2018中期経営計画の進捗状況について

1.2 業績の状況 2016 年度 2017 年度 ( 実績 ) ( 見通し * ) ( 実績 ) 2018 年度 ( 目標 ) ( 見通し ) 売上収益 9 兆 1,622 億円 9 兆 3,000 億円 9 兆 3,686 億円 10 兆円 9 兆 4,000 億円調整後営業利益率調整後営業利益 6.4% 5,873 億円 7.1% 6,600 億円 7.6% 7,146 億円 8% 超 8,000 億円超 8.0% 7,500 億円 EBIT 率 EBIT 5.2% 4,751 億円 6.2% 5,800 億円 6.9% 6,442 億円 8% 超 8,000 億円超 8.0% 7,500 億円親会社株主に帰属する当期利益 2,312 億円 3,000 億円 3,629 億円 4,000 億円超 4,000 億円為替レート ( 平均 ) 米ドル : ユーロ : 108 円 119 円 111 円 126 円 111 円 130 円 110 円 120 円 105 円 130 円 * 2018 年 1 月時点 Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 5

1.3 業績の状況 ( 成長へのギアチェンジ ) グローバル事業の拡大構造改革により経営数値を改善売上収益 CCC 9.2 兆円 (8.8 兆円 *1 ) 9.4 兆円 106% *1 72.2 日 *2 69.7 日 2.5 日減 2016 年度 2017 年度 2016 年度 2017 年度調整後営業利益率 ( 金額 ) ROA *3 6.4% (5,873 億円 ) 7.6% (7,146 億円 ) +1.2% 5.0% (122%) +1.7% 3.3% *2 2016 年度 2017 年度 2016 年度 2017 年度 *1 2016 年度売上収益は再編した事業の業績を控除した値 ( 日立物流日立キャピタル日立工機 ) 前年比伸び率は左記事業控除後で算定 *2 製造サービス等 *3 ROA( 総資産当期利益率 )= 非支配持分控除前当期利益総資産 ( 当年度期首と当年度末の平均 ) 100 Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 6

1.4 2018 中期経営計画の達成成長へのギアチェンジを行いグローバル企業へ進化年度 2016 2017 2018 取り組み成長のための準備 3 層構造 ( フロント PF *1 プロダクト ) ビジネスユニット制の導入低収益事業対策と構造改革 Lumada 立ち上げ成長へのギアチェンジ M&A 等でグローバル事業拡大 Lumada 強化顧客協創拡大中計達成とグローバル企業への進化グローバル事業拡大 Lumada によるデジタル事業拡大 ( 兆円 ) 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 調整後営業利益率 6.3% 売上収益事業再編影響 *4 9.7 兆円 9.8 兆円 7.9 兆円 6.6% 8.2 兆円 6.3% 6.4% 10 兆円 8.6 兆円 6.0% ( 見通し *2 ) 9.2 兆円 8.6 兆円 7.6% 7.0% ( 見通し *3 ) 9.4 兆円 9.2 兆円 8.0% 8.0% ( 目標 ) 9.4 兆円 9.4 兆円 2013 年度 2014 年度 2015 年度 2016 年度 2017 年度 2018 年度 ( 実績 ) ( 実績 ) ( 実績 ) ( 実績 ) ( 実績 ) ( 見通し ) * 1 PF:Platform * 2 2016 年 5 月時点 * 3 2017 年 5 月時点 * 4 事業再編影響 : 過年度の売上収益を2018 年度の事業ベースに合わせるため過去の再編事業の売上収益を控除 ( 各事業間の連結相殺額は考慮せず ) ( 再編事業 : 日立物流日立キャピタル日立工機日立国際電気日立マクセル火力事業空調事業 ) Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 7

2.1 グローバルでの事業拡大 (1) 欧州鉄道 * 2016 年度売上 0.85 兆円中国自動車機器昇降機建設機械高機能材料 * 2016 年度売上 0.91 兆円 2017 年度売上 0.96 兆円前年比 :113% 上記以外の地域 ( 日本を含む ): 5.04 兆円 (2016 年度 ) 5.15 兆円 (2017 年度 ) 各地域の主力事業でグローバル成長建設機械高機能材料 2017 年度売上 1.04 兆円前年比 :114% アジア昇降機自動車機器 * 2016 年度売上 0.91 兆円建設機械 2017 年度売上 1.04 兆円前年比 :114% 北米鉄道産業機器 / ソリューション IT プロダクト * 2016 年度売上 1.09 兆円建設機械高機能材料 2017 年度売上 1.18 兆円前年比 :108% 海外売上収益 ( 合計 ) 前年比 :113% * 2016 年度売上収益は再編した事業の業績を控除した値 ( 日立物流日立キャピタル日立工機 ) Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 9

2.2 グローバルでの事業拡大 (2) グローバルの各地域で事業拡大鉄道事業産業機器欧州 : 英国 IEP * 等で売上が拡大北米 : 日立レールイタリア社アンサルド STS 社を通じた売上拡大マイアミメトロ向け車両納入の開始ボルチモア地下鉄向け車両信号システム受注 ( 約 450 億円 ) 北米 : サルエアー社買収獲得した販売網を通じて日立産機システム製の空気圧縮機を販売開始 IT プロダクト北米 : フラッシュストレージ製品の販売好調建設機械中国 : 市況の回復に対応し売上拡大 * IEP:Intercity Express Programme( 都市間高速鉄道計画 ) 2017 年 10 月営業運転開始 Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 10

2.3 デジタルによる成長フロント Lumada 強化を推進しデジタル成長の基盤を整備グローバル推進体制の構築フロント強化デジタル事業をグローバルに推進する日立ヴァンタラ社 (2017 年 9 月 ) 日立グローバルデジタルホールディングス社 (2018 年 4 月 ) を発足顧客アクセスのための CCO *1 を北米欧州アジアに配置 Lumada 強化ユースケースの蓄積迅速容易なシステム立ち上げを実現する Lumada ソフトウェア群の整備ユースケース 500 件以上 *2 (2017 年 3 月末比 +300 件以上 ) 引き合いの増加協創や案件の獲得が進展引き合い案件数 : 欧米中国 APAC で 1,000 件超協創事例 :Penske 社ヤマト運輸ベトナム郵便 Lumada ユースケース事例品質向上デジタルで標準化した熟練技術者の技能を訓練に活用リスク低減売上向上 500 件以上コスト見える化生産進捗 / 課題可視化で最適生産計画立案コスト最適化生産性向上 *1 CCO:Chief Commercial Officer * 2 2018 年 3 月末日時点 Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 11

2.4 事業構造改革の継続事業構造改革を継続し収益改善課題事業対策構造改革低収益事業の縮小撤退収益改善により 2017 年度営業利益 380 億円改善 [ 前年比 ] 大型産業プラント EPC 事業 *1 からの撤退構造改革の実行 (2017 年度効果 :150 億円 [ 前年比 ]) 2016~2017 年度の 2 年間で約 1.5 兆円規模 *2 の事業再編を決定実行事業の選択と集中 2016 年度 2017 年度物流サービス ( 日立物流 ) 半導体製造装置他 ( 日立国際電気 ) 金融サービス ( 日立キャピタル ) 旅客運輸事業 ( 日立電鉄交通サービス ) 電動工具機器 ( 日立工機 ) 液晶パネル製造装置他ネットワーク機器事業 ( アラクサラネットワークス ) 鍛造ロール事業 * 1 Engineering Procurement Construction( 設計調達工事 ) 請負事業 * 2 売上収益額 Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 12

2.5 モノづくり強化品質強化事業成長の基盤となるモノづくり品質強化モノづくり強化他社連携による更なるコスト競争力信頼性向上 UMC エレクトロニクス社との協業によるモノづくり強化 (2018 年 4 月 ~) 日立社内における Lumada 活用によるモノづくりの進化設計効率化リードタイム短縮等社内事例 115 件品質強化デジタル化の進展に対応したソフトウェアの信頼性向上情報システム部門のソフトウェア品質管理手法の横展開等デジタル /IT による品質保証の推進人的ミス等を防止する人手を介さないデータシステム等 Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 13

2.6 資産収益性の向上投資の重点化既存資産の削減により資産を入れ替え投資の重点化市場の成長性が高く収益性 (ROA) が高い事業に重点投資鉄道ターンキー / 信号事業産業機器等既存資産の削減低収益資産の削減情報通信機器関連海外産業 EPC 事業等保有株式の売却マクセル (2017 年 12 月 ) 等資金の有効活用外部資本を活用した資金調達投融資に関する高度専門人財の獲得 ROA 高中低資産保有の考え方資産規模維持資産削減 ( キャッシュフロー範囲内での投資 ) 高収益資産の拡大 ( 重点投資 ) 低中高グローバル市場の成長性 Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 14

2.7 2018 中期経営計画 KPI の状況 2016 2017 年度の成長施策で ROA 目標を前倒しで達成 2016 年度 ( 実績 ) 2017 年度 ( 実績 ) 2018 年度 ( 目標 ) フロントの事業拡大 ( フロント売上比率 ) 38% 39% 40% グローバル事業の拡大 ( 海外売上比率 ) 48% 50% 55% 超キャッシュ創出力の強化 ( 営業 CF マージン ) 7.1% * 7.8% 9% 超資産収益性の向上 (ROA) 3.3% * 5.0% 5% 超 * 製造サービス等 Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 15

3.1 事業環境の変化と社会イノベーション事業社会イノベ - ション事業への要求の高まり持続可能な開発目標 (SDGs *1 ) を国連が採択 Inclusive な社会 *2 の実現と自社の成長がグローバル企業の課題へ社会イノベーションで社会課題を解決社会生活基盤を大きく変革 Society 5.0 Industrie4.0 IoT SDGs 市場年 12 兆米ドル (2030 年までの予測値 ) *3 IoT 市場 1.1 兆米ドル (2021 年 ) (CAGR 14.4%) *4 * 1 SDGs:Sustainable Development Goals * 2 社会的弱者も含め市民ひとりひとりを地域社会の一員として取り込み支えあう社会 * 3 BSDC Better Business, Better World * 4( 出所 )IDC https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerid=prus43295217 Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 17

3.2 2018 中期経営計画の達成成長へのギアチェンジを行いグローバル企業へ進化年度 2016 2017 2018 取り組み成長のための準備 3 層構造 ( フロント PF *1 プロダクト ) ビジネスユニット制の導入低収益事業対策と構造改革 Lumada 立ち上げ成長へのギアチェンジ M&A 等でグローバル事業拡大 Lumada 強化顧客協創拡大中計達成とグローバル企業への進化グローバル事業拡大 Lumada によるデジタル事業拡大 ( 兆円 ) 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 調整後営業利益率 6.3% 売上収益事業再編影響 *4 9.7 兆円 9.8 兆円 7.9 兆円 6.6% 8.2 兆円 6.3% 6.4% 10 兆円 8.6 兆円 6.0% ( 見通し *2 ) 9.2 兆円 8.6 兆円 7.6% 7.0% ( 見通し *3 ) 9.4 兆円 9.2 兆円 8.0% 8.0% ( 目標 ) 9.4 兆円 9.4 兆円 2013 年度 2014 年度 2015 年度 2016 年度 2017 年度 2018 年度 ( 実績 ) ( 実績 ) ( 実績 ) ( 実績 ) ( 実績 ) ( 見通し ) * 1 PF:Platform * 2 2016 年 5 月時点 * 3 2017 年 5 月時点 * 4 事業再編影響 : 過年度の売上収益を2018 年度の事業ベースに合わせるため過去の再編事業の売上収益を控除 ( 各事業間の連結相殺額は考慮せず ) ( 再編事業 : 日立物流日立キャピタル日立工機日立国際電気日立マクセル火力事業空調事業 ) Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 18

3.3.1 デジタルでめざす姿 No.1 イノベーションパートナーへデジタルの基盤となるトップレベルの IoT プラットフォーム :Lumada OT IT プロダクトを活用したお客さまとの協創引き合いが増加し顧客協創が進展製造物流 / モビリティ金融等のユースケースを蓄積 (500 件以上 ) お客さまとのビジョン共有新コンセプト創出プロト開発およびデモ具現化課題共有見える化ビジネスモデルデザイン検証シミュレーション顧客協創方法論 NEXPERIENCE Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 19

3.3.2 モビリティソリューション (1) 安全快適な人モノの移動をデジタルで実現 Penske 社 : 運輸交通サービス業ソリューション車両の走行データ等を活用し車両管理を最適化効果車両稼働効率の向上ヤマト運輸 : 宅配業ソリューション車両から収集したデータを可視化し運転特性等を分析効果安全運転教育の高度化による安全な輸送 Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 20

3.3.3 モビリティソリューション (2) 安全快適な人モノの移動をデジタルで実現コペンハーゲンメトロ : 運輸業ソリューション Lumada を活用し人流データを解析乗客数に応じた列車運行を実現効果混雑緩和利便性向上運行効率向上西日本鉄道 : 運輸業ソリューションバスの走行実績や乗車降車の統計データを分析し運行計画を最適化効果利便性向上業務効率向上 Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 21

3.3.4 製造デジタルソリューション製造業が直面するニーズの変化多様化に対応し製造現場や製造サプライチェーンをデジタルで変革顧客協創事例オークマ製造現場の生産性向上社内事例日立製作所大みか事業所製造サプライチェーンのリードタイム短縮課題必要なときに必要なものを提供課題ソリューション効果多品種少量生産の効率化生産進捗 / 設備稼働状況の見える化分析生産計画の最適化生産性向上リードタイム短縮ソリューションデジタルで製造サプライチェーンを最適化効果リードタイム短縮工場内 ( 製造 ) 調達 ~ 製造 ~ 物流 Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 22

3.4.1 社会イノベーション事業のグローバル展開地域事業北米アジア中国欧州各地域で主力の社会イノベーション事業を拡大金融社会ソリューション金融 SI 金融社会ソリューション (e ガバメント非現金決済 ) 産業機器 / ソリューション産業機器 ( 北米顧客獲得 ) 製造ソリューションモビリティソリューション産業機器製造ソリューション昇降機昇降機新設保守ビル関連デジタルソリューション ( 遠隔監視等 ) 昇降機新設保守ビル関連デジタルソリューション ( 遠隔監視等 ) 鉄道鉄道システムターンキー鉄道システム鉄道デジタルソリューション上記事業 ( 売上 : 約 3 兆円 ) が成長を牽引 (2018 年 2021 年 : 目標 CAGR 5-10%) Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 23

3.4.2 グローバル展開 - 金融社会ソリューション - 国内で培ったノウハウを活用してグローバル事業拡大金融ソリューションベトナム郵便金融サービス電子化 ( 三井住友銀行と協働 ) 電子年金支給システムの提供非現金決済事業に拡大予定社会ソリューションインドの行政サービス電子化 Digital India に貢献 Hitachi MGRM Net * を発足しソリューション / サービスを提供 * Hitachi MGRM Net: インドの IT 企業 MRGM Net 社の株式を取得し商号を変更 Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 24

4.1 重点事業領域への投資 4 事業分野ごとの重点事業領域に投資投資の方向性グローバル事業の拡大 : グローバル各地域の販売チャネルの獲得他デジタルサービス事業の拡大 : 金融決済システム eガバメント他持続的社会への対応 : 脱炭素 ( 再生エネ系統安定化 EV 等 ) 他電力エネルギー産業流通水アーバン金融社会ヘルスケア今後の投資分野再生可能エネルギー分散電源ソリューション製造ソリューション産業機器 ( 北米 / アジア ) 鉄道ターンキー / 信号昇降機新設 / 保守 ( 中国 / アジア ) 自動車電動パワートレイン / 自動運転関連部品 Mobility as a Service 国内 / 海外金融決済システム ( アジア ) e ガバメント ( アジア ) Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 26

4.2 成長に向けた将来像お客さまのサービスに合わせたソリューションをフロントが柔軟に提供顧客電力エネルギー産業流通水アーバン金融社会ヘルスケアプラットフォームを直接提供フロント顧客に合わせてプロダクトを集めサービスで提供コンサル SI プレエンジエンジニアリングプラットフォーム Lumada の社内活用競争力のあるプロダクト提供電力機器昇降機鉄道プロダクト自動車機器家電産業機器情報機器他社品プロダクトを直接提供 Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 27

4.3 成長に向けた人財強化デジタルグローバル成長を実現する人財の獲得登用経営人財グローバル経営グローバルフロントの強化 BU *1 グループ会社トップにグローバルタレントを 3 名配置鉄道 BU 日立オートモティブシステムズ日立グローバルデジタルホールディングス社フロント人財北米欧州アジアの販売トップ CCO *2 として専任のエキスパートを 4 名採用グローバル IoT 企業等から事業領域のトップエキスパート約 30 名を採用多様な人財の登用によりイノベーション力を強化役員層における女性や外国籍人財の登用現状 *3 女性 2.5% 外国人 6.4% を 2020 年度までにそれぞれ 10% に拡大 *1 BU : Business Unit *2 CCO:Chief Commercial Officer *3 2018 年 4 月 1 日時点 Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 28

4.4 技術開発新事業創出 No.1 プロダクトサービスの創生に向けた投資の強化 R&D 投資拡大による世界 No.1 製品技術創生技術の優先度に基づき開発を推進注力分野 : ブロックチェーン自動運転スマート製造 AI ロボティクス等 (2017 年度研究開発費 :3,329 億円 ) 世の中の変化を捉えた新事業の創出エッジコンピューティングを活用した製造社会インフラ分野の新事業創出ファナック Preferred Networks との合弁会社設立 (2018 年 4 月 ) エッジクロスコンソーシアムに幹事会社として参画エコシステム構築を推進オープンイノベーションによる破壊的技術創生破壊的技術新領域事業へのアクセス強化ベンチャーキャピタルである Geodesic Capital が募集するファンドに出資 (2018 年 3 月 ) Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 29

4.5 経営のスピードアップ業務効率向上組織 / 制度ルール / 業務 /IT の見直しにより収益を拡大髙橋副社長を CTrO * に任命し改革プロジェクトを牽引 2021 年度までに 1,000 億円超のコスト削減経営課題スピードアップ業務効率向上改善テーマ組織構造の簡素化制度ルールの見直し業務プロセス見直しコンプライアンス強化経営情報の集約と一元化間接業務の効率化改革プロジェクト子会社数の削減経営データの見える化 * CTrO:Chief Transformation Officer Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 30

将来予想に関する記述本資料における当社の今後の計画見通し戦略等の将来予想に関する記述は当社が現時点で合理的であると判断する一定の前提に基づいており実際の業績等の結果は見通しと大きく異なることがありえますその要因のうち主なものは以下の通りです主要市場 ( 特に日本アジア米国および欧州 ) における経済状況および需要の急激な変動為替相場変動資金調達環境株式相場変動原材料部品の不足および価格の変動長期契約におけるコストの変動および契約の解除信用供与を行った取引先の財政状態製品需給の変動製品需給為替相場および原材料価格の変動並びに原材料部品の不足に対応する当社および子会社の能力新技術を用いた製品の開発タイムリーな市場投入低コスト生産を実現する当社および子会社の能力価格競争の激化人材の確保社会イノベーション事業強化に係る戦略企業買収事業の合弁および戦略的提携の実施並びにこれらに関連する費用の発生事業再構築のための施策の実施持分法適用会社への投資に係る損失主要市場事業拠点 ( 特に日本アジア米国および欧州 ) における社会状況および貿易規制等各種規制コスト構造改革施策の実施自社の知的財産の保護および他社の知的財産の利用の確保当社子会社または持分法適用会社に対する訴訟その他の法的手続製品やサービスに関する欠陥瑕疵等地震津波等の自然災害感染症の流行およびテロ紛争等による政治的社会的混乱情報システムへの依存および機密情報の管理退職給付に係る負債の算定における見積り Hitachi, Ltd. 2018. All rights reserved. 35