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アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

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目次 1. はじめに 1 2. 協議会の構成 2 3. 目的 3 4. 概ね5 年間で実施する取組 4 5. フォローアップ 8

宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

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「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書

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Microsoft Word - 03.【参考】新旧対照表(中防災).docx

第8章 災害復旧計画

(案)

豪雨災害対策のための情報提供の推進について

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別添 中防災第 1 1 号 平成 29 年 5 月 31 日 各指定行政機関の長各指定公共機関の代表殿 中央防災会議会長 ( 内閣総理大臣 ) 安倍晋三 梅雨期及び台風期における防災態勢の強化について 貴殿におかれては 日頃から各般の施策を通じて災害対策の推進に御尽力をいただいているところであるが

スライド 1

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PowerPoint プレゼンテーション

平成 30 年度年法律第 57 号 ) 等により 要配慮者利用施設は 避難確保計画等の自然災害に関する計画 ( 以下 災害計画 という ) を作成することとなっており 災害計画の作成を促進するため 貴殿におかれても必要な支援に努められたい また 市町村が行う避難勧告等の発令に関する各種取組への積極的

試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 29 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

大阪市防災 減災条例 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章本市の責務 ( 第 4 条 - 第 7 条 ) 第 3 章市民の責務 ( 第 8 条 ) 第 4 章事業者の責務 ( 第 9 条 ) 第 5 章災害予防 応急対策 ( 第 10 条 - 第 25 条 ) 第 6

試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 30 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

スライド 1

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避難を促す緊急行動 被災した場合に大きな被害が想定される国管理河川において 以下を実施 1. 首長を支援する緊急行動 ~ 市町村長が避難の時期 区域を適切に判断するための支援 ~ できるだけ早期に実施 トップセミナー等の開催 水害対応チェックリストの作成 周知 洪水に対しリスクが高い区間の共同点検

Microsoft PowerPoint - ◯06_出水期における防災体制

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災害時要援護者支援マニュアル策定ガイドライン

1. 災害の発生を未然に防止するため 防災事務に従事する者の安全確保にも留意した上で 職員の参集や災害対策本部の設置等適切な災害即応態勢の確保を図り 関係機関との緊密な連携の下に 特に以下の取組について万全を期すること 1 危険箇所等の巡視 点検の徹底河川等の氾濫 がけ崩れ 土石流等災害発生のおそれ

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<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

国土技術政策総合研究所 研究資料

Microsoft Word - 02.H28秋 重点提言本文【合本】1110.doc

☆配布資料_熊本地震検証

Microsoft PowerPoint - 参考資料 各種情報掲載HPの情報共有

あおぞら彩時記 2017 第 5 号今号の話題 トリオ : 地方勤務の先輩記者からの質問です 気象庁は今年度 (H 29 年度 )7 月 4 日から これまで発表していた土砂災害警戒判定メッシュ情報に加え 浸水害や洪水害の危険度の高まりが一目で分かる 危険度分布 の提供を開始したというのは本当ですか

避難勧告等の 判断 伝達マニュアル ( 土砂災害編 ) ひと 緑がかがやく田園と交流のまち 安全に安心して暮らせるまちの実現に向けて ( 概要版 ) 平成 26 年 9 月 1 日 北海道長沼町

地震被害予測システムにより建物被災度を予測 また 携帯電話と地図を利用した 被害情報集約システム では GPS 機能と地理情報システムとの連係により 現在位置周辺にある同社施工済物件を検索し 物件や周辺の被害状況を文字 静止画 動画を添付して報告することができる これら被害情報を地理情報システムに集

職員の運営能力の強化 避難所担当職員研修の実施 全庁対象の避難所担当職員研修(5 回開催で約 400 名参加 ) 区毎の避難所担当職員研修 男女共同参画の視点に立った避難所づくり 共助による災害時要援護者支援の取り組みについて説明 各区災害対策本部との連絡 避難所内の課題解決の調整など 地域団体等へ

資料1 受援計画策定ガイドラインの構成イメージ

第356 第 3 章 災害応急対策計画 (2) 本部の設置場所 (3) 関係機関との連絡 2. 本部の組織 本部の設置場所は 原則として浦安市災害対策本部室とする 関係機関との連絡が必要な場合は 関係機関連絡室 を設置し 警察 自衛隊 ライフライン等から連絡要員の派遣を要請し 連絡 調整にあたる 本

Microsoft Word - 町内会非常時連絡の手引【完成】2.4

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

防災 減災に向けた取組 ( 砂川市 )

避難開始基準の把握 1 水害時の避難開始基準 釧路川では 水位観測所を設けて リアルタイム水位を公表しています 水位観測所では 災害発生の危険度に応じた基準水位が設定されています ( 基準となる水位観測所 : 標茶水位観測所 ) レベル水位 水位の意味 5 4 ( 危険 ) 3 ( 警戒 ) 2 (

土砂災害防止法よくある質問と回答 土砂災害防止法 ( 正式名称 : 土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関 する法律 ) について よくいただく質問をまとめたものです Ⅰ. 土砂災害防止法について Q1. 土砂災害は年間どれくらい発生しているのですか? A. 全国では 年間約 1,00

新規文書1

目 次 ページ はじめに 1 地区防災計画制度について 1 防災計画の全体像 地区防災計画制度の全体イメージ 2 地区防災計画とは 2 3 本冊子 手引き の活用方法 2 手引きの構成 手引きの活用イメージ 地区防災計画 作成の手引き 1 制度の背景 3 (1) 作成の目的 (2) 自助 共助の重要

第 1 回手取川 梯川大規模氾濫に関する減災対策協議会議事概要 1. 日時 : 平成 28 年 5 月 9 日 ( 月 ) 13:30~15:00 2. 会場 : 川北町文化センター 2 階大ホール 3. 出席者 構成員小松市長和田愼司 ( 代理 : 都市創造部次長前多智徳 ) 白山市長山田憲昭 (

U2. 北朝鮮のミサイルについて Q3. 北朝鮮によるミサイル発射の現状はどうなっているのか 北朝鮮は 過去に例を見ない頻度でミサイルを発射しており 平成 28 年 8 月以降 ミサイルが日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下する事例も起こっています Q4. ミサイルは 発射から何分位で日本に飛

L アラート ( 災害情報共有システム ) の概要 1 情報発信 情報伝達 地域住民 市町村 災害時の避難勧告 指示 お知らせ等 収集 フォーマット変換 配信 テレビ事業者 システム接続 ケーブル地上波 デジタル TV データ放送など ( テキストで表示 ) 情報閲覧 入力 防災情報 お知らせ等 都

その一方で 防災行政無線の聞き取り状況の調 査では 図 3に示すように20% の人が放送内容を聞き取れなかったと答えており 今後の改善 もしくは代替え手段の充実の必要性を示唆している なお 情報の入手先としてテレビの割合が低いのは地震による停電 ( 岩手県 宮城県では95% 以上が停電 ) が原因と

2. 地域防災計画 ( 地震 風水害 原子力 ) の見直し市の防災対策の基本となる地域防災計画は 平成 20 年 1 月の初版策定後しばらくの間は見直しがなかったものの 平成 23 年 3 月 11 日に発生した福島原発事故を受けて 新たな原子力災害の発生に備え内容を全面的に見直し 住民避難計画を別

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Ⅱ 土砂災害警戒情報が出たら 緊急連絡網による連絡 電話 メール FAX その他 ( ) の実施 ( 副会長, 各種団体, 該当する自主防災部等 ) 緊急避難場所の開設準備を指示 隣接自主防災会へ情報を提供 該当自主防災部を通じて, 緊急避難場所として の開設準備中 ( 又は開設済み ) を住民へ伝

平成 29 年 12 月 1 日水管理 国土保全局 全国の中小河川の緊急点検の結果を踏まえ 中小河川緊急治水対策プロジェクト をとりまとめました ~ 全国の中小河川で透過型砂防堰堤の整備 河道の掘削 水位計の設置を進めます ~ 全国の中小河川の緊急点検により抽出した箇所において 林野庁とも連携し 中

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防災 減災への民間情報の活用の必要性 東日本大震災において 明らかになった課題 従来の情報収集の取組 職員による現地調査 報道機関からの情報 通報 検知器 ( センサー ) 課題 対応できる人員の限界 小さな地域に関する情報の不足 紙情報が多い 情報の整理 管理が困難 設備 維持費用が大きい 上記課

( 施設名 ) における 土砂災害時の避難確保計画 各施設の状況に応じて 赤字部分を修正してください 福祉施設 医療機関両方で使用できる内容にしています 不要な部分は削除してください 施設の状況に応じて内容を追加してください ( 提出時 このテキストボックスは削除してください ) 平成 年 月

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 本年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発

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目次 はじめに P3 1 災害 緊急の範囲 P3 2 時間と場所を考慮した対応の必要性 P3 3 時間ごとの対応 P4 4 場所ごとの対応 P5 5 デジタルサイネージの提供コンテンツ P6 6 緊急時を意識したデジタルサイネージシステム P6 7 情報の切替 復帰の条件 P7 8 緊急運用体制 P

洪水時の避難確保計画 施設 年月作成 洪水 の避難確保計画は基本的にこのエクセル表入力に基づき出力した計画書が市町村あての提出物です 他に ワード様式 の 様式 7 防災教育訓練年間計画 様式 8 施設利用者緊急連絡先一覧 様式 9 緊急連絡網 様式 10 外部機関緊急連絡先一覧 様式 11 対応別

. ポイント 火山活動の変化を的確に検知し 迅速に登山者等に伝達できる 観測体制強化 関係機関への情報伝達迅速化 屋外放送 携帯端末 パトロールから伝達等 予測不能な突発的噴火の際 避難できる施設が整備されている 噴石等に耐えられる堅牢施設 避難すべき施設を登山者が認知等 噴火警報発表時 噴火時に登

ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

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(3) 設備復旧対策事例 ~ 基地局及びエントランス回線通信事業者各社で取り組んだ主な基地局あるいはネットワーク設備復旧対策としては 光ファイバー 衛星回線 無線 ( マイクロ ) 回線の活用による伝送路の復旧や 山頂などへの大ゾーン方式 ( 複数の基地局によるサービスエリアを1つの大きなゾーンとし

3.[ トップ画面 ] データ放送連携トップ画面 トップ画面には ゆめネットデータ放送と連携した情報が表示されます " メニュー部分を左右に移動させると様々な情報メニューが表示されます " 情報メニューをタップすると内容が表示されます " データ放送以外の情報は 下部のタブメニューをタップすると他の

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その時点で改めて ミサイルが落下する可能性がある旨を伝達し 直ちに避難することを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建

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(2) 本部の設置場所本部の設置場所は 原則として浦安市集合事務所 301 会議室とする (3) 関係機関との連絡体制関係機関との連絡が必要な場合は 関係機関連絡室 を浦安市集合事務所に設置し 警察 自衛隊 ライフライン等から連絡要員の派遣を要請し 連絡 調整にあたる 連絡室は 浦安市集合事務所内に

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朝倉市の事例 自主防災組織の育成 強化東日本大震災以降 地域防災力の強化を図るため 自主防災組織を育成 強化 自主防災マップの作成平成 24 年 7 月九州北部豪雨を契機に 平成 26 年度までに全自主防災組織分 ( 全地区 ) の自主防災マップを作成し 全戸へ配布 自主避難場所の指定指定避難所とは別に 川から離れた自主避難場所を指定 避難訓練の実施毎年 子どもからお年より 要支援者 ( ) などが参加する避難訓練や避難経路の安全対策 ( 道路整備 側溝の蓋設置等 ) を実施 要支援者とは 避難に助けが必要な高齢者等のこと 要支援者 支援者リストの作成行政主導により各集落において要支援者と支援者のリストを作成 上流からの流木や土砂の影響により 想定以上の範囲においても被害が発生したこと 落雷や土砂崩落などによる停電や光ケーブルの断線が発生し 避難情報等の伝達が十分ではなかったこと 通常の洪水による被害と異なり 屋内による人的被害が大きかったこと 毎年 避難訓練などの防災 減災の取り組みもあり H29 年豪雨時には 班長 ( 自主防災組織 ) 等による早期 ( 事前 ) 避難の声かけや自主避難場所への避難ができており 人的被害を抑えられた地区もあった 避難訓練のほか 避難情報伝達や避難所運営 備蓄品支給等の訓練 さらなる防災意識の啓発 向上など多面的に取り組む必要がある 出水期対策プロジェクトチームを中心に検討する 気象情報や雨量 水位データ等の様々な情報サイトが散在しているため 情報収集 情報共有の効率化を図る必要がある ポータルサイト化の推進に向けて検討する 住民との調和が取れ 地域に精通した防災士が必要である 先進自治体の取り組みを参考にして 前向きに進める 〇登録制の防災メールを利用していない人などへの対応として 避難情報や防災情報等の伝達手段の拡充を図る必要がある 日頃から人が集まる大型商業施設等において 避難情報や防災情報を店内アナウンスしてもらう ペットと一緒でないと避難しないといった事例があった 今後 ペット同伴者の受け入れ体制を検討する (H29 九州北部豪雨時は 動物病院やボランティア活動団体を紹介 ) 災害対策本部における大型モニターの整備 1. 山間部では洪水だけでなく 土砂を伴う災害にも注意が必要である 2. 土砂 流木を伴う災害の場合は 屋内にいても被災する可能性がある 3. 急激に変化する気象条件下では 短い時間での土砂 流木を伴う想定以上の災害が発生し 避難できないこともあるため早めの避難が重要である 4. 地域内の要支援者を把握し 事前に支援者を決めておくことで あわてずに避難することが可能である

日田市の事例 自主防災組織 防災士の育成 強化平成 24 年 7 月九州北部豪雨を教訓に 地域防災力の強化を図るため 自主防災組織や防災士を育成 強化 自主防災マップの作成行政と住民が協力し 自主防災組織 ( 自治会 ) 単位の自主防災マップを作成 避難訓練の実施自主防災組織による避難訓練の実施 要支援者 支援者リストの作成行政主導により各集落において要支援者と支援者のリストを作成 住民同士の連絡網作成一部の地区では 住民同士の安否確認や避難呼び掛けのための連絡網を作成している 平成 24 年 7 月九州北部豪雨をさらに上回る洪水であったこと 山間部では 大規模な山腹崩壊や道路損壊等による孤立地区が発生したこと 落雷や土砂崩落などによる停電や光ケーブルの断線 携帯電話基地局のダウンが発生し 避難情報等の伝達が十分ではなかったこと 平成 24 年 7 月九州北部豪雨後 防災 減災の取り組みもあり 住民の防災意識が向上し 住民自ら危険を予測したり 住民同士の避難の呼びかけなどにより 事前の避難行動がとられていた 体験したことのない降雨に対して 防災士 からの声かけにより 時間的な余裕を持った避難行動がとれていた 防災士とは 自助 共助 共働 を原則として 社会の様々な場で防災力を高めることが期待され そのための十分な意識と一定の知識 技能を習得した人のこと 災害経験地区と未経験地区では 住民 ( 自主防災組織含む ) の防災意識に差がみられるため 市全体の地域防災力を広げる必要がある 自主防災組織活性化事業 ( 消防庁補助金 ) を活用し 自主防災組織へ防災 災害の専門技術者を講師として派遣し 住民自ら避難行動を目指すスキルを育成 強化することで 市全体の地域防災力の底上げを図っている 行政としては 急激に変化する気象条件に対応するため 住民の自主避難につながる情報提供の拡大と 避難情報の確実な情報発信と更なる早期発令に向けた体制強化が必要 河川監視用カメラ情報を市民に情報提供し 浸水の危険性をリアルタイムに伝える また 更なる早期の避難勧告発令に向けて 大災害を経験した職員 OBを活用するなど 情報収集体制の強化を図る デジタル防災無線による避難情報の配信に向けた検討 [ 情報伝達の強化 ] 避難所の対応等として女性防災士を育成 [ 避難者へのきめ細かな支援 ] 備蓄拠点を市内に分散配置 [ 避難物資のリスク分散 ] 1. 急激に変化する気象条件下においては 行政からの避難情報発令後 ( 公助 ) の避難行動では間に合わない可能性がある 2. 住民自ら危険を予測し避難すること ( 自助 ) や 住民同士の避難の呼びかけ ( 共助 ) によって早期避難することが重要である

東峰村の事例 自主防災組織の育成 強化平成 24 年 7 月九州北部豪雨を契機に モデル地区を選定し少しでも自立可能な自主防災組織を目指し 拡大中 ハザードマップの作成 配布平成 24 年 7 月九州北部豪雨を契機に 避難訓練やハザードマップを作成し 全戸へ配布 自主防災マップの作成各自主防災組織で危険箇所や避難経路などを盛り込んだ自主防災マップを作成 避難訓練の実施平成 27 年から各自治会 ( 自主防災組織 ) が自主的に全村民参加の避難訓練 ( 避難所までの経路確認 ) 及び危険箇所 地域の安全な場所の確認等を実施 避難行動要支援者支援計画を作成 山腹崩壊が多数発生したこと 多くの場所で道路が寸断され孤立地区が発生したこと 一部孤立した地区はあったものの 防災 減災の取り組みにより 指定避難所への避難が危険と判断した地区は 一時避難場所に避難するなどして村内全体で人的被害を抑えることができた 防災対応の職員数が少ないなか 地域住民等からの膨大な量の電話対応にも追われ 情報収集などが十分に対応できなかった H30 年度より災害警戒体制職員を増員済み < 参考 > 災害警戒体制の変更 内容 H29 年度 H30 年度 災害警戒本部設置 注意喚起避難準備 高齢者避難開始 第 1( 軽 ) 配備 4 名第 1 配備 13 名 避難勧告発令第 1( 重 ) 配備 6~7 名第 2 配備 26 名 避難指示発令第 2 配備 16 名 災害発生第 3 配備全職員 第 3 配備 全職員 マイ避難マップ マイタイムラインについて学識者の助言 指導を頂く 防災行政無線による伝達内容をケーブルテレビ ( テロップ ) を通じての情報提供を検討 豪雨版のタイムライン ( 概略 ) 作成 消防職員 OB の嘱託 災害対策本部にタブレット 衛星携帯電話の配備 1. 山間部においては 土石流や河川氾濫により道路が寸断されるので 避難や救助が困難となるため早めの避難行動が重要である 2. 小さな集落であっても 自主防災組織 ( 地域コミュニティー ) を結成し 要支援者並びに支援者 避難経路 危険箇所等を確認しておくことが重要である 3. 豪雨と被害発生までの時間が短い山間部では 住民等への様々な対応の集中が考えられるため 行政においては タイムライン ( 豪雨版 ( 概略 )) を策定し 防災行動の抜け 漏れ 落ち を防ぐための事前準備を行っておくことが重要である

平成 29 年九州北部豪雨を踏まえ 推進すべき取り組み 各市町村 地域防災力 地域住民の自発的避難行動が取れるための住民参加型の避難訓練実施 自主防災マップの作成 更新と一時避難場所の掲載 防災士の育成 強化 避難情報等の伝達と情報収集 避難行動を促すため 水防上の危険箇所への早期水位計設置と水位情報提供 ( 河川管理者による ) 情報伝達手法の多様化 ( 停電 光ケーブル等の断線 携帯基地局ダウンへの対応 ( 個別受信機の配備など )) 屋外スピーカーによる伝達手法改善 防災体制 避難情報伝達 避難所開設 運営 備蓄品支給等の訓練実施 情報収集 情報共有の効率化 ( 気象情報等のポータルサイト化など ) 災害対策本部の強化 ( 機器回線の増設 大型モニター等の整備など ) 防災対応職員の増員 資機材 備蓄品の適切な更新 避難行動要支援者の個別支援計画策定 1. 上記内容は アンケート ヒアリング結果を基に整理したものです 2. 一部の市町村においては 既に取り組まれている内容が含まれています 期待される減災取り組み 各市町村 地域防災力 個人の適正な避難行動につながる行動マニュアルの検討作成 女性防災士の活用 自主防災組織がない自治会に対し 更なる推進を図る 避難情報等の伝達と情報収集 ケーブルテレビを活用したライブカメラ映像の提供 大型商業施設等を活用した避難情報などの発信 民放を活用した避難情報の発信〇民間企業 ( 運送業者等 ) を活用した 施設被害や道路情報の収集強化 防災体制 庁舎の強化 非常用電源の確保 タブレット 衛星携帯電話の配備 防災担当部局の強化 防災担当課の新設 消防職員 OB の嘱託 豪雨版のタイムライン ( 概略 ) 作成 1. 上記内容は アンケート ヒアリング結果を基に整理したものです 2. 一部の市町村においては 既に取り組まれている内容が含まれています

平成 29 年九州北部豪雨災害からの教訓 1. 自助 共助による避難急激に変化する気象条件下においては 行政からの避難情報発令後 ( 公助 ) の避難行動では間に合わない可能性があるため 住民自ら危険を予測し避難すること ( 自助 ) や 住民同士の避難の呼びかけ ( 共助 ) によって早期避難することが重要である 2. 安全な場所への早期避難山間地など土砂を伴う災害が発生する恐れがある地域においては 屋内避難 ( 垂直避難 ) だけでは安全が確保できないため 安全な場所への早期避難が重要である 1 自主防災マップの作成 配布 2 自主防災組織の設立 3 自主避難場所の指定 4 避難訓練の実施 3. 情報収集 情報共有の効率化気象情報や雨量 水位データなどの防災情報が様々なサイトに散在しているため 住民や行政が効率的に防災情報が収集できるよう防災情報のポータルサイト化を図ることが重要である 4. 情報伝達手段の強化 多様化災害時には 雷や土砂崩落などによる停電や光ケーブルの断線 携帯電話基地局のダウンなど 情報伝達手段が使えなくなることがあるため 情報伝達手段の強化ならびに多様化が重要である 上記教訓を踏まえ 概ね 5 年間で実施する取組について 地域特性に応じた計画の前倒しと的確かつ確実な実施