奄美群島世界自然遺産候補地保全 活用事業 ( 普及啓発イベント開催 ) 業務委託仕様書 1 業務名 奄美群島世界自然遺産候補地保全 活用事業 ( 普及啓発イベント開催 ) 業務委託 2 事業の目的 奄美大島, 徳之島, 沖縄島北部及び西表島 の世界自然遺産登録 ( 以下 奄美の世界遺産登録 という ) については, 平成 30 年 5 月の国際自然保護連合 (IUCN) による記載延期勧告を受け, 6 月に国が一旦推薦を取り下げたが,11 月に再推薦が決定されたところである 2020 年夏の登録に向けて必要な取組を進めるとともに, 将来にわたり世界自然遺産としての価値を維持していくためには, 地域住民の理解と協力が重要である 以上のことから, 地域住民の理解を深め, 更なる気運の醸成を図るため, 奄美大島, 徳之島において, 普及啓発イベント ( 以下 イベント という ) を開催する 3 履行期限契約締結日から平成 31 年 3 月 15 日 ( 金 ) まで下記 5(2) イベントの広報等 に係るポスターの作成については, 平成 31 年 1 月 21 日 ( 月 ) までに, 奄美大島及び徳之島の8 市町村の担当課 室 ( 別途県が指定 以下 関係市町村 という ) あて成果物を送付すること 4 イベントの概要 イベントの日程, 開催場所等は次のとおりとする 奄美大島 (1) 開 催 日 平成 31 年 2 月 17 日 ( 日 )(3 時間程度 ) (2) 開催場所 瀬戸内町きゅらしま交流館 ( 大島郡瀬戸内町古仁屋船津 33) (3) 対 象 奄美大島に居住する住民等 (4) 開催規模 300 名程度 (5) イベント構成 1 主催者等挨拶 2アトラクション1 3 講演 1 4 講演 2 5アトラクション2 徳之島 (1) 開 催 日 平成 31 年 2 月 10 日 ( 日 )(3 時間程度 ) (2) 開催場所 天城町防災センター ( 大島郡天城町天城 427) (3) 対 象 徳之島に居住する住民等 (4) 開催規模 300 名程度 (5) イベント構成 1 主催者等挨拶 2 講演 1 3アトラクション1 4 講演 2 5アトラクション2
5 業務内容 (1) イベントの企画 実施次の要件を満たすイベントを企画 実施する 1 参加者が興味を持って参加できるようなプログラムとすること 2 イベントのプログラムには, 少なくとも後述の講演者 2 名による講演及びアトラクションを含めること 3 講演者, 司会者, アトラクション出演者の謝金, 旅費 ( 交通費, 宿泊費等 ) 及び弁当代等飲食費, 会場使用料, 設備使用料等運営に係る一切を委託費に含む ( 司会者は受託者が手配すること ) 4 参加料は無料とする 5 開催会場は委託者が指定する会場 ( 仮押さえ済み ) とし, 使用料等の支払いについては受託者が行うものとする 6 運営マニュアル, 会場レイアウト等を作成する 7 会場演出 設営, 備品 ( 音響 映像機器 ( ピアノ ( 調律前のものを含む ),PC 等 ) の手配, イベントの進行, 運営を行う 8 講演者等の奄美大島 徳之島内での送迎, アテンドを行う 9 報道機関等の受付, 会場整理等当日の円滑な会場運営を行う 10 参加者に会場でイベントに関するアンケートを行う ( 案文の作成, 印刷, 配布, 回収, 集計作業を含む ) (2) イベントの広報等 ポスターの作成 イベント広報のために, 日時, 場所, イベント概要など, 必要な事項を記載したポスターを作成する ポスターは統一したデザインのもので, 住民がイベントに興味 関心を持つようなものとする 奄美大島会場徳之島会場ポスター (A1, カラー ) 250 枚 150 枚 納品先は, 委託者及び関係市町村とし, 各納品数については, 別途委託者が指示する 納品期日は, 平成 31 年 1 月 21 日 ( 月 ) までとする 掲出は当業務に含まない ( 関係市町村等が行う ) フリーペーパーへの広告掲載 徳之島については, 同島内全戸配布 (11,500 部 ) を行う 週刊水曜ガイド に広告を掲載する 納品先は 別途委託者が指定する 納品期日は, 平成 31 年 1 月 21 日 ( 月 ) までとする (3) 音響機材の手配 設営 操作 上記 5(1) の実施に必要な音響機材を手配し, 会場に設営すること また, イベント実施時には, 機材の操作を行い, 進行に支障がないよう調整すること (4) 映像機材の手配 設営 操作
上記 5(1) の実施に必要なプロジェクター, スクリーン, モニター, パソコン等の機器, それら の設置に必要な付属品, その他必要な周辺機器等を手配し, 会場に設営すること また, イベン ト実施中は機器 機材等の操作を行い, 進行に支障がないよう調整すること (5) 会場設営 会場設営については, 会場建物入口の看板, 会場内の看板 垂れ幕, 会次第 ( プログラム ) の 設置のほか, 必要な設営を行う (6) 講演者, アトラクション出演者への支払等 講演者及びアトラクション出演者 ( 以下 講演者等 という ) について, 委託者が指定する次 の者への対応 ( 謝金, 旅費の支払い及び弁当等飲食物の手配 ) を行う 謝金は計 45 万円とし, 委託者が指定する額を講演者等に支払うこと ( なお, 源泉徴収を行う 必要がある場合は, 委託者の指示により, 源泉徴収を行った上で, 徴収分を納税すること ) 旅費については, 講演者 ( 延べ4 名 ) に対し支払うこと ( 県の旅費規程による ) 弁当については, 奄美大島会場 20 個, 徳之島会場 50 個 ( 単価 800 円程度 ( お茶含む )) をイベント開始 1 時間 30 分前までに準備すること 奄美大島 委託者が指定する者 備考 講演 1 北海道大学教授 髙木昌興氏 講演 2 国立森林総合研究所 亘悠哉氏 アトラクション1 唄島プロジェクト アトラクション2 古仁屋中学校吹奏楽団 徳之島 委託者が指定する者 備考 講演 1 北海道大学教授 髙木昌興氏 講演 2 屋久島野外活動センター松本毅氏 アトラクション1 結いシアター手舞 アトラクション2 樟南第二高等学校吹奏楽団 (7) イベント当日の配布資料の製作等 1プログラムの作成 奄美大島, 徳之島会場のイベントが同一イベントであることがわかるよう, 統一したデザイン のものとし, 必要事項をわかりやすく記載する 2 普及啓発用リーフレットの作成 普及啓発用資料として, 奄美大島, 徳之島会場共通とし, 奄美の世界自然遺産としての価値や 住民等が取り組むべき事項等について, イラスト, 写真等を多用し, 中学 2 年生レベルで理解で きる内容とする 記載する事項については, 委託者が指示する なお, リーフレットは, 当日配 布するほか, 普及啓発のため, 広く配布する 奄美大島会場 徳之島会場 プログラム (A4, カラー ) 400 枚 400 枚 リーフレット 会場配布用 400 枚 1 400 枚 (A3,2つ折り, カラー ) 全戸配布用 29,000 枚 2 11,000 枚 奄美大島, 徳之島会場 共通
納品先瀬戸内町世界自然遺産せとうち天城町企画課町推進室ただし, リーフレット2についただし, リーフレット2については, 奄美大島の関係市町村にては, 徳之島の関係市町村に県県が別途指示する数を納品すが別途指示する数を納品する る 納品期日は, イベントの10 日前までとする (8) 普及啓発パネルの作成 イベント当日, 会場内に, 奄美の世界自然遺産としての価値や住民等が取り組むべき事項等について, イラスト, 写真等を多用した普及啓発パネル (A1サイズ 5 枚シリーズ 以下 パネル という ) を作成する パネルの内容については, 中学 2 年生レベルで理解できる内容とし, 記載する事項については, 委託者が指示する デザイン等については, 委託者と協議を行う 掲出は当業務に含まない (9) 会場使用料 会場奄美大島会場徳之島会場 使用料 0 円 30,700 円 6 成果品成果品として, 以下を提出すること 来場者数の人数 講演録 記録写真( 設置 撤去時の状況, 会場写真, イベント実施状況写真 ) 作成物を確認できるもの 7 その他 (1) 業務の実施に当たっては, 委託者 ( 県自然保護課 ), その他関係団体が提供できる既存の資料等も活用して, 効率的に業務を執行すること (2) 委託業務の進捗状況等については, 委託者の指示に従い, 随時報告すること (3) 受託者は, 本業務の全部又は本業務の企画若しくは制作等のうち監理業務部分を一括して第三者に委託し, 又は請け負わせてはならない (4) 受託者は, 本業務を通じて知り得た情報を機密情報として扱い, 目的外の使用, 第三者に開示, 漏えいしてはならない 契約終了後もまた同様である (5) 成果品に関する著作権, 著作隣接権, 商標権, 商品化権, 意匠権及び所有権 ( 以下 著作権等 という ) は, 特に別途定めのない限り, 県に帰属するものとする (6) 受託者は, 自ら制作 作成した著作物に対し, いかなる場合も著作者人格権を行使しないものとする (7) 成果品の中に受託者が権利を有する著作物等 ( 以下 既存著作物 という ) が含まれている場合, その著作権は受託者に留保されるが, 可能な限り, 県が第三者に二次利用することを許諾することを含めて, 無償で既存著作物の利用を許諾する (8) 成果品の中に第三者の著作物が含まれている場合, その著作権は第三者に留保されるが, 受
託者は可能な限り, 県が第三者に二次利用することを許諾することを含めて, 第三者から利用許諾を取得する (9) 成果品納品の際には, 第三者が二次利用できる箇所とできない箇所の区別がつくように留意するものとする (10) 納入される成果品に既存著作物等が含まれる場合には, 受託者が当該既存著作物の使用に必要な費用の負担及び使用許諾契約等に係る一切の手続を行うものとする (11) 本仕様書に疑義が生じたとき, 本仕様書により難い事由が生じたとき, あるいは本仕様書に記載のない細部については, 委託者と協議し, その指示に従うこと