推進に取り組むこととしている また みやぎ第 3 期みやぎ観光戦略プラン では みやぎの観光が抱える課題に対応する取組の柱として 沿岸部の観光資源の再生と積極的な誘客 観光消費効果の高い県外等からの誘客強化 観光資源の魅力の向上と観光客受入態勢の整備

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度増加分 (1 年目 ) 平成 29 年度増加分 (2 年目 ) 平成 30 年度増加分 (3 年目 ) 観光消費額県内の延べ宿泊者 1,503 億円 195 億円 51 億円 51 億円 348 万人 40 万人 6 万人 6 万人 数 訪日外国

ともに ほぼ 17 万人から 22 万人で推移している 8 月の休日の数字がこの基地跡地エリアの潜在的に有する土地資源としての可能性 ( キャパシティ ) を示していると言える こうした中 朝霞市は 平成 29 年 3 月 15 日に市制施行 50 周年を迎えること また 2020 年東京オリンピッ

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業まち ひと しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行なった法人に対する特例 ( 内閣府 ): A2007 (1) 事業名 : 勝山市まちなか誘客プロジェクト ( 拠点文化財改修

移住に係る行政窓口を活用した東紀州地域への移住者数 人 移住相談会への参加回数 回 平成 29 年度平成 30 年度平成 31 年度事業開始前増加分増加分増加分 ( 現時点 ) (1 年目 ) (2 年目 ) (3 年目 ) 子育て支援施設の利 20,

2 事業の名称及び内容 : 秋田犬 活用による観光地域づくり推進事業 秋田県 1. 秋田犬の里魅力アップ促進事業 (1) 交通機関や施設の受入体制整備 秋田犬の里 の空の玄関である大館能代空港や大館能代空港リムジンバス アクセス鉄道である秋田内陸線等について 案内の多言語化や秋田犬の車両ラッピング

市内の旧家で発見されるなど 歌麿ゆかりのまちであることも知られるようになってきた これらの本市に残る江戸文化の風情や歴史文化資源については これまで展示 公開することを中心に利活用を行ってきたが 今後は 分かりやすいテーマでブランディングし 直接体感できる新たな体験メニューとしての転換を図り 視覚だ

起業家を総合的に支援する 起業支援センターながおか と連携することで 高い事業 効果を実現するものである 数値目標 未来の起業家応援事業若者提案プロジェクト事業支援事業年月 KPI 支援による年間起業 起業に結びついた若者 10~39 歳の転出超過 創業件数 プロジェクト数 の抑制 申請時 0 件

の健康づくりの取組を実施しているが 町民のライフスタイルの多様化により健康維持の習慣が確立されておらず 町民アンケートによれば 運動を特に何もしていない人 の理由として 運動する必要性を感じない と答えた人が 10.8% であるのに対し 忙しくて時間がない (54.7%) 何をしたらいいかわからない

流拠点としての那覇空港を備えており 沖縄県への物流を確立することにより本市農産物の輸出の可能性が広がることが期待できること さらには年間 790 万人の観光入込客数があり そのうち 160 万人が外国人であることから 今後のインバウンドの増加を見込んだPRを実施する場所として効果的であると考えている

ションによる地域経済の拡大を図るとともに 起業 創業の促進 クリエイティブな能力を有する人材の集積を利点とした企業誘致の促進等の取組による雇用の創出を図っていく さらに 多様な働き方をしたいという市民のニーズ ICT 現場における即戦力人材を獲得したいという地元企業のニーズがマッチングできるような仕

グを図ることを目的に 石川県自転車競技連盟等と連携し 自転車競技大会や合宿の誘致 県内選手の強化等に取り組むだけでなく 競技者のみならず幅広い層のサイクリストをターゲットとした誘客を目指している しかし 県内唯一の自転車競技場の立地や 自転車競技大会やイベントの開催等により 本町が誇るサイクリング環

で広く体幹トレーニング推進することにより 健康なまち としてイメージア ップを図り魅力の向上につとめ 転出の抑制や転入の促進へとつなげる 数値目標 体幹づくりを通じて行う地域活性化事業 KPI 体幹トレーニング参加移住者数のべ人数年月のべ人数 申請時 0 0 H29.3 初年度 H30.

4-2 地方創生として目指す将来像本市の歴史的な節目となる平成 31 年の こうふ開府 500 年 や平成 33 年の 武田信玄公生誕 500 年 を契機として 自然 歴史 伝統 産業 生活文化 など 地域に根付いた個性的で豊富な資源を発見 または再発見する中で こうふ でなければ実体験することがで

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 スポーツチームと中心市街地の事業者が共同で取り組む人の流れと需要の拡大 計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 豊橋市 3 地域再生計画の区域 豊橋市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題 観るスポーツ を目的としたアリーナは

数値目標 年間観光客入込数 3% 増 ( 東三河地域 ) 現状 21,147 千人目標 21,781 千人オリジナルバスツアー乗車率 75% シャトルバス利用率 55% ( 平成 30 年度利用者合計 576 人 ) 制作したテレビ番組の視聴率各回 5.0% 以上 平成 30 年度の平均視聴率 6.

関経連_事業報告書CS4.indd

<4D F736F F F696E74202D E9197BF33817A959F89AA8CA78ACF8CF590558BBB82C9954B977682C88E7B8DF C4816A F4390B3>

(4) 本市の観光スポットは 市内に点在しており 鉄道駅から歩いて行くには遠い距離にあるが 駅前にレンタカー店もなく 観光スポットへ向かう二次交通が不便なため 特に車を持たない観光客を取りこぼしている状況である このことは 加速化交付金事業で観光の拠点として整備した花木センターへの誘導を検討する際に

気あるまちづくり コンパクトなまちづくり 子育てに優しいまちづくり推進の起爆剤とする また 町内子育てママの活躍の場を支援することで 周辺地域に子育て世代にやさしい遠賀町をアピールすることができる 遠賀町定住促進計画策定の中でまとめたアンケートでは 今後 遠賀町の定住促進のために充実させるべき行政サ

また本市では 競争力の高い製造業が集積しているものの 地域企業の海外展開が十分とは言えず 海外を含む域外から稼ぐ力を十分に発揮できていない さらに 農林水産物についても 輸出実績が少ないなど海外での販路を持たず 新規取引や販路拡大に至っていないという状況にもある 4-2 地方創生として目指す将来像和

4-3 地域再生計画の目標本事業により 視察ルートの開発 提供や視察案内等を通じて 新しいひとの流れづくり ( 交流人口の拡大 ) と併せ 地域のしごとづくり ( 雇用の創出 ) を実現する なお 本事業の実施にあたっては 本市 石巻市の連携の下 観光施設や交通事業者に加えて 宿泊施設や飲食業等のサ

つの起点を結ぶ周遊ルートも確立していないなど 十分に地域資源が活用されていないため さくら市の重要な産業である観光業 ( 観光客入込数は平成 26~ 28 年の3 年間で 1.6% とほぼ横ばい ) が伸び悩んでいる 観光業の伸び悩みはさらに市内飲食店の店舗の減少 ( 平成 21 年から平成 26

新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

との連携した取り組みが行いやすい環境にあるとともに ポケットパークや広場が点在し 夜間でも明るく安心 安全に周遊 散策できる環境にある 一方で それら豊富な地域資源は 単体での集客力は乏しく 当該地区で開催されるイベント時に限られている状況にあるとともに 地域のまちづくり関係者の後継者不足等により

岡盆地を埋め尽くし 幻想的な風景を創り出す 雲海 など 大学等と連携する中で これらの地域資源である自然を活かしたまちづくりを推進する この 2 つの事業を展開することで 都市的な利便性 が調和する本市の特徴を活かし 市民のまちへの愛着を高め 亀岡への来訪者へのおもてなしの気持ちを表すとともに 豊か

個別の農産物など産業製品は市外への流通経路は確立しているが 市 内への流通が少なく 市民が地域の産業の素晴らしさを実感できておらず 地産地消が進んでいない 4-2 地方創生として目指す将来像本市特産物の産地である中山間地域では高付加価値のついた農産物を生産し 流通ルートの確保による農業収入の増加が図

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

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女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要市 商工会議所 足袋事業者 市内金融機関などで組織する 足袋のまち行田 活性化推進協議会を発足し この協議会を主体に 新商品開発 販路拡大 と 足袋のまち活性化 を柱に一体的に事業を展開する 新商品開発 販路拡大 事業では 各足袋事業者において 柄

いる 少子化の要因として 未婚化 晩婚化の進行や第 1 子出産年齢の上昇 長時間労働 子育て中の孤立感や負担感が大きいことなど 様々な要因が複雑に絡み合っており きめ細かな少子化対策が必要となっている 市民アンケート調査 ( 平成 27 年 8 月 ) の結果によると 少子化対策について すぐ取り組

4-(1)-ウ①

地域子育て支援拠点事業について

剣淵_巻頭_00.01

4 平成 年度のと 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成にました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致へのや 創業支援プログラムの作成

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福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律 について <1. 特定復興再生拠点区域の復興及び再生を推進するための計画制度の創設 > 従来 帰還困難区域は 将来にわたって居住を制限することを原則とした区域 として設定 平成 29 年 5 月復興庁 地元からの要望や与党からの提言を踏まえ 1 帰還困難区

政策評価書3-3(4)

戦争遺産が残存している これまでから地域の資源を発掘し 平和を祈念する活動を積み重ね 市民活動グループの交流や資料の相互展示を行う等 これらの地域では平和活動面でそれぞれ独自に連携した取組を推進してきた この連携を一層強化し 戦争遺産だけでなくその地域の歴史文化を未来に伝え その魅力を交流人口の増加

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 ICTを活用した永続的な支え合いの中山間地域づくり計画 2 地域再生計画の作成主体の名称会津若松市 3 地域再生計画の区域会津若松市の全域 4 地域再生計画の目標福島県会津若松市は 福島県の西部 会津盆地の東南に位置し 市域面積は 約 383k m2 現在の人口

公益目的支出計画実施報告書 29 年度 (2017/4/1 から 2018/3/31 まで ) の概要 1. 公益目的財産額 10,097,432 円 2. 当該事業年度の公益目的収支差額 ((1)+(2) (3)) 10,213,503 円 (1) 前事業年度末日の公益目的収支差額 7,130,4

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

数値目標 市外からの参加を認める主な大会等の参加者数 ( 年間 ) 長沼ボート場クラブハウス延べ利用者数 平成 29 年度平成 30 年度平成 31 年度事業開始前増加分増加分増加分 ( 現時点 ) (1 年目 ) (2 年目 ) (3 年目 ) 5, ,569 50

01 【北海道】

地方創生交付金 対象事業評価結果

平成 22 年 4 月 9 日新しい公共円卓会議資料 平成 2 2 年 4 月 9 日第 5 回 新しい公共 円卓会議谷口委員提出資料 ソーシャルビジネスの振興について 1. 新しい公共とソーシャルビジネスの関係 2. ソーシャルビジネスの課題とこれまでの取り組み 3. 事業者及び支援者が集う 場

1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

2-3(2) 学校の教育力の向上 1. 学習環境の整備 子どもに質の高い教育を提供していくために 学びの森 を設置 運営する 学びの森 では専門的な指導員を配置し 1 教職員の研修体制の充実 2 学校と地域の連携協力の推進 3 児童生徒 保護者との教育相談を進める ティームティーチングによる学習支援

安心して子どもを産み 育てたいという希望をかなえるためには 子育てにかかる経済的負担の軽減のほか 晩婚化による出産に対する年齢上の課題への対応 市内で出産できる環境の整備 更なる保育サービスの充実など 複数の絡み合う課題の解決が必要である 図 1 理想とする子どもの人数 ( 平成 27 年度北広島市

(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大

姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

各 位 平成 27 年 5 月 11 日 会社名株式会社みちのく銀行代表者名取締役頭取髙田邦洋 ( コード番号 8350 東証第一部 ) 問合せ先経営企画部長須藤慎治 ( ) 第四次中期経営計画の策定について 株式会社みちのく銀行 ( 頭取髙田邦洋 ) は 平成 27 年 4

Microsoft Word - 基本方針案ver.3.33

事業 KPI 次世代がん治療法 BNCT 地方創生戦略事業 BNCT を目的とした来阪人口 BNCT 普及発展による雇用者数 年月 申請時 400 人 H29.3 初年度 450 人 H 年目 500 人 10 人 H 年目 700 人 20 人 H 地域再生を図

人口の社会増減は転出超過傾向が続き社会減の状態で 自然増減は死亡数が出生数 を上回る自然減の状態が続いており 人口減少の一途をたどっているが 特に社会減の影響を大きく受けている状況にある 名寄市は 基幹産業である農家戸数の減少や企業の支店などの撤退などにより 転出超過が大きくなり 人口減少が進んでき

の差別化を図りつつ 国内外からの観光客を継続的 安定的に呼び込み 地域経済の活性化を推進する 併せて 大阪全体で都市の魅力を創造 発信することによって 東京に次ぐ日本を牽引する第二極として 急速に成長するアジア新興国をはじめ国内外からヒト モノ カネを呼び込み 魅力と活力あふれる大阪の実現をめざす

目標 4 魅力体験ツアー参加者数 ( ) 目標 5 首都圏からの転入者数 目標 6 0 人 60 人 60 人 180 人 0 人 1 人 3 人 9 人 羽鳥駅乗降者数 4,598 人 4,948 人 5,298 人 5,648 人 目標 7 移住者向けコミュニティ情報を発信する行政区等のホームペ

第 1 部 施策編 4

4 平成 29 年度の検証と 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 主な取組み課題検証 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成に取組みました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致への取組

碧南市人口ビジョン 及び 碧南市まち ひと しごと創生総合戦略 概要版 策定の経緯 碧南市の人口は平成 27(2015) 年 8 月末時点で 71,662 人であり 今後は国立社会保障 人口問題研究所の推計値によると 25 年後の平成 52(2040) 年には 65,707 人まで減少すると推計され

資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

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地域再生計画 1 地域再生計画の名称人吉海軍航空基地跡を核とした観光振興 物産振興による錦町総活躍計画 2 地域再生計画の作成主体の名称熊本県球磨郡錦町 3 地域再生計画の区域熊本県球磨郡錦町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題平成 27 年 10 月に策定した錦町人口ビジョンでは 錦町からの主な転出理由は就職や進学となっている また 策定に合わせて実施した若年者対象のアンケートによれば 魅力的で十分な収入を得られることを就職の選択理由とする回答が多数であった そのため錦町では 町のブランド力を高め 観光を軸として関連産業も含めた魅力的なしごとを創出するための取組を進めている 地方創生加速化交付金事業においては 観光資源の磨き上げ及び観光客のニーズを把握するためモニターツアーを実施したが 参加者からは 戦争遺構体験の拡充 季節を感じる体験メニューの構築 地域の食と地元住民との触れ合いができる民泊事業の構築 などの意見があり 滞在時間の短さや周遊性の低さといった課題が浮き彫りとなった また 人吉海軍航空基地跡は戦争遺構として保存状態が良く 規模の面でも全国的にも希有な存在である 平成 27 年からの調査 平成 28 年度からの遺構調査 平成 28 年度からメディア等による周知を進めてきた結果 現段階でも見学者が年間 1000 人を超える さらに 今年度実施したモニターツアーの参加者によって新聞に 人吉海軍航空基地跡 関連の記事が掲載されたことをきっかけに 当該戦争遺構への問い合わせが殺到し 中には 100 人規模のツアー見学の要望も寄せられるなど 観光客等の見学希望者を受け入れるための施設や体制の構築が新たな課題となっている さらに観光振興策と連携して町内の事業者が稼ぐ力を向上させるための物産振興策として新商品開発に意欲がある事業者の掘りおこしなどを実施し 商品開発に取り組んだが 商品開発に消極的な事業者から意欲的な事業者まで 経営レベルに合わせた支援体制を構築することや 商品を多様 1

化することが課題である 4-2 地方創生として目指す将来像錦町では 市場ニーズに応じて農産物を安定的に供給するための生産者の活動を支援することに加え 観光誘客による物産振興を図り 本町の基幹産業である農業を稼げる魅力的な産業に変えることによって 人口減少の抑制及び新たな雇用創出による活力に満ちたまちづくりを進めている その一環として 地方創生加速化交付金事業により 物産振興と併せて本町への観光誘客の拡大を図るための 情報発信やモニターツアーによる市場ニーズの把握などを実施 意欲ある事業者の掘りおこし ビジネスマッチングなどの事業者支援による商品開発や販路開拓が進んだほか 新たな観光ツアー商品の土台が形成されるなど 一定の成果を得た 特に モニターツアーでは 全国的にも希有な戦争遺構である 人吉海軍航空基地跡 への評価が高かったことから 当該戦争遺構を活用し 錦町に戦争関連の観光地としての魅力を創造するため拠点施設を整備するとともに 戦争遺構を核とした観光振興策や物産振興策に町内の各事業者と連携して取り組む また 熊本県南地域での広域的な DMO 形成に向けて 地域一体となって魅力的な観光地域づくりを進める 数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 29 年度 (1 年目 ) 平成 30 年度 (2 年目 ) 平成 31 年度 (3 年目 ) 観光消費額 ( 千円 ) 743,417 37,172 74,341 111,509 観光入込客数 ( 人 ) 220,000 10,000 30,000 60,000 新商品開発事業者 ( 人 ) 2 1 2 2 施設売上 ( 千円 ) 0 1,200 10,000 1,000 雇用の創出 ( 人 ) 0 4 1 1 施設来場者数 ( 人 ) 1,000 5,000 2,000 1,000 2

平成 32 年度 (4 年目 ) 平成 33 年度 (5 年目 ) KPI の 累計 観光消費額 ( 千円 ) 50,000 50,000 323,022 観光入込客数 ( 人 ) 10,000 10,000 120,000 新商品開発事業者 ( 人 ) 1 1 7 施設売上 ( 千円 ) 1,000 1,000 14,200 雇用の創出 ( 人 ) 1 1 8 施設来場者数 ( 人 ) 1,000 1,000 10,000 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要貴重な戦争遺構として注目が高まっている 人吉海軍航空基地跡 を核とした観光振興及び物産振興によるしごと創生に取り組むため 観光資源としての機能を高めるための拠点整備と受入環境の整備を行い 当拠点を観光の核とした錦町オリジナルのツアー商品の開発により 通年での観光誘客を図るとともに 当町での滞在時間を伸ばし 観光消費による経済効果を高める 併せて ツアーに参画する地域事業者の収益増と新商品の拠点を中核とした販売による物産振興を図る また 農泊事業の構築やツアー案内人の育成により観光客の受入体制を整備する 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業 (1) 地方創生推進交付金 ( 内閣府 ): A3007 1 事業主体熊本県球磨郡錦町 2 事業の名称 : 錦町ファン創造プロジェクト 3 事業の内容 にしきまるごと創造プロジェクト運営推進事業推進主体である にしきまるごと創造プロジェクト の運営 3

観光資源磨き上げプロジェクト町内の観光資源を磨き上げ 観光客のニーズに合った観光商品を作り上げる 特に 貴重な戦争遺構として注目が高まっている 人吉海軍航空基地跡 に地方創生拠点整備交付金を活用して新たな観光拠点を整備したいと考えているが 当該施設の拠点性を高める事業を実施するとともに 当該施設を核とした着地型観光メニューを開発する また ツアー案内人の育成と農家民泊事業の構築により 観光客の受入体制を強化する 商品開発ブランディングプロジェクト観光客にお金を落としてもらう仕組みを強化するため 事業者の経営レベルに合わせた商品開発の支援を行い 今回整備予定の拠点施設を販路の中核とし 土産品になるような新商品や海軍関連グッズの開発 カフェスペースで提供する錦町特産のフルーツ ( 梨 桃など ) を使ったオリジナルスイーツの開発や販路開拓等に取り組む にしきまるごとプロモーション事業観光情報やにしきブランドを全国に発信していくため SNS を活用した新たな情報発信ツールの開発や町の魅力を外部に発信する住民主体の情報発信者 ( ボランティア ) の育成に取り組む 4 事業が先導的であると認められる理由 自立性 観光消費額の増大やプロジェクト参画事業者の商品開発力 収益基盤を強化することによって 参画事業者の 稼ぐ力 を増幅させ 行政からの補助によらない自立を図る 官民協働 行政は観光 物産等各分野の事業運営のノウハウを持ったプロ人材の知見を活かし 観光ツアーメニューの開発 新商品の開発 販路拡大支援 情報発信等を実施 民間事業者は商品開発や新たな販路開拓に取り組む 政策間連携 観光誘客を高めることによって ツアーに参画する地域事業者 地域団体の収益増と新商品の販売による物産振興を図るとともに 農家民泊事業の構築やツアー案内人制度の創設による地元住民が稼げるしごとの創出も図る 地域間連携 熊本県南地域や人吉球磨地域の枠組みを活用し 連携して観光資源の魅力を高め 情報発信していくことにより 周遊性を高め地域全体の観光振興や産業振興に取り組む その他の先導性 特になし 4

5 重要業績評価指標 (KPI) 及び目標年月 数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 29 年度 (1 年目 ) 平成 30 年度 (2 年目 ) 平成 31 年度 (3 年目 ) 観光消費額 ( 千円 ) 743,417 37,172 74,341 111,509 観光入込客数 ( 人 ) 220,000 10,000 30,000 60,000 新商品開発事業者 ( 人 ) 2 1 2 2 KPI の累計観光消費額 ( 千円 ) 223,022 観光入込客数 ( 人 ) 100,000 新商品開発事業者 ( 人 ) 5 6 評価の方法 時期及び体制 検証方法 1 推進主体によるPDCAサイクルの仕組みをつくり 随時進捗状況の共有と 事業の効果検証 見直しを行う 2にしき まち ひと しごと推進会議において 事業の進捗状況を報告し 事業内容の検証 見直しを行う 外部組織の参画者 1 行政 産業界 農業法人 金融機関 観光業界 公共交通機関 全国的に活躍する人材とのパイプを有する地域活性化につながるプランナー及びデザイナー 旅行業者 プロモーションアドバイザー 2にしき まち ひと しごと推進会議委員 :( 行政 ) 錦町 区長会 熊本県 ( 産業界 ) 商工会 JA 球磨 ( 金融機関 ) 肥後銀行 熊本中央信用金庫 日本政策金融公庫 ( 教育機関 ) 錦中学校校長 球磨商業高校校長 ( 労働団体 ) 球磨公共職業安定所 ( メディア関係者 ) スラップスティックフォト ( 地元情報発信者 ) ( 住民等 ) 球磨川ツクシイバラ 5

の会 錦町小中学校 PTA 連絡協議会 町内認定こども園 町内介護福祉施設 町内農家 検証結果の公表の方法 検証結果を町のホームページへ掲載する 7 交付対象事業に要する経費 法第 5 条第 4 項第 1 号イに関する事業 A3007 総事業費 89,618 千円 8 事業実施期間 地域再生計画認定の日から平成 32 年 3 月 31 日 (3ヵ年度) 9 その他必要な事項本事業は 拠点整備交付金事業との関連性が高く 両事業の実施により目標達成の可能性を高めるものである (2) 地方創生拠点整備交付金 ( 内閣府 ): A3007 1 事業主体熊本県球磨郡錦町 2 事業の名称 : 人吉海軍航空基地跡を核とした 学ぶ感じる考える 魅力発進拠点整備プロジェクト 3 事業の内容錦町内に点在する人吉海軍航空隊基地跡の戦争遺構を活用し 平和教育及び戦争関連観光の情報発信 交流拠点として整備する 実施内容等の概要 1 山の中の海軍の町ひみつ基地ミュージアム ( 仮称 ) の整備戦争遺構の一つである歴史的建造物の岡本工場を主要遺構の近隣に復元し 当時の歴史的資料等を展示 体感できる観光拠点として整備 2 周辺整備工事効果促進事業として 拠点施設から近隣の戦争遺構を巡るガイドコースのための散策路を整備 4 事業が先導的であると認められる理由 自立性 運営は錦町観光協会が主体となり 観光ガイドの運営から特産品販売まで一貫して担う 当初は自治体からの助成金と会員による会費を 6

活用するが 3 年後を目途に 観光ツアーコースの定着による入館料 海軍基地跡へのガイド料 施設へのテナント料 グッズや地元の物産販売 体験学習などによる施設使用料などによる収益で運営出来るよう経営の自立性を高めていく 5 年後を目標に維持管理経費や事業運営経費を賄えるようにする 官民協働 自治体 戦争遺構観光の拠点を整備するとともに 推進交付金を活用して行う 情報発信 プロモーション等による誘客に取り組む 錦町観光協会 山の中の海軍の町ひみつ基地ミュージアム ( 仮称 ) の運営を行うとともに 戦争遺構を活用した観光商品の開発 販売に取り組む 地域の研究者 戦争遺構活用のアドバイザーとして協力し 平和教育の研修等に取り組むとともに 案内人の養成を行っていく 政策間連携 観光振興と物産振興との連携 観光施策として 観光客を増加させ 地元の生産者による農産物 工芸品等の特産品を施設内でPR 販売を行うことにより 物産 農業振興への波及効果を狙う 観光振興と教育行政の連携 観光施設として施設整備を充実させることで地域の児童生徒や修学旅行生の受け入れが可能になり 平和教育 地域学習の場として活用し 常時 海軍基地跡も散策することができる 地域間連携 本施設は 錦町の戦争遺構だけでなく 隣接する人吉市 相良村など人吉球磨地域の戦争遺構を含めた情報発信 研修を行うこととしている また 併せて 日本遺産の構成文化財の情報発信や案内についても人吉球磨地域全体で連携して行う 人吉市においても多くの戦争遺構があり 旅行会社へのツアー造成への提案等を合わせて行う 5 重要業績評価指標 (KPI) 及び目標年月 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 29 年度 (1 年目 ) 平成 30 年度 (2 年目 ) 平成 31 年度 (3 年目 ) 施設売上 ( 千円 ) 0 1,200 10,000 1,000 7

雇用の創出 ( 人 ) 0 4 1 1 施設来場者数 ( 人 ) 1,000 5,000 2,000 1,000 平成 32 年度 (4 年目 ) 平成 33 年度 (5 年目 ) KPI の 累計 施設売上 ( 千円 ) 1,000 1,000 14,200 雇用の創出 ( 人 ) 1 1 8 施設来場者数 ( 人 ) 1,000 1,000 10,000 6 評価の方法 時期及び体制 検証方法 錦町総合戦略の効果検証機関である にしき まち ひと しごと推進会議 において 当事業で設定したKPIの実績により事業の検証を行い 検証結果についてはHPで公表する 外部組織の参画者 にしき まち ひと しごと推進会議 を構成する有識者や議会の関与を得ながら検証結果報告をまとめる 7 交付対象事業に要する経費 1 第 5 条第 4 項第 1 号イに関する事業 A3007 総事業費 56,204 千円 8 事業実施期間 地域再生計画認定の日から平成 34 年 3 月 31 日 (5 ヵ年度 ) 5-3 その他の事業 5-3-1 地域再生基本方針に基づく支援措置 該当なし 8

5-3-2 支援措置によらない独自の取組 (1) 人吉海軍航空基地跡活用事業事業概要 : 人吉海軍航空基地跡 を核とした観光振興策及び物産振興策の推進によるしごと創生を推進するため 戦跡主要施設の用地取得や拠点整備予定地の造成整備を行う また 拠点施設の魅力を強化するための環境整備に取り組む 実施主体 : 熊本県球磨郡錦町事業期間 : 平成 29 年 4 月 1 日から平成 34 年 3 月 31 日 (5カ年度) 6 計画期間 地域再生計画認定の日から平成 34 年 3 月 31 日 7 目標の達成状況に係る評価に関する事項 7-1 目標の達成状況に係る評価の手法 検証方法 錦町総合戦略の効果検証機関である にしき まち ひと しごと推進会議 において 当事業で設定したKPIの実績により事業の検証を行い 検証結果についてはHPで公表する 外部組織の参画者 にしき まち ひと しごと推進会議 を構成する有識者や議会の関与を得ながら検証結果報告をまとめる 7-2 目標の達成状況に係る評価の時期及び評価を行う内容 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 29 年度 (1 年目 ) 平成 30 年度 (2 年目 ) 平成 31 年度 (3 年目 ) 観光消費額 ( 千円 ) 743,417 37,172 74,341 111,509 観光入込客数 ( 人 ) 220,000 10,000 30,000 60,000 新商品開発事業者 ( 人 ) 2 1 2 2 9

施設売上 ( 千円 ) 0 1,200 10,000 1,000 雇用の創出 ( 人 ) 0 4 1 1 施設来場者数 ( 人 ) 1,000 5,000 2,000 1,000 平成 32 年度 (4 年目 ) 平成 33 年度 (5 年目 ) KPI の 累計 観光消費額 ( 千円 ) 50,000 50,000 323,022 観光入込客数 ( 人 ) 10,000 10,000 120,000 新商品開発事業者 ( 人 ) 1 1 7 施設売上 ( 千円 ) 1,000 1,000 14,200 雇用の創出 ( 人 ) 1 1 8 施設来場者数 ( 人 ) 1,000 1,000 10,000 7-3 目標の達成状況に係る評価の公表の手法 検証結果を町のホームページへ掲載する 10