データリンク ( 概要編 ) 目次データリンクの概要データリンクとは データリンクの起動 [ タイプ ] の設定 4 [ レブロ側 ] の設定 5 [ キー ] の設定 7 [Excel 側 ] の設定 9 [ アクション ] の設定 0 更新日 :08/0/3 Rebro08 対応 --
データリンクの概要 データリンクとは データリンクの機能では. Excelで作成された機器表などをレブロ図面に取り込むことができます. レブロ図面から機器表 / 発注表などをExcel 出力することができます 3. Excelで作成された機器表などを 図面に表として貼り付けることができます 貼り付けた表は 図面の要素のプロパティとリンクします データリンクの起動 Excel と紐づける図面を開きます [ ツール ] タブ -[ データリンク ] を クリックします --
3 [ データリンク ] ダイアログが開きます [ データリンク ] ダイアログは下記のような構成になっています [ レブロ側 ] [Excel 側 ] 設定の内容のセット名 P.4 3 Excel に紐づける 要素の設定 P.5~P.6 入出力する Excel の 設定 P.9~P.9 紐づけした Excel に対 して行う動作の設定 P.0~P.5 レブロの要素とExcel のデータを紐づけるためのキー設定 P.7~P.8 補足説明初めて [ データリンク ] コマンドを起動すると [ タイプの追加 ] ダイアログが先に表示されます タイプ名を入力し Excelファイルを選択すると [ データリンク ] ダイアログが開きます 回目以降は 直接 [ データリンク ] ダイアログが開きます -3-
[ タイプ ] の設定 タイプは [ レブロ側 ] と [Excel 側 ] で設定した内容のセットです 一度作成したタイプは次回以降 プルダウンから選択することができます [ 新規 ] をクリックし タイプを新しく作成します [ タイプの追加 ] ダイアログが開きます タイプ名を入力して [OK] をクリックします 3 [Excelファイルの選択] ダイアログが開きます データを読み込む または出力する Excelファイルを選択し [ 開く ] をクリックします 3 補足説明 作成済みのタイプを使用する場合は プルダウンからタイプを選択します 各タイプは [ 設定の読み込み 保存 ] ファイルに保存し 別の PC で利用することができます -4-
[ レブロ側 ] の設定 絞り込み対象 キーワード で検索範囲を指定し 検索する文字列を入力して 絞り込み をクリック します 絞り込んだ結果 見つかった要素が Excel との情報交換の対象となります [ 絞り込み対象 ] で 検索する要素の絞り込みを行います フロア レイヤー 要素 で絞り込むことができます [ キーワード ] で 検索するプロパティ項目の絞り込みを行います -5-
3 検索欄に入力した文字列に対して 一致する 条件を 前方一致 部分一致 完全一致 から選択します 4 [ 絞り込み ] をクリックすると 検索条件に合 致する図面上の要素が絞り込まれ プロパテ ィ情報を確認することができます チェックを入れると プロパティの部材情報のみを表示します チェックを外すと すべてのプロパティ項目を表示します 検索結果に表示する部材の切り替え ができます 絞り込まれた要素の数が表示 されます -6-
[ キー ] の設定 [ レブロ側 ] で絞り込みした要素と Excel のデータを紐づけするためのキーを設定します [ レブロ側 ] で絞り 込みした要素のプロパティ項目から選択し 要素と Excel の両方に存在している項目をキーに設定します 上の図の例では 機器番号をキーにすると 要素と Excel を引き当てることができます 図面上の要素と Excel のデータを紐づけるプロパティ項目を 指定します [ カテゴリ ] [ プロパティ項目 ] で キーとなるプロパティ項目が属するカテゴリとプロパティ項目を設定します 対象の要素が持つすべてのプロパティ項目が一覧で表示されます [ ] で 以前使用した [ カテゴリ ] [ プロパティ項目 ] のセットの履歴を表示できます キーが つだけではレブロの要素と Excel の要素を紐づけられない場 合 サブキーを設定できます 図面上の要素のプロパティ項目か らキーとなるプロパティ項目を直 接選択することができます -7-
キーが つだけではレブロの要素と Excel の項目を紐づけることができない場合 サブキーを設 定できます サブキーの追加 編集 削除を行うこ とができます 図面上の要素のプロパティ項目からサブキ ーとなるプロパティ項目を直接選択するこ とができます サブキーの優先順位を変更できます 上の方が優先順位が高くなります -8-
[Excel 側 ] の設定 入出力する Excel 側の設定を行います 入出力する Excel ファイルを選択し 要素のプロパティ項目と紐づけ るセルの位置を指定します 入出力する Excel ファイルを選択します この設定は PC ごとの絶対パスで記憶されます はじめは タイ プの追加時に選択した Excel の場所が表示されています 変更する場合は [ 選択 ] をクリックして Excel ファイルを選択します [Excel のセル位置指定 ] をクリックします [Excel のセル位置指定 ] ダイアログが開き 選択した Excel フ ァイルの内容がダイアログ上に表示されます -9-
3 要素 つ分のデータに該当する範囲をドラッグで囲み 選択します ドラッグで囲む 4 [ 基準範囲の確定 ] をクリックします 基準となる範囲 ( 濃いピンク色の枠 ) が確定します -0-
5 薄いピンク色の枠上のハンドルをドラッグし データが繰り返す範囲 ( 薄いピンク色の枠 ) を指定します ここで決められた範囲内のデータが レブロの要素にリンクする対象となります 基準範囲を繰り返し適用する方向を 縦 横 から選択できます 5 ハンドルを ドラッグ 連続していない位置に表の続きがある場合は + をクリックすると 離れた位置に枠の位置を指定する ことができます --
セルにプロパティ項目を割り当て基準範囲 ( 濃いピンクの枠 ) 内でセルを選択し 各セルにプロパティ項目を割り当てます セルの関連付けの方法には [ 値のセルを指定 ][ 値のセルを指定 ( 値変換 )] [ 固定文字のセルを指定 ][ 器具数のセルを指定 ][ 盤の項目を指定 ] の5 種類があります 値のセルを指定 基準範囲のセルに対し 図面上の要素のプロパティ項目を 対 で割り当てます [ プロパティ項目 ] で 値のセルを指定 を選択します [ カテゴリ ] [ プロパティ項目 ] でレブロの要素と関連付けるプロパティ項目を指定します 3 [ ] で 以前使用した [ カテゴリ ] [ プロパティ項 目 ] のセットの履歴を表示できます 対象の要素が持つすべてのプロパティ項目が一 覧として表示されます --
3 割り当てるセルを指定し [ セル枠の確定 ] をクリックします 選択セルが青色の枠で囲われ つ目以降の要素の同じ位置のセルが水色の枠で囲われます 補足説明 [ 項目の追加 ] で 図面上の要素の プロパティ項目 にない項目を追加することができます プロパティ項目 が追加されます Memo [ 項目の追加 ] ができるのは [ カテゴリ ] が 部材情報 もしくは カスタム の場合のみです -3-
値のセルを指定 ( 値変換 ) Excel 上の値と要素のプロパティ項目の値を変換して割り当てます 下記の例のように 表には 〇 と表記されている値を 手元 や 遠隔 と読み替えたい場合等に使用します [ プロパティ項目 ] で 値のセルを指定 ( 値を変換 ) を選択します 該当のセルを選択し [ セル枠の確定 ] をクリックします セルを選択 3 [ 値変換設定 ] ダイアログが開きます Excelの値に対応するプロパティ項目の値を設定します 編集 をクリックし プロパティ項目の値を入力します 3 Excel の値 プロパティ項目の値 -4-
4 追加 をクリックして その他の変換方法を 設定します 設定ができたら [OK] をクリックします 複数のセルの値の組み合わせでプロパティ 項目の値を設定することができます プロパティ項目の値 [ 追加 ] 横の [ ] から Excel から取得 をクリックす ると Excel から値を自動で読み込むことができます 4 Memo [ 値のセルを指定 ( 値変換 )] 横の [ ] から 値変換 設定 ダイアログを表示し 値が変更できます -5-
固定文字のセルを指定プロパティと関連付けない固定文字を設定します ( 項目名や単位等 ) Excel 上に値が入力されていなくても [Excelのセル位置指定] ダイアログ上で直接セルに文字を入力することができます [ プロパティ項目 ] で 固定文字のセルを指定 を選択します 該当のセルを選択し [ セル枠の確定 ] をクリックします 選択セルが緑色の枠で囲われ つ目以降の要素の同じ位置のセルが黄緑色の枠で囲われます 3 項目名を入力します 3-6-
器具数のセルを指定 フロアや部屋ごとに器具数を振り分けます [ プロパティ項目 ] で 器具数のセルを指定 を選択します セルを指定し [ セル枠の確定 ] をクリックします [ 器具数のセルを指定 ] 横の [ ] をクリックすると表示される [ フロアの指定 ] にチェックを入れると フロアも指定できます セルを指定 3 緑色の枠と黄緑色の枠が表示されます 緑色の枠でフロア 黄緑色の枠で部屋名を指定します 位置がずれている場合は 左ドラッグで枠を移動します フロアの指定 部屋名の指定 -7-
盤の項目を指定 [ 盤の管理 ] の情報を Excel とリンクさせることができます Memo キーには [ 部材情報 ]-[ 名称 ] を設定してお きます [ プロパティ項目 ] で 盤の項目を 指定 を選択します 3 情報を入力したい範囲を選択しま す 3 [ セル枠の確定 ] をクリックします ドラッグで囲む 4 選択したセル枠が橙色で囲まれ 横の枠が黄色に変わり [ 盤の項目 の設定 ] ダイアログが表示されます 4-8-
5 盤の項目を設定します 盤に割り当てられた 盤のタイプ を選択します 盤のタイプ に合わせて 各項目に設定できる内容が変わります 5 6 列ごとにリンクする項目をプルダウンから選択します 6 補足説明 [ 盤の項目の設定 ] で指定した内容は [ 電気 ] タブ -[ 盤の管理 ] の項目とリンクします [ 盤の項目を指定 ] 横の [ ] から [ 盤の項目の設定 ] ダイアログを表示し 値が変更できます 7 設定が完了したら [ 閉じる ] をクリックして [ 盤の項目の設定 ] ダイアログを閉じます -9-
[ アクション ] の設定 Excel に割り当てた項目の入力 出力を指定します Excel ファイルまたは CSV ファイルのプロパテ ィ情報を 図面上の要素に取り込みます P.0~P. 要素のプロパティ情報を Excel ファイルまたは CSV ファイルに保存します P.~P.3 [Excelに保存] [ レブロに表を貼り付け ] を行う際の保存対象を設定します すべて: レブロ側で選択したすべての要素のデータを出力します キーが一致する項目のみ: レブロ側で絞り込みをした要素の内 キー / サブキーの値が一致する要素のみ出力します 表を図面上に貼り付けます Excelファイルに含まれる 直線 円 ( 楕円 ) 矩形 テキストボックスはレブロの要素として 表とグループ化された状態で貼り付けられます P.4~P.5 Excel から読み込み [ レブロ側 ] で絞り込んだ要素に対して [Excel 側 ] の設定に従い Excel ファイルの値を図面上の要素に読 み込みます [Excel から読み込み ] をクリックします 0 Memo [ Excelのセル位置指定 と同じファイルを使用する ] にチェックを入れると Excelのセル位置指定 で指定されたファイルが参照されます 参照するファイルを指定する場合は チェックを外します -0-
プロパティ項目が設定された要素の数が 表示されます [OK] をクリックします 3 指定した要素にプロパティ項目が設定されます Memo 読み込みをすると カスタムプロパティに データリンク更新日時 データリンク更新ファイル の項目が追加されます --
Excel に保存 [ レブロ側 ] で絞り込んだ要素に対して [Excel 側 ] の設定に従い 図面上の要素の値を Excel ファイルに出 力します [Excel に保存 ] をクリックします [ 名前をつけて保存 ] ダイアログが 開きます 保存場所を指定して [ 保存 ] をクリックします --
3 プロパティ情報が Excel 出力されます -3-
レブロに表を貼り付け [Excelに保存] で出力されるExcelの表を図面上にレブロの表として貼り付けます Excelファイルに含まれる 直線 円 ( 楕円 ) 矩形 テキストボックスはレブロの要素として 表とグループ化された状態で貼り付けられます [ レブロに表を貼り付け ] をクリックします 表を貼り付ける位置をクリックします 3 表が図面に貼り付けられます -4-
補足説明図面に貼り付けた表は要素とリンクしているため 表の値を変更すると要素のプロパティの値も変わります また レブロの下記の項目を編集すると 表の値が更新されます ( 外部参照図面の要素の変更はできません ) 機器器具のプロパティの[ 部材情報 ] 制気口のプロパティの[ 計算 ]-[ 風量 ] カスタムプロパティ ハイパーリンク 盤の管理 ただし 要素が増減する場合は 表を選択しコンテキストメニューから [ 表 ( データリンク ) の更新 ] を選択 して更新する必要があります -5-